JP2008278775A - 有用微生物群の連続培養装置並びに連続培養方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有用微生物群(EM)を効率的に連続培養するための培養装置並びに培養方法に関し、予め発酵して活性化した菌を用いて短期間に連続的かつ効率的に発酵培養でき、しかも季節による温度変化を勘案して自動的に糖蜜の濃度を常に一定に制御して投入できると共に、発酵タンクを自動洗浄してから発酵処理時の発酵液の循環を可能とし、良質の発酵液を連続的に効率的に量産可能とする。
【解決手段】発酵タンク中で有用微生物群の発酵・培養が完了した後、該発酵タンク中の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうため、発酵して活性化した上澄み液をスターターとして用いることで、短期間に効率的かつ連続的に発酵培養でき、生産性が向上する。
【選択図】図1
【解決手段】発酵タンク中で有用微生物群の発酵・培養が完了した後、該発酵タンク中の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうため、発酵して活性化した上澄み液をスターターとして用いることで、短期間に効率的かつ連続的に発酵培養でき、生産性が向上する。
【選択図】図1
Description
本発明は、EM(Effective Microorganisms)と呼ばれている有用微生物群を効率的に連続培養するための培養装置並びに培養方法に関する。
特開2000-83648号で紹介されているように、手軽な水道水を使ってEMの原液から拡大活性液を簡単に造り出せ、しかも活性液完成のころあいを容易に確認できる有用微生物群の増殖装置及び有用微生物群の増殖方法を提供するために、タンク内の液体を昇温させる加熱手段を備える第一タンクと、タンク内の液体を調温する加熱手段を備え且つ側壁に液位計を取着した第二タンクと、前記第一タンク内の液体を前記第二タンクへ移送する移送手段と、前記第二タンク下部から該第二タンク内の液体を抜出しポンプを経由して前記液位計を通過させる分岐配管と共に第二タンク上部へ移送してタンク内へ戻す主配管とを具備する構造が提案されている。
特開2000-83648号
しかしながら、このような構造では、原料および糖蜜を人間の手作業で投入するため、季節による温度変化で粘度が変化する糖蜜の投入が面倒である。特に、有用微生物群の原液から発酵増殖を行なうので長時間を要し、生産効率が悪いといった問題がある。本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、予め発酵して活性化した菌を用いて短期間に連続的かつ効率的に発酵培養でき、しかも季節による温度変化を勘案して自動的に糖蜜の濃度を常に一定に制御して投入できると共に、発酵タンクを自動洗浄してから発酵処理時の発酵液の循環を可能とし、良質の発酵液を連続的に効率的に量産可能とすることにある。
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、発酵タンク中で有用微生物群の発酵・培養が完了した後、該発酵タンク中の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうことを特徴とする有用微生物群の連続培養方法である。このように、発酵タンク中で発酵・培養された発酵液の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうため、発酵して活性化した上澄み液をスターターとして用いることで、短期間に効率的かつ連続的に発酵培養でき、生産性が向上する。
請求項2は、温度調節された温水と糖蜜を混ぜながら前記発酵タンクに供給し、さらに原料となる微生物の元菌を供給して、発酵タンク内の発酵液を間欠的に混合し、発酵・培養を行なうことを特徴とする請求項1に記載の有用微生物群の連続培養方法である。このように、温度調節された温水と糖蜜を混ぜながら前記発酵タンクに供給し、さらに原料となる微生物の元菌を供給して、発酵タンク内の発酵液を間欠的に混合することによって発酵・培養を行なう方法によると、季節による温度変化に係わらず各原料の計量、供給などの一連の仕込み処理が自動化できる。
