JP2008302629A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 必要な部数だけプリントすること。
【解決手段】 MFPは、電子メールアドレスが割り当てられており、電子メールを受信する電子メール受信部(S02)と、受信された電子メールの宛先情報に基づいて、電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定する部数決定部(S05)と、電子メールに含まれるデータを、決定された部数だけプリントする画像形成制御部(S08)と、を備える。
【選択図】 図6

Description

この発明は、画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムに関し、特に電子メールを受信可能な画像形成装置、その画像形成装置で実行される画像形成方法および画像形成プログラムに関する。
近年、スキャナ装置、プリンタ装置、コピー装置およびファクシミリ装置の機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる複合機が登場している。このMFPに電子メールアドレスを割り当て、MFPが電子メールを受信すると、電子メールに添付されたデータを印刷処理する印刷方法が、特開2003−99215号公報(特許文献1)に記載されている。
しかしながら、特開2003−99215号公報に記載の印刷方法は、複数部数を印刷するためには、電子メール作成時に印刷部数を電子メールの本文に記載しなければならない。
また、特開2004−13632号公報(特許文献2)には、ネットワーク接続された電子会議システムにおいて、会議に関する予約情報を受信してそれを登録する登録手段と、前記予約情報は、会議参加者の人数を設定可能であり、前記予約情報に基づいて、前記会議において使用する会議資料ファイルを受信したか否かを定期的に診断し、前記会議資料ファイルを受信した場合には、それを会議開催前に会議参加者の人数分あらかじめ印刷する手段とを備えた、電子会議システムが記載されている。
しかしながら、特開2004−13632号公報においては、会議資料ファイルを会議開催前に会議参加者の人数分あらかじめ印刷する場合、会議参加者の人数を予め設定しなければならない。このため、会議参加者の人数の設定を誤った場合には、会議参加者の人数分の会議資料ファイルを印刷することができないといった問題がある。
特開2003−99215号公報 特開2004−13632号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、必要な部数だけプリント可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、必要な部数だけプリント可能な画像形成方法および画像形成プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、電子メールアドレスが割り当てられた画像形成装置であって、電子メールを受信する受信手段と、受信された電子メールの宛先情報に基づいて、該電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定する部数決定手段と、電子メールに含まれるデータを、決定された部数だけプリントするプリント手段と、を備える。
この局面に従えば、電子メールが受信されると、電子メールの宛先情報に基づいて、電子メールに含まれるデータをプリントする部数が決定され、電子メールに含まれるデータが決定された部数だけプリントされる。電子メールの宛先情報に基づいてプリントする部数が決定されるので、ユーザ宛にデータを電子メールで送信すると同時に、そのユーザのためにデータがプリントされる。その結果、必要な部数だけプリント可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、部数決定手段は、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数から1を減算した値を部数に決定する。
好ましくは、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数は、ブラックカーボンコピー属性の宛先アドレスの数を含む。
好ましくは、プリント手段は、受信された電子メールが返信メールの場合は電子メールに含まれるデータをプリントしない。
好ましくは、ユーザに割り当てられた電子メールアドレスを含むユーザテーブルを予め記憶するユーザ記憶手段をさらに備え、部数決定手段は、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうちユーザテーブルに電子メールアドレスとして記憶されている宛先アドレスの数を計数する計数手段を含む。
好ましくは、装置に割り当てられた電子メールアドレスを含む装置テーブルを予め記憶する装置記憶手段をさらに備え、計数手段は、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち装置テーブルに電子メールアドレスとして記憶されていない宛先アドレスの数を計数する。
好ましくは、受信された電子メールに含まれるデータの作成者情報を取得する作成者情報取得手段と、電子メールに含まれるデータの作成者と受信された電子メールの送信元ユーザとが一致するか否かを判断する判断手段と、をさらに備え、プリント手段は、判断手段により一致すると判断されることを条件に、データをプリントする。
この発明の他の局面によれば、画像形成方法は、電子メールを受信するステップと、受信された電子メールの宛先情報に基づいて、該電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定するステップと、電子メールに含まれるデータを、決定された部数だけプリントするステップと、を含む。
この局面に従えば、必要な部数だけプリント可能な画像形成方法を提供することができる。
