JP3049853B2 - ローラ転写装置 - Google Patents

ローラ転写装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はローラ転写装置、詳しく
はレーザビームプリンタ等の電子写真作像装置に組み込
まれるローラ転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の作像装置においては、感
光体上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する方式
として、トナーの極性と逆極性のバイアス電圧を印加さ
れた転写ローラと感光体との間に記録媒体を挟持して搬
送することによって転写する転写装置が知られている。
【0003】このような転写装置において、転写ローラ
にバイアス電圧を印加するための定電圧源を直接接続し
た場合、環境条件(特に湿度)によって転写ローラから
記録媒体に流れ込む電流(転写性を左右するファクター
であり、以下転写電流と記す。)の値が変動する。すな
わち、環境によっては良好な転写が行われない。
【0004】そこで、転写ローラと定電圧源との間に高
い抵抗値を持つ抵抗を(直列に)接続した転写装置が提
案されている(例えば特開昭56−35159号公
報)。
【0005】図8はこの転写装置を採用した電子写真方
式の作像装置を模式的に示すブロック図である。作像装
置は、概略、感光体ドラム1と、帯電ブラシ2と、現像
装置3と、ローラ型の転写装置4と、給紙装置(ガイド
板5のみ記載)とから構成されている。そして、ローラ
型転写装置4は、転写ローラ4aと、転写電源(定電圧
源)6と、バイアス抵抗RSとから構成され、転写ロー
ラ4aにはバイアス抵抗Rsを介して転写電源6からト
ナーの極性と逆極の電圧が印加される。図9は転写装置
の等価回路図であり、抵抗Rは転写ローラ4aと記録媒
体9と感光体ドラム1の合成抵抗である。
【0006】この転写装置においては、転写ローラ4a
に流れる電流が増減したとき、転写ローラ4aに印加さ
れる転写バイアス電圧が自動的に降下、あるいは、上昇
するため、転写ローラ4に流れる電流の変動が防止され
る。すなわち、バイアス抵抗Rsの値を合成抵抗Rの値
よりも十分に大きくすれば、記録媒体9の電気容量が変
動しても転写電流の変動は少ない。
【0007】しかしながら、上記構成の転写装置4にあ
っては、高湿の環境下において、転写ローラ4aから記
録媒体9の表面を伝わってガイド板5などの作像装置の
フレームに電流がリークして過剰に流れた場合、バイア
ス抵抗Rsでの電圧降下が必要以上に大きくなり、転写
ローラ4aには必要な電圧が印加されなくなる。このた
め、記録媒体9には十分な転写電流が流れず、転写が良
好に行えないという問題があった。
【0008】
【発明の目的】そこで、本発明は、高温高湿の使用環境
において、記録媒体(被転写材)に形成される画像の質
の低下を防止できるローラ転写装置を提供することを、
その目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係るローラ転写装置は、定電圧源と、電流を制限する電
流制限回路と、前記定電圧源から前記電流制限回路を介
して所定の電圧が印加される転写ローラと、を備え、
転写ローラと感光体との間に介装した被転写材を帯電
させることにより、前記感光体表面に付着したトナーを
被転写材に転写するローラ転写装置において、前記電流
制限回路は、前記定電圧源と転写ローラとの間に接続さ
れ、電流制限回路に流れる電流が増加するに従って電圧
を降下させるバイアス抵抗を有し、前記定電圧源からの
出力電圧から前記バイアス抵抗における電圧降下分を差
し引いた電圧を前記転写ローラに印加するものであると
共に、前記バイアス抵抗における電圧降下分が所定の値
よりも大きくなると、前記バイアス抵抗における電圧降
下を制限する制限手段を有するローラ転写装置である。
【0010】請求項2に記載した発明に係るローラ転写
装置は、前記請求項1に記載した発明に係るローラ転写
装置において、前記制限手段が前記バイアス抵抗と並列
に接続されたバリスタであり、該バリスタのバリスタ電
