JP2008299898A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ディスク装置において、光ディスクの記録特性に関わらずスムーズに再生されるデータを記録することができるディスク装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ディスク装置1は、光ディスク2にレーザ光を照射する光ピックアップ4と、レーザ光の反射率を検出する反射率検出部6と、データ12の再生時におけるRF信号の振幅を検出する振幅検出部7と、装置全体を制御する制御部8とを備える。制御部8は、反射率が反射率閾値より小さいかを判定する反射率判定手段9と、振幅が振幅閾値より小さいかを判定する振幅判定手段10と、反射率と振幅に基づいて記録パワー及びパルス幅を決定する調整手段11を備える。調整手段11は、反射率判定手段9と振幅判定手段10の判定に応じて記録パワー及びパルス幅を決定する。これにより、ディスク装置1は、光ディスク2の記録特性に関わらずスムーズに再生されるデータ12を記録することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクに対してレーザ光を照射することによりデータを記録するディスク装置に関する。
CD−RやDVDなどの光ディスクにデータを記録するディスク装置においては、光ディスクにレーザ光を照射してピットを形成することによりデータを記録する。記録されたデータの再生は、ディスク装置がピットに照射したレーザ光の反射光を受光部が受光することによって行われる。ディスク装置は、受光部が受光した反射光の反射率と振幅が小さいと、データを良好に再生できないため、良好に再生されるデータを光ディスクに記録するために最適な記録パワーでレーザ光を照射する必要がある。そこで、ディスク装置は、データの記録前にいわゆるOPC(Optium Power Control)によって最適な記録パワーを決定し、この決定した記録パワーでレーザ光を照射する。
しかし、光ディスクは、その形成過程の制限から、中心穴の位置が中心からわずかにずれた光ディスクやディスク盤面が反っている光ディスクが存在する。このため、ディスク装置が、OPCによって決定した記録パワーでレーザ光を照射しても、例えば、光ディスクの内周側においては、良好に再生されるデータを記録することができるが、外周側においては、良好に再生されるデータを記録できないことがあるという問題が生じていた。
そこで、データを再生した際の反射光のアシンメトリ値に基づいて記録パワーを決定するディスク装置において、反射光のノイズによるアシンメトリ値の誤演算を回避する手段が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、実データが記録されるデータ領域においてテストデータを記録再生することによって記録パワーを決定し、以後、テストデータが記録された領域を使用不可能エリアとして使用しない技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。さらに、光ディスクの反り具合や記録パワーの大きさに応じてデータの記録速度を変更する技術が知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献1に示される技術においては、反射光のノイズが存在した場合であっても、正確にアシンメトリ値を演算することができるが、反射光の反射率や振幅に基づいて記録パワーとパルス幅を決定するものではない。特許文献2においては、データ領域における最適な記録パワーを得ることができるが、記録パワーのパルス幅を調整することができず、さらに、使用不可能エリアには、実データを記録することができないため、光ディスクの記録容量が減少するという問題が生じていた。また、特許文献3に示される技術においては、データの記録速度を変更させるものであり、良好に再生されるデータを記録するために最適な記録パワーとパルス幅を決定するものではない。