好ましくは、部数を決定するステップは、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数から1を減算した値を部数に決定するステップを含む。
好ましくは、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数は、ブラックカーボンコピー属性の宛先アドレスの数を含む。
好ましくは、プリントするステップにおいて、受信された電子メールが返信メールの場合は電子メールに含まれるデータをプリントしない。
好ましくは、部数を決定するステップは、ユーザに割り当てられた電子メールアドレスを含むユーザテーブルを参照し、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうちユーザテーブルに電子メールアドレスとして記憶されている宛先アドレスの数を計数するステップを含む。
好ましくは、計数するステップは、装置に割り当てられた電子メールアドレスを含む装置テーブルを参照し、受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち装置テーブルに電子メールアドレスとして記憶されていない宛先アドレスの数を計数するステップを含む。
好ましくは、受信された電子メールに含まれるデータの作成者情報を取得するステップと、電子メールに含まれるデータの作成者と受信された電子メールの送信元ユーザとが一致するか否かを判断するステップと、をさらに含み、プリントするステップは、判断するステップにおいて一致すると判断されることを条件に、データをプリントする。
この発明のさらに他の局面によれば、画像形成プログラムは、上述した画像形成方法をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、必要な部数だけプリント可能な画像形成プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。図1を参照して、プリントシステム1は、ネットワーク2にそれぞれ接続された画像処理装置としての複合機(以下、「MFP」という)100,100A,100B,100Cと、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)200と、電子メールサーバ300とを含む。PC200および電子メールサーバ300のハードウェア構成および機能は周知なのでここでは説明を繰り返さない。
PC200は、電子メールを作成、送信、受信および閲覧するための電子メールプログラムがインストールされている。また、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれは、電子メールアドレスが割り当てられており、電子メールを送受信するための電子メール送受信プログラムがインストールされている。MFP100,100A,100B,100Cそれぞれは、所定時間間隔で、電子メールサーバ300に電子メールの問合せを行い、自装置宛に電子メールが届いていれば、その電子メールを電子メールサーバ300から受信する。
なお、本実施の形態においては画像処理装置の一例としてMFP(Multi Function Peripheral)100,100A,100B,100Cを例に説明するが、MFP100,100A,100B,100Cに代えて、画像を形成する機能を備えた装置であれば、たとえば、プリンタ、ファクシミリ、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。また、ここでは1台のPC200を用いる例を説明するが、PCを複数用いるようにしてもよい。
MFP100,100A,100B,100C各々が有する機能は同じなので、ここではMFP100を例にその構成を説明する。
図2は、MFPの外観を示す斜視図である。図2を参照して、MFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と、操作パネル9とを含む。ADF10は、原稿台11に搭載された複数枚の原稿をさばいて1枚ずつ順に、画像読取部20に搬送する。画像読取部20は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得する。
画像形成部30は、画像データが入力されると、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。画像形成部30は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のトナーを用いてカラーの画像を形成する、またシアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの4色のうちいずれか1色のトナーを用いてモノクロの画像を形成する。給紙部40は、用紙を格納しており、格納した用紙を1枚ずつ画像形成部30に供給する。後処理部50は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部50は、複数の排紙トレイを有し、記録シートをソートして排紙することが可能である。また、後処理部50は、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えており、排紙された記録シートにパンチ穴加工、またはステープル加工することが可能である。
図3は、MFPのハード構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、MFP100は、メイン回路101を備え、メイン回路101は、ファクシミリ部60と、通信制御部61と、ADF10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と接続される。メイン回路101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)113と、表示部114と、操作部115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、データ通信制御部117と、を含む。CPU111は、表示部114、操作部115、HDD116およびデータ通信制御部117とそれぞれ接続され、メイン回路101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部60、通信制御部61、ADF10、画像読取部20、画像形成部30、給紙部40および後処理部50と接続され、MFP100の全体を制御する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルを含む。表示部114と操作部115とで、操作パネル9が構成される。
