JP2008281290A - 蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蓄熱材が蓄熱器の底部に堆積するのを防止することができる蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置を提供する。
【解決手段】蓄熱可能な蓄熱材14を収容する蓄熱器3と、冷媒回路2とを備えている。冷媒回路2は、冷媒を圧縮する圧縮機4、圧縮機4からの冷媒を凝縮可能な熱源側熱交換器5、熱源側熱交換器5からの冷媒を減圧する蓄熱用膨張弁6、蓄熱用膨張弁6からの冷媒と蓄熱器3の蓄熱材14とを熱交換させるよう蓄熱器3内に設置された蓄熱熱交換器7、熱源側熱交換器5からの冷媒を蓄熱用膨張弁6にて減圧せずに蓄熱熱交換器7に供給するバイパス管Q1、熱源側熱交換器5からの冷媒を蓄熱用膨張弁6により減圧する流路とバイパス管Q1により減圧処理を回避する流路とに切換可能な第1の開閉弁8、を有する。蓄熱熱交換器7は、少なくとも一部が蓄熱器3の底部に沿って延びるように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】蓄熱可能な蓄熱材14を収容する蓄熱器3と、冷媒回路2とを備えている。冷媒回路2は、冷媒を圧縮する圧縮機4、圧縮機4からの冷媒を凝縮可能な熱源側熱交換器5、熱源側熱交換器5からの冷媒を減圧する蓄熱用膨張弁6、蓄熱用膨張弁6からの冷媒と蓄熱器3の蓄熱材14とを熱交換させるよう蓄熱器3内に設置された蓄熱熱交換器7、熱源側熱交換器5からの冷媒を蓄熱用膨張弁6にて減圧せずに蓄熱熱交換器7に供給するバイパス管Q1、熱源側熱交換器5からの冷媒を蓄熱用膨張弁6により減圧する流路とバイパス管Q1により減圧処理を回避する流路とに切換可能な第1の開閉弁8、を有する。蓄熱熱交換器7は、少なくとも一部が蓄熱器3の底部に沿って延びるように構成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置に関するものである。
従来より、夜間は安価な電力を使用して蓄熱し、昼間は夜間に蓄えた熱を利用して冷暖房を行う蓄熱式空気調和装置が提案されている。このような蓄熱式空気調和装置は、蓄熱材である水を収容する蓄熱器と、冷媒が循環する冷媒回路とを備えている。冷媒回路では、圧縮機によって冷媒を圧縮し、その冷媒を凝縮器によって凝縮した後に、蓄熱用膨張弁によって減圧して低温にし蓄熱熱交換器に供給する。蓄熱熱交換器に送られた冷媒は、蓄熱器内の水と熱交換し、蓄熱器内の水を氷にすることによって冷熱を蓄熱する。そして、冷房運転時に、蓄熱器にて蓄熱された冷熱を利用して冷媒回路を循環する冷媒を冷却する(例えば、特許文献1〜3参照)。
このように、上記蓄熱式空気調和装置では、蓄熱材として水を使用している。水が液体から固体へと相変化する温度は約0度であるが、この相変化する温度が高い蓄熱材を使用することによって、冷媒回路を循環する冷媒の熱交換器における温度を上げることができ、ひいては、冷媒回路に設置された圧縮機での圧力比を低くすることができる。このような蓄熱材としては、例えば、液体から固体へと相変化する温度が約30度であるトリメチロールエタン水溶液が提案されている(特許文献4参照)。
特開2006−275449号公報
特開平11−211259号公報
特開平8−303900号公報
特開平11−152463号公報
しかしながら、上述したようなトリメチロールエタン水溶液を蓄熱材として用いた場合、以下のような問題が生じる。すなわち、通常、トリメチロールエタン水溶液を蓄熱材として使用する場合、その重量濃度が約30wt%のものが使用される。蓄熱運転時において、この蓄熱材であるトリメチロールエタン水溶液に冷熱を蓄えるためにトリメチロールエタン水溶液を冷却していくと、蓄熱熱交換器の回りにトリメチロールエタン水溶液中のトリメチロールエタン水和物の固体が析出する。その後、この冷熱が蓄えられた蓄熱材を融解して、蓄熱された冷熱によって冷媒回路を流れる冷媒を冷却する蓄熱利用冷房運転が行われる。このとき、蓄熱材の固体密度は液体密度よりも大きいため、蓄熱材の融解が進行するのに伴い、蓄熱熱交換器の回りに析出していたトリメチロールエタン水和物の固体の一部が蓄熱熱交換器から離れて蓄熱器の底部に堆積してしまう。そして、この蓄熱運転と蓄熱利用冷房運転を繰り返すことによって、蓄熱器の底部に堆積するトリメチロールエタン水和物の量が徐々に多くなり、蓄熱材を有効に利用できないといった問題が生じる。
