JP2008290400A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成に寄与しない空吐出動作として複数種類の空吐出動作を行う場合に1つの空吐出動作について複数箇所への空吐出を行うだけでは廃液収容容器や空吐出受けの寿命が短くなる。
【解決手段】空吐出動作が印字開始前空吐出であるときにはキャップ82a内に空吐出を行い、空吐出動作が放置後空吐出であるときには空吐出受け84内に空吐出を行い、空吐出動作がクリーニング動作であるときにはキャップ82a内に空吐出を行うことで、各空吐出動作の種類に応じて空吐出先を変更して、空吐出先を分散する。
【選択図】図15

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出する記録ヘッド及びその維持機構を備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、これらの複合機等の画像形成装置として、例えば、液体の液滴を吐出する液体吐出ヘッドで構成した記録ヘッドを含む液体吐出装置を用いて、媒体(以下「用紙」ともいうが材質を限定するものではなく、また、被記録媒体、記録媒体、転写材、記録紙なども同義で使用する。)を搬送しながら、液体を用紙に付着させて画像形成(記録、印刷、印写、印字も同義語で用いる。)を行うものがある。
なお、画像形成装置は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、液体とは記録液、インクに限るものではなく、画像形成を行うことができる液体であれば特に限定されるものではない。また、液体吐出装置とは、液体吐出ヘッドから液体を吐出する装置を意味する。
このような液体吐出装置を備えて画像を形成する画像形成装置においては、液体(以下「インク」という。)を吐出する記録ヘッドの性能を維持回復する維持回復機構が備えられる。
このヘッドの維持回復機構(装置)は、記録ヘッドのノズル面(ノズルが形成された面)を高い密閉性を保って覆うための保湿用キャップ部材、ノズルから増粘したインクを吸引して排出するための吸引ポンプなどの吸引手段に接続される吸引用キャップ(保湿用キャップと兼用されることもある。)、ノズル面に付着したインクを拭き取って除去するためのワイパ部材(ワイパ、ワイパブレード)、ワイパ部材を清掃するワイパクリーナ(ワイパ清掃部材)、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行なうための空吐出受けなどで構成される。
ここで、例えば、特許文献1には、混色を防止するために記録直前に行う空吐出動作の1つの動作に相当する予備吐出を行うために、第1インク受け部及び第2インク受け部を備えることが記載されている。
特開2001−113714号公報
特許文献2には、フラッシング動作を行うときに、キャッピング手段によって記録ヘッドのノズル形成面を封止した状態においてキャッピング手段に対して液滴を吐出させることが記載されている。
特開2001−322296号公報
特許文献3には、キャップを液体吐出ヘッドの液体吐出部に密着させてノズルからの吸引動作を行った後、キャップを液体吐出ヘッドから離間させる最中に、液体吐出ヘッドからキャップに対して液体を吐出することが記載されている。
特開2002−127453号公報
特許文献4には、ノズル面とキャップの間を微小な距離を保持し、その状態でキャップに対してヘッド回復動作における液滴を吐出させることが記載されている。
特開平6−344570号公報
その他、参考文献として、次のようなものもある。
特許第3852883号公報 特開2006−44146号公報 特開2004−130693号公報 特開2003−72123号公報
ところで、画像形成装置の記録速度の高速化によってインクには速乾燥性が求められることから、高粘度(5cP以上を高粘度と定義する。)の顔料系インクが使用されるようになっている。そのため、画像形成に寄与しない液滴(空吐出滴という。)を吐出する吐出先を1箇所に集中させると、特に、低湿環境下で継続して使用された場合に、増粘したインクが空吐出滴を受ける部分に堆積し、柱状になるなどして記録ヘッドのノズルを形成した面(ノズル面)等に接触することで画像不良へと繋がる場合が生じている。
この場合、特許文献1に記載されているように記録前空吐出である予備吐出において2つのインク受け部に打ち分けるようにしても、空吐出動作は予備吐出に限らず行われることから、同様に増粘したインクがインク受け部に堆積するという問題は残っている。
つまり、空吐出動作には、記録開始前に行う印字前空吐出、装置が放置されて記録ヘッドから液滴が吐出されない状態が所定時間(期間を含む意味)継続した場合に行う放置後空吐出、放置後空吐出の所定時間よりも長い間記録ヘッドから液滴が吐出されない状態が継続したときに、記録ヘッドをキャップ部材でキャッピングして吸引を行い、ノズル面をワイパ部材でワイピングし、更に画像形成に寄与しない液滴を吐出させるという一連のクリーニング動作の一環として行われる空吐出(クリーニング動作)などがある。