データ通信制御部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはUDP(User Datagram Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであるLAN端子118と、シリアル通信するためのシリアル通信インターフェース端子119とを有する。データ通信制御部117は、CPU111からの指示に従って、LAN端子118またはシリアル通信インターフェース端子119に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
LAN端子118に、ネットワークに接続するためのLANケーブルが接続され、データ通信制御部117は、LAN端子118を介して接続された電子メールサーバ300と通信し、電子メールサーバ300との間で電子メールを送受信する。
また、CPU111は、データ通信制御部117を制御して、メモリカード119AからCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM112に記憶し、実行する。なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード119Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がインターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードしてHDD116に記憶する、または、インターネットに接続されたコンピュータがプログラムをHDD116に書込みするようにして、HDD116に記憶されたプログラムをRAM112にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
通信制御部61は、CPU111をPSTN(Public Switched Telephone Networks)7に接続するためのモデムである。MFP100には、PSTN7における電話番号が予め割り当てられており、PSTN7に接続されたファクシミリ装置からMFP100に割り当てられた電話番号に発呼があると、通信制御部61がその発呼を検出する。通信制御部61は、発呼を検出すると通話を確立し、ファクシミリ部60に通信させる。
ファクシミリ部60は、PSTN7に接続され、PSTN7にファクシミリデータを送信する、またはPSTN7からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部60は、受信したファクシミリデータを画像形成部30でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部30に出力する。これにより、画像形成部30は、ファクシミリ部60により受信されたファクシミリデータを記録シートにプリントする。また、ファクシミリ部60は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN7に接続されたファクシミリ装置または他のMFPに出力する。これにより、HDD116に記憶されたデータをファクシミリ装置または他のMFPに出力することができる。このように、MFP100は、ファクシミリ送受信機能を有する。
図4は、MFPが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、CPU111は、電子メールを受信するための電子メール受信部151と、電子メールから宛先情報を抽出するための宛先抽出部153と、宛先情報に基づいて部数を決定するための部数決定部155と、電子メールからそれに添付されているデータを抽出するためのデータ抽出部157と、画像形成部30を制御するための画像形成制御部159と、を含む。
電子メール受信部151は、電子メールサーバ300からMFP100に割り当てられた電子メールアドレスを送信先アドレスに含む電子メールを受信する。MFP100に複数の電子メールアドレスが割り当てられている場合には、複数の電子メールアドレスのいずれか1つを送信先アドレスに含む電子メールアドレスのすべてを、電子メールサーバ300から受信する。電子メール受信部151は、受信した電子メールを宛先抽出部153およびデータ抽出部157に出力する。
宛先抽出部153は、電子メールの送信先アドレスに設定されている電子メールアドレスを抽出する。送信先アドレスは、ブラックカーボンコピー属性の送信先アドレスを含む。また、宛先抽出部153が抽出する送信先アドレスに、ブラックカーボンコピー属性の送信先アドレスを含むか否かを、MFP100に予め記憶された設定に従って決定するようにしてもよい。宛先抽出部153は、抽出した電子メールアドレスを部数決定部155および印刷設定決定部161に出力する。宛先抽出部153は、電子メールのヘッダを解析し、電子メールが返信メールの場合、宛先を抽出することなくそのまま電子メールを廃棄する。
部数決定部155は、入力される宛先情報に含まれる電子メールアドレスの数をカウントし、カウントした値から1を減算した値を部数に決定する。1を減算するのは、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスが、宛先情報に含まれているからである。部数決定部155は、決定した部数を画像形成制御部159に出力する。
