JP2019163773A - 管継手構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンパクトで製作容易な継手用廻り止め部材を提供する。【解決手段】内片12Yと外片12Xとを有し、内片12Yは押圧保持リングの弧状スリット部に差込み可能であり、さらに、外片12Xは引抜防止用直交係止片部12Dを、有する。【選択図】図1
Description
本発明は、管継手構造に関する。
従来、管継手構造としては、継手本体のテーパ雌ネジ部にリテーナの雄ネジ部をねじ込むことにより、リテーナの内周面から突出した複数個の小円盤の外縁頂部が、パイプの外周面に食い込んで、パイプの軸心方向に引き抜かれないように構成されたものが公知である(特許文献1参照)。
しかしながら、このような小円盤を、パイプの外周面廻りに、螺旋状に、かつ、次第に深く食い込ませていく方式では、リテーナを継手本体にねじ込むために、非常に大きな締付力を要し、作業効率が悪いという欠点があった。
しかしながら、このような小円盤を、パイプの外周面廻りに、螺旋状に、かつ、次第に深く食い込ませていく方式では、リテーナを継手本体にねじ込むために、非常に大きな締付力を要し、作業効率が悪いという欠点があった。
そこで、従来の改良品として、図16〜図18に示したようなステンレス鋼からなるパイプ51に凹周溝52を塑性加工にて形成し、この凹周溝52に、スリット53とテーパ面54を有する抜止めリング55の係止内凸条56を、袋ナット57の勾配面58にて縮径方向に押圧して、凹周溝52に係止させて、継手本体60からパイプ51が引抜けないように阻止する構成の管継手構造が提案されている(特許文献2参照)。その管継手構造によれば、大きな回転トルクを袋ナット57に与えずに楽に作業が可能となる。
図16〜図18に示した従来の管継手構造にあっては、継手本体60の雄ネジ61と、袋ナット57の雌ネジ62とを螺合させる(スパナやレンチ等の)作業工具による接続作業が必須であった。狭小な配管箇所、高所の配管場所では、上記作業工具による螺進回転が極めて困難であったり、作業者による作業能率が悪いという問題があった。
そこで、本発明者は、前記雄ネジと雌ネジによる螺合結合を省略して、作業者が(作業工具を使用せずに)小角度の手による回転を、環状輪(リング体)に与えるだけで、迅速かつ確実に接続作業が可能な構造の管継手を開発中ではあるが、以下の問題が残されていることが、判明した。
即ち、図16,図17に示した雄ネジ61・雌ネジ62の螺合構造ならば、長期使用後も、あるいは、振動や回転外力が外部から作用しても、簡単に袋ナット57が緩まず、従って、パイプ引抜けが発生する虞れはほとんどないのに対して、小角度の手動回転による環状輪(リング体)の係止では、振動や回転外力が作用すると、環状輪(リング体)が逆回転して係止が外れて、パイプが管継手から引抜ける虞れがあるという問題である。
即ち、図16,図17に示した雄ネジ61・雌ネジ62の螺合構造ならば、長期使用後も、あるいは、振動や回転外力が外部から作用しても、簡単に袋ナット57が緩まず、従って、パイプ引抜けが発生する虞れはほとんどないのに対して、小角度の手動回転による環状輪(リング体)の係止では、振動や回転外力が作用すると、環状輪(リング体)が逆回転して係止が外れて、パイプが管継手から引抜ける虞れがあるという問題である。
そこで、本発明は、このような問題を解決し、継手本体に対して、手動の小角度回転にて係止し、パイプ接続可能な(袋ナットに代わる)環状輪を、確実に非回転状態に維持し、もって、パイプ引抜事故を防止可能な管継手構造を提供することを、目的とする。
しかも、小型でシンプルな部品をもって、確実に上記の非回転状態に維持させることを、さらなる目的とする。
しかも、小型でシンプルな部品をもって、確実に上記の非回転状態に維持させることを、さらなる目的とする。
本発明は、継手本体と、該継手本体に取着される押圧保持リングを、備え、被接続用の金属製パイプには係止用凸条部が設けられ、継手本体の先端外周部と、上記押圧保持リングの内周面には、押圧保持リングのアキシャル方向接近による嵌合及び周方向への小角度回転にて、相互に係止する係止手段を、備え、該係止手段によって、押圧保持リングと継手本体が、上記係止用凸条部に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成された管継手構造に於て、上記係止手段による上記挾持状態を維持するために、上記押圧保持リングと、継手本体の上記先端外周部との間に介在させてラジアル逆方向に上記押圧保持リングが回転することを阻止する金属製廻り止めクリップを、具備する。
また、上記継手本体及び押圧保持リングは金属製である。