ここで、空吐出をキャップ部材内にだけ行ったのでは、キャップ部材から排出される廃液が廃液収容部(廃液タンク)において堆積して柱状になって廃液収容部の寿命が短くなる。一方、空吐出を前述した空吐出受けにだけ行ったのでは、空吐出受け内での堆積によって空吐出受けの寿命が短くなり、また、空吐出受けにワイパ清掃部から転移するインクを掻き落とす掻き落とし機構を備えている場合には掻き落とし機構が増粘したインクによって動作不良になる。その結果、装置自体の寿命が短くなるという課題がある。
ところで、特許文献1に記載の装置にあっては、2つのインク受け部に予備吐出を分けて行うだけであるため、このような構成を単に異なる空吐出動作に適用しただけでは、上述したような廃液収容部の寿命や空吐出受けの寿命が短くなることによって装置自体の寿命が短くなるという課題は解決されない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、増粘インクの堆積による装置寿命の短命化を防止することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップ部材、記録ヘッドのノズル面を払拭するワイパ部材、このワイパ部材の払拭面側を清掃するワイパ清掃部材、画像形成に寄与しない液滴が吐出され、ワイパ清掃部材に転移された廃液を受ける空吐出受けが配置されている維持回復機構と、記録ヘッドから液滴が吐出されない時間に応じて画像形成に寄与しない液滴を吐出させる複数種類の空吐出動作を行うとき、予め定めた第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作では空吐出受けに対して液滴を吐出させ、それ以外の空吐出動作ではキャップ部材内に対して液滴を吐出させる手段とを備えている構成とした。
ここで、第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作以外の空吐出動作が記録開始前に行う印字前空吐出動作である構成とできる。また、第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作以外の空吐出動作が、記録ヘッドから第1の所定時間よりも長い予め定めた第2の所定時間が経過したときに行われるクリーニング動作の1つである構成とできる。
本発明に係る画像形成装置は、液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップ部材、記録ヘッドのノズル面を払拭するワイパ部材、このワイパ部材の払拭面側を清掃するワイパ清掃部材、画像形成に寄与しない液滴が吐出され、ワイパ清掃部材に転移された廃液を受ける空吐出受けが配置されている維持回復機構と、記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させる空吐出動作として総滴吐出量が異なる複数種類の空吐出動作を行うとき、空吐出動作の種類に応じて空吐出受け及びキャップ部材内に対して液滴を吐出させる手段とを備えている構成とした。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドから液滴が吐出されない時間に応じて画像形成に寄与しない液滴を吐出させる複数種類の空吐出動作を行うとき、予め定めた第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作では空吐出受けに対して液滴を吐出させ、それ以外の空吐出動作ではキャップ部材内に対して液滴を吐出させる構成としたので、廃液収容部や空吐出受けが増粘インクの堆積によって使用不能になることが抑制されて装置寿命の短命化を防止することができる。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させる空吐出動作として総滴吐出量が異なる複数種類の空吐出動作を行うとき、空吐出動作の種類に応じて空吐出受け及びキャップ部材内に対して液滴を吐出させる構成としたので、廃液収容部や空吐出受けが増粘インクの堆積によって使用不能になることが抑制されて装置寿命の短命化を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明に係る画像形成装置の一例について図1及び図2を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する側面説明図、図2は同装置の要部平面説明図である。
