JP2008287789A - 光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】短い符号長から長い符号長に至るまでの広い範囲の符号長に対して、夫々の符号長のアシンメトリを適正に調整することができる光ディスク装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光ディスク装置は、レーザ光によって所定の符号長を有するマーク及びスペースを光ディスクに形成し、光ディスクにデータを記録する記録部と、光ディスクの再生信号から、符号長毎のマーク及びスペースの夫々の波高値を取得する波高値取得部と、波高値から、符号長毎のアシンメトリを算出するアシンメトリ算出部と、レーザ光の最適記録パワーを含む最適記録パラメータを決定する記録パラメータ決定部と、を備え、記録パラメータ決定部は、符号長毎のアシンメトリと記録パワーとの間に存在する線形特性に基づいて、符号長毎のアシンメトリが所望の範囲内となる最適記録パワーを決定する、ことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法に係り、特に、書き換え型の光ディスクに記録し再生する光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法に関する。
書き換え型の光ディスクとして、例えば、DVD−RW、DVD−RAM、HD DVD−RW、HD DVD−RAM等がある。これらの書き換え型の光ディスクでは、再生信号の品質が記録パラメータ、例えば記録時のレーザパワーや記録用信号の波形等、に依存することが知られている。このため、光ディスクを光ディスク装置に挿入した直後等の一定期間にテスト期間を設け、このテスト期間中に最適な記録パラメータを求める処理が一般的に行われている。
最適な記録パラメータを求めるにあたって、何を評価指標とするかが重要であり、従来から種々の評価指標が提案されている。例えば、特許文献1には、再生信号の上下対称性、所謂アシンメトリ値βを評価指標とし、アシンメトリ値βが適正範囲内に収まるように記録パルスのパルス長を調整する技術が開示されている。
特開2001−126254号公報
従来から一般的に用いられているアシンメトリ値βは、全符号長(CDや従来型のDVDの場合、3T乃至11Tの符号長)の平均的なDCレベルの対称性を示す指標である。このため、個々の符号長の夫々のアシンメトリがゼロになるとは限らない。例えば、3T符号長のアシンメトリが正側にずれ、4T符号長のアシンメトリが負側にずれていたとしても、平均的なアシンメトリ値βがゼロとなる場合もあり得る。
他方、HD DVD等の高密度記録型の光ディスクでは、再生信号の品質に対するアシンメトリ(非対称性)の影響は従来のCDやDVDに比べて大きくなっている。このため、アシンメトリを従来よりも細かく調整する必要がでてきている。換言すれば、従来のように全符号長の平均的なアシンメトリをゼロにするだけでなく、個々の符号長の夫々のアシンメトリをもゼロに近づけるような調整手法が必要となってきている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、短い符号長から長い符号長に至るまでの広い範囲の符号長に対して、夫々の符号長のアシンメトリを適正に調整することができる光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光ディスク装置は、請求項1に記載したように、レーザ光によって所定の符号長を有するマーク及びスペースを光ディスクに形成し、前記光ディスクにデータを記録する記録部と、前記光ディスクの再生信号から、前記符号長毎のマーク及びスペースの夫々の波高値を取得する波高値取得部と、前記波高値から、前記符号長毎のアシンメトリを算出するアシンメトリ算出部と、前記レーザ光の最適記録パワーを含む最適記録パラメータを決定する記録パラメータ決定部と、を備え、前記記録パラメータ決定部は、前記符号長毎のアシンメトリと前記記録パワーとの間に存在する線形特性に基づいて、前記符号長毎のアシンメトリが所望の範囲内となる最適記録パワーを決定する、ことを特徴とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光ディスク記録再生方法は、請求項7に記載したように、(a)レーザ光によって所定の符号長を有するマーク及びスペースを光ディスクに形成し、前記光ディスクにデータを記録し、(b)前記光ディスクの再生信号から、前記符号長毎のマーク及びスペースの夫々の波高値を取得し、(c)前記波高値から、前記符号長毎のアシンメトリを算出し、(d)前記レーザ光の最適記録パワーを含む最適記録パラメータを決定する、ステップを備え、ステップ(d)では、前記符号長毎のアシンメトリと前記記録パワーとの間に存在する線形特性に基づいて、前記符号長毎のアシンメトリが所望の範囲内となる最適記録パワーを決定する、ことを特徴とする。
本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法によれば、短い符号長から長い符号長に至るまでの広い範囲の符号長に対して、夫々の符号長のアシンメトリを適正に調整することができる。
本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク記録再生方法の実施形態について添付図面を参照して説明する。
(1)光ディスク装置の構成と全般動作
図1は、本実施形態に係る光ディスク装置1の構成例を示す図である。
光ディスク装置1は、DVD−RW、DVD−RAM、HD DVD−RW、HD DVD−RAM等の書き換え型光ディスク100に対して情報の記録及び再生を行うものである。光ディスク100には、螺旋状に溝が刻まれており、溝の凹部をグルーブ、凸部をランドと呼び、グループ又はランドの一周をトラックと呼ぶ。ユーザデータはこのトラック(グルーブのみ又はグルーブ及びランド)に沿って、強度変調されたレーザ光を照射してデータの符号長に対応するマークとスペースを形成することで記録される。
データ再生は、記録時より弱いリードパワー(read power)のレーザ光をトラックに沿って照射して、トラック上にあるマーク及びスペースからの反射光の強度の変化を検出することにより行われる。記録されたデータの消去は、前記リードパワーより強いイレースパワー(erase power)のレーザ光をトラックに沿って照射し、記録層を結晶化することにより行われる。
光ディスク100はスピンドルモータ2によって回転駆動される。スピンドルモータ2に設けられたロータリエンコーダ2aからは回転角信号が提供される。回転角信号はスピンドルモータ2が1回転すると、例えば5パルス発生する。この回転角信号からスピンドルモータ2の回転角度及び回転数を判断でき、スピンドルモータ制御回路62では、これらの情報に基づいてスピンドルモータ2の回転駆動制御を行っている。
光ディスク100に対する情報の記録、再生は、光ピックアップ3によって行われる。光ピックアップ3は、送りモータ4とギア4b及びスクリューシャフト4aを介して連結されており、この送りモータ4は送りモータ制御回路5により制御される。送りモータ4が送りモータ制御回路5からの送りモータ駆動電流により回転することにより、光ピックアップ3が光ディスク100の半径方向に移動する。
光ピックアップ3には、図示しないワイヤ或いは板バネによって支持された対物レンズ30が設けられている。対物レンズ30は駆動コイル31の駆動によりフォーカシング方向(レンズの光軸方向)への移動が可能である。また、駆動コイル32の駆動によりトラッキング方向(レンズの光軸と直交する方向)への移動が可能である。
レーザ駆動回路(記録部)6は、変調部72にてETM(Eight to Twelve Modulation)方式等で変調された記録データ基づいて、書き込み用の駆動電流をレーザダイオード(レーザ発光素子)33に供給する。変調部72には、パーソナルコンピュータ等のホスト装置200からI/F部71を介して記録用のデータが供給される。
一方、レーザ駆動回路6は情報読取り時には、書き込み用の駆動電流よりも小さな読み取り用の駆動電流をレーザダイオード33に提供する。
フォトダイオード等により構成されるパワー検出部34(フロントモニタ(FM)と呼ぶ場合もある)はレーザ発光素子33が発生するレーザ光の一部をハーフミラー35により一定比率だけ分岐し、光量、即ち発光パワーに比例した信号を受光信号として検出する。検出した受光信号はレーザ駆動回路6に供給される。レーザ駆動回路6はパワー検出部34からの受光信号に基づいて、制御部70の記録パラメータ決定部73等で決定及び設定された記録パワー、記録パルス幅、再生時パワー、及び消去時パワーで発光するように、レーザ発光素子33を制御する。
レーザ発光素子33はレーザ駆動回路6から供給される駆動電流に応じてレーザ光を発生する。レーザ発光素子33から発せられるレーザ光は、コリメータレンズ36、ハーフプリズム37、対物レンズ30を介して光ディスク100上に照射される。
一方、光ディスク100からの反射光は、対物レンズ30、ハーフプリズム37、集光レンズ38、およびシリンドリカルレンズ39を介して、光検出器40に導かれる。
光検出器40は、例えば4分割の光検出セルから成り、これら光検出セルの検知信号は再生部60のRFアンプ64に出力される。RFアンプ64は光検知セルからの信号を処理し、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカスエラー信号FE、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキングエラー信号TE、及び光検知セル信号の全加算信号である再生信号を生成する。
フォーカスエラー信号FEはフォーカス制御回路8に供給される。フォーカス制御回路8はフォーカスエラー信号FEに応じてフォーカス駆動信号を生成する。フォーカス駆動信号はフォーカシング方向の駆動コイル31に供給される。これにより、レーザ光が光ディスク100の記録膜上に常時ジャストフォーカスとなるフォーカスサーボ制御が行われる。
一方、トラッキングエラー信号TEはトラック制御回路9に供給される。トラック制御回路9はトラッキングエラー信号TEに応じてトラック駆動信号を生成する。トラック制御回路9から出力されるトラック駆動信号は、トラッキング方向の駆動コイル32に供給される。これによりレーザ光が光ディスク100上に形成されたトラック上を常にトレースするトラッキングサーボ制御が行われる。
上記フォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御が行われることで、レーザ光の焦点は、光ディスク記録面のトラック上を精度良く追従することができる。この結果、光検出器40の各光検出セルの出力信号の全加算信号RFには、記録情報に対応して光ディスク100のトラック上に形成されたマークやスペースからの反射光の変化が正確に反映され、品質の良い再生信号を得ることができる。
この再生信号(全加算信号RF)は、プリアンプ/等化器65に入力され、ここで適宜の振幅に増幅されアナログ的な波形整形が行われる。プリアンプ/等化器65の出力は、AD変換器66にて、PLL制御回路61からの再生用クロック信号によってサンプリングされ、多値のデジタルデータに変換される。
デジタル化された再生信号は、適応等化器67に入力され、所定のパーシャルレスポンスの種類(クラス)に応じた波形等化処理が行われる。適応等化器67は、例えば適応型のトランスバーサルフィルタを備えて構成される。後段のビタビ復号部80で復号された復号データに対して理想的なパーシャルレスポンスを持つ基準データを生成し、この基準データと入力データとの誤差がゼロとるようにトランスバーサルフィルタの重み係数を適応させることによって波形等化を行っている。
適応等化器67の出力である等化再生信号はビタビ復号部80に入力される。ビタビ復号部80では、ビダビ復号処理により、入力された等化再生信号の系列から最尤推定によって記録データを復号し、復号データを得る。
復号データはエラー訂正部75に入力され、ここでエラー訂正処理が行われた後I/F部71を介してホスト装置200に出力される。
他方、波高値取得部81には、適応等化器67の出力である等化再生信号と、ビタビ復号部80の出力である復号データが入力され、符号長毎の波高値(ピーク値とボトム値)が等化再生信号から抽出される。
波高値取得部81で抽出された波高値は、アシンメトリ算出部82に入力される。アシンメトリ算出部82では、最適記録パワーや最適記録パルス幅等の最適記録パラメータを決定するための評価値として、アシンメトリ値が算出される。
記録パラメータ決定部73では、アシンメトリ算出部82で算出されたアシンメトリ値に基づいて最適記録パワーや最適記録パルス幅等の最適記録パラメータが決定され、決定された最適記録パラメータは記録部(レーザ駆動回路)6に設定される。
図2は、記録部6に設定される記録パラメータに基づいて生成される記録波形と、これによって光ディスク100のトラック上に形成されるマークとスペースを模式的に示した図である。通常マークを形成するときには、図2(a)に例示したようなマルチパルスが用いられる。マルチパルスは、記録パワー(ピークパワー)とボトムパワーとが繰り返される複数のパルス列によって構成されている。マルチパルス全体の幅をここでは記録パルスのパルス幅、或いは単にパルス幅という。トラック上にスペースを形成するときには、記録パワーとボトムパワーの中間のパワーであるイレースパワーが用いられる。
記録するデータの符号長(マーク長やスペース長)の長さ(従来型DVDの場合は、主に3T〜11T、HD DVDの場合は、主に2T〜11T)に応じてマルチパルスを構成するパルス列の数や各パルス列の幅が予め定められている。
図3は、3つの異なる符号長に対応する記録波形(図3(a))、トラック上に形成されるマークとスペース(図3(b))、及びこれらの再生信号(図3(c))を模式的に示したものである。図3(c)からわかるように、短い符号長の再生信号の波高値(ピーク値或いはボトム値)は小さく、符号長が長くなるにつれて波高値は大きくなる。符号長がある長さよりも長くなると波高値は飽和し、再生信号波形の上部は平坦な形状となる。
次に、光ディスク装置1で行われるアシンメトリ調整の幾つかの実施形態について説明する。アシンメトリ調整は、主にアシンメトリ算出部82と、記録パラメータ決定部73によって行われる。
(2)アシンメトリ調整(第1の実施形態)
第1の実施形態に係るアシンメトリ調整について説明する前に、従来から一般的に行われているアシンメトリ調整について簡単に説明しておく。
従来から行われている典型的なアシンメトリ調整は、所謂アシンメトリ値βと呼ばれる評価指標を求め、このアシンメトリ値βをゼロに近づけるように記録パワーの調整(パルス幅調整による等価的な記録パワー調整を含む)を行う方法である。この記録パワー調整をOPC(Optimum Power Control)と呼んでいるが、本実施形態に係る記録パワー調整と区別するため、アシンメトリ値βを用いるOPCを従来型OPCと呼ぶ。従来型OPCは概略次のようなものである。
まず、再生波形のDCレベルを基準にピーク検波、及びボトム検波を行い、ピーク値VHとボトム値VLを得る。次に、ピーク値VHとボトム値VLとから、再生波形の対称性を示すアシンメトリ値βを次式で求める。
[数1]
β=(VH+VL)/(VH−VL) (式1)
そして、このアシンメトリ値βがゼロとなるように記録パワーを求める。
しかしながら、従来型OPCで用いられているアシンメトリ値βは、全符号長(CDや従来型のDVDの場合、3T乃至11Tの符号長:Tは符号長の単位長)の平均的なDCレベルの対称性を示す指標であるため、個々の符号長の夫々のアシンメトリがゼロになるとは限らない。例えば、3T符号長のアシンメトリが正側にずれ、4T符号長のアシンメトリが負側にずれていたとしても、平均的なアシンメトリ値βがゼロとなる場合もあり得る。
他方、HD DVD等の高密度記録型の光ディスクでは、再生信号の品質に対するアシンメトリ(非対称性)の影響は従来のCDやDVDに比べて大きくなっている。このため、アシンメトリを従来よりも細かく調整する必要がでてきている。換言すれば、従来のように全符号長の平均的なアシンメトリをゼロにするだけでなく、個々の符号長の夫々のアシンメトリをもゼロに近づけるような調整手法が必要となってきている。
このため、本実施形態では、符号長毎のアシンメトリ値を次のようにして算出している。
図4は、符号長毎のアシンメトリ値算出方法を説明するための図である。HD DVDでは、符号長は2Tから11Tの長さのマーク及びスペースによってユーザデータを記録しており、図4はこれらの各符号長からの再生信号を重ねて表示した図である。
図4において、I11HとI11Lは、11Tの符号長のマークとスペースの夫々の波高値、I3HとI3Lは、3Tの符号長のマークとスペースの夫々の波高値、I2HとI2Lは、2Tの符号長のマークとスペースの夫々の波高値を表わしている。先に図3に例示したように、短い符号長の波高値は小さく符号長が長くなるにつれて波高値は大きくなっている。また、符号長が6T以上になると波高値はそれ程変化しないことも図4からわかる。
図4に示される表記を用いると、符号長2Tのアシンメトリ値A2Tと符号長3Tのアシンメトリ値A3Tは、夫々次の式で定義されるものである。
[数2]
2T=((I11H+I11L)/2-(I2H+I2L)/2)/(I11H-I11L) (式2)
3T=((I11H+I11L)/2-(I3H+I3L)/2)/(I11H-I11L) (式3)
また、一般に符号長nTのアシンメトリ値AnTは、次式となる。
[数3]
nT=((I11H+I11L)/2-(InH+InL)/2)/(I11H-I11L) (式4)
これらの定義式からわかるように、符合長nTのアシンメトリ値は、最大符号長である11Tのマークとスペースの中央値と、各符号長nTのマークとスペースの中央値の一致の程度を示す指標となっており、上下の対称性が完全に確保された理想的な再生信号波形では、各符号長のアシンメトリ値は総てゼロとなる。
実際には、光ディスク自体やこれに記録・再生する光ディスク装置の特性のばらつき等によってアシンメトリ値はゼロとはならない。そこで、本各実施形態では、(式2)〜(式4)に基づいて算出した符号長毎のアシンメトリ値(ゼロからの乖離量)を用いて記録パワーや記録パルス幅等の記録パラメータを調整し、総ての符号長においてアシンメトリ値をゼロに近づける処理を行っている。
このうち、第1の実施形態は、特定の符号長のアシンメトリ値がゼロに近づくように、即ちゼロ近傍の所望の範囲内に収まるように、記録パワーのみの調整を行う形態である。以下、第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法について説明する。
図5は、記録パワーをΔPだけ変化させたときの(図5(a))、マーク形状(図5(b))、及び再生信号波形(図5(c))を模式的に示したものである。記録パワーは総ての符号長に共通であるため、記録パワーを変化させると総ての符号長の再生信号の波高値も一斉に変化することを例示している。波高値が変化することに伴って、符号長毎のアシンメトリ値も変化する。
図6は、記録パワーと符号長毎のアシンメトリ値の関係を測定した結果の一例を示すグラフである。グラフの横軸は符号長、縦軸はアシンメトリ値であり、各ラインは記録パワーに対応している。この測定結果から、記録パワーを変化させることにより、符号長間で感度の違いはあるものの、アシンメトリ値が一斉に上下に変化することがわかる。
図7は、図6の測定結果を、記録パワーとアシンメトリ値の関係にプロットしなおしたものである。横軸が記録パワー、縦軸がアシンメトリ値であり、各ラインは符号長に対応している。図7から、夫々の符号長において、記録パワーとアシンメトリ値との間には、概ね線形の関係があることがわかる。光ディスクの特性等によって、線形特性の傾き(記録パワーに対するアシンメトリ値の感度)の絶対値やアシンメトリ値がゼロをクロスするときの記録パワーの絶対値自体は異なるものの、どの光ディスクであっても記録パワーとアシンメトリ値との間には、概ね線形の関係があることがわかっている。
第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、この線形関係に着目したものであり、特定の符号長のアシンメトリ値がゼロとなるように記録パワーを調整する方法である。以下の記述では、第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法を特定符号長OPCと呼ぶ場合がある。
特定の符号長としては2Tから11Tの範囲のどの符号長でも良いが、線形特性の感度が高い符号長を選択した方が精度の高い調整が期待できる。その意味で、以下の説明では、特定の符号長として2Tを選択したものとして説明する。
図8は、第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法(特定符号長OPC)の処理例を示すフローチャートである。
まずステップST1で、光ピックアップ3を光ディスク100のテスト記録エリアに移動させる。また、ステップST2で、記録パワー(初期値)P0を記録部6に設定する。
その後、記録パワーをP0に設定した状態で、テストデータをテスト記録エリアに記録し、記録したテストデータを再生する(ステップST3)。テストデータは、例えば、総ての符号長(2T〜11T)を含むランダムデータである。
次に、等化再生信号(適応等化器67の出力データ)を適宜のメモリに保存し、符号長毎の波高値を取得する(ステップST4)。符号長毎に波高値を分類する場合、ビタビ複合部80から出力される復号データを用いて符号長を検出し、検出された符号長を利用してもよい。
次に、符号長毎のアシンメトリ値を算出する(ステップST5)。特定の符号長として2Tを選択している場合は、(式2)に基づいてアシンメトリ値A2Tを算出する。他の符号長を選択する場合は、(式4)に基づいてアシンメトリ値AnTを算出する。このアシンメトリ値の算出は、設定する記録パワー毎に行うが、最初のループでは初期値P0である。
次に、ステップST6にて、記録パワーの変更回数を判定する。記録パワー対アシンメトリ値の線形特性のパラメータを推定するためには、少なくとも2点、好ましくは3点以上の記録パワーが必要である。このため、予め記録パワーの変更回数を設定しておき、ステップST6にて設定回数に達したか否かの判定を行っている。
設定回数に達していない場合には、ステップST7にて、記録パワーを他の記録パワーに変更した後、ステップST3からステップST6の処理を繰り返す。
設定回数に達した場合には、ステップST8へ進む。ステップST8では、設定した複数の記録パワーと、そのとき算出されたアシンメトリ値(例えば、符号長2Tのアシンメトリ値)とから近似直線L(図9参照)を求め、求めた近似直線から記録パワーに対するアシンメトリ値の感度α(近似直線の傾き)を算出する。
次に、特定の符号長(2T)のアシンメトリ値がゼロとなるような記録パワーPnを次式から算出する。
[数4]
Pn=P0−(A2T,0/α) (式5)
他の符号長nTの場合には記録パワーPnを次式から算出する。
[数5]
Pn=P0−(AnT,0/α) (式6)
ここで、A2T,0やAnT,0は、記録パワーを初期値P0に設定したときに得られた符号長2T、或いはnTのアシンメトリ値である。
理論的には1回の処理でアシンメトリ値をゼロにする記録パワーを算出することが可能であるが、実際には種々の誤差要因があるため1回の処理でアシンメトリ値は必ずしもゼロとならない。このため、アシンメトリ値をさらにゼロ近傍の所望範囲に追い込む処理を設けており、この処理がステップST10からステップST12の処理である。
ステップST10で、算出した記録パワーPnを記録部6に設定する。この状態でランダムデータを記録、再生し、波高値からアシンメトリ値を算出する(ステップST11)。ステップST11の処理は、ステップST3からステップST5までの処理と実質的に同じ処理である。
このとき得られるアシンメトリ値は、図9におけるアシンメトリ誤差ΔAである。ステップST12では、このアシンメトリ誤差ΔAが、ゼロ近傍の所望範囲内に収まっているか否かの判定を行う。
所望範囲外の場合は、アシンメトリ誤差ΔAと、先に求めている感度αを用いて新たな記録パワーPnを次式から算出する。
[数6]
Pn←Pn−(ΔA/α) (式7)
算出した新たな記録パワーPnを記録部6に設定し、以下、アシンメトリ誤差ΔAが、ゼロ近傍の所望範囲内に収まるまで繰り返す。
アシンメトリ誤差ΔAがゼロ近傍の所望範囲内に収まったと判断されると、その時の記録パワーPnを、最適記録パワーPoptとして、記録部6に設定する。
以上で特定符号長OPC処理は終了し、以降は最適記録パワーPoptを用いて通常のユーザデータの記録処理を行う。
図10は、符号長2Tに対して、特定符号長OPCを実施したときの結果を示す図である。図10中、白丸が特定符号長OPCを実施する前の符号長毎のアシンメトリ値を示しており、黒丸が特定符号長OPCを実施した後の符号長毎のアシンメトリ値を示している。実施後に符号長2Tのアシンメトリ値がゼロ近傍に収まっているのは、処理の内容から当然の結果とも言えるが、2T以外の他の符号長のアシンメトリ値も概ねゼロ近傍に収まっている。
この理由は、図7において、2T符号長のアシンメトリ値をゼロにする記録パワーと、他の符号長のアシンメトリ値をゼロにする記録パワーが概ね同じ範囲(7mWから7.5mWの範囲)に収まっていることによる。
(3)アシンメトリ調整(第2の実施形態)
図6に示した符号長対アシンメトリ値特性に再度注目すると、例えば、記録パワー6mWの特性は右肩下がりの特性となっており、記録パワーを上げていくと水平な特性に近づき、さらに記録パワーを上げていくと今度は右肩上がりの特性になっている。つまり、符号長対アシンメトリ値特性の傾きが記録パワーによって変化することを表わしている。
図11は、符号長対アシンメトリ値特性の1つを取り出して、符号長軸の切片Ioと、傾きθの直線でモデル化した図である。図11は、この直線の傾きθをゼロにすれば、概ね総ての符号長に対してアシンメトリ値をゼロにできることを示唆している。
第2の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、符号長対アシンメトリ値特性の傾きθがゼロとなるように記録パワーを調整する方法であり、以下の説明では線形近似OPCと呼ぶ場合がある。
図12は、記録パワーと傾きθの関係を実験的に求めたものであり、傾きθは記録パワーに対してほぼ直線的に変化することが判った。つまり、符号長対アシンメトリ値特性の傾きθと記録パワーとの間に線形特性が存在すると考えられる。第2の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、この線形特性を利用して傾きθがゼロになるように記録パワーを求める方法である。
図13は、第2の実施形態に係るアシンメトリ調整方法(線形近似OPC)の処理例を示すフローチャートである。
ステップST21からステップST25までの処理は第1の実施形態と同様の処理であり、記録パワー(初期値)P0における符号長毎のアシンメトリ値を求める処理である。
ステップST26では、求めたアシンメトリ値を符号長に対して線形近似し、近似直線から傾きθを求める。最初のループでは記録パワー(初期値)P0に対する傾きθが得られる。
同様の処理を異なる複数の記録パワーに対して行い、複数の傾きθを求める(ステップST27、ステップST28)。
次に、得られた複数の傾きθと対応する記録パワーとから、記録パワーに対する傾きθの感度β(図12参照)を算出する(ステップST29)。
その後、次式から、感度βをゼロにする記録パワーPnを算出する(ステップST30)。
[数7]
Pn=P0−(θ/β) (式8)
ここで、θは、記録パワー(初期値)P0のときに得られた傾きθである。
第2の実施形態に係るアシンメトリ調整においても、1回の調整で傾きθがゼロになるとは限らず、誤差Δθが残留することが考えられる。そこで、第1の実施形態と同様に、誤差Δθをゼロ近傍の所望範囲に納めるべく、記録パワーを微調整する処理を行っている。この処理が、ステップST31からステップST34のループ処理である。
なお、新たな記録パワーPnを算出する式は、
[数8]
Pn←Pn−(Δθ/β) (式9)
となる。
ステップST33にて、誤差Δθがゼロ近傍の所望範囲内に収まったと判定されると、その時の記録パワーPnが最適記録パワーPoptとして記録部6に設定される。
図14は、第2の実施形態に係るアシンメトリ調整(線形近似OPC)を実施したときの結果の一例を示す図である。図14中、白丸が線形近似OPCを実施する前の符号長毎のアシンメトリ値を示しており、黒丸が線形近似OPCを実施した後の符号長毎のアシンメトリ値を示している。総ての符号長に対して、アシンメトリ値が概ねゼロ近傍に近づいている様子がわかる。
線形近似OPCは、符号長対アシンメトリ値の特性を線形近似して、符号長全体のアシンメトリ値を平均的に(特定の符号長に着目するのではなく)ゼロに近づける方法である。従って、総ての符号長のアシンメトリ値が線形近似した直線の上にあれば、総ての符号長のアシンメトリ値をほぼ完全にゼロにすることができる。逆に各符号長のアシンメトリ値が線形近似した直線と離れて分散している場合には、アシンメトリ値の誤差が残留する。
(4)アシンメトリ調整(第3の実施形態)
第1の実施形態(特定符号長OPC)、及び第2の実施形態(線形近似OPC)は、何れも記録パワーのみを調整してアシンメトリ値をゼロに近づける調整方法である。
このため、例えば第1の実施形態では、2T符号長のアシンメトリ値をゼロにする記録パワーと、他の符号長のアシンメトリ値をゼロにする記録パワーが大きく異なっている場合には、記録パワーの調整のみで総ての符号長のアシンメトリ値をゼロ近傍の所望範囲に収めることが困難となる場合が生じる。
第3の実施形態は、このような場合に有効な調整方法であり、記録パワーとパルス幅の調整を組み合わせた調整方法である。
図15は、パルス幅調整の概念を説明する図である。パルス幅調整は、記録パワーの調整と異なり、符号長毎に波高値調整することが可能である。例えば、図15(a)の中央にある短い符号長のパルス幅を短くすると等価的な記録パワーが減少することになり、結果的に図15(c)に示したように再生信号の波高値は低下する。このことは、符号長毎のパルス幅の調整によって符号長毎の波高値の調整が可能であり、その結果、符号長毎のアシンメトリ値を調整することができることを意味している。
パルス幅調整を行うことによって、個々の符号長毎のアシンメトリ値をゼロに調整することが可能であるが、ある符号長よりも長い符号長(例えば6T以上の符号長)に対しては、アシンメトリ値の調整が難しくなるという制約がある。
図16は、この理由を模式的に説明する図である。図16の左側に示したように長い符号長の再生信号は両端を除いた中央部は平坦な波形となっており、パルス幅を調整しても波高値自体はほとんど変化しない。このことは、長い符号長に対してパルス幅を調整してもアシンメトリ値も変化せず、結果的にパルス幅を調整してもアシンメトリ調整ができないことを意味している。どの符号長の長さからパルス幅調整によるアシンメトリ調整が難しくなるかは、図4の再生信号波形から概ね類推できる。図4では、2Tから5Tまでは波高値が徐徐に大きくなっているのに対して、6T以上の再生信号の波高値は符号長の長さに関わらずほぼ一定となっている。これは、6T以上の符号長に対しては、パルス幅調整によるアシンメトリ調整は必ずしも有効でないことを意味している。
第3の実施形態によるアシンメトリ調整方法は、パルス幅調整による上記の制約を補いつつ、6T以上の長い符号長も含めた総ての範囲の符号長のアシンメトリ値をゼロ近傍に押さえ込むことを可能とする調整方法である。
図17は、第3の実施形態によるアシンメトリ調整方法の概念を説明する図である。この調整方法では、図17(a)に示したように、特定の符号長、例えば6T、に対して特定符号長OPC(第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法)を実施する。この結果、調整前のアシンメトリ値(白丸)は、調整後のアシンメトリ値(黒丸)の位置に移動する。
パルス幅調整では調整することが難しい6T以上の符号長に対しても、記録パワーの調整(特定符号長OPC)を適用することによってアシンメトリ値をゼロ近傍に押さえ込むことができる。
次に、図17(b)に示したように、パルス幅調整によってアシンメトリ調整が可能な短い符号長(この例では、2Tから5Tの符号長)に対して、パルス幅調整を行い、夫々のアシンメトリ値を個別にゼロ近傍に押さえ込む。
このように、第3の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、特定符号長OPCとパルス幅調整によるアシンメトリ調整を組み合わせた方法である。但し、特定符号長OPCで選択される符号長は、パルス幅調整では調整しきれない長い符号長、例えば6T以上の符号長の中から選択することによって第3の実施形態に係るアシンメトリ調整方法による有効性が高まる。
なお、ある符号長のアシンメトリ値をその符号長のパルス幅調整によってゼロ近傍に押さえ込むと、他の符号長のアシンメトリ値も影響を受ける場合がある。例えば、3T符号長のアシンメトリ値をゼロにすべく3Tのパルス幅を調整した場合、他の符号長、例えば2Tや4Tのアシンメトリ値も影響を受ける。このような場合には、他の符号長のパルス幅も3Tのパルス幅調整と同時に多少調整するようにすればよい。
図18は、第3の実施形態に係るアシンメトリ調整方法(特定符号長OPC+パルス幅調整)の処理例を示すフローチャートである。
ステップST41からステップST52までの処理は基本的には第1の実施形態(特定符号長OPC:図8)のステップST1からステップST12までの処理と同じである。但し、ステップST49で選択する特定の符号長は、例えば6T以上の符号長の中から選択することにより、第3の実施形態の有効性が高まる。
ステップST52にて、特定符号長(例えば6T)のアシンメトリ値がゼロ近傍の所望範囲内に収まっていることが判定されるとステップST54へ進む。ステップST54では、パルス幅調整によって符号長毎のアシンメトリ値の調整が行われる。この場合、アシンメトリ調整の対象となる符号長は特定符号長(例えば6T)以外の符号長であり、より具体的には、特定符号長よりも短い符号長(例えば2T〜5T)となる。
(5)アシンメトリ調整(第4の実施形態)
第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、線形近似OPC(第2の実施形態)とパルス幅調整とを組み合わせた形態である。
図19は、第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の概念を説明する図である。
まず、図19(a)に示したように、最初に線形近似OPCを行う。この場合、線形近似の対象範囲として、パルス幅調整では十分にアシンメトリ値を調整しきれない長い符号長を対象範囲とする。例えば6T以上の符号長を線形近似の対象範囲とする。
符号長全体としては線形性が低く、線形近似OPCだけでは調整しきれないような場合であっても、線形近似の対象範囲を6T以上の符号長に限定すれば線形性が確保され、線形近似OPCはより有効となる。また、6T以上の符号長に対してはパルス幅調整の効果が低いことを考えると2重の効果がある。
一方、6T未満の符号長(2Tから5T)に対してはパルス幅調整による個別のアシンメトリ調整が可能であり、この方法によれば、図19(b)に示したように、線形性が低い場合であっても符号長毎のアシンメトリ調整によって夫々のアシンメトリ値をゼロ近傍に押さえ込むことが可能である。
図20は、第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャートである。
ステップST61からステップST74までの処理は基本的には第2の実施形態(線形近似OPC:図13)のステップST21からステップST34までの処理と同じである。但し、ステップST66で線形近似式の傾きθを算出する場合、所定の符号長以上、例えば6T以上の符号長を対象範囲とすることにより、第4の実施形態の有効性が高まる。
ステップST73にて、傾きθがゼロ近傍の所望範囲内に収まっていることが判定されるとステップST75へ進む。ステップST75では、パルス幅調整によって符号長毎のアシンメトリ値の調整が行われる。この場合、アシンメトリ調整の対象となる符号長は所定の符号長(例えば6T)未満の符号長であり、例えば2T〜5Tとなる。
(6)アシンメトリ調整(第5の実施形態)
図21は、第5の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャートである。
第5の実施形態に係るアシンメトリ調整方法は、パルス幅調整によるアシンメトリ調整を主体とし、パルス幅調整ではアシンメトリ値を十分調整しきれない場合に限り記録パワーの調整(この場合、線形近似OPC)を行う形態である。
ステップST81からステップST85までの処理は、記録パワーを初期値P0に設定して符号長毎のアシンメトリ値を算出する処理であり、他の実施形態と同様の処理である。
ステップST86にて、得られた符号長毎のアシンメトリ値に基づいて、所定の符号長以上(例えば6T以上)の符号長に対してパルス幅調整を行った場合、ゼロ近傍の所望の範囲内に収まり得るか否かを判断する。
収まらないと判断した場合、ステップST87へ進み、所定の符号長以上(例えば6T以上)の符号長に対して線形近似OPCを実施する。線形近似OPCの実施後、ステップST88へ進む。
一方、ステップST86にて、パルス幅調整を行えば所定の符号長以上(例えば6T以上)の符号長であってもゼロ近傍の所望の範囲内に収まり得ると判断した場合にもステップST88へ進む。
ステップST88では、各符号長のアシンメトリ値が総てゼロ近傍の所望範囲内に収まっているか否かを判定する。アシンメトリ値が所望範囲に収まっていない符号長があればその符号長のアシンメトリ値が所望範囲に収まるべくパルス幅調整を行う(ステップST89)。これを総ての符号長のアシンメトリ値が所望範囲に収まるまで繰り返す。
総ての符号長のアシンメトリ値が所望範囲に収まると、最後にステップST90にて、調整したパスル幅と記録パワーをそれぞれ最適パルス幅と最適記録パワーとして、記録部6に設定する。
以上説明してきたように、上記各実施形態に係るアシンメトリ調整方法を実施する光ディスク装置1及び光ディスク記録再生方法によれば、短い符号長から長い符号長に至るまでの広い範囲の符号長に対して、夫々の符号長のアシンメトリを適正に調整することができる。
なお、本発明は上記の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の実施形態の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成例を示す図。 記録パラメータと光ディスクに形成されるマークとスペースとの対応関係を模式的に説明する図。 記録波形、光ディスクに形成されるマークとスペース、及びマークとスペースの再生信号の関係を模式的に説明する図。 アシンメトリ値の算出式を補足説明する図。 記録パワーの調整と波高値の変化の様子を模式的に説明する図。 記録パワーをパラメータとした、符号長とアシンメトリ値の関係を測定した結果の一例を示す図。 符号長をパラメータとした、記録パワーとアシンメトリ値の関係を測定した結果の一例を示す図。 第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャート。 第1の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の補足説明図。 第1の実施形態に係るアシンメトリ調整の実施前と実施後における符号長毎のアシンメトリ値の一例を示す図。 第2の実施形態に係るアシンメトリ調整方法における線形近似の概要説明図。 記録パワーに対する線形近似式の傾きθの特性例を示す図。 第2の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るアシンメトリ調整の実施前と実施後における符号長毎のアシンメトリ値の一例を示す図。 パルス幅調整による符号長毎のアシンメトリ調整方法の概念図。 パルス幅調整によるアシンメトリ調整方法の制約を説明する図。 第3の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の概念説明図。 第3の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャート。 第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の概念説明図。 第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャート。 第4の実施形態に係るアシンメトリ調整方法の処理例を示すフローチャート。
符号の説明
1 光ディスク装置
6 記録部(レーザ駆動回路)
60 再生部
64 RFアンプ
66 AD変換器
67 適応等化器
73 記録パラメータ決定部
80 ビタビ復号部
81 波高値取得部
82 アシンメトリ値算出部

Claims (12)

  1. レーザ光によって所定の符号長を有するマーク及びスペースを光ディスクに形成し、前記光ディスクにデータを記録する記録部と、
    前記光ディスクの再生信号から、前記符号長毎のマーク及びスペースの夫々の波高値を取得する波高値取得部と、
    前記波高値から、前記符号長毎のアシンメトリを算出するアシンメトリ算出部と、
    前記レーザ光の最適記録パワーを含む最適記録パラメータを決定する記録パラメータ決定部と、
    を備え、
    前記記録パラメータ決定部は、
    前記符号長毎のアシンメトリと前記記録パワーとの間に存在する線形特性に基づいて、前記符号長毎のアシンメトリが所望の範囲内となる最適記録パワーを決定する、
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記記録パラメータ決定部は、
    前記アシンメトリ算出部にて算出される符号長毎のアシンメトリの中から特定の符号長のアシンメトリを選択し、
    少なくとも2以上の記録パワーを前記記録部に設定することによって、記録パワーに対する前記特定の符号長のアシンメトリの線形特性の感度を決定し、
    決定した前記感度に基づいて前記特定の符号長のアシンメトリが所望の範囲内となる記録パワーを前記最適パワーとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記記録パラメータ決定部は、
    前記符号長毎のアシンメトリの一部が前記所望の範囲外の場合は、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記記録パラメータ決定部は、
    前記アシンメトリ算出部にて算出される符号長毎のアシンメトリから、符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きを決定し、
    少なくとも2以上の記録パワーを前記記録部に設定することによって、記録パワーに対する前記傾きの線形特性の感度を決定し、
    決定した前記感度に基づいて、前記符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きが略ゼロとなる記録パワーを前記最適パワーとして決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  5. 前記記録パラメータ決定部は、
    前記符号長毎のアシンメトリの一部が前記所望の範囲外の場合は、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 前記記録パラメータ決定部は、
    所定の記録パワーと、各符号長に対応する記録パルスのパルス幅とを初期記録パラメータとして前記記録部に設定し、
    前記初期記録パラメータの設定時に算出される各符号長のアシンメトリのうち、ある特定の符号長以上の長い符号長のアシンメトリが、前記パルス幅の変更によって所望の範囲内に収めることができるか否かを判断し、
    前記パルス幅の変更では前記所望の範囲内に収めることができないと判断される場合は、
    前記特定の符号長以上の長い符号長に対して、符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きを決定し、少なくとも2以上の記録パワーを前記記録部に設定することによって、記録パワーに対する前記傾きの線形特性の感度を決定し、決定した前記感度に基づいて、前記符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きが略ゼロとなる記録パワーを前記最適記録パワーとして決定し、
    決定した前記最適記録パワーの設定によってもまだ一部の符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっていない場合、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する一方、
    ある特定の符号長以上の長い符号長のアシンメトリに対しても記録パルスのパルス幅の変更によって所望の範囲内に収めることができると判断される場合は、総ての符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっているか否かをさらに判断し、
    一部の符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっていない場合、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  7. (a)レーザ光によって所定の符号長を有するマーク及びスペースを光ディスクに形成し、前記光ディスクにデータを記録し、
    (b)前記光ディスクの再生信号から、前記符号長毎のマーク及びスペースの夫々の波高値を取得し、
    (c)前記波高値から、前記符号長毎のアシンメトリを算出し、
    (d)前記レーザ光の最適記録パワーを含む最適記録パラメータを決定する、
    ステップを備え、
    ステップ(d)では、
    前記符号長毎のアシンメトリと前記記録パワーとの間に存在する線形特性に基づいて、前記符号長毎のアシンメトリが所望の範囲内となる最適記録パワーを決定する、
    ことを特徴とする光ディスク記録再生方法。
  8. ステップ(d)では、
    ステップ(c)にて算出される符号長毎のアシンメトリの中から特定の符号長のアシンメトリを選択し、
    少なくとも2以上の記録パワーを設定することによって、記録パワーに対する前記特定の符号長のアシンメトリの線形特性の感度を決定し、
    決定した前記感度に基づいて前記特定の符号長のアシンメトリが所望の範囲内となる記録パワーを前記最適記録パワーとして決定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク記録再生方法。
  9. ステップ(d)では、
    前記符号長毎のアシンメトリの一部が前記所望の範囲外の場合は、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の光ディスク記録再生方法。
  10. ステップ(d)では、
    ステップ(c)にて算出される符号長毎のアシンメトリから、符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きを決定し、
    少なくとも2以上の記録パワーを設定することによって、記録パワーに対する前記傾きの線形特性の感度を決定し、
    決定した前記感度に基づいて、前記符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きが略ゼロとなる記録パワーを前記最適パワーとして決定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク記録再生方法。
  11. ステップ(d)では、
    前記符号長毎のアシンメトリの一部が前記所望の範囲外の場合は、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の光ディスク記録再生方法。
  12. ステップ(d)では、
    所定の記録パワーと、各符号長に対応する記録パルスのパルス幅とを初期記録パラメータとして設定し、
    前記初期記録パラメータの設定時に算出される各符号長のアシンメトリのうち、ある特定の符号長以上の長い符号長のアシンメトリが、記録パルスのパルス幅の変更によって所望の範囲内に収めることができるか否かを判断し、
    パルス幅の変更では前記所望の範囲内に収めることができないと判断される場合は、
    前記特定の符号長以上の長い符号長に対して、符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きを決定し、少なくとも2以上の記録パワーを前記記録部に設定することによって、記録パワーに対する前記傾きの線形性変化の感度を決定し、決定した前記感度に基づいて、前記符号長に対する前記アシンメトリの変化の傾きが略ゼロとなる記録パワーを前記最適記録パワーとして決定し、
    決定した前記最適記録パワーの設定によってもまだ一部の符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっていない場合、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する一方、
    ある特定の符号長以上の長い符号長のアシンメトリに対しても記録パルスのパルス幅の変更によって所望の範囲内に収めることができると判断される場合は、総ての符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっているか否かをさらに判断し、
    一部の符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内に収まっていない場合、少なくともその符号長に対応する記録パルスのパルス幅を変更することによってその符号長のアシンメトリが前記所望の範囲内となるように前記記録パルス幅を調整する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の光ディスク記録再生方法。
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