JP2008279794A - 電気式動力舵取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操舵をアシストするモータに要求されるトルクを低減することによりモータの小型軽量化を実現し得る電気式動力舵取装置を提供する。
【解決手段】サスペンションECU50は、車速Vが速度閾値V0以下、かつ、操舵トルクTがトルク閾値T0以上である場合には、アクティブサスペンション30の両サスペンション装置33a、33bにおけるサスペンションストロークを上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返すように制御することにより、操舵輪FR、FLを路面Rに対し垂直方向に上記所定の周波数で振動させる。
【選択図】図4
【解決手段】サスペンションECU50は、車速Vが速度閾値V0以下、かつ、操舵トルクTがトルク閾値T0以上である場合には、アクティブサスペンション30の両サスペンション装置33a、33bにおけるサスペンションストロークを上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返すように制御することにより、操舵輪FR、FLを路面Rに対し垂直方向に上記所定の周波数で振動させる。
【選択図】図4
Description
本発明は、モータのアシスト力により操舵を補助する電気式動力舵取装置に関するものである。
従来より、モータのアシスト力により操舵を補助する電気式動力舵取装置に関する技術として、下記特許文献1に示す車両用路面状態判定装置を備えた車両用アクティブサスペンション装置が知られている。この車両用路面状態判定装置は、操舵反力に応じて操舵補助力(アシスト力)を発揮するパワーステアリングを備えた車両に搭載されており、車両に加わる実際の横加速度の値が車速および操舵角から算出される計算横加速度の値よりも所定量以上大きい場合、または、検出された操舵角の大きさに対する操舵補助力の大きさが所定量より小さい場合に路面が滑りやすい状況であると判定する。そして、路面が滑りやすい状況であると判定されると、各車輪のロール制御量を減少させることにより、滑りやすい路面を走行する際に失われやすい車両の走行安定性を確保する。
特開平05−185815号公報
ところで、停車時におけるステアリング据え切り時など大きなアシスト力を必要とする操舵を適切にアシストするためには、高トルクを出力し得るモータが必要であり、モータの小型軽量化を図ることが困難であるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、操舵をアシストするモータに要求されるトルクを低減することによりモータの小型軽量化を実現し得る電気式動力舵取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1の電気式動力舵取装置では、車両のステアリングホイール(21)による操舵状態に応じたアシスト力をモータ(25)により発生させて操舵輪(FR、FL)の転舵をアシストする電気式動力舵取装置(20)であって、前記車両の車速(V)を検出する車速センサ(60)と、前記ステアリングホイールによる操舵トルク(T)を検出するトルクセンサ(24)と、前記操舵トルクに基づいて前記モータによるアシスト力の発生を制御するモータ制御手段(40)と、前記操舵輪を路面(R)に対して垂直方向に振動させる振動手段(30、33a〜33d)と、前記車速が停車または低速走行していると判断される所定の速度閾値(V0)以下かつ前記操舵トルクが大きなアシスト力を必要とする所定のトルク閾値(T0)以上である場合に前記操舵輪を所定の周波数で振動させるように前記振動手段を制御する振動制御手段(50、70)と、を備えることを技術的特徴とする。
請求項1の発明では、振動制御手段は、車速が停車または低速走行していると判断される所定の速度閾値以下、かつ、操舵トルクが大きなアシスト力を必要とする所定のトルク閾値以上である場合には、操舵輪を路面に対して垂直方向に所定の周波数で振動させるように振動手段を制御する。
これにより、車両が停車または低速走行していると判断される場合において、操舵トルクが上記所定のトルク閾値以上であり大きなアシスト力を必要とする操舵状態であると判断される場合には、操舵輪を路面に対して垂直方向に所定の周波数で振動させて操舵輪と路面との接触面における摩擦力を低減させる。このように接触面における摩擦力を低減させることにより、大きなアシスト力を必要とするような操舵状態であっても操舵をアシストするモータに要求されるトルクを低減することができる。
したがって、操舵をアシストするモータに要求されるトルクを低減することによりモータの小型軽量化を実現することができる。
さらに、モータの小型軽量化に伴い、当該モータを支持する支持部材や配線などモータに関連する各部品の小型化・軽量化をも図ることができる。特に、ロッドおよびナックル等の軽量化によりばね下重量が低減するので、乗り心地感を向上させることができる。
