JP5683189B2 - 電動弁 - Google Patents

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Description

この発明は、空調システム等に適用され、キャンの内部に冷媒等の流体を導入させる電動弁に関する。
従来、冷凍サイクルにおいては、冷媒の流量等の制御を行うため、ステッピングモータ等の電動モータで弁の開閉作動をする電動弁が用いられている。電動弁は、キャンと称される有底の容器の外側にステータを配置し、当該キャンの内側に前記ステータで回転駆動されるロータを配置し、ロータの回転を必要に応じて例えばねじ運動機構等の適宜の運動変換機構を介して弁体のリフト方向への移動等の開閉動作に変換している(特許文献1及び2参照)。このような電動弁においては、キャン内に配置されている上記ロータや運動変換機構は、電動弁の制御性能に大きな影響を及ぼす重要な部品である。かかる重要な部品が円滑に且つ正確に動作するのを確保するため、例えば弁本体と、弁体が取り付けられた弁棒との間の微小な隙間を介して冷媒自体をこれら部品のための潤滑剤としてキャン内に取り込み、キャンの内外でこれを自然循環させることが行われている。
ところが、冷凍サイクルを循環する冷媒には、例えば、配管接続作業時に生じた削り屑やゴミ等の異物が含まれることがある。異物が混入した冷媒がキャン内に流入すると、冷媒中の異物がキャン内に溜まり、上記ロータや運動変換機構等の重要部品の動作部分に異物が入り込み、その結果、電動弁は、弁としての動作が重くなる、或いは最悪の場合には動作しなくなる等の動作不良に繋がる。また、冷媒がキャン内に長く滞留するような場合には、冷媒の粘性が高くなり、これも電動弁の動作不良に繋がる。
異物混入による電動弁の動作不良の対策として、冷媒が流れる冷凍サイクルの管路それ自体に異物を捕捉するためのフィルタを配置することも考えられる。しかしながら、そうした対策は、フィルタが管路を流れる冷媒の流れに対する抵抗となる。また、異物が入り込んだ電動弁を新しい電動弁に取り替えれば当面の異物に対する問題は解決するが、当該冷凍サイクルを停止しなければならない。
さらに例えば、吸収式冷凍サイクルなどのようにユニット回路内を真空状態にしておく必要があるような場合では、異物が入り込んだ電動弁を交換した後、冷媒再導入の際に、ユニット回路内を再度、高真空度に真空引きをする必要があり、作業負担が極めて大きいという問題がある。
特開2008−249148号公報 実公平3−51574号公報
そこで、当該電動弁を交換せずとも異物の混入に対するメンテナンスフリーとする点で解決すべき課題がある。
本発明の目的は、電動弁それ自体を交換せずとも、異物混入に対するメンテナンスフリーな電動弁を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明による電動弁は、内部に形成されている弁室内に弁座が設けられている弁本体、流体の通過流量を調整するため前記弁座に接離可能な弁体、前記弁本体に固着された有底筒状のキャン、前記キャンに外嵌されているステータ、並びに前記キャンに内蔵されており、前記ステータによって回転駆動されるロータ及び当該ロータの回転を、弁棒を介して前記弁体の前記弁座に対する開閉動作に変換する運動変換機構を備え、前記弁本体及び前記弁棒の間に設けられた微小な間隙を介して、前記弁室内を通過する流体が前記キャン内に出入り可能とされた電動弁において、前記弁本体は、前記キャンの内部と前記弁本体の前記弁室側又は前記弁本体の外部とを連通する流体導入孔を備え、さらに、前記流体導入孔にその一端が接続され、当該電動弁の外部から前記キャン内に流体を送り込むための流体管を備えたことを特徴としている。
本電動弁によれば、流体導入孔を介して圧力の高い流体を、冷凍サイクル等の通常の流体流路とは別に、キャン内に送り込むことが可能となる。これによりキャン内は、常に新しい流体で満たされていることになるので、キャン内には流体が滞留することがなく、当該電動弁の動作が阻害されることがない。また、キャン内に清浄度の高い流体を送り込むようにすれば、キャン内には常に清浄度の高い流体で満たされることにより、キャン内の重要部品に異物が入り込むというようなこともない。
