JP2002149134A - カラー画像表示方法及び装置 - Google Patents

カラー画像表示方法及び装置

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JP2002149134A JP2000345688A JP2000345688A JP2002149134A JP 2002149134 A JP2002149134 A JP 2002149134A JP 2000345688 A JP2000345688 A JP 2000345688A JP 2000345688 A JP2000345688 A JP 2000345688A JP 2002149134 A JP2002149134 A JP 2002149134A
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Yasuichiro Kurita
泰市郎 栗田
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、FSCD方式特有の色われ妨害を
低減する。 【解決手段】 画像の3原色(R、G、B)の各原色成
分は、1/60秒である1フィールドの期間内におい
て、1/120秒の期間内に1色ずつ順に表示され、残
りの1/120秒の期間は、表示されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの表示セルに
3原色をフィールド毎に順次に表示することによってカ
ラー画像を表示するカラー画像表示方法及び装置に関す
る。
【0002】[発明の概要]本発明は、1つの表示セル
に3原色をフィールド毎に順次に表示することによって
カラー画像を表示するフィールド色順次式画像表示装置
(Field-SequentialColor Display、以下、「FSC
D」と略記する)において、画像の3原色成分を入力画
像信号の1フィールド内の一定期間内に集中して表示す
ることにより、FSCD方式特有の色われ(color brea
kup)妨害を低減させるものである。
【0003】
【従来の技術】カラー画像表示装置として代表的なもの
にシャドウマスク型CRTやカラーフィルタ式液晶表示
装置(LCD)がある。これらのカラー画像表示装置で
は、1画素を3つの表示ドットまたはセルに分割し、そ
れらを3原色に塗り分ける空間分割型のカラー表示方式
を用いている。
【0004】これらに対し、最近、1つの表示セルに3
原色をフィールド毎に順次に表示することによってカラ
ー画像を表示するフィールド色順次式画像表示方式(F
SCD方式)が、一部の投射型表示装置や直視型LCD
でのカラー化方式として注目され、開発が進められてい
る。それらの例は、以下の文献にも記されている。
【0005】 [1]V.Markandy,R.J.Gove,SMPTE Journal,Oct.1995,p
p.680-685. [2]T.Takahashi,et al.,Proc.IDW'98,ALC4-4,pp.845
-846(Dec.1988). [3]N.Koma,et al.,SID'00 DIGEST,P-28,pp.632-635
(May 2000).
【0006】FSCD方式の特長は、空間分割型のよう
に1画素を3セルに分割する必要がなく、1画素=1セ
ルであるため、表示装置の高精細化に有利であり、ま
た、同一の精細度であれば低コスト化に有利である。
【0007】このFSCD方式で採用されている表示シ
ーケンスは、例えば図7や図8に示すようになってい
る。図7は、従来のFSCD方式の表示シーケンスの第
1の例を示す図である。図8は、従来のFSCD方式の
表示シーケンスの第2の例を示す図である。
【0008】図7及び図8において、横軸は時間(t)
であり、縦方向は表示されている3原色(R、G、B)
を模式的に示したものである。表示する画像信号は、通
常のテレビ信号であり、フィールド周波数は60Hzで
ある。このため、1フィールドの時間は1/60秒であ
る。
【0009】図7では、3原色(R、G、B)の各原色
成分が、1フィールドの期間1/60秒を3等分割した
期間1/180秒毎に順次表示されることが示されてい
る。図8では、3原色(R、G、B)の各原色成分が、
同様に順次表示されるが、1フィールドの1/3全期間
が表示されるのではなく、それよりも相当に短い期間だ
け表示されることが示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、FSCD方式
では、3原色を時分割で表示しているため、表示されて
いる画像に特有の色われ(Color breakup)妨害を生じ
るという欠点がある。これは、例えば、本来白いはずの
画像のエッジ部分に複数の鮮やかな色が観視される現象