そこで、本発明は、蓄熱材が蓄熱器の底部に堆積するのを防止することができる蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置を提供することを課題とする。
本発明に係る蓄熱システムは、上記課題を解決するためになされたものであり、蓄熱可能な蓄熱材を収容する蓄熱器と、冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機からの冷媒の凝縮が可能な熱源側熱交換器、前記熱源側熱交換器からの冷媒を減圧する蓄熱用膨張弁、前記蓄熱用膨張弁からの冷媒と前記蓄熱器の蓄熱材とを熱交換させるよう前記蓄熱器内に設置された蓄熱熱交換器、前記熱源側熱交換器からの冷媒を前記蓄熱用膨張弁にて減圧せずに前記蓄熱熱交換器に供給する減圧処理回避手段、前記熱源側熱交換器からの冷媒を前記蓄熱用膨張弁により減圧する流路と前記減圧処理回避手段により減圧処理を回避する流路とに切換可能な切換手段、を有する冷媒回路と、を備え、前記蓄熱熱交換器は、少なくとも一部が前記蓄熱器の底部に沿って延びるように構成されている。
このように、本発明に係る蓄熱システムは、冷媒回路が減圧処理回避手段を有しており、蓄熱熱交換器の少なくとも一部が蓄熱器の底部に沿って延びている。このため、蓄熱運転及び蓄熱利用冷房運転を繰り返すことで蓄熱器の底部に固体が堆積されるようなトリメチロールエタン水溶液などの蓄熱材を使用する場合に以下のような効果を得ることができる。すなわち、蓄熱器の底部に蓄熱材が堆積した場合、まず、熱源側熱交換器の運転を停止させて、圧縮機により圧縮して高温・高圧となった冷媒を凝縮させないようにする。そして、切換手段により減圧処理回避手段の減圧処理を回避する流路に切り替える。これにより、圧縮機によって高温・高圧になった冷媒を、蓄熱用膨張弁にて減圧させずに、高温・高圧のまま蓄熱熱交換器に供給することができる。蓄熱熱交換器は少なくとも一部が蓄熱器の底部に沿って延びているので、蓄熱熱交換器内を流れる高温の冷媒が、蓄熱器の底部に堆積された蓄熱材と熱交換し、底部に堆積された蓄熱材を溶解させることができる。なお、消費電力低減の観点からは熱源側熱交換器の運転を停止させるのが好ましいが、蓄熱器の底部に堆積する蓄熱材の量によっては、熱源側熱交換器の運転を停止させずに、蓄熱器の底部に堆積した蓄熱材を溶解することもできる。
上記減圧処理回避手段は、種々の構成をとることができるが、例えば、蓄熱用膨張弁をバイパスするようにバイパス管を冷媒回路に設置し、このバイパス管を減圧処理回避手段とすることができる。そして、このバイパス管に開閉弁を設け、この開閉弁を開閉することによって、上記切換手段とすることができる。
また、その他にも、冷媒を減圧させない程度まで開状態となるように開度を調整できる調整手段を有する膨張弁によって上記蓄熱用膨張弁を構成し、この蓄熱用膨張弁によって減圧処理回避手段を構成することもできる。そして、この蓄熱用膨張弁の開度を調整する調整手段を上記切換手段とすることができる。
また、上記蓄熱システムは種々の構成をとることができるが、例えば、上記蓄熱熱交換器は、蓄熱器の底部に沿うように設置された蓄熱材溶解用熱交換器と、蓄熱器内の蓄熱材中を延びるように設置された蓄熱材融解凝固用熱交換器とから構成されていることが好ましい。このように、蓄熱材溶解用熱交換器を蓄熱器の底部に沿うように設置することで、主に蓄熱器の底部に堆積した蓄熱材を溶解するよう機能させる。そして、蓄熱材融解凝固用熱交換器を蓄熱材中を延びるように設置することで、主に蓄熱器内の蓄熱材に冷熱を蓄えたり冷熱が蓄えられた蓄熱材から冷熱を得るよう機能させる。このように、蓄熱熱交換器を蓄熱材溶解用熱交換器と蓄熱材融解凝固用熱交換器から構成して、各熱交換器の主な役割を分担させることで、より効率的に、蓄熱材に冷熱を蓄えたり、堆積した蓄熱材を溶解したりすることが可能となる。
また、蓄熱熱交換器における蓄熱材溶解用熱交換器は、蓄熱用膨張弁又は減圧処理回避手段から冷媒が供給され、蓄熱材融解凝固用熱交換器へと冷媒を供給するように接続されていることが好ましい。このように蓄熱材溶解用熱交換器と蓄熱材融解凝固用熱交換器を接続することによって、圧縮機により高温となった冷媒を、最初に、蓄熱器の底部に堆積する蓄熱材と熱交換させることができるので、堆積する蓄熱材をより確実に溶解させることが可能となる。
また、上記蓄熱器の底部を伝熱板によって構成するとともに、蓄熱熱交換器を伝熱管によって構成し、この伝熱板と伝熱管とを熱的に接触させることが好ましい。このように構成することで、圧縮機により圧縮されて高温となった冷媒の熱を、蓄熱熱交換器を介して蓄熱器の底部に伝導させることができ、そして、この冷媒の熱により加熱された蓄熱器の底部を介して蓄熱器の底部に堆積した蓄熱材を効率的に溶解することが可能となる。なお、伝熱板と蓄熱熱交換器とが「熱的に接触」するとは、伝熱板と蓄熱熱交換器とが、熱伝導可能な程度に接触していることをいう。
また、上記蓄熱器の底部を傾斜するように設け、蓄熱熱交換器の少なくとも一部を蓄熱器の底部における最下部に設置することが好ましい。このように構成することで、蓄熱器の底部に堆積した蓄熱材は、最下部に集められるように傾斜に沿って移動するため、より効率的に蓄熱材を溶解することが可能となる。
また、本発明に係る蓄熱式空気調和装置は、上記課題を解決するためになされたものであり、上記いずれかの蓄熱システムを備え、上記冷媒回路は、前記蓄熱熱交換器からの冷媒を膨張させる利用側膨張弁と、前記利用側膨張弁からの冷媒を蒸発可能な利用側熱交換器と、をさらに有している。
本発明によれば、蓄熱材が蓄熱器の底部に堆積するのを防止することができる蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置を提供することができる。
以下、本発明に係る蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る蓄熱式空気調和装置の冷媒回路図、図2は本実施形態に係る蓄熱器の正面図、図3は図2のA−A線断面図、図4は本実施形態に係る蓄熱材溶解用熱交換器の斜視図である。
図1に示すように、蓄熱式空気調和装置1は、冷媒が循環する冷媒回路2と、蓄熱器3とを備えている。冷媒回路2には、圧縮機4、熱源側熱交換器5、蓄熱用膨張弁6、蓄熱熱交換器7が設置されており、この順で蓄熱用冷媒配管P1によって環状に接続されている。そして、膨張弁6をバイパスするように、第1の開閉弁8(切換手段)を有するバイパス管Q1(減圧処理回避手段)が設けられている。また、蓄熱熱交換器7から圧縮機4へと延びる蓄熱用冷媒配管P1に第2の開閉弁9が設置されている。なお、これら冷媒回路2に設置された各機器と蓄熱器3とを合わせたものを蓄熱システムと称する。
また、冷媒回路2には、上記機器の他に、利用側熱交換器10と、第1及び第2の利用側膨張弁11,12が設置されている。この利用側熱交換器10には、熱源側熱交換器5から蓄熱用膨張弁6へ延びる蓄熱用冷媒配管P1の途中から分岐した第1の利用側冷媒配管P2が接続されている。また、蓄熱熱交換器7から第2の開閉弁9へと延びる蓄熱用冷媒配管P1の途中から分岐した第2の利用側冷媒配管P3も接続されている。そして、第1の利用側冷媒配管P2には第1の利用側膨張弁11が設置されており、第2の利用側冷媒配管P3には第2の利用側膨張弁12が設置されている。なお、利用側熱交換器10と、第1及び第2の利用側膨張弁11,12は室内に設置されている。
上記冷媒回路2に設置された各機器について説明すると、まず、圧縮機4は、駆動装置(図示省略)によって駆動され、吸引した冷媒を内部で圧縮して高圧・高温とし、熱源側熱交換器5へと吐出するように構成されている。熱源側熱交換器5は、屋外に設置されており、冷媒を凝縮する凝縮器として機能することができる熱交換器として構成されている。また、熱源側熱交換器5は、ファン13が隣接されており、このファン13を停止させることで熱源側熱交換器5の運転を停止させる、すなわち、熱源側熱交換器5における冷媒の凝縮処理を停止させることができる。
蓄熱用膨張弁6は、上記熱源側熱交換器5からの冷媒を減圧して低圧・低温とするように構成されるとともに、その開度を調整することで、冷媒を通さないよう締切状態とすることもできる。蓄熱用膨張弁6で減圧された冷媒は、蓄熱熱交換器7へと送られるが、蓄熱熱交換器7は、蓄熱器3内を延びるように設置されている。ここで、蓄熱器3について説明すると、蓄熱器3は、密閉した容器状に構成されており、その内部に蓄熱材14であるトリメチロールエタン水溶液が収容されている。
このように構成された蓄熱器3内を延びる蓄熱熱交換器7は、図2及び図3に示すように、蓄熱器3の底部31を蛇行して沿うように設置された蓄熱材溶解用熱交換器7aと、蓄熱材14中を蛇行して延びるように設置された蓄熱材融解凝固用熱交換器7bとから構成されている。このように、蓄熱材溶解用熱交換器7aは、蓄熱器3の底部31に沿って設置されているため、蓄熱器3の底部31に蓄熱材14が堆積された場合であっても、蓄熱材溶解用熱交換器7a内に高温の冷媒を流すことで、底部31に堆積された蓄熱材14を溶解することができる。また、蓄熱材融解凝固用熱交換器7bは、蓄熱材14中を延びているため、蓄熱材融解凝固用熱交換器7b内を流れる冷媒と、蓄熱材14とを、効率よく熱交換させることができる。なお、蓄熱材溶解用熱交換器7aと蓄熱材融解凝固用熱交換器7bとは、伝熱管により構成されており、この伝熱管の熱伝導率は50W/(m・K)以上であることが好ましい。。
図1に戻って冷媒回路2に設置された各機器の説明を続けると、第1及び第2の利用側膨張弁11,12は、上記蓄熱用膨張弁6と同様に、冷媒を減圧して低温・低圧とするように構成されており、その開度を調整することによって冷媒が通らないように締切状態にすることもできる。そして、利用側熱交換器10は、第1又は第2の利用側膨張弁11,12からの冷媒と室内の空気とを熱交換させ、冷媒を蒸発させることによって室内の空気の温度を低下させる蒸発器として機能することができる熱交換器として構成されている。
次に、このように構成された蓄熱式空気調和装置1の動作について図面を参照しつつ説明する。
まず、蓄熱材14に冷熱を蓄熱する蓄熱運転について説明する。図1に示すように、蓄熱運転時は、第2の開閉弁9を開状態とし、第1の開閉弁8は閉状態とする。また、蓄熱用膨張弁6は冷媒を減圧できるような開度に調節し、第1及び第2の利用側膨張弁11,12は冷媒が通らないよう締切状態とする。
図1に示すように、冷媒回路2において、圧縮機4に吸引された冷媒が、圧縮機4内で圧縮されて高圧にされることで温度が上昇する。高温・高圧にされて圧縮機4から吐出された冷媒は、熱源側熱交換器5に送られ、熱源側熱交換器5において室外の空気と熱交換して凝縮することで温度が低下する。そして、熱源側熱交換器5を出た冷媒は、蓄熱用膨張弁6へと送られる。
蓄熱用膨張弁6へと送られた冷媒は、蓄熱用膨張弁6によって急激に圧力が下げられることで温度が低下し、低温・低圧となって、蓄熱熱交換器7を構成する蓄熱材溶解用熱交換器7a及び蓄熱材融解凝固用熱交換器7bへと送られる。そして、冷媒は、蓄熱材溶解用熱交換器7a及び蓄熱材融解凝固用熱交換器7bにおいて、蓄熱器3内の蓄熱材14と熱交換することで蒸発するとともに、蓄熱器3の蓄熱材14を冷却して凝固させる。蓄熱器3内の蓄熱材14と熱交換して蒸発した冷媒は、再度、圧縮機4に吸引され、上記サイクルを繰り返すことで、蓄熱器3の蓄熱材14をより凝固させて冷熱を蓄える。
この蓄熱運転時における蓄熱器3内の蓄熱材14(トリメチロールエタン水溶液)の変化について図5及び図6を参照しつつ説明する。図5は、トリメチロールエタン水溶液の相図であり、横軸はトリメチロールエタン水溶液中のトリメチロールエタンの重量濃度(wt%)を示し、縦軸は温度(K)を示す。また、図中のI−II線は濃度が約60wt%以上のトリメチロールエタン水溶液を冷却していくときのトリメチロールエタン単体固体の析出線、II−III線は、濃度が約60wt%以下のトリメチロールエタン水溶液を冷却していくときの、トリメチロールエタン水和物固体(TME・4H2O)の析出線である。また、II’−II線は、トリメチロールエタン単体固体とトリメチロールエタン水和物の水和物固体間の転位の線である。なお、図中のLはトリメチロールエタン水溶液の液体状態、S1は氷、S2はトリメチロールエタン単体固体状態、S3はトリメチロールエタン水和物固体を示している。また、図6は蓄熱運転時における蓄熱熱交換器7の回りの蓄熱材14の変化を示す説明図である。
まず、蓄熱運転開始直後は、蓄熱材14であるトリメチロールエタン水溶液は、例えば、図5の点Aに示すように、温度が約310K、濃度が約30wt%の液体状態とする(図6(a))。この蓄熱材14が蓄熱材溶解用熱交換器7a及び蓄熱材融解凝固用熱交換器7b内を流れる冷媒と熱交換することによって、蓄熱器3内の蓄熱材14は徐々にその温度が低下し、図5の点Aの状態から点Bの状態(約295K)へと変化する。
このように、濃度が約30wt%の蓄熱材14が約295Kまで温度が低下すると、図6(b)に示すように、蓄熱熱交換器7の回りにトリメチロールエタン水和物の固体が析出し始める。そして、さらに蓄熱運転が進行してトリメチロールエタン水溶液が冷却されると、トリメチロールエタン水和物の固体がより析出することによってトリメチロールエタン水溶液は濃度が下がり、図5のII−III線に沿って点Bの状態から点Dの状態まで変化する(図6(c))。
次に、蓄熱式空気調和装置1の蓄熱利用冷房運転時の動作について説明する。蓄熱利用冷房運転とは、上記蓄熱運転により蓄熱材14に蓄えられた冷熱を利用して行う冷房運転のことをいう。蓄熱利用冷房運転時には、図1に示すように、第1の開閉弁8を開状態とし、第2の開閉弁9は閉状態とする。また、蓄熱用膨張弁6及び第1の利用側膨張弁11を冷媒が通らないように締切状態とし、第2の利用側膨張弁12は冷媒を減圧できるような開度に調節する。
図1に示すように、蓄熱利用冷房運転時において、冷媒回路2を循環する冷媒は、圧縮機4に吸引され、圧縮機4内で圧縮されて高圧・高温となり、熱源側熱交換器5に送られる。熱源側熱交換器5において、冷媒は、外気と熱交換することにより凝縮されて温度が低下する。熱源側熱交換器5を出た冷媒は、第1の開閉弁8が開状態であり且つ蓄熱用膨張弁6及び第1の利用側膨張弁11が締切状態であるため、バイパス管Q1を経由して蓄熱熱交換器7に送られる。
蓄熱熱交換器7において、冷媒は、蓄熱器3の冷熱が蓄えられた蓄熱材14と熱交換することで、さらに温度が低下し、過冷却度が増加、すなわち冷凍効果が増加する。冷凍効果が増加した冷媒は、第2の利用側膨張弁12へと進み、第2の利用側膨張弁12によって減圧されることで、低圧・低温となり、利用側熱交換器10へと送られる。低圧・低温となった冷媒は、利用側熱交換器10において、室内の空気と熱交換することで蒸発し、室内の空気を冷却する。そして、蒸発して室内の空気を冷却した冷媒は、再度、圧縮機4に吸引され、上記工程を繰り返すように冷媒回路2を循環して、室内の空気を冷却する。
この蓄熱利用冷房運転時における蓄熱材14の変化について、図5,及び図7を参照しつつ説明する。図7は蓄熱利用冷房運転時における蓄熱熱交換器7の回りの蓄熱材14の変化を示す説明図である。
