JPH0687233A - 印刷装置 - Google Patents
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- JPH0687233A JPH0687233A JP23948092A JP23948092A JPH0687233A JP H0687233 A JPH0687233 A JP H0687233A JP 23948092 A JP23948092 A JP 23948092A JP 23948092 A JP23948092 A JP 23948092A JP H0687233 A JPH0687233 A JP H0687233A
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子写真方式を用いた印刷装置において、感光
体を交換したときに必要な表面電位を均一にするための
調整を忘れたり調整ミスによる画像不良を防止し、調整
に掛かっていた時間を省く。 【構成】帯電器8内のワイヤ22を支えて感光体7との
距離を決めている両端のワイヤ台23a・23bの一方
に、上下に移動するスライド台26と移動させるモータ
28とを備え、帯電器8の後工程には感光体7の両端の
表面電位を読み取る2個の表面電位センサ14a・14
bと、2個の表面電位センサ14a・14bの出力値か
らモータ28を駆動させる制御部15とを備え、2個の
表面電位センサ14a・14bの読み取った出力値の差
に従ってモータ28を駆動させ、片方のワイヤ22を支
えているスライド台26を上下に移動させて自動的に表
面電位の傾斜を取り除き、表面電位を均一にする。
体を交換したときに必要な表面電位を均一にするための
調整を忘れたり調整ミスによる画像不良を防止し、調整
に掛かっていた時間を省く。 【構成】帯電器8内のワイヤ22を支えて感光体7との
距離を決めている両端のワイヤ台23a・23bの一方
に、上下に移動するスライド台26と移動させるモータ
28とを備え、帯電器8の後工程には感光体7の両端の
表面電位を読み取る2個の表面電位センサ14a・14
bと、2個の表面電位センサ14a・14bの出力値か
らモータ28を駆動させる制御部15とを備え、2個の
表面電位センサ14a・14bの読み取った出力値の差
に従ってモータ28を駆動させ、片方のワイヤ22を支
えているスライド台26を上下に移動させて自動的に表
面電位の傾斜を取り除き、表面電位を均一にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷装置に関し、特に帯
電器を用いた電子写真方式の印刷装置に関する。
電器を用いた電子写真方式の印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式の印刷装置において
は、回転する感光体の表面を帯電器により均一に帯電さ
せ、その上にレーザ光により潜像を形成し、現像器によ
り潜像部にトナーをのせる。このトナー像は、感光体の
回転と同期して転写位置に搬送される用紙に転写帯電器
によって転写され、転写されたトナー像は定着器により
定着されて印刷は完了する。また、転写後の感光体の表
面はクリーニング部により清掃される。次にその中で感
光体表面に電荷を与える帯電器としては、高電圧をかけ
たワイヤのコロナ放電によるものが多い。この帯電器に
は、感光体の軸方向の表面電位が一方が高く他方が低く
なっている状態である傾きがあると、印刷画像は傾きに
対応した濃度差が生じるので、表面電位を均一にするた
めの調整する機構がある。
は、回転する感光体の表面を帯電器により均一に帯電さ
せ、その上にレーザ光により潜像を形成し、現像器によ
り潜像部にトナーをのせる。このトナー像は、感光体の
回転と同期して転写位置に搬送される用紙に転写帯電器
によって転写され、転写されたトナー像は定着器により
定着されて印刷は完了する。また、転写後の感光体の表
面はクリーニング部により清掃される。次にその中で感
光体表面に電荷を与える帯電器としては、高電圧をかけ
たワイヤのコロナ放電によるものが多い。この帯電器に
は、感光体の軸方向の表面電位が一方が高く他方が低く
なっている状態である傾きがあると、印刷画像は傾きに
対応した濃度差が生じるので、表面電位を均一にするた