圧が前記所定の値に対応するローラ転写装置である。さ
らに、請求項3に記載した発明に係るローラ転写装置
は、前記請求項2に記載した発明に係るローラ転写装置
において、前記電流制限回路が、さらに、前記バイアス
抵抗と前記転写ローラとの間において前記バイアス抵抗
と直列に接続された第2のバイアス抵抗を有するローラ
転写装置である。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明に係るローラ転写装置
は、電流制限回路を介して定電圧源から転写ローラに電
圧が印加されている。この転写ローラに接した被転写材
は帯電し、感光体表面に付着したトナーは静電力により
被転写材に転写される。使用環境が高温高湿になるにし
たがい、被転写材を伝わるリーク電流が増加する。リー
ク電流が増加すると、電流制限回路内のバイアス抵抗
おける電圧降下は大きくなり、転写ローラに印加される
電圧が低下する。この場合、前記バイアス抵抗における
電圧降下分が所定の値よりも大きくなると、前記電流制
限回路内の制限手段が働いて、バイアス抵抗における電
圧降下を制限し、転写ローラに印加される電圧の低下を
防止する。
【0012】請求項2に記載の発明に係るローラ転写装
置は、前記制限手段として、前記バイアス抵抗と並列に
接続されたバリスタを備えており、このバリスタのバリ
スタ電圧は前記所定の値に対応している。このため、上
記のように高温高湿環境下においてバイアス抵抗におけ
る電圧降下分が所定の値、すなわち、バリスタ電圧より
も大きくなると、定電圧源からの出力電流はバリスタを
介して転写ローラへ流れる。バリスタは、いかなる電流
がバリスタ内を流れようと両端の電圧をバリスタ電圧に
保つので、電流制限回路における電圧降下分が前記所定
の値を越えることはなく、転写ローラに印加される電圧
が必要以上に低下することが無い。さらに、請求項3に
記載の発明に係るローラ転写装置は、前記電流制限回路
が、さらに、前記バイアス抵抗と前記転写ローラとの間
において前記バイアス抵抗と直列に接続された第2のバ
イアス抵抗を有する。このため、通常の状態では、定電
圧源からの出力電流は(第1の)バイアス抵抗と第2の
バイアス抵抗を介して転写ローラへ流れるが、(第1
の)バイアス抵抗における電圧降下分が所定の値、すな
わち、バリスタ電圧よりも大きくなると、定電圧源から
の出力電流は、バリスタ及び第2のバイアス抵抗を介し
て転写ローラへ流れる。このため、電流制限回路におけ
る電圧降下分が、通常の状態における電圧降下分よりも
小さくなり、転写ローラに印加される電圧の低下が緩や
かになる。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の第1実施例に係るローラ転
写装置を図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の第1実施例に係るローラ
転写装置を例えばレーザビームプリンタに組み込んだ状
態を示すそのブロック図である。このレーザビームプリ
ンタは、感光体ドラム1と、帯電ブラシ2と、現像スリ
ーブ3Aを備えた現像装置3と、軸4A、ウレタン層4
Bを備えた転写ローラ4と、ガイド板5と、転写電源6
と、バイアス抵抗Rsと、バリスタ11と、ブレード7
Aを備えたクリーナ7と、を有して構成されている。
【0015】感光体ドラム1は円筒状であり、その軸を
中心に図1にて時計回りに回転可能となるように配設さ
れている。この感光体ドラム1の外周面に近接して帯電
ブラシ2、現像装置3、およびクリーナ7がそれぞれ配
設されている。なお、現像装置3に対してクリーナ7は
感光体ドラム1を挟んで反対側に配置されている。
【0016】転写ローラ4は、感光体ドラム1の外周面
に接しながら、回転可能となるように配設されている。
転写ローラ4は、導電性を有する軸4Aと、導電物質を
混入した高抵抗値を有するウレタン層4Bと、を備えて
いる。軸4Aにはバイアス回路10が接続されている。
バイアス回路10は、バイアス抵抗Rsと、バリスタ1
1と、転写電源6と、を有して構成されている。転写電
源6の負極は接地されており、正極にはバイアス抵抗R
s、バリスタ11のそれぞれの一端が接続されている。