請求項3は、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、発酵タンク→反応容器→発酵タンクの順に発酵液を循環させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有用微生物群の連続培養方法である。このように、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、発酵タンク→反応容器→発酵タンクの順に発酵液を循環させる方法によると、反応容器を通過する際にEMセラミックで遠赤外線を受けると共に水分子が細分化されて、有用微生物群を受け入れ易くなり、発酵処理が促進される。しかも、循環動作によって発酵タンク中の発酵液が効果的に混合され、均質かつ円滑な発酵が促進される。
請求項4は、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側で環状の噴出手段から発酵液などを噴出させることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の有用微生物群の連続培養方法である。このように、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側で環状の噴出手段から発酵液などを噴出させる方法を採っているので、嫌気性の菌を効果的に発酵培養できると共に、底部側で環状体の多数の噴出孔から発酵液が噴出するので、発酵タンク中における発酵液の攪拌混合が円滑に行われる。
請求項5は、発酵タンクと退避タンクを備えており、発酵タンク側壁の上澄み取り出し位置に設けた上澄み取り出し管を退避タンクに配管してあり、前記退避タンクの下部を前記発酵タンクに配管して、発酵タンクから抜き取った退避タンク中の上澄み液を発酵タンクに戻せるように構成したことを特徴とする有用微生物群の連続培養装置である。このように、退避タンクを設けると共に、発酵タンク側壁の上澄み取り出し位置に設けた上澄み取り出し管を退避タンクに配管し、前記退避タンクの下部を前記発酵タンクに配管して、発酵タンクから抜き取った退避タンク中の上澄み液を発酵タンクに戻せる構造としたため、請求項1のように、発酵タンク中で製造された発酵液の上澄み液を退避タンクに一旦退避させ、前記発酵タンクを空にしてから再度発酵タンク内に戻し、次の培養に利用して連続培養を効率的に行なうことが可能となる。
請求項6は、温水製造部、糖蜜タンク及び原料元菌タンクをそれぞれ送出ポンプと開閉バルブを介してミキサー部に配管し、その送出側を発酵タンクに配管してあることを特徴とする請求項5に記載の有用微生物群の連続培養装置である。このように、温水製造部、糖蜜タンク及び原料元菌タンクをそれぞれ送出ポンプと開閉バルブを介してミキサー部に配管し、その送出側を発酵タンクに配管してあるため、請求項2のように、温水と糖蜜を混ぜながら発酵タンクに供給でき、さらに原料元菌を供給できるため、季節による温度変化に係わらず各原料の計量、供給などの一連の仕込み処理が自動化できる。
請求項7は、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、反応容器の上部を発酵タンクの上部に配管すると共に発酵タンクの下部を送出ポンプを介して反応容器の下部に配管してあることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の有用微生物群の連続培養装置である。このように、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、反応容器の上部を発酵タンクの上部に配管すると共に発酵タンクの下部を送出ポンプを介して反応容器の下部に配管してあるため、発酵タンク中の発酵液が反応容器中を上昇通過する際に、EMセラミックで遠赤外線を受けると共に水分子が細分化されて、有用微生物群を受け入れ易くなり、発酵処理が促進される。しかも、循環動作によって発酵タンク中の混合と培養も円滑に行われる。
請求項8は、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側に設けた環状の噴出手段と接続してなることを特徴とする請求項5、請求項6または請求項7に記載の有用微生物群の連続培養装置である。このように、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側に設けた環状の噴出手段と接続してあるため、嫌気性の菌を効果的に発酵培養できると共に、底部側で環状体の多数の噴出孔から発酵液が噴出するので、発酵タンク中における発酵液の攪拌混合が円滑に行われる。
請求項9は、前記発酵タンク並びに退避タンクの天井下側に設けた洗浄ノズルを発酵タンク外の洗浄用バルブ及び前記の温水送出ポンプを介して前記温水部と配管してあることを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれかの項に記載の有用微生物群の連続培養装置である。このように、前記の発酵タンク並びに退避タンクの内部に設けたそれぞれの洗浄ノズルが、それぞれのタンク上部の洗浄用バルブと温水送出ポンプを介して温水部と配管してあるため、発酵タンク及び退避タンクの内部を使用する前に洗浄ノズルによって温水洗浄でき、タンク内壁の付着菌による悪影響を抑制して、有用微生物群発酵液の品質の低下を防止できる。
請求項1のように、発酵タンク中で発酵・培養された発酵液の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうため、発酵して活性化した上澄み液をスターターとして用いることで、短期間に効率的かつ連続的に発酵培養でき、生産性が向上する。
請求項2のように、温度調節された温水と糖蜜を混ぜながら前記発酵タンクに供給し、さらに原料となる微生物の元菌を供給して、発酵タンク内の発酵液を間欠的に混合することによって発酵・培養を行なう方法によると、季節による温度変化に係わらず各原料の計量、供給などの一連の仕込み処理が自動化できる。
請求項3のように、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、発酵タンク→反応容器→発酵タンクの順に発酵液を循環させる方法によると、反応容器を通過する際にEMセラミックで遠赤外線を受けると共に水分子が細分化されて、有用微生物群を受け入れ易くなり、発酵処理が促進される。しかも、循環動作によって発酵タンク中の発酵液が効果的に混合され、均質かつ円滑な発酵が促進される。
請求項4のように、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側で環状の噴出手段から発酵液などを噴出させる方法を採っているので、嫌気性の菌を効果的に発酵培養できると共に、底部側で環状体の多数の噴出孔から発酵液が噴出するので、発酵タンク中における発酵液の攪拌混合が円滑に行われる。
請求項5のように、退避タンクを設けると共に、発酵タンク側壁の上澄み取り出し位置に設けた上澄み取り出し管を退避タンクに配管し、前記退避タンクの下部を前記発酵タンクに配管して、発酵タンクから抜き取った退避タンク中の上澄み液を発酵タンクに戻せる構造としたため、請求項1のように、発酵タンク中で製造された発酵液の上澄み液を退避タンクに一旦退避させ、前記発酵タンクを空にしてから再度発酵タンク内に戻し、次の培養に利用して連続培養を効率的に行なうことが可能となる。
請求項6のように、温水製造部、糖蜜タンク及び原料元菌タンクをそれぞれ送出ポンプと開閉バルブを介してミキサー部に配管し、その送出側を発酵タンクに配管してあるため、請求項2のように、温水と糖蜜を混ぜながら発酵タンクに供給でき、さらに原料元菌を供給できるため、季節による温度変化に係わらず各原料の計量、供給などの一連の仕込み処理が自動化できる。
請求項7のように、前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、反応容器の上部を発酵タンクの上部に配管すると共に発酵タンクの下部を送出ポンプを介して反応容器の下部に配管してあるため、発酵タンク中の発酵液が反応容器中を上昇通過する際に、EMセラミックで遠赤外線を受けると共に水分子が細分化されて、有用微生物群を受け入れ易くなり、発酵処理が促進される。しかも、循環動作によって発酵タンク中の混合と培養も円滑に行われる。
請求項8のように、温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側に設けた環状の噴出手段と接続してあるため、嫌気性の菌を効果的に発酵培養できると共に、底部側で環状体の多数の噴出孔から発酵液が噴出するので、発酵タンク中における発酵液の攪拌混合が円滑に行われる。
請求項9のように、前記の発酵タンク並びに退避タンクの内部に設けたそれぞれの洗浄ノズルが、それぞれのタンク上部の洗浄用バルブと温水送出ポンプを介して温水部と配管してあるため、発酵タンク及び退避タンクの内部を使用する前に洗浄ノズルによって温水洗浄でき、タンク内壁の付着菌による悪影響を抑制して、有用微生物群発酵液の品質の低下を防止できる。
次に本発明による有用微生物群の連続培養装置並びに連続培養方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は、本発明による有用微生物群の連続培養方法を実施する連続培養装置の配管図である。図1において、Tは発酵タンク、tは退避タンクで、それぞれステンレス製であり、かつ保温手段を装備してある。発酵タンクTの内外を貫通している貫通管5は、原料バルブV4、ラインミキサー4を介して、原料を供給したり洗浄のための温水部1、糖蜜タンク2、原料元菌タンク3と配管接続してある。温水部1、糖蜜タンク2、原料元菌タンク3の送出管には、送出ポンプP1、P2、P3と開閉バルブV1、V2、V3をそれぞれ設けてある。発酵タンクTの上部には、洗浄バルブV5を設け、タンク内の洗浄ノズルn1に配管してある。発酵タンクTと並列に反応管6を設け、その入口側を発酵タンクTの下口バルブV6と配管し、出口側を発酵タンクTへの送出バルブV8を配管してある。
発酵タンクTの上澄みレベルに設けた上澄み取り出し管7→取り出しバルブV9→発酵液送出ポンプP6→退避バルブV10→退避タンクtの経路を配管してあり、退避タンクt中の上澄み液は、戻しバルブV12を開いて発酵タンクTへ戻される。退避タンクtの上部にも、洗浄ノズルn2と洗浄バルブV13を設け、温水ポンプP1に接続してある。退避タンクt、発酵タンクTには、内部の液面を検知するためのレベルセンサーLs、lsを設けてある。以上の連続培養装置における前記各部の動作は自動的に制御されるが、手動操作も可能である。次に、各部の連続培養動作を説明する。図2は、図1の装置による連続培養動作を説明するフローチャートである。
先ず、培養処理の開始が要求されると、温水製造ユニットにおいて、洗浄に適した温度の温水が製造され、温水部1に用意される。適温の温水が造られると、発酵タンクTの上部の洗浄バルブV5が開き、温水送りポンプP1が始動して温水を発酵タンクT内に送り込む。この際、発酵タンクT内の洗浄ノズルn1によって、ステップS1のように、発酵タンクT内を50〜60℃の温水で洗浄する。
こうして洗浄動作が終了すると、温水部1は、原料の仕込みに適した40〜45℃の温水を製造し用意する。温水の準備が出来ると、温水バルブV1、糖蜜バルブV2、発酵タンクTへの原料バルブV4を開き、温水送りポンプP1,糖蜜送りポンプP2を運転して、温水と糖蜜を発酵タンクTへ送出する。この際に、配管中のミキサー4にて、糖蜜と温水の混合を行いながら発酵タンクTへ送り込まれる。糖蜜の送り出し量は流量計m1で計測され、必要量が送り出されると糖蜜送りポンプP2は停止し、糖蜜バルブV2も閉じる。なお、糖蜜の送り出し量は、糖蜜の成分や粘度によって変化する。
糖蜜投入終了後も、発酵タンクTの中間レベルまで温水が投入され、投入が終了すると温水送りポンプP1が停止し、温水バルブV1、前記原料バルブV4も閉じる。
糖蜜投入終了後も、発酵タンクTの中間レベルまで温水が投入され、投入が終了すると温水送りポンプP1が停止し、温水バルブV1、前記原料バルブV4も閉じる。
以上の原料仕込み動作が終了すると、原料タンク3から原料となる微生物の元菌を送出すべく、原料バルブV3,発酵タンクTの原料バルブV4を開き、原料送りポンプP3を運転する。ポンプP3が始動すると、定流量弁m2にて送り出し量が定流量に制御され、発酵タンクTへ送出される。図示例では、元菌の送り出し量が定流量で制御されるので、時間で管理する。
所定の送り出し時間が経過すると原料送りポンプP3は停止し、原料バルブV3,発酵タンクTの原料バルブV4を閉じ、元菌の送り出しを停止する。その後、レベルセンサーLsで発酵タンクT中の原料液レベルの上限が検出されるまで温水が送り込まれる。
