JPS638126A - 物品自動供給方法および装置 - Google Patents

物品自動供給方法および装置

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JPS638126A
JPS638126A JP61151020A JP15102086A JPS638126A JP S638126 A JPS638126 A JP S638126A JP 61151020 A JP61151020 A JP 61151020A JP 15102086 A JP15102086 A JP 15102086A JP S638126 A JPS638126 A JP S638126A
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Nobuteru Umeda
梅田 宜暉
Kazuyuki Kuno
久野 一行
Takao Hashimoto
橋本 孝雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、例えば円形のせんべいの如く物品形状が不
揃いで、しかも取扱い時に破損し易い薄状物品の自動供
給方法およびこれを実施するための装置に関するもので
ある。
従来技術 各種の被包装物品を、製袋充填包装機に必要数たけ、所
要のタイミングで供給する物品自動供給装置が、従来よ
り種々の型式として提案されかつ実施化されている。し
かしながら、例えば円形の草加せんべいの如く、物品形
状が不均一でしかも取扱い時に割れ易い物品を供給する
場合には、往々にして供給途中で被搬送物品が損傷した
り、あるいは一定間隔で供給されない等の難点があった
そのため物品供給装置による当該物品の供給タイミング
と、当該物品が供給される自動包装機における包装タイ
ミングとが同期せず、従って欠品その他包装不良を生ず
る問題があった。
このように物品の供給途中で、該物品の損傷や供給間隔
の不均一が発生するのを解決する技術的手段として、例
えば特開昭57−9619号公報に開示される如き装置
が提案されている。この発明に係る[菓子片の分離供給
方法および装置」は、回転円板と、この回転円板の外周
に配置される可変速の第1搬送ベルトと、前記第1搬送
ベルトから送出される物品を自動包装機に搬送する第2
搬送ベルトとから基本的に構成されている。
この装置では、ホッパーから前記回転円板に物品を供給
し、回転円板の遠心力により物品を当該回転円板の外周
に一列に整列させる。そして前記回転円板の外周に一列
に整列された物品を第1搬送ベルトに送出し、この第1
搬送ベルトの搬送速度を調節することにより、第2搬送
ベルトに一定間隔で物品を順次送り出し得る構成になっ
ている。
従って自動包装機には、一定間隔で物品が供給されて、
欠品が生じることがなくなり、またベルトにより物品を
供給するので、供給途中に物品が損傷することもなくな
ると云うものである。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記従来技術に係る装置によれば、供給
途中に割れ等の損傷が発生しないとしても、回転円板に
供給される以前の段階で既に損傷している物品について
は、これを排除する手段が含まれていない。従って供給
途中において検品作業者を配置し、人手により排除する
か、または、イメージセンサ等の物品形状識別手段と自
動排除機構を併設し、前記センサにより不良品を識別し
た後、不良品のみを自動排除機端により排出する必要が
あった。また自動包装機の処理速度が高速になった場合
(例えば自動包装機の供給アタッチメント1−ピッチ分
に2個以上供給する必要が有る場合)、従来の供給装置
では供給速度が追従できず、欠品率が増大する。このた
め包装機の能力を供給速度に応じた速度に減速するか、
あるいは供給装置を必要に応じて2台以上設置する必要
があり、包装速度を犠牲にするか、または製品価格を上
昇させるかの選択に迫られていた。
発明の目的 本発明は、従来技術に係る前記欠点に鑑み、これを好適
に解決するべく提案されたものであって、整列搬送され
る薄状物品を、その搬送途中において選別して正常な物
品のみを供給すると共に、自動包装機等の後処理機にお
ける処理の高速化に対応し得る方法およびその装置を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 前記の問題点を克服し、所期の目的を達成するため本発
明に係る物品自動供給方法は、ホッパー内に蓄えられる