データ抽出部157は、電子メールに添付されているデータを電子メールから抽出する。複数のデータが添付されている場合には、複数のデータのすべてを抽出する。データ抽出部157は、抽出したデータを画像形成制御部159に出力する。
画像形成制御部159は、画像形成部30を制御して、データ抽出部157から入力されるデータを、部数決定部155から入力される部数だけプリントする。
図5は、電子メール送信処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。電子メール送信処理は、PC200が備えるCPUが電子メールプログラムを実行することにより、PC200が備えるCPUにより実行される処理である。ここでは、会議の開催案内を電子メールの本文とし、会議の配布資料としての電子データを添付ファイルとして添付し、送信先アドレスを会議に参加するユーザに割り当てられた電子メールアドレスを設定する場合を例に説明する。
図5を参照して、PCのCPUは、電子メール本文を受け付ける(ステップS51)。電子メール本文は、ここでは会議の開催案内である。ユーザがPCのキーボードなどの入力装置に、電子メールの本文を入力すると、入力装置から電子メールの本文を受け付ける。
次に、送信先アドレスを受け付ける。ユーザがPCの入力装置に、会議に参加するユーザに割り当てられた電子メールアドレスを入力すると、入力装置から電子メールアドレスを電子メールの送信先アドレスとして受け付ける。なお、PCに電子メールアドレスを予め記憶したアドレス帳が記憶されている場合には、そのアドレス帳に記憶されている電子メールアドレスをユーザが入力装置で指定することにより、指定された電子メールアドレスを送信先アドレスとして受け付けるようにしてもよい。複数の電子メールアドレスが受け付けられる場合には、受け付けられた複数の電子メールアドレスを送信先アドレスとして受け付ける。
そして、印刷先装置の指定を受け付ける(ステップS53)。ここでは、印刷先装置としてMFP100が指定された場合を例に説明する。PC200は、MFP100に予め割り当てられた電子メールアドレスを記憶しており、MFP100が印刷先装置として指定されると、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスを読出し、それを電子メールの送信先アドレスに追加する(ステップS54)。なお、印刷先装置を指定するのではなく、ステップS52において、印刷先装置に割り当てられた電子メールアドレスを受け付けるようにしてもよい。この場合には、ステップS53およびステップS54の処理は不要である。
次に、電子メールに添付するデータの指定を受け付ける(ステップS55)。会議の配布資料としての電子データのファイル名を受け付ける。そして指定されたデータを読出す(ステップS56)。ファイル名で特定されるデータをHDDなどの記録媒体から読み出す。そして、読み出したデータを電子メールの添付ファイルに設定する(ステップS57)。次に、添付ファイルとして指定するデータが存在するか否かを判断する(ステップS58)。ユーザにより添付ファイルがないことを示す指示が受け付けられれば、処理をステップS59に進め、そうでなければ処理をステップS55に戻す。
ステップS59においては、電子メールを電子メールサーバ300に送信する。これにより、電子メールが電子メールサーバ300に蓄積され、送信先アドレスに設定された電子メールアドレス宛のメールボックスに蓄積される。その後、メールボックスから電子メールをダウンロードすることが可能となる。送信先アドレスには、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスが含まれるので、電子メールサーバ300においてMFP100に割り当てられたメールボッックスに電子メールが蓄積される。
図6は、電子メール印刷処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。電子メール印刷処理は、MFP100のCPU111が、画像形成プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図6を参照して、CPU111は、電子メールの受信要求を電子メールサーバ300に送信する(ステップS01)。受信要求は、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスを含む。CPU111は、所定時間間隔で、電子メールの受信要求を送信する。
次に、電子メールサーバ300から電子メールを受信したか否かを判断する(ステップS02)。電子メールサーバ300は、受信要求に含まれる電子メールアドレスに割り当てられたメールボックスに電子メールが蓄積されていれば、蓄積されている電子メールを、受信要求を送信してきたMFP100に送信する。CPU111は、電子メールを受信したならば処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS01に戻す。
ステップS03においては、受信した電子メールアドレスが返信メールか否かを判断する。返信メールか否かは、電子メールのヘッダ情報を参照して判断する。返信メールならば処理を終了し、返信メールでなければ処理をステップS04に進める。返信メールであれば、添付データをプリントするための電子メールでないからである。これにより、添付データが無駄にプリントされるのを防止することができる。
ステップS04においては、電子メールから送信先アドレスを抽出する。そして、送信先アドレスの数から1を減算した値を部数に設定する(ステップS05)。次に、電子メールに添付されているデータを抽出する(ステップS06)。データが複数添付されている場合には、添付されているすべてのデータを抽出する。そして、印刷設定条件を読み出す(ステップS07)。ここでは、MFP100に予め設定されているデフォルトの印刷設定条件を読み出す。
