JPH0797039A - 製品落下防止機構付きデパンナー - Google Patents

製品落下防止機構付きデパンナー

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JPH0797039A
JPH0797039A JP24514193A JP24514193A JPH0797039A JP H0797039 A JPH0797039 A JP H0797039A JP 24514193 A JP24514193 A JP 24514193A JP 24514193 A JP24514193 A JP 24514193A JP H0797039 A JPH0797039 A JP H0797039A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部すくい取り式のデパンナーからの製品の
落下を防止する。 【構成】 チェーンコンベア9によりデパンナー1に運
搬される天板10の移動方向前側の立上片10Aが、天
板側端縁2Aを通過した直後に、コントローラ4は偏平
コンベア2を天板にほぼ接するすくい上げ位置に揺動さ
せるとともに、製品落下防止体3を天板側端縁との間に
菓子パン11の通過を許容する隙間を形成する通過位置
に回動させ、偏平コンベア2は天板10上の菓子パン1
1を天板側端縁2Aですくい上げて他端側2Bに運搬し
ていく。天板10の移動方向後側の立上片10Bが、前
記天板側端縁2Aに接近するときに、コントローラ4は
偏平コンベア2を立上片10Bを回避する回避位置に揺
動させるとともに、製品落下防止体3を偏平コンベア2
上の菓子パン11を他端側2Bへ押し上げる方向に回動
させ、天板側端縁との間に菓子パン11の通過を許容す
る隙間をほぼ閉じる落下防止位置に移動させる。この製
品落下防止体3の存在により、偏平コンベア2上からの
菓子パン11の落下が効果的に防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は天板上の菓子、パン等の
製品を天板からすくい上げて天板外に運び出す、すくい
取り式のデパンナーに関する。
【0002】
【従来の技術】パン工場等では天板をコンベアで移動さ
せながら菓子、パン等の製品を焼き上げ、焼き上げられ
た製品は天板とともにコンベアによってオーブンから運
びだされる。焼き上げられた製品を天板から取り出すた
めに、デパンナーと称される装置が用いられる。このデ
パンナーの一種に偏平コンベアを用いるものが開発され
ている。この偏平コンベアは天板側端縁が極めて薄く仕
上げられており、この天板側端縁が天板にほぼ接する高
さにおかれる。すると、コンベアによって天板とともに
移動している製品が天板側端縁に達すると、天板側端縁
が製品と天板とをひきはがし、ひきはがしされた製品は
天板側端縁から偏平コンベアに載せ変えられ、他端側に
運び出される。天板の周縁には立上片が通常形成されて
いる。そのため天板の移動の際に、立上片が偏平コンベ
アに引っ掛からないようにする必要がある。このために
通常偏平コンベアは反天板側端縁を中心に、天板側端縁
が天板にほぼ接するすくい上げ位置と立上片を回避する
回避位置との間で揺動可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】偏平コンベアがすくい
上げ位置となったとき、天板と偏平コンベアのなす角は
小さいほうが好ましい。このため通常天板はわずかに斜
め下方に移動し、偏平コンベアはわずかに斜め上方に製
品を持ち上げる。このとき製品が偏平コンベアにうまく
載せ変えられず、天板と偏平コンベアの間で製品が不安
定に挙動する現象が生じやすい。そして偏平コンベアが
天板の立上片を回避するために回避位置へ揺動したとき
に、製品が偏平コンベアから落下してそのまま床まで落
下してしまうことがひんぱんに生じている。本発明はか