さらに、モータの小型軽量化に伴い、当該モータを支持する支持部材や配線などモータに関連する各部品の小型化・軽量化をも図ることができる。特に、ロッドおよびナックル等の軽量化によりばね下重量が低減するので、乗り心地感を向上させることができる。
請求項2の発明では、操舵輪を路面に対して垂直方向に振動させる振動手段として、サスペンション装置が採用される。これにより、操舵輪と車体との距離を変更させる機能を有するサスペンション装置を車載した車両であれば、この既存の機能を利用して操舵輪を路面に対して垂直方向に振動させることができるので、別途新たな振動機構を有する振動手段を設ける必要もない。
請求項3の発明では、振動手段は、路面に対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子を有している。このように路面に対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子の伸縮作用を利用することにより操舵輪を路面に対して垂直方向に振動させることができるので、例えば、圧油を利用して操舵輪を振動させる場合と比較して、より高速かつ確実に振動させることができる。
請求項4の発明では、モータ制御手段は、振動手段による操舵輪の振動に応じてモータを制御する。これにより、例えば、操舵輪が路面に対して垂直上方に移動して操舵輪と路面との接触面における摩擦力が低減したときにアシスト力を発生させるようにモータを駆動制御することで、モータに要求されるトルクをより低減することができる。
請求項5の発明では、上記所定の周波数は、人間の可聴周波数よりも高い周波数に設定される。このため、操舵輪の振動に起因する騒音により、当該車両の乗員等に不快感を与えることもない。
請求項6の発明では、上記所定の周波数は、エンジンの回転数に対応する周波数、例えば、アイドリング回転数に対応する周波数のn次高調波(nは自然数)に設定される。このため、操舵輪の振動に起因する騒音が、より大きな振動であるエンジンの振動に起因する騒音に打ち消されてしまうので、操舵輪の振動に起因する騒音により、当該車両の乗員等に不快感を与えることもない。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。まず、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20の構成を図1および図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20の構成概要を示す説明図である。図2は、アクティブサスペンション30の概略構成を示す説明図である。
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。まず、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20の構成を図1および図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20の構成概要を示す説明図である。図2は、アクティブサスペンション30の概略構成を示す説明図である。
電気式動力舵取装置20は、主に、ステアリングホイール21、ステアリング軸22、ピニオン入力軸23、トルクセンサ24、アシストモータ25、減速機26、ラックアンドピニオン27、ラック軸28、連結部材29、アクティブサスペンション30と、EPS_ECU40およびサスペンションECU50等から構成されている。
図1に示すように、ステアリングホイール21には、ステアリング軸22の一端側が接続されており、このステアリング軸22の他端側にはトルクセンサ24の入力側が接続されている。またこのトルクセンサ24の出力側には、ピニオン入力軸23の一端側が接続されている。トルクセンサ24は、図略のトーションバーとこのトーションバーを挟むようにトーションバーの両端に取り付けられた2つのレゾルバとからなり、トーションバーの一端側を入力、他端側を出力とする入出力間で生じるトーションバーの捻れ量等を当該2つのレゾルバにより検出することで、ステアリングホイール21による操舵トルクTを検出し得るように構成されている。
トルクセンサ24の出力側に接続されるピニオン入力軸23の途中には、減速機26が連結されており、アシストモータ25から出力されるアシスト力をこの減速機26を介してピニオン入力軸23に伝達し得るように構成されている。
即ち、図面には示されていないが、動力伝達機構としての減速機26は、アシストモータ25の出力軸に取り付けられたモータギヤと減速機26の減速ギヤとが互いに噛合可能に構成されており、アシストモータ25の出力軸が回転すると所定の減速比で減速機26の減速ギヤが回転することで、アシストモータ25による駆動力(アシスト力)をピニオン入力軸23に伝達可能にしている。
