JP2008288498A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】レジスト膜が形成された基板Wは基板載置部PASS9に載置された後、インターフェイスブロック5の受渡ロボットBRによって送り基板載置部SPASSに渡され、さらに送り搬送ロボットSBRによって露光ユニットEXPに送り出される。一方、露光ユニットEXPにてパターン露光の施された基板Wは戻り搬送ロボットRBRによって受け取られて戻り基板載置部RPASSに載置された後、搬送ロボットTR4によって露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12のいずれかに搬送される。戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は露光後の基板Wの搬送に専念できるため、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レジスト膜の形成処理を行った半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)を露光装置に渡すとともに、当該露光装置から受け取った露光後の基板に現像処理を行う基板処理装置に関する。
周知のように、半導体や液晶ディスプレイなどの製品は、上記基板に対して洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、層間絶縁膜の形成、熱処理、ダイシングなどの一連の諸処理を施すことにより製造されている。これらの諸処理のうち、基板にレジスト塗布処理を行ってその基板を露光ユニットに渡すとともに、該露光ユニットから露光後の基板を受け取って現像処理を行う装置がいわゆるコータ&デベロッパとして広く使用されている。
一方、露光処理を行う露光ユニット(ステッパ)は、通常上記コータ&デベロッパとインラインで並設されており、レジスト膜が形成された基板に回路パターンを焼き付ける。このような露光ユニットがパターンの焼き付けに使用するランプは、近年の露光線幅の微細化に伴って、従来の紫外線光源からKrFエキシマレーザ光源、さらにはArFエキシマレーザ光源に移行しつつある。KrF光源やArF光源によってパターン焼き付けを行う場合には、化学増幅型レジストが使用される。化学増幅型レジストは、露光時の光化学反応によって生成した酸が、続く熱処理工程で架橋・重合等のレジスト反応の触媒として作用することにより、現像液に対するレジストの溶解度を変化させてパターン焼き付けを完成させるタイプのフォトレジストである。
化学増幅型レジストを使用した場合、露光時に生成される酸触媒が極めて微量であるため、処理条件のわずかな変動が線幅均一性に大きな影響を与える。特に、露光の終了時点から露光後加熱処理(Post Exposure Bake)の開始時点までの時間が線幅均一性に最も大きな影響を与えることが知られている。このため、例えば特許文献1〜3には、露光処理終了から露光後加熱処理開始までの時間を一定に管理する技術が提案されている。このような方法により、化学増幅型レジストを使用した場合における線幅均一性を向上させることができる。
特開2002−43208号公報 特開2004−342654号公報 特開2003−7587号公報
しかしながら、従来より、コータ&デベロッパと露光ユニットとの間では完全に同期した基板の受け渡しがなされていなかった。これは、コータ&デベロッパおよび露光ユニットは、通常それぞれ独自のコントローラを備えていて個別に制御されていることによるものである。このため、例えば、露光ユニット側からコータ&デベロッパに露光後基板を渡そうとするときに、コータ&デベロッパ側の受渡ロボットが直ちにそれを受け取って露光後加熱処理部に搬送できる場合もあれば、当該受渡ロボットが露光前基板を露光ユニットに渡す作業中であるために直ちに露光後基板を受け取れないような場合もあった。このような状況下にあっては、上述のような露光処理終了から露光後加熱処理開始までの時間を一定に管理することが困難になる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、レジスト膜の形成処理を行った基板を露光装置に渡すとともに、当該露光装置から受け取った露光後の基板に現像処理を行う基板処理装置において、基板上にレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、露光後の基板に対して露光後加熱処理を行う露光後加熱部と、レジスト膜の形成処理が終了した基板のみを搬送して前記露光装置に送り出す送り専用搬送ロボットと、前記露光装置から露光後の基板のみを受け取って前記露光後加熱部に搬送する戻り専用搬送ロボットと、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットを制御する搬送制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係る基板処理装置において、露光後加熱処理の終了した基板を冷却する冷却部と、前記露光後加熱部から前記冷却部に露光後加熱処理の終了した基板のみを搬送する移載専用搬送ロボットと、をさらに備え、前記搬送制御手段は、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部における露光後加熱処理を経て前記冷却部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットおよび前記移載専用搬送ロボットを制御することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、レジスト膜の形成処理を行うとともに露光後の基板に現像処理を行うユニット配置部と、前記ユニット配置部に隣接して配置され、露光装置と前記ユニット配置部との間で基板の受け渡しを行うインターフェイスと、を備えた基板処理装置において、前記ユニット配置部は、露光後の基板に対して露光後加熱処理を行う露光後加熱部を備え、前記インターフェイスは、レジスト膜の形成処理が終了した基板のみを前記ユニット配置部から受け取って前記露光装置に送り出す送り専用搬送ロボットと、前記露光装置から露光後の基板のみを受け取って前記露光後加熱部に搬送する戻り専用搬送ロボットと、を備え、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットを制御する搬送制御手段を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3記載の基板処理装置において、前記ユニット配置部は、露光後加熱処理の終了した基板を冷却する冷却部と、前記露光後加熱部から前記冷却部に露光後加熱処理の終了した基板のみを搬送する移載専用搬送ロボットと、をさらに備え、前記搬送制御手段は、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部における露光後加熱処理を経て前記冷却部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットおよび前記移載専用搬送ロボットを制御することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、戻り専用搬送ロボットが露光装置から露光後の基板のみを受け取って露光後加熱部に搬送するため、露光後基板の搬送に専念することができ、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる。
また、請求項2の発明によれば、露光後加熱処理の終了した基板のみを露光後加熱部から冷却部に搬送する移載専用搬送ロボットを備えるため、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができるのに加えて、露光処理完了から露光後加熱処理を経てその後の冷却処理までの時間をも確実に一定にすることができる。
また、請求項3の発明によれば、戻り専用搬送ロボットが露光装置から露光後の基板のみを受け取って露光後加熱部に搬送するため、露光後基板の搬送に専念することができ、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる。
また、請求項4の発明によれば、露光後加熱処理の終了した基板のみを露光後加熱部から冷却部に搬送する移載専用搬送ロボットを備えるため、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができるのに加えて、露光処理完了から露光後加熱処理を経てその後の冷却処理までの時間をも確実に一定にすることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1実施形態>
図1は、本発明に係る基板処理装置の平面図である。また、図2は基板処理装置の液処理部の正面図であり、図3は熱処理部の正面図であり、図4は基板載置部の周辺構成を示す図である。なお、図1および以降の各図にはそれらの方向関係を明確にするためZ軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系を適宜付している。