そして、ステップS06で抽出したデータをステップS05で決定した部数だけ、印刷設定条件に従ってプリントする。電子メールの送信先アドレスには、会議の参加者それぞれに割り当てられた電子メールアドレスが設定されているので、会議の参加人数に等しい部数の配布資料がMFP100によってプリントされる。
したがって、配布資料のデータを添付した電子メールを会議の参加者とMFP100宛に送信すれば、MFP100により会議の参加者人数だけ配布資料がプリントされるので、ユーザは電子メールを送信する操作とは別にMFP100にプリントを指示する操作をする必要がない。また、MFP100にプリントを指示する場合、会議の参加者をカウントして部数を決定しなければならないし、MFP100にプリントさせるデータを指定しなければならない。このため、MFPにプリント対象となるデータおよび印刷部数を指定する必要がないので、プリントするためのデータの選択を誤ったり、プリントする部数を誤ったりするのを防止することができる。
<第1の変形例>
次にプリントシステム1の変形例ついて説明する。上述したプリントシステム1は、1台のMFP100に電子メールを送信し、MFP100のみでプリントするものであった。変形例におけるプリントシステム1は、複数のMFPに電子メールを送信し、複数のMFPそれぞれでプリントを可能とする。ここでは、MFP100,100Aに電子メールを送信する場合を例に説明する。
図7は、第1の変形例におけるMFPが備えるCPUの機能の概要をHDDに記憶するデータとともに示す機能ブロック図である。図7を参照して、変形例におけるCPU111Aは、電子メールを受信するための電子メール受信部151と、電子メールから宛先情報を抽出するための宛先抽出部153と、宛先情報に基づいて部数を決定するための部数決定部155Aと、電子メールからそれに添付されているデータを抽出するためのデータ抽出部157と、画像形成部30を制御するための画像形成制御部159と、受信した電子メールに基づいて印刷設定を決定するための印刷設定決定部161と、を含む。
HDD116には、ユーザテーブルと、印刷設定テーブルとが記憶される。図8は、ユーザテーブルのフォーマットの一例を示す図である。図8を参照して、ユーザテーブルは、ユーザIDと、電子メールアドレスとからなるユーザレコードを含む。ユーザIDは、ユーザを識別するための識別情報であり、ユーザ毎にユニークなコードが割り当てられる。ユーザレコードに含まれる電子メールアドレスは、ユーザIDのユーザに割り当てられた電子メールアドレスである。
ユーザテーブルは、MFP100を使用するユーザの数だけユーザレコードを含む。MFP100,100A,100B,100Cそれぞれは、それを使用するユーザを登録することが可能である。例えば、MFP100が記憶するユーザテーブルは、MFP100に登録されたユーザの毎のユーザレコードを含む。MFP100,100A,100B,100Cそれぞれに登録するユーザは、例えば、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれが設置される部屋、建物など地理的に定まる範囲に存在する時間の比較的長いユーザであることが好ましい。例えば、MFP100が、会社の部署ごとに設置される場合には、MFP100に登録するユーザは、MFP100が設置される部署の構成員とすればよい。
図9は、印刷設定テーブルの一例を示す図である。図9を参照して、印刷設定テーブルは、電子メールアドレスと印刷設定条件とを関連付ける印刷設定レコードを含む。印刷設定テーブルは、1以上の印刷設定レコードを含む。印刷設定レコードに含まれる電子メールアドレスは、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスである。MFP100に複数の電子メールアドレスが割り当てられる場合、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスの数の印刷設定レコードを印刷設定テーブルは含む。
印刷設定条件は、ここでは、印刷種類、ページ割付、カラー選択およびステープルの有無の設定を含む。したがって、印刷設定テーブルが、複数の印刷設定レコードを含む場合、複数の電子メールアドレスに互いに異なる印刷設定情報を関連付けることができる。
図7に戻って、宛先抽出部153は、電子メールの送信先アドレスに設定されている電子メールアドレスを抽出し、抽出した電子メールアドレスを部数決定部155Aおよび印刷設定決定部161に出力する。送信先アドレスは、ブラックカーボンコピー属性の送信先アドレスを含む。また、宛先抽出部153が抽出する送信先アドレスに、ブラックカーボンコピー属性の送信先アドレスを含むか否かを、MFP100に予め記憶された設定に従って決定するようにしてもよい。宛先抽出部153は、電子メールのヘッダを解析し、電子メールが返信メールの場合、宛先を抽出することなくそのまま電子メールを廃棄する。
部数決定部155Aは、ユーザテーブル171を参照して、入力される電子メールアドレスと同じ電子メールアドレスがユーザテーブル171に記憶されているか否かを判断する。入力される電子メールアドレスのうちユーザテーブル171に同じ電子メールアドレスが記憶されている電子メールアドレスの総数を部数に決定する。部数決定部155Aは、決定した部数を画像形成制御部159に出力する。
印刷設定決定部161は、宛先抽出部153から入力される電子メールのうちからMFP100に割り当てられた電子メールアドレスを抽出する。そして、抽出した電子メールアドレスに基づいて、印刷設定条件を決定する。具体的には、抽出した電子メールアドレスを含む印刷設定レコードを印刷設定テーブル173から抽出し、抽出した印刷設定レコードに含まれる印刷設定条件を、プリントするための印刷設定条件に決定する。そして、決定した印刷設定条件を画像形成制御部159に出力する。
画像形成制御部159は、画像形成部30を制御して、データ抽出部157から入力されるデータを、印刷設定決定部161から入力される印刷設定条件に従って、部数決定部155から入力される部数だけプリントする。