であり、著しい画質妨害となって表示画質を大きく劣化
させる。色われは、観視者の視点の動きや表示画像の内
容によって見え方が異なり、静止画においても観視者が
まばたきをした瞬間などに観視される。しかし、特に明
瞭に観視されるのは、動画を表示した際である。動画の
場合には、色われが定常的に観視されるため、画質に対
する影響も大きい。
【0011】この色われ発生のメカニズムを図9を用い
て説明する。図9は、従来のFSCD方式における色わ
れ妨害の発生メカニズムの例を示す図である。なお、表
示シーケンスは、図7に示した第1の例であるが、図8
に示した第2の例でも同様である。
【0012】図9は、表示画像を画面水平位置(x)−
時間(t)の2次元で表した図である。FSCD方式で
表示された白ウィンドウが時間とともに右方向に移動し
ている状態を示している。
【0013】このような画像を表示すると人間の視覚の
性質として、動くウィンドウに眼が追従し、画像を見て
いる視点の軌跡は、図の斜め矢印で示したものとなる。
この性質は、人間が画像を見ようとしている限り個人差
はほとんどなく、図のような軌跡となる。また、視覚の
時間特性により、1フィールド内の表示光は視覚系の中
でほぼ完全に積分される。
【0014】その結果、観視される色は、図に示す斜め
矢印の軌跡上の表示光を積分した色となり、図に示した
ような偽の色が色われ妨害として観視される。例えば、
白く観視される部分のすぐ右の部分は、GとRが積分さ
れるため黄色として観視される。これら偽の色は、画像
の動き方向やRGBの表示順によって変化するが、いず
れの場合も著しい画質劣化を生じる。
【0015】このとき、偽の色、即ち色われを生じる画
面上での幅が大きいほど画質劣化も大きく感じられる。
表示シーケンスが一定ならば、画像の動きが速いほどこ
の幅は大きくなり、画質劣化の程度も大きくなる。
【0016】したがって、FSCD方式をテレビ用など
の動画表示用として用いる場合は、色われ妨害の改善が
不可欠である。改善法は、例えば、前記の文献[1]な
どにも記されているが、これまでの方法では改善効果が
不十分である。
【0017】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、色われ妨害を低減できるFSCD方式に
よるカラー画像表示方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のカラー画像表示方法は、画像の3原色の各
原色成分を入力画像信号の各フィールドにおいて順次表
示することによってカラー画像を表示するカラー画像表
示方法であって、前記3原色の各原色成分を前記入力画
像信号の1フィールド内の一定期間内だけに表示し、フ
ィールド内の残りの期間では表示しないことを特徴とし
ている。
【0019】この方法によれば、画像の3原色成分を入
力画像信号の1フィールド内の一定期間内に集中して表
示するので、FSCD方式特有の色われ妨害を低減させ
ることができる。この方法は、特に動画表示における色
われ妨害を有効に低減させることができる。
【0020】また、本発明のカラー画像表示方法は、前
記3原色の各原色成分を前記入力画像信号の1フィール
ド内の前記一定期間内において複数回表示することを特
徴としている。
【0021】この方法によれば、3原色の各原色成分を
1フィールド内の一定期間内において複数回表示するの
で、一層、色われ妨害を低減させることができる。
【0022】本発明のカラー画像表示装置は、3原色の
各原色成分を入力画像信号の各フィールドにおいて順次
に表示することによってカラー画像を表示するカラー画
像表示装置において、表示すべき画像信号を1フィール
ド以上記憶できるメモリと、表示する画像の色を切り替
え可能な表示デバイスと、入力画像信号の1フィールド
内の一定期間内において前記メモリに記憶した1フィー
ルドの画像情報を3原色の各原色成分ごとに前記表示デ
バイスに表示させ、各原色成分の表示光を順次切り替え
て出力する表示制御手段と、入力画像信号の1フィール
ド内の前記一定期間を除いた残りの期間では無表示また
は黒表示となるようにする無表示期間生成手段とを備え
ることを特徴としている。
【0023】この構成によれば、画像の3原色成分の表
示期間を、入力画像信号の1フィールド内の一定期間と
し、フィールド内の残りの期間は無表示期間として制御
できるので、FSCD方式特有の色われ妨害を低減させ
ることができる。特に動画表示における色われ妨害を有
効に低減させることができる。
【0024】また、本発明のカラー画像表示装置は、前
記表示制御手段は、入力画像信号の1フィールド内の一
定期間内において、前記3原色の各原色成分の表示光を
複数回切り替えて出力することを特徴としている。
【0025】この構成によれば、3原色の各原色成分を
