JP2008274645A - ストライク穴調整機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉の開放時に、ストライク板表面やトロヨケ凹部に、調整ねじやその工具係着部が表出しないストライク穴調整機構を得る。
【解決手段】ストライク穴調整機構100において、扉1が取り付けられる開口枠の縦の枠10に固定され開放空間を有するトロヨケ11と、トロヨケ11の開放空間に、扉1の厚み方向Dの間隙を有することで可動可能に嵌合され扉1から突出される錠ボルト7の進入空間25を内方に有した枠状の調整ブロック13と、間隙に挟入されて調整ブロック13の可動を規制するスペーサ板15と、トロヨケ11に固定されトロヨケ11を覆うとともに調整ブロック13及びスペーサ板15を脱落不能に保持し進入空間25を開口させる開口穴を有したストライク板17とを具備し、錠ボルト7との衝止面13cを調整ブロック13の枠壁の内面に形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、扉開閉端から突出される錠ボルトの側部衝止位置が左右方向(扉厚み方向)に調整可能となるストライク穴調整機構に関する。
扉は、扉開閉端から突出させたラッチボルト(デッドボルト兼用のものも含む)、デッドボルト、又はグレモン錠係止杆、或いはこれらを適宜組み合わせた施錠係止手段(以下、「錠ボルト」と言う)を、扉枠又は両開き扉の他の扉(以下、「非開閉体」と言う。)に係止して閉扉、施錠を可能とする。錠ボルトは、扉開閉端から突出され、非開閉体に固定したストライク板の開口穴であるストライク穴に進入することで、錠ボルト側部がストライク穴の衝止縁に当接して扉を開放不能に施錠する。
この種の施錠構造では、扉枠と扉との建て付けや、施錠装置の施工・製造誤差により、錠ボルトと衝止縁との間に隙間が生じ、その結果、風や振動によって扉にガタツキの生じる場合がある。このような不具合を解消したものに、例えば特許文献1に開示される調整式ストライクがある。この調整式ストライクは、調整用のねじをドライバ等の工具で回すだけで、錠ボルトに対する係合部(衝止縁)を有する内ケースの水平方向の位置を容易に調整でき、扉のガタツキを無くすように構成されている。
特開平10−102839号公報
しかしながら、上記した従来の調整式ストライクに採用されているストライク穴調整機構は、調整ねじの頭部に工具係着部を設け、その工具係着部を内ケース内に露出させているため、扉の開放時に、ストライク板を固定する螺合手段(ネジ)、調整ねじ等の多数のネジ類が表出し、見栄えを低下させる問題があった。また、扉の開放時に工具係着部(調整部)が表出することで、調整ねじが悪戯されることもあった。さらに、工具係着部を悪意で操作して扉にガタツキを生じさせれば、不正な施錠解除も可能となり、防犯性を低下させる虞もあった。また、錠ボルトに対する係合部を有する内ケースが板金部材等により箱状に形成されるため、錠ボルトの衝止強度を十分に高めることが困難であり、防犯性を低下させる要因ともなった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、扉の開放時に、ストライク板表面やトロヨケ凹部に、調整ねじやその工具係着部が表出しないとともに、錠ボルトの衝止強度が高められるストライク穴調整機構を提供し、もって、見栄えの向上、調整ねじの悪戯防止、防犯性の向上を図ることを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載のストライク穴調整機構は、扉1が取り付けられる開口枠の縦の枠10に固定され開放空間23を有するトロヨケ11と、
該トロヨケ11の前記開放空間23に、扉1の厚み方向Dの間隙を有することで可動可能に嵌合され前記扉1から突出される錠ボルト7の進入空間25を内方に有した枠状の調整ブロック13と、
前記間隙に挟入されて前記調整ブロック13の可動を規制するスペーサ板15と、
前記トロヨケ11に固定され該トロヨケ11を覆うとともに前記調整ブロック13及び該スペーサ板15を脱落不能に保持し前記進入空間25を開口させる開口穴31を有したストライク板17と、
を具備し、
前記錠ボルト7との衝止面13cが前記調整ブロック13の枠壁41bの内面に形成されたことを特徴とする。
このストライク穴調整機構では、扉1の開放時に、ストライク板表面やトロヨケ凹部に、調整ねじの工具係着部が表出しない。また、衝止面13a,13b,13cが調整ブロック13に形成され、錠ボルト7の衝止強度が高められる。
請求項2記載のストライク穴調整機構は、前記衝止面13a,13b,13cが、異なる厚みの前記枠壁41a,41bに形成されたことを特徴とする。
このストライク穴調整機構では、調整ブロック13が、姿勢を変えてトロヨケ11の開放空間23に嵌入されることで、異なる厚みの枠壁41a,41bの内面が錠ボルト7に接触することとなる。
請求項3記載のストライク穴調整機構は、前記調整ブロック13が、前記錠ボルト挿入方向の表裏を反転して前記開放空間23に嵌合可能となり、
前記衝止面13b,13cが、一つの前記枠壁41bの厚みの異なる表側と裏側との内面に形成されたことを特徴とする。
このストライク穴調整機構では、調整ブロック13が、表裏を反転してトロヨケ11の開放空間23へ嵌入されることで、一つの枠壁41bが異なる2つの衝止面13b,13cとして利用可能となる。
請求項4記載のストライク穴調整機構は、前記調整ブロック13と前記スペーサ板15とが縦方向に延在する凹部19と凸部27で嵌合されることを特徴とする。
このストライク穴調整機構では、凹凸部延在方向に直交する方向、すなわち、開口穴31から取り外せる方向に対し、調整ブロック13及びスペーサ板15が強固に嵌合される。
請求項5記載のストライク穴調整機構は、前記調整ブロック13と前記スペーサ板15の表裏面の上縁及び下縁には、前記開口穴31の上辺部及び下辺部に覆われる段部39が形成されたことを特徴とする。
このストライク穴調整機構では、調整ブロック13及びスペーサ板15の上下縁に設けられた段部39が、ストライク板17の裏面から開口穴31の上辺部及び下辺部に当接され、調整ブロック13及びスペーサ板15の保持強度が高められる。
本発明に係る請求項1記載のストライク穴調整機構によれば、開放空間を有するトロヨケと、開放空間に可動可能に嵌合され錠ボルトの進入空間を内方に有した枠状の調整ブロックと、間隙に挟入されて調整ブロックの可動を規制するスペーサ板と、調整ブロック及びスペーサ板を脱落不能に保持し進入空間を開口させるストライク板とを具備し、錠ボルトとの衝止面を調整ブロックの枠壁の内面に形成したので、扉の閉鎖時において、扉がガタつくなどが解消され、また、扉の開放時に、ストライク板表面やトロヨケ凹部に、調整ねじの工具係着部が表出せず、見栄えを良くすることができる。また、調整部が悪戯されることも防止できる。さらに、調整部を悪意で操作して扉にガタツキを生じさせることが困難となるので、防犯性も向上させることができる。また、衝止面が調整ブロックに形成されるので、錠ボルトの衝止強度を高めることができ、これによっても防犯性を向上させることができる。
請求項2記載のストライク穴調整機構によれば、衝止面が、異なる厚みの枠壁に形成されたので、調整ブロックの姿勢を変えてトロヨケの開放空間に嵌入することで、異なる厚みの枠壁の内面が錠ボルトに接触することとなり、他部材や複雑な調整機構によらず、錠ボルトとの衝止面を簡単な構造で且つ容易に変位させることができる。
請求項3記載のストライク穴調整機構によれば、調整ブロックが、錠ボルト挿入方向の表裏を反転して開放空間に嵌合可能となり、衝止面が、一つの枠壁の厚みの異なる表側と裏側とに形成されたので、調整ブロックの表裏を反転させてトロヨケの開放空間へ嵌入することで、一つの枠壁を異なる2つの衝止面として利用することができ、衝止面の変位パターン数を多く確保することができる。
請求項4記載のストライク穴調整機構によれば、調整ブロックとスペーサ板とが縦方向に延在する凹部と凸部で嵌合されるので、凹凸部延在方向に直交する方向、すなわち、開口穴から取り外される、或いは脱落する方向への調整ブロック及びスペーサ板の一体固定強度を高めることができる。
請求項5記載のストライク穴調整機構によれば、調整ブロックとスペーサ板の表裏面の上縁及び下縁に、開口穴の上辺部及び下辺部に覆われる段部が形成されたので、調整ブロック及びスペーサ板の上下縁の段部を、ストライク板の裏面から開口穴の上辺部及び下辺部に当接して、保持強度を高めることができ、調整ブロック及びスペーサ板の開口穴からの脱落を確実に防止できる。
以下、本発明に係るストライク穴調整機構の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係るストライク穴調整機構の横断面図、図2はストライク穴調整機構の外観斜視図、図3はストライク穴調整機構の分解斜視図である。