本実施形態の基板処理装置は、半導体ウェハ等の基板に反射防止膜やフォトレジスト膜を塗布形成するとともに、パターン露光後の基板に現像処理を行う装置(いわゆるコータ&デベロッパ)である。なお、本発明に係る基板処理装置の処理対象となる基板は半導体ウェハに限定されるものではなく、液晶表示装置用のガラス基板等であっても良い。
本実施形態の基板処理装置は、インデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5の5つの処理ブロックを並設して構成されている。インターフェイスブロック5には本基板処理装置とは別体の外部装置である露光ユニット(ステッパ)EXPが接続配置されている。また、本実施形態の基板処理装置および露光ユニットEXPはホストコンピュータ100とLAN回線(図示省略)を経由して接続されている。
インデクサブロック1は、装置外から受け取った未処理基板をバークブロック2やレジスト塗布ブロック3に払い出すとともに、現像処理ブロック4から受け取った処理済み基板を装置外に搬出するための処理ブロックである。インデクサブロック1は、複数のキャリアC(本実施形態では4個)を並べて載置する載置台11と、各キャリアCから未処理の基板Wを取り出すとともに、各キャリアCに処理済みの基板Wを収納する基板移載機構12とを備えている。基板移載機構12は、載置台11に沿って(Y軸方向に沿って)水平移動可能な可動台12aを備えており、この可動台12aに基板Wを水平姿勢で保持する保持アーム12bが搭載されている。保持アーム12bは、可動台12a上を昇降(Z軸方向)移動、水平面内の旋回移動、および旋回半径方向に進退移動可能に構成されている。これにより、基板移載機構12は、保持アーム12bを各キャリアCにアクセスさせて未処理の基板Wの取り出しおよび処理済みの基板Wの収納を行うことができる。なお、キャリアCの形態としては、基板Wを密閉空間に収納するFOUP(front opening unified pod)の他に、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)であっても良い。
インデクサブロック1に隣接してバークブロック2が設けられている。インデクサブロック1とバークブロック2との間には、雰囲気遮断用の隔壁13が設けられている。この隔壁13にインデクサブロック1とバークブロック2との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS1,PASS2が上下に積層して設けられている。
上側の基板載置部PASS1は、インデクサブロック1からバークブロック2へ基板Wを搬送するために使用される。基板載置部PASS1は3本の支持ピンを備えており、インデクサブロック1の基板移載機構12はキャリアCから取り出した未処理の基板Wを基板載置部PASS1の3本の支持ピン上に載置する。そして、基板載置部PASS1に載置された基板Wを後述するバークブロック2の搬送ロボットTR1が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS2は、バークブロック2からインデクサブロック1へ基板Wを搬送するために使用される。基板載置部PASS2も3本の支持ピンを備えており、バークブロック2の搬送ロボットTR1は処理済みの基板Wを基板載置部PASS2の3本の支持ピン上に載置する。そして、基板載置部PASS2に載置された基板Wを基板移載機構12が受け取ってキャリアCに収納する。なお、後述する基板載置部PASS3〜PASS9の構成も基板載置部PASS1,PASS2と同じである。
基板載置部PASS1,PASS2は、隔壁13の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS1,PASS2には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、基板移載機構12やバークブロック2の搬送ロボットTR1が基板載置部PASS1,PASS2に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。
次に、バークブロック2について説明する。バークブロック2は、露光時に発生する定在波やハレーションを減少させるために、フォトレジスト膜の下地に反射防止膜を塗布形成するための処理ブロックである。バークブロック2は、基板Wの表面に反射防止膜を塗布形成するための下地塗布処理部BRCと、反射防止膜の塗布形成に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー21,21と、下地塗布処理部BRCおよび熱処理タワー21,21に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR1とを備える。
バークブロック2においては、搬送ロボットTR1を挟んで下地塗布処理部BRCと熱処理タワー21,21とが対向して配置されている。具体的には、下地塗布処理部BRCが装置正面側に、2つの熱処理タワー21,21が装置背面側に、それぞれ位置している。また、熱処理タワー21,21の正面側には図示しない熱隔壁を設けている。下地塗布処理部BRCと熱処理タワー21,21とを隔てて配置するとともに熱隔壁を設けることにより、熱処理タワー21,21から下地塗布処理部BRCに熱的影響を与えることを回避しているのである。
下地塗布処理部BRCは、図2に示すように、同様の構成を備えた3つの塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3を下から順に積層配置して構成されている。なお、3つの塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3を特に区別しない場合はこれらを総称して下地塗布処理部BRCとする。各塗布処理ユニットBRC1,BRC2,BRC3は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック22、このスピンチャック22上に保持された基板W上に反射防止膜用の塗布液を吐出する塗布ノズル23、スピンチャック22を回転駆動させるスピンモータ(図示省略)およびスピンチャック22上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー21には、基板Wを所定の温度にまで加熱する6個のホットプレートHP1〜HP6と、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP1〜CP3とが設けられている。この熱処理タワー21には、下から順にクールプレートCP1〜CP3、ホットプレートHP1〜HP6が積層配置されている。一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー21には、レジスト膜と基板Wとの密着性を向上させるためにHMDS(ヘキサメチルジシラザン)の蒸気雰囲気で基板Wを熱処理する3個の密着強化処理部AHL1〜AHL3が下から順に積層配置されている。なお、図3において「×」印で示した箇所には配管配線部や、予備の空きスペースが割り当てられている。
このように塗布処理ユニットBRC1〜BRC3や熱処理ユニット(バークブロック2ではホットプレートHP1〜HP6、クールプレートCP1〜CP3、密着強化処理部AHL1〜AHL3)を多段に積層配置することにより、基板処理装置の占有スペースを小さくしてフットプリントを削減することができる。また、2つの熱処理タワー21,21を並設することによって、熱処理ユニットのメンテナンスが容易になるとともに、熱処理ユニットに必要なダクト配管や給電設備をあまり高い位置にまで引き延ばす必要がなくなるという利点がある。
図5は、バークブロック2に設けられた搬送ロボットTR1を説明するための図である。図5(a)は搬送ロボットTR1の平面図であり、(b)は搬送ロボットTR1の正面図である。搬送ロボットTR1は、基板Wを略水平姿勢で保持する2個の保持アーム6a,6bを上下に近接させて備えている。保持アーム6a,6bは、先端部が平面視で「C」字形状になっており、この「C」字形状のアームの内側から内方に突き出た複数本のピン7で基板Wの周縁を下方から支持するようになっている。
搬送ロボットTR1の基台8は装置基台(装置フレーム)に対して固定設置されている。この基台8上に、ガイド軸9cが立設されるとともに、螺軸9aが回転可能に立設支持されている。また、基台8には螺軸9aを回転駆動するモータ9bが固定設置されている。そして、螺軸9aには昇降台10aが螺合されるとともに、昇降台10aはガイド軸9cに対して摺動自在とされている。このような構成により、モータ9bが螺軸9aを回転駆動することにより、昇降台10aがガイド軸9cに案内されて鉛直方向(Z軸方向)に昇降移動するようになっている。
また、昇降台10a上にアーム基台10bが鉛直方向に沿った軸心周りに旋回可能に搭載されている。昇降台10aには、アーム基台10bを旋回駆動するモータ10cが内蔵されている。そして、このアーム基台10b上に上述した2個の保持アーム6a,6bが上下に配設されている。各保持アーム6a,6bは、アーム基台10bに装備されたスライド駆動機構(図示省略)によって、それぞれ独立して水平方向(アーム基台10bの旋回半径方向)に進退移動可能に構成されている。