まず、蓄熱利用冷房運転を開始した直後は、図7(a)に示すように、トリメチロールエタン水和物が蓄熱熱交換器7の回りに析出した状態となっており、図5の点Dの状態にある。そして、蓄熱利用冷房運転が進むに連れて、蓄熱材14に蓄えていた冷熱が蓄熱熱交換器7内を流れる冷媒へと放熱されるため、蓄熱熱交換器7の回りに析出していたトリメチロールエタン水和物が融解し始め、トリメチロールエタン水溶液は、図5の点Dの状態から点Eの状態へと変化する。このとき、蓄熱材14の固体密度は液体密度よりも大きいため、蓄熱熱交換器7の回りに析出していたトリメチロールエタン水和物は、図7(b)に示すように、蓄熱熱交換器7に吊り下げられるような状態となる。そして、一部のトリメチロールエタン水和物が蓄熱熱交換器7から離れて、蓄熱器3の底部31に堆積する(図7(c))。なお、このように一部のトリメチロールエタン水和物が蓄熱器3の底部31に堆積しているため、トリメチロール水溶液は図5の点E点の状態までしか戻らず、点Bの状態までは戻らない。そして、蓄熱材14は、蓄熱熱交換器7内を流れる冷媒と熱交換しさらに放熱することで、図5の点Eの状態から点A’まで変化する。このとき、蓄熱器3の底部31に堆積するトリメチロールエタン水和物は、一部もしくは全部がトリメチロールエタン単体となる(図7(d))。そして、蓄熱器3の底部31に堆積したトリメチロールエタン水和物又はトリメチロールエタン単体は、蓄熱利用冷房運転が終了してもその全てが溶解することはなく、固体状態のままで蓄熱器3の底部31に堆積された状態となる。
次に、蓄熱式空気調和装置1の蓄熱材溶解運転時における動作を説明する。蓄熱材溶解運転とは、上記蓄熱利用冷房運転において、蓄熱器3の底部31に堆積された固体状態の蓄熱材14を溶解する運転のことをいう。図1に示すように、この蓄熱材溶解運転時には、上記蓄熱運転や蓄熱利用冷房運転とは異なり、熱源側熱交換器5における冷媒の凝縮処理を停止させるため、ファン13は停止させている。なお、ファン13の停止以外については、蓄熱材溶解運転時の冷媒回路2は、上記蓄熱利用冷房運転時の冷媒回路2と同じ設定になっている。すなわち、第1の開閉弁8は開状態、第2の開閉弁9が閉状態、蓄熱用膨張弁6及び第1の利用側膨張弁11は冷媒が通らないように締切状態となっており、第2の利用側膨張弁12が冷媒を減圧できるような開度に調節されている。
図1に示すように、蓄熱材溶解運転において、冷媒回路2を循環する冷媒は、圧縮機4に吸引されて圧縮されることで高温・高圧となって、熱源側熱交換器5に送られる。蓄熱材溶解運転時は、ファン13が停止しているため、圧縮機4にて高温・高圧となった冷媒は、熱源側熱交換器5で凝縮されることなく、熱源側熱交換器5を通過する。そして、冷媒は、高温・高圧の状態を維持したまま、バイパス管Q1を経由して蓄熱熱交換器7へと進行する。なお、圧縮機4で圧縮された冷媒の温度は、圧縮機4の容量によっても異なるが、通常、約340K以上である。
この高温・高圧の冷媒は、蓄熱熱交換器7の蓄熱材溶解用熱交換器7aにおいて、蓄熱器3の底部31に堆積しているトリメチロールエタン水和物やトリメチロールエタン単体を加熱して溶液中に溶解させることができる。そして、トリメチロールエタン水和物等が溶解することで、蓄熱器3の底部31における水溶液の濃度は、その上部に対して高く、例えば、約62.5wt%となる。このように濃度が高くなった蓄熱器3の底部31におけるトリメチロールエタン水溶液は、蓄熱材溶解用熱交換器7a内を流れる高温の冷媒によって、図5に示すように、点Hの状態へと変化する。そして、蓄熱器3の底部31に堆積したトリメチロールエタン水和物等が全て溶解した時点で蓄熱材溶解運転を終了させる。
そして、再度、上述した蓄熱運転などを繰り返すとき、蓄熱材融解凝固用熱交換器7bまわりの蓄熱材14は、図5の点A’の状態にあるが、上述したように点Aの状態から蓄熱や放熱をした場合と同様の変化を繰り返す。一方、蓄熱材溶解用熱交換器7aのまわりの濃度が高いトリメチロールエタン水溶液は、図5に示すように、蓄熱運転を開始する際、点Hの状態にあり、冷却が進むに連れて、点H−H’間ではトリメチロールエタン水溶液が冷却され、点H’−F間ではトリメチロールエタンの固体が析出し、点Fより温度が低下するとトリメチロールエタン水和物の固体が析出する。そして、蓄熱利用冷房運転及び蓄熱材溶解運転を実施して、蓄熱材14の温度を点Hの状態まで加温することで、蓄熱器3の底部31に蓄積する蓄熱材を水溶液中に溶解する。