かる現象の発生を防止するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、コンベアによって運ばれる天板上の製
品を天板側端縁ですくい上げて他端側に運ぶ偏平コンベ
アと、前記天板側端縁の上方で移動する製品落下防止体
と、コントローラとを主体に構成される製品落下防止機
構付きデパンナーであり、前記偏平コンベアは前記他端
側を中心に、前記天板側端縁が天板にほぼ接するすくい
上げ位置と、天板の周縁に形成されている立上片を回避
する回避位置との間で揺動可能であるとともに、前記天
板側端縁から他端側に向けて上方に傾斜しており、前記
製品落下防止体は、前記天板側端縁との間に製品の通過
を許容する隙間を形成する通過位置と、その隙間をほぼ
閉じる落下防止位置との間を移動可能であり、前記コン
トローラは、天板の移動方向前側の前記立上片が、前記
天板側端縁を通過した直後に、前記偏平コンベアを回避
位置からすくい上げ位置に揺動させるとともに、前記製
品落下防止体を落下防止位置から通過位置に移動させ、
かつ、天板の移動方向後側の前記立上片が、前記天板側
端縁に接近したときに、前記偏平コンベアをすくい上げ
位置から回避位置に揺動させるとともに、前記製品落下
防止体を通過位置から落下防止位置に移動させることを
特徴とする製品落下防止機構付きデパンナーを創作し
た。
【0005】
【作用】上記構成のデパンナーによると、偏平コンベア
の天板側端縁上に製品落下防止体が付加されており、コ
ントローラは、偏平コンベアをすくい上げ位置から回避
位置に揺動させるとともに、製品落下防止体を通過位置
から、天板側端縁との間に製品の通過を許容する隙間を
ほぼ閉じて製品の通過を禁止する落下防止位置に移動さ
せる。すなわち偏平コンベアが回避位置に揺動して製品
の落下のおそれが生じたときに、製品落下防止体が前記
の落下防止位置に存在するので製品の落下をほぼ無くす
ることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図1〜図3に基づい
て説明する。本例の製品落下防止機構付きデパンナー1
は図1及び図2に示されるように、チェーンコンベア9
によって運ばれる天板10上の焼成された菓子パン11
を天板10から自動的にすくい取り、離脱させるもので
ある。本例の製品落下防止機構付きデパンナー1は図1
に示されるように偏平コンベア2と、偏平コンベア2の
天板側端縁2Aの上方で回動する製品落下防止体3と、
コントローラ4とを主体としてなる。そしてコントロー
ラ4は光電センサ5、この光電センサ5と接続されたタ
イマー6、及び製品落下防止体回動用モータ7、偏平コ
ンベア揺動用モータ8とを有し、この両モーター7,8
は減速機付き正逆転モータであり、各々タイマー6と接
続されている。
【0007】前記偏平コンベア2はベルト送りモータ
(図示せず)、プーリ12,12を有し、天板側端縁2
Aから他端側2Bに向けて上方に傾斜して設置されてい
る。そして他端側2Bを中心に、天板側端縁2Aが、天
板10にほぼ接するすくい上げ位置と天板の周縁に形成
されている立上片10Bを回避する回避位置との間で揺
動可能である。この揺動の動力は偏平コンベア揺動用モ
ータ8によって供給される。そして偏平コンベア2の天
板側端縁2Aは菓子パン11と天板10の底面との間に
入り込むことができるほど薄い。この偏平コンベア2は
チェーンコンベア9によって運ばれる天板10上の菓子
パン11を天板側端縁2Aですくい上げて他端側2Bに
運ぶ。
【0008】前記製品落下防止体3は長方形状の金属板
であり、図3に示されるようにその長辺の一辺側にて押
さえ材13及びボルト14によりシャフト15に固定さ
れている。この製品落下防止体3の長辺は偏平コンベア
2の横幅と略同長とされ、その短辺は運搬される菓子パ
ン11の高さよりも長く設計されている。シャフト15
の両端を支持するロッドエンドベヤリング16,16は
偏平コンベア2の天板側端縁2Aの左右に各1個立設さ
れ、製品落下防止体3を偏平コンベア2の天板側端縁2
Aの上方において図1に示されるように、天板側端縁2
Aとの間に菓子パン11の通過を許容する隙間を形成す
る通過位置とその隙間をほぼ閉じる落下防止位置との間
で回動可能に支持している。この回動の動力は製品落下
防止体回動用モータ7によって供給される。
【0009】光電センサ5は偏平コンベア2から一定距
離手前におけるチェーンコンベア9の上方に設置され、
天板10の存在を検知し、その存在に対応する存在信号
を出力する。光電センサ5から天板10の存在信号がタ
イマー6に入力された時点から前記一定距離を天板10
が移動するのに要する時間が経過した時点において、タ
イマー6は製品落下防止体回動用モータ7及び偏平コン
ベア揺動用モータ8に通電する。これによりコントロー
ラ4は、光電センサ5により検知された天板10の移動
方向前側の立上片10Aが天板側端縁2Aを通過した直
後おいて、偏平コンベア2を回避位置からすくい上げ位
置に揺動させるとともに、製品落下防止体3を落下防止
位置から通過位置に回動させる。そして、光電センサ5
から信号がタイマー6に入力された時点より前記一定距
離を天板10が移動するのに要する時間が経過した時点
から、さらに天板10の移動方向の全長に相当する距離
を天板10が移動するのに要する時間が経過した時点に
おいて、タイマー6は製品落下防止体回動用モータ7及
び偏平コンベア揺動用モータ8に通電する。これにより
コントローラ4は、天板10の移動方向後側の立上片1
0Bが前記天板側端縁2Aに接近するときに、偏平コン
ベア2をすくい上げ位置から回避位置に揺動させるとと
もに、製品落下防止体3を通過位置から落下防止位置に
回動させる。
【0010】次に図1及び図2に基づいて、本例のデパ
ンナー1の作動状態を説明する。チェーンコンベア9に
よって運ばれる天板10が偏平コンベア2の一定距離手
前に設置された光電センサ5にまで移動すると、光電セ
ンサ5は天板10の存在信号を、タイマー6に入力す
る。タイマー6はこの信号入力時後、前記一定距離を天
板10が移動するのに要する時間後の時点において製品
落下防止体回動用モータ7及び偏平コンベア揺動用モー
タ8に通電する。光電センサ5からの信号入力時後、前
記一定距離を天板10が移動するのに要する時間後の時
点とは、光電センサ5によって存在が検知された天板1
0の移動方向前側の立上片10Aが、天板側端縁2Aを
丁度通過する時点である。従って図2(A)に示される
ように、コントローラ4は、タイマー6からの前記時点
における製品落下防止体回動用モータ7及び偏平コンベ
ア揺動用モータ8への通電によって、天板10の移動方
向前側の立上片10Aが天板側端縁2Aを通過した直後
に、偏平コンベア2を回避位置からすくい上げ位置に揺
動させ、同時に製品落下防止体3を落下防止位置から通
過位置に回動させる。この通過位置の製品落下防止体3
は偏平コンベア2の上方において、すくい上げ位置の偏
平コンベア2と略平行の位置とされる。この後、図2
(B)に示される様にチェーンコンベア9によって天板
10が他端側2B方向へ移動していき、天板10上の菓
子パン11は偏平コンベア2によって天板側端縁2Aか
らすくい取られ偏平コンベア2上に載せ変えられていく
が、偏平コンベア2は天板側端縁2Aから他端側2Bに
向けて上方に傾斜して設置されているため、菓子パン1
1の挙動が不安定となり、すなわち天板10と偏平コン
ベア2間を菓子パン11が行き来し、偏平コンベア2上
への載せ変えがスムーズにいかない場合もある。
【0011】タイマー6は光電センサ5からの信号入力
時後、前記一定距離を天板10が移動するのに要する時
間後、さらに天板10の移動方向の全長に相当する距離
を天板10が移動するのに要する時間後の時点において
製品落下防止体回動用モータ7及び偏平コンベア揺動用
モータ8に通電する。この時点とは光電センサ5によっ
て存在が検知された天板10の移動方向後側の立上片1
0Bが、前記天板側端縁2Aに接近する時点である。従
って図2(C)に示されるように、コントローラ4は、
タイマー6からの前記時点における製品落下防止体回動
用モータ7及び偏平コンベア揺動用モータ8への通電に
よって、天板10の移動方向後側の立上片10Bが、前
記天板側端縁2Aに接近するときに、偏平コンベア2を
すくい上げ位置から回避位置に揺動させるとともに、製
品落下防止体3を通過位置から落下防止位置に回動させ
る。この時、製品落下防止体3は偏平コンベア2上の菓
子パン11を他端側2Bへ押し上げる方向に回動する。
従って、製品落下防止体3は単に菓子パン11の落下を
防止するのみならず、天板10と偏平コンベア2間で挙
動が不安定な菓子パン11を偏平コンベア2上へと押し
込む効果を有する押し込み板でもある。そして長方形状
板である製品落下防止体3は、落下防止位置において、
その長辺が偏平コンベア2の横幅と平行にかつその各両
短辺が天板側端縁2Aの各両端において偏平コンベア2
とほぼ垂直に偏平コンベア2上に接する位置に存在し、
製品落下防止体3の長辺は偏平コンベア2の横幅と略同
長であり、その短辺は運搬される菓子パン11の高さよ
りも長いので、落下防止位置の製品落下防止体3は天板
側端縁2Aにおいて偏平コンベア2の横幅全長に渡り存
在し、その偏平コンベア2からの高さは菓子パン11の
高さよりも高い。
【0012】製品落下防止体3の回動によって天板10
上の菓子パン11は全て偏平コンベア2上に載置され、
同時に偏平コンベア2はすくい上げ位置から回避位置に
揺動し、空の天板10は偏平コンベア2の下方を通り抜
ける。次に偏平コンベア2上に載置された菓子パン11
は偏平コンベア2のベルトの移動によって他端側2Bに
運ばれ、偏平コンベア2に連続して設けられている製品
送りベルトコンベア17上へと移動していく。上記の偏
平コンベア2の回避位置への揺動時及び揺動後におい
て、天板側端縁2Aから他端側2Bに向けて上方に傾斜
して設置されている偏平コンベア2上から菓子パン11
が天板側端縁2A方向へすべり落ちても、天板側端縁2
Aにおいて製品落下防止体3が落下防止位置に存在する
ので、天板側端縁2Aまですべり落ちた菓子パン11は
製品落下防止体3により停止し、支持される。そしてこ
の製品落下防止体3は偏平コンベア2の横幅の全長に渡
って設けられ、偏平コンベア2からの高さは菓子パン1
1の高さよりも高いので菓子パン11が天板側端縁2A
から落下することがより確実に防止される。
【0013】次にチェーンコンベア9によって前の天板
10に続いて運ばれた後の天板10が、偏平コンベア2
の一定距離手前に設置された光電センサ5にまで移動す
ると、光電センサ5は天板10の存在信号を、タイマー
6に入力し、この信号入力時後、タイマー6は前記一定
距離を天板10が移動するのに要する時間後において製
品落下防止体回動用モータ7及び偏平コンベア揺動用モ
ータ8に通電し、図2(A)に示されるように、偏平コ
ンベア2及び製品落下防止体3は再び各々すくい上げ位
置及び通過位置に移動し、後の天板10上の菓子パン1
1は偏平コンベア2によりすくい取られていく。なおこ
の偏平コンベア2のすくい上げ位置への揺動前に、前の
天板10上の菓子パン11は全て製品送りベルトコンベ
ア17上に移動している様に前後の天板10,10の間
隔及びチェーンコンベア9の移動速度が調整されてい
る。この後、前記と同様に後の天板10の移動方向後側
の立上片10Bが天板側端縁2Aに接近する時点で、図
2(C)に示されるように、コントローラ4により偏平
コンベア2及び製品落下防止体3が各々回避位置及び落
下防止位置に移動し、偏平コンベア2の回避位置への揺
動時及び揺動後における偏平コンベア2上からの菓子パ
ン11の落下は、製品落下防止体3が落下防止位置に存
在することにより防止される。この様にチェーンコンベ
ア9により連続的に本例の製品落下防止機構付きデパン
ナー1に運ばれる天板10上の菓子パン11は、偏平コ
ンベア2の揺動と連動する製品落下防止体3の存在によ
り、偏平コンベア2の回避位置への揺動時及び揺動後に
おける偏平コンベア2上からの落下が防止され、順次天