また、上記クリップは弾性バネ片としての内片・外片を有し、さらに、上記押圧保持リングには、上記クリップの内片が差込可能な弧状スリット部が周方向に複数配設されると共に、アキシャル方向から見て上記スリット部をラジアル外方から包囲する弧状薄肉ブリッジ壁部が設けられており、上記クリップの内片が上記スリット部に差込まれた逆回転阻止状態で、上記ブリッジ壁部の継手本体側一端縁部に係止する引抜防止用直交係止片部が、上記外片に設けられている。
また、複数の上記スリット部の内から選択した1個のスリット部に対して、1個のクリップが差込まれて逆回転阻止状態を保つように構成した。
また、上記クリップの上記内片の横断面形状は、一文字型中間部と、その左右各端部に連続する左右外方下傾状の傾斜部とを、有する。
また、上記クリップは弾性バネ片としての内片・外片を有し、さらに、上記押圧保持リングには、上記クリップの内片が差込可能な弧状スリット部が周方向に複数配設されると共に、アキシャル方向から見て上記スリット部をラジアル外方から包囲する弧状薄肉ブリッジ壁部が設けられており、上記クリップの内片が上記スリット部に差込まれた逆回転阻止状態で、上記ブリッジ壁部の継手本体側一端縁部に係止する引抜防止用直交係止片部が、上記外片に設けられている。
また、複数の上記スリット部の内から選択した1個のスリット部に対して、1個のクリップが差込まれて逆回転阻止状態を保つように構成した。
また、上記クリップの上記内片の横断面形状は、一文字型中間部と、その左右各端部に連続する左右外方下傾状の傾斜部とを、有する。
本発明によれば、強度と耐久性を備えた金属製の小型のクリップにて、押圧保持リングのラジアル逆方向への回転を、確実に、長期間にわたって、防止できる。小型のクリップであるので、狭小配管空間であっても、場所を取らず、簡単に取付作業が可能である。
以下、図示の実施の形態に基づき本発明を詳説する。
図2〜図14に示した本発明の実施形態から説明すれば、金属製パイプPに、閉円環状の金属リングMを外嵌して、パイプPの端部の所定位置で金属リングMに縮径方向の外力F1を、図2に示すように(両外端縁部に)付与し、パイプ外周面1に金属リングMを食込ませて、アキシャル方向Eに非移動状態とした係止用凸条部10を形成する。
図2〜図14に示した本発明の実施形態から説明すれば、金属製パイプPに、閉円環状の金属リングMを外嵌して、パイプPの端部の所定位置で金属リングMに縮径方向の外力F1を、図2に示すように(両外端縁部に)付与し、パイプ外周面1に金属リングMを食込ませて、アキシャル方向Eに非移動状態とした係止用凸条部10を形成する。
パイプPは、銅(以下Cuと表示する場合がある)、その他の金属製である。冷媒用配管、配水・通気配管、冷温水及び冷却水配管等の各種用途に使用されるパイプPに適用される。
金属リングMは、パイプPよりも、硬度及び剛性が高い材質とする。例えば、パイプPがCu製の場合は、金属リングMはそれよりも硬度及び剛性の高い真鍮とする。また、パイプPが鋼鉄製の場合は、金属リングMはそれよりも硬度及び強度の高い炭素鋼を用いる。場合によっては、食込み爪部に焼入れすることも望ましい。
金属リングMは、パイプPよりも、硬度及び剛性が高い材質とする。例えば、パイプPがCu製の場合は、金属リングMはそれよりも硬度及び剛性の高い真鍮とする。また、パイプPが鋼鉄製の場合は、金属リングMはそれよりも硬度及び強度の高い炭素鋼を用いる。場合によっては、食込み爪部に焼入れすることも望ましい。
図3に示したように、左右の開口端縁部には、鋭いエッジ2,2を有する。内周面3の大部分は平滑内周面20であるが、左右の開口端縁に微小の矩形状切欠21を形成して各端縁に2つの鋭いエッジ2,2を設け、この鋭いエッジ2,2をパイプPの外周面1に食込ませる(食込み用)爪部4とする(図2参照)。
図3では、金属リングMの肉厚寸法Tmは小さいが、強度と剛性アップのために肉厚寸法Tmを大きくすることもできる(図示省略)。
図3では、金属リングMの肉厚寸法Tmは小さいが、強度と剛性アップのために肉厚寸法Tmを大きくすることもできる(図示省略)。
本発明に係る管継手構造にあっては、(後述のように)小角度手動(相対的)回転にて結合分離自在な継手本体11と押圧保持リング5を、備えている。この押圧保持リング5を、(被接続用の)パイプPに外嵌し、さらに、(図3に示した)金属リングMを外嵌して、作業工具(図示省略)にセットする。
(図示省略したが)パイプPの端面を受ける受け金具と、パイプPに外嵌した押圧保持リング5を、作業工具の油圧シリンダ等にて、相互に引寄せて、図2の矢印F1,F1にて示した外力を付与して、エッジ2をパイプ外周面1の金属リングMを食込ませる。このように食込んだ金属リングMをもって係止用凸条部10が形成される。