以上のように、本実施形態に係る蓄熱式空気調和装置1によれば、熱源側熱交換器5の運転を停止させるとともに、冷媒回路2に蓄熱用膨張弁6をバイパスするように設置されたバイパス管Q1が設置されている。このため、圧縮機4にて高温となった冷媒を、その温度を維持したまま蓄熱材溶解用熱交換器7aへと送ることができる。そして、高温の冷媒が送り込まれる蓄熱材溶解用熱交換器7aは蓄熱器3の底部31に沿って設置されているため、蓄熱材溶解用熱交換器7a内を流れる高温の冷媒によって、蓄熱器3の底部31に堆積した蓄熱材14を溶解することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、蓄熱材溶解運転は、蓄熱利用冷房運転の後に実施していたが、蓄熱運転を実施する前に実施することもできる。
また、図8に示すように、蓄熱器3の底部31を伝熱板によって構成し、蓄熱材溶解用熱交換器7aを蓄熱器3の底部31と接触させることができる。このように構成することで、蓄熱材溶解運転時において、高温の冷媒が流れることによって高温となる蓄熱材溶解用熱交換器7aと接触している蓄熱器3の底部31全体を高熱にすることができ、蓄熱器3の底部31に堆積した蓄熱材14を効率的に溶解することができる。なお、伝熱板は、熱伝導性の優れた材料から構成されており、好ましくは熱伝導率が50W/(m・K)以上の材料を使用することができる。
また、図9や図10に示すように、蓄熱器3の底部31を傾斜させて、その一番低い部分を蓄熱材溶解用熱交換器7aが延びるように構成することもできる。このように蓄熱器3の底部31を傾斜させることで、蓄熱器3の底部31に堆積する蓄熱材14が重力により傾斜に沿って滑り落ちるため一番低い部分に収集される。この結果、蓄熱器3の底部31における一番低い部分を延びる蓄熱材溶解用熱交換器7aによって、効率よく蓄熱材14を溶解させることができる。
また、上記実施形態では、本発明の減圧処理回避手段として、バイパス管Q1を設置し、このバイパス管Q1に設けられた第1の開閉弁8を本発明の切換手段としている。しかし、減圧処理回避手段は、蓄熱用膨張弁6で冷媒を減圧させないようにするものであれば特にこれに限定されるものではなく、例えば、開度を調整することによって冷媒を減圧させない程度まで開状態にすることのできる蓄熱用膨張弁を使用し、この蓄熱用膨張弁を減圧処理回避手段とし、この蓄熱用膨張弁の開状態を調整する調整手段を本発明の切換手段とすることもできる。
また、冷媒回路2は、上記実施形態の回路に限定されるものでなく、種々の公知の冷媒回路を採用することができる。
また、蓄熱器3内に攪拌器を設置して、蓄熱材溶解運転中もしくは運転後に、蓄熱器3内における蓄熱材14を攪拌器により撹拌することで、蓄熱材14の濃度を均一化させることもできる。
1 蓄熱式空気調和装置
2 冷媒回路
3 蓄熱器
31 底部
4 圧縮機
5 熱源側熱交換器
6 蓄熱用膨張弁
7 蓄熱熱交換器
7a 蓄熱材溶解用熱交換器
7b 蓄熱材融解凝固用熱交換器
8 第1の開閉弁(切換手段)
10 利用側熱交換器
12 利用側熱膨張弁
14 蓄熱材
Q1 バイパス管(減圧処理回避手段)
2 冷媒回路
3 蓄熱器
31 底部
4 圧縮機
5 熱源側熱交換器
6 蓄熱用膨張弁
7 蓄熱熱交換器
7a 蓄熱材溶解用熱交換器
7b 蓄熱材融解凝固用熱交換器
8 第1の開閉弁(切換手段)
10 利用側熱交換器
12 利用側熱膨張弁
14 蓄熱材
Q1 バイパス管(減圧処理回避手段)
Claims (8)
- 蓄熱可能な蓄熱材を収容する蓄熱器と、
冷媒を圧縮する圧縮機、前記圧縮機からの冷媒を凝縮可能な熱源側熱交換器、前記熱源側熱交換器からの冷媒を減圧する蓄熱用膨張弁、前記蓄熱用膨張弁からの冷媒と前記蓄熱器の蓄熱材とを熱交換させるよう前記蓄熱器内に設置された蓄熱熱交換器、前記熱源側熱交換器からの冷媒を前記蓄熱用膨張弁にて減圧せずに前記蓄熱熱交換器に供給する減圧処理回避手段、前記熱源側熱交換器からの冷媒を前記蓄熱用膨張弁により減圧する流路と前記減圧処理回避手段により減圧処理を回避する流路とに切換可能な切換手段、を有する冷媒回路と、を備え、