このような構成によって、図5(a)に示すように、搬送ロボットTR1は2個の保持アーム6a,6bをそれぞれ個別に基板載置部PASS1,PASS2、熱処理タワー21に設けられた熱処理ユニット、下地塗布処理部BRCに設けられた塗布処理ユニットおよび後述する基板載置部PASS3,PASS4に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。
次に、レジスト塗布ブロック3について説明する。バークブロック2と現像処理ブロック4との間に挟み込まれるようにしてレジスト塗布ブロック3が設けられている。このレジスト塗布ブロック3とバークブロック2との間にも、雰囲気遮断用の隔壁25が設けられている。この隔壁25にバークブロック2とレジスト塗布ブロック3との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS3,PASS4が上下に積層して設けられている。基板載置部PASS3,PASS4は、上述した基板載置部PASS1,PASS2と同様の構成を備えている。
上側の基板載置部PASS3は、バークブロック2からレジスト塗布ブロック3へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、バークブロック2の搬送ロボットTR1が基板載置部PASS3に載置した基板Wをレジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS4は、レジスト塗布ブロック3からバークブロック2へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が基板載置部PASS4に載置した基板Wをバークブロック2の搬送ロボットTR1が受け取る。
基板載置部PASS3,PASS4は、隔壁25の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS3,PASS4には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、搬送ロボットTR1,TR2が基板載置部PASS3,PASS4に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。さらに、基板載置部PASS3,PASS4の下側には、基板Wを大まかに冷却するための水冷式の2つのクールプレートWCPが隔壁25を貫通して上下に設けられている(図4参照)。
レジスト塗布ブロック3は、バークブロック2にて反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジストを塗布してレジスト膜を形成するための処理ブロックである。なお、本実施形態では、フォトレジストとして化学増幅型レジストを用いている。レジスト塗布ブロック3は、下地塗布された反射防止膜の上にレジストを塗布するレジスト塗布処理部SCと、レジスト塗布処理に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー31,31と、レジスト塗布処理部SCおよび熱処理タワー31,31に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR2とを備える。
レジスト塗布ブロック3においては、搬送ロボットTR2を挟んでレジスト塗布処理部SCと熱処理タワー31,31とが対向して配置されている。具体的には、レジスト塗布処理部SCが装置正面側に、2つの熱処理タワー31,31が装置背面側に、それぞれ位置している。また、熱処理タワー31,31の正面側には図示しない熱隔壁を設けている。レジスト塗布処理部SCと熱処理タワー31,31とを隔てて配置するとともに熱隔壁を設けることにより、熱処理タワー31,31からレジスト塗布処理部SCに熱的影響を与えることを回避しているのである。
レジスト塗布処理部SCは、図2に示すように、同様の構成を備えた3つの塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3を下から順に積層配置して構成されている。なお、3つの塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3を特に区別しない場合はこれらを総称してレジスト塗布処理部SCとする。各塗布処理ユニットSC1,SC2,SC3は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック32、このスピンチャック32上に保持された基板W上にレジスト液を吐出する塗布ノズル33、スピンチャック32を回転駆動させるスピンモータ(図示省略)およびスピンチャック32上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー31には、基板Wを所定の温度にまで加熱する6個の加熱部PHP1〜PHP6が下から順に積層配置されている。一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー31には、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP4〜CP9が下から順に積層配置されている。
各加熱部PHP1〜PHP6は、基板Wを載置して加熱処理を行う通常のホットプレートの他に、そのホットプレートと隔てられた上方位置に基板Wを載置しておく基板仮置部と、該ホットプレートと基板仮置部との間で基板Wを搬送するローカル搬送機構34(図1参照)とを備えた熱処理ユニットである。ローカル搬送機構34は、昇降移動および進退移動が可能に構成されるとともに、冷却水を循環させることによって搬送過程の基板Wを冷却する機構を備えている。
ローカル搬送機構34は、上記ホットプレートおよび基板仮置部を挟んで搬送ロボットTR2とは反対側、すなわち装置背面側に設置されている。そして、基板仮置部は搬送ロボットTR2側およびローカル搬送機構34側の双方に対して開口している一方、ホットプレートはローカル搬送機構34側にのみ開口し、搬送ロボットTR2側には閉塞している。従って、基板仮置部に対しては搬送ロボットTR2およびローカル搬送機構34の双方がアクセスできるが、ホットプレートに対してはローカル搬送機構34のみがアクセス可能である。なお、加熱部PHP1〜PHP6は後述する現像処理ブロック4の加熱部PHP7〜PHP12と概ね同様の構成(図7)を備えている。
このような構成を備える各加熱部PHP1〜PHP6に基板Wを搬入するときには、まず搬送ロボットTR2が基板仮置部に基板Wを載置する。そして、ローカル搬送機構34が基板仮置部から基板Wを受け取ってホットプレートまで搬送し、該基板Wに加熱処理が施される。ホットプレートでの加熱処理が終了した基板Wは、ローカル搬送機構34によって取り出されて基板仮置部まで搬送される。このときに、ローカル搬送機構34が備える冷却機能によって基板Wが冷却される。その後、基板仮置部まで搬送された熱処理後の基板Wが搬送ロボットTR2によって取り出される。
このように、加熱部PHP1〜PHP6においては、搬送ロボットTR2が常温の基板仮置部に対して基板Wの受け渡しを行うだけで、ホットプレートに対して直接に基板Wの受け渡しを行わないため、搬送ロボットTR2の温度上昇を抑制することができる。また、ホットプレートはローカル搬送機構34側にのみ開口しているため、ホットプレートから漏出した熱雰囲気によって搬送ロボットTR2やレジスト塗布処理部SCが悪影響を受けることが防止される。なお、クールプレートCP4〜CP9に対しては搬送ロボットTR2が直接基板Wの受け渡しを行う。
搬送ロボットTR2の構成は、搬送ロボットTR1と全く同じである。よって、搬送ロボットTR2は2個の保持アームをそれぞれ個別に基板載置部PASS3,PASS4、熱処理タワー31,31に設けられた熱処理ユニット、レジスト塗布処理部SCに設けられた塗布処理ユニットおよび後述する基板載置部PASS5,PASS6に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。
次に、現像処理ブロック4について説明する。レジスト塗布ブロック3とインターフェイスブロック5との間に挟み込まれるようにして現像処理ブロック4が設けられている。レジスト塗布ブロック3と現像処理ブロック4との間にも、雰囲気遮断用の隔壁35が設けられている。この隔壁35にレジスト塗布ブロック3と現像処理ブロック4との間で基板Wの受け渡しを行うために基板Wを載置する2つの基板載置部PASS5,PASS6が上下に積層して設けられている。基板載置部PASS5,PASS6は、上述した基板載置部PASS1,PASS2と同様の構成を備えている。
上側の基板載置部PASS5は、レジスト塗布ブロック3から現像処理ブロック4へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が基板載置部PASS5に載置した基板Wを現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が受け取る。一方、下側の基板載置部PASS6は、現像処理ブロック4からレジスト塗布ブロック3へ基板Wを搬送するために使用される。すなわち、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が基板載置部PASS6に載置した基板Wをレジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2が受け取る。
基板載置部PASS5,PASS6は、隔壁35の一部に部分的に貫通して設けられている。また、基板載置部PASS5,PASS6には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示省略)が設けられており、各センサの検出信号に基づいて、搬送ロボットTR2,TR3が基板載置部PASS5,PASS6に対して基板Wを受け渡しできる状態にあるか否かが判断される。さらに、基板載置部PASS5,PASS6の下側には、基板Wを大まかに冷却するための水冷式の2つのクールプレートWCPが隔壁35を貫通して上下に設けられている。
現像処理ブロック4は、露光処理後の基板Wに対して現像処理を行うための処理ブロックである。現像処理ブロック4は、パターンが露光された基板Wに対して現像液を供給して現像処理を行う現像処理部SDと、現像処理に付随する熱処理を行う2つの熱処理タワー41,42と、現像処理部SDおよび熱処理タワー41,42に対して基板Wの受け渡しを行う搬送ロボットTR3とを備える。なお、搬送ロボットTR3は、上述した搬送ロボットTR1,TR2と全く同じ構成を有する。
現像処理部SDは、図2に示すように、同様の構成を備えた5つの現像処理ユニットSD1,SD2,SD3,SD4,SD5を下から順に積層配置して構成されている。なお、5つの現像処理ユニットSD1〜SD5を特に区別しない場合はこれらを総称して現像処理部SDとする。各現像処理ユニットSD1〜SD5は、基板Wを略水平姿勢で吸着保持して略水平面内にて回転させるスピンチャック43、このスピンチャック43上に保持された基板W上に現像液を供給するノズル44、スピンチャック43を回転駆動させるスピンモータ(図示省略)およびスピンチャック43上に保持された基板Wの周囲を囲繞するカップ(図示省略)等を備えている。
図3に示すように、インデクサブロック1に近い側の熱処理タワー41には、基板Wを所定の温度にまで加熱する5個のホットプレートHP7〜HP11と、加熱された基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCP10〜CP13とが設けられている。この熱処理タワー41には、下から順にクールプレートCP10〜CP13、ホットプレートHP7〜HP11が積層配置されている。
一方、インデクサブロック1から遠い側の熱処理タワー42には、露光後の基板Wに対して露光後加熱処理を行う6個の加熱部PHP7〜PHP12とクールプレートCP14とが積層配置されている。各加熱部PHP7〜PHP12は、上述した加熱部PHP1〜PHP6と同様に、基板仮置部およびローカル搬送機構を備えた熱処理ユニットである。
図7は、基板仮置部付きの加熱部PHP7の概略構成を示す図である。図7(a)は加熱部PHP7の側断面図であり、(b)は平面図である。なお、同図には加熱部PHP7を示しているが、加熱部PHP8〜PHP12についても全く同様の構成である。加熱部PHP7は、基板Wを載置して加熱処理する加熱プレート710と、当該加熱プレート710から離れた上方位置または下方位置(本実施形態では上方位置)に基板Wを載置する基板仮置部719と、加熱プレート710と基板仮置部719との間で基板Wを搬送する熱処理部用のローカル搬送機構720とを備えている。加熱プレート710には、プレート表面に出没する複数本の可動支持ピン721が設けられている。加熱プレート710の上方には加熱処理時に基板Wを覆う昇降自在の上蓋722が設けられている。基板仮置部719には基板Wを支持する複数本の固定支持ピン723が設けられている。
ローカル搬送機構720は、基板Wを略水平姿勢で保持する保持プレート724を備え、この保持プレート724がネジ送り駆動機構725によって昇降移動されるとともに、ベルト駆動機構726によって進退移動されるように構成されている。保持プレート724には、これが加熱プレート710の上方や基板仮置部719に進出したときに、可動支持ピン721や固定支持ピン723と干渉しないように複数本のスリット724aが形成されている。
また、ローカル搬送機構720は、加熱プレート710から基板仮置部719へ基板Wを搬送する過程で基板Wを冷却する冷却手段を備えている。この冷却手段は、図7(b)に示すように、保持プレート724の内部に冷却水流路724bを設け、この冷却水流路724bに冷却水を流通させることによって構成されている。なお、冷却手段としては、保持プレート724の内部に例えばペルチェ素子等を設けるようにしても良い。
上述したローカル搬送機構720は、加熱プレート710および基板仮置部719よりも装置背面側(つまり(+Y)側)に設置されている。また、加熱プレート710および基板仮置部719の(+X)側にはインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が、(−Y)側には現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が、それぞれ配置されている。そして、加熱プレート710および基板仮置部719を覆う筐体727の上部、すなわち基板仮置部719を覆う部位には、その(+X)側に搬送ロボットTR4の進入を許容する開口部719aが、その(+Y)側にはローカル搬送機構720の進入を許容する開口部719bが、それぞれ設けられている。また、筐体727の下部、すなわち加熱プレート710を覆う部位は、その(+X)側および(−Y)側が閉塞(つまり、搬送ロボットTR3および搬送ロボットTR4に対向する面が閉塞)される一方、(+Y)側にローカル搬送機構720の進入を許容する開口部719cが設けられている。
上述した加熱部PHP7に対する基板Wの出し入れは以下のようにして行われる。まず、インターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が露光後の基板Wを保持して、基板仮置部719の固定支持ピン723の上に基板Wを載置する。続いて、ローカル搬送機構720の保持プレート724が基板Wの下側に進入してから少し上昇することにより、固定支持ピン723から基板Wを受け取る。基板Wを保持した保持プレート724は筐体727から退出して、加熱プレート710に対向する位置まで下降する。このとき加熱プレート710の可動支持ピン721は下降しているとともに、上蓋722は上昇している。基板Wを保持した保持プレート724は加熱プレート710の上方に進出する。可動支持ピン721が上昇して基板Wを受取位置にて受け取った後に保持プレート724が退出する。続いて、可動支持ピン721が下降して基板Wを加熱プレート710上に載せるととともに、上蓋722が下降して基板Wを覆う。この状態で基板Wが加熱処理される。加熱処理が終わると上蓋722が上昇するとともに、可動支持ピン721が上昇して基板Wを持ち上げる。続いて、保持プレート724が基板Wの下に進出した後、可動支持ピン721が下降することにより、基板Wが保持プレート724に受け渡される。基板Wを保持した保持プレート724が退出して、さらに上昇して基板Wを基板仮置部719に搬送する。この搬送過程で保持プレート724に支持された基板Wが、保持プレート724が有する冷却手段によって冷却される。保持プレート724は、冷却した(概ね常温に戻した)基板Wを基板仮置部719の固定支持ピン723上に移載する。この基板Wを搬送ロボットTR4が取り出して搬送する。
搬送ロボットTR4は、基板仮置部719に対して基板Wの受け渡しをするだけで、加熱プレート710に対して基板Wの受け渡しをしないので、搬送ロボットTR4が温度上昇するのを回避することができる。また、加熱プレート710に基板Wを出し入れするための開口部719cが、ローカル搬送機構720の側のみに形成されているので、開口部719cから漏洩した熱雰囲気によって搬送ロボットTR3および搬送ロボットTR4が温度上昇することがなく、また現像処理部SDが開口部719cから漏れ出た熱雰囲気によって悪影響を受けることもない。
以上のように、第1実施形態においては、加熱部PHP7〜PHP12およびクールプレートCP14に対してはインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4はアクセス可能であるが、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3はアクセス不可である。なお、熱処理タワー41に組み込まれた熱処理ユニットに対しては現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がアクセスする。
また、熱処理タワー42の最上段には、インターフェイスブロック5から現像処理ブロック4に基板Wを渡すための基板載置部PASS7,PASS8が上下に近接して組み込まれている。インターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が基板載置部PASS7またはPASS8に載置した基板Wを現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が受け取る。なお、基板載置部PASS7,PASS8は、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3およびインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4の両側に対して開口している。また、基板載置部PASS7,PASS8は、いずれか1つのみ設けられる形態であっても良い。
次に、インターフェイスブロック5について説明する。インターフェイスブロック5は、現像処理ブロック4に隣接して設けられ、レジスト塗布処理が行われてレジスト膜が形成された基板Wをレジスト塗布ブロック3から受け取って本基板処理装置とは別体の外部装置である露光ユニットEXPに渡すとともに、露光済みの基板Wを露光ユニットEXPから受け取って現像処理ブロック4に渡すブロックである。すなわち、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3および現像処理ブロック4が基板Wにレジスト膜の形成処理を行うとともに露光後の基板Wに現像処理を行うユニット配置部として機能し、インターフェイスブロック5は、このユニット配置部に隣接して配置され、露光ユニットEXPとユニット配置部との間で基板Wの受け渡しを行う処理ブロックである。
現像処理ブロック4とインターフェイスブロック5との間にも、雰囲気遮断用の隔壁45が設けられている。この隔壁45の一部を貫通して現像処理ブロック4からインターフェイスブロック5に基板Wを渡すために基板Wを載置する基板載置部PASS9が設けられている。基板載置部PASS9は、上述した基板載置部PASS1,PASS2と同様の構成を備えており、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が基板載置部PASS9に載置した基板Wをインターフェイスブロック5の受渡ロボットBRが受け取る。
インターフェイスブロック5は、4基の搬送ロボット、すなわち搬送ロボットTR4、受渡ロボットBR、送り搬送ロボットSBRおよび戻り搬送ロボットRBRを備える。また、インターフェイスブロック5には、送り基板載置部SPASSと戻り基板載置部RPASSとが設置されている。
第1実施形態においては、搬送ロボットTR4は、戻り基板載置部RPASSから加熱部PHP7〜PHP12のいずれかに露光後の基板Wを搬送するとともに、当該加熱部PHP7〜PHP12から基板載置部PASS7またはPASS8に露光後加熱処理の終了した基板Wを搬送する。搬送ロボットTR4の構成は、上述した搬送ロボットTR1の構成(図5)と全く同じである。よって、搬送ロボットTR4は2個の保持アームをそれぞれ個別に戻り基板載置部RPASS、加熱部PHP7〜PHP12および基板載置部PASS7,PASS8に対してアクセスさせて、それらとの間で基板Wの授受を行うことができる。
受渡ロボットBRは、隔壁45に貫通して設けられた基板載置部PASS9から送り基板載置部SPASSにレジスト膜が形成された露光前の基板Wを搬送する。図2に示すように、受渡ロボットBRは、アーム基台54に基板Wを水平姿勢で保持する保持アーム55が搭載されて構成されており、アーム基台54はY軸方向に沿って配設されたボールネジ52に螺合されるとともにガイドレール53に摺動自在に取り付けられている。図示を省略するモータがボールネジ52を回転させることによって受渡ロボットBRはY軸方向に沿って移動する。また、受渡ロボットBRは、アーム基台54が伸縮動作を行うことによって保持アーム55を鉛直方向(Z軸方向)に沿って昇降させることができるとともに、アーム基台54が回転動作を行うことによって保持アーム55を鉛直方向に沿った軸心周りに旋回させることができる。さらに、受渡ロボットBRは、アーム基台54に内蔵されたモータ(図示省略)によって保持アーム55を構成する複数のアームセグメントに掘進動作を行わせることにより、保持アーム55を旋回半径方向に沿って進退移動させることができる。これらの諸動作を行うことによって受渡ロボットBRは基板載置部PASS9および送り基板載置部SPASSにアクセスして基板Wの受け渡しを行う。なお、受渡ロボットBRの動作機構は上記に限定されるものではなく、公知の種々の機構を採用することが可能であり、例えば搬送ロボットTR1と同様の構成としても良い。
送り搬送ロボットSBRは、露光前の基板Wを送り基板載置部SPASSから露光ユニットEXPの載置テーブル91に搬送する。また、戻り搬送ロボットRBRは、露光処理の終了した基板Wを露光ユニットEXPの載置テーブル92から受け取って戻り基板載置部RPASSに搬送する。送り搬送ロボットSBRおよび戻り搬送ロボットRBRの構成はY軸方向へのスライド移動機構(ボールネジ52およびガイドレール53)を備えていない点を除いては上述した受渡ロボットBRと同じである。
なお、インターフェイスブロック5には、上記の搬送機構の他に、レジスト膜が形成された基板Wの周縁部を露光するエッジ露光ユニット、何らかの障害によって現像処理ブロック4にて基板Wの現像処理を行うことができない場合に露光後加熱処理を行った基板Wを一時的に収納保管しておくリターンバッファ、露光ユニットEXPが基板Wの受け入れをできないときに露光処理前の基板Wを一時的に収納保管しておくセンドバッファなどを設けるようにしても良い。これらの設置位置としては、スペースに余裕のある送り基板載置部SPASSおよび戻り基板載置部RPASSの上方が好ましい。
以上のインデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5には常に清浄空気がダウンフローとして供給されており、各ブロック内でパーティクルの巻き上がりや気流によるプロセスへの悪影響を回避している。また、各ブロック内は装置の外部環境に対して若干陽圧に保たれ、外部環境からのパーティクルや汚染物質の進入などを防いでいる。
また、上述したインデクサブロック1、バークブロック2、レジスト塗布ブロック3、現像処理ブロック4およびインターフェイスブロック5は、本実施形態の基板処理装置を機構的に分割した単位である。各ブロックは、各々個別のブロック用フレーム(枠体)に組み付けられ、各ブロック用フレームを連結して基板処理装置が構成されている。
次に、上記機械的構成を有する基板処理装置の制御機構について説明する。図6は、制御機構の要部構成を示すブロック図である。本基板処理装置の制御機構は、階層構造を備えており、メインコントローラMCに管理された複数の下位コントローラが装置各部を制御する。メインコントローラMCおよび複数の下位コントローラのハードウェアとしての構成は一般的なコンピュータと同様である。すなわち、各コントローラは、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えている。
最上位のメインコントローラMCは、基板処理装置全体に1つ設けられており、装置全体の管理、メインパネルMPの管理および下位コントローラの管理を主に担当する。メインパネルMPは、メインコントローラMCのディスプレイとして機能するものである。また、メインコントローラMCに対してはキーボードKBから種々のコマンドやパラメータを入力することができる。なお、メインパネルMPをタッチパネルにて構成し、メインパネルMPからメインコントローラMCに入力作業を行うようにしても良い。
搬送ロボットコントローラTCは、下位コントローラの1つとして設けられているものである。なお、搬送ロボットコントローラは各ブロックに対応して設けられており、図6に示しているのはインターフェイスブロック5に対応する搬送ロボットコントローラTCである。搬送ロボットコントローラTCは、インターフェイスブロック5に設けられた搬送ロボットTR4、受渡ロボットBR、送り搬送ロボットSBRおよび戻り搬送ロボットRBRをそれぞれ個別に制御して所定の搬送動作を行わせる。
また、基板処理装置に設けられた制御階層のさらに上位の制御機構として、基板処理装置とLAN回線を介して接続されたホストコンピュータ100が位置している(図1参照)。ホストコンピュータ100は、各種演算処理を行うCPU、基本プログラムを記憶する読み出し専用のメモリであるROM、各種情報を記憶する読み書き自在のメモリであるRAMおよび制御用アプリケーションやデータなどを記憶しておく磁気ディスク等を備えており、一般的なコンピュータと同様の構成を有している。ホストコンピュータ100には、本実施形態の基板処理装置が通常複数台接続されている。ホストコンピュータ100は、接続されたそれぞれの基板処理装置に処理手順および処理条件を記述したレシピを渡す。ホストコンピュータ100から渡されたレシピは各基板処理装置のメインコントローラMCの記憶部(例えばメモリ)に記憶される。
なお、露光ユニットEXPには、上記の基板処理装置の制御機構から独立した別個の制御部が設けられている。すなわち、露光ユニットEXPは、基板処理装置のメインコントローラMCの制御下で動作しているものではなく、単体で独自の動作制御を行っているものである。もっとも、このような露光ユニットEXPもホストコンピュータ100から受け取ったレシピに従って動作制御を行っている。
次に、本実施形態の基板処理装置の動作、具体的には基板処理装置における基板Wの循環搬送の概略手順について説明する。以下に説明する処理手順は、ホストコンピュータ100から受け取ったレシピの記述内容に従ったものである。
まず、装置外部から未処理の基板WがキャリアCに収納された状態でAGV等によってインデクサブロック1に搬入される。続いて、インデクサブロック1から未処理の基板Wの払い出しが行われる。具体的には、インデクサブロック1の基板移載機構12が所定のキャリアCから未処理の基板Wを取り出し、上側の基板載置部PASS1に載置する。基板載置部PASS1に未処理の基板Wが載置されると、バークブロック2の搬送ロボットTR1が保持アーム6a,6bのうちの一方を使用してその基板Wを受け取る。そして、搬送ロボットTR1は受け取った未処理の基板Wを塗布処理ユニットBRC1〜BRC3のいずれかに搬送する。塗布処理ユニットBRC1〜BRC3では、基板Wに反射防止膜用の塗布液が回転塗布される。
塗布処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR1によってホットプレートHP1〜HP6のいずれかに搬送される。ホットプレートにて基板Wが加熱されることによって、塗布液が乾燥されて基板W上に下地の反射防止膜が形成される。その後、搬送ロボットTR1によってホットプレートから取り出された基板WはクールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。なお、このときにクールプレートWCPによって基板Wを冷却するようにしても良い。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって基板載置部PASS3に載置される。
また、基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wを搬送ロボットTR1が密着強化処理部AHL1〜AHL3のいずれかに搬送するようにしても良い。密着強化処理部AHL1〜AHL3では、HMDSの蒸気雰囲気で基板Wを熱処理してレジスト膜と基板Wとの密着性を向上させる。密着強化処理の終了した基板Wは搬送ロボットTR1によって取り出され、クールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。密着強化処理が行われた基板Wには反射防止膜を形成しないため、冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって直接基板載置部PASS3に載置される。
また、反射防止膜用の塗布液を塗布する前に脱水処理を行うようにしても良い。この場合はまず、基板載置部PASS1に載置された未処理の基板Wを搬送ロボットTR1が密着強化処理部AHL1〜AHL3のいずれかに搬送する。密着強化処理部AHL1〜AHL3では、HMDSの蒸気を供給することなく基板Wに単に脱水のための加熱処理(デハイドベーク)を行う。脱水のための加熱処理の終了した基板Wは搬送ロボットTR1によって取り出され、クールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却される。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR1によって塗布処理ユニットBRC1〜BRC3のいずれかに搬送され、反射防止膜用の塗布液が回転塗布される。その後、基板Wは搬送ロボットTR1によってホットプレートHP1〜HP6のいずれかに搬送され、加熱処理によって基板W上に下地の反射防止膜が形成される。さらにその後、搬送ロボットTR1によってホットプレートから取り出された基板WはクールプレートCP1〜CP3のいずれかに搬送されて冷却された後、基板載置部PASS3に載置される。
基板Wが基板載置部PASS3に載置されると、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2がその基板Wを受け取って塗布処理ユニットSC1〜SC3のいずれかに搬送する。塗布処理ユニットSC1〜SC3では、基板Wにレジストが回転塗布される。なお、レジスト塗布処理には精密な基板温調が要求されるため、基板Wを塗布処理ユニットSC1〜SC3に搬送する直前にクールプレートCP4〜CP9のいずれかに搬送するようにしても良い。
レジスト塗布処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR2によって加熱部PHP1〜PHP6のいずれかに搬送される。加熱部PHP1〜PHP6にて基板Wが加熱処理されることにより、レジスト中の溶媒成分が除去されて基板W上にレジスト膜が形成される。その後、搬送ロボットTR2によって加熱部PHP1〜PHP6から取り出された基板WはクールプレートCP4〜CP9のいずれかに搬送されて冷却される。冷却後の基板Wは搬送ロボットTR2によって基板載置部PASS5に載置される。
レジスト膜の形成処理が終了した基板Wが基板載置部PASS5に載置されると、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がその基板Wを受け取ってそのまま基板載置部PASS9に載置する。そして、基板載置部PASS9に載置された基板Wはインターフェイスブロック5の受渡ロボットBRによって受け取られ、送り基板載置部SPASSに載置される。続いて、インターフェイスブロック5の送り搬送ロボットSBRが送り基板載置部SPASSからレジスト膜の形成処理が終了した未露光の基板Wを受け取って露光ユニットEXPの載置テーブル91に搬送する。
こうして露光ユニットEXPに搬入された基板Wはパターン露光処理に供される。本実施形態では化学増幅型レジストを使用しているため、基板W上に形成されたレジスト膜のうち露光された部分では光化学反応によって酸が生成する。なお、露光ユニットEXPにおいて基板Wに液浸露光処理を行うようにしても良い。液浸露光処理とは、屈折率の大きな液体(例えば、屈折率1.44の純水)に基板Wを浸漬してパターン露光を行う技術であり、従来からの光源や露光プロセスをほとんど変更することなく高解像度を実現することができる。
パターン露光処理が終了した露光済みの基板Wは露光ユニットEXPの載置テーブル92を介してインターフェイスブロック5に戻される。すなわち、インターフェイスブロック5の戻り搬送ロボットRBRが載置テーブル92に載置された露光後の基板Wを受け取って戻り基板載置部RPASSに載置する。戻り基板載置部RPASSに載置された露光後の基板Wは搬送ロボットTR4によって受け取られ、加熱部PHP7〜PHP12のいずれかに搬送される。なお、搬送ロボットTR4が加熱部PHP7〜PHP12に対してアクセスするときには、基板仮置部719に露光後の基板Wを搬入する。
加熱部PHP7〜PHP12における処理動作は上述した通りのものである。加熱部PHP7〜PHP12では、露光時の光化学反応によって生じた生成物を酸触媒としてレジストの樹脂の架橋・重合等の反応を進行させ、現像液に対する溶解度を露光部分のみ局所的に変化させるための露光後加熱処理(Post Exposure Bake)が行われる。露光後加熱処理が終了した基板Wは、冷却機構を備えたローカル搬送機構720によって搬送されることにより冷却され、上記化学反応が停止する。続いて露光後加熱処理が終了した基板Wは、搬送ロボットTR4によって加熱部PHP7〜PHP12から取り出され、基板載置部PASS7またはPASS8に載置される。
基板載置部PASS7またはPASS8に基板Wが載置されると、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がその基板Wを受け取ってクールプレートCP10〜CP13のいずれかに搬送する。クールプレートCP10〜CP13においては、露光後加熱処理が終了した基板Wがさらに冷却され、所定温度に正確に温調される。その後、搬送ロボットTR3は、クールプレートCP10〜CP13から基板Wを取り出して現像処理ユニットSD1〜SD5のいずれかに搬送する。現像処理ユニットSD1〜SD5では、基板Wに現像液を供給して現像処理を進行させる。やがて現像処理が終了した後、基板Wは搬送ロボットTR3によってホットプレートHP7〜HP11のいずれかに搬送され、さらにその後クールプレートCP10〜CP13のいずれかに搬送される。
その後、基板Wは搬送ロボットTR3によって基板載置部PASS6に載置される。基板載置部PASS6に載置された基板Wは、レジスト塗布ブロック3の搬送ロボットTR2によってそのまま基板載置部PASS4に載置される。さらに、基板載置部PASS4に載置された基板Wは、バークブロック2の搬送ロボットTR1によってそのまま基板載置部PASS2に載置されることにより、インデクサブロック1に格納される。基板載置部PASS2に載置された処理済みの基板Wはインデクサブロック1の基板移載機構12によって所定のキャリアCに収納される。その後、所定枚数の処理済み基板Wが収納されたキャリアCが装置外部に搬出されて一連のフォトリソグラフィー処理が完了する。
ところで、本実施形態の基板処理装置においては、フォトレジストとして化学増幅型レジストを基板Wに塗布している。化学増幅型レジストを使用した場合、処理条件のわずかな変動、特に露光処理の終了時点から露光後加熱処理の開始時点までの時間が線幅均一性に大きな影響を与えることは既述した通りである。このため、第1実施形態の基板処理装置においては、インターフェイスブロック5の搬送機構を露光前の基板Wを露光ユニットEXPに渡すロボットと露光後の基板Wを露光ユニットEXPから受け取るロボットとに専用ロボット化することによって露光処理の終了時点から露光後加熱処理の開始時点までの時間が確実に一定となるようにしている。
図8は、露光処理前後の基板Wの搬送経路を模式的に示す図である。バークブロック2およびレジスト塗布ブロック3にてレジスト膜が形成された基板Wは基板載置部PASS9に載置された後、インターフェイスブロック5の受渡ロボットBRによって送り基板載置部SPASSに渡され、さらに送り搬送ロボットSBRによって露光ユニットEXPに送り出される。これらの受渡ロボットBRおよび送り搬送ロボットSBRは、露光ユニットEXPから戻ってくる露光後の基板Wの搬送には一切関与しない。すなわち、受渡ロボットBRおよび送り搬送ロボットSBRは、レジスト膜の形成処理が終了した基板Wのみを搬送して露光ユニットEXPに送り出す送り専用の搬送ロボットである。
一方、露光ユニットEXPにてパターン露光の施された基板Wは戻り搬送ロボットRBRによって受け取られて戻り基板載置部RPASSに載置された後、搬送ロボットTR4によって露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12のいずれかに搬送される。これらの戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は、露光ユニットEXPに送り出す露光前の基板Wの搬送には一切関与しない。すなわち、戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は、露光ユニットEXPから露光後の基板Wのみを受け取って露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12に搬送する戻り専用の搬送ロボットと言える。
第1実施形態においては、搬送ロボットコントローラTCが露光ユニットEXPにおける露光処理が完了してから露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12に露光後の基板Wを搬送するまでの時間が一定となるように戻り専用搬送ロボットたる戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4を制御している。戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は露光前の基板Wの搬送に関わることがないため、従来のように露光前基板を露光ユニットに渡す作業中であるために直ちに露光後基板を受け取れないというような状況は起こり得ない。このため、戻り搬送ロボットRBRは、露光ユニットEXPの載置テーブル92に戻ってきた露光後の基板Wを直ちに受け取ることができ、その結果露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる。
特に、レシピが異なるロットを連続して処理するような場合であっても、戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4を戻り専用の搬送ロボットとして設けているため、スループットを低下させることなく、露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができる。
<2.第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態の基板処理装置は、露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12の構成が若干相違する点を除いては第1実施形態と同様の構成を備えている。
図9は、第2実施形態の露光後加熱処理を行う加熱部PHP7の概略構成を示す図である。なお、同図には加熱部PHP7を示しているが、加熱部PHP8〜PHP12についても全く同様の構成である。第2実施形態においては、筐体727のうちの基板仮置部719を覆う部位の(−Y)側に現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3の進入を許容する開口部719dが設けられている。よって、第2実施形態においては、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3も加熱部PHP7〜PHP12の基板仮置部719にアクセスして固定支持ピン723に対して基板Wの受け渡しを行うことができる。加熱部PHP7〜PHP12の残余の構成は第1実施形態と同じであり、また加熱部PHP7〜PHP12以外の装置構成も第1実施形態と同様である。
かかる構成を有する第2実施形態の基板処理装置の動作は、加熱部PHP7〜PHP12によって露光後加熱処理が行われる工程までは第1実施形態と同じである。第2実施形態においては、露光後加熱処理が完了してローカル搬送機構720によって基板仮置部719に移載された基板Wが現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3によって直接取り出されてクールプレートCP10〜CP13のいずれかに搬送される。その後の処理手順は第1実施形態と同じである。第2実施形態では、加熱部PHP7〜PHP12を介してインターフェイスブロック5から現像処理ブロック4へ基板が搬送されることとなり、換言すれば加熱部PHP7〜PHP12が第1実施形態の基板載置部PASS7,PASS8の役割をも兼ねるため、基板載置部PASS7,PASS8は必須の要素ではない。
第2実施形態における露光処理前後の基板Wの搬送経路も図8に示したのと同様であり、受渡ロボットBRおよび送り搬送ロボットSBRがレジスト膜の形成処理が終了した基板Wのみを搬送して露光ユニットEXPに送り出す送り専用の搬送ロボットとされる一方、戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4が露光ユニットEXPから露光後の基板Wのみを受け取って露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12に搬送する戻り専用の搬送ロボットとされる。よって、戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は露光前の基板Wの搬送に関わることがないため、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
それに加えて、第2実施形態の搬送ロボットTR4は露光後加熱処理の終了した基板Wの搬送にも関わらないため、専ら基板載置部RPASSから加熱部PHP7〜PHP12への露光後基板Wの搬送に使用されることとなる。その結果、より確実に露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を一定にすることができる。
<3.第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第3実施形態の基板処理装置は、現像処理ブロック4の熱処理タワー42の構成が第1実施形態と相違する。
図10は、第3実施形態の熱処理タワー42の概略構成を示す図である。図10(a)は熱処理タワー42の側面図であり、(b)は平面図である。第3実施形態の熱処理タワー42は、3基の熱処理ユニット400を複数段(図10の例では3段)に積層して構成されている。各熱処理ユニット400は、上側に基板Wを所定の温度にまで加熱するホットプレートHP、下側に基板Wを冷却して所定の温度にまで降温するとともに基板Wを当該所定の温度に維持するクールプレートCPを積層して構成されている。また、各熱処理ユニット400の(+Y)側には、ホットプレートHPとクールプレートCPとの間で基板を搬送するローカル搬送機構410が付設されている。第3実施形態のローカル搬送機構410の構成は、加熱部PHP7のローカル搬送機構720(図7)とほぼ同様のものであるが、ローカル搬送機構410には冷却機構は設けられていない。
また、熱処理タワー42の(+X)側にはインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4が位置し、(−Y)側には現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3が位置する点は第1実施形態と同じである。そして、各熱処理ユニット400のホットプレートHPに対してはインターフェイスブロック5の搬送ロボットTR4がアクセス可能であり、各熱処理ユニット400のクールプレートCPに対しては現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がアクセス可能である。熱処理タワー42以外の残余の構成は第1実施形態と同じである。なお、ローカル搬送機構410の動作は搬送ロボットコントローラTCによって制御される。
かかる構成を有する第3実施形態の基板処理装置の動作は、露光ユニットEXPによって露光処理が完了するまでの工程は第1実施形態と同じである。第3実施形態においては、露光後の基板Wが戻り搬送ロボットRBRによって載置テーブル92から戻り基板載置部RPASSに移載され、その後戻り基板載置部RPASSに載置された露光後の基板Wが搬送ロボットTR4によっていずれかの熱処理ユニット400のホットプレートHPに搬送される。そして、熱処理ユニット400のホットプレートHPにおいて露光後加熱処理が実行される。露光後加熱処理が終了した基板Wは、ローカル搬送機構410によってホットプレートHPから直下のクールプレートCPに搬送されて冷却され、樹脂の架橋・重合反応が停止する。その後、現像処理ブロック4の搬送ロボットTR3がクールプレートCPから基板Wを取り出して現像処理ユニットSD1〜SD5のいずれかに搬送する。その後の処理手順は第1実施形態と同じである。