図10は、電子メール送信処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図10を参照して、図5に示した電子メール送信処理の第1のフローチャートと異なる点は、ステップS53とステップS54との間にステップS53Aが追加された点、およびステップS54とステップS55との間にステップS54Aが追加された点である。以下、図5に示した電子メール送信処理の第1のフローチャートと異なる点を主に説明する。ステップS53において、印刷先装置の指定を受け付ける(ステップS53)。次のステップS53Aにおいては、指定された印刷先装置の電子メールアドレスが記憶されているか否かを判断する。指定された印刷先装置の電子メールアドレスが記憶されていれば処理をステップS54に進め、記憶されていなければ処理をステップS54Aに進める。ステップS54においては指定された印刷先装置の電子メールアドレスを読出し、それを電子メールの送信先アドレスに追加する(ステップS54)。次のステップS54においては、他に印刷先装置として指定する装置が存在するか否かを判断する。ユーザが印刷先装置を指定したか否かを判断する。他の印刷先装置が指定されたならば処理をステップS53Aに戻し、そうでなければ処理をステップS55に進める。
ここでは、PC200が、印刷先装置としてMFP100,100A,100B,100Cそれぞれの電子メールアドレスを予め記憶しており、MFP100およびMFP100Aが印刷先装置として指定される場合を例に説明する。例えば、会議の参加者が、MFP100が設定されている部署の構成員と、MFP100Aが設置されている部署の構成員を含む場合、MFP100とMFP100Aとが印刷先装置として指定される。ステップS53において、MFP100が指定されると、MFP100に割り当てられた電子メールアドレスが、送信先アドレスに追加され、次に実行されるステップS53において、MFP100Aが指定されると、MFP100Aに割り当てられた電子メールアドレスが、送信先アドレスに追加される。
したがって、ステップS59において電子メールが送信されると、MFP100,100Aそれぞれにより同じ電子メールが受信される。
図11は、電子メール印刷処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図11を参照して、ステップS11〜ステップS13の処理は、図6に示したステップS01〜ステップS03とそれぞれ同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS14においては、部数を0に設定する。そして、電子メールから送信先アドレスの1つを抽出する(ステップS15)。さらに、抽出した送信先アドレスと同じ電子メールアドレスがユーザテーブル171に記憶されているか否かを判断する(ステップS16)。ユーザテーブル171に記憶されていれば処理をステップS17に進め、記憶されていなければステップS17をスキップして処理をステップS18に進める。ステップS17においては、部数に1を加算し、処理をステップS18に進める。ステップS18においては、未処理の送信先アドレスが存在するか否かを判断する。未処理の送信先アドレスが存在すれば処理をステップS15に戻し、存在しなければ処理をステップS19に進める。ユーザデータには、MFP100に登録されているユーザに割り当てられた電子メールアドレスが記憶されているので、電子メールに設定されている送信先アドレスのうちMFP100にそれと同じ電子メールアドレスが登録されている送信先アドレスの総数が部数に設定される。
ステップS19においては、電子メールに添付されているデータを抽出する。そして、印刷設定を読み出す(ステップS20)。電子メールに設定されている送信先アドレスのうちでMFP100に割り当てられた電子メールアドレスと、印刷設定テーブル173により関連付けられた印刷設定条件を読み出す。そして、ステップS19で抽出したデータをステップS17で送信先アドレスをカウントして算出した部数だけ、ステップS20で読み出した印刷設定に従ってプリントする(ステップS21)。これにより、会議の参加者のうちMFP100に登録されているユーザの数だけ配布資料がMFP100によってプリントされる。また、MFP100Aにおいても、図11に示した電子メール印刷処理が実行され、会議の参加者のうちMFP100Aに登録されているユーザの数だけ配布資料がMFP100Aによってプリントされる。
このように、配布資料のデータを添付した電子メールを会議の参加者とMFP100,100A宛に送信すれば、MFP100において会議の参加者のうちでMFP100に登録されたユーザの数だけ配布資料がプリントされ、MFP100Aにおいて会議の参加者のうちでMFP100Aに登録されたユーザの数だけ配布資料がプリントされる。このため、ユーザは電子メールを送信する操作とは別にこのため、MFP100,100Aそれぞれにプリントを指示する操作をする必要がない。また、MFP100,100Aそれぞれにプリントを指示する場合、MFP100が設置された部署に属する会議の参加者とMFP100Aが設置された部署に属する会議の参加者とをそれぞれカウントして部数を決定しなければならないし、MFP100,100Aそれぞれにプリントさせるデータを指定しなければならない。このため、MFP100,100Aにプリント対象となるデータおよび印刷部数を指定する必要がないので、プリントするためのデータの選択を誤ったり、プリントする部数を誤ったりするのを防止することができる。
さらに、MFP100に複数の電子メールアドレスが割り当てられ、複数の電子メールアドレスごとに印刷設定条件を関連付けた印刷設定テーブル173が記憶されるので、MFP100は、受信した電子メールに設定されている送信先アドレスに関連付けられた印刷条件でプリントする。このため、電子メールの作成時に、MFP100に割り当てられた複数の電子メールのいずれかを選択することにより、MFP100でプリントする印刷設定条件を選択することができる。
<第2の変形例>