図4〜図10は、その後の作業の工程を順次示した図である。
管継手8は、図例では、継手本体11と押圧保持リング5とを、備える。後述するが、この管継手8は、小角度手動回転にて、押圧保持リング5が継手本体11に対して、結合分離自在な構造である。
管継手8は、図例では、継手本体11と押圧保持リング5とを、備える。後述するが、この管継手8は、小角度手動回転にて、押圧保持リング5が継手本体11に対して、結合分離自在な構造である。
パイプPとは別の部品であった金属リングMが食込み状に固着されて形成された係止用凸条部10を有するパイプPの先端を、図4と図5に示す矢印Kのように接近させて、図6のように継手本体11の孔部11Aに挿入する。係止用凸条部10の先端側の端縁が、継手本体11の先端部に当接するまでパイプPを(図6の矢印K方向に)押込めば、次に、図7の矢印N方向に手動にて小角度───例えば、30°〜60°───だけ回転させる。
この小角度の回転によって、図7に示すように、継手本体11の先端部位と、押圧保持リング5の基端部位とは、係止手段50によって、相互に係止(結合)する。図7に示す係止(結合)状態では、金属リングM(凸条部10)は、押圧保持リング5と継手本体11によって、挾持された挾持状態であり、アキシャル方向EにパイプPが引抜けないように接続される。図9と図10は接続完了状態であって、図7の矢印Nとは反対方向に押圧保持リング5が回転して、係止手段50が外れることを防止するために、廻り止めクリップ12が差込まれている(図9参照)。
ここで、以上説明した管継手とパイプの接続方法について、別の観点から説明する。図2〜図11に示したように、継手本体11と、この継手本体11に取着自在な押圧保持リング5とを、備え、この押圧保持リング5は、(図4と図5と図6に示すように)継手本体11の先端部に対して、アキシャル方向から矢印Kのように接近し、次に、(図7に示す如く)周方向(矢印N方向)に小角度手動回転させて、相互に係止する係止手段50を、管継手8が具備している。
このような管継手8と、パイプPとを、アキシャル方向に引抜けないように接続する接続方法に於て、まず、パイプPに押圧保持リング5と閉円環状の金属リングMとを、外嵌させて、次に、金属リングMをパイプPの端部の所定位置で油圧式等の作業工具を用いて縮径方向の外力F1,F1を付与し(図2参照)、パイプ外周面1に対して金属リングMを食込ませ、アキシャル方向Eに非移動食込み状態として、固着し、このように固着した金属リングMをもって係止用凸条部10をパイプ外周面1に形成する。
次に、図4・図5から図6に示したように、パイプPを継手本体11に挿入し、押圧保持リング5を継手本体11に接近させると共に係止用凸条部10に押付けて、次に、図7に示す如く、矢印N方向に、30°〜90°、望ましくは45°〜60°の範囲の小角度だけ、手動回転を与えて、係止手段50によって、押圧保持リング5と継手本体11とを結合させる。
これによって、継手本体11の先端と押圧保持リング5によって、(パイプPとは別パーツの金属リングMをパイプPに食込み固着して成る)係止用凸条部10を挾持した挾持状態とする(図7〜図10参照)。
なお、図示省略したが、金属リングMは、パイプPの先端方向へ向いた一方の開口端縁にのみ食込み用爪部4を有し、さらに、他方の開口端縁には、ラジアル外方へ突出した山型膨出部を形成しても良い。
図2,図10等に示したように、金属リングMの内周面3の大半部位が平滑面状であり、しかも、この内周面3が、パイプPの外周面1に密接して固着され、二重壁構造Wが、金属リングMとパイプPの両周壁部にて、形成されているので、金属リングMがパイプPに固着された部位の強度と剛性は、十分に大きくなって、パイプPに引抜力Fpが作用した際に、係止用凸条部10が縮径塑性変形することを防止できる。
本発明に係る管継手構造について、説明する。
その管継手構造は、継手本体11と、該継手本体11に取着される押圧保持リング5を、備え、被接続用の金属製パイプPには係止用凸条部10が突設され、継手本体11の先端外周部11Dと、上記押圧保持リング5の内周面5Dには、押圧保持リング5のアキシャル方向接近による嵌合及び周方向の小角度回転Nにて、相互に係止する係止手段50を、備え、該係止手段50によって、押圧保持リング5と継手本体11が、上記パイプPの上記係止用凸条部10に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成されていると共に、上記係止用凸条部10は、パイプPに外嵌されてアキシャル方向に非移動食込み状態の金属リングMをもって、構成されている。
