JP2008300079A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングを破壊することなく、コンタクトの保持部材をハウジングから取り出すことが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】メインハウジング6と、メインハウジング6と連結されるサブハウジング7とでハウジング5を構成する。メインハウジング6に接触部収容部65とコンタクト挿通部66とを有する孔63を設ける。サブハウジング7がメインハウジング6に連結されたとき、接触部収容孔64とコンタクト挿通孔65とにコンタクト挿抜方向で対向するクリップ収容孔71をサブハウジング7に形成する。クリップ収容孔71の内径を接触部収容孔64及びコンタクト挿通孔の内径よりも大きく設定する。クリップ8をクリップ収容孔71に収容する。
【選択図】図1

Description

この発明はコネクタに関し、特に真空の環境下で使用されるのに適したコネクタに関する。
従来、絶縁材料(ハウジング)と保持クリップとソケットコンタクトとからなるコネクタが知られている(下記特許文献1参照)。
絶縁材料には複数のキャビティが形成されている。キャビティはほぼ円柱状の空間で、小径部、大径部及び中径部を有する。小径部はハウジングの相手コネクタ側端部に位置する。中径部はハウジングの相手コネクタ側端部と反対側に位置する。大径部は小径部と中径部との間に位置する。
保持クリップはほぼ円筒状であり、弾性材料で形成されている。保持クリップの外周面には、相対する一対のばね片が形成されている。一対のばね片は片持ち梁状であり、その間隔は先端(自由端)にいくほど狭まる。また、保持クリップの外周面には保持クリップの中心軸と平行なスリットが形成されている。保持クリップを径方向で押圧すると、スリットの幅が狭まり、保持クリップの外径が小さくなる。
ソケットコンタクトは外径の異なる3つの円筒が直線状に連なったような形状を有する。
このコネクタの組立は次のようにして行われる。
まず、保持クリップの外径を縮め、その状態で保持クリップをハウジングの中径部に通じて大径部内に挿入する。大径部に挿入された保持クリップの外径は元の状態に戻り、保持クリップは大径部の内面に密着する。
次に、ソケットコンタクトを中径部を通じて小径部及び大径部内に挿入する。小径部及び大径部内に挿入されたソケットコンタクトは保持クリップのばね片に係合し、キャビティから抜けなくなる。
一方、修理等のためにコネクタを分解する必要が生じた場合、円筒状の治具を保持クリップのばね片とソケットコンタクトとの間に挿入して、ばね片とソケットコンタクトとの係合を解除する。その結果、コンタクトをハウジングから引き抜くことができる。
特開昭62−131485号公報(第3頁左下欄第6行から同頁第1行、図1参照)
上述のコネクタでは、修理等のためにコネクタを分解する場合、ソケットコンタクトをハウジングから引き抜くことはできるが、保持クリップをハウジングから引き抜くことはできない。このため、保持クリップとハウジングのどちらか一方が損傷し、保持クリップとハウジングのどちらか一方を交換する必要が生じた場合、保持クリップとハウジングとの両方を交換する必要がある。
どうしても保持クリップをハウジングから取り出さなければならない場合、ハウジングの第3の孔の部分を破壊する必要がある。
大気中において使用されるコネクタでは、ハウジングの材料として安価な樹脂を用いることができ、また、保持クリップも安価にできるので、保持クリップとハウジングとの両方を交換してもそれほど問題ではなかった。
近年、コネクタの利用範囲が広がり、真空中で使用されるコネクタも存在する。真空中で使用されるコネクタの構成は上述のコネクタと同様であるが、ハウジングからのアウトガスの発生を避けるためにハウジングの材料としてセラミックが用いられている。
この真空中で使用されるコネクタでも、保持クリップが損傷して保持クリップを交換する必要が生じた場合、保持クリップをハウジングごと交換していた。
しかし、真空中で使用されるコネクタのハウジングはセラミックス製で大変高価であるので、損傷した保持クリップを損傷していないハウジングごと交換するのは非常に不経済であった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はハウジングを破壊することなく、コンタクトの保持部材をハウジングから取り出すことが可能なコネクタを提供することである。
