JP2008299555A - 作業管理システムおよび作業管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の作業工程に分けられた作業に関して、作業毎の時間を管理し、特に、無駄時間を抽出することができる作業管理システムを提供することを目的とする。
【解決手段】作業管理システムは、作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する管理サーバ(データベースサーバ)と、作業スペースに設置され、所定の作業内容を特定する情報が書き込まれた作業特定用ICタグ81および作業内容に関連する情報が書き込まれた段取特定用ICタグ111の情報を管理サーバへ送信する作業管理端末B31と、作業スペースに設置され、その作業スペースにおける作業者が作業中に少なくとも作業特定用ICタグ81の情報を管理サーバへ送信する作業管理端末B32と、を備え、処理部は、作業管理端末B31および作業管理端末B32から受信した情報を記憶部に記憶することにより、作業に関する時間を管理することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の作業工程に分けられた作業に関する時間を管理する作業管理システムおよび作業管理方法に関し、特に無駄時間(ロス時間)を抽出することができる作業管理システムおよび作業管理方法に関する。
従来から、製品の生産には、例えば、一度に大量の生産を行う、いわゆる大量生産方式が多く採用されてきた。そして、この大量生産方式は、単位製品数当たりのコストを下げるのには効果的であるが、一方、予定よりも販売数が少なかった場合に多くの在庫をかかえたり、また、複数の作業工程の中で発生している様々な無駄(作業工程毎の作業時間のばらつきなど)の発見や排除ができなかったりするという問題があった。
そこで、近年、必要な製品を、必要なときに、必要な量だけ、必要な場所に提供するという、いわゆるJIT(Just In Time)生産方式が採用されつつある。このJIT生産方式によれば、多くの在庫をかかえるという問題は発生しない。しかし、JIT生産方式は、元々、大量生産方式よりも生産効率が悪いため、生産効率を向上させるために、様々な作業上の無駄を省き、作業の効率化を図る必要がある。
例えば、特許文献1では、作業者が携帯する作業者特定用ICタグと、作業対象物品を特定する作業対象物特定用ICタグをICタグ読取装置(リーダ)で読み取り、その読み取った情報と、作業エリアを特定する情報およびその作業エリアの作業設備の稼動情報を実績管理CPUへ送信することで、作業時間を管理する技術について開示されている。
特開2005−182656号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、1つの作業エリアに複数の作業対象物特定用ICタグがある場合には、どの作業にどのくらいの時間がかかったのかなどの情報を正確に把握することができないなどの問題が生じる。
また、複数の作業工程に分けられた作業には、少なからず作業待ち状態が発生する。しかしながら、どの程度の作業待ちがあり、また、この作業待ち状態の原因が何に起因しているかまで十分に調査されていないのが現状である。また、作業待ちの時間の内、ロス時間と考えられる状態を把握することができれば、作業効率の向上するための作業計画を作成することができる。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、複数の作業工程に分けられた作業に関して、作業工程毎の時間を管理し、特に、ロス時間を抽出することができる作業管理システムおよび作業管理方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る作業管理システムは、作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する情報処理装置(例えば、データベースサーバ60)と、作業スペースに設置され、所定の作業内容を特定する情報が書き込まれた第1のICタグ(例えば、作業特定用ICタグ81)および作業内容に関連する情報が書き込まれた第2のICタグ(例えば、段取特定用ICタグ111)を置く第1の置き場所(例えば、ボックスB31a)と、第1の置き場所に付設され、その第1の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を情報処理装置へ送信する第1のリーダ(例えば、リーダライタB31b)と、作業スペースに設置され、その作業スペースにおける作業者が作業中に少なくとも第1のICタグを置く第2の置き場所(例えば、ボックスB32a)と、第2の置き場所に付設され、その第2の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を情報処理装置へ送信する第2のリーダ(例えば、リーダライタB32b)と、を備え、処理部(例えば、処理部61)は、第1のリーダおよび第2のリーダから受信した情報を記憶部(例えば、記憶部62)に記憶することにより、作業に関する時間を管理することを特徴とする。