また、本発明による電動弁は、内部に形成されている弁室内に弁座が設けられている弁本体、流体の通過流量を調整するため前記弁座に接離可能な弁体、前記弁本体に固着された有底筒状のキャン、前記キャンに外嵌されているステータ、並びに前記キャンに内蔵されており、前記ステータによって回転駆動されるロータ及び当該ロータの回転を、弁棒を介して前記弁体の前記弁座に対する開閉動作に変換する運動変換機構を備え、前記弁本体及び前記弁棒の間に設けられた微小な間隙を介して、前記弁室内を通過する流体が前記キャン内に出入り可能とされた電動弁において、前記弁本体は、前記キャンの内部と前記弁本体の前記弁室側又は前記弁本体の外部とを連通する流体導入孔を備え、さらに、前記流体導入孔に接続され、当該電動弁の外部から前記キャン内に流体を送り込むための流体管を接続するための接続手段を備えたことを特徴としている。
このような構成により、前記流入導入孔に対する流体管の接続を簡易に行うことが出来る。
本発明の電動弁において、前記弁室を流れる流体から取り出された流体が前記流体導入孔に供給されてもよい。
また、前記キャン内には、前記弁室内を流れる流体よりも清浄度の高い流体が、前記流体導入孔を介して送り込まれること、及び前記流体導入孔を通じて前記キャン内に送り込まれる流体の圧力が、前記弁室内の流体の圧力よりも高い圧力に設定されることが好ましい。
この発明は、上記のように構成されているので、キャン内を常に流体が循環してこれが弁室側に排出されることとなり、キャン内における流体の滞留による当該電動弁の動作不良が軽減される。また、例えばフィルタによって清浄度を確保した流体を直接にキャン内に流すことで、キャン内は、常に清浄度の高い流体で満たされていることになるので、キャン内の重要部品に異物が入り込むことがなく、電動弁としての動作不良を起こすことがなく、長期に亙って性能の安定化が図られ、また製品としての延命を図ることができる。
なお、キャン内に送り込まれる流体は、もともと電動弁の弁室を流れる流体を一部取り出して清浄度を高めた流体を使用することで、流体全体の量を調整する必要がなく、且つキャン内に送り込まれる流体の清浄度を、常に弁室を流れる流体の清浄度よりも高めることができる。更に、清浄度に加えて、劣化して粘度が高くなったものを粘性の低い流体に回復させることもできる。
図1は本発明による電動弁の一実施例を示す縦断面図である。 図2は本発明による電動弁の別の実施例を示す縦断面図である。
以下、添付した図面に基づいて、本発明による電動弁の実施例を説明する。図1に示す電動弁1において、弁本体2には、冷媒の流入側(冷凍サイクルの冷房時の冷媒流れ方向に準拠)の配管が接続される流入側接続部3と、流出側の配管が接続される流出側接続部4が一体的に備わっている。弁本体2の内部には、冷媒である流体が通過する弁室5が形成されている。高圧の流体、例えば冷媒は流入側接続部3から入り弁室5において弁体17で絞られて流出側接続部4より流出する。弁本体2には、例えば非磁性の薄鋼板(ステンレス製鋼板)で作られた有底筒状のキャン13が底部を頂部に置いて固定されている。
キャン13の外側には、ステータ11が嵌挿されており、キャン13の内部には、ステッピングモータ10のロータ12が内蔵されている。ステータ11は、キャン13の外周に沿って巻装したコイル11aを備えている。キャン13の内側に配置されているロータ12は、筒状のロータマグネット12aとロータスリーブ12bから成っている。ステータ11とロータ12でステッピングモータ10が構成されている。外部のコントローラからステータ11のコイル11aに通電されることでロータマグネット12aが回転し、通電されるパルス信号に応じた回転量で、ロータ12が回転するようになっている。