複数の物品を、搬送ベルトにより個別に整列させた状態
で搬送し、前記物品の搬送の途次において、不良品だけ
を選別してこれを除去し、前記選別された複数の物品を
選択供給装置内にストックし、前記ストックされた物品
を、別置した自動包装機の包装タイミングに同期させて
、所要数だけを選択的に前記自動包装機に向けて供給す
ることを特徴とする。
また前記の方法を好適に実施するため本願の別の発明に
係る物品自動供給装置は、所定間隔離間して対向配置さ
れ、その長手方向一端部に傾斜部が形成された一対のフ
レームと、前記フレームの傾斜部間に橋架固定され、複
数の物品が貯留されるホッパーと、前記物品を対応的に
1個当てずつ収納可能な穴部が多数穿設され、前記ホッ
パーの下方に位置して、フレームの傾斜部の登り方向に
走行駆動される無端ベルトと、前記ホッパー内に回転自
在に配設され、無端ベルトの前記穴部中に対応的に嵌挿
された物品上に積み重なった余剰の物品を排除するべく
機能する回転ブレードと、前記ホッパーのベルト走行方
向における下流で、かつ前記穴あき無端ベルトの裏側に
位置するよう配設した不良品選別装置と、前記不良品選
別装置の下流に配設され、選別された複数の物品をスト
ックして、指令により所要数の物品を選択的に放出する
選択供給装置とから構成したことを特徴とする。
実施例 次に本発明に係る物品自動供給方法につき、これを好適
に実施する装置との関係において、添付図面を参照しな
がら以下説明する。なお説明の便宜上、「上方、下方」
とは、図面上での上下関係を指すものであり、「上流、
下流」とは、無端ベルトの走行方向の関係において相称
するものとする。
第1図は、本発明に係る物品自動供給装置の実施例を概
略的に斜視状態で示すものである。図に示す物品自動供
給装置10は、対向的に垂直配置した一対のフレーム1
2.12を備え、このフレーム12.12は、その長手
方向の上面部が所要角度で傾斜した傾斜部12 a、1
2 aと、矩形状の枠体部12b、1.2bとから構成
され、前記傾斜部12a、12a間に所定容量のホッパ
ー14が橋架固定されている。また前記フレーム12の
矩形状枠体部12bには、自動包装機(本体部分は図示
せず)の搬送コンベヤ11を通過配置させるための開口
12cが開設されている。
前記ホッパー14は、2枚の側板14a、14aと、該
側板14a、14a間に配設される背板1、4 bとか
らコ字状に形成され、前記側板14a。
14aが複数のブラケット28によりフレーム12に固
定されている。なお前記ホッパー14は、その開口部を
、前記フレーム12の傾斜部12aにおける登り方向に
指向させ、該ホッパー14に物品24を投入した場合、
該物品24が装置1゜から脱落しないように構成される
前記ホッパー14は、仕切板30により2つの室に分割
され、夫々の室には回転ブレード16が、前記側板14
a、14a間に回転自在に架設されている。この回転ブ
レード16は、一方の側板14aの外側に固定した駆動
モータ32に接続されて、所定方向に回転駆動されるよ
うになっている。すなわち回転ブレード16は、前記モ
ータ32に接続した回転軸16aと、この回転軸16a
の周方向に所定間隔で固定され、半径方向に延出する複
数のブレード16bとから構成され、前記ブレード16
bにより、後述する無端ベルト18上を搬送されて到来
する余分の物品24を掻き取るようになっている。
第2図に示す如く、対向配置したフレーム12゜12間
の適宜位置には、軸方向両端部にスプロケット34.3
4が配設された駆動ローラ36.従動ローラ38.テン
ションローラ4oが夫々回転自在に架設されている。す
なわち前記フレーム12゜12における傾斜部12 a
、12 aの傾斜上下両端部に従動ローラ38,38が
配設されると共に、前記フレーム12.12における矩
形状枠体部12b。
12bの上下方向両端部にテンションローラ4゜と駆動
ローラ36とが配設されている。そして後述する無端ベ
ルト18が前記ローラ群に巻架されて、前記フレーム1
2に沿って走行駆動されるようになっている。
第3図に示す如く、矩形状枠体部12bにおける前記駆
動ローラ36に隣接する位置には、回転軸35が前記フ
レーム12.12間に回転自在に配設されている。この
回転軸35の一端部は、前記フレーム12から外方に突
出し、この端部に自動包装機(図示せず)に設けた駆動
軸37と接続されるカップリング42が取付けられてい
る。また前記回転軸35と駆動ローラ36との間には、
前記駆動軸37の駆動力を前記駆動ローラ36に伝達す