本発明によれば、複数の作業工程に分けられた作業に関して、作業毎の時間を管理し、特にロス時間を抽出することができる。
本発明は、製造現場におけるIT投資を抑止しながら、無駄時間(ロス時間)を可視化し、可視化することによって生産活動の適正化(品質改善活動)を促進させることである。つまり、複数の作業工程に分けられた作業において、無駄時間の可視化を実施し、企業の利益の拡大化を実現できる活動につなげられるITシステムを提供することにある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の作業管理システムの全体構成図である。作業管理システムSSは、作業管理端末B11および作業管理端末B12を有する作業スペース10と、作業管理端末B21および作業管理端末B22を有する作業スペース20と、作業管理端末B31および作業管理端末B32を有する作業スペース30と、指図発行端末50と、データベースサーバ(情報処理装置)60と、および管理者端末70とを備えて構成される。作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32、指図発行端末50、データベースサーバ60、および管理者端末70は、LAN(Local Area Network)などのネットワーク40で接続されている。また、部品倉庫などに設置されている作業管理端末B101(図4参照)および作業管理端末B102もLANなどのネットワーク40で接続されている。
ここでは、作業対象物(製品ともいう。)であるワークWに関する作業を、3つの作業工程(工程W01〜W03。単に「工程」ともいう。)に分けて、それぞれ作業スペース10〜作業スペース30で行う場合について説明する。なお、作業工程は3つでなくても、2つ以上であればいくつでもよい。また、ワークWに関する作業とは、例えば、回路基板に対する半導体部品の組み付け作業などであるが、それ以外の作業であってもかまわない。また、ペアとなるワークWと作業指図80は、一緒に持ち運びされるものとする。
指図発行端末50は、作業が必要になった際に、指図を発行する端末であり、データベースサーバ60の記憶部62に、作業内容を登録する。発行する指図には、作業指図80、移動指図90、段取指図110(図4参照)がある。作業指図80は、作業者が組付け作業をするための指図である。この作業を行うには、半製品などを作業スペースに移動するための作業をさせるための移動指図90(運搬指図ともいう。)が発行される。配膳担当者または運搬担当者は、移動指図90により運搬作業を実施する。段取指図110は、段取り作業をするための指図であり、具体的には、組立作業をするには、対象となるワークWだけあっても作業はできず、組立てるときに使用するネジやナット、部品などを揃えるための作業指図である。管理会計的には、原価を発生するためのもの、発生原価を管理するための指図でもある。
指図発行端末50は、処理部51、キーボード53、表示装置54、ICタグ用のリーダライタ55、およびプリンタ56を備え、処理部51には、指図を発行する指図発行部52を有し、指図発行部52の指示により、各指図(作業指図80、移動指図90、および段取指図110)をリライタブルするリライタブル機能を有するプリンタ56にて出力する。また、リーダライタ55は、指図発行部52の指示により、作業を特定する情報を作業特定用ICタグ81に書き込む。作業を特定する情報とは、例えば、作業指図No、製品・半製品の品番、作業員数である。作業特定用ICタグ81は、RFID(Radio frequency identification)などの非接触の無線用ICタグを使用し、作業指図80の書類に添付される。同様に、移動指図90には、移動特定用ICタグ91が添付され、段取り指図110(図4参照)には、段取特定用ICタグ111が添付されている。
作業スペース10〜作業スペース30は、作業者が作業工程毎の作業をするスペースである。作業スペース10〜作業スペース30は、作業内容により、遠方に配置されている場合がある。工程毎の作業スペースが離れている場合には、配膳担当者または運搬担当者が、移動指図90の指示によりワークWを搬送する。ここでは、電子部品などが自動挿入された回路基板を仕分け(工程W01)したのち、半田リフロー炉で半田付け(工程W02)し、半田付けされた半製品を、仕上げとして手作業で回路基板を組立てる(工程W03)という流れを例にして説明する。
作業スペース10には、第1ストックエリア11、第2ストックエリア12、作業管理端末B11,B12、ワークWの作業に関する情報を表示する表示器13が備えられている。作業者17は、作業スペース10で作業を行う者である。第1ストックエリア11は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B11は、第1ストックエリア11の近傍に設置される。第2ストックエリア12は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B12は、第2ストックエリア12の近傍に設置される。具体的には、作業スペース10での工程W01では、第1ストックエリア11に載置された回路基板を仕分けして、第2ストックエリア22に載置する作業をする。