その管継手構造は、継手本体11と、該継手本体11に取着される押圧保持リング5を、備え、被接続用の金属製パイプPには係止用凸条部10が突設され、継手本体11の先端外周部11Dと、上記押圧保持リング5の内周面5Dには、押圧保持リング5のアキシャル方向接近による嵌合及び周方向の小角度回転Nにて、相互に係止する係止手段50を、備え、該係止手段50によって、押圧保持リング5と継手本体11が、上記パイプPの上記係止用凸条部10に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成されていると共に、上記係止用凸条部10は、パイプPに外嵌されてアキシャル方向に非移動食込み状態の金属リングMをもって、構成されている。
さらに、本発明に係る管継手構造は、上記係止手段50による上記挾持状態を維持するために、上記押圧保持リング5と、継手本体11の上記先端外周部11Dとの間に介在させてラジアル逆方向に上記押圧保持リング5が回転することを阻止する金属製廻り止めクリップ12を、具備する。
このように、パイプPと継手本体11と押圧保持リング5と廻り止めクリップ12(の全て)を、金属製とすることにより、耐熱性、耐火性、耐放射線性及び耐紫外線性に優れた管継手構造であり、広い用途に使用できる。
このように、パイプPと継手本体11と押圧保持リング5と廻り止めクリップ12(の全て)を、金属製とすることにより、耐熱性、耐火性、耐放射線性及び耐紫外線性に優れた管継手構造であり、広い用途に使用できる。
継手本体11の先端外周部11Dと、押圧保持リング5の内周面5Dには、相互に係止自在となる係止手段50が設けられているが、この係止手段50及びそれに関連する形状や構造等について、以下説明する。
図11と図13及び図14に於て、継手本体11には、その先端外周部11Dに、複数の弧状外突条部19と円滑弧状底面部45とを、交互に配設している。かつ、各外突条部19は、一対の第1・第2外突条単体19A,19Bをもって、構成されている。一対の第1・第2外突条単体19A,19Bの間には、係止溝部23が形成されている。
図11と図13及び図14に於て、継手本体11には、その先端外周部11Dに、複数の弧状外突条部19と円滑弧状底面部45とを、交互に配設している。かつ、各外突条部19は、一対の第1・第2外突条単体19A,19Bをもって、構成されている。一対の第1・第2外突条単体19A,19Bの間には、係止溝部23が形成されている。
他方、押圧保持リング5の内周面5Dに、弧状内突条部24を複数設ける。この内突条部24は継手本体11の係止溝部23に対し、周方向Nへの「小角度」回転にて、係合自在である。図11,図13,図14の図例では90°ピッチで4個(4対)の内突条部24・係止溝部23を有した場合を示し、上記「小角度」とは、約45°である。
なお、図示省略するが、内突条部24・係止溝部23が、6対,5対,3対,2対等とすれば、上記「小角度」が、各々、約30°,約36°,約60°,約90°となる。要するに、既述したように、矢印N方向に30°〜90°の小角度だけ、手動回転させるだけで、簡単容易に、係止可能である。
そして、押圧保持リング5に於て、隣り合う内突条部24,24の間には、弧状の隆起薄肉壁部(弧状薄肉ブリッジ壁部)25が、周方向に橋絡状として、介設される。隣り合う内突条部24,24の間には、上記隆起薄肉壁部(弧状薄肉ブリッジ壁部)25によって弧状スリット部26が、アキシャル方向に貫設される(図12参照)。
このように、図11と図12と図13の図例にあっては、係止手段50は、係止溝部23と内突条部24とを、少なくとも具備している。さらに具体的に言えば、係止手段50は、外突条部19と円滑弧状底面部45と係止溝部23と、弧状内突条部24をもって、構成される。
このように、図11と図12と図13の図例にあっては、係止手段50は、係止溝部23と内突条部24とを、少なくとも具備している。さらに具体的に言えば、係止手段50は、外突条部19と円滑弧状底面部45と係止溝部23と、弧状内突条部24をもって、構成される。
次に、廻り止めクリップ12について具体的に説明する。図1に示すように、弾性バネ片としての内片12Y・外片12Xを有し、帯状の板バネ材を折曲加工にて形成される。また、
図1に示す実施形態では、内片12Yはストレート帯片部12Aであり、外片12Xは、横倒U字状の折曲げ部12Bを介して、内片12Yに、連続状である。
図1に示す実施形態では、内片12Yはストレート帯片部12Aであり、外片12Xは、横倒U字状の折曲げ部12Bを介して、内片12Yに、連続状である。
また、外片12Xは、重ね片部12Cと、この重ね片部12Cの先端を略直角に折曲げてストレート帯片部12Aに接近する直交係止片部12Dと、この直交係止片部12Dの下端から先端方向に延伸状として、ストレート帯片部12Aに対して5°〜30°の小角度をもって先端へ拡開状の誘導片部12Eから、成っている。