1フィールド内の一定期間内において複数回表示するの
で、一層、色われ妨害を低減させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態1に
よるカラー画像表示方法を示すFSCD方式の表示シー
ケンスを示す図である。本実施の形態1は、図7に示し
た従来例に対するものである。
【0027】図1において、横軸は時間(t)であり、
縦方向は表示されている3原色(R、G、B)のレベル
を模式的に示したものである。表示する画像信号は、通
常のテレビ信号であり、フィールド周波数は60Hzで
ある。このため、1フィールドの期間は1/60秒であ
る。
【0028】図1に示すように、本実施の形態1では、
画像の3原色(R、G、B)の各原色成分は、1/12
0秒の期間内に1色ずつ順に表示され、残りの1/12
0秒の期間は、無表示期間となっている。各原色の表示
期間は、それぞれ1/360秒である。図1のR1,G
1,B1は、画像信号の1番目のフィールドの3原色成
分を示し、R2,G2,B2は2番目のフィールドの3
原色成分を示している。
【0029】(表示期間/1フィールド期間)を表示期
間の圧縮率と定義すると、図1の場合には、圧縮率は6
0/120=1/2である。後に説明するように、圧縮
率を小さくするほど色われ妨害が低減され、表示画像の
画質が改善される。
【0030】実験結果として、一般に、良好な画質を得
るためには、フィールド周波数60Hzの場合、圧縮率
は1/2程度以下が望ましい。図7に示した従来のFS
CD方式の表示シーケンスの第1の例は、本実施の形態
1で定義する圧縮率を1にした場合として説明できる。
【0031】なお、図1では表示期間がフィールド内の
前半にあるが、その時間的位置は問題にはならず、後
半、あるいは中間位置にあっても効果は同等である。ま
た、3原色(R、G、B)の各原色成分の表示順によっ
ても効果は変わらず、GBRなど、他の表示順でも同等
の効果が得られる。
【0032】次に、図2と図3を用いて、色われ妨害を
低減できる理由を説明する。図2は、色われ妨害を発生
した画面の一例を示す図である。図3は、本発明の実施
の形態1によるFSCD方式における色われ妨害の発生
メカニズムの一例を示す図である。
【0033】図2は、白い矩形のウィンドウ画像が画面
の左から右方向に等速移動している場合の色われ妨害の
見え方を示している。即ち、ウィンドウの進行方向に対
して前後方向となる左右のエッジ部分に鮮やかな色が観
視される。これは元の画像(この場合、白ウィンドウ)
にない偽の色であり、一般画像では著しい画質劣化とし
て感じられる。例えば、動く人の顔に赤や青のエッジが
付くなどの状況になる。
【0034】図3は、表示画像を画面水平位置(x)−
時間(t)の2次元で表した図である。FSCD方式で
表示された白ウィンドウが時間とともに右方向に移動し
ている状態を示している。
【0035】このような画像を表示すると人間の視覚の
性質として、動くウィンドウに眼が追従し、画像を見て
いる視点の軌跡は図の矢印で示したものとなる。この性
質は人間が画像を見ようとしている限り個人差はほとん
どなく、図3のような軌跡となる。また、視覚の時間特
性により、1フィールド内の表示光は視覚系の中でほぼ
完全に積分される。
【0036】その結果、観視される色は図に示す矢印の
軌跡上の表示光を積分した色となり、図に示したような
偽の色が色われ妨害として観視される。例えば、白く観
視される部分のすぐ右の部分は、GとRが積分されるた
め黄色として観視される。これら偽の色は画像の動き方
向やRGBの表示順によって変化するが、いずれの場合
も著しい画質劣化を生じる。
【0037】このとき、偽の色、即ち色われを生じる画
面上での幅が大きいほど画質劣化も大きく感じられる。
表示シーケンスが一定ならば、画像の動きが速いほどこ
の幅は大きくなり、画質劣化の程度も大きくなる。
【0038】しかし、本実施の形態1では、1フィール
ド内の表示期間の割合が小さいため、図9と比較して明
らかなように、観視される色われの画面上での幅を小さ
く抑えることができ、その結果、画質劣化が改善され
る。
【0039】改善の程度は、表示期間の圧縮率や画像の
動き速度によっても異なるが、代表的な例として、フィ
ールド周波数60Hz、圧縮率1/2の場合、一般的画
像における中程度の動き速度でも、大きな改善効果が得
られる。
【0040】次に、図4は、本発明の実施の形態2によ
るカラー画像表示方法を示すFSCD方式の表示シーケ
ンスを示す図である。本実施の形態2は、図8に示した
従来例に対するものである。
【0041】表示デバイスの種類によっては、必ずしも
各原色成分が1フィールドの1/3の全期間表示される
とは限らず、図8に示したように短い期間だけ表示され