作業スペース20には、第1ストックエリア21、第2ストックエリア22、作業管理端末B21,B22、ワークWの作業に関する情報を表示する表示器23が備えられている。作業者27は、作業スペース20で作業を行う者である。第1ストックエリア21は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B21は、第1ストックエリア21の近傍に設置される。第2ストックエリア22は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B22は、第2ストックエリア22の近傍に設置される。具体的には、作業スペース20での工程W02では、第1ストックエリア21に載置された回路基板を、半田リフロー炉で半田付け作業をしたのち、第2ストックエリア22に載置する作業をする。
作業スペース30には、第1ストックエリア31、第2ストックエリア32、作業管理端末B31,B32、ワークWの作業に関する情報を表示する表示器33、組付け作業に必要な部品が収納された部品箱34、作業の進捗を通知するスイッチ35が備えられている。作業者37は、作業スペース30で作業を行う者である。第1ストックエリア31は、作業前のワークWを載置する場所である。作業管理端末B31は、第1ストックエリア31の近傍に設置される。第2ストックエリア32は、作業後のワークWを載置する場所である。作業管理端末B32は、第2ストックエリア32の近傍に設置される。具体的には、作業スペース30での工程W03では、第1ストックエリア31に載置された回路基板を、手作業で回路を組立てして、第2ストックエリア32に載置する作業をする。作業スペース30の詳細は、図2を用いて説明する。
図2は、作業台の一例を示す外観斜視図である。適宜図1を参照して説明する。作業スペースの構成は作業内容により異なるが、ここでは、作業スペース30の場合を例にとって説明する。なお、図1と同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を適宜省略する。
図2に示すように、ここでは、作業台36が半円形に構成され、その外側部分に複数の部品箱34が並べられ、また、作業者37の作業位置の正面の奥の位置に表示器33が設置されている。作業管理端末B31および作業管理端末B32は、作業台36における作業者37による作業位置の近傍に設置されている。
作業管理端末B31は、投入口を有するボックスB31aと、ボックスB31aの側面に付設され、ICタグを読み取り、その読み取った情報をデータベースサーバ60へ送信するリーダライタB31bとを備えている。
ボックスB31aは、指図を投入するボックスである。リーダライタB31bは、ボックスB31aに指図が投入された際、ICタグとの通信を確認すると、ICタグの情報を読み取り、データベースサーバ60に、ICタグとの通信開始情報と、作業内容を特定する情報とを送信する。通信開始情報には、作業管理端末B31のID、作業開始時刻がある。作業内容を特定する情報には、例えば、作業指図80のナンバ(No)、製造する製品・半製品の品番、員数がある。また、リーダライタB31bは、ボックスB31aから、指図が取り出された際、ICタグとの通信の断絶を確認すると、データベースサーバ60に、ICタグとの通信終了情報と、作業内容を特定する情報とを送信する。通信終了情報には、作業管理端末B31のID、通信終了時刻がある。作業内容を特定する情報には、例えば、作業指図80のNo、製造する製品・半製品の品番、員数がある。なお、ボックスB31aには、複数の指図(複数のICタグ)を投入してもよい。指図としては、作業指図80、移動指図90、段取指図110などがある。
作業管理端末B32は、作業管理端末B31と同様の構成であり、投入口を有するボックスB32aと、ボックスB32aの側面に付設され、ICタグを読み取り、その読み取った情報をデータベースサーバ60へ送信するリーダライタB32bとを備えている。また、他の作業管理端末B11,B12,B21,B22(図1参照)も、作業管理端末B31と同様の構成である。
なお、指図に埋め込まれるICタグは、例えば、電池未搭載型で受信電波から電力を得るものであれば、小型化や低コスト化などを実現しやすくて好ましいが、電池搭載型のものであってもよい。作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31、B32によりICグの情報の読み取りを行うタイミングは、常時でなくても、所定時間(例えば10秒)毎などであってもよい。
ここで、作業管理端末B32は、作業者37が指図を作業開始時に投入したり、作業終了時に取出したりするのが容易なように、上部が作業者37の側に傾くように傾斜して設置されている。これにより、作業者37は、作業管理端末B32に対する指図の出し入れが容易になり、その上、作業管理端末B32内の指図の有無を確認しやすくなる。