特開2005−293657号公報 再表2005−034111号公報 特開2004−178683号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、再記録可能な光ディスクに対してレーザ光を照射することによりデータを記録するディスク装置において、光ディスク上の記録位置に適した記録パワー及パルス幅でデータを記録することができるディスク装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、再記録可能な光ディスクにデータを記録再生するためにレーザ光を照射する発光部と、レーザ光が光ディスクによって反射させられた反射光を受光する受光部とを有する記録再生部と、発光部がデータを記録するときに照射するレーザ光の記録パワーを調整する調整手段と、を備え、光ディスクのテスト領域に記録したテストデータを再生することによって、記録パワーを調整するOPC動作を行うディスク装置において、光ディスク上のデータ領域に記録されたデータが記録再生部によって再生されたとき、発光部が照射したレーザ光と受光部が受光した反射光から反射率を検出する反射率検出部と、反射率が予め定められた反射率閾値より小さいか否かを判定する反射率判定手段と、を備え、調整手段は、反射率に応じて記録パワーと記録パワーのパルス幅を設定し、記録再生部は、データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、反射率判定手段により反射率が反射率閾値より小さいと判断されたとき、データの記録を中断した中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、テストデータが再生されたときの反射率に応じて調整手段により設定された記録パワー及びパルス幅で、中断位置にデータを記録するようにしたものである。
また、請求項2の発明は、再記録可能な光ディスクにデータを記録再生するためにレーザ光を照射する発光部と、レーザ光が光ディスクによって反射させられた反射光を受光する受光部とを有する記録再生部と、発光部がデータを記録するときに照射するレーザ光の記録パワーを調整する調整手段と、を備え、光ディスクのテスト領域に記録したテストデータを再生することによって、記録パワーを調整するOPC動作を行うディスク装置において、光ディスク上のデータ領域に記録されたデータが記録再生部によって再生されたとき、受光部が受光した反射光からRF信号の振幅を検出する振幅検出部と、振幅が予め定められた振幅閾値より小さいか否かを判定する振幅判定手段と、を備え、調整手段は、振幅に応じて記録パワーと記録パワーのパルス幅を設定し、記録再生部は、データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、振幅判定手段により振幅が振幅閾値より小さいと判断されたとき、データの記録を中断した中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、テストデータが再生されたときの振幅に応じて調整手段により設定された記録パワー及びパルス幅で、中断位置にデータを記録するようにしたものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2のディスク装置において、反射率検出部と、反射率判定手段と、振幅検出部と、振幅判定手段と、を備え、記録再生部は、データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、反射率判定手段により反射率が反射率閾値より小さいと判断され、かつ振幅判定手段により振幅が振幅閾値より小さいと判断されたとき、中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、テストデータが再生されたときの反射率と振幅に応じて調整手段により設定された記録パワー及びパルス幅で、中断位置にデータを記録するようにしたものである。
請求項1の発明によれば、記録パワー及びパルス幅は、データ領域に記録されたデータが再生されたときの反射率が反射率閾値より小さいとき、調整手段によりデータ領域に記録されたテストデータが再生されたときの反射率に基づいて決定される。記録再生部は、調整手段によって決定された記録パワー及びパルス幅でデータを記録する。これにより、ディスク装置は、光ディスクの記録特性に関わらず、良好に再生されるデータを記録することができる。
請求項2の発明によれば、記録パワー及びパルス幅は、データ領域に記録されたデータが再生されたときの振幅が振幅閾値より小さいとき、調整手段によりデータ領域に記録されたテストデータが再生されたときの振幅に基づいて決定される。記録再生部は、調整手段によって決定された記録パワー及びパルス幅でデータを記録する。これにより、ディスク装置は、光ディスクの記録特性に関わらず、良好に再生されるデータを記録することができる。