ピニオン入力軸23の他端側には、ラックアンドピニオン27を構成するラック軸28のラック溝に噛合可能なピニオンギヤが形成されている。このラックアンドピニオン27では、ピニオン入力軸23の回転運動をラック軸28の直線運動に変換可能にしている。このラック軸28の両端にはロッドおよびナックル等からなる連結部材29を介して操舵輪FR、FLが連結されている。
両連結部材29と車体Bとの間には、操舵輪FR、FLと車体Bとの距離(以下、サスペンションストロークともいう)を変更(振動)させる機能を有するアクティブサスペンション30の一部が設けられている。
図1および図2に示すように、アクティブサスペンション30は、油圧式で、油を貯溜するリザーバ31と、このリザーバ31の油を高圧にして排出(供給)するオイルポンプ32と、このオイルポンプ32からの圧油量に応じてサスペンションストロークを変更する右側サスペンション装置33aおよび左側サスペンション装置33bとを備えている。なお、オイルポンプ32は、エンジンによって駆動されてもよいし、オイルポンプ32専用の電動モータによって駆動されてもよい。
右側サスペンション装置33aと左側サスペンション装置33bとは、機械的構成が同じであり、以下、右側サスペンション装置33aを代表して説明する。
図2に示すように、右側サスペンション装置33aは、切換弁34と、この切換弁34を駆動する切換弁駆動回路35と、ショックアブソーバ36と、このショックアブソーバ36のピストンロッド36bの周りに設けられるコイルバネ37とを備えている。また、ショックアブソーバ36のパワーシリンダ36aの内部には、ピストン36cとの間に油圧室36dが形成される。
図2に示すように、右側サスペンション装置33aは、切換弁34と、この切換弁34を駆動する切換弁駆動回路35と、ショックアブソーバ36と、このショックアブソーバ36のピストンロッド36bの周りに設けられるコイルバネ37とを備えている。また、ショックアブソーバ36のパワーシリンダ36aの内部には、ピストン36cとの間に油圧室36dが形成される。
切換弁34は、オイルポンプ32によりリザーバ31の油を高圧にしてショックアブソーバ36の圧油孔36eを介して油圧室36dに供給する状態(以下、圧油供給状態ともいう)と、油圧室36dの圧油を圧油孔36eを介してリザーバ31に排出する状態(以下、圧油排出状態ともいう)と、油圧室36d内の油量を維持する状態(以下、油量維持状態ともいう)とを切り換える役割を果たす。
切換弁駆動回路35は、サスペンションECU50からの指示に基づいて、切換弁34を、圧油供給状態および圧油排出状態の両状態を相互に切り換えるように駆動制御するか、油量維持状態を維持するように駆動制御する。
次に、本第1実施形態におけるEPS_ECU40によるアシスト制御処理およびサスペンションECU50によるサスペンションストローク制御処理の概要を図3を参照して説明する。
図3(A) は、EPS_ECU40によるアシスト制御処理を表した機能ブロック図であり、図3(B) は、サスペンションECU50によるサスペンションストローク制御処理を表した機能ブロック図である。
図3(A) は、EPS_ECU40によるアシスト制御処理を表した機能ブロック図であり、図3(B) は、サスペンションECU50によるサスペンションストローク制御処理を表した機能ブロック図である。
図1および図3(A) に示すように、EPS_ECU40は、操舵トルクTを検出するトルクセンサ24等に電気的に接続されており、このEPS_ECU40では、アシストモータ25を駆動制御するアシスト制御処理40aが行われている。
具体的には、EPS_ECU40は、トルクセンサ24により検出される操舵トルクTに応じたアシストモータ25の電流指令値を決定する処理を行い、決定した電流指令値に応じたモータ電圧をモータ駆動回路25dによりアシストモータ25に供給する。これにより、アシストモータ25およびEPS_ECU40では、アシスト制御処理40aにより、トルクセンサ24により検出した運転者の操舵状態に応じて、運転者の操舵をアシストするアシスト力をアシストモータ25により発生させている。
具体的には、EPS_ECU40は、トルクセンサ24により検出される操舵トルクTに応じたアシストモータ25の電流指令値を決定する処理を行い、決定した電流指令値に応じたモータ電圧をモータ駆動回路25dによりアシストモータ25に供給する。これにより、アシストモータ25およびEPS_ECU40では、アシスト制御処理40aにより、トルクセンサ24により検出した運転者の操舵状態に応じて、運転者の操舵をアシストするアシスト力をアシストモータ25により発生させている。
また、図1および図3(B) に示すように、サスペンションECU50は、車両の車速Vを検出する車速センサ60およびトルクセンサ24等に電気的に接続されており、このサスペンションECU50では、アクティブサスペンション30の両サスペンション装置33a、33bにおける切換弁駆動回路35により切換弁34を駆動してサスペンションストロークを制御するサスペンションストローク制御処理50aが行われている。