また、作業者37による作業位置の左側には第1ストックエリア31が設けられ、その上には複数のワークWを収納することができるワークケースWCが載置されている。さらに、作業者37による作業位置の右側には第2ストックエリア32が設けられている。なお、ここでは、ワークケースWCに収納された複数のワークWと1つの指図が対応しているものとする。また、ワークケースWCは、必須の構成ではなく、省略してもよい。
作業者37は、ワークWに関する作業を行う場合、まず、作業管理端末B31に投入されている作業指図80を取り出し、作業指図80を作業管理端末B32に投入する。それから、第1ストックエリア31に載置されているワークケースWCからワークWを取り出して作業台36に移動させ、表示器33の画面を見たり(必要に応じてスイッチ35の押下によって画面を切り替え)、部品箱34から部品を取り出してワークWに取り付けたりなどして、ワークWに関する作業を行う。表示器33の画面例は、図3を用いて説明する。
作業者37は、ワークケースWCに入っているすべてのワークWに関する作業が終了すると、すべてのワークWをワークケースWCに入れ、作業管理端末B32に入っている作業指図80を取り出し、その作業指図80とワークケースWCを第2ストックエリア32に載せる。
図3は、表示器の表示画面例を示す説明図である。適宜図2を参照して説明する。表示器33には、指図番号331、指図内容332(製造(加工)する製品・半製品の型番、品名および員数(個数)を含む。)、組付指示情報333(手順および作業内容)、工程ID334、作業者ID335、完成員数(完成個数)336、作業着手日時・作業終了日時377および詳細作業時刻338が表示される。
指図番号331には、作業特定用ICタグ81に対応するワークWの作業内容を特定する情報(例えば、A01)が表示される。また、指図内容332および組付指示情報333には、指図番号331に関する詳細情報が表示される。工程ID334には、工程を特定する情報(例えば、W03)が表示される。作業者ID335には、作業者を特定する情報(例えば、MM03)が表示される。なお、作業者を特定する情報は、予めデータベースサーバ60の記憶部62(図1参照)に登録しておいてもよいし、あるいは、作業者を特定するためのICタグ(不図示)を作業者が作業管理端末B32のボックスB32aに投入することでデータベースサーバ60(図1参照)が認識し、作業者ID335に表示するようにしてもよい。
作業着手日時・作業終了日時337には、作業指図80がボックスB32aに投入された時刻、および、ボックスB32aから取り出された時刻が表示される。完成員数336には、製作員数(ここでは8枚)のうち完成した数が表示される。詳細作業時刻338には、各手順の終了時刻が表示され、例えば、各手順の終了時にスイッチ35が押されるときは、その時刻を表示する。このようにして、作業者37は、表示器33の表示画面による作業内容の指示にしたがい、作業を確実に進めることができる。
図1に戻り、データベースサーバ60は、発行された指図を管理し、指図別の作業時間、ロス時間などを分析するサーバであり、指図発行端末50、作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B101(図4参照),B102、および管理者端末70からの情報を記憶する。データベースサーバ60は、処理部61および記憶部62を備えている。
データベースサーバ60は、指図発行端末50からの登録情報を、記憶部62に記憶する。また、データベースサーバ60は、作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32,B101,B102からの情報、すなわち、通信開始情報、作業内容を特定する情報、通信終了情報を受信すると、記憶部62に記憶する。受信された情報には、年月日を含む時刻情報(タイムスタンプ)が付加されて記録される。データベースサーバ60の処理部61は、記憶部62の情報から、例えば、指図別の作業時間を演算し、演算結果を記憶部62に記憶する。
管理者端末70は、製造工程内で発生している作業工程の作業実績について、データベースサーバ60を、監視項目別に検索することにより、標準原価以外に発生するロス時間を可視化し、ロス時間の発生原因を分析するために用いる端末である。監視項目には、例えば、ロス時間発生工程、ロス時間発生ライン、ロス時間発生工場、ロス時間発生時間帯/期間がある。
管理者端末70は、処理部71は、キーボード73、表示装置74、ICタグ用のリーダライタ75、およびプリンタ76を備える。処理部71は、ロス時間を監視項目別に検索するデータベース検索部72を有し、データベース検索部72による検索結果を、表示装置74に表示し、また、リーダライタ75にてICタグへの書込みによる出力、あるいは、プリンタ76に出力する。
なお、処理部51,61,71は、例えば、CPU(Central Processing Unit)によって実現することができる。記憶部62は、例えば、メモリやハードディスクなどによって実現することができる。
次に、作業指図80、移動指図90、段取指図110の動きについて説明する。