請求項3の発明によれば、記録パワー及びパルス幅は、データ領域に記録されたデータが再生されたときの反射率が反射率閾値より小さく、かつ振幅が振幅閾値より小さいとき、調整手段によりデータ領域に記録されたテストデータが再生されたときの反射率及び振幅に基づいて決定される。記録再生部は、調整手段によって決定された記録パワー及びパルス幅でデータを記録する。これにより、ディスク装置は、反射率または振幅のいずれか一方に基づいて記録パワー及びパルス幅が決定される場合に比べて、より良好に再生されるデータを記録することができる。
以下、本発明の実施形態に係るディスク装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す。ディスク装置1は、再記録可能な光ディスク2を回転させるスピンドルモータ3と、光ディスク2にレーザ光を照射する光ピックアップ4(記録再生部)と、光ディスク2によって反射した反射光からRF信号を検出するRF信号検出部5と、光ピックアップ4が照射したレーザ光とRF信号から反射光のレーザ光に対する反射率を検出する検出する反射率検出部6と、RF信号からRF信号の振幅を検出する振幅検出部7と、スピンドルモータ3及び光ピックアップ4を含む装置全体を制御する制御部8とを備える。ここで、再記録可能な光ディスク2とは、例えば、CD±RWやDVD±RWである。
光ピックアップ4は、制御部8からの命令を受けて光ディスク2にレーザ光を照射する半導体レーザ4a(発光部)と、半導体レーザ4aから照射されたレーザ光を透過させるビームスプリッタ4bと、ビームスプリッタ4bを透過したレーザ光を光ディスク2上に集光させる対物レンズ4cと、ビームスプリッタ4bによって方向を変えられた光ディスク2からの反射光を受光し、RF信号検出部5に信号を出力するフォトディテクタ4d(受光部)とを備える。制御部8は、反射率検出部6が検出した反射率が予め定められた反射率閾値より小さいか否かを判定する反射率判定手段9と、振幅検出部7が検出した振幅が予め定められた振幅閾値より小さいか否かの判定を行う振幅判定手段10と、反射率と振幅に基づいて光ピックアップ4がデータを光ディスク2に記録する際に照射するレーザ光の記録パワー及びパルス幅を決定する調整手段11を備える。
ディスク装置1がデータを光ディスク2に記録するとき、制御部8は、OPCによって記録パワーを決定する。OPCとは、光ディスク2上に用意されたテスト領域に記録パワーを変化させながらテストデータを書き込み、この書き込まれたテストデータを再生することによって、データを記録するのに最適な記録パワーを決定する方法である。光ピックアップ4は、データ領域にOPCによって決定された記録パワーのレーザ光を光ディスク2に照射してピットを形成することによりデータを記録する。ここで、データ領域とは、光ディスク2上であって、テストデータではなく実際のデータが記録される領域のことをいう。
光ディスク2に記録されたデータの再生は、RF信号検出部5がフォトディテクタ4dから受信した信号からRF信号を検出することにより行われる。光ディスク2に形成されたピットが良好な形状でないとき、ピットに照射されたレーザ光の反射光が乱れるため、反射光の反射率は低くなり、RF信号の振幅は小さくなる。ディスク装置1は、反射率が低く、RF信号の振幅が小さいとき、データをスムーズに再生することができない。そこで、光ピックアップ4は、データの再生エラーが発生することなくスムーズに再生されるピットを形成するため、光ディスク2の記録特性に応じた最適な記録パワーでレーザ光を照射する。また、本実施形態に係る光ピックアップ4は、ピットの形成時に、熱溜まりによってピット後端が膨らむことによって生じる歪みを防止するため、マルチパルス方式によりレーザ光を照射する。
ここで、マルチパルス方式について説明する。図2は、本実施形態に係るマルチパルス方式における記録パワーとパルス幅の状態を示す。図2において、光ディスク2にピットを形成するために照射されたレーザ光のパルスPは、場合に応じて、最もパワーの高い記録パワーレベル、最もパワーの低いバイアスパワーレベル、記録パワーレベルより低くバイアスパワーレベルより高い消去パワーレベルの3段階に変化する。ここで、消去パワーレベルから記録パワーレベルまでのパワーの大きさを記録パワーRPとする。
また、パルスPは、場合に応じて、トップパルス幅TP、マルチパルス幅MP、クーリングパルス幅CPに変化する。データを記録するとき、光ピックアップ4は、トップパルス幅TPで記録パワーレベルに設定したレーザ光を照射し、その後、マルチパルス幅MPで記録パワーレベルとバイアスパワーレベルとを交互に変化させながらレーザ光を照射し、最後にクーリングパルス幅CPでバイアスパワーレベルに設定したレーザ光を照射する。クーリングパルス幅CPは、形成されたピットを急冷することによって、ピットに歪みが発生することを防止すると共に、ピット後端のエッジがシャープにする効果がある。ここで、トップパルス幅TPとマルチパルス幅MPとを合わせてパルス幅PWとする。