サスペンションECU50は、車速Vおよび操舵トルクTに応じて切換弁駆動回路35を制御して切換弁34を上述した圧油供給状態にすると、リザーバ31の油が圧油としてショックアブソーバ36の圧油孔36eを介して油圧室36dに供給される。この油圧室36dに供給される圧油により、油圧室36dを拡張させて、連結部材29と車体Bとの距離を遠ざけるようにサスペンションストロークを伸長させる。
また、サスペンションECU50は、車速Vおよび操舵トルクTに応じて切換弁駆動回路35を制御して切換弁34を上述した圧油排出状態にすると、油圧室36dの圧油が圧油孔36eを介してリザーバ31に排出される。これにより、油圧室36dを縮小させて、連結部材29と車体Bとの距離を近づけるようにサスペンションストロークを短縮させる。
さらに、サスペンションECU50は、車速Vおよび操舵トルクTに応じて切換弁駆動回路35を制御して切換弁34を上述した油量維持状態にすると、油圧室36dへの圧油の供給および油圧室36dからの圧油の排出が停止される。これにより、油圧室36d内の油量を維持して、連結部材29と車体Bとの距離を一定にするようにサスペンションストロークを一定に維持する。
次に、サスペンションECU50によりアクティブサスペンション30のサスペンションストロークを制御するサスペンションストローク制御処理50aの流れについて、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4は、サスペンションECU50によるサスペンションストローク制御の流れを示すフローチャートである。
図4は、サスペンションECU50によるサスペンションストローク制御の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、車速センサ60により検出される車速Vおよびトルクセンサ24により検出される操舵トルクTを取得すると、ステップS103にて車速Vが停車または低速走行していると判断される速度閾値V0以下であるか否かについて判定される。なお、本第1実施形態においては、速度閾値V0は停車していると判断される0(ゼロ)km/hに設定されているが、低速走行していると判断される速度に適宜設定してもよい。
ここで、例えば、車両が停車しており車速Vが速度閾値V0以下であると判定されると(S103でYes)、ステップS105において、操舵トルクTが大きなアシスト力を必要とするトルクであるトルク閾値T0以上であるか否かについて判定される。
ここで、例えば、ステアリング据え切りなど大きなアシスト力を必要とする操舵状態であり、操舵トルクTがトルク閾値T0以上であると判定されると(S105でYes)、ステップS107において、サスペンションストローク伸縮処理がなされる。なお、本第1実施形態においては、トルク閾値T0は、例えば、5Nmに設定されているが、大きなアシスト力を必要とするようなトルク値に適宜設定してもよい。
この伸縮処理において、サスペンションECU50は、アクティブサスペンション30の両サスペンション装置33a、33bにおける切換弁34が圧油供給状態および圧油排出状態の両状態に所定の周波数で相互に切り換えられるように、切換弁駆動回路35を制御する。これにより、ショックアブソーバ36の油圧室36dが上記所定の周波数に応じて拡張および縮小を繰り返すことで、サスペンションストロークが上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返す。
このように、両サスペンション装置33a、33bにおけるサスペンションストロークが上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返すと、操舵輪FR、FLが路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数に応じて振動することとなり、操舵輪FR、FLと路面Rとの接触面Sfにおける摩擦力が減少する。これにより、アシストモータ25に要求されるトルク(アシスト力)を低減することができる。
なお、本第1実施形態においては、上記所定の周波数は、人間の可聴周波数よりも高い周波数に設定されているが、エンジンの回転数に対応する周波数、例えば、アイドリング回転数に対応する周波数のn次高調波(nは自然数)に設定されてもよい。
一方、ステップS103にて車速Vが速度閾値V0以下でない場合(S103でNo)、または、ステップS105にて操舵トルクTがトルク閾値T0以上でない場合(S105でNo)には、ステップS109において、サスペンションストローク維持処理がなされる。
この維持処理において、サスペンションECU50は、切換弁34が油量維持状態を維持するように、切換弁駆動回路35を制御する。これにより、ショックアブソーバ36の油圧室36d内の油量が維持されて、サスペンションストロークが一定に維持される。
