JP2008298876A - 画像形成装置のスコロトロン帯電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリッドと感光体表面との間隔調整を他段階にして容易に行うことが可能なスコロトロン帯電器を提供すること。
【解決手段】スコロトロン帯電器30のシールドケース31の端部には、ギャップコロ40がシールドケースに収容され、ギャップコロ40は、回転軸40aがシールドケース31に形成されたコロ軸受け部材41によって保持されている。スコロトロン帯電器30は、高さ調整部材として、シールドケース31に回転可能に配設された高さ調整ローラ46を設け、高さ調整ローラ46の回転半径の異なる領域を設け、高さ調整ローラ46を回転させることによって、ギャップコロ40の高さを変動させるようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置の感光体に対面して設けられ、主帯電や転写用帯電に使用されるスコロトロン帯電器に関するものであり、より詳細には、スコロトロン帯電器のグリッドと感光体表面との間隔を容易に調整し得る画像形成装置のスコロトロン帯電器に関する。
複写機、フアクミリ、プリンター、MFPなどの電子写真法による画像形成装置においては、主帯電器により、感光体を正又は負極に一様に帯電し、所定の画像情報にもとづいて光照射により画像露光して静電潜像を形成し、この静電潜像を、磁気ブラシ現像法等の現像方法によって現像し、感光体表面にトナー像が形成される。
感光体表面に形成されたトナー像は、転写装置を用い、静電力を利用して転写紙に転写され、トナー像が転写した転写紙は、定着装置に導入され、熱、圧力により、トナー像を転写紙表面に定着することにより、画像形成が行われる。一方、転写終了後においては、感光体表面に残存するトナーがクリーニング装置によってクリーニングされ、さらに必要により除電が行われ、これにより画像形成行程の1サイクルが完了し、次の画像形成が行われる。
上記のような主帯電装置としては、スコロトロン帯電器が広く使用されている。このスコロトロン帯電器は、コロナワイヤーが張架されているシールドケースの放電開口面にグリッドが設けられており、コロナワイヤーとグリッドの電位差により、コロナワイヤーからグリッドを介して、感光体表面にコロナ放電が行われ、感光体表面が所定極性の所定の電位に帯電されるものである。かかるスコロトロン帯電器では、均一な帯電を行うために、感光体表面とグリッドとの間隔を一定に保持しておくことが必要である。このために、スコロトロン帯電器を備えた帯電ユニット、感光体表面に当接するコロを設け、コロによりスコロトロン帯電器のグリッドと感光体表面との間隔を一定に保持する。かつ、スコロトロン帯電器の表面電位バラツキが発生した場合には表面電位を均一に補正するために異なる外径のコロを使用することが知られている。
図15は、そのようなスコロトロン帯電器の斜視図であり、図16のA及びBは、スコロトロン帯電器のグリッドと感光体表面との間隔を一定に保持するためのギャップコロと高さ調整部材を示す。
図15に示すように、スコロトロン帯電器30の端部には、2個のギャップコロ60,61が、シールドケース31の長手方向に沿って並列に配置されている。これらのギャップコロ60,61は、互いに異なる外径を有しており、一方のギャップコロ60の外径が大きく、他方のギャップコロ61の外径は小さなものとなっている。
上記のギャップコロ60,61は、その中心軸60a,61aの両端が、それぞれ、軸受け部材62,64によって支持されている。軸受け部材62,64は、それぞれ互いに対向する一対の軸受け板70、70を有し、軸受け板70は、軸受け用凹部を有している。
軸受け用凹部は、図16において下方に開口しており、上側の退避嵌合用凹部72aと、下側の位置決め嵌合用凹部72bとからなっている。即ち、ギャップコロ60,61の中心軸60a,61aの両端は、退避嵌合用凹部72a或いは位置決め嵌合用凹部72bの何れかに嵌め込まれて支持されている。
このような構成により、外径の大きなギャップコロ60の中心軸60aを位置決め嵌合用凹部72bに嵌合せしめるときには、感光体表面とグリッド35の間隔は大きくなる。一方、外径の小さなギャップコロ61の中心軸61aを位置決め嵌合用凹部72bに嵌合せしめるときには、感光体表面とグリッド35の間隔は小さくなる。
このように、位置決め嵌合用凹部72bに嵌合せしめるギャップコロ60,61を適宜切り替えることにより、感光体表面とグリッド35の間隔は調整を容易に行うことができる。
特許3694500号公報
上述したように、特許文献1のスコロトロン帯電器では、適正な表面電位に調整する手法として、外径の異なるコロを併せ持つ形で適当な一方を選択して調整を行う場合や、コロを取り外して複数の異なる外径のものから選択して、取り替える方法がとられている。コロを感光体に当接させることにより、回転する感光体の周方向の位置変化にも対応することができる。
しかしながら、特許文献1の技術ではユニット内に収納されるコロは2個ないし3個程度で調整の幅が限られてしまう。又、コロを交換する手法では交換するために帯電器からコロを取り外す作業が発生するため作業性が悪くなるという問題が発生している。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、グリッドと感光体表面との間隔調整を容易に行うことが可能であり、さらには感光体軸方向の表面電位バラツキの調整をも容易にかつ精密に行うことが可能な画像形成装置のスコロトロン帯電器及を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置のスコロトロン帯電器は、導電性のシールドケース内に張架されたコロナワイヤーと、該コロナワイヤーと間隔を空けて配設されているグリッドとを備え、前記シールドケースの端部には前記グリッドを支持する帯電ハウジングを設け、該帯電ハウジングには、感光体の周面に当接するギャップコロが収容され、該ギャップコロの回転軸が前記帯電ハウジングに配設された軸受け部材の軸受けによって保持されている画像形成装置のスコロトロン帯電器において、前記軸受け部材を前記帯電ハウジングに対して相対移動可能に配設し、前記帯電ハウジングに前記軸受け部材を相対移動可能にする位置調整部材を前記帯電ハウジングに配設した。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器の前記位置調整部材は、前記帯電ハウジングの底部に回転可能に配設された偏心軸若しくは同心円上の異なる曲率半径の湾曲面を複数有する円板材であって、前記軸受け部材に前記円板材の外周面を当接させることができる。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に孔を形成し、前記円板材の外周部を前記孔に配設し、前記シールドケースの底面よりも外側へ突出させることができる。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記円板材の外周部若しくは外周側面に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けることができる。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器の前記位置調整部材は、前記帯電ハウジングの底部にスライド可能に配設された段差面を形成したスライド板であって、該段差面の段差を前記軸受け部材に摺動させることができる。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記スライド板にスライド用の摘みを形成し、該摘みを前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に形成したスライド用孔から該シールドケースの外側へ突出させるようにした。
上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記シールドケースの底面のスライド用孔に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けている。
言い換えれば、本発明のスコロトロン帯電器によれば、導電性シールドケース内に張架されたコロナワイヤーと、該シールドケースの放電開口面に設けられているグリッドからなり、感光体に対面して配置されるスコロトロン帯電器において、前記シールドケースの端部には、ギャップコロが収容されており、それぞれ中心軸両端が軸受け部材により保持されている。軸受け部材に近接して、ギャップコロと対向する側すなわちシールドケースの開口部側と対向する側に軸受け部材の高さ調整機構を備えており、帯電器の外部より調整機構を操作することにより、コロの位置高さを調整可能にしている。これにより調整用の複数のコロを準備する必要がなく調整も容易に行うことができる。
本発明のスコロトロン帯電器は、前記軸受け部材を前記帯電ハウジングに対して相対移動可能に配設し、前記帯電ハウジングに前記軸受け部材を相対移動可能にする位置調整部材を前記帯電ハウジングに配設したので、感光体ドラムとグリッドとのギャップ調整をすることができる。