板10から偏平コンベア2によってすいく取られ、離脱
されていく。
【0014】なお、製品落下防止体3の回動は偏平コン
ベア2の揺動と同時でなくとも良く、偏平コンベア2が
回避位置からすくい上げ位置に揺動する前であっても、
偏平コンベア2上の菓子パン11が全て製品送りベルト
コンベア17上へ移動した後においては、製品落下防止
体3は落下防止位置から通過位置に回動しても良く、一
方、偏平コンベア2がすくい上げ位置から回避位置に揺
動する前であっても、天板10上の菓子パン11が全て
偏平コンベア2上に移動した後においては、製品落下防
止体3は通過位置から落下防止位置に回動しても良い。
また製品落下防止体3は通過位置と落下防止位置の両位
置に移動できれば良く、その移動の態様は本例の場合に
限定されないが、本例では製品落下防止体3の通過位置
から落下防止位置への移動は、製品落下防止体3が菓子
パン11を偏平コンベア2上へ押し上げる方向の動きと
されているので、挙動が不安定な菓子パン11がこの製
品落下防止体3の落下防止位置への移動によって偏平コ
ンベア2上へと押し込まれる効果もあり、より好まし
い。
【0015】
【発明の効果】本発明の製品落下防止機構付きデパンナ
ーによると、偏平コンベアが天板の周縁に形成されてい
る立上片を回避する回避位置に揺動するときに、製品落
下防止体が天板側端縁との間に製品の通過を許容する隙
間をほぼ閉じる落下防止位置に存在することにより、偏
平コンベア上の製品が天板側端縁から落下することが防
止される。従って、不良品の発生を極めて効果的に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本例のデパンナーの作用説明図である。
【図2】(A)は製品落下防止体が通過位置に回動する
状態の側面図、(B)は偏平コンベア上に菓子パンがす
くい取られている状態の側面図、及び(C)は製品落下
防止体が落下防止位置に回動する状態の側面図である。
【図3】(A)は本例のデパンナー(コントローラを除
く)の平面図、(B)は本例のデパンナー(コントロー
ラを除く)の側面図である。
【符号の説明】 1 デパンナー 2 偏平コンベア 2A 天板側端縁 2B 他端側 3 製品落下防止体 4 コントローラ 5 光電センサ 6 タイマー 7 製品落下防止体回動用モータ 8 偏平コンベア揺動用モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアによって運ばれる天板上の製品
    を天板側端縁ですくい上げて他端側に運ぶ偏平コンベア
    と、前記天板側端縁の上方で移動する製品落下防止体
    と、コントローラとを主体に構成される製品落下防止機
    構付きデパンナーであり、 前記偏平コンベアは前記他端側を中心に、前記天板側端
    縁が天板にほぼ接するすくい上げ位置と、天板の周縁に
    形成されている立上片を回避する回避位置との間で揺動
    可能であるとともに、前記天板側端縁から他端側に向け
    て上方に傾斜しており、 前記製品落下防止体は、前記天板側端縁との間に製品の
    通過を許容する隙間を形成する通過位置と、その隙間を
    ほぼ閉じる落下防止位置との間を移動可能であり、 前記コントローラは、天板の移動方向前側の前記立上片
    が、前記天板側端縁を通過した直後に、前記偏平コンベ
    アを回避位置からすくい上げ位置に揺動させるととも
    に、前記製品落下防止体を落下防止位置から通過位置に
    移動させ、かつ、天板の移動方向後側の前記立上片が、
    前記天板側端縁に接近したときに、前記偏平コンベアを
    すくい上げ位置から回避位置に揺動させるとともに、前
    記製品落下防止体を通過位置から落下防止位置に移動さ
    せることを特徴とする製品落下防止機構付きデパンナ
    ー。
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