前述の課題を解決するため請求項1の発明のコネクタは、コンタクトと、前記コンタクトが挿入される挿入孔を有するハウジングと、前記挿入孔に挿入された前記コンタクトを保持するほぼ筒状の保持部材とを備えているコネクタにおいて、前記ハウジングは、第1のハウジング構成部品と、この第1のハウジング構成部品と結合される第2のハウジング構成部品とを有し、前記挿入孔は、前記第1のハウジング構成部品に形成された第1の孔と、前記第2のハウジング構成部品に形成され、前記第1の孔とコンタクト挿抜方向で対向する第2の孔とを有し、前記保持部材は、前記第1、第2のハウジング構成部品が結合されたとき前記コンタクト挿抜方向への移動が規制されるように、前記第1又は第2の孔に収容されることを特徴とする。
第1、第2のハウジング構成部品の連結が解かれたとき、保持部材のコンタクト挿抜方向の移動に対する規制が解かれる。
請求項2の発明は、請求項1記載のコネクタにおいて、前記ハウジングにそのハウジングを覆うようにシェルが装着され、前記シェルが前記コンタクト挿抜方向で分割可能な第1、第2のシェル構成部品で構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のコネクタにおいて、前記第1、第2のシェル構成部品がねじで連結されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記第1の孔の径は、前記第2の孔の径よりも小さく、前記第1の孔の径は、前記保持部材の外径よりも小さいことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記第1の孔の径は、前記第2の孔の径よりも小さく、前記第2の孔の径は、前記保持部材の外径よりも小さいことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記保持部材は、前記保持部材の半径方向内側へ突出し、前記コンタクトの係合部に係合する係合ばね部を有することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載のコネクタにおいて、前記ハウジングの材料がセラミックであることを特徴とする。
この発明によれば、ハウジングを破壊することなく、コンタクトの保持部材をハウジングから取り出すことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は第1の実施形態のコネクタの断面図、図2Aは図1に示すコネクタの正面図、図2Bは図1に示すコネクタの平面図、図2Cは図1に示すコネクタの底面図、図2Dは図1に示すコネクタの側面図である。
図1、図2A〜2Dに示すように、このコネクタはソケットコンタクト(コンタクト)3とハウジング5とクリップ(保持部材)8とシェル10とを備える。
ソケットコンタクト3は結線部31と鍔部32とスリーブ装着部33と接触部34とを有する(図7、9参照)。結線部31はほぼ円筒状である。結線部31にはケーブル15の芯線151が結線されている。鍔部32は結線部31に連結されている。鍔部32の外径は結線部31の外径よりも大きい。スリーブ装着部33は鍔部32に連結されている。スリーブ装着部33の外径は鍔部32の外径よりも小さい。スリーブ装着部33にはスリーブ4が装着されている。スリーブ4は接触部34を保護する。接触部34はスリーブ装着部33に連結されている。接触部34は相手側コネクタ(図示せず)のピンコンタクトを挟んで接触する。
図3は図1に示すコネクタのメインハウジングにサブハウジングを収容する前の状態を示す断面図、図4は図1に示すコネクタのサブハウジングにクリップを装着する前の状態を示す断面図である。なお、図1と図3とでは切断箇所が異なるので、断面形状が異なっている(図1は2つの挿入孔5aが現われるようにコネクタを階段状に切断したときの断面図である)。
図1に示すように、ハウジング5はメインハウジング(第1のハウジング構成部品)6とサブハウジング(第2のハウジング構成部品)7とで構成されている。
図3に示すように、メインハウジング6は嵌合部61と把持部62とを有する。メインハウジング6の材料はセラミックである。嵌合部61は相手側コネクタと嵌合する。把持部62は嵌合部61に連結されている。メインハウジング6には複数の孔(第1の孔)63が形成されている。孔63は誘い部64と接触部収容部65とコンタクト挿通部66とを有する。
誘い部64及び接触部収容部65は嵌合部61に形成されている。誘い部64は相手側コネクタのピンコンタクトを接触部収容部65へ誘い込むテーパ面64aを有する。誘い部64の接触部収容部65側の端部の内径寸法は接触部収容部65の内径寸法よりも小さい。接触部収容部65は誘い部64に通じている。接触部収容部65はソケットコンタクト3の接触部34、スリーブ4及び相手側コネクタのピンコンタクトの接触部を収容する。