めの調整する機構がある。
【0003】次に、上述の従来の技術による電位写真方
式の印刷装置の一例を図面に用いて説明する。図3は従
来の技術による印刷装置の概念を示す図、図4は従来の
技術による印刷装置の帯電器の一例を示す詳細図であ
る。
式の印刷装置の一例を図面に用いて説明する。図3は従
来の技術による印刷装置の概念を示す図、図4は従来の
技術による印刷装置の帯電器の一例を示す詳細図であ
る。
【0004】図3において、給紙部2に供給された連続
用紙1は、電子写真部3により可視像とされたトナー3
1をトラクタ部4にて転写し、定着部5にて転写により
用紙に吸着されたトナー31を定着し、スタッカ部6に
排出され折りたたまれる構造となっている。電子写真部
3では、回転する感光体7の表面を帯電器8により均一
に帯電させ、レーザ9により帯電している感光体7の表
面上を露光し、電位の差により潜像を形成させる。現像
器10で感光体7の表面の潜像部にトナー31を乗せ、
可視像となったトナー31は転写前イレース11により
転写しよすくされ、転写帯電器12により感光体7と同
期して搬送された用紙にトナー像を吸着する。クリーニ
ング部13では、転写しきれなかった残留トナーを掻き
取り、そして感光体7の表面の電荷をゼロにしている。
帯電器8とレーザ9との間には、感光体7の表面電位を
監視している表面電位センサ14が備えられている。制
御部15は、表面電位センサ14の読み取り値を換算
し、設定値になるように帯電器8にかけている高電圧を
変化させるフィードバック制御を行っている。
用紙1は、電子写真部3により可視像とされたトナー3
1をトラクタ部4にて転写し、定着部5にて転写により
用紙に吸着されたトナー31を定着し、スタッカ部6に
排出され折りたたまれる構造となっている。電子写真部
3では、回転する感光体7の表面を帯電器8により均一
に帯電させ、レーザ9により帯電している感光体7の表
面上を露光し、電位の差により潜像を形成させる。現像
器10で感光体7の表面の潜像部にトナー31を乗せ、
可視像となったトナー31は転写前イレース11により
転写しよすくされ、転写帯電器12により感光体7と同
期して搬送された用紙にトナー像を吸着する。クリーニ
ング部13では、転写しきれなかった残留トナーを掻き
取り、そして感光体7の表面の電荷をゼロにしている。
帯電器8とレーザ9との間には、感光体7の表面電位を
監視している表面電位センサ14が備えられている。制
御部15は、表面電位センサ14の読み取り値を換算
し、設定値になるように帯電器8にかけている高電圧を
変化させるフィードバック制御を行っている。
【0005】図4において、感光体7の表面にコロナ放
電により電荷を与える帯電器8は、感光体7と同じ幅の
長さを有してる。帯電器8の内部の両端には端子21a
・21bがあり、端子21aから端子21bへワイヤ2
2が掛けられている。ワイヤ22の一端にはスプリング
が取り付けられていてワイヤ張力を付与している。ワイ
ヤ22は、両端にある感光体7との距離を決める指示部
である絶縁体のワイヤ台23a・23bの溝を通してい
る。帯電器8の奥側にはピン25があり、ピン25は一
方の端子21bに結線されている。また、ピン25は、
帯電器8を装置本体に挿入したときに本体側の高圧端子
に接する。
電により電荷を与える帯電器8は、感光体7と同じ幅の
長さを有してる。帯電器8の内部の両端には端子21a
・21bがあり、端子21aから端子21bへワイヤ2
2が掛けられている。ワイヤ22の一端にはスプリング
が取り付けられていてワイヤ張力を付与している。ワイ
ヤ22は、両端にある感光体7との距離を決める指示部
である絶縁体のワイヤ台23a・23bの溝を通してい
る。帯電器8の奥側にはピン25があり、ピン25は一
方の端子21bに結線されている。また、ピン25は、
帯電器8を装置本体に挿入したときに本体側の高圧端子
に接する。
【0006】印刷命令によりワイヤ22に高電圧がかけ
られるとコロナ放電現像が発生し、光電導性の物質でで
きている感光体7の表面は一様な電位(電荷)を形成す
る。この表面電位は、感光体7とワイヤ22との距離に
対して影響を受けやすく、距離を狭くすると電位は高く
なり、広くすると電位は低くなる関係にある。感光体7