図4は、リフロー工程から組立工程へ移行するときの指図の動きを示す説明図である。半田リフロー炉で半田付け(工程W02)した半製品Aを、手作業で回路基板組立(工程W03)という流れを例にして、適宜図1を参照して説明する。半製品Aを基に、部品Z、部品Y、部品Xを取付ける組立工程の場合、配膳担当者は、移動指図90に基づいて、半製品Aを、作業スペース20から作業スペース30に搬送する。そして、作業管理端末B31に、作業指図80および移動指図90を投入する。移動指図90は、所定時間後に配膳担当者が取出してもよい。
他方、配膳担当者は、工程W03に必要な部品を揃えるために、部品倉庫100で段取り作業を実施する。作業管理端末B101には、作業工程で必要な段取指図110が投入されている。配膳担当者は、作業管理端末B101から、段取指図110を取出し、作業管理端末B102に投入し、段取り作業を開始する。配膳担当者は、必要な部品であるA社の部品Z、B社の部品Y、C社の部品Xを揃えるのが終了すると、作業管理端末B102から段取指図110を取出す。その後、配膳担当者は、揃えた部品を部品倉庫100から組立の作業スペース30に搬送し、段取指図110を作業管理端末B31に投入する。段取指図110は、所定時間後に配膳担当者が取出してもよい。
なお、本実施形態では、部品倉庫100に、作業管理端末101および作業管理端末102を備えているが、必ずしも両方の作業管理端末を備える必要はない。作業管理端末102のみが部品倉庫100に備えている場合について説明する。段取指図110は、既に配膳担当者に対して発行されており、配膳担当者が、工程W03に必要な部品を揃えるために、部品倉庫100で段取り作業をするときに、段取指図110を作業管理端末B102に投入し、段取り作業を開始する。配膳担当者は、必要な部品であるA社の部品Z、B社の部品Y、C社の部品Xを揃えるのが終了すると、作業管理端末B102から段取指図110を取出すとよい。これにより、データベースサーバ60は、段取り作業に関する通信開始情報および通信終了情報を収集することができる。
作業者37(図1参照)は、作業開始の際に、作業管理端末B31から作業指図80を取出し、作業管理端末B32に投入する。作業者37は、半製品Aに部品Z、部品Y、部品Xの取付け組立が終了すると、作業管理端末B32から作業指図80を取出す。このような作業工程において、データベースサーバ60に登録された作業実績リスト63は、図5において説明する。
図5は、作業工程の作業実績の例を示す説明図である。適宜図1を参照して説明する。データベースサーバ60の記憶部62には、作業実績リスト63が格納されている。作業実績リスト63には、指図番号(指図No)631、関連指図番号(関連指図No)632、作業管理端末番号(作業管理端末No)633、指図の投入時刻634、指図の取出時刻635、工程636、および作業者637に関する情報が格納されている。ここで、指図番号631のうち、最初の頭文字の識別記号Aは作業指図80を、識別記号Tは移動指図90を、識別記号Dは段取指図110を意味する。例えば、作業指図A01は、作業管理端末B11に200X年5月10日10時5分30秒(200X/5/10 10:05:30)に投入され、200X年5月10日10時15分00秒(200X/5/10 10:15:00)に取出されていることがわかる。また、作業指図A01は、作業管理端末番号633列を参照すると、作業管理端末B11,B12,B21,B22,B31,B32と移動していることがわかる。
同様に、作業指図A01の関連指図は、関連指図番号632列から移動指図T01,段取指図D03であり、工程はW01、作業者はMM01であることがわかる。また、移動指図T01は、作業管理端末番号633列を参照すると、作業管理端末B11,B21,B31と移動していることがわかる。さらに、段取指図D03は、作業管理端末番号633列を参照すると、作業管理端末B101,B102,B31と移動していることがわかる。
なお、図5に示すように、指図Noで時系列データとしてソートする(一定の規則に従って並べる)と、本来の作業の順番どおりに作業が行われているかがわかる。例えば、作業指図A01は、作業管理端末番号633列を参照して、作業管理端末B11,B12,B31,B32と移動していると、作業管理端末B21,B22の作業が実施されていないことがわかる。また、作業管理端末B11,B12,B31,B32,B21,B22と移動していると、正規の作業工程どおりに実施されていないことがわかる。このように、作業実績リスト63により、実施してしまった作業を事実として評価すること、さらには、作業工程が正規の順序で実施されているか、または、作業工程を飛ばしていないかなどを管理することができる。
図6は、作業工程に関する情報の処理を示すフローチャートである。具体的には、作業工程のリードタイムの算出手順について、適宜図1を参照して説明する。作業工程のリードタイムは、基本的に、停滞時間、作業時間、および移動時間の加算で示すことができる。ここでは、図5に記載した作業実績リスト63が記憶されているものとする。作業指図80,移動指図90、段取指図110の各指図番号は、図5における各々作業指図A01、移動指図T01、段取指図D03に対応する。各作業工程における情報の処理を示すフローチャートは、同様であるので、工程W01の例にして説明する。