コンタクト挿通部66は把持部62に形成されている。コンタクト挿通部66の内径寸法は接触部収容部65の内径寸法と等しい。コンタクト挿通部66はソケットコンタクト3をハウジング5に挿抜するための孔である。誘い部64と接触部収容部65とコンタクト挿通部66とは同一直線上に並んでいる。
把持部62にはサブハウジング収容部67が形成されている。サブハウジング収容部67はサブハウジング7を着脱可能に収容する。
図3、4に示すように、サブハウジング7はほぼ直方体状である。サブハウジング7の材料はセラミックである。サブハウジング7にはクリップ収容孔71が形成されている。クリップ収容孔71の内径寸法はクリップ8の外径寸法よりも僅かに小さい。クリップ8は外径寸法が小さくなる方向に弾性変形するため、クリップ収容孔71にクリップ8を収容すると、その弾性力によりサブハウジング7に保持される。クリップ収容孔71はサブハウジング7がメインハウジング6のサブハウジング収容部67に収容されたときに、接触部収容部65やコンタクト挿通部66と同一直線上に連なる。クリップ収容孔71の内径寸法は接触部収容孔65やコンタクト挿通部66の内径寸法よりも大きい。この内径の違いによって、クリップ収容孔71と接触部収容部65との間、クリップ収容孔71とコンタクト挿通部66との間に、それぞれ第1、第2ストッパ面68,69が構成される(図1、7参照)。第1、第2ストッパ面68,69はサブハウジング7がメインハウジング6のサブハウジング収容部67に収容されているときに、クリップ8と係合し、クリップ8のコンタクト挿抜方向D(図7参照)の移動を阻止する。
図5Aは図1に示すコネクタのクリップの正面図、図5Bは同クリップの平面図、図6Aは図5に示すクリップの斜視図、図6Bは同クリップを図6Aと逆方向から見た斜視図である。
クリップ8はクリップ本体81と一対のばね片82と一対の突片83とスリット84とを有する。クリップ8は弾性を有する金属材料でできている。クリップ本体81はほぼ円筒状である。一対のばね片82は片持ち梁状であり、クリップ本体81の内側へわずかに倒れている。一対のばね片82はクリップ本体81の径方向で対向している。一対の突片83はクリップ本体81の一端にクリップ本体81の軸方向へ沿うように連結されている。一対の突片83は第1ストッパ面68に突き当たる。一対の突片83はクリップ本体81の径方向で対向している。スリット84はクリップ本体81の一端から他端へ形成され、クリップ本体81の軸線方向と平行に延びている。
図1、図2A〜2Dに示すように、シェル10はフロントシェル11とリヤシェル12とで構成されている。
フロントシェル11は嵌合部111と把持部112とを有する。嵌合部111は相手側コネクタのシェルの嵌合部と嵌合する。嵌合部111はメインハウジング6の嵌合部61を覆う。把持部112は嵌合部111に連結されている。把持部112はメインハウジング6の把持部62を覆う。把持部112の嵌合部111と反対側の四隅には位置決め凸部113が形成されている。把持部112の両側部にはねじ挿入孔114が形成されている。
リヤシェル12はほぼ板状である。リヤシェル12の中央部にはコンタクト挿入部66を露出させるための貫通孔121が形成されている。リヤシェル12の両側部にはねじ挿入孔122が形成されている。ねじ挿入孔122はフロントシェル11のねじ挿入孔114に対向する。ねじ挿入孔114、122には相手側コネクタのめねじに螺合するねじ(図示せず)が装着される。リヤシェル12の四隅には位置決め凹部123が形成されている。位置決め凹部123はフロントシェル11の位置決め凸部113と係合し、リヤシェル12をフロントシェル11に対して位置決めする。
フロントシェル11とリヤシェル12とはねじ13によって結合されている。
図7は図1に示すコネクタのハウジングに対してコンタクト3を挿抜するときの状態を示す断面図、図8は図1に示すコネクタのハウジングにシェルを被せる前の状態を示す断面図である。
このコネクタを組み立てるには、まず、図4に示すように、クリップ8をサブハウジング7のクリップ収容孔71に収容する。
次に、図3に示すように、クリップ8が装着されたサブハウジング7をメインハウジング6のサブハウジング収容孔67に収容する。これにより、誘い部64と接触部収容部65とコンタクト挿入部66とクリップ収容孔71とが一直線上に並び、ソケットコンタクト3を挿入するための挿入孔5a(図1、4参照)が形成される。
また、クリップ8は第1、2ストッパ面68,69によって係止された状態になる。
その後、挿入孔5aにソケットコンタクト3を挿入する。その結果、クリップ8のばね片82の先端がソケットコンタクト3の鍔部32に係合し、ソケットコンタクト3は挿入孔5aから抜けなくなる(図1参照)。また、ソケットコンタクト3によってサブハウジング7はサブハウジング収容部67から抜けなくなる。