しかし、良好な形状のピットを形成する最適な記録パワーRPは、光ディスク2の周方向におけるデータの記録位置や光ディスク2の種類によって変化する。このため、光ピックアップ4が、OPCによって決定された記録パワーRPでレーザ光を照射しても、良好な形状のピットを形成できないことがある。特に、光ディスク2の最外周においては、光ディスク2の製法上の理由からOPCによって決定された記録パワーRPでは良好な形状のピットを形成できない場合がある。そこで、制御部8は、反射率が反射率閾値より小さく、かつ振幅が振幅閾値より小さいとき、調整手段11にスムーズに再生されるデータを記録することができる記録パワーRP及びパルス幅PWを決定させる。光ピックアップ4は、調整手段11によって決定された記録パワーRP及びパルス幅PWでデータを記録することにより、光ディスク2の周方向におけるデータの記録位置や光ディスク2の種類に関わらず、スムーズに再生されるデータを記録することができる。
次に、光ピックアップ4が、調整手段11によって決定された記録パワーRP及びパルス幅PWでデータをデータ領域に記録する状態について説明する。図3は、本実施形態に係るデータ領域におけるデータの記録状態を示す。図3(a)は、光ピックアップ4がデータの記録を中断した状態を示し、図3(b)は、光ピックアップ4がデータを再生している状態を示し、図3(c)は、光ピックアップ4がテストデータを記録した状態を示し、図3(d)は、光ピックアップ4がテストデータを消去している状態を示し、図3(e)は、光ピックアップがデータを記録している状態を示す。図3(a)において、制御部8は、光ピックアップ4にデータ12を所定量記録させると、データ12の記録を中断させる。光ピックアップ4がデータ12の記録を中断した位置を中断位置IPとする。制御部8が光ピックアップ4にデータ12の記録を中断させるのは、例えば、データ12を一時的に保持するバッファにデータ12が所定量蓄積されるのを待つためである。
図3(b)において、制御部8は、光ピックアップ4にデータ12の記録を中断させると、光ピックアップ4の位置を戻して記録したデータ12を再生させる。光ピックアップ4がデータ12を再生すると、反射率検出部6は反射率を検出し、振幅検出部7は、振幅を検出する。反射率判定手段9が、反射率は反射率閾値より小さいと判定し、かつ振幅判定手段10が、振幅は振幅閾値より小さいと判定すると、制御部8は、スムーズにデータ12が再生されていないと判断する。
図3(c)において、制御部8は、スムーズにデータ12が再生されていないと判断すると、光ピックアップ4に中断位置IPに記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータ13を記録させる。光ピックアップ4は、テストデータ13を記録すると、直ちに記録したテストデータ13を再生する。テストデータ13が再生されると、RF信号検出部5が検出したRF信号に基づいて、反射率検出部6は反射率を検出し、振幅検出部7は、振幅を検出する。反射率判定手段9は、反射率検出部6が検出した反射率が反射率閾値より小さいか否かを判定し、振幅判定手段10は、振幅検出部7が検出した振幅が振幅閾値より小さいか否かを判定する。反射率判定手段9によって反射率が反射率閾値より小さいと判定され、かつ振幅判定手段10によって振幅が振幅閾値より小さいと判定されると、制御部8は、調整手段11に再生されたテストデータ13の反射率及び振幅に基づいて、中断位置IPにおいてスムーズに再生されるデータを記録することができる記録パワーRP及びパルス幅PWを決定させる。
図3(d)において、調整手段11が記録パワーRP及びパルス幅PWを決定すると、制御部8は、光ピックアップ4に中断位置IPに記録されたテストデータ13を消去させる。ここで、テストデータ13を消去するのは、中断位置IPにデータ12を記録するためである。図3(e)において、光ピックアップ4がテストデータ13を消去すると、制御部8は、光ピックアップ4に調整手段11が決定した記録パワーRP及びパルス幅PWでデータ12を中断位置IPに記録させる。このように、光ピックアップ4が、実際にデータが記録される中断位置IPに記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータ13を記録し、調整手段11が、再生されたテストデータ13の反射率及び振幅に基づいて記録パワーRP及びパルス幅PWを決定することにより、ディスク装置1は、光ディスク2の周方向におけるデータ12の記録位置に関わらずスムーズに再生されるデータを記録することが可能となる。