本発明の上記高さ調整部材は、上記画像形成装置のスコロトロン帯電器の前記位置調整部材は、前記帯電ハウジングの底部に回転可能に配設された偏心軸若しくは同心円上の異なる曲率半径の湾曲面を複数有する円板材であって、前記軸受け部材に前記円板材の外周面を当接させたので、円板材を回転させることによって、容易にギャップ調整をすることができる。
また、前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に孔を形成し、前記円板材の外周部を前記孔に配設し、前記シールドケースの底面よりも外側へ突出させたので、スコロトロン帯電器の外側から円板材を回転させることによって、容易にギャップ調整をすることができる。
さらに、前記円板材の外周部若しくは外周側面に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けたので、ギャップ調整量を認識することができる。
本発明の別の高さ調整部材は、前記位置調整部材が、前記帯電ハウジングの底部にスライド可能に配設された段差面を形成したスライド板であって、該段差面の段差を前記軸受け部材に摺動させたの、スライド板を摺動させることによって、容易にギャップ調整することができる。
また、上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記スライド板にスライド用の摘みを形成し、該摘みを前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に形成したスライド用孔から該シールドケースの外側へ突出させるようにしたので、スコロトロン帯電器の外側から摘みを移動させることによって、容易にギャップ調整をすることができる。
さらに、上記画像形成装置のスコロトロン帯電器は、前記シールドケースの底面のスライド用孔に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けているので、ギャップ調整量を認識することができる。
以下、本発明の実施の形態の画像形成装置のスコロトロン帯電器について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書では、図1に示す給紙カセット3を引き出す方向を前側(図面右側)とし、給紙カセット3の幅方向を左右(図1の紙面の垂直方向)とする。
初めに画像形成装置のシートの流れ方向にそって、画像形成装置の内部構造について簡単に説明する。
図1に示すように、画像形成装置1の装置本体2の下部には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3には、印刷前のシート(図示せず)が積載して収容され、給紙カセット3から1枚ずつ分離されてシートがシート搬送路へ送り出される。給紙カセット3のシート送出側端部には、ピックアップローラ5が配設され、給紙カセット3の前側に隣接した上方位置には給紙ローラ7が配設され、その下側には分離ローラ8が配設される。
給紙ローラ7の上流側には、搬送ローラ11及び上下に配設されるレジストローラ12,13が設けられており、これらの各ローラ11〜13は図示しない駆動手段によって回転駆動される。レジストローラ12,13は、シートの斜め送りを矯正しつつ、後述する画像形成部18で形成されるトナー像と同期をとって、画像形成部18に向けてシートを送り出す。搬送ローラ11とレジストローラ12,13との間には、レジストスイッチ15が配設される。
画像形成部18は、感光体ドラム19と転写ローラ20とを備え、画像形成部18に搬送されたシートに像を転写する。感光体ドラム19は、その表面に形成すべきトナー像を担持し、このために画像形成装置1は感光体ドラム19の周囲に、現像部21、クリーニング装置17、スコロトロン帯電器30をさらに備えている。画像形成部18では、感光体ドラム19をスコロトロン帯電器30により帯電し、光学ユニット22によって感光体ドラム19に書き込まれた画像データに基づいて、静電潜像が作られる。次いで、現像部21により現像を行ってトナーで静電潜像を顕像化し、転写ローラ20により用紙等の転写材にトナーを転写し、クリーニング装置17にて転写残留トナーを感光体ドラム19の表面から除去するように構成している。
画像形成部18の下流側には、定着ローラ24および加圧ローラ25を備えた定着部23が配設されている。画像形成部18にて未定着トナー像を担持したシートは、定着部23へと送られ、熱ローラによりトナー像が定着される。