以上説明したように、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20では、サスペンションECU50は、車速Vが速度閾値V0以下、かつ、操舵トルクTがトルク閾値T0以上である場合には、アクティブサスペンション30の両サスペンション装置33a、33bにおけるサスペンションストロークを上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返すように制御することにより、操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数で振動させる。
これにより、車両が停車または低速走行していると判断される場合において、操舵トルクTがトルク閾値T0以上であり大きなアシスト力を必要とする操舵状態であると判断される場合には、操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に所定の周波数で振動させて操舵輪FR、FLと路面Rとの接触面Sfにおける摩擦力を低減させる。このように接触面Sfにおける摩擦力を低減させることにより、大きなアシスト力を必要とするような操舵状態であっても操舵をアシストするアシストモータ25に要求されるトルクを低減することができる。
したがって、操舵をアシストするアシストモータ25に要求されるトルクを低減することによりアシストモータ25の小型軽量化を実現することができる。
さらに、アシストモータ25の小型軽量化に伴い、当該アシストモータ25を支持する支持部材や配線などアシストモータ25に関連する各部品の小型化・軽量化をも図ることができる。特に、ロッドおよびナックル等の連結部材29の軽量化によりばね下重量が低減するので、乗り心地感を向上させることができる。
さらに、アシストモータ25の小型軽量化に伴い、当該アシストモータ25を支持する支持部材や配線などアシストモータ25に関連する各部品の小型化・軽量化をも図ることができる。特に、ロッドおよびナックル等の連結部材29の軽量化によりばね下重量が低減するので、乗り心地感を向上させることができる。
また、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20では、操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に振動させる振動手段として、サスペンション装置33a、33bを有するアクティブサスペンション30が採用されている。
これにより、サスペンションストロークを伸縮させる機能を有するアクティブサスペンションを車載した車両であれば、この既存の機能を利用して操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に振動させることができるので、別途新たな振動機構を有する振動手段を設ける必要もない。
さらに、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20では、上記所定の周波数は、人間の可聴周波数よりも高い周波数に設定されている。このため、操舵輪FR、FLの振動に起因する騒音により、当該車両の乗員等に不快感を与えることもない。
また、上記所定の周波数は、エンジンの回転数に対応する周波数、例えば、アイドリング回転数に対応する周波数のn次高調波(nは自然数)に設定されてもよい。この場合には、操舵輪FR、FLの振動に起因する騒音が、より大きな振動であるエンジンの振動に起因する騒音に打ち消されてしまうので、操舵輪FR、FLの振動に起因する騒音により、当該車両の乗員等に不快感を与えることもない。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図5および図6を参照して説明する。図5は、本発明の本第2実施形態に係る電気式動力舵取装置20の要部を示す説明図である。また、図6は、本第2実施形態におけるサスペンションECU70によるサスペンションストローク制御処理を表した機能ブロック図である。
本第2実施形態に係る電気式動力舵取装置20は、アクティブサスペンション30aにおいて、右側サスペンション装置33aおよび左側サスペンション装置33bに代えて、右側サスペンション装置33cおよび左側サスペンション装置33dを採用するとともに、リザーバ31およびオイルポンプ32を廃止し、サスペンションECU50に代えてサスペンションECU70を採用している点が、上記第1実施形態に係る電気式動力舵取装置と異なる。したがって、第1実施形態の電気式動力舵取装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態を図5および図6を参照して説明する。図5は、本発明の本第2実施形態に係る電気式動力舵取装置20の要部を示す説明図である。また、図6は、本第2実施形態におけるサスペンションECU70によるサスペンションストローク制御処理を表した機能ブロック図である。