まず、データベースサーバ60の処理部61は、B11投入時刻(配膳担当者が作業指図80または移動指図90を作業管理端末B11に投入した時刻)からB12投入時刻(作業者17が作業指図80を作業管理端末B12に投入した時刻)までを、工程W01におけるワークWの停滞時間として算出(判定)する(ステップS1)。ここでは、作業者17は、B11投入時刻から、ワークWに関する作業を開始できる状態になっており、実際に作業を開始したB12投入時刻までは作業をしておらず、その間の時間は、ワークWが作業スペース10に停滞(滞留)していたことになるので、工程W01におけるワークWの停滞時間とする。
処理部61は、停滞時間の内訳を調べるため、ステップS2およびステップS3の処理をする。処理部61は、作業指図80に関連指図のうち作業に関連する指図で投入時刻の遅れがあるか否かを判定する(ステップS2)。作業に関連する指図とは、作業指図において指示された工程において必要となる部品などが指定されている場合が該当する。具体的には、半製品Aを基に、部品Z、部品Y、部品Xを取付け組立工程の場合、工程W03において作業指図80には、段取指図110が関連する。作業に関連する指図で投入時刻の遅れがある場合(ステップS2,Yes)、B11の投入時刻から関連指図の投入時刻までを工程W01のロス時間と算出する(ステップS3)。作業に関連する指図で投入時刻の遅れがない場合(ステップS2,No)、ステップS4へ進む。
続いて、処理部61は、B12投入時刻からB12取出時刻(作業者17が作業指図80を作業管理端末B12から取り出した時刻)までを、工程W01におけるワークWの作業時間として算出(判定)する(ステップS4)。ここでは、作業者17は、B12投入時刻からB12取出時刻まで、ワークWに関する作業を行ったはずなので、その間の時間を、工程W01におけるワークWの作業時間とする。
次に、処理部61は、B12取出時刻からB21投入時刻(配膳担当者が作業指図80または移動指図90を作業管理端末B21に投入した時刻)までを、工程W01におけるワークWの移動時間として算出(判定)する(ステップS5)。ここでは、配膳担当者は、B12取出時刻から、ワークWと作業指図80を作業スペース20に運搬して作業管理端末B21に作業指図80を投入することができる状態になっており、実際に作業指図80を作業管理端末B21に投入したB21投入時刻までは、作業スペース20へのワークWの移動に要した時間とみなすことができるので、その間の時間を、工程W01におけるワークWの移動時間とするのである。
なお、作業者17が、作業指図80とワークWのペアを複数、第2ストックエリア12に置いておき、それらをまとめて配膳担当者が作業スペース20に持ち運ぶことも考えられる。そうなると、一部のワークWはしばらく第2ストックエリア12に放置されることになるが、その場合でも、便宜上、B12取出時刻からB21投入時刻までの時間を「移動時間」として扱うものとする。
処理部61がこのような処理を行うことで、ワークWが、作業スペース10およびその付近にあった時間に関し、その時間の長さだけでなく、停滞時間、作業時間および移動時間というその内訳も把握することができる。また、処理部61は、作業スペース20および作業スペース30に関しても、同様の処理を行うことができる。ロス時間を含む停滞時間、作業時間、移動時間の具体例は、図7を用いて説明する。
図7は、各指図の位置と図6のフローチャートの判定結果を示すタイムチャートである。図7は、図5の作業実績に基づいて、図6のフローチャートのステップS1〜S5の処理を行った結果を示しており、作業指図A01、移動指図T01、段取指図D03に関して、存在した位置(作業管理端末B11など)と、それぞれの時間の判定結果(工程W01における停滞時間など)を示したものである。図7に示すように、指図A01による作業に関するワークWに関して、どの作業工程(W01など)で、どういう状態(停滞、作業または移動)となっていたかを、データベースサーバ60で確実に把握できる。具体的には、各工程(工程W01、工程W02、工程W03)の停滞時間、作業時間、移動時間、および工程W03においてロス時間(作業に関連する指図の待ち時間)が把握できている。
図6に戻って、ステップS5の後、処理部61は、作業指図A01の工程W01に関し、停滞時間、作業時間および移動時間を加算し、リードタイム(その加算値。L/Tとも表記)を算出する(ステップS6)。また、処理部61は、実質リードタイムとして、作業時間を抽出する(ステップS7)。続いて、処理部61は、(実質リードタイム/リードタイム)×100(%)を演算し、実質リードタイム比率(実質作業時間比率)を算出する(ステップS8)。