前記蓄熱熱交換器は、少なくとも一部が前記蓄熱器の底部に沿って延びるように構成されている、蓄熱システム。 - 前記蓄熱熱交換器は、前記蓄熱器の底部に沿うように設置された蓄熱材溶解用熱交換器と、前記蓄熱器内の蓄熱材中を延びるように設置された蓄熱材融解凝固用熱交換器とから構成されている、請求項1に記載の蓄熱システム。
- 前記蓄熱材溶解用熱交換器は、前記蓄熱用膨張弁又は減圧処理回避手段から冷媒が供給され、前記蓄熱材融解凝固用熱交換器へと冷媒を供給するように接続されている、請求項2に記載の蓄熱システム。
- 前記蓄熱器は、底部が伝熱板によって構成されており、
前記蓄熱熱交換器は、伝熱管により構成されるとともに、前記伝熱板と熱的に接触している、請求項1から3のいずれかに記載の蓄熱システム。 - 前記蓄熱器の底部は傾斜するように設けられており、
前記蓄熱熱交換器は、少なくとも一部が前記蓄熱器の底部における最下部を延びるように設置されている、請求項1から4のいずれかに記載の蓄熱システム。 - 前記冷媒回路は、前記蓄熱用膨張弁をバイパスするように設けられるとともに開閉弁が設置されたバイパス管をさらに有し、
前記バイパス管により前記減圧処理回避手段が構成されるとともに、前記開閉弁により前記切換手段が構成される、請求項1から5のいずれかに記載の蓄熱システム。 - 前記蓄熱用膨張弁は、冷媒を減圧させない程度まで開状態となるように開度を調整できる調整手段を有しており、
当該蓄熱用膨張弁により前記減圧処理回避手段が構成されるとともに、前記調整手段により前記切換手段が構成される、請求項1から5のいずれかに記載の蓄熱システム。 - 請求項1から7のいずれかに記載の蓄熱システムを備え、
前記冷媒回路は、前記蓄熱熱交換器からの冷媒を膨張させる利用側膨張弁と、前記利用側膨張弁からの冷媒を蒸発可能な利用側熱交換器と、をさらに有する、蓄熱式空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007126599A JP2008281290A (ja) | 2007-05-11 | 2007-05-11 | 蓄熱システム及びこれを用いた蓄熱式空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016058607A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 株式会社東芝 | 電波送信システム |
CN108731294A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-11-02 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机空调及其的控制方法 |
-
2007
- 2007-05-11 JP JP2007126599A patent/JP2008281290A/ja active Pending
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CN108731294A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-11-02 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机空调及其的控制方法 |
WO2019232943A1 (zh) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机空调及其的控制方法 |
US11480344B2 (en) | 2018-06-06 | 2022-10-25 | Qingdao Haier Air-Conditioning Electronic Co., Ltd. | Multi-split air conditioner and control method therefor |
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