JP2008297081A - ワーク搬送装置 - Google Patents
ワーク搬送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008297081A JP2008297081A JP2007145561A JP2007145561A JP2008297081A JP 2008297081 A JP2008297081 A JP 2008297081A JP 2007145561 A JP2007145561 A JP 2007145561A JP 2007145561 A JP2007145561 A JP 2007145561A JP 2008297081 A JP2008297081 A JP 2008297081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- workpiece
- stage
- workpieces
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
【解決手段】このワーク搬送装置1は、複数のワークSを次工程に搬送するコンベア10を有しており、このコンベア10は、昇り勾配のコンベアが二段連続して配置されている。そして、一段目のコンベア11と二段目のコンベア12とは、一段目の先端上面11fと二段目の後端上面12fとが、相互に重なったワークSを分離させるために必要な落差Rを有して設置されている。
【選択図】図1
Description
上記食品生地の一例として、例えば煎餅は、米の粉を練った生地を円形等の形状に型抜き等で成形後、これを乾燥して煎餅生地とする。そして、その煎餅生地を焼成装置の焼きコンベヤに載せて焼き、次工程で醤油等により味を付けた後に乾燥させることによって煎餅が製造される。
例えば、上記煎餅生地(ワーク)のコンベアの搬送面に落下した複数のワークは、そのほとんどが一枚ずつ適度に離間するものの、中には離間が不十分なものもある。そのため、コンベア近傍に作業員が待機して、ワークの搬送状態を随時確認し、離間が不十分なワークがあれば、作業員が手で搬送状態を修正する等の補助作業を要していた。そのため、焼きコンベヤ上に煎餅生地を整列させる工程での一層の自動化、省力化を阻害する要因となっており、また、人手が介在することによって見落としなどがあれば効率低下や不良が生じることにもなりかねない。したがって、例えば上述のようなコンベアを用いたワーク搬送装置のコンベア上において、焼成装置に至るまでの間に、一枚ずつ所定間隔をあけた状態に一層確実に整列がなされることが望まれる。
同図に示すように、このワーク搬送装置1は、搬送方向の上流に、略漏斗形をなすホッパ2を備えており、このホッパ2内に、立体形状のワークSが複数収容されている。ここで、このワーク搬送装置1で搬送されるワークSは、煎餅の食品生地である煎餅生地である。そして、この煎餅生地は、上記曲がり形煎餅用の煎餅生地であって、米の粉を練った生地を円形形状に型抜き後、更に六角形状の凸部をもつ金網の型板に載せることにより、生地の厚み方向に大きな曲がり形状を付与し、これを乾燥したものである。したがって、このワークSは、煎餅生地の中でも、立体形状のワークとしては特に凹凸が大きく、また、複雑な湾曲面をもつ外形形状を呈しており、その曲がりの程度は、単なる円形状の煎餅に比べて大きい。
そして、ホッパ下部2dの先端部には、ワークSを所定間隔で切り出すためのブロック装置8がさらに付設されている。このブロック装置8は、ホッパ下部2dの開口部に沿って配置されるとともに、ホッパ下部2dの開口部を開状態と閉状態とに切換る開閉扉8aを有して構成されている。この開閉扉8aは、周方向に放射状に設けられた複数の羽根を有しており、各羽根は、その基端部が支軸8bに固定され、この支軸8bを介して不図示の回転式のアクチュエータに連結される。これにより、開閉扉8aの各羽根は、このアクチュエータを駆動することによって所定のタイミングで支軸8b回りに回動し、ワーク滑落板9に沿って自重で滑落してくるワークSを所定間隔で切り出して、例えばバッチ処理に応じた量をホッパ下部2dから順次排出するようになっている。
具体的には、コンベア10の搬送面10sに採用した搬送ベルトとして、本実施形態の例では、心体にガラス繊維を用い、カバー材料にシリコーンを用いてなる樹脂製の搬送ベルトを採用した。なお、この種のベルトとしては、例えば、三つ星ベルト株式会社製の樹脂ベルトの、ネオフレックススタート(登録商標)のシリコーンシリーズを例示できる。
ここで、このコンベア10は、同図(b)に示すように、昇り勾配のコンベアが二段連続して配置されている。一段目のコンベア11と二段目のコンベア12とは、それぞれ独立した筐体4上に設置されている。そして、一段目のコンベア11は、その水平面HLに対する傾斜角θ1が、二段目のコンベア12の水平面HLに対する傾斜角θ2よりも大きい(θ1>θ2)。さらに、一段目のコンベア11の傾斜角θ1は、当該一段目のコンベア11の搬送面10s上において、複数のワークS相互の重なりに対しては、相互間の摩擦力よりも落下方向の力が打ち勝ってワークSが滑落する傾斜角であり、且つ、ワークSと搬送面(上記搬送ベルト)10sとの間に対しては、ワークSが滑落しない傾斜角に設定されている。