また、クリップ12の内片12Y(ストレート帯片部12A)の横断面形状は、図1に示すように、一文字型中間部12Mと、その左右各端縁部に連続する左右外方下傾状の傾斜部12Z,12Zとを、有する。
また、クリップ12の内片12Y(ストレート帯片部12A)の横断面形状は、図1に示すように、一文字型中間部12Mと、その左右各端縁部に連続する左右外方下傾状の傾斜部12Z,12Zとを、有する。
図12に示すように、押圧保持リング5に貫設された円弧状のスリット部26に対して、上述の横断面形状の内片12Y(ストレート帯片部12A)が差込み可能であることが判る。
図1(B)(C)でも明らかなように、折曲げ部12Bの幅寸法WBは、全体幅寸法W0よりも十分に小さく設定され、例えば、0.28・W0≦WB≦0.45・W0とする。これによって、傾斜部12Z,12Zの折曲形成が容易となる。
なお、図示省略するが、この内片12Y(ストレート帯片部12A)の横断面形状を円弧状として、スリット部26にスムーズに差込み可能とすることも、自由である。
図1(B)(C)でも明らかなように、折曲げ部12Bの幅寸法WBは、全体幅寸法W0よりも十分に小さく設定され、例えば、0.28・W0≦WB≦0.45・W0とする。これによって、傾斜部12Z,12Zの折曲形成が容易となる。
なお、図示省略するが、この内片12Y(ストレート帯片部12A)の横断面形状を円弧状として、スリット部26にスムーズに差込み可能とすることも、自由である。
図7及び図13(C)の矢印N方向に押圧保持リング5を小角度回転させ、係止手段50にて継手本体11に係止した状態下で、複数個の弧状スリット部26の内の1個に対して、クリップ12の内片12Y(ストレート帯片部12A)を図8から図9のように差込んで、逆回転阻止状態となると、リング5の前記ブリッジ壁部25の継手本体側一端縁部25Aに対して、クリップ12の直交係止片部12Dが係止する。言い換えると、クリップ12の外片12Xには、引抜防止用としての直交係止片部12Dを備えている。
なお、配管(接続)現場が狭小な場所や暗い場所もあるが、複数のスリット部26の内から、最も見易く、作用し易い方向に存在する1個のスリット部26を選定し、それに対して1個のクリップ12のみを差込んで、押圧保持リング5の逆回転を阻止できる。
なお、配管(接続)現場が狭小な場所や暗い場所もあるが、複数のスリット部26の内から、最も見易く、作用し易い方向に存在する1個のスリット部26を選定し、それに対して1個のクリップ12のみを差込んで、押圧保持リング5の逆回転を阻止できる。
なお、図14の矢印Y方向に手動で押込めば、クリップ12のストレート帯片部12Aは、図14・図8から図9に示すように、クリップ12の誘導片部12Eは、薄肉ブリッジ壁部25の外面に乗り上げて、次第に拡開方向に折曲げ部12B等を弾性変形させつつ、薄肉ブリッジ壁部25を乗り越えてゆき、直交係止片部12Dが一端縁部25Aに係止する。
このような接続完了状態において、保持リング5を周方向に回転させる外力が、作用したと仮定すれば、弧状スリット部26にクリップ12の上記ストレート帯片部12Aが差込まれているため、継手本体11に突設された外突条部19の周方向外端19Z(図8,図11参照)に、当たって、保持リング5の周方向の回転は、確実に阻止される。このように(4個等の)複数のスリット部26が存在していても、その内の1個にのみ、クリップ12を係合(取着)させれば、保持リング5の回転による離脱が防止される。
次に、本発明に係る管継手構造における密封(シール)構造について説明する。図6〜図10等に示すように、係止手段50を用いたパイプ引抜機能と、密封(シール)機能とは分離した構造としている。即ち、具体的には、継手本体11の孔部11Aの一端部には、2本の凹溝16,17を設け、外方側の凹溝17の外側壁部17Aに於て、金属リングMの内端縁を受持させている(図7,図9,図10参照)。つまり、外側壁部17Aの内周端縁部に対して、金属リングM(凸条部10)の外傾斜面が強く圧接しているが、その強く圧接した力は、凹溝17内のOリング等のシール27には及ばない。従って、パイプPにアキシャル方向Eの外力が作用したとしても、凹溝16,17内のシール28,27の密封性には影響が及ばない。
言い換えると、押圧保持リング5の締込みによって密封性を確保する、従来の管継手とは相違し、本発明では、安定したシール性能を維持できる構成である(図7,図9,図10参照)。
言い換えると、押圧保持リング5の締込みによって密封性を確保する、従来の管継手とは相違し、本発明では、安定したシール性能を維持できる構成である(図7,図9,図10参照)。