図8は、指図の作業に関する時間配分を示した説明図である。図5の各作業実績に基づいて、図6のフローチャートのステップS4〜S6の処理を行った結果を示す。図8に示すように、指図A01に関して、工程W01、工程W02、工程W03、およびそれらの合計(TOTAL)の、停滞時間、作業時間、移動時間、L/T、実質L/Tおよび実質L/T比率が表示されている。具体的には、工程W01の場合、リードタイム94分30秒、実質リードタイム74分45秒となり、実質L/T比率は、79%となっている。これに対し、工程W03の実質L/T比率は、51%と悪い結果となっている。この理由のひとつとして、停滞時間の中に16分50秒のロス時間が含まれているからである。
図9は、管理者端末の出力画面の一例を示す説明図である。管理者が、リードタイム測定システムのソフトウェアを起動した場合の表示装置74(図1参照)に表示される画面である。リードタイム測定システムとは、作業指示番号741(例えば、作業指図A01)を指定すると、図6のフローチャートの処理をし、結果を表示するシステムである。表示画面には、全体L/Tボタン742を押した場合の表示画面例を示している。表示画面には、実績欄744と詳細欄745がある。実績欄744には、各工程の、停滞時間、作業時間、移動時間が、横棒グラフで示され、特に、停滞時間中のロス時間が表示され、管理者が容易にロス時間を発生していることがわかるようになっている。詳細欄745には、工程別の作業時間の開始時刻、終了時刻、実質L/Tが示されている。また、L/T内訳ボタン743を押した場合は、L/Tの内訳である、ロス時間を含む停滞時間、作業時間、移動時間が、詳細欄745に表示される。また、稼動状況ボタン746を押すと、例えば、現在進行中の作業指図の一覧が表示される。
本実施形態の作業管理システムSSによれば、停滞時間、加工時間、移動時間はもちろんのこと、実質リードタイムの長さや比率まで把握することができる。また、停滞時間の内訳として、関連する指図を待つロス時間を管理することができる。したがって、複数の工程に分けられた作業に関して、きめ細かく時間を管理することができ、それにより、作業の効率性を把握したり、無駄な作業を特定したりすることが容易になる。
作業管理システムを示す構成図である。 作業台の一例を示す外観斜視図である。 表示器の表示画面例を示す説明図である。 リフロー工程から組立工程へ移行するときの指図の動きを示す説明図である。 作業工程の作業実績の例を示す説明図である。 作業工程に関する情報の処理を示すフローチャートである。 指図の位置と図6のフローチャートの判定結果を示すタイムチャートである。 指図の作業に関する時間配分を示した説明図である。 管理者端末の出力画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
10,20,30 作業スペース
40 ネットワーク
50 指図発行端末
60 データベースサーバ(情報処理装置)
61 処理部
62 記憶部
70 管理者端末
80 作業指図
81 作業特定用ICタグ(第1のICタグ)
90 移動指図
91 移動特定用ICタグ
110 段取指図
111 段取特定用ICタグ(第2のICタグ)
B11,B12,B21,B22,B31,B32 作業管理端末
B31a ボックス(第1の置き場所)
B32a ボックス(第2の置き場所)
B31b リーダライタ(第1のリーダ)
B32b リーダライタ(第2のリーダ)

Claims (9)

  1. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を管理する作業管理システムであって、
    前記作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する情報処理装置と、
    前記作業スペースに設置され、所定の作業内容を特定する情報が書き込まれた第1のICタグおよび前記作業内容に関連する情報が書き込まれた第2のICタグを置く第1の置き場所と、
    前記第1の置き場所に付設され、その第1の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第1のリーダと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に少なくとも前記第1のICタグを置く第2の置き場所と、
    前記第2の置き場所に付設され、その第2の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第2のリーダと、を備え、
    前記処理部は、前記第1のリーダおよび前記第2のリーダから受信した情報を前記記憶部に記憶することにより、前記作業に関する時間を管理する
    ことを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記第1の置き場所は、前記作業スペースあるいはその近傍に設置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記処理部は、前記作業に関する時間として、前記第1のICタグが、前記第2のリーダに新たに検出された時刻から、前記第2のリーダに検出されなくなった時刻までの時間を、その作業スペースにおける作業が行われていた作業時間と管理する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  4. 前記処理部は、