の軸方向に対する表面電位の傾きが生じている場合は、
片方のワイヤ台23aの下部にある調整ネジ24をまわ
してワイヤ台23aを押したり引いたりし、ワイヤ22
と感光体7との距離を広げたり狭くしたりする。例え
ば、帯電器8の手前側に調整ネジ24が設けてあるとき
に、感光体7の手前側の電位が低い場合は、調整ネジ2
4をワイヤ台23a・23bが押される方向にまわして
ワイヤ22を感光体7に近づける。このようにワイヤ2
2と感光体7の距離を調整することにより感光体表面に
均一な電荷が与えられる。
られるとコロナ放電現像が発生し、光電導性の物質でで
きている感光体7の表面は一様な電位(電荷)を形成す
る。この表面電位は、感光体7とワイヤ22との距離に
対して影響を受けやすく、距離を狭くすると電位は高く
なり、広くすると電位は低くなる関係にある。感光体7
の軸方向に対する表面電位の傾きが生じている場合は、
片方のワイヤ台23aの下部にある調整ネジ24をまわ
してワイヤ台23aを押したり引いたりし、ワイヤ22
と感光体7との距離を広げたり狭くしたりする。例え
ば、帯電器8の手前側に調整ネジ24が設けてあるとき
に、感光体7の手前側の電位が低い場合は、調整ネジ2
4をワイヤ台23a・23bが押される方向にまわして
ワイヤ22を感光体7に近づける。このようにワイヤ2
2と感光体7の距離を調整することにより感光体表面に
均一な電荷が与えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の印刷装
置では、感光体の寿命や不良による交換をおこなうと感
光体の特性が各々異なるために表面電位の乗り方が変わ
る。このため感光体の表面電位には傾きが生じ、印刷画
像には濃度差が生じる。よって、感光体を交換したとき
は、表面電位を均一にするための調整を行う必要があっ
た。また、調整には、装置に使用している表面電位セン
サと同じものを使用して感光体の両端の表面電位を測る
測定器をセットしなければならないし、帯電器を外さな
いとワイヤの高さを調節できないという問題点があっ
た。
置では、感光体の寿命や不良による交換をおこなうと感
光体の特性が各々異なるために表面電位の乗り方が変わ
る。このため感光体の表面電位には傾きが生じ、印刷画
像には濃度差が生じる。よって、感光体を交換したとき
は、表面電位を均一にするための調整を行う必要があっ
た。また、調整には、装置に使用している表面電位セン
サと同じものを使用して感光体の両端の表面電位を測る
測定器をセットしなければならないし、帯電器を外さな
いとワイヤの高さを調節できないという問題点があっ
た。
【0008】そこで本発明の目的は、感光体交換時に行
う調整を自動的に行えるようにし、調整忘れ調整ミスに
よる印字不良をなくすとともに、調整のためにかかって
いた時間を省くことができる印刷装置を提供することに
ある。
う調整を自動的に行えるようにし、調整忘れ調整ミスに
よる印字不良をなくすとともに、調整のためにかかって
いた時間を省くことができる印刷装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、ワ
イヤのコロナ放電により感光体を帯電させる帯電器を備
えている電子写真方式を用いた印刷装置において、帯電
器内のワイヤを支え感光体との距離を決めている両端の
ワイヤ台の一方に上下に移動するスライド台と移動させ
るモータと、帯電器の後工程には感光体の両端の表面電
位を読み取る2個の表面電位センサと、感光体を帯電し
ているときに2個の表面電位センサにより読み取った表
面電位の値から電位の差を換算しモータを駆動させてス
ライド台を上下に移動させる制御部とを備え、感光体表
面上に均一な帯電をさせて構成される。
イヤのコロナ放電により感光体を帯電させる帯電器を備
えている電子写真方式を用いた印刷装置において、帯電
器内のワイヤを支え感光体との距離を決めている両端の
ワイヤ台の一方に上下に移動するスライド台と移動させ
るモータと、帯電器の後工程には感光体の両端の表面電
位を読み取る2個の表面電位センサと、感光体を帯電し
ているときに2個の表面電位センサにより読み取った表
面電位の値から電位の差を換算しモータを駆動させてス
ライド台を上下に移動させる制御部とを備え、感光体表