る場合もある。しかし、図9と同様なメカニズムによ
り、図8に示したように短い期間だけ表示される表示シ
ーケンスであっても色われの幅は狭くならず、画質は同
様に劣化する。
【0042】このような場合、本実施の形態2では、図
4に示すように、3原色(R、G、B)の各原色成分の
表示光の位置を接近させ、例えば1/120秒以内に3
原色の表示光を集中させる。これによって、実施の形態
1と同様の作用・効果が得られる。
【0043】また、図5は、本発明の実施の形態3によ
るカラー画像表示方法を示すFSCD方式の表示シーケ
ンスを示す図である。
【0044】図5に示すように、本実施の形態3では、
1/120秒以内に3原色(R、G、B)の各原色成分
を2回ずつ表示するようにしている。このようにするこ
とにより、色われ妨害の全体の幅は、実施の形態2(図
4)と同程度であるが、その中に多数の偽の色が混在す
るので、色われ妨害がより目立ちにくくなり、結局、実
施の形態2(図4)よりも画質がさらに改善される。
【0045】このとき、3原色(R、G、B)の各原色
成分の表示回数は、必ずしも同じにする必要はなく、各
原色成分毎のトータルの表示時間が同じであればよい。
例えば、Gは1/720秒間だけ2回表示させ、R、B
は1/360秒間だけ1回表示させてもよい。
【0046】次に、図6は、本発明の実施の形態4によ
るカラー画像表示装置の構成例を示すブロック図であ
る。
【0047】図6において、装置の入力信号はRGB3
原色信号である。フィールドメモリ1、2は、1フィー
ルド毎に交互に書き込み(R)と読み出し(W)を繰り
返し、全体として入力信号のすべてのフィールドを連続
的にR/W可能である。
【0048】スイッチ3により、その時点で読み出し状
態にあるフィールドメモリが選択される。これらの動作
は、入力信号に同期してR/W制御回路4により制御さ
れる。
【0049】このとき、従来のFSCD方式では、読み
出しは3倍の速度(フィールド周波数180Hz)で3
回行われる。これに対し、図1に示した実施の形態1の
例では、6倍の速度(フィールド周波数360Hz)で
3回以上行われる。
【0050】R選択回路5、G選択回路6、B選択回路
7は、読み出された画像データから各々R原色成分、G
原色成分、B原色成分のみを選択する回路である。ま
た、無表示データ回路8は、表示デバイスを無表示状態
(または黒表示状態)にするための駆動データを出力す
る回路である。これらR選択回路5、G選択拘路6、B
選択回路7及び無表示データ回路8の出力は、スイッチ
9でいずれかが選択される。
【0051】駆動回路10は、スイッチ9の出力信号を
表示デバイス11の駆動に適した信号形式に変換し、表
示デバイス11を駆動して画像を表示させる。表示デバ
イス11としては、例えば透過型の液晶デバイスを用い
ることができる。バックライト12の発光が表示デバイ
ス11を透過することにより表示光を生じる。
【0052】このとき、バックライト12は、3原色
(R、G、B)のいずれかの原色成分の色に発光色を切
り替えることができるものとする。例えばR、G、Bの
発光ダイオードを交互にオン/オフさせてもよい。発光
色は、スイッチ9で選択されている色に一致させる。例
えばRが選択されていればRを発光させる。これらの動
作は表示色選択制御回路13により制御される。
【0053】1フィールド内の無表示期間は、次の
(1)(2)(3)いずれかの方法で実現でき、いずれ
によっても本発明の効果は同様に得られる。即ち、
(1)無表示期間は、スイッチ9で無表示データを選択
し、表示デバイス11の透過率を0にする。(2)無表
示期間は、バックライト12をオフとする。(3)別に
シャッタ14を設け、無表示期間は表示光を遮断する。
【0054】以上すべての動作により、図1、図4、図
5に示したような本実施の形態の表示シーケンスが実現
できる。
【0055】なお、本発明は、上記以外の方法や構成で
も実現できる。例えば、バックライト12として白色光
のものを使用し、別に透過色がR/G/B切替可能なカ
ラーフィルタ15を設けて、それにより表示色を切り替
えることもできる。
【0056】また、フィールドメモリ1、2には、RG
B信号ではなく、例えばYPbPr信号を記録させ、フ
ィールドメモリの出力側にYPbPrからRGBへの逆
変換マトリクスを設けてもよい。
【0057】さらに、図6は、透過型の直視型表示装置
の例であるが、本発明は、反射型や投射型の表示装置に
おいても同様に適用できる。さらに、表示デバイス11
として、液晶以外にも、例えばDMD(Digital Micro-m
irror Device)なども利用できる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像の3原色成分の表示期間を、入力画像信号の1フイ