るギヤ列44が配設されている。すなわち物品自動供給
装置10は、自動包装機から動力を分岐供給されるもの
であって、供給タイミングと包装タイミングとが同期し
得るように構成されている。
なお前記駆動ローラ36の軸には、トルクリミッタ39
が配設され、前記駆動ローラ36に余分な負荷が加わら
ないようになっている。
第4図に示す如く、無端ベルト18には、縦および横方
向に等間隔で複数の穴部18aが形成され、この穴部1
8aに個々の物品24を対応的に嵌挿して搬送するよう
になっている。また前記無端ベルト18の幅方向両端縁
には、接続部材45を介してチェーン46.46が固定
され、このチェーン46.46が前記ローラ群のスプロ
ケット34゜34に係合して、無端ベルト18が駆動さ
れるようになっている。なお前記無端ベルト18に形成
される穴部18aの形状や寸法は、供給する物品24の
具体的な形状や厚みその他の条件により決定されるもの
である。
前記フレーム12.12の対向面には、前記無端ベルト
18を安定的に案内するガイドレール48゜48が配設
されている。またフレームの傾斜部12a、12aにお
ける前記ホッパー14の配設位置には、前記無端ベルト
18の走行ラインの下方、(すなわち無端ベルト18の
裏側)にガイド板50が配設固定され、前記穴部18a
に嵌挿した物品24をこのガイド板50上に載置させた
状態でベルト搬送するようになっている。なお前記ガイ
ド板50には、振動モータ51が取付けられ、前記ホッ
パー14に投入された物品24に振動を与えて、当該物
品24のベルト穴部18aへの嵌挿を容易化している。
前記ホッパー14およびガイド板50が配設される更に
下流には、無端ベルト18により搬送される物品24の
選別および除去を行う不良品選別装置20が配設されて
いる。第5図に示すように、この不良品選別装W20は
、平行に配置した2本の回転軸52.54と、この回転
軸52.54を夫々反対方向に駆動するモータ56,5
6と、前記回転軸52.54に配設される複数の駆動プ
ーリ58と従動プーリ60と、前記プーリ58,60間
に張架される丸ベルト62とから基本的に構成される。
すなわち軸方向の互いに反対の端部にスプロケット64
が配設された回転軸52.54が、所定間隔で平行に前
記フレーム12.12間に回転自在に架設されている。
また前記フレーム12.12には、夫々駆動モータ56
が固定されている。そして前記回転軸52.54に取付
けられるスプロケット64.64と、モータ56,56
の出力軸に取付けられたスプロケット66.66との間
に、対応的にチェーン68.68が巻架されて、回転軸
52゜54を夫々反対方向(時計方向と反時計方向)に
回転駆動するように構成されている。
前記一方の回転軸52には、駆動プーリ58と従動プー
リ60とが、軸方向に交互に配設され、他方の回転軸5
4には、前記回転軸52とは逆の配列、すなわち従動プ
ーリ60.駆動プーリ58の順序で軸方向に交互に配設
されている。従って前記回転軸52に配設される駆動プ
ーリ58に対応する回転軸54の位置には、従動プーリ
60が配設され、回転軸58に配設される従動プーリ6
0に対応する回転軸54の位置には、駆動プーリ58が
配設されるものである。前記駆動プーリ58と従動プー
リ60とには、丸ベルト62が張架され、駆動プーリ5
8が配設される回転軸の回転方向に走行される。すなわ
ち第5図に示すように、前記回転軸52.54の軸方向
に隣接する丸ベルト62.62とが互いに反対方向に駆
動される。
前記不良品選別装置20は、互いに反対方向に走行駆動
される丸ベルト62.62が一組に構成され、第7図(
a)に示す如く、前記−組の丸ベルト62.62が前記
無端ベルト18に穿設した穴部18aに臨み、該穴部1
.8 aに嵌挿されている物品24を回転させるように
構成されている。なお前記丸ベルト62.62の軸方向
の間隔は、物品24の寸法により決定されるものであっ
て、前記物品24の寸法より若干短かく設定される。従
って第7図(b)に示す如く、前記丸ベルト62.62
により回転される物品24が、損傷または割れていて正
常な物品に比して寸法が小さくなっている場合には、前
記丸ベルト62.62間より下方に落下することになる
。従って不良品選別装置20上を通過した後の無端ベル
ト18には、正常な物品24だけが載置搬送されるもの
である。また不良品選別装置20の下方には、前記無端
ベルト18から落下した不良品を回収する回収ボックス
69が配設されている。
不良品選別装置20の下流には、選択供給装置21が配