この画像形成装置はシリアル型画像形成装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図2で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための本発明に係る液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a、34b(区別しないときは「記録ヘッド34」という。)を複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、インク滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有し、記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して各色のインクを供給するためのヘッドタンク35a、35b(区別しないときは「ヘッドタンク35」という。)を搭載している。このヘッドタンク35には、カートリッジ装填部4に着脱自在に装着される各色の記録液カートリッジ10y、10m、10c、10kから、供給ポンプユニット5によって各色の供給チューブ36を介して、各色の記録液が補充供給される。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向し、摩擦係数の大きな材質からなる分離パッド44を備え、この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備えるとともに、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト51は、図示しない副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによって図2のベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロである拍車63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、装置本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて再度カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、図2に示すように、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構81を配置している。この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャピングするための各キャップ部材(以下「キャップ」という。)82a、82b(区別しないときは「キャップ82」という。)と、ノズル面をワイピングするためのワイパ部材(ワイパブレード)83と、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84と、この空吐出受け84に一体形成され、ワイパブレード83に付着したインクを除去するための清掃部材であるワイパクリーナ部85と、ワイパブレード83のクリーニング時にワイパブレード83をワイパクリーナ85側に押し付けるワイパクリーナ86と、キャリッジ22をロックするキャリッジロック87などとを備えている。また、このヘッドの維持回復機構81の下方側には維持回復動作によって生じる廃液を収容するための廃液タンク100が装置本体に対して交換可能に装着される。
また、図2に示すように、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け88を配置し、この空吐出受け88には記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送され、更に先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
このとき、帯電ローラ56に対してプラス出力とマイナス出力とが交互に繰り返すように、つまり交番する電圧が印加され、搬送ベルト51が交番する帯電電圧パターン、すなわち、周回方向である副走査方向に、プラスとマイナスが所定の幅で帯状に交互に帯電されたものとなる。このプラス、マイナス交互に帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
そして、記録ヘッド34のノズルの維持回復を行うときには、キャリッジ33をホーム位置である維持回復機構81に対向する位置に移動して、キャップ部材82によるキャッピングを行ってノズルからの吸引を行うノズル吸引、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出などの維持回復動作を行うことにより、安定した液滴吐出による画像形成を行うことができる。