ールド内の一定期間内に集中して表示するようにしたの
で、FSCD方式の大きな欠点である色われ妨害、特に
動画表示における色われ妨害を低減させることができ
る。これにより、高精細化、低コスト化に有利なFSC
D方式の実用・普及に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるカラー画像表示方
法を示すFSCD方式の表示シーケンスを示す図であ
る。
【図2】色われ妨害の発生する画面の一例を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態1によるFSCD方式にお
ける色われ妨害の発生メカニズムの一例を示す図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2によるカラー画像表示方
法を示すFSCD方式の表示シーケンスを示す図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態3によるカラー画像表示方
法を示すFSCD方式の表示シーケンスを示す図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態4によるカラー画像表示装
置の構成例を示すブロック図である。
【図7】従来のFSCD方式の表示シーケンスの第1の
例を示す図である。
【図8】従来のFSCD方式の表示シーケンスの第2の
例を示す図である。
【図9】従来のFSCD方式における色われ妨害の発生
メカニズムの例を示す図である。
【符号の説明】
1、2 フィールドメモリ 3、9 スイッチ 4 R/W制御回路 5 R選択回路 6 G選択回路 7 B選択回路 8 無表示データ回路 10 駆動回路 11 表示デバイス(LCD等) 12 バックライト 13 表示色選択制御回路 14 シャッタ 15 R/G/B可変カラーフィルタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/02 G09G 5/02 Z 5/36 510 5/36 510M H04N 9/12 H04N 9/12 A Fターム(参考) 5C006 AA22 AF03 AF04 AF06 AF44 AF85 BB29 BF02 BF24 EA01 FA56 5C060 BC01 BD02 HB26 HC16 JA20 5C080 AA10 AA18 CC03 DD05 EE19 EE30 JJ02 JJ05 JJ06 5C082 AA01 AA03 BA34 BA41 BB15 BD02 CA12 CA81 CA85 DA53 MM04 MM10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の3原色の各原色成分を入力画像信
    号の各フィールドにおいて順次表示することによってカ
    ラー画像を表示するカラー画像表示方法であって、 前記3原色の各原色成分を前記入力画像信号の1フィー
    ルド内の一定期間内だけに表示し、フィールド内の残り
    の期間では表示しないことを特徴とするカラー画像表示
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー画像表示方法に
    おいて、 前記3原色の各原色成分を前記入力画像信号の1フィー
    ルド内の前記一定期間内において複数回表示することを
    特徴とするカラー画像表示方法。
  3. 【請求項3】 3原色の各原色成分を入力画像信号の各
    フィールドにおいて順次に表示することによってカラー
    画像を表示するカラー画像表示装置において、 表示すべき画像信号を1フィールド以上記憶するメモリ
    と、 表示する画像の色を切り替え可能な表示デバイスと、 入力画像信号の1フィールド内の一定期間内において前
    記メモリに記憶した1フィールドの画像情報を3原色の
    各原色成分ごとに前記表示デバイスに表示させ、各原色
    成分の表示光を順次切り替えて出力する表示制御手段
    と、 入力画像信号の1フィールド内の前記一定期間を除いた
    残りの期間では無表示または黒表示となるようにする無
    表示期間生成手段と、 を備えることを特徴とするカラー画像表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のカラー画像表示装置に
    おいて、 前記表示制御手段は、入力画像信号の1フィールド内の
    一定期間内において、前記3原色の各原色成分の表示光
    を複数回切り替えて出力することを特徴とするカラー画
    像表示装置。
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