なお、上記一段目の先端上面11f、および二段目の後端上面12fの位置は、各コンベアの当該端部に位置する駆動プーリないし従動プーリと搬送ベルトとの、上下方向上方側での接点の位置と定義する。
上述のように、このワーク搬送装置1は、ホッパ2内に収容されたワーク(煎餅生地)Sをホッパ下部2dからコンベア10の搬送面10s上に落下して受け渡し、その後、焼成装置20まで順次に搬送して、焼成装置20の焼きコンベヤ20aに載せて焼くことによって煎餅を製造することができる。
以上説明したように、このワーク搬送装置1によれば、例えば凹凸面をもつ立体形状のワークを搬送および整列させる場合であっても、相互に重なったワークを分離させつつ搬送することができる。
例えば、上記実施形態では、本発明に係るワーク搬送装置で搬送するワークとして、煎餅生地を例に説明したが、これに限定されず、例えばパンや菓子、煎餅等の種々の食品生地は勿論、立体形状のワークであれば、種々のワークの搬送に対して本発明に係るワーク搬送装置を採用することができる。しかし、上述のように、本発明に係るワーク搬送装置は、複雑な凹凸面をもつ立体形状のワークを搬送および整列させる上で好適なものであり、特に、煎餅生地のうちでも、上記曲がり形煎餅のように、特に凹凸が大きく、また、複雑な湾曲面をもつ外形形状を呈しており、その曲がりの程度は、単なる円形状の煎餅に比べて大きいワークに適用する上で好適である。
具体的な例を図2に示す。
同図に示す第一の変形例では、上記実施形態の構成に加えて、一段目のコンベア11上面を覆うように仕切ガイド5を備えた点が異なっている。
同図に示す第二の変形例は、上記第一の変形例の構成での仕切ガイド5に替えて、一段目のコンベア11上面を覆うように仕切ガイド5Bを備える点が異なっている。
この仕切ガイド5Bは、略簀子状をなしている点は上記第一の変形例同様であるが、同図(a)に示すように、搬送方向上流側から下流側に向けて略扇状に複数の仕切案内条6Bが配置されている点が異なっている。なお、隣接する仕切案内条6B同士は、案内条連結板7A,7B,7Cによって相互に連結されている。さらに、各仕切案内条6Bは、対向するコンベア11上面側の面に、凹の半円弧面6dをそれぞれ有して形成されており、各凹の半円弧面6dの大きさは、ワークSが一枚だけ通過可能な寸法になっている。
2 ホッパ
2d ホッパ下部
3 加振装置
4 筐体
4a ワークガイド
5 仕切ガイド
6 仕切案内条
7 案内条連結板
8 ブロック装置
9 ワーク滑落板
10 コンベア
10s コンベアの搬送面
11 一段目のコンベア
11f 一段目の先端上面
12 二段目のコンベア
12f 二段目の後端上面
20 焼成装置
22 中継コンベア
24 滑落防止板
S 煎餅生地(ワーク)
R 落差
Claims (3)
- 複数のワークを次工程に搬送するコンベアを有するワーク搬送装置であって、
前記コンベアは、昇り勾配のコンベアが二段連続して配置されており、一段目のコンベアと二段目のコンベアとは、一段目の先端上面と二段目の後端上面とが、相互に重なったワークを分離させるために必要な落差を有して設置されていることを特徴とするワーク搬送装置。 - 前記コンベアは、その表面の摩擦力が、前記ワーク表面の摩擦力よりも高くなっていることを特徴とする請求項1に記載のワーク搬送装置。
- 前記コンベアは、二段目のコンベアの搬送速度が、一段目のコンベアの搬送速度よりも高速であることを特徴とする請求項1または2に記載のワーク搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145561A JP5313463B2 (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007145561A JP5313463B2 (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | ワーク搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008297081A true JP2008297081A (ja) | 2008-12-11 |
JP5313463B2 JP5313463B2 (ja) | 2013-10-09 |
Family
ID=40170960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007145561A Active JP5313463B2 (ja) | 2007-05-31 | 2007-05-31 | ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5313463B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016069114A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 小野谷機工株式会社 | 古タイヤのストック搬出装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638126A (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-13 | Fuji Mach Co Ltd | 物品自動供給方法および装置 |