    前記作業に関する時間として、前記第1のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された時刻から、前記第1のリーダに検出されなくなった時刻または前記第2のリーダに新たに検出された時刻までの時間を、その作業スペースまたはその前の作業スペースにおいて作業が停滞していた停滞時間と管理し、
    前記作業に関する時間として、前記第2のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された第2の時刻が、前記第1のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された第1の時刻よりも遅いときに、前記第2の時刻と前記第1の時刻との差分を、無駄時間と管理する
    ことを特徴とする請求項3に記載の作業管理システム。
  5. 前記処理部は、前記作業に関する時間として、前記第1のICタグが、前記第2のリーダに検出されなくなった時刻から、次の作業工程の前記作業スペースの前記第1のリーダに新たに検出された時刻までの時間を、前記作業対象物のその作業スペースから次の作業スペースまでの移動時間と管理する
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業管理システム。
  6. 前記処理部は、前記作業時間、前記停滞時間および前記移動時間を加算してリードタイムとして算出し、前記作業時間を前記リードタイムで除算することにより、実質作業時間比率を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の作業管理システム。
  7. 前記第1の置き場所は、前記作業スペースにおける前記作業者の作業位置よりも前の作業工程の前記作業スペース寄りの位置に設置され、
    前記第2の置き場所は、前記作業スペースにおける前記作業者の作業位置の近傍に設置されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の作業管理システム。
  8. 前記ICタグの検出状態が変化したときは、ICタグを新たに検出したときおよびICタグを検出しなくなったときである
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  9. 作業対象物に対する所定の作業が複数の作業工程に分けられ、その複数の作業工程がそれぞれ別々の作業スペースで実施され、それらの作業スペースにおける作業者の作業に関する時間を管理し、
    前記作業に関する時間の情報を収集し、処理部および記憶部を有する情報処理装置と、
    前記作業スペースに設置され、所定の作業内容を特定する情報が書き込まれた第1のICタグおよび前記作業内容に関連する情報が書き込まれた第2のICタグを置く前記ICタグを置く第1の置き場所と、
    前記第1の置き場所に付設され、その第1の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第1のリーダと、
    前記作業スペースに設置され、その作業スペースにおける前記作業者が作業中に少なくとも前記第1のICタグを置く第2の置き場所と、
    前記第2の置き場所に付設され、その第2の置き場所に置かれたICタグを検出してその情報を読み取り、ICタグの検出状態が変化したときのタイミングでICタグの情報を前記情報処理装置へ送信する第2のリーダと、を用いる作業管理方法であって、
    前記処理部は、
    前記第1のリーダおよび前記第2のリーダから受信した情報を前記記憶部に記憶することにより、前記作業に関する時間を管理し、
    前記作業に関する時間として、前記第1のICタグが、前記第2のリーダに新たに検出された時刻から、前記第2のリーダに検出されなくなった時刻までの時間を、その作業スペースにおける作業が行われていた作業時間と管理し、
    前記作業に関する時間として、前記第1のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された時刻から、前記第1のリーダに検出されなくなった時刻または前記第2のリーダに新たに検出された時刻までの時間を、その作業スペースまたはその前の作業スペースにおいて作業が停滞していた停滞時間と管理し、
    前記作業に関する時間として、前記第2のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された第2の時刻が、前記第1のICタグが、前記第1のリーダに新たに検出された第1の時刻よりも遅いときに、前記第2の時刻と前記第1の時刻との差分を、無駄時間と管理する
    ことを特徴とする作業管理方法。
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