JP2004101994A - 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的簡易な構造で、容易に、微小な現像ギャップを高精度に設定できる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体20に対して間隔G1をあけて対向するように配置される現像剤担持体25と、現像剤担持体25を所定方向(X方向)の正逆に移動させて像担持体20に対する間隔G1を増減する調整手段35、40、45とを備える。そして、調整手段35、40、45は、所定方向(X方向)とは異なる方向(回動方向)に操作される。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の電子写真方式を用いた画像形成装置とそこに搭載される現像装置及びプロセスカートリッジとに関し、特に、現像剤担持体が像担持体に対して所定の間隔をあけて設置される現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カラー画像形成装置において、異なる色の現像剤をそれぞれ収納する複数の現像部を、回転軸の周りに周設したリボルバ方式の現像装置が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このようなリボルバ方式の現像装置では、感光体ドラム上に所望の色のトナー像を形成するときに、回転軸の回転により、複数の現像部のうち対応する現像部を感光体ドラムと対向する位置まで移動させる。そして、対応する現像部に設置された現像ローラ上のトナーが、対向する感光体ドラム上の潜像に付着して所望のトナー像が形成される。
【0004】
このとき、感光体ドラムと現像ローラとの間隔(以後、適宜に「現像ギャップ」と呼ぶ。)が適切に設定されていないと、画像品質上や機械品質上の種々の問題が発生する。例えば、現像ギャップが大きすぎると、感光体ドラム上に形成されるトナー像の画像濃度が低くなってしまう。また、現像ギャップが小さすぎると、現像ローラ上に担持した現像剤の穂が現像ギャップを通過できずに装置内に飛散してしまう。
【0005】
ところが、リボルバ方式の現像装置を備えた画像形成装置の場合、現像ギャップに関連する部材が多く、いわゆる設計上の積み上げ公差が大きくなってしまう傾向にある。これを避けるために、関連する部材のすべてを精度よく製造することは、コスト上難しい。
さらに、リボルバ方式の現像装置においては、複数の現像ローラがそれぞれ回転軸を中心としてその位置を変えるために、感光体ドラムに対する位置が変動しないように現像ローラを固定して現像ギャップを設定する構成とすることができない。
【0006】
したがって、リボルバ方式の現像装置を備えた画像形成装置では、装置本体に感光体ドラムや現像装置を組み付ける製造工程において、現像装置における複数の現像ローラの位置をそれぞれ微調整して、それぞれの現像ギャップを設定している。
詳しくは、現像ローラの両端の軸部をそれぞれ支持する2つのホルダ部材を、感光体ドラム側に近づけたり遠ざけたりすることで、適正な現像ギャップを設定している(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−119611号公報(第6頁、第1図、第7−8図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の画像形成装置は、微小な現像ギャップを高精度に設定するのが難しかった。
すなわち、従来の画像形成装置は、現像ローラを支持するホルダ部材の移動量(操作量)と、現像ギャップの変位量とが、ほぼ同じ大きさとなっていた。そのために、現像ギャップを微小量変位させようとすると、ホルダ部材を同じように微小量変位させなければならなかった。
特に、近年の画像形成装置においては、高い画像品質に対する要求にともない、微小な現像ギャップを高精度に設定する必要が生じている。
【0009】
このような問題を解決するために、ホルダ部材を感光体ドラム方向に移動させる際に、マイクロメータヘッド等のようにねじピッチを利用しての微小距離の調整も考えられる。しかし、その場合、装置が複雑で大きくなり、高価になるという問題がある。さらに、ホルダ部材を一方向に対する正方向のみにしか移動できないために調整の効率も悪い。
【0010】
このような問題は、上述のリボルバ方式の現像装置を備える画像形成装置以外の、単数の現像部を備える画像形成装置であっても、製造工程で現像ギャップが調整される装置には、共通の問題となっている。
さらに、これらの問題は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いた現像装置であっても、トナーのみからなる1成分現像剤を用いた現像装置であっても、現像ギャップを設定する画像形成装置に共通するものである。