第2の変形例におけるプリントシステム1は、MFP100,100A,100B,100Cに、それぞれがプリントするデータを制限させることにより、セキュリティを向上させる。第1の変形例におけるMFP100,100A,100B,100Cは、電子メールに添付されたデータのすべてをプリントするが、第2の変形例におけるMFP100,100A,100B,100Cは、電子メールに添付されたデータのうち、作成者が電子メールの送信者と同じデータのみをプリントする。このため、電子メールの送信者が他人により作成されたデータを電子メールに添付した場合には、そのデータはプリントされない。
図12は、第2の変形例におけるMFPが備えるCPUの機能の概要をHDDに記憶するデータとともに示す機能ブロック図である。図12を参照して、第2の変形例におけるCPU111Bは、図7に示した第1の変形例におけるMFP100のCPU111Aと異なる点は、判定部163が追加された点である。その他の機能はCPU111Aが備える機能と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
判定部163は、電子メール受信部151から電子メールが受信され、データ抽出部157から電子メールから抽出されたデータが入力される。判定部163は、電子メールのヘッダを参照して、電子メールの送信元アドレスを抽出する。そして、ユーザテーブルを参照して、送信元アドレスと同じ電子メールアドレスに関連付けられたユーザIDを、電子メールの送信者のユーザIDとして取得する。また、判定部163は、データのプロパティを参照して、データの作成者情報を、データの作成者のユーザIDとして取得する。判定部163は、データの作成者のユーザIDが、電子メールの送信者のユーザIDと同じならば、データを画像形成制御部159に出力するが、同じでなければデータを画像形成制御部159に出力しない。判定部163は、データ抽出部157から複数のデータが入力される場合には、複数のデータごとに、データの作成者のユーザIDを電子メールの送信者のユーザIDと比較する。
図13は、電子メール印刷処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。図13を参照して、ステップS31〜ステップS39の処理は、図11に示したステップS11〜ステップS19の処理とそれぞれ同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS40においては、ステップS31において受信された電子メールのヘッダを参照して、電子メールの送信元アドレスを抽出する。そして、ユーザテーブルを参照して、送信元アドレスと同じ電子メールアドレスに関連付けられたユーザIDを、電子メールの送信者のユーザIDとして取得する。次のステップS41においては、ステップS39において抽出されたデータの1つを選択し、そのデータの作成者を抽出する。具体的には、選択したデータのプロパティを参照して、データの作成者情報を作成者のユーザIDとして取得する。
次に、データの作成者のユーザIDと、電子メールの送信者のユーザIDとが一致するか否かを判断する(ステップS42)。双方が一致すれば処理をステップS43に進め、一致しなければステップS43をスキップして処理をステップS44に進める。ステップS43においては、ステップS41において選択されたデータをプリント対象に設定する。
ステップS44においては、ステップS39において抽出されたデータのうちで未だ選択されていないデータが存在するか否かを判断する。選択されていないデータが存在すれば処理をステップS41に戻し、存在しなければ処理をステップS45に進める。
ステップS45においては、印刷設定を読み出す。ステップS31におおいて受信された電子メールの送信先アドレスに設定されている電子メールアドレスのうちでMFP100に割り当てられた電子メールアドレスと、印刷設定テーブル173により関連付けられた印刷設定条件を読み出す。そして、ステップS43においてプリント対象に設定されたデータを、ステップS37で送信先アドレスをカウントして算出した部数だけ、ステップS45で読み出した印刷設定に従ってプリントする(ステップS46)。
第2の変形例に従えば、電子メールに添付されたデータのうち、作成者が電子メールの送信者と同じデータのみがプリントされるので、他人によりデータがプリントされるのを防止することができる。このため、作成者の知らないところでデータがプリントされるのを回避して、セキュリティを向上することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記部数を決定するステップは、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数から1を減算した値を部数に決定するステップを含む、請求項8に記載の画像形成方法。
(2) 前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数は、ブラックカーボンコピー属性の宛先アドレスの数を含む、請求項9に記載の画像形成方法。
(3) 前記プリントするステップにおいて、前記受信された電子メールが返信メールの場合は前記電子メールに含まれるデータをプリントしない、請求項8に記載の画像形成方法。
(4) 前記部数を決定するステップは、ユーザに割り当てられた電子メールアドレスを含むユーザテーブルを参照し、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち前記ユーザテーブルに電子メールアドレスとして記憶されている宛先アドレスの数を計数するステップを含む、請求項8に記載の画像形成方法。
(5) 前記計数するステップは、装置に割り当てられた電子メールアドレスを含む装置テーブルを参照し、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち前記装置テーブルに電子メールアドレスとして記憶されていない宛先アドレスの数を計数するステップを含む、請求項12に記載の画像形成方法。
(6) 前記受信された電子メールに含まれるデータの作成者情報を取得するステップと、
前記電子メールに含まれるデータの作成者と前記前記受信された電子メールの送信元ユーザとが一致するか否かを判断するステップと、をさらに含み、
前記プリントするステップは、判断するステップにおいて一致すると判断されることを条件に、前記データをプリントする、請求項8に記載の画像形成方法。
本発明の実施の形態におけるプリントシステムの全体概要を示す図である。 MFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハード構成の一例を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。 電子メール送信処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 電子メール印刷処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 第1の変形例におけるMFPが備えるCPUの機能の概要をHDDに記憶するデータとともに示す機能ブロック図である。 ユーザテーブルのフォーマットの一例を示す図である。 印刷設定テーブルの一例を示す図である。 電子メール送信処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 電子メール印刷処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 第2の変形例におけるMFPが備えるCPUの機能の概要をHDDに記憶するデータとともに示す機能ブロック図である。 電子メール印刷処理の流れの一例を示す第3のフローチャートである。
符号の説明
1 プリントシステム、2 ネットワーク、9 操作パネル、10 ADF、20 画像読取部、30 画像形成部、40 給紙部、50 後処理部、60 ファクシミリ部、61 通信制御部、100 MFP、101 メイン回路、111 CPU、112 RAM、113 ROM、114 表示部、115 操作部、116 HDD、117 データ通信制御部、119A メモリカード、151 電子メール受信部、153 宛先抽出部、155,155A 部数決定部、157 データ抽出部、159 画像形成制御部、161 印刷設定決定部、163 判定部、171 ユーザテーブル、173 印刷設定テーブル、200 PC、300 電子メールサーバ。

Claims (9)

  1. 電子メールアドレスが割り当てられた画像形成装置であって、
    電子メールを受信する受信手段と、
    前記受信された電子メールの宛先情報に基づいて、該電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定する部数決定手段と、
    前記電子メールに含まれるデータを、前記決定された部数だけプリントするプリント手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記部数決定手段は、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数から1を減算した値を部数に決定する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスの数は、ブラックカーボンコピー属性の宛先アドレスの数を含む、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プリント手段は、前記受信された電子メールが返信メールの場合は前記電子メールに含まれるデータをプリントしない、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. ユーザに割り当てられた電子メールアドレスを含むユーザテーブルを予め記憶するユーザ記憶手段をさらに備え、
    前記部数決定手段は、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち前記ユーザテーブルに電子メールアドレスとして記憶されている宛先アドレスの数を計数する計数手段を含む、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 装置に割り当てられた電子メールアドレスを含む装置テーブルを予め記憶する装置記憶手段をさらに備え、
    前記計数手段は、前記受信された電子メールに含まれる宛先アドレスのうち前記装置テーブルに電子メールアドレスとして記憶されていない宛先アドレスの数を計数する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記受信された電子メールに含まれるデータの作成者情報を取得する作成者情報取得手段と、
    前記電子メールに含まれるデータの作成者と前記前記受信された電子メールの送信元ユーザとが一致するか否かを判断する判断手段と、をさらに備え、
    前記プリント手段は、判断手段により一致すると判断されることを条件に、前記データをプリントする、請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 電子メールを受信するステップと、
    前記受信された電子メールの宛先情報に基づいて、該電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定するステップと、
    前記電子メールに含まれるデータを、前記決定された部数だけプリントするステップと、を含む画像形成方法。
  9. 電子メールを受信するステップと、
    前記受信された電子メールの宛先情報に基づいて、該電子メールに含まれるデータをプリントする部数を決定するステップと、
    前記電子メールに含まれるデータを、前記決定された部数だけプリントするステップと、をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
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