面上に均一な帯電をさせて構成される。
【0010】
【実施例】次に本発明の詳細をその実施例につき図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の印刷装置の帯電
部の構成を示す一部展開斜視図、図2は本実施例の印刷
装置の帯電部の制御を示すブロック図である。なお、電
子写真方式の印刷装置全体の構成,機能,動作等につい
ては図3に示す従来の技術と同一であるためその説明を
省略する。
部の構成を示す一部展開斜視図、図2は本実施例の印刷
装置の帯電部の制御を示すブロック図である。なお、電
子写真方式の印刷装置全体の構成,機能,動作等につい
ては図3に示す従来の技術と同一であるためその説明を
省略する。
【0012】図1において、7は感光体、8は帯電器、
14a・14bは表面電位センサ、15は制御部、21
a・21bは端子、22はワイヤ、23a・23bはワ
イヤ台、25はピン、26はスライド台、27は伝達ギ
ヤ、28はステッピングモータ、29はコネクタであ
る。
14a・14bは表面電位センサ、15は制御部、21
a・21bは端子、22はワイヤ、23a・23bはワ
イヤ台、25はピン、26はスライド台、27は伝達ギ
ヤ、28はステッピングモータ、29はコネクタであ
る。
【0013】ワイヤ22は、帯電器8内の両端にある端
子21a・21bのあいだに掛けられていて、高電圧を
かけることによりコロナ放電が発生し、感光体7の表面
に電荷を与える。端子21a・21b間のワイヤ22の
両端部には、感光体7との距離を決めている絶縁体の指
示部があり、指示部すなわちワイヤ台23a・23bの
溝の部分にワイヤ22を通している。一方は固定となっ
ているワイヤ台23bで、感光体7との距離が決められ
ている。他方は、固定のワイヤ台23aとその内部のス
ライド台26とからなり、ワイヤ台23aの溝の部分に
ワイヤ22を通している。
子21a・21bのあいだに掛けられていて、高電圧を
かけることによりコロナ放電が発生し、感光体7の表面
に電荷を与える。端子21a・21b間のワイヤ22の
両端部には、感光体7との距離を決めている絶縁体の指
示部があり、指示部すなわちワイヤ台23a・23bの
溝の部分にワイヤ22を通している。一方は固定となっ
ているワイヤ台23bで、感光体7との距離が決められ
ている。他方は、固定のワイヤ台23aとその内部のス
ライド台26とからなり、ワイヤ台23aの溝の部分に
ワイヤ22を通している。
【0014】スライド台26は、ワイヤ台23aの内部
を上下に動き下部はラックになっている。ラック部に
は、ステッピングモータ28により伝達ギヤ27を介し
て駆動が与えられる。帯電器8の奥側にはピン25とコ
ネクタ29とがある。ピン25は、端子21bに結線さ
れていて、帯電器8を本体に挿入したときに本体側にあ
る高圧端子に接続される。コネクタ29は、ステッピン
グモータ28に結線されていて、帯電器8を本体に挿入
したときに本体側にあるコネクタに接続される。2個の
同一物である表面電位センサ14a・14bは、帯電器
8の後工程に感光体7の両端で、表面と対向する本体側
に備え付けられていて、常に感光体7の表面電位を監視
している。図2の制御部15は、フィードバック制御の
ほかに、2個の表面電位センサ14a・14bの出力値
からその差を求め、ステッピングモータ28に電源を供
給する。
を上下に動き下部はラックになっている。ラック部に
は、ステッピングモータ28により伝達ギヤ27を介し
て駆動が与えられる。帯電器8の奥側にはピン25とコ
ネクタ29とがある。ピン25は、端子21bに結線さ
れていて、帯電器8を本体に挿入したときに本体側にあ
る高圧端子に接続される。コネクタ29は、ステッピン
グモータ28に結線されていて、帯電器8を本体に挿入
したときに本体側にあるコネクタに接続される。2個の
同一物である表面電位センサ14a・14bは、帯電器
8の後工程に感光体7の両端で、表面と対向する本体側
に備え付けられていて、常に感光体7の表面電位を監視
している。図2の制御部15は、フィードバック制御の
ほかに、2個の表面電位センサ14a・14bの出力値
からその差を求め、ステッピングモータ28に電源を供
給する。
【0015】次に、この印刷装置の動作の一例を図1お