【0011】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、比較的簡易な構造で、容易に、微小な現像ギャップを高精度に設定できる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1記載の発明にかかる現像装置は、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対して間隔をあけて対向するように配置される現像剤担持体と、前記現像剤担持体を所定方向の正逆に移動させて前記像担持体に対する前記間隔を増減する調整手段とを備え、前記調整手段は、前記所定方向とは異なる方向に操作されるものである。
【0013】
また、請求項2記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項1記載の発明において、前記調整手段の操作による前記現像剤担持体の所定方向への移動量が、該調整手段の操作に係わる操作方向への操作量に比べて小さくなるように形成されたものである。
【0014】
また、請求項3記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記調整手段は、前記現像剤担持体が前記所定方向以外の方向に移動するのを規制する規制部材と、前記現像剤担持体に当接する突当部材と、前記現像剤担持体を前記突当部材側に付勢する付勢部材とからなり、前記調整手段の操作を、前記突当部材の操作としたものである。
【0015】
また、請求項4記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項3に記載の発明において、前記突当部材は、回動可能に形成され、当該突当部材の回動に連動して前記現像剤担持体との当接部が前記所定方向の正逆に変位するように形成されたものである。
【0016】
また、請求項5記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項3に記載の発明において、前記突当部材は、スライド移動可能に形成され、当該突当部材のスライド移動に連動して前記現像剤担持体との当接部が前記所定方向の正逆に変位するように形成されたものである。
【0017】
また、請求項6記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項1〜請求項5のいずれかに記載の発明において、前記現像剤担持体は、複数の現像剤担持体であり、前記調整手段を、前記複数の現像剤担持体に対してそれぞれ設けられた複数の調整手段としたものである。
【0018】
また、請求項7記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項6に記載の発明において、前記複数の現像剤担持体は、回転軸の周りに周設され、該回転軸が回転することで前記像担持体にそれぞれ対向するように形成されたものである。
【0019】
また、請求項8記載の発明にかかる現像装置は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載の発明において、前記像担持体は感光体ドラムであり、前記現像剤担持体は現像ローラであり、前記所定方向を、前記感光体ドラムの回転中心と前記現像ローラの回転中心とを通過する直線方向としたものである。
【0020】
また、この発明の請求項9記載の発明にかかるプロセスカートリッジは、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置を備えたものである。
【0021】
また、この発明の請求項10記載の発明にかかる画像形成装置は、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置を備えたものである。
【0022】
なお、本明細書において、「プロセスカートリッジ」とは、像担持体を帯電する帯電手段と、像担持体にトナーを供給する現像手段と、像担持体をクリーニングするクリーニング手段とのうち、少なくとも1つの手段と、像担持体とが、一体的にカートリッジ化されて、画像形成装置本体に対して着脱自在に形成された集合体と定義する。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0024】
実施の形態1.
図1〜図5にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、本実施の形態1における画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
【0025】
図1は、リボルバ方式の現像装置を備えた画像形成装置としてのカラー複写機全体を示す構成図である。
カラー複写機は、主として、カラー画像読取装置1、カラー画像記録装置2、給紙バンク3等で構成されている。
