JP2008275120A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 弁室及びその内部に形成された弁座を有する弁本体と、前記弁座に接離して流体の通過流量を調整する弁体と、ロータ及び該ロータを回転駆動するステータを有する駆動部と、前記ロータの回転を前記弁体の前記弁座に対する接離動作に変換する送りねじ機構と、前記弁本体に取り付けられて前記ロータを収容するキャンと、前記弁室と前記キャン内とを連通する冷媒通路とを備え、該冷媒通路を通って異物が前記キャン内へ侵入するのを防止する異物侵入防止部材を配設したことを特徴とする電動弁。
2. 前記冷媒通路は、前記弁室内と前記キャン内の前記冷媒圧力を均圧するために前記弁本体に貫通して形成される均圧孔を含むことを特徴とする請求項１記載の電動弁。
3. 前記均圧孔は前記弁本体と前記送りねじ機構を構成するねじ部材との間に形成される隙間に開口する態様で形成されており、前記異物侵入防止部材は、前記均圧孔の当該開口を覆う態様で前記ねじ部材に装着されていることを特徴とする請求項２記載の電動弁。
4. 前記異物侵入防止部材は、前記均圧孔の内部に収容されていることを特徴とする請求項２記載の電動弁。
5. 前記送りねじ機構に内在するバックラッシュ除去のため前記弁体の周囲に巻装して配設されており且つ前記弁体を前記弁座から離れる方向に付勢するばね部材と、前記ばね部材の外側を覆うばね覆い部材とを備えていることを特徴とする請求項１記載の電動弁。
6. 前記ばね覆い部材は、その一端から前記弁体の軸方向に延びる延長部を有しており、該延長部と前記弁体との間に形成される空間に前記異物侵入防止部材が配設されていることを特徴とする請求項５記載の電動弁。
7. 前記異物侵入防止部材は、異物を捕捉するものであることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項記載の電動弁。
8. 前記異物侵入防止部材は発泡金属、金網等のフィルタであることを特徴とする請求項７に記載の電動弁。
9. 前記送りねじ機構に内在するバックラッシュ除去のため前記弁体の周囲に巻装して配設されており且つ前記弁体を前記弁座から離れる方向に付勢するばね部材と、前記ばね部材の外側を覆うばね覆い部材とを備え、
   前記異物侵入防止部材は、前記ばね覆い部材の一端から前記弁体の軸方向に延びるとともに前記弁体の表面との間に微小な隙間を形成する延長ガイド部であることを特徴とする請求項１記載の電動弁。
10. 前記ロータの回転を前記送りねじ機構に減速して伝達させるため、前記ロータと前記送りねじ機構との間を伝動連結する歯車列機構又は遊星歯車機構等から成るギア減速機部が設けられていることを特徴とする請求項１〜９のいずれか一項記載の電動弁。