設されている。この選択供給装置21は、前記無端ベル
ト18の幅方向に穿設される穴部18aの数に対応する
数の通路70が上部に形成されると共に、下部において
は前記通路7oの半数の通路72が形成される供給シュ
ート22と、前記供給シュート22の上部の通路7oに
直列に穿設される複数(本実施例では2個)の穴70a
70bと、前記供給シュート22の裏側において、ピス
トンロッド74 a、76 aが前記穴70a。
70bから突出可能に配設したエアーシリンダ74.7
6と、前記供給シュート22の上方に配設されるセンサ
78と、無端ベルト18の穴部18aからピストンロッ
ド80aが突出可能に前記供給シュート22の上端部近
傍に配設されるエアーシリンダ80とから構成される。
すなわち不良品選別装置20の下流には、前記フレーム
12.12間において、前記無端ベルト18の幅方向に
穿設した穴部18aの数(本実施例では8個)に対応す
るエアーシリンダ8oが配設されている。前記エアーシ
リンダ8oのピストンロッド80aは、前記無端ベルト
18の穴部18aから突出し得るようになっており、従
って前記エアーシリンダ80を付勢して、そのピストン
ロッド80aを延出させた場合には、このピストンロッ
ド80aにより、前記穴部18aに嵌挿されている物品
24は、該穴部18aから排出されるものである。
前記エアーシリンダ80の更に下流には、斜め下方に指
向する供給シュート22が配設され、不良品選別装置2
0およびエアーシリンダ80を通過した無端ベルト18
が、前記供給シュート22上を通過するようになってい
る。第6図に示す如く、前記供給シュート22の上部に
は、前記無端ベルト18の幅方向に穿設した穴部18a
の数に対応する数の通路70が形成されている。また前
記供給シュート22の下部には、上部に形成される通路
70の数の半分の通路72が形成されている。前記上部
の通路70には、第1の穴70aと第2の穴70bとが
直列に穿設され、前記穴70aの下方に、この穴70a
を介してピストンロッドア4aを外方に突出させ得る第
1エアーシリンダ74が配設されている。また前記穴7
0bの下方に、この穴70bを介してピストンロッドア
6aを外方に突出させ得る第2エアーシリンダ76が配
設されている。
前記供給シュート22の上方には、当該供給シュート2
2に設けたエアーシリンダ74.76によりストックさ
れる物品24の有無を検知するための1例えば光電スイ
ッチからなるセンサ78が、前記エアーシリンダ74.
76と同数配設されている。なお前記供給シュート22
の下流には、複数のブラシ82が配設され、前記供給シ
ュート22を通過した無端ベルト18に付着する物品2
4のカス等を取り除くようになっている。
次に、このように構成した物品自動供給装置の作用につ
き、本発明に係る物品自動供給方法との関係において説
明する。実施例の物品自動供給装置10は、始動開始時
には、前記供給シュート22に配設される第1エアーシ
リンダ74が付勢されて、ピストンロッドア4aを穴7
0aから突出させている。図示しない自動包装機から分
岐供給される動力により物品供給装置10が駆動される
と、前記ローラ群が所定方向に回転駆動され、該ローラ
群に張架された無端ベルト18がフレーム12.12に
沿って時計方向に駆動される。前記フレーム12.12
の傾斜部12a、12aに配設したホッパー14に投入
される物品24(例えばせんべい等)は、ホッパー14
の2つの室に夫々蓄えられる。従って前記ホッパー14
の下方を走行する無端ベルト18の穴部18aに、前記
ホッパー14内に蓄えられる物品24が夫々嵌挿される
に至る。しかも前記無端ベルト18の裏側に配設される
ガイド板50は、振動モータ51により振動を付与され
ているので、無端ベルト18の多数の穴部18aに個々
の物品24が容易に嵌挿されるものである。
なお前記ホッパー14が2つの室に分かれているため、
上流側の室において前記無端ベルト18の穴部18aに
物品24が嵌挿されなくても、下流側の室において更に
物品24が嵌挿されるので、前記穴部18aの全てに物
品24を確実に供給し一19= 得る。また前記穴部18aに嵌挿された物品24以外に
、その上に更に物品24が重なった状態で供給された場
合は、前記ホッパー14に配設した回転ブレード]−6
の回転により、余剰の物品24は排除されるようになっ
ている。
次に前記ホッパー14を通過した無端ベルト18は、前
記ホッパー14の下流に配設した不良品選別装置20上
を通過することになる。前述したように、物品選別装置
20は、前記無端ベルト18の穴部18a直下に2本の
互いに反対方向に駆動される丸ベルト62.62が臨む
よう構成されている。従って前記穴部18aに嵌挿され
ている物品24は、前記丸ベルト62.62上に移載さ
れて搬送されるが、当該丸ベルト62.62は互いに反
対方向に駆動されるため、該丸ベルト62,62に載置
された物品24には回転運動を付与されることになる。
そこで第7図(b)に示す如く、割れ等の損傷が生じて
いる不良物品は、前記丸ベルト62.62の間から下方
に落下し、最終的に回収ボックス69に回収される。
前記の不良品選別装置20を通過した無端ベルト18は
、前記無端ベルト18に対して斜め下方に指向する供給
シュート22上を通過する。前記供給シュート22が配
設されるフレーム12.12の前記無端ベルト18が走
行する下方には、ガイド板50が配設されていないため
、前記供給シュート22上を通過する無端ベルト18の
穴部18aから、全ての物品24が供給シュート22に
落下する。そして前記供給シュート22に配設されたエ
アーシリンダ74.76が、前記自動包装機の包装タイ
ミングに同期して作動し、物品24をフレーム12.1
2の矩形状枠体部12b。
1、2 b内に設置した自動包装機の搬送コンベヤ11
に供給する。なお前記搬送コンベヤ11は、図示しない
無端チェーンに所定ピッチでアタッチメント13を備え
、このアタッチメント13により物品24を下流側に位
置する自動包装機に供給するものである。
次に前記選択供給装置21の供給動作につき、自動包装
機の供給アタッチメント1ピツチに2個の物品を供給す
る場合について説明する。なおこの場合、前記2個の物
品は搬送コンベヤ11に配設されたアタッチメント13
により、最終的に2段に重なった状態で自動包装機に供
給されるものとする。前記供給シュート22には、前記
無端ベルト18の幅方向に穿設した複数の穴部18aと
対応する通路70が縦方向に整列して設けられ、この通
路70に、第6図および第8図に示すように最終的に2
段に重なって供給される物品の下段となる物品を供給す
るラインにA−Dのインデックスを付し、上段となる物
品を供給するラインにE〜Hのインデックスを便宜上付
けるものとする。
また前記供給シュート22に、前記A−Hラインと直交
する第1の供給ラインQ1.第2の供給ラインQ2およ
び物品排出ラインΩ3を付すれば、この第1供給ライン
Q1に第1エアーシリンダ群74が位置し、また第2の
供給ラインQ2に第2エアーシリンダ群76が位置し、
更に物品排出ラインQ、にエアーシリンダ80が位置し
ている。
この第1エアーシリンダ74のロンドア4aは、予め通
路70に穿設した穴70aから突出しているため、最初
に供給シュート22に供給される物品24は、このロッ
ド74aによりストップされ、第1の供給ラインQ1に
おいてストックされる。そして第1の供給ラインQ□に
物品24がストックされたことを、第1エアーシリンダ
74の上方に配設したセンサ78が検知すると、第2供
給ラインQ2に配設した第2エアーシリンダ76が付勢
され、ロッド76aを穴部70bから突出させる。従っ
て、次に供給シュート22に落下した物品24は、第2
エアーシリンダ76によりストップされ、第2の供給ラ
インQ2にストックされる。
この第2の供給ラインQ2にストックされた物品24の
存在を、第2エアーシリンダ76の上方に配設したセン
サ78が検知すると、前記物品排出ラインQ3に配設さ
れたエアーシリンダ80に作動指令が出される。すなわ
ち第1供給ラインQ1および第2供給ラインQ2上に、
物品24がストックされた後は、無端ベルト18により
搬送される物品24が供給シュート22に落下しないよ
うに、前記エアーシリンダ8oが所定のタイミングで付
勢されて、前記無端ベルト18の穴部18aに嵌挿され
ている物品24を、該穴部18aから上方に排出させる
。なお無端ベルト18の穴部18aから上方に排出され
た物品24は、前記無端ベルト18上を下方に滑落し、
前記ホッパー14に配設した回転ブレード16により、
再びホッパー14内に戻される。
前記第1供給ラインQ□および第2供給ラインQ2の全
ての通路70に物品24がストックされると、当該装置
10に配設した制御装置84からの供給タイミング信号
により、例えばAラインとEラインに対応的に設けた個
々の第1エアーシリンダ74が逆付勢される。すなわち
下段となるべき物品24を供給するA−Dラインと、上
段となるべき物品24を供給するE−Hとから、夫々1
ラインずつ選択される。そして前記通路7oの穴70a
