JP2008275769A - プロジェクター装置 - Google Patents
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Abstract
する。
【解決手段】 第1の波長の光を発する第1の光源と、第2の波長の光を発する第2の光
源と、第3の波長の光を発する第3の光源と、前記第1、第2、第3の3種の光源を所定
のタイミングで駆動する駆動部と、外部から入力された映像のフレーム信号に同期させて
前記第1、第2、第3の3種の光源を暗くしまたは消灯することを特徴とするプロジェク
ター装置。
【選択図】 図5
Description
関する。
としては、高圧水銀ランプ等の白色光を生じるものもあるが、近年ではLED(Light Emi
tting Diode)を用いる装置も使われるようになってきている。このLED光源プロジェク
ターについて述べると、LEDに1A以上の大電流を流す事により高い輝度と長寿命を両
立させる事を目指したパワーLEDなるデバイスが、複数メーカから相次いで量産され始
めていて、これらのパワーLED(以降、LED)を光源とするプロジェクターである。
LEDには点灯/消灯の反応速度が非常に速いという重要な特徴がある。しかしながら、
光源の消費電力が多いという事情は続いており対策が求められている。
、映像の内容(色の組成等)により発光のゲインや透過率といった特性を制限することに
より消費電力を低減するというものである。例えば赤色を5割に抑えられるとき、ゲイン
と透過率の積を5割にするといった制御が記載されている。しかし映像の内容によらない
消費電力の低減の技術は開示されていない。
ードとして定義している。モードの一つとしては、画像信号が切り替えられていない状態
というものを設けており、3原色を各6割の光量に制限して映像を暗くするといった表現を
行っている。即ち、モードにより表現の仕方を変えるために光源用LEDの駆動電流を下
げて結果的に省電力を実現するというものである。よって、これも映像の状態によらずに
光源の消費電力を抑制するといった目的に沿ったものではなかった。
平ブランキング(NTSC信号では約13%)と垂直ブランキング(8%)の期間は消灯
するというものである。これも一つの対処法ではあるが、ブランキング期間に依存してお
り汎用性に欠ける方法であるものと言える。
供することを目的とする。
の波長の光を発する第2の光源と、第3の波長の光を発する第3の光源と、前記第1、第
2、第3の3種の光源を所定のタイミングで駆動する駆動部と、外部から入力された映像
のフレーム信号に同期させて前記第1、第2、第3の3種の光源を暗くしまたは消灯する
ことを特徴とするものである。
て、メニュー表示部の表現に基づいて外部から操作される指定に対応して前記省電力状態
の頻度とデューティを設定することを特徴とするものである。
て、前記3種の光源はLight Emitting Diodeであることを特徴とするものである。
て、バッテリー消耗検出を行うバッテリー消耗検出手段を更に備え、バッテリー消耗検出
が判定された場合に前記省電力状態に消灯することを特徴とするものである。
て、更に前記3種の光源の省電力状態を表示する表示器を備えたものである。
置が得られる。
図1は本発明によるプロジェクター装置の実施例1の斜視図である。プロジェクター1
は、アナログRGB入力及びコンポーネント入力の2種類の入力信号を受け入れ可能な兼
用入力端子2を有している。入力端子2は、外部のコンピューターなどからのアナログR
GB信号や、ビデオ機器などからのコンポーネント映像信号(Y/PB/PR)を入力するための
ものである。またプロジェクター1は、入力端子3を有している。入力端子3は、ビデオ
機器などからのビデオ信号を入力するためのものである。またプロジェクター1は、投射
部4を有している。投射部4は、外部のスクリーンへの映像投射のために映像を出力する
ためのものである。
Emitting Diode)光源のプロジェクター1は、例えばアナログRGB信号2aもしくはビ
デオ信号3aをデジタル信号に変換する映像信号デコーダ部10、例えば図示せぬマイク
ロコンピュータとそのファームウェアを納めたROM、マイクロコンピュータへワーク領
域を提供するRAMとで構成される制御部30と制御部30内の各機能、光源用の各LE
Dを個別にオン/オフ制御するLED制御手段31、映像信号デコーダ部10によってデ
ジタル化した映像信号にスケーリング等の映像処理を行う映像処理手段32を有する。
0、R,G,Bの各光源用LED41〜43、前記光源用LED41〜43が後述の省電
力になっている事をユーザーに認知させる為にセット上面等の見易い位置に設置された表
示LED50、DMD(Digital Mirror Device、登録商標)60、前記DMDを駆動す
るDMD駆動回路70、投射光4aを放つ投射レンズ80から構成される。
図3に示すように、映像信号の周期Tの垂直同期信号(もしくはその逓倍、この例では2
倍)に同期したPWM(Pulse Width Modulation)信号を制御部30からLED駆動部40
に送り、R/G/B各LEDを順に点灯すると共に、上記信号に同期してDMD駆動部4
0を制御し、各光源をDMDに反射させることにより、単色光源による場合と異なりカラ
ーホイル無しで映像を投影する事ができる。
5:2といった値である。この時間長の比による所謂デジタルデミングによる方法の他に
、アナログデミングによる方法も採ることができる。アナログデミングは上記PWM信号
に同期して各LEDに流れる電流値を調整する事により映像の明るさや色の配合を調節す
る。アナログデミングでは、色のタイミングのずれが無いので、ユーザーに色の滲みを感
じさせにくいという利点がある。なお上記では2倍速でデジタルデミングを行っているが
、倍速数を上げていけばデジタルデミングでもユーザーに色の滲みを感じさせにくくなる
可能性がある。
する。
図4は、LEDプロジェクターにて、説明を簡易化する為に100%白を投影する時の
場合について示すタイミンググラフである。このグラフは、LEDで消費される電力を示
したものである。横軸が時間を表し、縦軸がLEDの発光電力を表す。100%白では、
R,G,BそれぞれのLEDは、100%の発光となり、グラフの様になる。
る。入力信号のフレームレートに従い、映像信号の周期Tと同じフレーム周期で、1フレ
ームF間の半分の時間にLEDをOFFしている。このOFFする期間により、省電力を
実現できる。非常に高速にLEDのON/OFFを繰り返す為に、ユーザーは、省電力操
作を意識せずに使用することができる。デジタルデミングでは、このLEDのONに相当
する期間に3色のオン信号が順次オンする形態となる。
繰り返して4分の1にする等、更に細かい周期としても良く、また、動画のビデオ映像で
なく、静止画(PC出力のRGB信号等)であれば、入力信号のフレームに同期する必要
はない。画面追い越しのノイズは発生しないからである。
レベルまで、広げても良い。ユーザーメニュー設定で、この期間調整(OFF幅の設定)
や、省電力モードのON/OFFを設けても良い。
ザーメニュー設定に関係の深いボタンとしては、MENUボタン、<ボタンと>ボタンの
2方向の選択ボタン、図7でその右の戻り矢印を表示した決定ボタンがある。
を示す図である。図7のMENUボタン、<ボタン、>ボタンを適宜操作することにより
、このBrightness, Contrastを代表とする映像調整カテゴリー設定タブが開く。図7の決
定ボタンを押すとこのタブが調整対象として選ばれ、次は<ボタンと>ボタンで項目を選
択し、決定ボタンで項目選択を決定する。この項目選択の決定に続いては、<ボタンと>
ボタンで調整値を選択し、決定ボタンで調整値選択を決定することができる。
定するためのものであり、パルスOFF調整値NAが0の既定値のときにはこの省電力は
行われない。他には正数で100まで指定できるようになっている。図8では45と指定
している。また図8の項目で、パルス比DはパルスONの割合を指定するためのものであ
り、パルスON調整値DAは例えば図8に表示されているように50が既定値である。調
整値DAは非負の整数で0から100まで指定できるようになっている。なお調整値DA
が100のときにはこの省電力は実質行われないので、省電力状態表示LED50を消灯
する。
り、もう一度MENUボタンを押すことによりユーザーメニュー設定が終了し、メニュー
表示部として投射部4より外部へ表示されていたユーザーメニュー設定表示が消える。
イスが不要なシステム構成である事から、バッテリー駆動されるケースが多い。本実施例
は、投影輝度を著しく落とさずに、LEDプロジェクターの消費電力を更に低減させるも
のである。バッテリーが消耗して無くなってきたときに省電力を行うようにしてもよい。
例えば制御部30に図示せぬバッテリー消耗検出機能を有する手段を設けて実現すること
ができる。
の数百mSオーダーでの即時消灯/即時点灯が可能となった。なお光源は一般のパワーL
EDでなくともよく、半導体レーザ等の光源も適宜用いればよい。
に対して、フレーム単位でミュート処理(LEDのOFF)を周期的に挿入する事により
、輝度を保持しながら省電力化を行った。LEDプロジェクターでは、従来のランプ方式
とは異なり、光源のON/OFF速度を高速にできるメリットがある。この特性を利用して、
消費電力の低減を実現した。
、省電力を実現できる。非常に高速で、LEDのON/OFFを繰り返す為に、投影輝度を著
しく落とすことなく、LEDプロジェクターの消費電力を低減することができる。
実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態またはその変形例に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合
せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態またはその変形例に示される全構成
要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
信号デコーダ部,30…制御部,31…光源用LED制御機能,32…映像信号処理機能
,40…光源用LED駆動部,41…赤LED,42…緑LED,43…青LED,50
…省電力状態表示LED,60…DMD(Digital Mirror Device),70…DMD駆動
部,80…投射レンズ。
Claims (5)
- 第1の波長の光を発する第1の光源と、
第2の波長の光を発する第2の光源と、
第3の波長の光を発する第3の光源と、
前記第1、第2、第3の3種の光源を所定のタイミングで駆動する駆動部と、
外部から入力された映像のフレーム信号に同期させて前記第1、第2、第3の3種の光源
を暗くしまたは消灯することを特徴とするプロジェクター装置。 - メニュー表示部の表現に基づいて外部から操作される指定に対応して前記省電力状態の頻
度とデューティを設定することを特徴とする、請求項1に記載のプロジェクター装置。 - 前記3種の光源はLight Emitting Diodeであることを特徴とする請求項1に記載のプロジ
ェクター装置。 - バッテリー消耗検出を行うバッテリー消耗検出手段を更に備え、
バッテリー消耗検出が判定された場合に前記省電力状態に消灯することを特徴とする請求
項1に記載のプロジェクター装置。 - 更に前記3種の光源の省電力状態を表示する表示器を備えた、請求項1に記載のプロジェ
クター装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007117117A JP2008275769A (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | プロジェクター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008275769A true JP2008275769A (ja) | 2008-11-13 |
JP2008275769A5 JP2008275769A5 (ja) | 2009-12-03 |
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ID=40053819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007117117A Pending JP2008275769A (ja) | 2007-04-26 | 2007-04-26 | プロジェクター装置 |
Country Status (1)
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-
2007
- 2007-04-26 JP JP2007117117A patent/JP2008275769A/ja active Pending
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