このコネクタを分解するには、まず、治具(図示せず)を用いて、ばね片82と鍔部32との係合を解き、ソケットコンタクト3を治具ごと挿入孔5aから引き抜く。ソケットコンタクト3を挿入孔5aから引き抜いた後、サブハウジング7をサブハウジング収容部67から引き抜く。
サブハウジング7がサブハウジング収容部67から引き抜かれると、クリップ8と第1、2ストッパ面68,69との係合が解かれるので、クリップ8をサブハウジング7から引き抜くことができる。
この実施形態によれば、ハウジング5をメインハウジング6とサブハウジング7とで構成したので、クリップ8をハウジング5から取り出すとき、ハウジング5を壊す必要が無く、コネクタを修理するときにハウジング5を再利用することができる。
図9は第2の実施形態のコネクタの断面図、図10Aは図9に示すコネクタの正面図、図10Bは同コネクタの平面図、図10Cは同コネクタの底面図、図10Dは同コネクタの側面図である。第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、主な相違部分についてだけ説明する。
ハウジング205はメインハウジング206とサブハウジング207とで構成されている。
メインハウジング206は嵌合部261と把持部262とを有する。メインハウジング206には複数の孔(第1の孔)263が形成されている。孔263は誘い部64とコンタクト収容部265とを有する。コンタクト収容部265は小径部265aと大径部265bとを有する。小径部265aと大径部265bとの境界には第1ストッパ面268が形成されている。
サブハウジング207はプレート状であり、メインハウジング206の把持部262に重ねられる。サブハウジング207には貫通孔(第2の孔)271が形成されている。貫通孔271の内径寸法は大径部265bの内径寸法よりも小さい。したがって、サブハウジング207がメインハウジング206の把持部262に重ねられたとき、貫通孔271と大径部265bとの間には第2ストッパ面269が構成される。
シェル210はフロントシェル211とリヤシェル212とで構成される。
フロントシェル211は嵌合部2111と把持部2112とを有する。嵌合部2111及び把持部2112はメインハウジング206の嵌合部261を覆う。
リヤシェル212はほぼ筐体状であり、収容部2121と貫通孔2122を有する。収容部2121はメインハウジング206の把持部262及びサブハウジング207を収容する。貫通孔2122は収容部2121に通じている。貫通孔2122はソケットコンタクト3をハウジング205に通す。
このコネクタを組み立てるには、まず、クリップ8をコンタクト収容部265の大径部265bに挿入する。その結果、クリップ8の突片38が第1のストッパ面268に突き当たる。
その後、メインハウジング206の把持部62にサブハウジング7を重ねる。その結果、孔263と貫通孔271とが一直線上に並び、第2ストッパ面269が構成される。その結果、クリップ8は第1、2ストッパ面268,269によって係止された状態になる。また、孔263と貫通孔271とで挿入孔205aが構成される。
次に、ハウジング5にフロントシェル211とリヤシェル212とを装着し、両シェル211,212をねじ213で結合する。
その後、貫通孔271を通じて挿入孔205aにソケットコンタクト3を挿入する。その結果、スリーブ4の先端がコンタクト収容部265の誘い部64側の端部に突き当たるとともに、クリップ8のばね片82の先端がソケットコンタクト3の鍔部32に係合し、ソケットコンタクト3はコンタクト収容部265から抜けなくなる。
このコネクタを分解するには、まず、治具(図示せず)を用いて、ばね片82と鍔部32との係合を解き、ソケットコンタクト3を治具ごと挿入孔205aから引き抜く。ソケットコンタクト3を挿入孔205aから引き抜いた後、ねじ213をシェル10から外し、フロントシェル211とリヤシェル212とをハウジング205から外す。
その後、メインハウジング206からサブハウジング207を外す。
サブハウジング207がメインハウジング206から外されると、クリップ8と第2ストッパ面69との係合が解かれるので、クリップ8をメインハウジング206から引き抜くことができる。
この実施形態によれば、ハウジング205をメインハウジング206とサブハウジング207とで構成したので、クリップ8をハウジング205から取り出すとき、ハウジング205を壊す必要が無く、コネクタを修理するときにハウジング205を再利用することができる。