カラー画像読取装置1は、コンタクトガラス121上に載置されたカラー原稿4の画像を、照明ランプ122、ミラー群123a〜123c、レンズ124を介して、カラーセンサー125に結像する。ここで、原稿4のカラー画像情報は、例えば、レッド、グリーン、ブルーの色分解光ごとに読み取られ、電気的な画像信号に変換されたものである。
【0026】
そして、カラー画像読取装置1で得た色分解画像信号に基づいて、画像処理部で色変換処理をおこなって、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのカラー画像データを得る。
その後、カラー画像記録装置2において、書き込み光学ユニット220は、カラー画像読取装置1からのカラー画像データを光信号に変換した後に、原稿4の画像に対応した光書き込みをおこなう。すなわち、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色ごとに、レーザー光を感光体ドラム20上に照射して、帯電器203により表面が一様に帯電された感光体ドラム20上に静電潜像を形成する。
【0027】
一方、像担持体としての感光体ドラム20は、図中の矢印方向に回転している。そして、感光体ドラム20表面は、その周りに配設された、帯電器203、電位センサ204、リボルバ方式現像装置23の選択された現像部24C、Pセンサ205、中間転写ユニット500、感光体クリーニング装置201、除電ランプ202を順次通過していく。
【0028】
ここで、リボルバ方式現像装置23は、ブラック現像部24K、シアン現像部24C、マゼンタ現像部24M、イエロー現像部24Yと、各現像部を図中の反時計方向に回転させるリボルバ回転駆動部等で構成されている。
各現像部24K、24C、24M、24Yは、それぞれ、現像剤の穂を感光体ドラム20の表面に接触させて静電潜像を現像する現像ローラと、現像剤を汲み上げて撹拌する現像剤パドル等で構成されている。
各現像部24K、24C、24M、24Y内のトナーは、フェライトキャリアとの撹拌によって負極性に帯電される。また、現像ローラと感光体ドラム20との間には、現像ギャップ(間隔)が設けられている。さらに、現像ローラには、負の直流電圧に交流電圧が重畳された現像電圧が印加される。これによって、現像ローラ表面と感光体ドラム20表面との間に、所望の電界が形成される。
【0029】
リボルバ方式現像装置23における各現像部の動作を、ブラック現像部24Kを例にとって説明する。
ブラック現像部24Kは、まず、コピー開始前の待機状態では、感光体ドラム20と対向する現像位置よりも上流側に位置するように、リボルバ回転駆動部により調整される。そして、コピー動作が開始されて、書き込み光学ユニットによるブラック画像データに対応したレーザー光が、感光体ドラム20上に照射されるのに合わせて、リボルバ回転駆動部により、ブラック現像部24Kが現像位置まで回転駆動される。詳しくは、レーザー光による静電潜像が、現像位置に到達する前に、ブラック現像部24Kの現像位置への移動が完了する。
【0030】
こうして、感光体ドラム20上の、ブラック画像情報に対応した静電潜像が現像される。
なお、その他の色に対応した静電潜像の現像に関しても、上述のブラック現像部24Kと同様に、リボルバ回転駆動部により、対応する現像部をタイミングよく現像位置に移動することで達成する。
【0031】
その後、トナー像が形成された感光体ドラム20表面は、中間転写ユニット500との対向部に達する。
中間転写ユニット500は、複数のローラに張架された中間転写ベルト501等で構成されている。中問転写ベルト501の外周には、2次転写ユニット600、ベルトクリーニングブレード、潤滑剤塗布ブラシ等が配設されている。他方、中間転写ベルト501の内周には、1次転写バイアスローラ507、ベルト駆動ローラ508、ベルトテンションローラ509、2次転写対向ローラ510、クリーニング対向ローラ511、アースローラ512が配設されており、これらのローラに中間転写ベルト501は張架されている。
【0032】
そして、1次転写バイアスローラ507には、所定の転写電圧が印可される。また、ベルト駆動ローラ508の図中矢印方向の回転駆動により、中間転写ベルト501は矢印方向に走行する。
このような中間転写ユニット500において、感光体ドラム20上に形成されたトナー像が、中間転写ベルト501上に転写される。
【0033】
一方、中間転写ユニット500を通過した後の感光体ドラム20表面は、感光体クリーニング装置201との対向部に達する。そして、感光体クリーニング装置201によって、感光体ドラム20上の未転写トナーが回収された後に、除電ランプ202の位置に達する。そして、ここで、感光体ドラム20表面の電位がクリアされた後に、感光体ドラム20表面は、帯電器203の位置に達する。