本第2実施形態に係る電気式動力舵取装置20は、アクティブサスペンション30aにおいて、右側サスペンション装置33aおよび左側サスペンション装置33bに代えて、右側サスペンション装置33cおよび左側サスペンション装置33dを採用するとともに、リザーバ31およびオイルポンプ32を廃止し、サスペンションECU50に代えてサスペンションECU70を採用している点が、上記第1実施形態に係る電気式動力舵取装置と異なる。したがって、第1実施形態の電気式動力舵取装置と実質的に同一の構成部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
右側サスペンション装置33cと左側サスペンション装置33dとは、機械的構成が同じであり、以下、右側サスペンション装置33cを代表して説明する。
図5に示すように、右側サスペンション装置33cは、上記第1実施形態にて述べた右側サスペンション装置33aの切換弁34、切換弁駆動回路35および圧油孔36eを廃止し、路面Rに対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子38aを有する振動機構38およびピエゾ素子駆動回路39を採用するように構成されている。
図5に示すように、右側サスペンション装置33cは、上記第1実施形態にて述べた右側サスペンション装置33aの切換弁34、切換弁駆動回路35および圧油孔36eを廃止し、路面Rに対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子38aを有する振動機構38およびピエゾ素子駆動回路39を採用するように構成されている。
振動機構38は、ショックアブソーバ36の下端部に設けられており、ピエゾ素子38aに所定の電圧が印加されることにより当該ピエゾ素子38aが伸縮することを利用してショックアブソーバ36を軸方向に伸縮させる役割を果たす。
ピエゾ素子駆動回路39は、サスペンションECU70からの指示に基づいて、ピエゾ素子38aの伸縮を制御するように振動機構38を駆動制御して、ショックアブソーバ36を軸方向に上記第1実施形態にて述べたサスペンションストロークの伸縮における所定の周波数で伸縮させる。
次に、本第2実施形態におけるサスペンションECU70によるサスペンションストローク制御処理の概要を図6を参照して説明する。
図6から判るように、サスペンションECU70は、車速センサ60およびトルクセンサ24等に電気的に接続されており、このサスペンションECU70では、アクティブサスペンション30aの両サスペンション装置33c、33dにおけるピエゾ素子駆動回路39により振動機構38のピエゾ素子38aを伸縮させてサスペンションストロークを制御するサスペンションストローク制御処理70aが行われている。
図6から判るように、サスペンションECU70は、車速センサ60およびトルクセンサ24等に電気的に接続されており、このサスペンションECU70では、アクティブサスペンション30aの両サスペンション装置33c、33dにおけるピエゾ素子駆動回路39により振動機構38のピエゾ素子38aを伸縮させてサスペンションストロークを制御するサスペンションストローク制御処理70aが行われている。
このサスペンションECU70によりアクティブサスペンション30aのサスペンションストロークを制御するサスペンションストローク制御処理70aの流れについて、図4のフローチャートを用いて説明する。
上記第1実施形態と同様に、車速Vが速度閾値V0以下であり(S103でYes)、かつ、操舵トルクTがトルク閾値T0以上であると判定されると(S105でYes)、ステップS107において、サスペンションストローク伸縮処理がなされ、サスペンションECU70は、振動機構38が上記所定の周波数に応じてショックアブソーバ36を伸縮させるようにピエゾ素子駆動回路39を制御する。これにより、サスペンションストロークが上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返して、操舵輪FR、FLが路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数に応じて振動する。
上記第1実施形態と同様に、車速Vが速度閾値V0以下であり(S103でYes)、かつ、操舵トルクTがトルク閾値T0以上であると判定されると(S105でYes)、ステップS107において、サスペンションストローク伸縮処理がなされ、サスペンションECU70は、振動機構38が上記所定の周波数に応じてショックアブソーバ36を伸縮させるようにピエゾ素子駆動回路39を制御する。これにより、サスペンションストロークが上記所定の周波数に応じて伸長および短縮を繰り返して、操舵輪FR、FLが路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数に応じて振動する。