弁体17を先端に備えた弁棒15を昇降させるため、ロータ12の回転運動を弁棒15の昇降運動に変換する運動変換機構14が設けられている。運動変換機構14は、本例では、下端部が弁本体2に固定されたねじガイド18を備えており、ねじガイド18の外周面に形成された雄ねじ19とロータスリーブ12bの内周面に形成された雌ねじ20とを互いに螺合させて成るねじ式の変換機構である。弁棒15の上端はロータスリーブ12bの中心部の孔に嵌合・貫通され、例えばCリング21で係止し、かつばね22で下方に押圧されている。弁棒15の先端に設けられている弁体17は、弁室5に設けられている弁座23に対向し、弁棒15の昇降動作により弁体17と弁座23との弁開度を変更することによって冷媒流量を調整するようになっている。
弁本体2及び弁棒15の間には微小な間隙が形成されていて、該隙間を介して、弁室5内を通過する冷媒がキャン13内に出入り可能となっている。
ロータ12には上側ピン24と下側ピン25が例えばねじ止めにて取付けてある。一方キャン13には、上側ストッパ26が折曲げ、溶接等の適宜手段で取付けられている。ロータ12が回転し弁棒15が上限に達したとき、即ち弁体17が弁座23に対して全開となる全開点で、上側ピン24が上側ストッパ26に当りロータ12を停止させて上限を規制している。同様に、下側ピン25に対応して、弁本体2には下側ストッパ27が取り付けられている。弁棒15が下限に達したとき、即ち弁体17が弁座23に対して全閉となる全閉点で、下側ピン25が下側ストッパ27に当たり、ロータ12を停止させて下限を規制している。
本実施例においては、キャン13内には、キャン13内に連通する流体管30を通じて清浄度の高い流体が強制的に送り込まれ、流体が冷媒である場合には、精密な重要度の高い部品を冷媒自体が潤滑をしている。すなわち、弁本体2には弁室5及びキャン13を連通するように流体導入孔41xが貫通形成され、流体管30は、流入側接続部3の内側に配置され、その端部30aが流体導入孔41xに挿入、固定されている。即ち、流体管30のキャン13側の端部30aは、弁本体2の弁室5とキャン13の内部空間とを仕切る肉厚隔壁を貫通して延びている。本例では、流体管30のキャン13側の端部30aはキャン13内に突き出ている態様で設けられているが、弁本体2の肉厚隔壁内に押し込まれた状態とし、肉厚隔壁に形成された流体導入孔41xがキャン13内の空間に開口しているものでもよい。
流体管30は、弁本体2から一体的に延びており且つ内部が弁室5に繋がる筒状接続部、即ち流入側接続部3の内部側で支持部材32に支持することができる。流体管30はさらに流入側接続部3に沿って電動弁1の外部に直接延びており、流体管30の外部側端部30bは、適宜、流入側接続部3に接続される流管31から外部に引き出される。
また、流体管30は、流入側接続部3に沿って電動弁1の外部に延ばすのに代えて、図1の破線で示すように、弁本体2から延び且つ内部が弁室6に繋がる筒状接続部(弁本体2の一部である流入側接続部3)を横切って貫通して電動弁1の外部に延ばすこともできる。
流体管30の外部側端部30bは、フィルタ等の清浄化手段によって高度に清浄化された流体(冷媒)を送出する、例えばポンプのような供給手段の吐出側に接続されており、流体管30を通じて、高度に清浄化された流体がキャン13内に送り込まれる。ここで、流体管30からキャン13内に送り込まれる流体の圧力を、弁本体2の内部(弁室5)を通過する流体の圧力よりも高くすれば、キャン13内に送り込まれた流体はキャン13内を通過し、例えば、弁本体2と弁棒15の周囲との適宜の間隙を通じて、弁室5側に戻る。即ち、キャン13の内部には高度に清浄化された流体が滞留することなく循環し、弁室側に排出されるので、通常の流体に含まれる異物がロータ12や運動変換機構14に蓄積されることがなく、電動弁1の動作不良を引き起こすことがない。
本例では、冷凍サイクルに適用された場合であっても、サイクル中の冷媒を取り出してフィルタ等で浄化し、その清浄度の高い冷媒を電動弁1のキャン13の内部に戻しているので、流体管30を含めて冷媒が正しく循環していれば、冷媒の全流量が増減するものではない。