定着部23のさらに下流側には、上流側排紙ローラ対26a,26b及び下流側排紙ローラ対28,29が配設されている。そして、下流側排紙ローラ対28,29のさらに下流側には、シートの排紙口32が配設されている。
図2は、本発明のスコロトロン帯電器の要部(底面側の一方側端部)斜視図、図3はその分解斜視図、図4はスコロトロン帯電器を長手方向へ切断した断面図である。これらの図を参照にして、スコロトロン帯電器30は、断面がコ字形状である導電性のシールドケース31内にコロナワイヤー33(図4)が張架されており、シールドケース31の放電開口面31aの実質上全面にわたって、グリッド35が設けられている。すなわち、スコロトロン帯電器30は、上述の放電開口面31aが画像形成装置1の感光体ドラム19(図1参照)に対面するように配置され、コロナワイヤー33とグリッド35の間に高電圧を印加することにより、コロナワイヤー33からグリッド35を介して感光体ドラム19にコロナ放電が行われ、これにより、感光体表面を正又は負極性に帯電するものである。
なお、説明の便宜上、断面がコ字形状のシールドケース31の放電開口面31aと反対側を、シールドケース31の底部とする。
スコロトロン帯電器30のシールドケース31の一方側端部には、略箱状の電気絶縁性部材からなる帯電ハウジング37が、シールドケース31の内部から長手方向外側へ突き出るようにして設けられている。
帯電ハウジング37の長手方向外側には、取手39が一体に形成されており、取手39は、このスコロトロン帯電器30を画像形成装置1に装着又は脱着するときに用いるものである。帯電ハウジング37の開口部は、グリット35の長手方向一端側に設けられている。グリッド35の端部43にはコロ用開口43aとさらに先端部側に位置させて、引っ掛け孔43bを形成し、帯電ハウジング37にはコロ用開口43aに位置させて、ギャップコロ40を配設している。さらに、帯電ハウジング37には、コロ用開口43aと引っ掛け孔43bとの間に位置させてコロナワイヤー33の固定具36を配設し、引っ掛け孔43bの位置に対応させて端部43の引っ掛け爪38を配設している。グリッド35は、端部43に形成した引っ掛け孔43bを引っ掛け爪38に係止させて帯電ハウジング37に固定される。
なお、シールドケース31の他方側端部にもフレーム状の電気絶縁性部材からなるホルダーが嵌め込まれている。
上述したように、帯電ハウジング37のコロ用開口43aの部分には、ギャップコロ40が配置されている。
図5及び図6を参照にして、ギャップコロ40は、その側面から両側に突出する回転軸40aを形成し、回転軸40aの向きはシールドケース31の延在(長手)方向に向けて配設されている。そして、回転軸40aはコロ軸受け部材41に形成されている軸受け41a軸支される。軸受け41aは、円孔形状の軸受けでなく、一端側が開放され、ギャップコロ40を開放部から出し入れすることができる。コロ軸受け部材41は、ほぼブロック形状であり、一対の側壁41b,41cが、帯電ハウジング37の向かい合う対向壁37a,37bに面するように配置される。この対向壁37a,37bには、側壁41b,41cを案内するリブ状のガイド部材45(図3に一方のみを示す)を形成している。
高さ調整ローラ46は、コロ軸受け部材41の下部に設けられている従動脚41d,41eに、外周面50が接している。高さ調整ローラ46が回転すると、従動脚41d,41eに対して外周面50が摺動する。
図3に示すように、ガイド部材45は、帯電ハウジング37の高さ方向へ、コロ軸受け部材41を上下動が可能になるように配設するようにしている。コロ軸受け部材41の下側には、高さ調整ローラ46が配設されている。高さ調整ローラ46は、回転軸46bで連結された一対のローラからなり、帯電ハウジング37の底部37c側には軸受け47を形成し、高さ調整ローラ46に設けられている回転軸46bが軸受け47に軸支される。高さ調整ローラ46は、回転軸46bを軸心にして回動可能に軸支される。
図6に示すように、帯電ハウジング37の底部37cには、高さ調整ローラ46の一部を収容する長孔48が形成され、シールドケース31には、高さ調整ローラ46の外周部をシールドケース31の底壁31bから突出させる長孔49(図8参照)が形成されている。