JPH0738039U (ja) * | 1994-10-03 | 1995-07-14 | 秀工電子株式会社 | 硬貨等の整流装置 |
JPH101214A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Omori Mach Co Ltd | 製品搬送方法及び装置 |
JP2003531789A (ja) * | 2000-04-27 | 2003-10-28 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | コンベアシステムと物品の分離整列方法 |
-
2007
- 2007-05-31 JP JP2007145561A patent/JP5313463B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638126A (ja) * | 1986-06-26 | 1988-01-13 | Fuji Mach Co Ltd | 物品自動供給方法および装置 |
JPH0738039U (ja) * | 1994-10-03 | 1995-07-14 | 秀工電子株式会社 | 硬貨等の整流装置 |
JPH101214A (ja) * | 1996-06-14 | 1998-01-06 | Omori Mach Co Ltd | 製品搬送方法及び装置 |
JP2003531789A (ja) * | 2000-04-27 | 2003-10-28 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | コンベアシステムと物品の分離整列方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016069114A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 小野谷機工株式会社 | 古タイヤのストック搬出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5313463B2 (ja) | 2013-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100430835B1 (ko) | 물체를뒤집고배치하는장치및방법 | |
JP4061085B2 (ja) | 部品整送装置 | |
JP2017522246A (ja) | 食料製品の搬送、移送および出庫用のコンベアシステム | |
JP5934387B2 (ja) | スライス食品を分離して積み重ねるための方法及び装置 | |
US20090057102A1 (en) | Vacuum belt conveyor | |
JP5313463B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP5052934B2 (ja) | スライス食パン分割搬出装置 | |
JP4878069B1 (ja) | 寿司玉成形装置 | |
JP2008297080A (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP6407667B2 (ja) | 食品生地片の切断移送装置および方法 | |
JP2006288273A (ja) | 麺皮類の製造システム | |
JP5064556B2 (ja) | 豆腐生地の反転処理装置 | |
JP7313923B2 (ja) | 切断装置 | |
KR101266765B1 (ko) | 어묵 냉각장치용 가이더 | |
JP6702843B2 (ja) | 帯状部材の切断方法および切断装置 | |
JP5008347B2 (ja) | スライス食パン分割搬出装置 | |
JP4708171B2 (ja) | 原木パンの切断整列装置 | |
JP7488936B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP6338562B2 (ja) | ミンチ盛付機におけるトレーの供給装置 | |
JP5759327B2 (ja) | 食パンスライサーにおける食パンの搬送方法および装置 | |
JPH0797039A (ja) | 製品落下防止機構付きデパンナー | |
JP2015002679A (ja) | シャリ玉供給装置 | |
JP3844759B2 (ja) | 食パン切断装置 | |
JP2896135B1 (ja) | シート積重ね方法 | |
JP7129785B2 (ja) | 切れ目形成装置、および切れ目の形成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100527 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120718 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120928 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5313463 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |