JP2008286258A - 管継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易かつ確実にパイプを接続することができる管継手を提供する。
【解決手段】被接続用パイプ1の端部1aに挿入される挿入筒部3を有する継手本体2と、挿入筒部3に外嵌されたパイプ1の端部1aを弾発的な締付力で締付けるためのスリット51付きのクランプリング5と、クランプリング5の弾発力に抗してクランプリング5を拡径するようにスリット51に離脱可能に挟持された拡径片6と、を具備する。そして、クランプリング5は、基本帯部15と、その一端縁18に沿って突出状に低台形状の曲げ補強片部17を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管継手に関する。
給水や給湯用等のパイプを接続するための管継手は、従来、パイプの端部に挿入される挿入筒部を有する継手本体と、挿入筒部に外嵌されたパイプの端部を弾発的な締付力で締付けるためのスリット付きの同一幅帯状のクランプリングと、クランプリングの弾発力に抗して締付環体を拡径するように上記スリットに離脱可能に挟持されると共にパイプの挿入時に離脱する拡径片と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1の管継手では、拡径片をクランプリングの軸心方向内端部に挟持させるので、(パイプが挿入される)軸心方向外端部の内径が小さくなるようなテーパ状に拡径し、パイプの先端部が挿入しにくくなるという問題があった。
さらに、図12に示すように、従来のクランプリング40では、幅寸法W40が均一(同一幅帯状)であったため、スリット41近傍の剛性が過大であり、図12 (A)(B)(C) に示した拡径前の状態から、(図示省略の)拡径片をスリット41に挟み込んだ、図12(D)に示す拡径状態に於て、スリット近傍領域42, 42が、ほとんど弾性変形せず、逆に、スリット反対領域43が集中的に大きく変形し、塑性変形までも発生するという問題があった。しかも、図12(D)からも明らかな如く、クランプリング40の内面形状は、真円形から大きく外れ、偏平円形状となってしまい、パイプの挿入が困難となるという問題があった。さらに、図12(D)の状態から、図示省略の拡径片が、パイプ挿入に伴って、飛んで、離脱した状態で、パイプ外周面を内径方向に絞る圧力Pが不均等であり、図12(D)のスリット近傍領域42及びスリット反対領域43は、パイプ外周面を押圧する(絞る)圧力Pが過小となり、それに伴って、パイプに挿入した挿入筒部の凹周溝のシール材と、パイプ内周面の接触面圧力が過小な部位が発生して、例えば、マイナス温度の環境下で施工した場合、パイプが低温硬化しシール性を確保するまでに数時間を要する等の限界があった。
また、特許文献1に記載の管継手は、パイプが合成樹脂のものに対応可能であるが、パイプが、Al等の金属層をサンドイッチ状に積層した金属・プラスチック複合管では、パイプの耐引抜力につき、及び、密封性について、対応が難しかった。
特開2002−31282号公報
解決しようとする課題は、金属・プラスチック複合管に対しても、安定した強力な引抜力を発揮しがたい点、及び、安定した密封性が発揮できない点、パイプの挿入が難しい点である。
本発明は、このような課題を解決して、金属・プラスチック複合管にも適用可能であって、配管接続作業が容易かつ迅速に行うことができ、パイプの挿入もスムーズであって、強力な引抜力を発揮すると共に、安定して優れた密封性(シール性)を発揮する管継手を提供することを目的とする。
そこで、本発明は、被接続用パイプの端部に挿入される挿入筒部を有する継手本体と、上記挿入筒部に外嵌された上記パイプの端部を弾発的に締付けるスリット付きのC字状クランプリングと、該クランプリングの弾発力に抗して該クランプリングを拡径するように上記スリットに離脱可能に挟持された拡径片とを、備えた管継手であって、上記クランプリングが、均等幅寸法の基本帯部と、上記スリットと 180°反対の領域に於て上記基本帯部の一端縁に沿って低台形状乃至低三角形状の曲げ補強片部が一体に連設され、しかも、該補強片部の外面は上記基本帯部の外周面よりもラジアル方向外方へ突出するように形成されていると共に、上記拡径片は、上記基本帯部の上記一端縁と、上記スリットを形成する両端縁との、角部の間に、挟持されている。
また、上記クランプリングは、その平面展開状態図に於て、上記基本帯部の他端縁が、ストレート状である。また、上記挿入筒部を包囲状として上記継手本体に取付けられると共に、上記クランプリングを収納保持する包囲筒体を設け、該包囲筒体と上記挿入筒部との間に先端開口状のパイプ端部挿入空間を形成し、さらに、上記包囲筒体の内周面は、上記クランプリングの基本帯部を保持する中径部と、ラジアル方向外方へ突出した上記補強片部を保持するように上記中径部よりも内方に形成した大径部と、先端開口小径部とを、備えている。
また、上記包囲筒体の内周面が、上記大径部に於て、収納された上記クランプリングの内部方向への倒れを阻止するための突隆部を備え、かつ、上記クランプリングの基本帯部の一端縁が、上記スリットの近傍にて、上記突隆部に当接するように、上記クランプリングが上記包囲筒体に収納されている。
クランプリングが真円形を保ちつつ拡径して、クランプリングにパイプの端部をスムーズに挿入することが可能である。即ち、配管接続作業の効率化に貢献できる。しかも、拡径片が離脱後は、 360°均一にパイプの端部を絞り(押圧して)、強力な耐引抜力を発揮し、かつ、優れた密封性(シール性)を発揮する。特に、金属プラスチック複合管(金属強化樹脂管とも言う)に対して、十分に適用できる。
また、クランプリングは基本帯部の一端縁にのみ補強片部を形成すれば良いので、塑性(プレス)加工等にて安価かつ容易に製造できる。
しかも、管継手として全体がコンパクトであって、大量生産にも対応容易である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図1〜図11に於て、本発明に係る管継手50は、例えば、架橋PEとAlと架橋PEを積層形成した金属・プラスチック複合パイプ(金属強化樹脂管)1(図7〜図10参照)に適用可能なものである。2は継手本体で、その一端側には、被接続用パイプ1の端部1aが挿入される挿入筒部3を有する。
4,4は2本のシール部材(Oリング等)で、継手本体2の挿入筒部3の凹周溝7,7に小間隔をもって装着(配設)される。5はC字状クランプリング(締付環体)で、バネ鋼等から成り、円周1箇所にスリット51を有し、このクランプリング5は、挿入筒部3に外嵌された、パイプ1の端部1aを、図9と図10に示す如く、強力な面圧(絞り圧力)Pにて弾発的に押圧する(絞る)。
6は拡径片で、高剛性な鋼材から成り、クランプリング5の弾発力に抗して、クランプリング5を拡径するようにスリット51に離脱可能に、初期状態(パイプ未挿入受胎)では、図1と図4と図7に示す如く、挟持されている。つまり、クランプリング5は拡径片6によって、パイプ端部1aが挿入可能な程度に拡径状態にある。
10は、挿入筒部3を包囲状として継手本体2に取付けられた包囲筒体(円筒状カバー体)であり、この包囲筒体(円筒状カバー体)10は、さらに、クランプリング5を収納保持している。具体的には、この包囲筒体10は、基端側の第1筒体11と、先端側の第2筒体12とから成る。第1筒体11と第2筒体12とは、図3から図1のように、拡径片6を挟持した状態のクランプリング5、及び、(後述の)抜止リング(ストップリング)20を内部に収納するように、ネジ結合13(図1,図7参照)、又は、熱融着や接着(図6参照)にて、一体に連結される。
第1筒体11は、PA(ポリアミド,ナイロン)又はPES(ポリエーテルサルフォン)又はPC(ポリカーボネート)等の透明樹脂から成るのが好ましく、拡径片6の離脱を、外から容易に視認できる。第2筒体12は、不透明でも良く、同様の合成樹脂としたり、又は、真鍮等の金属や、ポリフェニルサルフォン(PPSU)等のプラスチック複合材料とする。第1筒体11と第2筒体12を上記熱融着する場合は、同一乃至同質系の樹脂とするが、ネジ結合13の場合は、各々の材質の組み合わせは、自由である。
そして、クランプリング5について説明すると、均等幅寸法W15の基本帯部15と、スリット51と 180°反対に、中央頂部16が対応するように、低台形状(又は図示省略の低三角形状)の曲げ補強片部17が一体に連設される。即ち、スリット51と 180°反対の領域に於て、基本帯部15の一端縁(内方端縁)18に沿って、低台形状(乃至低三角形状)の曲げ補強片部17が、プレス加工等の塑性加工によって、一体成型されている。
なお、上記低台形状(又は低三角形状)の曲げ補強片部17は、 360°(全周)の内の約 150°〜 210°を占めるように、裾野を長く延伸するのが好ましい。言い換えると、図5に示した展開状態で、帯板状の基本帯部15の全長の約40%〜60%にわたって、一端縁(一辺)18に、曲げ補強片部17を一体に連設(形成)する。
さらに、円環C字状のこのクランプリング5の補強片部17の外面17aは、基本帯部15の外周面15aよりもラジアル方向外方へ突出するように(板材からの塑性加工等によって)形成されている。
拡径片6は、基本帯部15の上記一端円18と、スリット51を形成する両端縁8,8との、角部R,Rの間に、挟持されている。つまり、補強片部17が配設された一端縁18側に、拡径片6を対応させ、真円形を保ちつつ拡径させる。
また、図5に示す如く、クランプリング5は、その平面展開状態図に於て、基本帯部15の他端縁19は、ストレート状(直線状)である。言い換えると、図3と図11に示すように、クランプリング5は、円環C字状であって、その一端縁18には補強片部17が突出状であり、他端縁19は、軸心Lに直交する直交平面状である。
次に、包囲筒部10は、第1筒体11と第2筒体12とを連結して構成されるが、図1と図3に示すように、継手本体2の挿入筒部3の基部に連設される短筒部21の外周面の浅い凹周溝22に、第1筒体11の基部23が嵌着されて、継手本体1から軸心方向に引き抜けないように取着されている。
図1と図7,図8に示すように、包囲筒体10と挿入筒部3との間に先端開口状のパイプ端部挿入空間24を円環状に形成するが、上記包囲筒体10の内周面25は、クランプリング5の基本帯部15を保持する内径D27の中径部27と、ラジアル外方向外方へ突出した上記補強片部17を保持するための内径D28の大径部28と、内径D29の先端開口小径部29と、内径D26の取着用小径部26とを、備えている。そして、大径部28は中径部27よりも内方(基端側)に配設される。
即ち、(図6に示すように)取着用小径部26, 大径部28, 中径部27, 先端開口小径部29と、基部から先端に向かって順次、配設(形成)されている。そして、D28>D27>D29>D26のように設定する。図6に示すように、拡径片6を挟持したクランプリング5の拡径ユニット状態に於て、基本帯部15の外径d1 よりも中径部27の内径D27が僅かに大きく設定され、この中径部27は、略真円状の基本帯部15の外周面に、微小間隙をもって対応する。さらに、図6の右側のクランプリング5に2点鎖線にて示すように、軸心Lを中心として、補強片部17(の中央頂部16)に接する円を描いた場合の仮想円Nの外径d2 よりも、大径部28の内径D28が僅かに大きく設定され、微小間隙をもって、仮想円Nは大径部28に対応する(図2(B)参照)。
ところで、相互にネジ結合や熱融着や接着にて連結される第1筒体11と第2筒体12について、さらに、説明すると、まず、第1筒体11は、段付部31を有し、前記取着用小径部26と、(先端開口状の)大径部28とが、軸心直交面状の段付部31にて区画形成されている。また、取着用小径部26は、係止低突条部32を有し、継手本体2の短筒部21の外周の凹周溝22に、回転可能かつ軸心方向引抜不可状態で、係合している。
第2筒体12は、第1筒体11の先端に外嵌(又は螺着)される嵌着部33と、段付部34と、前記中径部27と、先端縮径状テーパ孔部35と、先端開口小径部29と、パイプ誘導用面取部36を、順次有する。図1と図3でも分かるように、クランプリング5の基本帯部15の先端側が、第2筒体12の中径部27に対応して、保持される。なお、外周面は先端縮径テーパ面37を有し、第2筒体12全体が略先端縮径テーパ筒状であるといえる。
そして、図2と図3に示す如く、包囲筒体10の内周面25は、上記大径部28に於て、収納されたクランプリング5の内部方向への倒れを阻止するための突隆部38, 38を有している。さらに詳しく説明すれば、第2筒体12に於て、段付部31に基端が連設状として、2本の横断面山型の突隆部38, 38が軸心Lと平行に形成されている。この突隆部38, 38は、中心角25°〜50°の相互角度θをもって配設され(図2参照)、先端面38aに、クランプリング5の基本帯部15の一端円18が当接する。しかも、図1と図2と図3に示すように、組立時(クランプリング5の収納組立時)に、2本の突隆部38, 38の間に、一端縁18から内方へ突出状の挟持状拡径片6を、配置する。このように組立てることによって、クランプリング5の基本帯部15へ一端縁18が、スリット51の近傍にて、突隆部38, 38(の先端面38a,38a)に当接して、かつ、補強片部17の中央頂部16が段付部31に当接して、空間24内で、クランプリング5の軸心が継手本体2の軸心と一致するように───倒れないように───保持される。このように、クランプリング5は、包囲筒体10の内部に、安定姿勢で、倒れずに、保持される。なお、パイプ径が大きい場合には、突隆部38, 38の本数を増やして、図2の左右両側に補助の突隆部を追加するも望ましい(図示省略)。
そして、ストップリング20について説明する。1箇所に切れ目を有するC字形の全体形状であり、材質はPPSU等の硬質の合成樹脂が好ましい。そして、このストップリング20は、外周面に、先端に縮径するテーパ面45を有すると共に、内周面には、複数本(図例では2本)の係止爪46, 46を有する。係止爪46は内端エッジが管継手内方を向いた三角山型である。つまり、軸心Lと直交する直交面状内端側面を有する三角山型に係止爪46の断面形状が設定されている。このストップリング20のテーパ面45は、包囲筒体10(の第2筒体12)のテーパ孔部35に対応するように、パイプ端部挿入空間24に収納される。図3に示すように、テーパ面45及びテーパ孔部35の傾斜角α,βは、各々、15°〜20°と、従来の角度よりも十分大きく設定する。これによって、第2筒体12の軸心方向寸法、及び、ストップリング20の幅寸法を、小さくすることができて、管継手の軸心方向寸法のコンパクト化に寄与する。
また、継手本体2の挿入筒部3の先端近傍には、軸心直交面を有する係止凹溝47, 47が形成されている。この係止凹溝47の軸心直交面を先端側に配設する。言い換えると係止凹溝47は、軸心直交面状の先端側面47aを有する。これによって、パイプ1の引抜方向の外力が作用した際に、パイプ1の引抜けを阻止する力が増加する。なお、図10でも明らかなように、ストップリング20が絞られた状態で、係止爪46, 46に対応した軸心方向位置に、係止凹溝47,47が各々対応する。つまり、上記パイプ端部1aの外周面に喰い込んだ上記ストップリング20の上記係止爪46の軸心方向位置と、上記係止凹溝47の軸心方向位置とを、一致するよう配設した。
図10に於て、矢印P20は、ストップリング20によるラジアル内方向の圧力を示す。この圧力P20は、第2筒体12のテーパ孔部35と、ストップリング20のテーパ面45との圧接によって発生する。
要するに、このストップリング20は、いわば抜止リングとして作用するC字状円環体であって、図9に示すように、クランプリング5がパイプ1に絞り圧力Pにて喰い付き、これで十分強力にパイプ1と管継手とは接続されているのではあるが、さらに、大きな外力が作用したような場合、図9から図10に示すように、パイプ1が抜け出してゆく虞があるが、ストップリング20は、そのときに、強力な圧力P20によって、パイプ抜け出しを阻止する。しかも、挿入筒部3の係止凹溝47に、変形したパイプ1の内面が喰い込んで、一層、パイプ抜け出しを強力に阻止できる。なお、ストップリング20を合成樹脂(絶縁材)とすることにより、Al等の金属層48を内部にサンドイッチ状に積層した金属プラスチック複合管であっても、異種金属接触腐食(電池腐食)の発生を防止できる。また、管継手本体2の挿入筒部3の最先端には、段付51aをもって小径外周部52が形成され、この小径外周部52には、さらに浅い凹周溝52aが設けられる。
そして、この小径外周部52には、ガイドリング53が嵌着(外嵌)され、このガイドリング53によって、図7に示すように、パイプ1を差込む際───挿入筒部3をパイプ1に挿入する際、及び、挿入の後、長期間にわたって───センタリングの役目をなす。即ち、パイプ1の軸心と、継手本体2(挿入筒部3)の軸心Lが一致しつつ挿入可能に誘導案内し、かつ、接続完了の後に長期間にわたってセンタリングする。
これによって、Oリング等のシール部材4,4が 360°(全周)にわたって均等に圧縮されつつ、図7から図8のように、パイプ1の内周面に摺接(圧接)すると共に、その後、(仮にパイプ端部1a内周面と挿入筒部3外周面との間に微小間隙があったとしても、長期間にわたって、 360°(全周)に均等な圧縮率にてシール部材4,4が圧縮され、良好なシール性(密封性能)を発揮できる。
また、閉円環状のガイドリング53は、大径リップ54と小径リップ55を有し、(配管接続完了後の)給水・給湯使用状態で、水中の溶存酸素や塩素が、シール部材4に劣化促進等の悪影響を与えることを、防止できる。また、挿入ガイドリング53は、その最先端外周面に、先端側へ縮径する誘導テーパ部59を有している。
小径リップ55は、自由状態で、パイプ端部1aの内径よりも(僅かに)大きく、接続状態でパイプ端部1aの内周面に軽く接触する。大径リップ54は、パイプ端部1aの内径よりも(十分)大きく(自由状態)、他方、図9と図10の接続状態では(同図に示す如く)内方へ略直角に弯曲変形する。なお、各リップ54, 55を各々増加することも自由である(図示省略)。
そして、このガイドリング53は、内方のシール材4,4よりも硬度が十分高いものとし、ゴム硬度HA 90以上が望ましい。また、引張降伏伸びが高く、図9や図10に示すように、90°に折曲げても割れない程度の柔軟性を有し、例えば、PPやPE、PPE、PVDF等の樹脂とする。
このように、上記挿入ガイドリング53が、上記パイプ端部1aの軸心と、上記挿入筒部3の軸心とを、一致させるセンタリング機能、及び、上記シール部材4への液体の浸入を阻止する副シール機能とを、兼用している。
図1に於て、継手本体2としては、雄ネジ部56を有する場合を示したが、本発明に於ては、これ以外に、複数の挿入筒部3を有するタイプ(従って図1の右半分の構造のものが複数備えているタイプ)や、エルボ型等の各種のタイプに適用できる。
また、図2と図4に示すように、挟持された拡径片6によって、スリット51が2本の突隆部38, 38の間に対応し、均等幅寸法W15の一端縁18が確実に突隆部38, 38にて、当接保持可能として、クランプリング5が、倒れずに、正規姿勢で包囲筒体10の内部に収納され、パイプ1の端部1aがスムーズに挿入できる。
図4と図5に於て、スリット51がジグザグ状に形成されて、図9又は図10の状態下で、液体(水)が、パイプ1の端部1aの内周面と、シール部材4の間を、(スリット51に対応した円周位置で)軸心方向に漏洩する(走る)のを、有効に阻止できる。具体的には、基本帯部15の長手方向の一端は、中央に突片57のある凸型であり、他端は、中央に凹部58を有する凹型に形成される。なお、図11では、このような突片57や凹部58を省略して(簡略化)して描いた図である。
図4と図1,図3からも分かるように、クランプリング5の保養片部17は、基本帯部15と、同一肉厚のままで、ラジアル方向外方へ塑性変形している。故に、この補強片部17の内面17bは常にパイプ端部1aから微小寸法だけ遊離しており、図9又は図9に示したように、パイプ端部1aを強く押圧した状態下で、基本帯部15のみが強く圧接(押圧)して、面圧(絞り圧力)Pは、高い値を保つ。
なお、図5に於て、基本帯部15の幅寸法W15と、中央頂部16に於ける最大幅寸法Wh との間には、次の関係式が成立する。
1.3×W15≦Wh ≦ 1.8×W15
図7に示すように、パイプ端部1aを本管継手の開口端から挿入空間24へ挿入すると、パイプ内周面は、ガイドリング53に誘導案内(ガイド)されて、センタリングされながら、Oリング等のシール部材4,4を全周均一に弾性的に圧縮させつつ、図8の如く挿入して、パイプ先端面が拡径片6に衝突し、図9に示す如く、拡径片6はスリット51から離脱し、クランプリング5はそれ自身の弾発力にて縮径し、強い圧力Pにて、パイプ端部1aの外周面を押圧して絞り、挿入筒部3に強固に外嵌状に固定される。
その後、大きな外力が作用した場合には、クランプリング5と共にパイプ端部1aは、図9から図10のように、引き抜かれようとするが、このとき、クランプリング5の軸心直交面状の他端縁19がストップリング20の内端面に(均一な面圧で)押圧して、ストップリング20を同図の右方へ(開口端側へ)移動させ、テーパ孔部35とテーパ面45の摺接による絞り作用にて、強い圧力P20にてストップリング20の係止爪46, 46がパイプ端部1aの外周面に喰い込みつつ、図10のようにパイプ端部1aを変形させて、係止凹部47, 47と共に、強力な引抜力にて、抜け止め作用をなす。
ところで、図12は従来のクランプリング40を示し、(既述の如く)幅寸法W40が均一なため、スリット41近傍の剛性が大き過ぎて、スリット近傍領域42, 42は弾性変形せず、逆に、スリット反対領域43に集中的に曲げモーメントが(大きく)作用して塑性変形を起こし、図12(D)のように、クランプリング40の内面形状は、真円形から外れて、偏平円となって、その後のパイプ端部の挿入が困難となったり、拡径片がスリット41から離脱後、パイプ端部をラジアル方向に絞る圧力Pが、不均等となるという問題があった。
図13は、比較例を示し、そのような問題を解決するために、図12の自由状態の外径(内径)寸法をそのままで、幅寸法W60を、スリット反対領域63にて増加したクランプリング60であり、スリット反対領域63の塑性変形を防止できるが、しかし、スリット61の近傍のスリット近傍領域62, 62の変形が少なく、拡径状態の真円度が十分とは言えず、かつ、拡径片が離脱してパイプ端部を押圧する圧力Pも、未だ均等とは言えない。
これに対し、本発明では、図11に示すように、曲げ補強片部17の外周面17aが、基本帯部15の外周面15aよりもラジアル方向外方へ突出させたので、曲げモーメントに対する強度と剛性は、この補強片部17に於て、十分に増大し、これによって、図11(D)の如く、真円状に内面が拡径して、パイプ端部1aの挿入をスムーズに可能とし、かつ、弾性拡径変形も全周にわたって均等化し、拡径片6が離脱して、図9(又は図10)のように、パイプ端部1aを、圧力Pにて、押圧した状態で、全周にわたって略等しい均一な圧力をもって、締め付ける。言い換えれば、図11(D)のように弾性変形が全周にわたって均等となるように分散し、全周から均一の圧力Pにて縮径方向に弾発付勢する。それによって、シール部材4の密封性(シール性)が良好となる。
本発明は、以上述べたように、被接続用パイプ1の端部1aに挿入される挿入筒部3を有する継手本体2と、上記挿入筒部3に外嵌された上記パイプ1の端部1aを弾発的に締付けるスリット51付きのC字状クランプリング5と、該クランプリング5の弾発力に抗して該クランプリング5を拡径するように上記スリット51に離脱可能に挟持された拡径片6とを、備えた管継手であって、上記クランプリング5が、均等幅寸法W15の基本帯部15と、上記スリット51と 180°反対の領域に於て上記基本帯部15の一端縁18に沿って低台形状乃至低三角形状の曲げ補強片部17が一体に連設され、しかも、該補強片部17の外面17aは上記基本帯部15の外周面15aよりもラジアル方向外方へ突出するように形成されていると共に、上記拡径片6は、上記基本帯部15の上記一端縁18と、上記スリット51を形成する両端縁8,8との、角部R,Rの間に、挟持されている構成であるので、パイプ1の端部1aを差込めば、(工具を用いることなく)自動的に管継手とパイプ1との接続作業が完了でき、また、クランプリング5は全周均一に、かつ、強力に、パイプ端部1aの外周面を押圧して、液体(水)の外部漏洩の無い、密封性(シール性)に優れた接続が、容易かつ迅速に行い得る。しかも、プレス加工等の塑性加工によってクランプリング5は安価に、かつ、容易に製造可能で、高品質なものを、安定して製作可能である。
特に、一端縁18寄り角部R,Rに、拡径片6を配置したことによって、クランプリング5は、(テーパ筒型にならず)真円形状に拡径し、もって、パイプ端部1aを、確実にスムーズに挿入可能となる。そして、金属・プラスチック複合管に対して、長期間、安定した強力な引抜力を発揮し、密封性も維持される。
また、上記クランプリング5は、その平面展開状態図に於て、上記基本帯部15の他端縁19が、ストレート状であるので、図5に示すように、その加工は金属板の打抜等にて容易であり、しかも、ストップリング20等と結合して一層優れた引抜力に耐える構造とすることも、容易となる。
また、上記挿入筒部3を包囲状として上記継手本体2に取付けられると共に、上記クランプリング5を収納保持する包囲筒体10を設け、該包囲筒体10と上記挿入筒部3との間に先端開口状のパイプ端部挿入空間24を形成し、さらに、上記包囲筒体10の内周面25は、上記クランプリング5の基本帯部15を保持する中径部27と、ラジアル方向外方へ突出した上記補強片部17を保持するように上記中径部27よりも内方に形成した大径部28と、先端開口小径部29とを、備えているので、常に正常な姿勢にクランプリング5は保持されて、パイプ端部1aがスムーズに挿入可能である。
また、上記包囲筒体10の内周面25が、上記大径部28に於て、収納された上記クランプリング5の内部方向への倒れを阻止するための突隆部38,38を備え、かつ、上記クランプリング5の基本帯部15の一端縁18が、上記スリット51の近傍にて、上記突隆部38,38に当接するように、上記クランプリング5が上記包囲筒体10に収納されているので、クランプリング5は、包囲筒体10内で倒れることなく、収納保持され、パイプ端部1aは一層スムーズに差込み(挿入)可能となり、配管作業の能率化に大きく貢献できる。
本発明の実施の一形態を示す縦断面図である。 構成部品の要部断面図である。 分解状態の断面説明図である。 クランプリングの一例の斜視図である。 クランプリングの平面展開状態図である。 要部構成説明図である。 パイプ挿入状態を示す要部拡大断面図である。 パイプ挿入の完了直前状態を示す要部拡大断面図である。 接続完了状態を示す要部拡大断面図である。 引抜力が作用した状態を示す要部拡大断面図である。 本発明に係るクランプリングの説明のための図であって、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は斜視図、(D)は拡径状態の正面図である。 従来のクランプリングの説明のための図であって、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は斜視図、(D)は拡径状態の正面図である。 比較例のクランプリングの説明のための図であって、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は斜視図、(D)は拡径状態の正面図である。
符号の説明
1 パイプ
1a 端部
2 継手本体
3 挿入筒部
4 シール部材
5 クランプリング
6 拡径片
7 凹周溝
8 端縁
10 包囲筒体
15 基本帯部
15a 外周面
17 補強片部
17a 外面
18 一端縁
19 他端縁
20 ストップリング(抜止リング)
24 パイプ端部挿入空間
25 内周面
27 中径部
28 大径部
29 先端開口小径部
35 テーパ孔部
38 突隆部
46 係止爪
47 係止凹溝
47a 先端側面
51 スリット
52 小径外周部
53 ガイドリング
54 大径リップ
55 小径リップ
59 誘導テーパ部
R 角部
15 均等幅寸法

Claims (4)

  1. 被接続用パイプ(1)の端部(1a)に挿入される挿入筒部(3)を有する継手本体(2)と、上記挿入筒部(3)に外嵌された上記パイプ(1)の端部(1a)を弾発的に締付けるスリット(51)付きのC字状クランプリング(5)と、該クランプリング(5)の弾発力に抗して該クランプリング(5)を拡径するように上記スリット(51)に離脱可能に挟持された拡径片(6)とを、備えた管継手であって、
    上記クランプリング(5)が、均等幅寸法(W15)の基本帯部(15)と、上記スリット(51)と 180°反対の領域に於て上記基本帯部(15)の一端縁(18)に沿って低台形状乃至低三角形状の曲げ補強片部(17)が一体に連設され、しかも、該補強片部(17)の外面(17a)は上記基本帯部(15)の外周面(15a)よりもラジアル方向外方へ突出するように形成されていると共に、上記拡径片(6)は、上記基本帯部(15)の上記一端縁(18)と、上記スリット(51)を形成する両端縁 (8)(8) との、角部 (R)(R) の間に、挟持されていることを特徴とする管継手。
  2. 上記クランプリング(5)は、その平面展開状態図に於て、上記基本帯部(15)の他端縁(19)が、ストレート状である請求項1記載の管継手。
  3. 上記挿入筒部(3)を包囲状として上記継手本体(2)に取付けられると共に、上記クランプリング(5)を収納保持する包囲筒体(10)を設け、該包囲筒体(10)と上記挿入筒部(3)との間に先端開口状のパイプ端部挿入空間(24)を形成し、さらに、上記包囲筒体(10)の内周面(25)は、上記クランプリング(5)の基本帯部(15)を保持する中径部(27)と、ラジアル方向外方へ突出した上記補強片部(17)を保持するように上記中径部(27)よりも内方に形成した大径部(28)と、先端開口小径部(29)とを、備えている請求項1又は2記載の管継手。
  4. 上記包囲筒体(10)の内周面(25)が、上記大径部(28)に於て、収納された上記クランプリング(5)の内部方向への倒れを阻止するための突隆部 (38)(38) を備え、かつ、上記クランプリング(5)の基本帯部(15)の一端縁(18)が、上記スリット(51)の近傍にて、上記突隆部 (38)(38) に当接するように、上記クランプリング(5)が上記包囲筒体(10)に収納されている請求項3記載の管継手。
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