また、空調等の冷媒用として本発明に係る管継手構造を使用した場合を、説明すると、図7,図9,図10に示すように、凹溝17,16に各々装着した第1シール27・第2シール28は、その材質及び形状を相違させている。外側の(大気側の)第1シール27は、EPDM(エチレンプロピレンゴム)等として、大気中の酸素に対する耐性のある材質とすると共に、(シンプルな円形の)Oリングとする。内側の(冷媒に接する)第2シール28は、IIR(ブチルゴム)として、冷媒に対する気密性、耐冷凍機油性及び耐冷媒性、さらには、耐発泡性、耐熱衝撃性等の各特性を具備する。しかも、後者の第2シール28は、横断面がU字状乃至V字状であり、かつ、シール開口溝28Cが内側29を向き、リップも内側29を向くように、装着されている。
U字状乃至V字状の第2シール28のリップが内側29を向いているので、内側29からの圧力に対して確実に密封作用をなす。しかしながら、パイプPの外周面1の微小な傷等が原因で、第1・第2シール27,28の間の微小空間48に冷媒が浸入することがあり、微小空間に浸入した冷媒が(空調の霜取り運転とした際等に、)急激に熱膨張を生じて、微小空間48内が瞬時に超高圧になろうとするが、第2パッキン28がリップパッキンであって、開口溝28Cが内側29を向いているので、急激に熱膨張した冷媒は、スムーズに内側29へ還流する。
なお、第1シール(Oリング)27は、EPDMとして大気中の酸素に対する耐性が高く、この第1シール27によって、大気中の酸素が遮断され、第2シール(リップパッキン)28は、常に冷媒雰囲気内に保持され、酸素に接触しないで、長寿命となる。
なお、流体が上述の冷媒以外であれば、シール27,28の材質・形状等を変更可能である。
なお、流体が上述の冷媒以外であれば、シール27,28の材質・形状等を変更可能である。
上述の実施形態において、金属製パイプPに金属リングMを外嵌して、上記パイプPの端部の所定位置で上記金属リングMに縮径の外力F1を付与し、パイプ外周面1に上記金属リングMを食込ませて、アキシャル方向に非移動食込み状態の係止用凸条部10を形成し、小角度手動回転にて結合分離自在な、管継手8を構成する継手本体11と押圧保持リング5をもって、上記係止用凸条部10を挾持した挾持状態とし、アキシャル方向に上記パイプPが引抜けないように接続するので、Cuパイプ等の比較的軟らかく(硬度と剛性が低い)金属製のパイプPであっても、十分に硬度と剛性(強度)の高い係止用凸条部10を、簡単に能率良く形成でき、凸条部10の山の高さが低下する塑性変形を防いで、大きな耐引抜力を、長期にわたって発揮する。
また、継手本体11と、該継手本体11に取着される押圧保持リング5を、備え、被接続用の金属製パイプPには係止用凸条部10が突設され、継手本体11の先端外周部11Dと、上記押圧保持リング5の内周面5Dには、押圧保持リング5のアキシャル方向接近による嵌合及び周方向の小角度回転Nにて、相互に係止する係止手段50を、備え、該係止手段50によって、押圧保持リング5と継手本体11が、上記パイプPの上記係止用凸条部10に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成された管継手構造に於て、上記係止用凸条部10は、パイプPに外嵌されてアキシャル方向に非移動食込み状態の金属リングMをもって、構成されているので、押圧保持リング5は、従来の袋ナットのように螺合回転を大きな作業工具を用いつつ、何回も続ける非能率な作業から解放され、小角度だけ、押圧保持リング5に、回転を手動にて付与するだけで済み、接続作業が容易かつ迅速に行い得る。また、係止用凸条部10は、金属製パイプPとは別パーツから成るので、それによって形成された係止用凸条部10は、十分な硬度と剛性と強度のものとすることが可能となり、強力なパイプ耐引抜力を発揮させ得る。
図15は、本発明に係る管継手構造に用いられる廻り止めクリップ12と対比すべき比較例としての廻り止めリング64であって、閉円環輪部65から、4枚の断面円弧状係止用差込片66,66,66,66が一体状に突設され、かつ、材質がプラスチック製としたものである。
このような比較例としての廻り止めリング64に対し、本発明に係る廻り止めクリップ12は、図1,図9,図10,図14に示した如く、シンプルな小型の金属部品であり、安価に製作し易く、しかも、図12に示したような4個の弧状スリット部26,26,26,26の内の1個にのみ、差込めば、強度上も十分に廻り止めの機能を発揮可能、かつ、差込み作業も容易である。
このような比較例としての廻り止めリング64に対し、本発明に係る廻り止めクリップ12は、図1,図9,図10,図14に示した如く、シンプルな小型の金属部品であり、安価に製作し易く、しかも、図12に示したような4個の弧状スリット部26,26,26,26の内の1個にのみ、差込めば、強度上も十分に廻り止めの機能を発揮可能、かつ、差込み作業も容易である。