図7に示すように、高さ調整ローラ46の外周面50は4つの領域50a〜50dが、90度間隔で設けられている。これらの領域50a〜50dのうち、高さ調整ローラ46の回転軸46bの中心Oから領域50a〜50dまでの外周面までの長さ(曲率半径)は、50a<50b<50c<50dの関係を満たすように形成している。高さ調整ローラ46の回転軸46bは位置固定であるので、高さ調整ローラ46を各領域50a〜50dの範囲にて回転させると、高さ調整ローラ46の接しているコロ軸受け部材41が上下動することができる。高さ調整ローラ46の各領域の長さを変えるには、上述の曲率半径を変えるほか、高さ調整ローラの回転軸を偏心させたり、楕円形状を変形させたものであってもよい。なお、本実施形態では、グリッド35と感光体ドラム19の隙間は、0.6〜0.8mmであるので、領域50a〜50dの曲率半径の最大差は、約0.2mmとする。
高さ調整ローラ46の側面外周部には、領域50aの位置に対応させて3、領域50bの位置に対応させて4、領域50cの位置に対応させて1、領域50dの位置に対応させて2の数字が刻字されている。そして、各領域50a〜50dの間には溝50eが形成されている。図8に示すように、これらの刻字1〜4はシールドケース31の底壁31bを見て長孔49を介して見える位置に刻字されている。(以下、削除)
図2〜4を参照にして、グリッド35をシールドケース31にセットするには、グリッド35の端部に設けられた取付端部43のコロ用開口43aの縁部を位置合わせし、次いで引っ掛け孔43bを引っ掛け爪38に引っ掛けてグリッド35をシールドケース31にセットする。こうして、グリッド35は、帯電ハウジング37に組み付けられる。
スコロトロン帯電器30は、コロ用開口43aが形成されている位置は、コロ軸受け部材41が配設されている部位であり、コロ用開口43aからギャップコロ40の外周面が突出し、感光体ドラム19(図1参照)とスコロトロン帯電器30とのギャップを形成する。ギャップコロ40は、シールドケース31の左右両端部に設けられることによって、感光体ドラム19の周面との間にギャップを形成する。
図4及び図6を参照にして、このスコロトロン帯電器30の表面電位にバラツキが発生した場合には、シールドケース31の底壁31bから突出した高さ調整ローラ46の外周面を回転させることによって、感光体ドラム19の表面とグリッド35との間隔を調整することができる。すなわち、高さ調整ローラ46を回転させると、高さ調整ローラ46と接しているコロ軸受け部材41の側壁41b,41cが、帯電ハウジング37のリブ状のガイド部材45(図3参照)に案内されて上下動させることができる。
図6及び図7を参照にして高さ調整ローラ46の中心Oから領域50a〜50dまでの外周面までの長さ(曲率半径)は、上述したように、50a<50b<50c<50dの関係を満たすように形成している。よって、高さ調整ローラ46の領域50aとコロ軸受け部材41とが接しているときに、感光体ドラム19とグリッド35との間隔が、最も小さく、順に領域50b,50c,50dに回すにしたがって、間隔が大きくなる。
このような高さ調整ローラ46を回転させることにより、コロ軸受け部材41が上下動すると、ギャップコロ40は、感光体ドラム19と接しているので、帯電ハウジング37が感光体ドラム19に対して相対的に移動する。したがって、帯電ハウジング37に組み付けられているグリッド35も感光体ドラム19に対して相対移動することができる。こうして、かかるスコロトロン帯電器では、設定された範囲内で均一な帯電を行うことができる。
高さ調整ローラ46を容易に回転させるには、高さ調整ローラ46を外部から確認し、指先で調整できるようにレイアウトすることが望ましい。高さ調整ローラ46の各領域50a〜50dの間に形成されている溝50eは、指先が届かないような場合に、ドライバーの先端部を溝50eに差し込んで回転させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同一部分(同一名称)については同一の符号を付して説明する。
上記第1の実施形態では、スコロトロン帯電器30の高さ調整ローラ46をコロ軸受け部材41の従動脚41d,41eに当接させて、各領域50a〜50dの曲率半径を変えることによって、コロ軸受け部材41を上下動させて、感光体ドラム19とグリッド35との距離を調整したが、本実施形態のスコロトロン帯電器では、スライド板を利用してコロ軸受け部材41を上下動させるようにしている。以下、この構造について説明する。
図10は、スコロトロン帯電器30の分解斜視図であり、図11は、スコロトロン帯電器30を長手方向に切断した断面図である。上記第1の実施形態と同一形状のギャップコロ40は、コロ軸受け部材41の軸受け41aに回転可能に軸支されている。コロ軸受け部材41は、上記第1の実施形態とは基本的形状が同じであり、従動脚41d,41eの長さを長くしていることが異なり、他の形状は同じである。したがって、コロ軸受け部材41は、該コロ軸受け部材41の側壁41b,41cがガイドされている、帯電ハウジング37のリブ状のガイド部材45(図10に一方のみ示す)に案内されて上下動させることができる。