次に、この画像形成装置における維持回復機構81について図3ないし図5を参照して説明する。なお、図3は同維持回復機構の模式的概略構成図、図4は同じく要部拡大説明図、図5は同じく平面説明図である。
この維持回復機構81は、維持装置フレーム111に、キャップホルダ112に保持されたキャップ82a、82bと、清浄化手段としての弾性体を含むワイパ部材83と、ワイパクリーナ86とがそれぞれ昇降可能(上下動可能)に保持されている。
そして、ワイパ部材83と吸引用となるキャップ82aとの間には筒状の空吐出受け84が配置され、この空吐出受け84のワイパ部材83側上端部はワイパ部材83に付着したインクを掻き落とすワイパクリーナ部85が形成されている。ワイパ部材83のクリーニングを行うときにはワイパクリーナ86でワイパ部材83をワイパクリーナ部85に押し付けた状態でワイパ部材83を下降させることにより、ワイパ部材83に付着したインクを空吐出受け84側に掻き落す。
ここで、ワイパクリーナ86は、ワイパ部材83に当接してワイピングによってワイパ部材83に付着したインクを清掃するためのクリーナコロ181を、クリーナホルダ182の上端部に回転自在に装着している。このクリーナホルダ182は支軸184によってフレーム111に揺動自在に装着し、図示しない引っ張りスプリングでワイパ部材83に当接しない退避位置側に揺動付勢している。また、クリーナホルダ182を揺動させるためにリンク部材188を設けている。
また、空吐出受け84内には、ワイパ部材83に対する清掃によってワイパクリーナ部85に転移したインクを掻き落す掻き落し機構190を設けている。この掻き落し機構190は、後述するコロ126が回転することで、このコロ126に設けられたボス191によって掻き落し部材192に揺動されることにより、ワイパクリーナ部85に転移したインクを掻き落す動作を行う。
また、印字領域に最も近い側のキャップ82aには可撓性チューブ119を介して吸引手段であるチュービングポンプ(吸引ポンプ)120を接続し、キャップ82aのみを吸引(回復)及び保湿用キャップ(以下単に「吸引用キャップ」という。)とし、キャップ82bは単なる保湿用キャップとしている。したがって、記録ヘッド34の回復動作を行うときには、回復動作を行う記録ヘッド34を吸引用キャップ82aによってキャッピング可能な位置に選択的に移動させる。この吸引用のキャップ82には吸収体200が設けられている。
また、これらのキャップ82a、82b、ワイパ部材83などの下方にはフレーム111に回転自在に支持したカム軸121を配置し、このカム軸121には、キャップホルダ112を昇降させるためのキャップカム122と、ワイパ部材83を昇降させるためのワイパカム124、空吐出受け84内で空吐出される液滴がかかる回転体としてのコロ126と、ワイパクリーナ86を揺動させるためのクリーナカム128と、キャリッジロック87を昇降させるためのキャリッジロックカム129をそれぞれ設けている。
ここで、キャップ82はキャップカム122により昇降させられる。ワイパ部材83はワイパカム124により昇降させられ、下降時にワイパクリーナ86が進出して、このワイパクリーナ86のクリーナコロ181と空吐出受け84のワイパクリーナ部85とに挟まれながら下降することで、ワイパ部材83に付着したインクが空吐出受け84内に掻き落とされる。
そして、チュービングポンプ120及びカム軸121を回転駆動するために、モータ131の回転をモータ軸131aに設けたモータギヤ132に、チュービングポンプ120のポンプ軸120aに設けたポンプギヤ133を噛み合わせ、更にこのポンプギヤ133と一体の中間ギヤ134に中間ギヤ135を介して一方向クラッチ137付きの中間ギヤ136を噛み合わせ、この中間ギヤ136と同軸の中間ギヤ138に中間ギヤ139を介してカム軸121に固定したカムギヤ140を噛み合わせている。なお、クラッチ137付きの中間ギヤ136、138の回転軸である中間軸141はフレーム111にて回転可能に保持している。
次に、この画像形成装置の制御部の概要について図6を参照して説明する。なお、同図は同制御部の全体ブロック説明図である。
この制御部は、この画像形成装置全体の制御を司る、本発明に係る空吐出動作に関する制御をする手段などを兼ねたマイクロコンピュータで構成した主制御部301及び印刷制御を司るマイクロコンピュータで構成した印刷制御部302とを備えている。
そして、主制御部301は、通信回路300から入力される印刷処理の情報に基づいて用紙42に画像を形成するために、キャリッジ33を主走査方向に移動させる主走査モータ331や搬送ローラ52を回転駆動する副走査モータ332を主走査モータ駆動回路303及び副走査モータ304を介して駆動制御するとともに、印刷制御部302に対して印刷用データを送出するなどの制御を行う。