中にピストンロッドア4aが埋没すると、2個の物品2
4.24はその係止を失って、自動包装機(図示せず)
の搬送コンベヤ11に供給される。
第1エアーシリンダ74のピストンロッドア4aは、一
旦穴70a中に埋没した後、再び穴70aから突出する
よう制御される。なお前記A−DラインおよびE−Hラ
インには予め優先順位が夫々法められるため、この優先
順位に従って物品24が選択供給されるものである。例
えば優先順位をA−B−C−D、E−F−G−Hとする
ならば、(A、E)、(B、F)、(C,G)、(D、
H)の順序で物品24が夫々選択供給される。そして前
記AラインとEラインにおける第1供給ラインQ□に物
品24が無い(不存在)ことをセンサ78.78が検知
すると、前記第2供給ラインQ2の第2エアーシリンタ
フ 6.76が逆付勢されて、該第2エアーシリンダ7
6.76によりストックされていた物品24゜24が第
1供給ラインΩ、まで進む。この場合に、第1供給ライ
ンQ1におけるエアーシリンダ74のピストンロッド7
4aは穴70aから突出しているため、物品24が直接
搬送コンベヤ11に供給されることはない。このように
、第1供給ラインQ□から物品24が搬送コンベヤ11
に供給されると、第2供給ライン+22から物品24が
順次供給され、従って第1供給ラインQ□上に再び8個
の物品24が蓄えられる。
第2供給ラインQ2における物品24が第1供給ライン
Q1に供給され、前記第2供給ラインQ2上に物品24
が無いことをセンサ78が検知すると、前記物品排出ラ
インΩ3に設けたエアーシリンダ80の作動が停止し、
無端ベルト18から物品24が供給シュート22に向け
て供給される。このように供給シュート22には、前記
無端ベルト18の幅方向に穿設した穴部18aの2列分
に対応する物品24が蓄えられるので、後工程での自動
包装機の高速化に円滑に対応し得ると共に、欠品を生ず
ることがない。
発明の効果 このように本発明に係る物品自動供給方法およびその装
置によれば、ホッパーから供給シュートまで物品を搬送
する途中で、割れ等の損傷を生じた不良品を、自動的に
かつ確実に選別除去し得るものであって、従って不良品
を自動包装機に供給することがない。また前記物品供給
機に複数の物品を蓄えておき、自動包装機の包装速度に
応じて、前記供給装置に蓄えられる複数の物品から必要
数だけ供給するようにしたことにより、包装機における
包装速度の高速化に対応し得て、しかも欠品を生じるこ
とがない。更に搬送コンベヤを傾斜配置すると共に、該
装置のフレーム内に自動包装機の搬送コンベヤを設置し
得る構造としたことにより、装置自体がコンパクトにな
り、設置スペースを少なくし得る等の有益な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る物品自動供給方法を実施する装置の
好適な実施例を示すものであって、第1図は本発明の好
適例に係る物品自動供給装置の概略斜視図、第2図は第
1図の縦断面図、第3図は第1図に示す装置の駆動部を
示す平面図、第4図は本実施例に使用される無端ベルト
の一部切欠斜視図、第5図は本実施例に使用される不良
品選別装置を示す概略斜視図、第6図は本実施例に使用
される供給シュートを示す概略斜視図、第7図(a)、
(b)は第5図に示す不良品選別装置の動作例を示す説
明図、第8図は選択供給装置の説明図である。 10・・・物品自動供給装置12・・・フレーム1、2
 a・・・傾斜部    14・・・ホッパー16・・
・回転ブレード  18・・・無端ベルト20・・・不
良品選別装置 21・・・選択供給装置24・・・物品 −28= FIG、7  (01 bz FIG、7  (b) FIG、8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕ホッパー(14)内に蓄えられる複数の物品(2
    4)を、搬送ベルト(18)により個別に整列させた状
    態で搬送し、 前記物品(24)の搬送の途次において、不良品だけを
    選別してこれを除去し、 前記選別された複数の物品(24)を選択供給装置(2
    1)内にストックし、 前記ストックされた物品(24)を、別置した自動包装
    機の包装タイミングに同期させて、所要数だけを選択的
    に前記自動包装機に向けて供給することを特徴とする物
    品自動供給方法。 〔2〕所定間隔離間して対向配置され、その長手方向一
    端部に傾斜部(12a、12a)が形成された一対のフ