図11は、第3実施形態における露光処理前後の基板Wの搬送経路を模式的に示す図である。バークブロック2およびレジスト塗布ブロック3にてレジスト膜が形成された基板Wは基板載置部PASS9に載置された後、インターフェイスブロック5の受渡ロボットBRによって送り基板載置部SPASSに渡され、さらに送り搬送ロボットSBRによって露光ユニットEXPに送り出される。これらの受渡ロボットBRおよび送り搬送ロボットSBRは、露光ユニットEXPから戻ってくる露光後の基板Wの搬送には一切関与しない。すなわち、第1実施形態と同様に受渡ロボットBRおよび送り搬送ロボットSBRは、レジスト膜の形成処理が終了した基板Wのみを搬送して露光ユニットEXPに送り出す送り専用の搬送ロボットである。
一方、露光ユニットEXPにてパターン露光の施された基板Wは戻り搬送ロボットRBRによって受け取られて戻り基板載置部RPASSに載置された後、搬送ロボットTR4によって露光後加熱処理を行ういずれかの熱処理ユニット400のホットプレートHPに搬送される。さらに、露光後加熱処理の終了した基板Wはローカル搬送機構410によってホットプレートHPからクールプレートCPに搬送される。これらの戻り搬送ロボットRBR、搬送ロボットTR4およびローカル搬送機構410は、露光ユニットEXPに送り出す露光前の基板Wの搬送には一切関与しない。すなわち、戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は、露光ユニットEXPから露光後の基板Wのみを受け取って露光後加熱処理を行うホットプレートHPに搬送する戻り専用の搬送ロボットであり、ローカル搬送機構410は、露光後加熱処理を行うホットプレートHPからその後の冷却処理を行うクールプレートCPに露光後加熱処理の終了した基板Wのみを搬送する移載専用搬送ロボットである。なお、第3実施形態の搬送ロボットTR4は、ホットプレートHPへのアクセスを繰り返すために蓄熱する可能性があるので、保持アームに冷却機構を備える方が好ましい。
第3実施形態においては、搬送ロボットコントローラTCが露光ユニットEXPにおける露光処理が完了してから露光後加熱処理を行う加熱部PHP7〜PHP12に露光後の基板Wを搬送するまでの時間が一定となるように戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4を制御するのみならず、露光ユニットEXPにおける露光処理が完了してからホットプレートHPにおける露光後加熱処理を経てクールプレートCPに露光後の基板Wを搬送するまでの時間が一定となるように戻り搬送ロボットRBR、搬送ロボットTR4およびローカル搬送機構410を制御している。戻り搬送ロボットRBRおよび搬送ロボットTR4は露光前の基板Wの搬送に関わることがないため露光ユニットEXPからホットプレートHPへの基板搬送に専念することができ、またローカル搬送機構410も露光前の基板Wの搬送に関わることがないためホットプレートHPからクールプレートCPへの基板搬送に専念することができる。その結果、第1実施形態と同様に露光処理完了から露光後加熱処理開始までの時間を確実に一定にすることができるのに加えて、露光処理完了から露光後加熱処理を経てその後の冷却処理までの時間をも確実に一定にすることができる。
<4.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、この発明はその趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、上記各実施形態において、1基の送り専用搬送ロボットによってレジスト膜が形成された露光前の基板Wを基板載置部PASS9から直接露光ユニットEXPに送り出すようにしても良いし、1基の戻り専用搬送ロボットによって露光後の基板Wを露光ユニットEXPから露光後加熱処理を行う処理部に搬送するようにしても良い。すなわち、送り専用搬送ロボットはレジスト膜が形成された露光前の基板Wのみを搬送するものであれば基数は任意のものとすることができ、同様に戻り専用搬送ロボットも露光後の基板Wのみを搬送するものであれば基数は任意のものとすることができる。
また、第3実施形態の各熱処理ユニット400において、ホットプレートHPを下側に、クールプレートCPを上側に配置するようにしても良い。
また、インターフェイスブロック5における各搬送ロボットの配置態様は図1に限定されるものではなく、送り専用搬送ロボットと戻り専用搬送ロボットとを設置する形態であれば種々の変形が可能である。
本発明に係る基板処理装置の平面図である。 液処理部の正面図である。 熱処理部の正面図である。 基板載置部の周辺構成を示す図である。 搬送ロボットを説明するための図である。 制御機構の要部構成を示すブロック図である。 基板仮置部付きの加熱部の概略構成を示す図である。 露光処理前後の基板の搬送経路を模式的に示す図である。 第2実施形態の露光後加熱処理を行う加熱部の概略構成を示す図である。 第3実施形態の現像処理ブロックの熱処理タワーの概略構成を示す図である。 第3実施形態における露光処理前後の基板の搬送経路を模式的に示す図である。
符号の説明
1 インデクサブロック
2 バークブロック
3 レジスト塗布ブロック
4 現像処理ブロック
5 インターフェイスブロック
12 基板移載機構
21,31,41,42 熱処理タワー
100 ホストコンピュータ
400 熱処理ユニット
410 ローカル搬送機構
BR 受渡ロボット
BRC1〜BRC3,SC1〜SC3 塗布処理ユニット
CP,CP1〜CP14 クールプレート
EXP 露光ユニット
HP,HP1〜HP11 ホットプレート
MC メインコントローラ
PASS1〜PASS9 基板載置部
PHP1〜PHP12 加熱部
RBR 戻り搬送ロボット
RPASS 戻り基板載置部
SBR 送り搬送ロボット
SD1〜SD5 現像処理ユニット
SPASS 送り基板載置部
TC 搬送ロボットコントローラ
TR1〜TR4 搬送ロボット
W 基板

Claims (4)

  1. レジスト膜の形成処理を行った基板を露光装置に渡すとともに、当該露光装置から受け取った露光後の基板に現像処理を行う基板処理装置であって、
    基板上にレジスト膜を形成するレジスト膜形成部と、
    露光後の基板に対して露光後加熱処理を行う露光後加熱部と、
    レジスト膜の形成処理が終了した基板のみを搬送して前記露光装置に送り出す送り専用搬送ロボットと、
    前記露光装置から露光後の基板のみを受け取って前記露光後加熱部に搬送する戻り専用搬送ロボットと、
    前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットを制御する搬送制御手段と、
    を備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1記載の基板処理装置において、
    露光後加熱処理の終了した基板を冷却する冷却部と、
    前記露光後加熱部から前記冷却部に露光後加熱処理の終了した基板のみを搬送する移載専用搬送ロボットと、
    をさらに備え、
    前記搬送制御手段は、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部における露光後加熱処理を経て前記冷却部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットおよび前記移載専用搬送ロボットを制御することを特徴とする基板処理装置。
  3. レジスト膜の形成処理を行うとともに露光後の基板に現像処理を行うユニット配置部と、前記ユニット配置部に隣接して配置され、露光装置と前記ユニット配置部との間で基板の受け渡しを行うインターフェイスと、を備えた基板処理装置であって、
    前記ユニット配置部は、露光後の基板に対して露光後加熱処理を行う露光後加熱部を備え、
    前記インターフェイスは、
    レジスト膜の形成処理が終了した基板のみを前記ユニット配置部から受け取って前記露光装置に送り出す送り専用搬送ロボットと、
    前記露光装置から露光後の基板のみを受け取って前記露光後加熱部に搬送する戻り専用搬送ロボットと、
    を備え、
    前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットを制御する搬送制御手段を備えることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項3記載の基板処理装置において、
    前記ユニット配置部は、
    露光後加熱処理の終了した基板を冷却する冷却部と、
    前記露光後加熱部から前記冷却部に露光後加熱処理の終了した基板のみを搬送する移載専用搬送ロボットと、
    をさらに備え、
    前記搬送制御手段は、前記露光装置における露光処理が完了してから前記露光後加熱部における露光後加熱処理を経て前記冷却部に露光後の基板を搬送するまでの時間が一定となるように前記戻り専用搬送ロボットおよび前記移載専用搬送ロボットを制御することを特徴とする基板処理装置。
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