また、主制御部301には、キャリッジ33の位置を検出するキャリッジ位置検出回路305からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいてキャリッジ33の移動位置及び移動速度を制御する。キャリッジ位置検出回路305は、例えばキャリッジ33の走査方向に配置されたエンコーダシートのスリット数を、キャリッジ33に搭載されたフォトセンサで読み取って計数することで、キャリッジ33の位置及び速度を検出する。主走査モータ駆動回路303は、主制御部301から入力されるキャリッジ移動量、速度に応じて主走査モータ331を回転駆動させて、キャリッジ33を所定の位置に所定の速度で移動させる。
また、主制御部301には搬送ベルト51の移動量を検出する搬送量検出回路306からの検出信号が入力され、主制御部301はこの検出信号に基づいて搬送ベルト51の移動量及び移動速度を制御する。搬送量検出回路306は、例えば搬送ローラ52の回転軸に取り付けられた回転エンコーダシートのスリット数を、フォトセンサで読み取って計数することで搬送量、搬送速度を検出する。副走査モータ駆動回路304は、主制御部301から入力される搬送量に応じて副走査モータ332を回転駆動させて、搬送ローラ52を回転駆動して搬送ベルト51を所定の位置に所定の速度で移動させる。
主制御部301は、給紙コロ駆動回路307に給紙コロ駆動指令を与えることによって給紙コロ43を一回転させる。主制御部301は、維持回復機構駆動用モータ駆動回路308を介して維持回復機構81のモータ131を回転駆動することにより、キャップ82の昇降、ワイパ部材83の昇降、吸引ポンプ120の駆動などを行わせる。
主制御部301は、インク供給モータ駆動回路311を介して供給ユニットのポンプを駆動するためのインク供給モータを駆動制御し、カートリッジ装填部4に装填されたインクカートリッジ10からヘッドタンク35に対してインクを補充供給する。このとき、主制御部301には、ヘッドタンク35が満タン状態にあることを検知するヘッドタンク満タンセンサ312からの検知信号に基づいて補充供給を制御する。
また、主制御部301は、カートリッジ通信回路314を通じて、カートリッジ装填部4に装着された各インクカートリッジ10に設けられる記憶手段である不揮発性メモリ316に記憶されている情報を取り込んで、所要の処理を行って、本体記憶手段である不揮発性メモリ(例えばEEPROM)315に格納保持する。
また、主制御部301には、環境温度、環境湿度を検知する環境センサ313からの検知信号が入力される。
印刷制御部302は、主制御部301からの信号とキャリッジ位置検出回路305及び搬送量検出回路306などからのキャリッジ位置や搬送量に基づいて、記録ヘッド31の液滴を吐出させるための圧力発生手段を駆動するためのデータを生成して、上述した画像データをシリアルデータでヘッド駆動回路310に転送するとともに、この画像データの転送及び転送の確定などに必要な転送クロックやラッチ信号、滴制御信号(マスク信号)などをヘッド駆動回路310に出力する以外にも、ROMに格納されている駆動信号のパターンデータをD/A変換するD/A変換器及び電圧増幅器、電流増幅器等で構成される駆動波形生成部及びヘッドドライバに与える駆動波形選択手段を含み、1の駆動パルス(駆動信号)或いは複数の駆動パルス(駆動信号)で構成される駆動信号群を複数含む駆動波形を生成してヘッド駆動回路310に対して出力する。
ヘッド駆動回路310は、シリアルに入力される記録ヘッド34の1行分に相当する画像データに基づいて印刷制御部302から与えられる駆動波形を構成する駆動信号を選択的に記録ヘッド34の液滴を吐出させるエネルギーを発生する駆動素子(例えば圧電素子)に対して印加することで記録ヘッド34を駆動する。このとき、駆動波形を構成する駆動信号群の駆動パルス(駆動信号)を選択することによって、大きさの異なる液滴を吐出させて大きさの異なるドットを打ち分けることができる。
次に、この画像形成装置における維持回復機構81による維持回復動作の概略について図7以降をも参照して説明する。
維持回復機構81はホームポジション状態では図7に示す状態にある。このホームポジション状態とは、記録ヘッド34のノズルからインク滴を吐出して画像形成を行うときに印字動作に影響を与えずに、且つ、記録ヘッド34から画像形成に寄与しないインク滴(空吐出滴)を受ける状態のことである。
また、キャッピング状態では、図8に示すように、キャップホルダ112が上昇して記録ヘッド34のノズル面34nをキャップ82a、82bでキャッピングするとともに、キャリッジロック87が上昇してキャリッジ33の図示しない凹部などに嵌合してキャリッジ33の移動をロックする。このキャッピング状態で、吸引ポンプ120が駆動されることで記録ヘッド34のノズルからインクを給するノズル吸引(吸引回復動作)が行われる。