このような一連の作像プロセスが、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色ごとにおこなわれることになる。
【0034】
そして、上述の中間転写ユニット500では、感光体ドラム20上の各色に対応したトナー像が、順次、中間転写ベルト501上に重ねて転写される。そして、カラー原稿に対応したカラー画像が、中間転写ベルト501上に形成される。
【0035】
この中間転写ベルト501上に形成された4色重ね合わせたカラー画像は、次に、2次転写ユニット600にて、転写紙上に転写されることになる。
ここで、2次転写ユニット600は、3つの支持ローラ602〜604に張架された2次転写ベルト601等で構成される。そして、2つの支持ローラ602、603の間の2次転写ベルト601のベルト部分が、2次転写対向ローラ510に対して接離自在となるように、支持ローラ602は移動制御される。
【0036】
また、2次転写バイアスローラ605には、所定の転写電圧が印加される。他方、2次転写ベルト601は、図中の反時計回転方向に走行する。
このように構成された2次転写ユニット600によって、2次転写ベルト601上に搬送された転写紙に、中間転写ベルト501上の4色カラー画像が転写される。詳しくは、転写紙は、レジストローラ対650によって、2次転写バイアスローラ605と2次転写対向ローラ510との間に向けて、所定のタイミングで搬送される。そして、転写紙は、2次転写バイアスローラ605の電圧によって、中間転写ベルト501上のトナーを吸着する。
【0037】
その後、カラー画像が転写された転写紙は、2次転写ベルト601によって、転写紙除電チャージャ606の位置に達する。そして、ここで2次転写ベルト601との静電的な吸着を解かれた転写紙は、2次転写ベルト601から分離される。
他方、転写紙を分離した後の2次転写ベルト601表面は、ベルト除電チャージャ、クリーニングブレードの位置を順次通過する。
【0038】
ここで、2次転写ユニット600で搬送される転写紙は、給紙バンク3の給紙部300a〜300cから給送され、搬送経路、レジストローラ対650等を通過したものである。なお、レジストローラ対650では、上述したように、中間転写ベルト501上のトナー像の先端と、転写紙の先端とが一致するようにタイミングを合わせて、転写紙を搬送する。
【0039】
その後、カラー画像が転写された転写紙は、2次転写ユニット600から分離された後に、定着装置270に向けて搬送される。
定着装置270に搬送された転写紙は、定着上ローラ271と定着下ローラ272とのニップ部で、トナー像が溶融定着される。
その後、定着装置270を通過した転写紙は、排出ローラ対212によって、装置本体外に向けて排出される。
このようにして、一連のフルカラーコピー動作が完了する。
【0040】
次に、図2〜図5にて、本実施の形態1の画像形成装置における現像ギャップの調整手段について詳述する。図1の画像形成装置は、その製造工程やメンテナンス工程において、現像ギャップが調整される。
図2は、リボルバ方式現像装置23と感光体ドラム20とを示す部分図である。ここで、リボルバ現像装置23に設置される4つの現像部24K、24C、24M、24Yと、それらに設置される各調整手段とは、それぞれ同じように構成され動作するために、現像部を示す符号中のアルファベット(K、C、M、Y)を除き説明する。
【0041】
図2に示すように、現像部24には、主として、現像ローラ25と現像剤パドル24とが収納されている。そして、リボルバ方式現像装置23内において現像時の現像部24は、感光体ドラム20と対向する位置に回転移動する。このとき、図2に示すように、感光体ドラム20の回転中心と、現像ローラ25の回転中心と、リボルバ現像装置23の回転軸30中心とは、ほぼ同一直線上にある。そして、感光体ドラム20表面と、現像ローラ25表面(図4に示すローラ部25a表面である。)との間に、現像ギャップGが形成される。
【0042】
そして、製造工程における現像ギャップGの調整は、例えば、感光体ドラム20の位置に、感光体ドラム20と同形状の治具を設置しておこなう。そして、後述する調整手段を操作して、現像部24の現像ローラ25を、図中の座標におけるX方向の正逆(+X方向と−X方向とである。)に移動して、現像ギャップGの調整をおこなう。
【0043】
図3は、現像ギャップGを調整する調整手段を示す概略図である。
図3において、20は感光体ドラム、25は現像ローラ、25bは現像ローラの軸方向両端に設けられたステンレス鋼等からなる軸部、30はリボルバ方式現像装置の回転軸、31はリボルバ方式現像装置の軸方向両端に設置され各現像部24を支持するリボルバ側板、31aはリボルバ側板31に設けられた突起部、35は現像ローラ25の図中Y方向の移動を規制する規制部材、40は現像ローラ25の軸部25bに当接する突当部材、40aは図中矢印方向に回動する突当部材40の回転中心、40bは突当部材40に設けられた長穴、40cは実際に軸部25bに当接する突当部材40の当接面、41は突当部材40の姿勢を固定するためのねじ、45は現像ローラ25を突当部材40側に付勢する付勢部材、47は付勢部材45に付勢力を与える圧縮スプリングを示す。