所定の送り出し時間が経過すると原料送りポンプP3は停止し、原料バルブV3,発酵タンクTの原料バルブV4を閉じ、元菌の送り出しを停止する。その後、レベルセンサーLsで発酵タンクT中の原料液レベルの上限が検出されるまで温水が送り込まれる。
以上の動作によって、原料の仕込み投入が完了し、次の発酵工程に移行する。発酵処理は、発酵タンクTと反応管6を発酵液が交互に移動し循環する動作を繰り返すが、このような循環移動を間欠運転にて行なう。そして、発酵時間が経過すると発酵の完了となる。なお、発酵時間は、培養開始後、初めて培養を行なう初期培養と、連続培養に入った際と、2種類設定される。
いま初期培養が始まると、反応管6による循環運転のために、発酵タンクの下口バルブV6,反応管バルブV7,発酵タンクTへの送出バルブV8が開くと共に、発酵液送りポンプP6が始動して、発酵液が反応管6に送出されて反応管6中を上昇通過する、という動作を繰り返し、循環する。反応管6内には、有用微生物群を混入し焼成してなる磁器であるEMセラミックを入れて、遠赤外線を発すると共に水分子を細分化して、有用微生物群を受け入れ易くする。こうして反応管6を例えば約1時間運転しては、約6時間は循環は休止する、という間欠運転を約1週間行なうと初期発酵培養は完了し、発酵液送りポンプP6が停止し、発酵タンク下口バルブV6、反応管バルブV7,発酵タンクTへの送出バルブV8が閉じ、ステップS5のように初期培養の処理が完了する。なお、圧力計PSで発酵タンクT内の圧力を監視し、発酵によって設定圧まで上昇したら、開放弁V16が開いて大気に開放する。発酵タンクT中の発酵液を全部払い出す際にも、大気開放して、発酵タンクT中が真空状態となるのを防止する。
こうして発酵処理が終了すると、発酵タンクTの上澄み取り出しバルブV9,上澄み液の退避バルブV10が開き、発酵タンクT中の発酵液の上澄みがポンプP6によって退避タンクtへ送り込まれ、一時退避させる。こうして上澄み液の退避動作が完了すると、上澄み取り出しバルブV9,退避バルブV10が閉じて、発酵液が払い出し可能となる。その結果、発酵タンク下口バルブV6、発酵液送出バルブV11が開いて、発酵液送出ポンプP6で発酵液を貯蔵タンクに送り出し、発酵タンクT中の総ての発酵液を払い出す。貯蔵タンク中の発酵液は、有用微生物群の活性液として販売又は提供される。
こうして発酵液の払い出しが終了すると、温水部1から温水が供給されて、ステップS8のように、発酵タンクT中を温水洗浄する。すなわち、発酵タンクTの上部の洗浄バルブV5が開き、温水送りポンプP1が始動して温水を発酵タンクT内に送り込むと共に、発酵タンクT内の洗浄ノズルn1で発酵タンクT内を洗浄する。洗浄が済むと、タンク下口バルブV6とドレンバルブV14が開いて、ポンプP6で排水路8に排水される。
発酵タンクTの洗浄が終了すると、上澄み液の戻りバルブV12が開いて、退避タンクt中の上澄み液が発酵タンクTへ戻される。そして、再び原料仕込みが行われる。すなわち、原料の仕込みに適した温水を製造すると、温水バルブV1、糖蜜バルブV2、発酵タンクTへの原料バルブV4を開き、温水送りポンプP1,糖蜜送りポンプP2を運転して、温水と糖蜜をミキサー4で混合しながら、発酵タンクTへ送出する。必要量が送り出されると糖蜜送りポンプP2は停止し、糖蜜バルブV2も閉じて、発酵タンクTの中間レベルまで温水が投入されてから前記原料バルブV4も閉じる。
こうして原料仕込み終了すると、再び原料タンク3から原料となる微生物の元菌を送出すべく、原料バルブV3、発酵タンクTの原料バルブV4を開き、原料送りポンプP3を運転して、所定の送り出し時間が経過すると原料送りポンプP3は停止し、原料バルブV3、発酵タンクTの原料バルブV4が閉じ、元菌の送り出しを完了する。その後、レベルセンサーLsで発酵タンクT中の原料液レベルの上限が検出されるまで温水が送り込まれる。以上の動作で原料の仕込み投入が完了するので、前記のように、発酵タンクTと反応管6を発酵液が交互に移動する循環移動が間欠的に行われて、ステップS12のように発酵培養が行われ、以降はステップS6以下の動作が繰り返される。