一方、車速Vが速度閾値V0以下でない場合(S103でNo)、または、操舵トルクTがトルク閾値T0以上でない場合(S105でNo)には、ステップS109において、ピエゾ素子駆動回路39が振動機構38を駆動制御することなくサスペンションストローク維持処理がなされる。
以上説明したように本第2実施形態に係る電気式動力舵取装置では、サスペンションストロークの伸長および短縮を繰り返すために、路面Rに対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子38aを有する振動機構38を振動手段として採用している。このように路面Rに対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子38aの伸縮作用を利用することにより操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に振動させることができるので、例えば、圧油を利用して操舵輪FR、FLを振動させる場合と比較して、より高速かつ確実に振動させることができる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、上記各実施形態と同等の作用・効果が得られる。
(1)上記各実施形態において、EPS_ECU40は、アクティブサスペンション30、30aによる操舵輪FR、FLの路面Rに対する振動に応じてアシストモータ25を制御してもよい。これにより、例えば、操舵輪FR、FLが路面Rに対して垂直上方に移動して操舵輪FR、FLと路面Rとの接触面Sfにおける摩擦力が低減したときにアシスト力を発生させるようにアシストモータ25を駆動制御することで、アシストモータ25に要求されるトルクをより低減することができる。
(1)上記各実施形態において、EPS_ECU40は、アクティブサスペンション30、30aによる操舵輪FR、FLの路面Rに対する振動に応じてアシストモータ25を制御してもよい。これにより、例えば、操舵輪FR、FLが路面Rに対して垂直上方に移動して操舵輪FR、FLと路面Rとの接触面Sfにおける摩擦力が低減したときにアシスト力を発生させるようにアシストモータ25を駆動制御することで、アシストモータ25に要求されるトルクをより低減することができる。
(2)上記各実施形態では、図1に示すように、アシストモータ25から出力されるアシスト力を減速機26を介してピニオン入力軸23に伝達し得る、いわゆるコラム式の電気式動力舵取装置20を例示して説明したが、本発明はこれに限られることはなく、例えば、ラックアンドピニオン27にアシストモータおよび減速機を内蔵し、このアシストモータから出力されるアシスト力を減速機を介してラック機構に伝達し得る、いわゆるラック式の電気式動力舵取装置に適用してもよい。
また、ラック軸28とアシストモータ25とを平行に配置したいわゆるラックパラレル式の電気式動力舵取装置、ピニオン入力軸23を有するピニオン部にアシストモータ25を配置したいわゆるピニオン式の電気式動力舵取装置、または、いわゆるデュアルピニオン式の電気式動力舵取装置等に適用してもよい。
また、ラック軸28とアシストモータ25とを平行に配置したいわゆるラックパラレル式の電気式動力舵取装置、ピニオン入力軸23を有するピニオン部にアシストモータ25を配置したいわゆるピニオン式の電気式動力舵取装置、または、いわゆるデュアルピニオン式の電気式動力舵取装置等に適用してもよい。
(3)上記各実施形態では、操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数で振動させる振動手段の例として、油圧式のアクティブサスペンション30、および、ピエゾ素子38aを用いたアクティブサスペンション30aを説明したが、油とは異なる流体または気体例えば空気を利用するアクティブサスペンションを採用するか、サスペンションストロークの伸長および短縮を繰り返すためのモータを利用した専用の振動機構を振動手段として採用することにより、操舵輪FR、FLを路面Rに対して垂直方向に上記所定の周波数で振動させてもよい。
(4)上記各実施形態では、わかりやすさのために「垂直方向」という言葉を用いたが、サスペンション等の構成により垂直方向から多少ずれるものがあるため、真の垂直方向に限定されるものではなく、略垂直方向(真の垂直方向に対し±15°以内)にも適用される。
(5)上記各実施形態では、車速センサ60により車両の車速Vを検出したが、車速センサとして各車輪に車輪回転センサを設け、この車輪回転センサにより検出される各車輪の回転速度に基づいて車両の車速Vを検出するようにしてもよい。
20…電気式動力舵取装置
21…ステアリングホイール
24…トルクセンサ
25…アシストモータ(モータ)
29…連結部材