【0044】
ここで、図4に示す断面図(図3のM―M断面である。)を参照して、規制部材35は、現像ローラ25の両端側において軸部25bの図中Y方向の移動を規制している。
また、図3に示すように、付勢部材45は、スプリング47の付勢力により、現像ローラ25の軸部25bを、突当部材40の当接面40cに加圧している。さらに、突当部材40は、回転中心40aを中心に、リボルバ側板31上(XY平面である。)を回動自在に形成されている。
【0045】
これらの調整手段としての、突当部材40と、規制部材35と、付勢部材45とは、図4を参照して、現像ローラ25の両端側にそれぞれ配設されている。
そして、この調整手段によって、現像ローラ25は、図3中のXY平面におけるX方向以外の方向への移動が抑止され、感光体ドラム20に対してX方向に直線的に可逆に移動することになる。
【0046】
詳しくは、図3の状態にある調整手段によって形成された現像ギャップG1を微小量だけ小さくしたいとき、作業者は、図5に示すように、突当部材40を所定の角度θだけ回転させる。
このとき、軸部25bは、平面的に形成された当接面40c上を滑るようにして、その位置を+X方向に移動する。これにより、図3の現像ギャップG1よりも僅かに小さな現像ギャップG2を形成することができる。そして、所望の現像ギャップG2が形成された時点で、長穴40b部に設置された仮止め状態のねじ41を締結(本締め)して、突当部材40をリボルバ側板31に固定する。
【0047】
以上説明したように、本実施の形態1のように構成された調整手段は、作業者の操作方向(突当部材40の回動方向である。)と、現像ローラ25の移動方向(±X方向である。)とは、まったく異なる方向となっている。換言すると、この調整手段は、角度変位を直線変位に変換するものである。したがって、突当部材40の形状によって、角度変位(操作量)に対する直線変位(調整量)の変換率を任意に設定することができる。
【0048】
すなわち、角度変位に対して直線変位が僅かにしか生じないような突当部材40の構成とすれば、突当部材40の操作角度に大きな誤差が生じても、現像ギャップにはその誤差が僅かにしか影響しないことになる。したがって、作業者は、微小な現像ギャップであっても、簡単に、高精度に調整できることになる。
【0049】
実施の形態2.
図6にて、この発明の実施の形態2について説明する。
図2は、実施の形態2における現像装置の調整手段を示す概略正面図であり、前記実施の形態1の図3に対応する図である。ここで、本実施の形態2は、調整手段の形状のみが、前記実施の形態1と相違する。
【0050】
図6に示すように、現像装置における軸方向の両端側に設置される現像ギャップの調整手段は、主として、突当部材40、付勢部材45、規制部材35等で構成される。
ここで、本実施の形態2の調整手段は、突当部材40が中央部に矩形状の貫通穴を有する形状になっており、前記実施の形態1の突当部材の形状と相違する。そして、突当部材40の貫通穴の一辺を、現像ローラの軸部25bとの当接面40cとしている。
【0051】
また、突当部材40の回転中心40aは、前記実施の形態1とは異なり、突当部材40の感光体ドラム側に設けられている。
また、スプリング47は、突当部材40の貫通穴の一辺側に、一端が支持されている。
さらに、突当部材40の回動後の位置を固定するための長穴40b及びねじ41は、2箇所にそれぞれ設置されている。
【0052】
そして、このように構成された本実施の形態2の調整手段においても、前記実施の形態1と同様に、現像ローラが図中のXY平面におけるX方向以外の方向に移動することが制限されて、感光体ドラムに対してX方向に直線的に移動することになる。
【0053】
詳しくは、図6の状態にある調整手段によって形成された現像ギャップを微小量だけ大きくしたいとき、作業者は、突当部材40を所定角度だけ回転させる(図中の矢印方向の回転である。)。
このとき、軸部25bは、当接面40c上を滑るようにして、その位置を−X方向に移動する。これにより、図6の状態の現像ギャップよりも僅かに大きな現像ギャップを形成することができる。そして、所望の現像ギャップが形成された時点で、長穴40b部に設置されたねじ41をそれぞれ締結して、突当部材40をリボルバ側板に固定する。
【0054】
以上説明したように、本実施の形態2においても、前記実施の形態1と同様に、作業者は、微小な現像ギャップであっても、簡単に、高精度に調整できることができる。
【0055】
実施の形態3.