バイアス抵抗Rs、バリスタ11のそれぞれの他端は転
写ローラ4の軸4Aに接続されている。
【0017】感光体ドラム1は、図1において時計回り
に回転しながら、感光体ドラム1の表面は帯電ブラシ2
により所定の電位に帯電される。帯電した感光体ドラム
1は、プリンタヘッド(図示されていない)よりレーザ
ビーム8を照射され、感光体ドラム1上に靜電潜像が形
成される。この靜電潜像上に、現像装置3の現像スリー
ブ3Aから、靜電潜像と同極性に帯電したトナーが供給
され、トナーは感光体ドラム1の表面に付着する。
【0018】一方、記録媒体9は、図外のストッカか
ら、転写ローラ4近傍に配設されたガイド板5により、
感光体ドラム1と転写ローラ4との摺接部分に案内さ
れ、送られる。感光体ドラム1の回転とともに、記録媒
体9は感光体ドラム1と転写ローラ4との間に挟持され
ながら方向Aに向かって走行する。転写ローラ4はバイ
アス回路10により正極性に帯電しており、転写ローラ
4に接している記録媒体9もまた正極性に帯電する。
【0019】感光体ドラム1は、さらに回転を続ける
と、感光体ドラム1のトナーが付着した部分が、感光体
ドラム1と転写ローラ4との摺接部分に達する。この位
置にて、感光体ドラム1に付着したトナーに、転写ロー
ラ4より靜電力が働き、トナーは記録媒体9に向かって
移動する。すなわち、感光体ドラム1上のトナーが記録
媒体9に転写される。トナーを転写された記録媒体9は
図示されていない熱定着装置へと送り込まれ、トナーが
記録媒体9に定着し、画像が形成される。
【0020】転写後、感光体ドラム1の表面の一部分に
付着残存した余分なトナーは、その回転とともにブレー
ド7Aにより、掻き取られる。掻き取られたトナーはク
リーナ7内部に収容、回収される。
【0021】図2は、本発明の第1実施例に係るローラ
転写装置の等価回路図である。この図において、抵抗R
は転写ローラ4と、記録媒体9と、感光体ドラム1との
合成抵抗である。バイアス抵抗Rsの抵抗値は約200
MΩであり、バリスタ11のバリスタ電圧は約1.1K
Vである。さらに、転写電源6の出力電圧V0は2.1
KVである。
【0022】このようなバイアス回路10において、バ
イアス抵抗Rsにおける電圧降下がバリスタ11のバリ
スタ電圧以下、すなわち1.1KV以下である場合に
は、バリスタ11はオフ状態である。よって、転写ロー
ラ4に印加される転写電圧Vは、V=V0×R/(R+
Rs)となる。
【0023】一方、バイアス抵抗Rsにおける電圧降下
が1.1KVより大きくなると、バイアス抵抗Rsに並
列に接続されたバリスタ11がオン状態となる。バリス
タ11がオン状態となると、バリスタ11のインピーダ
ンスは、バイアス抵抗Rsの抵抗値に比べてきわめて低
くなり、略零と見なすことができる。したがって、バイ
アス抵抗Rsにおける電圧降下は約1.1KVを超えな
い。この場合の転写ローラ4に印加される転写電圧V
は、V=V0−1.1KV=1KVとなる。なお、バイ
アス抵抗Rsの抵抗値、バリスタ11のバリスタ電圧、
および、転写電源6の出力電圧V0の値は、前記の値に
限定されるものではない。
【0024】図3は、本発明の第1実施例に係る転写ロ
ーラ4の軸4Aへの印加電圧Vとバイアス回路10を
して転写ローラ4の軸4Aに流れる電流Iとの関係をあ
らわすグラフである。このグラフの横軸は転写ローラ4
の軸4Aに印加される転写電圧Vを示し、縦軸はバイア
ス回路10を介して転写ローラの軸4Aに流れる電流I
を示す。
【0025】ローラ転写装置の使用環境が低温低湿(温
度10℃、湿度15%RH)から常温常湿(温度20
℃、湿度60%RH)までの範囲にある場合には、転写
ローラ4Aに流れる電流Iは約6μA以下となり、転写
ローラ4に印加される電圧Vは1.0〜2.0KVの値
が保持されるこの場合の電圧Vに対する電流Iの特性
は、図3のグラフにおいて、点a〜点bの実線にて示さ
れる。
【0026】一方、ローラ転写装置の使用環境が常温常
湿から高温高湿(温度30℃、湿度85%RH)に変化
すると、上述したリーク電流が増加する。しかしなが
ら、前述したように転写ローラ4の軸4Aに印加される
電圧は約1KVより低くはならない。すなわち、リーク