さらに、図2,図4に示したように、接続作業のまず最初に、パイプPに対して、押圧保持リング5と共に、図15(比較例)の廻り止めリング64を、外嵌状に取付けておく必要があり、その後の作業の邪魔となる等の問題点が比較例の廻り止めリング64には、残されていた。このような問題点も、本発明に係る前述の廻り止めクリップ12によって、解決され、図14及び図8に示した接続完了直前で初めてクリップ12を用いれば良いという利点がある。
本発明は、以上説明した図示の実施形態に限らず、種々設計変更可能である。例えば、押圧保持リング5としては、ネジ無しで、かつ、手動にて小角度回転させて、継手本体に係止できるものであれば、十分である。また、係止用凸条部10としては、パイプP自体に塑性加工にて形成したり、あるいは、パイプP自体に凹周溝を加工して、その凹周溝にC型リングを係止・嵌着させても自由である。
また、クリップ12のストレート帯片部12Aの横断面形状を一文字型、あるいは、弯曲弧状とすることも、自由である。また、折曲げ部12Bの図1に示した幅寸法WBを、クリップ全幅寸法W0と同一としても良い場合もある。さらに、図11や図14に示したように、クリップ12の先端側が作業者の手指等に触れた際の安全性を高めるために、丸味を与えるのも望ましく、図1における誘導片部12E,ストレート帯片部12Aの先端の角部に、アール状面取りを形成するのも好ましい。また、ストレート帯片部12Aのアール状面取りは、弧状スリット部26への差込み作業を容易とする効果を奏する。
本発明は、以上詳述したように、継手本体11と、該継手本体11に取着される押圧保持リング5を、備え、被接続用の金属製パイプPには係止用凸条部10が設けられ、継手本体11の先端外周部11Dと、上記押圧保持リング5の内周面5Dには、押圧保持リング5のアキシャル方向接近による嵌合及び周方向への小角度回転Nにて、相互に係止する係止手段50を、備え、該係止手段50によって、押圧保持リング5と継手本体11が、上記係止用凸条部10に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成された管継手構造に於て、上記係止手段50による上記挾持状態を維持するために、上記押圧保持リング5と、継手本体11の上記先端外周部11Dとの間に介在させてラジアル逆方向に上記押圧保持リング5が回転することを阻止する金属製廻り止めクリップ12を、具備する構成であるので、小さくシンプルな金属部品(クリップ12)にて、簡単かつ確実に、押圧保持リング5が逆回転して緩むことを、防止することができる。さらに、金属製廻り止めクリップ12は、接続作業の終了間近において使用すれば十分であり、それ以前の作業の邪魔とはならないで済む。
また、上記継手本体11及び押圧保持リング5は金属製とすれば、金属製クリップ12との結合にて、耐熱性,耐火性,耐放射線性と耐紫外線性に優れた管継手構造となる。
また、上記クリップ12は弾性バネ片としての内片12Y・外片12Xを有し、さらに、上記押圧保持リング5には、上記クリップ12の内片12Yが差込可能な弧状スリット部26が周方向に複数配設されると共に、アキシャル方向から見て上記スリット部26をラジアル外方から包囲する弧状薄肉ブリッジ壁部25が設けられており、上記クリップ12の内片12Yが上記スリット部26に差込まれた逆回転阻止状態で、上記ブリッジ壁部25の継手本体側一端縁部25Aに係止する引抜防止用直交係止片部12Dが、上記外片12Xに設けられているので、(図8から図9に示したように)内片12Yをスリット部26に差込めば自動的に直交係止片部12Dがブリッジ壁部25の一端縁部25Aに係止状態となり、クリップ12の引抜けを確実に阻止して、押圧保持リング5の逆回転を防止することができる。
また、上記クリップ12は弾性バネ片としての内片12Y・外片12Xを有し、さらに、上記押圧保持リング5には、上記クリップ12の内片12Yが差込可能な弧状スリット部26が周方向に複数配設されると共に、アキシャル方向から見て上記スリット部26をラジアル外方から包囲する弧状薄肉ブリッジ壁部25が設けられており、上記クリップ12の内片12Yが上記スリット部26に差込まれた逆回転阻止状態で、上記ブリッジ壁部25の継手本体側一端縁部25Aに係止する引抜防止用直交係止片部12Dが、上記外片12Xに設けられているので、(図8から図9に示したように)内片12Yをスリット部26に差込めば自動的に直交係止片部12Dがブリッジ壁部25の一端縁部25Aに係止状態となり、クリップ12の引抜けを確実に阻止して、押圧保持リング5の逆回転を防止することができる。