よび図2を用いて説明する。
よび図2を用いて説明する。
【0016】この種の印刷装置は、毎日の電源投入時に
は動作チェック等の自己診断をおこなう。この時、感光
体7は回転をし、帯電器8はワイヤ22の高電圧をかけ
感光体7の表面に電荷を与える。2個の表面電位センサ
14a・14bは、常に感光体7の表面に電荷量を読み
取っている。その2個の出力値は、制御部15に入力さ
れる。制御部15では、固定のワイヤ台23bにより感
光体7とワイヤ22の距離が決められている側の表面電
位センサ14bの出力値によりフィードバック制御を行
っている。また、同時に制御部15は、2個の表面電位
センサ14a.14bの出力値に差があるかないかを判
断する。
は動作チェック等の自己診断をおこなう。この時、感光
体7は回転をし、帯電器8はワイヤ22の高電圧をかけ
感光体7の表面に電荷を与える。2個の表面電位センサ
14a・14bは、常に感光体7の表面に電荷量を読み
取っている。その2個の出力値は、制御部15に入力さ
れる。制御部15では、固定のワイヤ台23bにより感
光体7とワイヤ22の距離が決められている側の表面電
位センサ14bの出力値によりフィードバック制御を行
っている。また、同時に制御部15は、2個の表面電位
センサ14a.14bの出力値に差があるかないかを判
断する。
【0017】表面電位センサ14a・14bの出力値に
差があった場合、制御部15はその差を換算して、2個
の電位差が同じになるようにステッピングモータ28に
換算されたパルス数の電源を供給し、伝達ギヤ27を介
してスライド台26を上下させ、感光体7とワイヤ22
の距離を広げたり狭くしたりして、感光体7の両端の表
面電位を同じにする。例えば、表面電位センサ14aの
出力値がX1,表面電位センサ14bの出力値がX2と
すると、表面電位センサ14bの値が基準となるので出
力値の差はY=X2−X1となる。Y〉0の場合はスラ
イド台26が感光体7へ近づける方向へ、Y〈0の場合
はスライド台26が感光体7から離れる方向へ移動する
ようにステッピングモータ28に電源を供給する。ステ
ッピングモータ28の回転量は、その出力値の差Yより
換算されるステッピングモータ28に供給する電源のパ
ルス数N=aYにより決定される。aは、感光体7の表
面の電荷量とワイヤ22の移動量の関係を示す値であ
る。
差があった場合、制御部15はその差を換算して、2個
の電位差が同じになるようにステッピングモータ28に
換算されたパルス数の電源を供給し、伝達ギヤ27を介
してスライド台26を上下させ、感光体7とワイヤ22
の距離を広げたり狭くしたりして、感光体7の両端の表
面電位を同じにする。例えば、表面電位センサ14aの
出力値がX1,表面電位センサ14bの出力値がX2と
すると、表面電位センサ14bの値が基準となるので出
力値の差はY=X2−X1となる。Y〉0の場合はスラ
イド台26が感光体7へ近づける方向へ、Y〈0の場合
はスライド台26が感光体7から離れる方向へ移動する
ようにステッピングモータ28に電源を供給する。ステ
ッピングモータ28の回転量は、その出力値の差Yより
換算されるステッピングモータ28に供給する電源のパ
ルス数N=aYにより決定される。aは、感光体7の表
面の電荷量とワイヤ22の移動量の関係を示す値であ
る。
【0018】このようにして自動的に感光体表面の電位
を均一にすることができる。以上説明においては、例と
して帯電器内のワイヤを移動させる方式としたが、これ
に限られることなく帯電器を移動させることでも同様の
効果が得られ本発明の目的を達成することができる。
を均一にすることができる。以上説明においては、例と
して帯電器内のワイヤを移動させる方式としたが、これ
に限られることなく帯電器を移動させることでも同様の
効果が得られ本発明の目的を達成することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、帯電器内
のワイヤを支え感光体との距離を決めている両端のワイ
ヤ台の一方に上下に移動するスライド台と移動させるモ
ータを備え、帯電器の後工程に感光体の両端の表面電位
を読み取る2個の表面電位センサを備え、2個の表面電
位センサの出力値よりモータを駆動させる制御部を備え