電流が過剰に流れても、バイアス抵抗Rsでの電圧降下
が必要以上に大きくならず、転写ローラ4の軸4Aには
転写に必要な電圧が印加 される。この場合の電圧Vに対
する電流Iの特性は、図3のグラフにおいて、点b〜点
cの実線にて示される。なお、前記従来のローラ転写装
置における電圧Vに対する電流Iの特性は、図3のグラ
フの点a〜点bの実線、および、点b〜点dの破線にて
示されるようになる。
【0027】以上、説明したように、本第1実施例によ
れば、使用環境が高温高湿であっても、転写ローラ4
軸4Aには転写に必要な電圧(本実施例では約1KVの
電圧が印加されるため、記録媒体9に十分な転写を行
うことができる。よって、どのような環境下にあっても
トナーが記録媒体9に適正に転写される。
【0028】図4は、本発明の第2実施例に係るローラ
転写装置等価回路図である。このバイアス回路40
は、前記第1実施例のバイアス回路10において、バリ
スタ11のかわりにダイオード41と、出力電圧が1.
1KVである電源42とを備えている。バイアス抵抗R
sにおける電圧降下が大きくなり、転写ローラ4に印加
される電圧Vが、1.0KVよりも小さくなると、電源
42からダイオード41を介して電流が流れる。このた
め、電圧Vは1.0KVよりも低くなることはない。な
お、他の構成、および、動作については前記第1実施例
に係るローラ転写装置と同様であるため、説明を省略す
る。
【0029】図5は、本発明の第3実施例に係るローラ
転写装置の等価回路図である。このバイアス回路50
は、前記第2実施例のバイアス回路40において、電源
42のかわりに抵抗R1と抵抗R2とを備えたものであ
る。このバイアス回路50において、抵抗R1、R2に
より分圧された電圧V1は、V1=V0×R2/(R1
+R2)=1.0KVとなるように抵抗R1、R2の値
が設定されている。この他の構成、および、動作につい
ては前記第2実施例に係るローラ転写装置と同様である
ため説明を省略する。
【0030】図6は、本発明の第4実施例に係るローラ
転写装置の等価回路図である。このバイアス回路60
は、前記第1実施例のバイアス回路10において、バイ
アス抵抗Rsのかわりに、直列に接続されたバイアス抵
抗Rs1、バイアス抵抗Rs2と、バイアス抵抗Rs1
に並列に接続されたバリスタ61と、を有している。バ
イアス抵抗Rs1、バイアス抵抗Rs2の各抵抗値は、
Rs=Rs1+Rs2の関係式を満たすように設定され
ている。例えば、バイアス抵抗Rs1、Rs2のそれぞ
れの抵抗値を、Rs1=Rs2=100MΩとし、バリ
スタ61のバリスタ電圧を約0.55KVとする。この
場合における本第4実施例に係るローラ転写装置の動作
を図7を参照しながら説明する。
【0031】図7は、転写ローラ4の軸4Aに印加され
印加電圧Vとバイアス回路60を介して軸4Aに流れ
る電流Iとの関係をあらわすグラフである。このグラフ
の横軸は転写ローラ4の軸4Aに印加される電圧Vを示
し、縦軸は転写ローラ4の軸4Aに流れる電流Iを示
す。
【0032】前記図3の説明において述べたように、ロ
ーラ転写装置の使用環境が低温低湿から常温常湿に変化
するに従って合成抵抗Rの値が変動して転写ローラ4の
軸4Aに流れる電流が増加しても、バイアス抵抗Rs
1、Rs2の合成抵抗による電圧降下により、電流の変
動が抑えられる。転写ローラ4の軸4Aに印加される電
圧Vに対する軸4Aに流れる電流Iの関係は、図7のグ
ラフにおいて点e〜点fの実線部分にてあらわされる。
【0033】使用環境が常温常湿から高温高湿へと変化
して電流Iが過剰に流れた場合、バイアス抵抗Rs1に
おける電圧降下が約0.55KVを超えると、バリスタ
61はオン状態となる。バリスタ61がオン状態となる
と、バイアス抵抗Rs1、Rs2の合成抵抗の抵抗値
は、バイアス抵抗Rs1のみの抵抗値とみなすことがで
きる。よって、バイアス抵抗Rs1およびRs2での電
圧降下が必要以上に大きくならず、転写ローラ4の軸4
Aには転写に必要な電流が流れる。この場合の電圧Vに
対する電流Iの特性は、図7のグラフにおける点f〜点
gの実線部分にてあらわされる。
【0034】このように第4実施例に係るローラ転写装
