JP2008301445A - マルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法、マルチホップ通信ネットワークのノード - Google Patents
マルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法、マルチホップ通信ネットワークのノード Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】複数個のノードNからなるマルチホップ通信ネットワークにおいて、通信手段11が適時にハローメッセージを送信し、直接通信する隣接ノードNとの間のリンクコストを求めて隣接ノードテーブルTb1に登録する。通信データを伝送するルートは各ノードNの隣接ノードテーブルTb1に登録されたリンクコストを用いて選択される。信号処理手段10は、通常モードでは第1の時間間隔で第1のハローメッセージを送信させるが、電源投入直後は通常モードよりも短い時間間隔で第2のハローメッセージを送信させる過渡モードを選択する。第2のハローメッセージを受信した通常モードのノードNは、通常モードよりも短い時間間隔で第1のハローメッセージを送信する。
【選択図】図1
Description
信号処理手段は、通常モードのときに通信手段を通して第2のハローメッセージを受信すると、第2の時間間隔で第1のハローメッセージを送信させることを特徴とする。
マルチホップ通信ネットワークにおいて、通信データの出発点と到着点となるノードの間のルートを決めるには、他のノードの中継なしに直接通信が可能なノードの対を検出するとともに、対になる各ノード間のリンクにおける通信品質を評価することが必要である。また、通信データの出発点と到着点との間で取りうる通信経路(ルート)を探索し、通信可能なルートのうち通信品質の高いルートを選択することが必要である。
(ルートコスト)=Ka×(ルート内の各リンクに関するSQ値の総和)+Kb×(ホップ数)
ただし、Ka,Kbは重み係数である。なお、以下では、Kb=0の場合について説明する。
本実施形態は、上述した基本構成に以下の機能を付加したものである。ノードNは、通信機能を備えるとともに後述する処理を行うマイクロコンピュータを備えた通信端末であって、図1に示すように、通信手段11を備える。通信手段11は、通信データを送受信するほか、上述したハローメッセージの送受信、上述したトポロジ通知メッセージの送受信などを行う。
11 通信手段
12 タイマ
FH 第2のハローメッセージ
SH 第1のハローメッセージ
H1 ハローメッセージ
H2 ハローメッセージ
H3 ハローメッセージ
N ノード
N0〜N6 ノード
Tb1 隣接ノードテーブル
Tb2 リンク情報テーブル
Tf 第2の時間間隔
Ts 第1の時間間隔
Claims (6)
- 複数個のノードを備えノード間での通信時に他のノードによる通信の中継を可能としたマルチホップ通信ネットワークにおいて他のノードによる中継なしに通信可能なノードである隣接ノードを探索する方法であって、各ノードは、第1の時間間隔で自アドレスを情報に含む第1のハローメッセージを送信する通常モードと、第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で自アドレスを情報に含む第2のハローメッセージを送信する過渡モードとの動作モードを有し、通常モードのノードは、第2のハローメッセージを受信すると、第1の時間間隔よりも短い時間間隔で第1のハローメッセージを送信することを特徴とするマルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法。
- 前記ノードが通常モードであるときに第2のハローメッセージを受信すると、第1のハローメッセージを送信する時間間隔を第1の時間間隔から第2の時間間隔に変更することを特徴とする請求項1記載のマルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法。
- 前記ノードは、相手ノードから受信したハローメッセージの種類に応じて相手ノードの動作モードの種別を相手ノードのアドレスに対応付けて登録する隣接ノードテーブルを備え、通常モードのノードでは、第1の時間間隔で送信する第1のハローメッセージには、隣接ノードテーブルに登録されたすべての隣接ノードのアドレスを含め、第1のハローメッセージを第1の時間間隔よりも短い時間間隔で送信する際には、第1のハローメッセージには、隣接ノードテーブルに登録された隣接ノードのうち通常モードのノードのアドレスを含めないことを特徴とする請求項1または請求項2記載のマルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法。
- 前記ノードが通常モードであるときに、第2のハローメッセージの受信が最初に成功してから規定した時間は第1の時間間隔よりも短い時間間隔で第1のハローメッセージを送信することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のマルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法。
- 前記ノードが通常モードであるときに、第2のハローメッセージの受信が最初に成功してから規定した回数は第1の時間間隔よりも短い時間間隔で第1のハローメッセージを送信することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のマルチホップ通信ネットワークにおける隣接ノード探索方法。
- 複数個のノードを備えノード間での通信時に他のノードによる通信の中継を可能としたマルチホップ通信ネットワークに用いるノードであって、自アドレスを含むハローメッセージを送信するとともにハローメッセージを受信すると自アドレスを情報に含むハローメッセージを送信することにより相手ノードに隣接アドレスを取得させる通信手段と、ハローメッセージを送信する時間間隔を第1の時間間隔と第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔とから選択するタイマと、第1の時間間隔で第1のハローメッセージを送信する通常モードと第2の時間間隔で第2のハローメッセージを送信する過渡モードとを選択する信号処理手段とを有し、信号処理手段は、通常モードのときに通信手段を通して第2のハローメッセージを受信すると、第2の時間間隔で第1のハローメッセージを送信させることを特徴とするマルチホップ通信ネットワークのノード。
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- 2007-06-04 JP JP2007148574A patent/JP4720792B2/ja active Active
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