たことで、自動的に表面電位の傾斜を取り除き、調整忘
れや調整ミスによる印字不良を防止し、感光体の交換の
際に行っていた調整を省くという効果がある。
のワイヤを支え感光体との距離を決めている両端のワイ
ヤ台の一方に上下に移動するスライド台と移動させるモ
ータを備え、帯電器の後工程に感光体の両端の表面電位
を読み取る2個の表面電位センサを備え、2個の表面電
位センサの出力値よりモータを駆動させる制御部を備え
たことで、自動的に表面電位の傾斜を取り除き、調整忘
れや調整ミスによる印字不良を防止し、感光体の交換の
際に行っていた調整を省くという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の印刷装置の帯電部の構成を
示す一部展開斜視図。
示す一部展開斜視図。
【図2】本実施例の印刷装置の帯電部の制御を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】従来の技術による電子写真方式の印刷装置の概
念を示す図。
念を示す図。
【図4】従来の技術による印刷装置の一例を示す詳細
図。
図。
1 連続用紙 2 給紙部 3 電子写真部 4 トラクタ部 5 定着部 6 スタッカ部 7 感光体 8 帯電器 9 レーザ 10 現像機 11 転写前イレース 12 転写帯電器 13 クリーニング部 14a,14b 表面電位センサ 15 制御部 21a,21b 端子 22 ワイヤ 23a,23b ワイヤ台 24 調整ネジ 25 ピン 26 スライド台 27 伝達ギヤ 28 ステッピングモータ 29 コネクタ 31 トナー
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤのコロナ放電により感光体を帯電
させる帯電器を備えている電子写真方式を用いた印刷装
置において、帯電器内のワイヤを支え感光体との距離を
決めている両端のワイヤ台の一方に上下に移動するスラ
イド台と移動させるモータと、帯電器の後工程には感光
体の両端の表面電位を読み取る2個の表面電位センサ
と、感光体を帯電しているときに2個の表面電位センサ
により読み取った表面電位の値から電位の差を換算しモ
ータを駆動させてスライド台を上下に移動させる制御部
とを備え、感光体表面上に均一な帯電をさせて成ること
を特徴とする印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23948092A JPH0687233A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23948092A JPH0687233A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0687233A true JPH0687233A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17045406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23948092A Withdrawn JPH0687233A (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0687233A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298876A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置のスコロトロン帯電器 |
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1992
- 1992-09-08 JP JP23948092A patent/JPH0687233A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008298876A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置のスコロトロン帯電器 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |