JP2008280118A - エレベータのかご室 - Google Patents

エレベータのかご室 Download PDF

Info

Publication number
JP2008280118A
JP2008280118A JP2007124859A JP2007124859A JP2008280118A JP 2008280118 A JP2008280118 A JP 2008280118A JP 2007124859 A JP2007124859 A JP 2007124859A JP 2007124859 A JP2007124859 A JP 2007124859A JP 2008280118 A JP2008280118 A JP 2008280118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fastening
cab
car room
car
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007124859A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Natsume
隆 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007124859A priority Critical patent/JP2008280118A/ja
Publication of JP2008280118A publication Critical patent/JP2008280118A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

【課題】かご室パネル同士をボルト締結せずに、かつ、かご室パネルに加工誤差が生じても面合わせが可能なエレベータのかご室を提供する。
【解決手段】締結面の一方に設けられ、締結面の一方が形成されるかご室パネル表面9aとの距離にばらつきがある鉛直内面を有する締結穴13と、締結面の他方に設けられ、外周面が鉛直内面にかご室内外側への移動を規制されながら締結面の一方に係合する締結ピン14とを備え、締結ピン14は、かご室パネル9a、9bの接合の前に、ばらつきに応じて外周面と締結面の他方が形成されるかご室パネル表面9bとの距離を調整可能に構成される。
【選択図】図4

Description

この発明は、エレベータのかご室に関するものである。
従来のエレベータのかご室は、かご室パネルの側面同士を合わせ、ボルト締結していた。この際、隣り合って対となる互いの締結面に設けられたガイド穴に案内棒を挿通することで、かご室パネルのかご室内側表面の面合わせを行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特許2508902号公報
しかし、特許文献1記載のものは、ガイド穴の配置位置には、かご室パネルの曲げ寸法誤差、穴あけ寸法誤差等の加工誤差がある。このため、ガイド穴を基準に面合わせを行うと、面が合わなくなる可能性がある。また、面が合わない場合はガイド穴を利用せず、ボルト穴の余裕分で面合わせ調整を行い、ボルト締結して固定するため、かご室パネル同士の固定に時間がかかっていた。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、かご室パネル同士をボルト締結せずに、かつ、かご室パネルに加工誤差が生じても面合わせが可能なエレベータのかご室を提供することである。
この発明に係るエレベータのかご室は、隣接するかご室パネルの縁部にそれぞれ形成される締結面が接合手段により接合されるエレベータのかご室において、前記接合手段は、前記締結面の一方に設けられ、前記締結面の一方が形成される前記かご室パネル表面との距離にばらつきがある鉛直内面を有する締結穴と、前記締結面の他方に設けられ、外周面が前記鉛直内面に前記かご室内外側への移動を規制されながら前記締結面の一方に係合する締結ピンとを備え、前記締結ピンは、前記かご室パネルの接合の前に、前記ばらつきに応じて前記外周面と前記締結面の他方が形成される前記かご室パネル表面との距離を調整可能に構成されるものである。
この発明は、隣接するかご室パネルの縁部にそれぞれ形成される締結面が接合手段により接合されるエレベータのかご室において、前記接合手段は、前記締結面の一方に設けられ、前記締結面の一方が形成される前記かご室パネル表面との距離にばらつきがある鉛直内面を有する締結穴と、前記締結面の他方に設けられ、外周面が前記鉛直内面に前記かご室内外側への移動を規制されながら前記締結面の一方に係合する締結ピンとを備え、前記締結ピンは、前記かご室パネルの接合の前に、前記ばらつきに応じて前記外周面と前記締結面の他方が形成される前記かご室パネル表面との距離を調整可能に構成されるため、かご室パネル同士をボルト締結せずに、かつ、かご室パネルに加工誤差が生じても面合わせが可能なエレベータのかご室を提供することができる。
この発明をより詳細に説明するため、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室が昇降する昇降路の概略縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室のかご室壁の斜視図、図3はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室のかご室壁の平面図、図4はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合前の斜視図、図5は図4の要部を拡大した正面図、図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図であって、隣接するかご室パネルのかご室内側表面が同一平面上に配置される状態を示す図、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図であって、隣接するかご室パネルのかご室内側表面が同一平面上に配置されずに段差が生じた状態を示す図、図8は図7の段差を接合手段により吸収して接合されるかご室パネルを示した図である。
図1において、釣り合いおもり1及びかご2は、それぞれ、おもりガイドレール3及びかごガイドレール4に沿って昇降路5内を反対方向に昇降する。このかご2は、かご床、天井、かごの戸(ともに図示せず)、かご室壁6でかご室2aと昇降路5と空間を区切り、乗客の安全を図っている。かご室壁6は、1.2mm〜2.0mm程度の厚さからなる複数のかご室パネルで形成されており、かご2の出入口両側に立設されるかご室パネル袖壁7、かご2の出入口対向側に立設されるかご室パネル後面壁8、かご2の両側に立設されるかご室パネル側面壁9が構成される(図2及び図3参照)。このかご室壁6は、かご室パネル後面壁8及びかご室パネル側面壁9の上下縁部をかご室2a外側へ折り曲げた端部に複数形成される締付穴10、11を介してボルト等(図示せず)によりかご床及び天井に固定される前に、隣接するかご室パネルの縁部のかご室2a外側にそれぞれ形成される締結面が接合手段により接合されるものである。この発明のエレベータのかご室2aは、接合手段に特徴を有するものである。以下、この発明のエレベータのかご室2aを詳細に説明する。
図4は、一側のかご室パネル側面壁9を構成するかご室パネル9a、9bの接合前を示したものであって、鉛直方向に複数配置される接合手段のうち、上部のもののみを示している。図4において、12a、12bは、それぞれ、かご室パネル9a、9bの対向縁部が水平投影面略J字状にかご室2a外側へ曲成されることにより形成される締結面の一方を構成する第一締結面、締結面の他方を構成する第二締結面である。この第一締結面12aの所定箇所には、一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面との距離に曲げ寸法等の加工誤差によるばらつきがある鉛直内面を有する所定幅の角穴からなる締結穴13が形成されている。この締結穴13の下端は、拡幅されかつその幅と同等の高さを有する角穴からなる拡大挿入穴13aが設けられている。
一方、第二締結面12bには、かご室パネル9a、9b同士を接合した際に第一締結面12aの拡大挿入穴13aよりもやや高く配置される位置に、第一締結面12a側に水平方向に突出する締結ピン14が設けられている。この締結ピン14の外周面は、縦断面縁部が略正方形状であり、二組の平行面は締結穴13の幅よりもやや短い略同距離となるように形成されている。また、締結ピン14は、二組の平行面との距離が異なる位置で締結ピン固定軸15を介して第二締結面12bに軸支され、回転することにより、二組の平行面のうち、かご室2a内外側に配置させる平行面を締結穴13の鉛直内面に案内させる角穴係合部として選択可能となっている。これにより、係合ピン14は、かご室パネル9a、9bの接合の前に、かご室係合穴13の鉛直内面と一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面との距離のばらつきに応じて、外周面と他方のかご室パネル9bとの距離を調整可能に構成されている。