    レーム(12、12)と、 前記フレーム(12、12)の傾斜部(12a、12a
    )間に橋架固定され、複数の物品(24)が貯留される
    ホッパー(14)と、 前記物品(24)を対応的に1個当てずつ収納可能な穴
    部(18a)が多数穿設され、前記ホッパー(14)の
    下方に位置して、フレーム(12、12)の傾斜部(1
    2a、12a)の登り方向に走行駆動される無端ベルト
    (18)と、前記ホッパー(14)内に回転自在に配設
    され、無端ベルト(18)の前記穴部(18a)中に対
    応的に嵌挿された物品(24)上に積み重なった余剰の
    物品(24)を排除するべく機能する回転ブレード(1
    6)と、前記ホッパー(14)のベルト(18)走行方
    向における下流で、かつ前記穴あき無端ベルト(18)
    の裏側に位置するよう配設した不良品選別装置(20)
    と、前記不良品選別装置(20)の下流に配設され、選
    別された複数の物品(24)をストックして、指令によ
    り所要数の物品(24)を選択的に放出する選択供給装
    置(21)と から構成したことを特徴とする物品自動供給装置。 〔3〕前記不良品選別装置(20)は、 軸方向に駆動プーリ(58)と従動プーリ(60)とが
    交互に配設される回転軸(52)と、 前記回転軸(52)に配設した駆動プーリ(58)およ
    び従動プーリ(60)と逆の配列で、軸方向に駆動プー
    リ(58)および従動プーリ(60)が交互に配設され
    る回転軸(54)と、 前記2本の回転軸(52、54)に配設される駆動プー
    リ(58)と従動プーリ(60)との間に対応的に張架
    される丸ベルト(62)と、 前記2本の回転軸(52、54)を夫々反対方向に回転
    駆動させるべく対応的に配設したモータ(56、56)
    とから構成される特許請求の範囲第2項記載の物品自動
    供給装置。 〔4〕前記選択供給装置(21)は、 前記無端ベルト(18)の幅方向に穿設される穴部(1
    8a)の数に対応する数の通路(70)がシュート上部
    に形成されると共に、下部においては前記通路(70)
    の半数の通路(72)が形成される供給シュート(22
    )と、 前記供給シュート(22)の上部の通路(70)に直列
    に穿設され、個々の物品(24)の通過を許容する適宜
    数の穴(70a、70b)と、 前記供給シュート(22)の裏側において、ストッパ(
    74a、76a)を前記穴(70a、70b)からシュ
    ート面上方に突出可能に配設したストッパ手段(74、
    76)と、前記供給シュート(22)の上方に配設され
    、前記物品(24)が前記ストッパ(74a、76a)
    により係止されているか否かを検出するセンサ(78)
    と、 前記無端ベルト(18)の穴部(18a)からピストン
    ロッド(80a)が突出可能に、前記供給シュート(2
    2)の上端部近傍に配設されるエアーシリンダ(80)
    とから構成される特許請求の範囲第2項記載の物品自動
    供給装置。
JP61151020A 1986-06-26 1986-06-26 物品自動供給方法および装置 Granted JPS638126A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0228826U (ja) * 1988-08-10 1990-02-23
US5333718A (en) * 1993-08-24 1994-08-02 Pannell Lorris O Apparatus for handling plastic eating utensils
JP2008297081A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Fuji Seisakusho:Kk ワーク搬送装置
CN105730755A (zh) * 2016-04-19 2016-07-06 苏州宏奇锐自动化有限公司 一种食品产线自动进料装置

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CN105730755A (zh) * 2016-04-19 2016-07-06 苏州宏奇锐自动化有限公司 一种食品产线自动进料装置

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