一方、ステップS9のように、退避タンクtから上澄み液を送出した後は、該退避タンクt内の温水洗浄が行われる。いま、洗浄が要求されると、温水部1で洗浄温水が用意され、退避タンク洗浄バルブV13が開いて、温水送りポンプP1で温水を洗浄ノズルn2に送出する。したがって、退避タンクt中の洗浄ノズルn2で退避タンクt内の温水洗浄が行われ、次の上澄み液の退避到来に備える。洗浄後は、ドレンバルブV15が開いて、排水路8に排水される。
以上のように、発酵タンク中で有用微生物群の発酵・培養が完了した後、該発酵タンク中の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を再開するという動作を繰り返すことで連続培養が可能となり、しかも連続培養は活性化された上澄み液を利用するので、発酵タンク中で短時間に確実かつ効率的に発酵培養でき、良質な有用微生物群液を量産するのに適している。
T 発酵タンク
t 退避タンク
V1〜V16 開閉バルブ
1 温水部
2 糖蜜タンク
3 原料元菌タンク
4 ラインミキサー
P1〜P6 送出ポンプ
6 反応管(容器)
7 上澄み取り出し管
n1・n2 洗浄ノズル
Ls・ls レベルセンサー
8 排水路
t 退避タンク
V1〜V16 開閉バルブ
1 温水部
2 糖蜜タンク
3 原料元菌タンク
4 ラインミキサー
P1〜P6 送出ポンプ
6 反応管(容器)
7 上澄み取り出し管
n1・n2 洗浄ノズル
Ls・ls レベルセンサー
8 排水路
Claims (9)
- 発酵タンク中で有用微生物群の発酵・培養が完了した後、該発酵タンク中の上澄み液を退避タンクに一旦退避させておき、残った発酵液を払い出してから、前記発酵タンク内に退避タンクから上澄み液を戻して、次の培養を行なうことを特徴とする有用微生物群の連続培養方法。
- 温度調節された温水と糖蜜を混ぜながら前記発酵タンクに供給し、さらに原料となる微生物の元菌を供給して、発酵タンク内の発酵液を間欠的に混合し、発酵・培養を行なうことを特徴とする請求項1に記載の有用微生物群の連続培養方法。
- 前記の発酵タンクと並列にEMセラミック入りの反応容器を設けて、発酵タンク→反応容器→発酵タンクの順に発酵液を循環させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有用微生物群の連続培養方法。
- 温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側で環状の噴出手段から発酵液などを噴出させることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の有用微生物群の連続培養方法。
- 発酵タンクと退避タンクを備えており、発酵タンク側壁の上澄み取り出し位置に設けた上澄み取り出し管を退避タンクに配管してあり、前記退避タンクの下部を前記発酵タンクに配管して、発酵タンクから抜き取った退避タンク中の上澄み液を発酵タンクに戻せるように構成したことを特徴とする有用微生物群の連続培養装置。
- 温水製造部、糖蜜タンク及び原料元菌タンクをそれぞれ送出ポンプと開閉バルブを介してミキサー部に配管し、その送出側を発酵タンクに配管してあることを特徴とする請求項5に記載の有用微生物群の連続培養装置。
- 前記の発酵タンクと並列に反応容器を設けて、反応容器の上部を発酵タンクの上部に配管すると共に発酵タンクの下部を送出ポンプを介して反応容器の下部に配管してあることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の有用微生物群の連続培養装置。
- 温水の前記発酵タンクへの供給管と前記反応容器から前記発酵タンクへの供給管を接続した貫通管を発酵タンク内の底部側に延長し、底部側に設けた環状の噴出手段と接続してなることを特徴とする請求項5、請求項6または請求項7に記載の有用微生物群の連続培養装置。
- 前記の発酵タンク並びに退避タンクの天井下側に設けた洗浄ノズルをタンク外の洗浄用バルブ及び温水送出ポンプを介して温水部と配管してあることを特徴とする請求項5から請求項8までのいずれかの項に記載の有用微生物群の連続培養装置。
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