即ち、図5における締結ピン14外周の一側平面14bと締結ピン固定軸15の中心との距離はL1であるのに対し、他側平面14cと締結ピン固定軸15の中心との距離はL1よりも短いL2となっている。つまり、一側平面14b及び他側平面14cは、締結ピン固定軸15に対していわゆる偏芯した寸法設定となっている。一方、図5における締結ピン14外周の上面及び下面からなる通常時平面14dと締結ピン固定軸15の中心との距離は、ともに同距離からなるL3となっている。より具体的には、締結ピン14外周の二組の平行面は、ともに15mm〜20mm程度の距離を保って形成され、締結ピン固定軸15外径は、φ6mm〜8mm程度に、L1とL2の差は0.5mm〜1.0mm程度になるように形成されている。また、締結ピン14の第一締結面12a側端には、段差をもって形成されて拡大挿入穴13aの幅及び高さよりも短く、かつ、締結穴13の幅よりも長い距離をもって配置される二組の平行面を有する鉛直投影面略正方形状の頭部14aが設けられている。
上記構成の締結ピン14は、締結穴13の鉛直内面と一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面との距離のばらつきに応じて、締結ピン14のかご室2a内外側に配置させる平行面が選択される。そして、締結ピン14の頭部14aが第一締結面12aの外面側から締結穴13の拡大挿入穴13aに挿入される。その後、他方のかご室パネル9bが一方のかご室パネル9aに対して鉛直上向きに移動されることにより、締結ピン14の頭部14a座面が第一締結面12aの内面の締結穴13近傍に係合する。このとき、締結ピン14の外周面が締結穴13の鉛直内面にかご室2a内外側方向の移動を規制されることにより、かご室パネル9a、9b同士のかご室2a内側表面が略同一平面上に配置される状態に維持される。
次に、かご室パネル9a、9bの接合手順を、加工誤差等の状況を踏まえてより詳細に説明する。まず、かご室パネル9a、9bの曲げ寸法、締結穴13あけ寸法、締結ピン14の取り付け位置寸法等の加工誤差が微小である場合は、図6に示すように、通常時平面14dをかご室2a内外側に配置させる。その後、締結ピン14の頭部14aが拡大挿入穴13aへ挿入され、通常時平面14dを締結穴13の鉛直内面に沿わせて他方のかご室パネル9bが一方のかご室パネル9aに対して鉛直上向きに移動される。そして、締結ピン14の頭部14a座面が第一締結面12aの内面の締結穴13近傍に係合することによりかご室パネル9a、9b同士がかご室2a内側表面を略同一平面上に配置させて接合される。
一方、かご室パネル9a、9bの曲げ寸法等の加工誤差から、通常時平面14dを締結穴13の鉛直内面に沿わしてかご室パネル9a、9b同士が接合されると、一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面が、他方のかご室パネル9bのかご室2a内側表面よりもかご室2a外側に配置されて段差16が生じることがある(図7参照)。この場合は、かご室パネル9a、9bの接合の前に、締結ピン14を回転させることにより、一側平面14bをかご室2a内側へ配置させ、他側平面14cをかご室2a外側へ配置させる(図8参照)。これにより、各種寸法誤差を吸収してかご室パネル9a、9b同士がかご室2a内側表面を略同一平面上に配置させて接合される。
また、図示しないが、通常時平面14dを締結穴13の鉛直内面に沿わしてかご室パネル9a、9b同士が接合されると、他方のかご室パネル9bのかご室2a内側表面が、一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面よりもかご室2a外側に配置されて段差が生じることもある。この場合は、上述した一側平面14b及び他側平面14cの配置を反転させてかご室2a内外側とすることにより、各種寸法誤差を吸収してかご室パネル9a、9b同士がかご室2a内側表面を略同一平面上に配置させて接合される。
以上で説明した実施の形態1によれば、締結ピン14の頭部14aが拡大挿入穴13aに挿入された後に座面が第一締結面12aの内面に係合するため、かご室パネル9a、9bをボルトで締結する必要がなく作業時間が短縮できる。また、加工誤差による締結穴13の鉛直内面と一方のかご室パネル9aのかご室2a内側表面との距離のばらつきに応じて、締結ピン14のかご室2a内外側の外周面と他方のかご室パネル9bの表面との距離が調整可能になっている。このため、かご室パネル9a、9bの製作過程において生じ得る曲げ寸法誤差、締結穴13あけ寸法誤差等の加工誤差があっても、当該寸法誤差を吸収して容易に隣接するかご室パネル9a、9b同士のかご室2a内側表面を略同一平面上に配置するように平面度を確保して面合わせでき、芯出し精度が向上する。即ち、実際のかご室パネル9a、9bを据え付けで組み立てる場合には、そのかご室2a内側表面に0.5mm〜1.0mm程度のずれ量が生じることが多いが、締結ピン14の外周の一側平面14bと締結ピン固定軸15の中心の距離L1との他側平面14cと締結ピン固定軸15の中心の距離L2の差を0.5mm〜1.0mm程度とすることにより、上記ずれ量を吸収できる。
なお、実施の形態1では、拡大挿入穴13aは角穴で構成されたが、係合ピン14の頭部14aが挿入可能であれば丸穴であっても構わない。また、接合手段は、かご室パネル後面壁8を構成するかご室パネルの接合にも適応できるのはいうまでもない。さらに、かご室パネル側面壁9は、かご室パネル袖壁7やかご室パネル後面壁8とかご室2a内側表面を略同一平面上に配置させる必要はないが、上述した接合手段を用いることよりボルトで締結する必要がなくなる点では同様の効果を奏する。
また、実施の形態1では、締結ピン14の縦断面縁部が略正方形状である場合で説明したが、締結ピン14の縦断面縁部が略正多角形等、複数組の平行面が略同距離となるような多角外周面を備え、複数組の平行面との距離が異なる位置で第二締結面12bに軸支される構成でもよい。この場合は、締結ピン14のかご室2a内外側に配置される外周面と他方のかご室パネル9bのかご室2a側表面の距離が、平行面の組数だけ段階的に調整可能となるため、かご室パネル9a、9bを略同一平面上に配置させるためにより細かく微調整できる。
実施の形態2.
図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合前の斜視図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1の締結穴13の下端には拡大挿入穴13aが形成されていた。一方、実施の形態2の締結穴13の下端にはかご室2a外側から形成される切り欠き部13bが連結されている。この場合、締結ピン14が第一締結面12aのかご室2a外側から切り欠き部13bに外周面を沿わせて水平方向に移動された後に他方のかご室パネル9bが一方のかご室パネル9aに対して鉛直上向きに移動されることにより、締結ピン14の頭部14a座面が第一締結面12a内面に係合される構成となる。
以上で説明した実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態3.
図10はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご室に用いられる締結ピンの斜視図、図11はこの発明の実施の形態3におけるエレベータのかご室に用いられる締結ピンの正面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3では、実施の形態1の構成に加え、締結ピン14の外周面を構成する平行面側にそれぞれ配置される頭部14aの外周面に互いに異なる識別子として異なる色の着色体16a〜16cを塗布して着色する構成とした。具体的には、図11において、締結ピン固定軸15中心との距離がL1となる締結ピン14外周の一側平面14b側に配置される頭部14a外周平面は色Aからなる着色体16aで着色される一方、他側平面14c側に配置される頭部14a外周平面は色Aと異なる色Bからなる着色体16bで着色されている。そして、締結ピン固定軸15中心との距離がともにL3となる締結ピン14の通常時平面14d側の頭部14a外周平面はともに色A及び色Bと異なる色Cからなる着色体16cで着色されている。これにより、作業者は、締結ピン14の頭部14aの色を目印として、締結穴13の鉛直内面に沿わせる外周面を選択する。
以上で説明した実施の形態3によれば、作業者は、締結ピン14外周の一側平面14bと締結ピン固定軸15の中心との距離L1と締結ピン14の首部外周の他側平面14cと締結ピン固定軸15の中心との距離L2の差が0.5mm〜1.0mm程度と微小であっても、締結ピン14の頭部14aの色を目印として、締結穴13の鉛直内面に這わせる外周面の判別が容易となる。
実施の形態4.
図12はこの発明の実施の形態4におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図である。なお、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態1では、第二締結面12bの平坦面からなる外面に締結ピン14が軸支される構成であり、締結ピン14の頭部14aは、単なる差込みによって第一締結面12aの内面に係合していた。
一方、実施の形態4では、第二締結面12bの外面側中間部に凹部17が設けられており、この凹部17の底部に実施の形態1のものよりもやや長い締結ピン14が頭部14a座面と第二締結面12bの外面両側との隙間を第一締結面12bのパネル厚よりも若干短くなるようにして軸支されている。この場合、締結ピン14は、第二締結面12bの凹部17の底部を外面側に弾性変形させながら第一締結面12a及び第二締結面12bの外面同士を当接させた状態で、頭部14aが第一締結面12aの内面に係合する。このとき、凹部17の底部の復元力が利用されて第一締結面12aと第二締結面12bの外面同士の密着が維持されるようになっている。
以上で説明した実施の形態4によれば、実施の形態1の効果に加え、第一締結面12aに設けられる凹部17の底部の復元力を利用して第一締結面12aと第二締結面12bの外面同士の密着が維持されるため、かご室パネル9a、9b等すべてのかご室パネルの接合が終了した後にかご室壁6をかご床及び天井に固定する際の作業性が向上する。即ち、かご室パネル自体にバネ性を持たせることで、特に他の部品の追加をすることなく作業性が向上する。
なお、実施の形態4では、第二締結面12bのみに凹部17を設けたが、第一締結面12aに凹部を設けたり、第一締結面12a及び第二締結面12b双方に凹部を設けても同様の効果を奏するのはいうまでもない。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室が昇降する昇降路の概略縦断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室のかご室壁の斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室のかご室壁の平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合前の斜視図である。 図4の要部を拡大した正面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図であって、隣接するかご室パネルのかご室内側表面が同一平面上に配置される状態を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図であって、隣接するかご室パネルのかご室内側表面が同一平面上に配置されずに段差が生じた状態を示す図である。 図7の段差を接合手段により吸収して接合されるかご室パネルを示した図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合前の斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータのかご室に用いられる締結ピンの斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータのかご室に用いられる締結ピンの正面図である。 この発明の実施の形態4におけるエレベータのかご室の隣接するかご室パネルの接合後の横断面図である。
符号の説明
1 釣り合いおもり
2 かご
2a かご室
3 おもりガイドレール
4 かごガイドレール
5 昇降路
6 かご室壁
7 かご室パネル袖壁
8 かご室パネル後面壁
9 かご室パネル側面壁
9a、9b かご室パネル
10、11 締付穴
12a 第一締結面
12b 第二締結面
13 締結穴
13a 拡大挿入穴
13b 切り欠き部
14 締結ピン
14a 頭部
14b 一側平面
14c 他側平面
14d 通常時平面
15 締結ピン固定軸
16 段差
16a、16b、16c 着色体
17 凹部