図7にて、この発明の実施の形態3について説明する。
図7は、実施の形態3における現像装置の調整手段を示す概略正面図であり、前記実施の形態1の図3に対応する図である。ここで、本実施の形態3は、調整手段の形状のみが、前記各実施の形態と相違する。
【0056】
図7に示すように、現像装置における現像ギャップの調整手段は、主として、突当部材40、付勢部材45、規制部材35等で構成される。
ここで、本実施の形態3の調整手段は、突当部材40の当接面40cが曲面形状になっており、平面形状の当接面40cを有する前記実施の形態1の突当部材と相違する。
【0057】
詳しくは、当接面40cは、図中の時計回転方向にそって、回転中心40aから当接面40cまでの距離Rが漸増するように形成されている。
これにより、作業者が、突当部材40を図7の状態から所定角度θだけ反時計方向に回転させると、現像ローラの軸部25bが微小距離(R2−R1)だけ+X方向に変位する。そして、現像ギャップもほぼ同じ量だけ小さくなる。
【0058】
以上説明したように、本実施の形態3においても、前記各実施の形態と同様に、作業者は、微小な現像ギャップであっても、簡単に、高精度に調整できることができる。
特に、本実施の形態3の調整手段は、突当部材40の当接面40cを曲面形状としているために、前記各実施の形態と比べて、角度変位(操作量)に対する直線変位(調整量)の変換率を自由に設定することができる。
【0059】
すなわち、上述の回転角度変位に連関した回転中心40aから当接面40cまでの距離Rの増加を、緩やかに設定すればするほど、高精度な調整が可能になる。
このように、当接面40cの曲面形状は任意に設定することができて、それにより種々の調整の形態を可能にする。
例えば、回転中心40aから当接面40cまでの距離Rが、回転角度θの増加に対して比例的に増加するような、当接面40cの曲面形状とすることもできる。
さらに、回転角度θ変位に対して現像ギャップ変位が、正確に比例するような、当接面40cの曲面形状とすることもできる
【0060】
実施の形態4.
図8にて、この発明の実施の形態4について説明する。
図8は、実施の形態4における現像装置の調整手段を示す概略正面図である。ここで、本実施の形態4は、調整手段における突当部材の形状と操作方向とが、前記各実施の形態と相違する。
【0061】
図8に示すように、現像ギャップの調整手段は、主として、突当部材40、付勢部材45、規制部材35等で構成される。
ここで、本実施の形態4の調整手段は、突当部材40の操作方向が図中の±Y方向になっており、回動方向に操作する前記各実施の形態の突当部材と相違する。
【0062】
詳しくは、突当部材40には、突当部材40の図中破線矢印方向のスライド移動を可能にする長穴40b及びねじ41が、2箇所にそれぞれ設置されている。そして、突当部材40を操作する際にねじ41は仮止めされており、調整が終了した時点でねじ41が本締めされる。
また、突当部材40の当接面40cは、突当部材40の+Y方向のスライド移動にともない、長穴40bから当接面40cまでの距離が漸増するように形成されている。
【0063】
これにより、作業者が、突当部材40を図8の状態から±Y方向にスライド移動させると、現像ローラの軸部25bが微小距離だけ±X方向に変位する。そして、現像ギャップもほぼ同じ量だけ変位する。
ここで、スライド移動とは、前記各実施の形態に示す回動とは異なり、XY平面における直線的又は曲線的な移動であり、突当部材40における各部のXY座標がそのまま同じ量だけシフトする移動である。
【0064】
以上説明したように、本実施の形態4においても、前記各実施の形態と同様に、作業者は、微小な現像ギャップであっても、簡単に、高精度に調整できることができる。
なお、本実施の形態4では、突当部材40の当接面40cの形状を平面形状としたが、前記実施の形態3と同様に、当接面40cの形状を曲面形状とすることもできる。
【0065】
なお、上記各実施の形態では、本発明による現像ギャップの調整手段を、複数の現像ローラ25を有するリボルバ方式現像装置23に適用した。ところが、本発明の適用はこれに限定されることなく、例えば、現像ローラを1つだけ有する現像装置であって、対向する感光体ドラムとの間に現像ギャップを形成する現像装置に対しても、適用することができる。そして、その場合にも、上記各実施の形態と同様の効果を奏することになる。
【0066】
さらには、感光体ドラムと現像ローラとを収納するプロセスカートリッジであって、感光体ドラムと現像ローラとの現像ギャップを形成するプロセスカートリッジに対しても、本発明による調整手段を適用することができる。
【0067】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記各実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
【0068】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されているので、比較的簡易な構造で、容易に、微小な現像ギャップを高精度に設定できる現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における画像形成装置を示す全体構成図である。
【図2】図1の画像形成装置におけるリボルバ方式現像装置を示す部分図である。
【図3】図2の現像装置における調整手段を示す概略正面図である。
【図4】図3のM―M断面を示す概略断面図である。
【図5】図3の調整手段の操作状態を示す概略正面図である。
【図6】この発明の実施の形態2における現像装置の調整手段を示す概略正面図である。
【図7】この発明の実施の形態3における現像装置の調整手段を示す概略正面図である。
【図8】この発明の実施の形態4における現像装置の調整手段を示す概略正面図である。
【符号の説明】
20 感光体ドラム(像担持体)、 23 リボルバ方式現像装置、
24、24K、24C、24M、24Y 現像部(現像装置)、
25 現像ローラ(現像剤担持体)、 25a ローラ部、
25b 軸部、 26 現像剤パドル、 30 回転軸、
31 リボルバ側板、 31a突起部、 35 規制部材、
40 突当部材、 40a 回転中心、 40b 長穴、 40c 当接面、
41 ねじ、 45 付勢部材、 47 スプリング、
G、G1、G2 現像ギャップ(間隔)。

Claims (10)

  1. 像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、前記像担持体に対して間隔をあけて対向するように配置される現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体を所定方向の正逆に移動させて前記像担持体に対する前記間隔を増減する調整手段とを備え、
    前記調整手段は、前記所定方向とは異なる方向に操作されることを特徴とする現像装置。
  2. 前記調整手段の操作による前記現像剤担持体の所定方向への移動量が、該調整手段の操作に係わる操作方向への操作量に比べて小さくなるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記調整手段は、前記現像剤担持体が前記所定方向以外の方向に移動するのを規制する規制部材と、前記現像剤担持体に当接する突当部材と、前記現像剤担持体を前記突当部材側に付勢する付勢部材とからなり、
    前記調整手段の操作は、前記突当部材の操作であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記突当部材は、回動可能に形成され、当該突当部材の回動に連動して前記現像剤担持体との当接部が前記所定方向の正逆に変位するように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記突当部材は、スライド移動可能に形成され、当該突当部材のスライド移動に連動して前記現像剤担持体との当接部が前記所定方向の正逆に変位するように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  6. 前記現像剤担持体は、複数の現像剤担持体であり、
    前記調整手段は、前記複数の現像剤担持体に対してそれぞれ設けられた複数の調整手段であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 前記複数の現像剤担持体は、回転軸の周りに周設され、該回転軸が回転することで前記像担持体にそれぞれ対向するように形成されたことを特徴とする請求項6に記載の現像装置。
  8. 前記像担持体は感光体ドラムであり、
    前記現像剤担持体は現像ローラであり、
    前記所定方向は、前記感光体ドラムの回転中心と前記現像ローラの回転中心とを通過する直線方向であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の現像装置。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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