30、30a…アクティブサスペンション(振動手段)
31…リザーバ
32…オイルポンプ
33a、33c…右側サスペンション装置
33b、33d…左側サスペンション装置
34…切換弁
35…切換弁駆動回路
36…ショックアブソーバ
36d…油圧室
38…振動機構
38a…ピエゾ素子
39…ピエゾ素子駆動回路
40…EPS_ECU(モータ制御手段)
50、70…サスペンションECU(振動制御手段)
60…車速センサ
B…車体
FR、FL…操舵輪
R…路面
Sf…接触面
T…操舵トルク
T0…トルク閾値(所定のトルク閾値)
V…車速
V0…速度閾値(所定の速度閾値)
21…ステアリングホイール
24…トルクセンサ
25…アシストモータ(モータ)
29…連結部材
30、30a…アクティブサスペンション(振動手段)
31…リザーバ
32…オイルポンプ
33a、33c…右側サスペンション装置
33b、33d…左側サスペンション装置
34…切換弁
35…切換弁駆動回路
36…ショックアブソーバ
36d…油圧室
38…振動機構
38a…ピエゾ素子
39…ピエゾ素子駆動回路
40…EPS_ECU(モータ制御手段)
50、70…サスペンションECU(振動制御手段)
60…車速センサ
B…車体
FR、FL…操舵輪
R…路面
Sf…接触面
T…操舵トルク
T0…トルク閾値(所定のトルク閾値)
V…車速
V0…速度閾値(所定の速度閾値)
Claims (6)
- 車両のステアリングホイールによる操舵状態に応じたアシスト力をモータにより発生させて操舵輪の転舵をアシストする電気式動力舵取装置であって、
前記車両の車速を検出する車速センサと、
前記ステアリングホイールによる操舵トルクを検出するトルクセンサと、
前記操舵トルクに基づいて前記モータによるアシスト力の発生を制御するモータ制御手段と、
前記操舵輪を路面に対して垂直方向に振動させる振動手段と、
前記車速が停車または低速走行していると判断される所定の速度閾値以下かつ前記操舵トルクが大きなアシスト力を必要とする所定のトルク閾値以上である場合に前記操舵輪を所定の周波数で振動させるように前記振動手段を制御する振動制御手段と、
を備えることを特徴とする電気式動力舵取装置。 - 前記振動手段は、サスペンション装置であることを特徴とする請求項1記載の電気式動力舵取装置。
- 前記振動手段は、前記路面に対して垂直方向に伸縮するピエゾ素子を有することを特徴とする請求項1または2記載の電気式動力舵取装置。
- 前記モータ制御手段は、前記振動手段による前記操舵輪の振動に応じて前記モータを制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気式動力舵取装置。
- 前記所定の周波数は、可聴周波数よりも大きな周波数に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気式動力舵取装置。
- 前記所定の周波数は、エンジンの回転数に対応する周波数に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気式動力舵取装置。
Priority Applications (1)
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JP2007123329A JP2008279794A (ja) | 2007-05-08 | 2007-05-08 | 電気式動力舵取装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010149573A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-08 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2012533473A (ja) * | 2009-07-22 | 2012-12-27 | ジェイテクト ユーロップ | 自動車のパワーステアリングシステムにおいて、ステアリングホイールのトルク設定値を決定するための方法 |
CN104309435A (zh) * | 2014-10-27 | 2015-01-28 | 江苏大学 | 一种路面不平度在线辨识系统及方法 |
CN104334439A (zh) * | 2012-08-03 | 2015-02-04 | 丰田自动车株式会社 | 转向装置、转向控制装置和转向控制方法 |
JP2021008245A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-01-28 | Kyb株式会社 | 車両制御装置 |
-
2007
- 2007-05-08 JP JP2007123329A patent/JP2008279794A/ja active Pending
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