また、本例では、過剰な液密を考慮する必要はない。即ち、清浄な冷媒を高い圧力でキャン13内に戻しているので、流体管30内の清浄な冷媒が既存の冷凍システムの管内で漏れる、或いは流体管30からキャン13内に供給した冷媒が当該流体管30と弁本体2との接続部から既存の冷凍システムの管内に漏れるようなことがあっても、本来元の流路に戻るだけであるので、多少なラフな設計でも許容される。
なお、本例によれば、流体管30から高度に清浄化された流体が漏れるようなことがあっても、流入側接続部3内に戻るだけであるので、そうした流体漏れに対して安全側となっている。
本実施例では、弁室5を流れる流体(すなわち冷凍サイクルに適用される場合においては、当該冷凍サイクル内を通過する冷媒)から取り出された流体がフィルタ等の清浄化手段を通じて清浄度を高められた後、既存の流路とは別の流体管30を通じて清浄度の高い流体としてキャン13内に強制的に供給されるので、キャン13内には、異物を含まず既存の配管や弁本体を流れる流体よりも常に清浄度の高い流体が送り込まれることになる。しかも、流体管30を通じてキャン13内に送り込まれる清浄度の高い流体の圧力は、弁室5内を通過する流体の圧力よりも高い圧力に設定されているので、清浄度の高い流体は流体管30を通じて確実にキャン13内に送り込まれ、キャン13内は清浄度の高い冷媒で充満され、既に流入していた流体は流入してきた量に見合うだけ適宜の隙間を通じて弁室5等に排出される。そして、通常の配管から異物を含む可能性のある流体がキャン13内に入り込むのを防止している。このように、冷媒を循環させている流量制御弁のような電動弁1において、流体内の異物に対して、キャン13内をメンテナンスフリーとすることができる。
図2には、本発明による電動弁の別の実施例が縦断面として示されている。図2に示す実施例においては、清浄度の高い流体をキャン13内に送り込む流体管40は、流入側接続部3内を経るという配置ではなく、弁本体2の外側から弁本体2に直接に接続されている。弁本体2内にはほぼ直角に曲がる流体導入孔41yが形成されているので、流体管40の端部40aは当該流体導入孔41yに対して溶接、圧入又はねじ込み等の適宜の固定手段で接続されており、キャン13の底壁部分には流体導入孔41yが直接に開口している。その他の構造は、図1に示す構造と同等であるので、同じ構成要素には同じ符号を付すことで、再度の詳細な説明については省略する。
なお、図1に示された下側ピン25は、図2においては、弁棒15の紙面奥側に配置されているので、図示されていない。
以上、本発明による電動弁の実施例について、図面を参照しつつ説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではない。
すなわち、前述の説明においては、キャン13内には、流体管30、40を介して清浄度の高い流体が送り込まれるものとしたが、本発明はこれのみに限定されることはなく、当該流体サイクル内を流れる流体(すなわち、弁室内を通過する流体)をフィルタ等を介さずそのまま流体管30、40を介してキャン13内に送り込むようにしても良い。この場合においても、キャン13内に送り込まれる流体の圧力を、弁室5内を通過する流体の圧力よりも高くしておけば、キャン13内の流体は、弁室5側に強制的に排出されるから、該キャン13内の流体はその内部に滞留することはなく、また仮に流体管30、40より異物がキャン13内に流入しても、該異物は強制的に弁室5側に排出される。
また例えば、図2に関する説明においては、流体管40の端部40aは当該流体導入孔41yに対して溶接、圧入又はねじ込み等の適宜の固定手段で接続されるものとしたが、本発明はこれのみに限定されることはなく、流体導入孔41yの弁本体外側の開放端に流体管40の接続用コネクタを設け、該コネクタを介して流体管40を取り付けるようにしても良い。
さらにまた、当該電動弁の弁本体2に流体導入孔41yのみを形成し、冷凍サイクルの配管作業や当該電動弁取付作業の際に、該流体導入孔41yの開放端に、流体管40を溶接等により固着するようにしても良い。
さらにまた、運動変換機構14については、ねじガイド18を用いたねじ式の機構について説明したが、これに限らず、モータの回転を減速させるための減速機構を組み入れる等の適宜の変更を施すことができる。
さらに、運動変換機構以外の電動弁アクチュエータ部分の構造についても、いかなるものであっても良い。
1 電動弁 2 弁本体
3 流入側接続部 4 流出側接続部
5 弁室
10 ステッピングモータ
11 ステータ 11a コイル
12 ロータ
12a ロータマグネット 12b ロータスリーブ
13 キャン 14 運動変換機構
15 弁棒 17 弁体
18 ねじガイド 19 雄ねじ
20 雌ねじ 21 Cリング
22 ばね 23 弁座
24 上側ピン 25 下側ピン
26 上側ストッパ 27 下側ストッパ
30,40 流体管
41x,41y 流体導入孔

Claims (7)

  1. 内部に形成されている弁室内に弁座が設けられている弁本体、流体の通過流量を調整するため前記弁座に接離可能な弁体、前記弁本体に固着された有底筒状のキャン、前記キャンに外嵌されているステータ、並びに前記キャンに内蔵されており、前記ステータによって回転駆動されるロータ及び当該ロータの回転を、弁棒を介して前記弁体の前記弁座に対する開閉動作に変換する運動変換機構を備え、前記弁本体及び前記弁棒の間に設けられた微小な間隙を介して、前記弁室内を通過する流体が前記キャン内に出入り可能とされた電動弁において、
    前記弁本体は、前記キャンの内部と前記弁本体の前記弁室側又は前記弁本体の外部とを連通する流体導入孔を備え
    さらに、前記流体導入孔にその一端が接続され、当該電動弁の外部から前記キャン内に流体を送り込むための流体管を備えたことを特徴とする電動弁。
  2. 前記流体導入孔は、前記弁本体の前記弁室側に開口し、
    前記流体管の他端は、前記弁本体の外部に引き出されていることを特徴とする請求項記載の電動弁。
  3. 内部に形成されている弁室内に弁座が設けられている弁本体、流体の通過流量を調整するため前記弁座に接離可能な弁体、前記弁本体に固着された有底筒状のキャン、前記キャンに外嵌されているステータ、並びに前記キャンに内蔵されており、前記ステータによって回転駆動されるロータ及び当該ロータの回転を、弁棒を介して前記弁体の前記弁座に対する開閉動作に変換する運動変換機構を備え、前記弁本体及び前記弁棒の間に設けられた微小な間隙を介して、前記弁室内を通過する流体が前記キャン内に出入り可能とされた電動弁において、
    前記弁本体は、前記キャンの内部と前記弁本体の前記弁室側又は前記弁本体の外部とを連通する流体導入孔を備え、
    さらに、前記流体導入孔に接続され、当該電動弁の外部から前記キャン内に流体を送り込むための流体管を接続するための接続手段を備えたことを特徴とする電動弁。
  4. 前記弁室を流れる流体から取り出された流体が前記流体導入孔に供給されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電動弁。
  5. 前記キャン内には、前記弁室内を流れる流体よりも清浄度の高い流体が、前記流体導入孔を介して送り込まれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の電動弁。
  6. 前記流体導入孔を通じて前記キャン内に送り込まれる流体の圧力は、前記弁室内の流体の圧力よりも高い圧力に設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の電動弁。
  7. 前記流体は冷凍システムに用いられる冷媒であり、当該電動弁は前記冷媒の流量を制御する流量制御弁として適用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載の電動弁。
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