次に、ディスク装置1が光ディスク2にデータ12を記録する記録処理について説明する。図4は、ディスク装置1におけるデータ12の記録処理の動作フローを示す。データ12をデータ領域に記録するとき、制御部8は、光ディスク2に適した記録パワーRP及びパルス幅PWを取得するためOPC処理を実行する(S101)。制御部8は、光ピックアップ4にOPC処理によって取得した記録パワーRP及びパルス幅PWでデータ12の記録を開始させる(S102)。制御部8は、光ピックアップ4にデータ12を所定量記録させると、データ12の記録を中断させて、記録したデータ12を再生させる(S103)。ここで、光ピックアップ4がデータ12の記録を中断した位置を中断位置IPとする。RF信号検出部5は、再生されたデータ12についてのRF信号を検出する(S104)。
反射率検出部6は、検出されたRF信号から反射率を検出して反射率判定手段9に出力する(S105)。振幅検出部7は、検出されたRF信号から振幅を検出して振幅判定手段10に出力する(S106)。反射率判定手段9は、反射率が反射率閾値より小さいか否かを判定し、振幅判定手段10は、振幅が振幅閾値より小さいか否かを判定する。反射率判定手段9が、反射率は反射率閾値より小さいと判定し、かつ振幅判定手段10が、振幅は振幅閾値より小さいと判定すると(S107でNo)、制御部8は、スムーズにデータ12が再生されていないと判断する。次に、制御部8は、光ピックアップ4に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータ13を中断位置IPに記録させ、直ちに記録させたテストデータ13を再生させる(S108)。
反射率検出部6と振幅検出部7は、再生されたテストデータ13についての反射率と振幅を検出する。調整手段11は、テストデータ13についての反射率と振幅に基づいて、中断位置IPにおいてスムーズに再生されるデータを記録するのに最適な記録パワーRPとパルス幅PWを決定する(S109)。制御部8は、光ピックアップ4に調整手段11が決定した記録パワーRPとパルス幅PWでデータ12を中断位置IPにデータ12を記録させることによって記録を再開させる(S110)。
一方、ステップS107において、反射率判定手段9が、反射率は反射率閾値より小さくないと判定するか、振幅判定手段10が、振幅は振幅閾値より小さくないと判定すると(S107でNo)、制御部8は、スムーズにデータ12が再生されていると判断し、記録パワーRPとパルス幅PWを変更することなく、光ピックアップ4にデータ12の記録を再開させる(S110)。制御部8は、光ピックアップ4がデータ12を全て記録し終えるまで(S111でNo)、ステップS103からステップS111までの処理を繰り返す。一方、ステップS111において、光ピックアップ4がデータ12を全て記録し終えると(S111でYes)、ディスク装置1は、データ12の記録処理を終了する。
このように、本実施形態においては、制御部8は、反射率判定手段9が、反射率は反射率閾値より小さいと判定し、かつ振幅判定手段10が、振幅は振幅閾値より小さいと判定すると、光ピックアップ4に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータ13を中断位置IPに記録させ、直ちにテストデータ13を再生させる。調整手段11は、テストデータ13についての反射率と振幅に基づいて、データ12が記録される位置における最適な記録パワーRPとパルス幅PWを決定する。これにより、ディスク装置1は、光ディスク2の種類やデータ12が記録される位置における記録特性に関わらず、スムーズに再生されるデータ12を記録することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、種々の変形が可能であり、例えば、
ディスク装置1は、制御部8が反射率判定手段9と振幅判定手段10を備える構成ではなく、制御部8とは別に反射率判定手段9と振幅判定手段10を備える構成であっても構わない。または、ディスク装置1は、反射率検出部6、振幅検出部7、反射率判定手段9、及び振幅判定手段10の全てを備える構成ではなく、例えば、反射率検出部6と反射率判定手段9のみを備える構成であっても構わない。
本発明の実施形態に係るディスク装置の概略を示す構成図。 (a)〜(e)は本実施形態に係るマルチパルス方式における記録パワーとパルス幅の状態を示す図。 本実施形態に係るデータ領域におけるデータの記録状態を示す図。 本実施形態に係るデータ記録処理フローチャート。
符号の説明
1 ディスク装置
2 光ディスク
4 光ピックアップ(記録再生部)
4a 半導体レーザ(発光部)
4d フォトディテクタ(受光部)
6 反射率検出部
7 振幅検出部
8 制御部
9 反射率判定手段
10 振幅判定手段
11 調整手段

Claims (3)

  1. 再記録可能な光ディスクにデータを記録再生するためにレーザ光を照射する発光部と、レーザ光が光ディスクによって反射させられた反射光を受光する受光部とを有する記録再生部と、前記発光部がデータを記録するときに照射するレーザ光の記録パワーを調整する調整手段と、を備え、光ディスクのテスト領域に記録したテストデータを再生することによって、記録パワーを調整するOPC(Optimum Power Control)動作を行うディスク装置において、
    前記光ディスク上のデータ領域に記録されたデータが前記記録再生部によって再生されたとき、前記発光部が照射したレーザ光と前記受光部が受光した前記反射光から反射率を検出する反射率検出部と、
    前記反射率が予め定められた反射率閾値より小さいか否かを判定する反射率判定手段と、を備え、
    前記調整手段は、前記反射率に応じて記録パワーと記録パワーのパルス幅を設定し、
    前記記録再生部は、
    前記データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、前記反射率判定手段により前記反射率が前記反射率閾値より小さいと判断されたとき、データの記録を中断した中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、
    テストデータが再生されたときの反射率に応じて前記調整手段により設定された記録パワー及びパルス幅で、前記中断位置にデータを記録することを特徴とするディスク装置。
  2. 再記録可能な光ディスクにデータを記録再生するためにレーザ光を照射する発光部と、レーザ光が光ディスクによって反射させられた反射光を受光する受光部とを有する記録再生部と、前記発光部がデータを記録するときに照射するレーザ光の記録パワーを調整する調整手段と、を備え、光ディスクのテスト領域に記録したテストデータを再生することによって、記録パワーを調整するOPC動作を行うディスク装置において、
    前記光ディスク上のデータ領域に記録されたデータが前記記録再生部によって再生されたとき、前記受光部が受光した前記反射光からRF(Radio Frequency)信号の振幅を検出する振幅検出部と、
    前記振幅が予め定められた振幅閾値より小さいか否かを判定する振幅判定手段と、を備え、
    前記調整手段は、前記振幅に応じて記録パワーと記録パワーのパルス幅を設定し、
    前記記録再生部は、
    前記データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、前記振幅判定手段により前記振幅が前記振幅閾値より小さいと判断されたとき、データの記録を中断した中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、
    テストデータが再生されたときの振幅に応じて前記調整手段により設定されたた記録パワー及びパルス幅で、前記中断位置にデータを記録することを特徴とするディスク装置。
  3. 前記反射率検出部と、前記反射率判定手段と、前記振幅検出部と、前記振幅判定手段と、を備え、
    前記記録再生部は、
    前記データ領域にデータを所定量記録すると、データの記録を中断してデータを再生し、前記反射率判定手段により前記反射率が前記反射率閾値より小さいと判断され、かつ前記振幅判定手段により前記振幅が前記振幅閾値より小さいと判断されたとき、前記中断位置に記録パワーとパルス幅を変化させながらテストデータを記録し、記録したテストデータを再生し、
    テストデータが再生されたときの反射率と振幅に応じて前記調整手段により設定された記録パワー及びパルス幅で、前記中断位置にデータを記録することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスク装置。
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