従動脚41d,41eと帯電ハウジング37との間には、スライド板52が配設されている。
図12及び図13を参照にして、スライド板52は従動脚41d,41eに接する面に微少な段差面52a〜52cを有し、本実施形態では、段差面が52a<52b<52cの順に厚くなるように形成されている。各段差面52a〜52cのスコロトロン帯電器30の長手方向の長さは、従動脚41d,41eの長さと一致させている。スライド板52の帯電ハウジング37と接する面は平面であり、中央部に帯電ハウジング37側に突出する摘み52dを形成している。帯電ハウジング37の底部37c及びシールドケース31の底壁31bには、長孔48,49が形成されている。
図14に示すように、長孔48,49はスコロトロン帯電器30の長手方向に長く、スライド板52の摘み52dの先端部を孔49から突出させている。
シールドケース31の底壁31bには、長孔49の長手方向縁部に沿って1から3までの数字が刻印しており、本実施形態では、摘み52dの位置が刻印1にある状態では、スライド板52の段差面52aが従動脚41d,41eと接する位置にある。摘み52dの位置が刻印2にある状態では、スライド板52の段差面52bが従動脚41d,41eと接する位置にあり、摘み52dの位置が刻印3にある状態では、スライド板52の段差面52cが従動脚41d,41eと接する位置にある。
したがって、摘み52dの位置が刻印1にある状態では、コロ軸受け部材41が最も低い位置にあり、刻印2にある状態ではコロ軸受け部材41が中間高さの位置にあり、刻印3にある状態では最も高い位置となる。こうして、コロ軸受け部材41を上下動させることによってギャップコロ40の高さを調整することができる。
このような、スライド板52は、スコロトロン帯電器30の左右両端部に配設されており、その他のスコロトロン帯電器30の構成部材は上記第1の実施形態と同じである。
このスコロトロン帯電器30の表面電位にバラツキが発生した場合には、シールドケース31の底面から突出した摘み52dをスライド長孔49に沿って移動させることによって、スライド板52がシールドケース31の底壁31bを摺動することができ、感光体ドラム19とグリッド35との間隔を調整することができる。
すなわち、摘み52dを移動させると、スライド板52と接しているコロ軸受け部材41の側壁41b,41cが、帯電ハウジング37のリブ状のガイド部材45に案内されて上下動させることができる。スライド板52の段差面52a〜52cの高さ関係によって、コロ軸受け部材41が上下動することになる。よって、段差面52aとコロ軸受け部材41の従動脚41d,41eとが接しているときに、感光体ドラム19とグリッド35との間隔が、最も小さく、順に領域52b,52cに移動するにしたがって、間隔が大きくなる。上述したように、グリッド35と感光体ドラム19の隙間は、0.6〜0.8mmであるので、領域52a〜52cの曲率半径の差はその範囲内とする。
このようなスライド板52をスライド移動させることにより、コロ軸受け部材41が上下動すると、ギャップコロ40は、感光体ドラム19と接しているので、帯電ハウジング37が感光体ドラム19に対して相対的に移動する。したがって、帯電ハウジング37に組み付けられているグリッド35も感光体ドラム19に対して相対移動するので、感光体ドラム19とグリッド35との距離を変更することができ、かかるスコロトロン帯電器では、設定された範囲で均一な帯電を行うことができる。
よって、上記第1の実施形態とは、上記第1の実施形態が4段階で感光体ドラム19とグリッド35との間隔を調整できたのに対し本実施形態では3段階で感光体ドラム19とグリッド35との間隔を調整できること以外は、上記第1の実施形態と同様の効果を奏する。ただし、これは、スライド板に段差面を4個形成することによって、同様の効果を得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的思想に基づいて、本発明は変形又は変更が可能である。
例えば、上記第1の実施形態では、高さ調整ローラ46の外周部側面に領域50a〜50dに対応する番号を付したが、高さ調整ローラ46の外周面の領域50a〜50dに異なる色を塗布し、色によって区別するようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態のスコロトロン帯電器を内蔵する画像形成装置の側面図である。 図1のスコロトロン帯電器の一端部の斜視図である。 図1のスコロトロン帯電器の分解斜視図である。 図1のスコロトロン帯電器を長手方向に切断した断面図である。 図2のスコロトロン帯電器のコロ軸受け部材と高さ調整ローラの斜視図である。 図2のX−X線方向の断面図である。 図2のスコロトロン帯電器の高さ調整ローラの側面図である。 図1のスコロトロン帯電器を底面方向から見た斜視図である。 図2のスコロトロン帯電器のコロ軸受け部材とグリッドとの係合関係を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のスコロトロン帯電器の分解斜視図である。 図10のスコロトロン帯電器を長手方向に切断した断面図である。 図10のスコロトロン帯電器のギャップコロのある部分の断面図である。 図10のスコロトロン帯電器のコロ軸受け部材とスライド板との係合関係を示す斜視図である。 図10のスコロトロン帯電器を底面方向から見た斜視図である。 従来のスコロトロン帯電器の斜視図である。 図15のスコロトロン帯電器のコロ軸受け部材を示し、Aはギャップコロがコロ軸受けの退避嵌合用凹部に嵌合されている状態の正面図、Bはギャップコロが位置決め嵌合用凹部に嵌合されている状態の正面図である。
符号の説明
1 画像形成装置
19 感光体ドラム
30 スコロトロン帯電器
31 シールドケース
33 コロナワイヤー
35 グリッド
37 帯電ハウジング
40 ギャップコロ
41 コロ軸受け部材
46 高さ調整ローラ
52 スライド板
52a 段差面

Claims (7)

  1. 導電性のシールドケース内に張架されたコロナワイヤーと、該コロナワイヤーと間隔を空けて配設されているグリッドとを備え、前記シールドケースの端部には前記グリッドを支持する帯電ハウジングを設け、該帯電ハウジングには、感光体の周面に当接するギャップコロが収容され、該ギャップコロの回転軸が前記帯電ハウジングに配設された軸受け部材の軸受けによって保持されている画像形成装置のスコロトロン帯電器において、
    前記軸受け部材を前記帯電ハウジングに対して相対移動可能に配設し、前記帯電ハウジングに前記軸受け部材を相対移動可能にする位置調整部材を前記帯電ハウジングに配設したことを特徴とする画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  2. 前記位置調整部材は、前記帯電ハウジングの底部に回転可能に配設された偏心軸若しくは同心円上の異なる曲率半径の湾曲面を複数有する円板材であって、前記軸受け部材に前記円板材の外周面を当接させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  3. 前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に孔を形成し、前記円板材の外周部を前記孔に配設し、前記シールドケースの底面よりも外側へ突出させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  4. 前記円板材の外周部若しくは外周側面に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けたことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  5. 前記位置調整部材は、前記帯電ハウジングの底部にスライド可能に配設された段差面を形成したスライド板であって、該段差面の段差を前記軸受け部材に摺動させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  6. 前記スライド板にスライド用の摘みを形成し、該摘みを前記シールドケース及び前記帯電ハウジングの底面に形成したスライド用孔から該シールドケースの外側へ突出させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
  7. 前記シールドケースの底面のスライド用孔に、前記感光体と前記グリッドとの隙間の大小を識別する位置表示を設けたことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置のスコロトロン帯電器。
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