また、ワイピング時には、図9に示すように、ワイパ部材83が上昇して、キャリッジ33が印字領域へ向かう方向へと移動することで、記録ヘッド34のノズル面34nがワイパ部材83でワイピング(払拭)される。そして、ワイピング終了後、ワイパ部材83が下降するとき、図10に示すように、ワイパクリーナ86が矢示方向に移動してワイパ部材83をワイパクリーナ部85に押し付け、この状態でワイパ部材83が下降することで、ワイパ部材83に付着した廃インク201がワイパクリーナ部85に転移される。
そして、ワイパクリーナ部85に移動した廃インクは掻き落し機構190の掻き落し部材191の往復移動によって空吐出受け84に壁面から掻き落されて最終的に廃液タンク100に投入される。
次に、キャップ82a内に空吐出を行うときには、図11に示すように、キャリッジ33の記録ヘッド34aをキャップ82aに対向させた状態で、記録ヘッド34aを駆動して画像形成に寄与しないインク滴202を吐出させ、その後、キャリッジ33を矢示方向に移動させて、図12に示すように、キャリッジ33の記録ヘッド34bをキャップ82aに対向させた状態で、記録ヘッド34bを駆動して画像形成に寄与しないインク滴202を吐出させる。
また、空吐出受け84に空吐出を行うときには、図13に示すように、キャリッジ33の記録ヘッド34aを空吐出受け84に対向させた状態で、記録ヘッド34aを駆動して画像形成に寄与しないインク滴202を吐出させ、その後、キャリッジ33を矢示方向に移動させて、図14に示すように、キャリッジ33の記録ヘッド34bを空吐出受け84に対向させた状態で、記録ヘッド34bを駆動して画像形成に寄与しないインク滴202を吐出させる。
そこで、この画像形成装置における各空吐出動作と空吐出先の関係について図15のフロー図を参照して説明する。
この画像形成装置においては、次のタイミングで、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出動作を行う。まず、印字指令を与えられてキャリッジ33を維持回復機構81に対向するホーム位置から印字領域方向へ移動させて印字を開始するとき空吐出動作を行う(これを「印字開始前空吐出」という。)。また、記録ヘッド34から液滴が吐出されない状態で放置されて第1所定時間経過しているとき、例えば、10時間ないし1週間の間で設定される所定時間(期間)液滴が吐出されない状態が継続したときに行う(これを「放置後空吐出」という。)。なお、この画像形成装置は電源オフ状態であっても測時を行うことができる構成となっている。さらに、放置された状態が第1所定時間より長い第2所定時間を越えたときに、クリーニング動作の一環として行う空吐出動作がある。クリーニング動作では、ノズル吸引、ワイピングなどととも空吐出を行う。
図15を参照して、空吐出動作が印字開始前空吐出であるときには、前述したようにキャリッジ33を記録ヘッド34がキャップ82aに対向する状態にして記録ヘッド34を駆動することによって、キャップ82a内に空吐出を行う。
空吐出動作が放置後空吐出であるときには、前述したようにキャリッジ33を記録ヘッド34が空吐出受け84に対向する状態にして記録ヘッド34を駆動することによって、空吐出受け84内に空吐出を行う。
空吐出動作がクリーニング動作であるときには、前述したようにキャリッジ33を記録ヘッド34がキャップ82aに対向する状態にして記録ヘッド34を駆動することによって、キャップ82a内に空吐出を行う。
このクリーニング動作の一例を図16のフロー図を参照して説明すると、記録ヘッド34のノズル面34nをキャップ82aで上昇させてキャッピングし、吸引ポンプ120を駆動して記録ヘッド34のノズルからインクを吸引排出させ(ノズル吸引)、キャップ82aを下降してワイパ部材83を上昇させ、キャリッジ33をワイパ部材83に対して相対移動させてノズル面34nをワイピングした後、記録ヘッド34からキャップ82aに対して空吐出を行い、そのまま又はキャップ82a内の吸引を行った後、キャップ82を上昇させてノズル面34nをキャッピングする。
このように、行う空吐出動作の種類に応じて、放置後空吐出のときには空吐出受け84に対して空吐出を行い、印字開始前空吐出又はクリーニング動作のときにはキャップ82a内に対して空吐出を行う。これによって、廃液タンク100又は空吐出受け84に廃液が集中することが防止されて、廃液タンク100や空吐出受け84の寿命が短くなることを防止でき、結果として画像形成装置の装置寿命が短命化することを防止できる。
ここで、廃液収容容器(廃液タンク)は交換可能とすることができるが、空吐出受けは維持回復機構に組み込まれているため、交換可能にすることは困難である。一方、印字前空吐出、放置後空吐出、クリーニング動作において、放置後空吐出、クリーニング動作の頻度は使い勝手に左右される度合いが放置後空吐出の頻度の比べて大きいことから、放置後空吐出だけを空吐出受けに行うことによって、空吐出受けの寿命について相対的に信頼性の高い予測を立てることができる。そこで、上記実施形態のように、空吐出受けに対して空吐出を行う空吐出動作を放置後空吐出動作とすることによってより信頼性の高い装置寿命の予測を立てることができる。