Claims (7)

  1. 隣接するかご室パネルの縁部にそれぞれ形成される締結面が接合手段により接合されるエレベータのかご室において、
    前記接合手段は、
    前記締結面の一方に設けられ、前記締結面の一方が形成される前記かご室パネル表面との距離にばらつきがある鉛直内面を有する締結穴と、
    前記締結面の他方に設けられ、外周面が前記鉛直内面に前記かご室内外側への移動を規制されながら前記締結面の一方に係合する締結ピンと、
    を備え、
    前記締結ピンは、前記ばらつきに応じて前記外周面と前記締結面の他方が形成される前記かご室パネル表面との距離を調整可能に構成されることを特徴とするエレベータのかご室。
  2. 締結ピンは、複数組の略同距離を保つ平行面を有する多角外周面を備え、前記複数組の平行面との距離が異なる位置で締結面の他方に軸支されて回転されることにより、前記複数組の平行面のうち、かご室内外側に配置される平行面が選択可能に構成されることを特徴とする請求項1記載のエレベータのかご室。
  3. 締結穴は、所定箇所に拡大挿入穴が形成され、
    締結ピンは、締結面の一方の外面側から前記拡大挿入穴に頭部が挿入された後に鉛直方向に移動されることにより前記頭部が前記向締結面の一方の内面に係合することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご室。
  4. 締結穴は、かご室外側から形成される切り欠き部と連結され、
    締結ピンは、締結面の一方のかご室外側から前記切り欠き部に外周面を沿わせた後に鉛直方向に移動されることにより頭部が前記第締結面の一方の内面に係合することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータのかご室。
  5. 複数組の平行面は、互いに異なる識別子を備えたことを特徴とする請求項2〜誠請求項4のいずれかに記載のエレベータのかご室。
  6. 識別子は、異なる色の着色体で構成されることを特徴とする請求項5記載のエレベータのかご室。
  7. 締結面の少なくとも一方は、外面側に凹部が設けられ、
    締結穴及び締結ピンの少なくとも一方は、前記凹部の底部に設けられ、
    前記締結ピンは、前記凹部の底部を前記外面側に弾性変形させながら前記締結面双方の外面同士を当接させた状態で頭部が前記締結面の一方の内面に係合することにより、前記底部の復元力を利用して前記外面同士の密着を維持させることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載のエレベータのかご室。
JP2007124859A 2007-05-09 2007-05-09 エレベータのかご室 Pending JP2008280118A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007124859A JP2008280118A (ja) 2007-05-09 2007-05-09 エレベータのかご室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007124859A JP2008280118A (ja) 2007-05-09 2007-05-09 エレベータのかご室