置によれば、高温高湿時での転写ローラ4に印加される
電圧は、前記第1〜第3実施例における転写ローラ4に
印加される電圧よりも低くなるが、感光体ドラム1に過
剰な電流が流れることをも防止することができ。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
ローラ転写装置によれば、高温高湿の使用環境におい
て、記録媒体に形成された画像の質の低下を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るローラ転写装置のブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るローラ転写装置のバ
イアス回路をあらわす等価回路図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る転写ローラの印加電
圧Vとバイアス回路を流れる電流Iとの関係をあらわす
グラフである。
【図4】本発明の第2実施例に係るローラ転写装置のバ
イアス回路をあらわす等価回路図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るローラ転写装置のバ
イアス回路をあらわす等価回路図である。
【図6】本発明の第4実施例に係るローラ転写装置のバ
イアス回路をあらわす等価回路である。
【図7】本発明の第4実施例に係る転写ローラの印加電
圧Vとバイアス回路を流れる電流Iとの関係をあらわす
グラフである。
【図8】従来のローラ転写装置を含む電子写真複写装置
を示すブロック図である。
【図9】従来のローラ転写装置のバイアス回路の等価回
路図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(感光体) 4 転写ローラ 6 転写電源(定電圧源) 9 記録媒体(被転写材)11 バリスタ(電流制限回路) 41 ダイオード(電流制限回路) R1 抵抗(電流制限回路) R2 抵抗(電流制限回路) Rs バイアス抵抗(電流制限回路) Rs1 バイアス抵抗(電流制限回路) Rs2 バイアス抵抗(電流制限回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−285377(JP,A) 特開 平2−109079(JP,A) 特開 平1−161275(JP,A) 特開 昭56−35159(JP,A) 特開 昭64−28668(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧源と、 電流を制限する電流制限回路と、 前記定電圧源から前記電流制限回路を介して所定の電圧
    が印加される転写ローラと、を備え、前記 転写ローラと感光体との間に介装した被転写材を帯
    電させることにより、前記感光体表面に付着したトナー
    を被転写材に転写するローラ転写装置において、前記電流制限回路は、前記定電圧源と転写ローラとの間
    に接続され、電流制限回路に流れる電流が増加するに従
    って電圧を降下させるバイアス抵抗を有し、前記定電圧
    源からの出力電圧から前記バイアス抵抗における電圧降
    下分を差し引いた電圧を前記転写ローラに印加するもの
    であると共に、前記バイアス抵抗における電圧降下分が
    所定の値よりも大きくなると、前記バイアス抵抗におけ
    る電圧降下を制限する制限手段を有する ことを特徴とす
    るローラ転写装置。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、前記バイアス抵抗と並
    列に接続されたバリスタであり、該バリスタのバリスタ
    電圧は前記所定の値に対応することを特徴とする前記請
    求項1に記載されたローラ転写装置。
  3. 【請求項3】 前記電流制限回路は、さらに、前記バイ
    アス抵抗と前記転写ローラとの間において前記バイアス
    抵抗と直列に接続された第2のバイアス抵抗を有するこ
    とを特徴とする前記請求項2に記載されたローラ転写装
    置。
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