また、上述した例において、印字前空吐出、放置前空吐出、クリーニング動作において、空吐出する液滴の総数、すなわち空吐出総吐出量は、印字前空吐出<放置前空吐出<クリーニング動作、の関係に設定している。そこで、各空吐出動作における総吐出量に応じて空吐出先をキャップ内、空吐出受け内のいずれかに振り分けることによっても、同様に廃液タンク100又は空吐出受け84に廃液が集中することが防止されて、廃液タンク100や空吐出受け84の寿命が短くなることを防止でき、結果として画像形成装置の装置寿命が短命化することを防止できる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、インクジェットプリンタ以外にも、ファクシミリ装置、複写装置、プリンタ/ファックス/コピア複合機などにも適用することができる。さらに、インク以外の液体(記録液)、例えばレジスト、医療分野におけるDNA試料などを吐出させる画像形成装置などにも適用することができる。
本発明に係る画像形成装置の機構部の全体構成を説明する側面概略構成図である。 同機構部の要部平面説明図である。 同装置における維持回復機構の模式的概略構成図である。 同じく要部拡大説明図である。 同じく平面説明図である。 同装置の制御部を説明する概略ブロック説明図である。 同維持回復機構のホームポジション状態の説明図である。 同じくキャッピング状態の説明図である。 同じくワイピング位置の説明図である。 同じくワイパ下降状態の説明図である。 同じくキャップ内空吐出の状態の説明図である。 同じくキャップ内空吐出の状態の説明図である。 同じく空吐出受け内空吐出の状態の説明図である。 同じく空吐出受け内空吐出の状態の説明図である。 空吐出動作の種類と空吐出先の関係の説明に供するフロー図である。 クリーニング動作の一例の説明に供するフロー図である。
符号の説明
33…キャリッジ
34、34a、34b…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35…ヘッドタンク(液体容器)
81…維持回復機構
82a、82b…キャップ
83…ワイパ部材
84…空吐出受け
85…ワイパクリーナ部
86…ワイパクリーナ
121…カム軸
124…ワイパカム
128…クリーナカム
131…モータ
141…中間軸

Claims (4)

  1. 液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップ部材、前記記録ヘッドのノズル面を払拭するワイパ部材、このワイパ部材の払拭面側を清掃するワイパ清掃部材、画像形成に寄与しない液滴が吐出され、前記ワイパ清掃部材に転移された廃液を受ける空吐出受けが配置されている維持回復機構と、
    前記記録ヘッドから液滴が吐出されない時間に応じて画像形成に寄与しない液滴を吐出させる複数種類の空吐出動作を行うとき、予め定めた第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作では前記空吐出受けに対して液滴を吐出させ、それ以外の空吐出動作では前記キャップ部材内に対して液滴を吐出させる手段と
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作以外の空吐出動作が記録開始前に行う印字前空吐出動作であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記第1の所定時間が経過したときに行う空吐出動作以外の空吐出動作が、前記記録ヘッドから前記第1の所定時間よりも長い予め定めた第2の所定時間が経過したときに行われるクリーニング動作の1つであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
    この記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップ部材、前記記録ヘッドのノズル面を払拭するワイパ部材、このワイパ部材の払拭面側を清掃するワイパ清掃部材、画像形成に寄与しない液滴が吐出され、前記ワイパ清掃部材に転移された廃液を受ける空吐出受けが配置されている維持回復機構と、
    前記記録ヘッドから画像形成に寄与しない液滴を吐出させる空吐出動作として総滴吐出量が異なる複数種類の空吐出動作を行うとき、前記空吐出動作の種類に応じて前記空吐出受け及び前記キャップ部材内に対して液滴を吐出させる手段と
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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