また、メインハウジング206に形成した第1のストッパ面268はクリップ8との係合を解除できるように構成せず、第2のストッパ面269だけをクリップ8との係合を解除できるようにしたので、メインハウジング206とサブハウジング207の構成を簡素にすることができる。
以上のように、第2実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、メインハウジング206及びサブハウジング207の形状を簡素にできるので、第1実施形態よりも製造コストを低減することができる。
なお、上述の実施形態では、コンタクトとしてソケットコンタクト3が用いられているが、ピンコンタクト等を用いることもできる。
また、上述の実施形態のコネクタはシェル10,210を備えているが、この発明はシェルを備えないコネクタにも適用することができる。
図1は第1の実施形態のコネクタの断面図である。 図2Aは図1に示すコネクタの正面図である。 図2Bは図1に示すコネクタの平面図である。 図2Cは図1に示すコネクタの底面図である。 図2Dは図1に示すコネクタの側面図である。 図3は図1に示すコネクタのメインハウジングにサブハウジングを収容する前の状態を示す断面図である。 図4は図1に示すコネクタのサブハウジングにクリップを装着する前の状態を示す断面図である。 図5Aは図1に示すコネクタのクリップの正面図である。 図5Bは同クリップの平面図である。 図6Aは図5に示すクリップの斜視図である。 図6Bは同クリップを図6Aと逆方向から見た斜視図である。 図7は図1に示すコネクタのハウジングに対してコンタクト3を挿抜するときの状態を示す断面図である。 図8は図1に示すコネクタのハウジングにシェルを被せる前の状態を示す断面図である。 図9は第2の実施形態のコネクタの断面図である。 図10Aは図9に示すコネクタの正面図である。 図10Bは同コネクタの平面図である。 図10Cは同コネクタの底面図である。 図10Dは同コネクタの側面図である。
符号の説明
3 ソケットコンタクト(コンタクト)
5,205 ハウジング
5a,205a 挿入孔
6,206 メインハウジング(第1のハウジング構成部品)
63,263 孔(第1の孔)
7,207 サブハウジング(第2のハウジング構成部品)
71 クリップ収容孔(第2の孔)
271 貫通孔(第2の孔)
8 クリップ(保持部材)

Claims (7)

  1. コンタクトと、前記コンタクトが挿入される挿入孔を有するハウジングと、前記挿入孔に挿入された前記コンタクトを保持するほぼ筒状の保持部材とを備えているコネクタにおいて、
    前記ハウジングは、第1のハウジング構成部品と、この第1のハウジング構成部品と結合される第2のハウジング構成部品とを有し、
    前記挿入孔は、前記第1のハウジング構成部品に形成された第1の孔と、前記第2のハウジング構成部品に形成され、前記第1の孔とコンタクト挿抜方向で対向する第2の孔とを有し、
    前記保持部材は、前記第1、第2のハウジング構成部品が結合されたとき前記コンタクト挿抜方向への移動が規制されるように、前記第1又は第2の孔に収容される
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングにそのハウジングを覆うようにシェルが装着され、
    前記シェルが前記コンタクト挿抜方向で分割可能な第1、第2のシェル構成部品で構成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1、第2のシェル構成部品がねじで連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記第1の孔の径は、前記第2の孔の径よりも小さく、前記第1の孔の径は、前記保持部材の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタ。
  5. 前記第1の孔の径は、前記第2の孔の径よりも小さく、前記第2の孔の径は、前記保持部材の外径よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタ。
  6. 前記保持部材は、前記保持部材の半径方向内側へ突出し、前記コンタクトの係合部に係合する係合ばね部を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載のコネクタ。
  7. 前記ハウジングの材料がセラミックであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のコネクタ。
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