また、複数の上記スリット部26の内から選択した1個のスリット部26に対して、1個のクリップ12が差込まれて逆回転阻止状態を保つように構成されているので、配管接続作業において、最も見易く、かつ、差込み易い1個のスリット部26に対して、簡単にクリップ12を差込むことが可能であり、作業能率がアップし、クリップ12の差込み不良も発生しない。
また、上記クリップ12の上記内片12Yの横断面形状は、一文字型中間部12Mと、その左右各端部に連続する左右外方下傾状の傾斜部12Z,12Zとを、有する構成としたので、(図12に示すように)円弧状のスリット部26に対して(引掛からずに)スムーズに内片12Yを差込むことが可能となる。
また、上記クリップ12の上記内片12Yの横断面形状は、一文字型中間部12Mと、その左右各端部に連続する左右外方下傾状の傾斜部12Z,12Zとを、有する構成としたので、(図12に示すように)円弧状のスリット部26に対して(引掛からずに)スムーズに内片12Yを差込むことが可能となる。
5 押圧保持リング
5D 内周面
10 係止用凸条部
11 継手本体
11D 先端外周部
12 (廻り止め)クリップ
12D 直交係止片部
12M 中間部
12Z 傾斜部
12X 外片
12Y 内片
25 隆起薄肉壁部(弧状薄肉ブリッジ壁部)
25A 一端縁部
50 係止手段
P パイプ
N 矢印(周方向への回転)
5D 内周面
10 係止用凸条部
11 継手本体
11D 先端外周部
12 (廻り止め)クリップ
12D 直交係止片部
12M 中間部
12Z 傾斜部
12X 外片
12Y 内片
25 隆起薄肉壁部(弧状薄肉ブリッジ壁部)
25A 一端縁部
50 係止手段
P パイプ
N 矢印(周方向への回転)
Claims (5)
- 継手本体(11)と、該継手本体(11)に取着される押圧保持リング(5)を、備え、被接続用の金属製パイプ(P)には係止用凸条部(10)が設けられ、継手本体(11)の先端外周部(11D)と、上記押圧保持リング(5)の内周面(5D)には、押圧保持リング(5)のアキシャル方向接近による嵌合及び周方向への小角度回転(N)にて、相互に係止する係止手段(50)を、備え、該係止手段(50)によって、押圧保持リング(5)と継手本体(11)が、上記係止用凸条部(10)に対し、アキシャル方向の外方・内方から挾持状態となるように構成された管継手構造に於て、
上記係止手段(50)による上記挾持状態を維持するために、上記押圧保持リング(5)と、継手本体(11)の上記先端外周部(11D)との間に介在させてラジアル逆方向に上記押圧保持リング(5)が回転することを阻止する金属製廻り止めクリップ(12)を、具備することを特徴とする管継手構造。 - 上記継手本体(11)及び押圧保持リング(5)は金属製とした請求項1記載の管継手構造。
- 上記クリップ(12)は弾性バネ片としての内片(12Y)・外片(12X)を有し、さらに、上記押圧保持リング(5)には、上記クリップ(12)の内片(12Y)が差込可能な弧状スリット部(26)が周方向に複数配設されると共に、アキシャル方向から見て上記スリット部(26)をラジアル外方から包囲する弧状薄肉ブリッジ壁部(25)が設けられており、上記クリップ(12)の内片(12Y)が上記スリット部(26)に差込まれた逆回転阻止状態で、上記ブリッジ壁部(25)の継手本体側一端縁部(25A)に係止する引抜防止用直交係止片部(12D)が、上記外片(12X)に設けられている請求項1又は2記載の管継手構造。
- 複数の上記スリット部(26)の内から選択した1個のスリット部(26)に対して、1個のクリップ(12)が差込まれて逆回転阻止状態を保つ請求項3記載の管継手構造。
- 上記クリップ(12)の上記内片(12Y)の横断面形状は、一文字型中間部(12M)と、その左右各端部に連続する左右外方下傾状の傾斜部(12Z)(12Z)とを、有する請求項3記載の管継手構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018050422A JP2019163773A (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | 管継手構造 |
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-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018050422A patent/JP2019163773A/ja active Pending
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