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008280118A true JP2008280118A (ja) 2008-11-20

Family

ID=40141264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007124859A Pending JP2008280118A (ja) 2007-05-09 2007-05-09 エレベータのかご室

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008280118A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103402903A (zh) * 2011-02-11 2013-11-20 因温特奥股份公司 用于连接电梯轿厢的壁板的装置
CN106241570A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 天津市奥瑞克电梯有限公司 新型围壁连接结构
CN106800231A (zh) * 2015-11-26 2017-06-06 株式会社日立制作所 电梯轿厢以及使用该电梯轿厢的电梯装置
WO2020234934A1 (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 三菱電機株式会社 エレベータのかご室壁
WO2021025240A1 (ko) * 2019-08-07 2021-02-11 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터 케이지

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103402903A (zh) * 2011-02-11 2013-11-20 因温特奥股份公司 用于连接电梯轿厢的壁板的装置
CN106800231A (zh) * 2015-11-26 2017-06-06 株式会社日立制作所 电梯轿厢以及使用该电梯轿厢的电梯装置
CN106241570A (zh) * 2016-08-31 2016-12-21 天津市奥瑞克电梯有限公司 新型围壁连接结构
WO2020234934A1 (ja) * 2019-05-17 2020-11-26 三菱電機株式会社 エレベータのかご室壁
WO2021025240A1 (ko) * 2019-08-07 2021-02-11 현대엘리베이터주식회사 엘리베이터 케이지

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6223571B2 (ja) エレベータのかご室、及びその組立方法
JP2008280118A (ja) エレベータのかご室
JP6227153B2 (ja) 天井ユニットおよび天井ユニットを備えたエレベーターのかご
JP2007055799A (ja) 階間調整機能付きダブルデッキエレベータ
JP2016069135A (ja) エレベーター装置の三方枠、それを用いたエレベーター装置及びエレベーター装置の三方枠の組立方法
JP2007161487A (ja) エレベータケージ、および、ケージ壁の壁要素を取付ける方法
US11554935B2 (en) Elevator car
JP6579591B1 (ja) エレベータの乗場装置、エレベータの乗場装置の据え付け方法
JP2005098078A (ja) 建物ユニットおよびその接合構造
WO2016006062A1 (ja) エレベータかご室のパネル連結具
WO2020202534A1 (ja) 乗客コンベアのトラス支持装置
JP6633747B2 (ja) エレベータのかご室壁
JP5951813B1 (ja) フェッシャープレート
JP6608326B2 (ja) 乗客コンベア及び乗客コンベアの脱落防止装置
JP6821087B2 (ja) エレベータのかご天井装置
JP2020100468A (ja) 乗りかご及びエレベーター
JP2016084185A (ja) 乗客コンベア
JP2011148620A (ja) エレベータの乗場装置
KR200488360Y1 (ko) 엘리베이터 벽체 조립 구조
JP7301878B2 (ja) エレベーター
JP6920827B2 (ja) 方立及び方立の連結方法
KR20190011464A (ko) 건축용 케이지장치
JP6419049B2 (ja) エレベータ
JP2016088724A (ja) フェッシャープレート及びその据え付け方法
JP6170451B2 (ja) バルコニーの側方手摺壁取付構造