扉1が取り付けられる建物の開口枠の縦の枠10にはトロヨケ11を覆うストライク板17が固定される。ストライク板17は、図3に示す固定孔33,33に挿通されたビス35,35が、トロヨケ11の上下鍔部20,20に穿設された固定孔21,21に貫通して縦の枠10に固定される。
ストライク板17には矩形状の開口穴31が形成され、開口穴31には図1に示す扉1の木口1bから突出される錠ボルト7が進入する。本実施の形態に係るストライク穴調整機構100は、このストライク板17をカバー構成部材として有することで主要部が覆われる。錠ボルト7には係合面7aと傾斜面7bが形成され、係合面7aは後に詳述する調整ブロック13の衝止面13cに当接する。
ストライク板17の縦辺部にはR曲げ部37が形成され、R曲げ部37は錠ボルト7の傾斜面7bと衝接する。ストライク板17の開口穴31には後述する調整ブロック13、スペーサ板15の一部分が図1に示すように僅かに表出する。なお、図3中、23はトロヨケ11の開放空間、25は調整ブロック13の錠ボルト進入空間を表す。
縦の枠10には扉当たり部3が形成され、扉当たり部3はガスケット5を有する。扉1は、一方の面1aの周縁がこのガスケット5を介して扉当たり部3に当たる。扉1は、突出した錠ボルト7がトロヨケ11の進入空間25に進入して、係合面7aが調整ブロック13の衝止面13cに当接することで、ガスケット5を潰して閉止される。
調整ブロック13は、内方に進入空間25を有した矩形枠状に形成され、トロヨケ11の開放空間23に、扉1の厚み方向D(図1参照)の間隙を有することで可動可能に嵌合される。この間隙には調整ブロック13の可動を規制するスペーサ板15が挟入される。
ストライク板17は、調整ブロック13及びスペーサ板15を脱落不能に保持する。すなわち、図3に示す調整ブロック13とスペーサ板15の表裏面の上縁及び下縁には、開口穴31の上辺部31a及び下辺部31bに覆われる段部39が形成される。調整ブロック13及びスペーサ板15の上下縁に設けられた段部39は、スペーサ板裏面の開口穴31の上辺部及び下辺部に当接される。これにより、保持強度を高めることができ、調整ブロック13及びスペーサ板15の開口穴31からの脱落が確実に防止されている。
図4は調整ブロックとスペーサ板の断面図である。
調整ブロック13の枠壁41a,41bの内面には衝止面13a,13b,13cが形成され、それぞれの衝止面13a,13b,13cは錠ボルト7の係合面7aと当接可能となっている。本実施の形態では、衝止面13a,13b,13cが、異なる厚みの枠壁41a,41bに形成されている。したがって、調整ブロック13の姿勢を変えて、トロヨケ11の開放空間23に嵌入することで、異なる厚みの枠壁41a,41bの内面が錠ボルト7に接触することとなる。これにより、他部材や複雑な調整機構によらず、錠ボルト7との衝止面を簡単な構造で且つ容易に変位させることができるようになっている。
調整ブロック13は、錠ボルト挿入方向の表裏を反転して、開放空間23に嵌合可能となる。図4に示すように、例えば衝止面13b,13cは、一つの枠壁41bの厚みの異なる表側と裏側との内面に形成されている。これにより、調整ブロック13の表裏を反転させてトロヨケ11の開放空間23へ嵌入することで、一つの枠壁41bを異なる2つの衝止面13b,13cとして利用することができ、衝止面の変位パターン数を多く確保することができるようになっている。
また、調整ブロック13とスペーサ板15とは、縦方向に延在する凹部19と凸部27で互いに嵌合される。これにより、凹凸部延在方向に直交する方向、すなわち、開口穴31から脱落する方向への調整ブロック13及びスペーサ板15の一体固定強度が高めるられている。なお、図4の例では、枠壁41aにスペーサ板15が組み合わされることで、枠壁41aの厚みT1とスペーサ板15の厚みPとの合計厚T1P(図5(a)参照)が、調整衝止面13aとされている。
次に、上記のように構成されたストライク穴調整機構の作用を説明する。
図5は調整ブロックとスペーサ板との組合せパターンを(a)〜(f)に表した説明図である。
ストライク穴調整機構100では、トロヨケ11の開放空間23に、調整ブロック13とスペーサ板15とを種々の向き、配置位置で組み合わせて嵌入することにより、衝止面13a,13b,13cを変位させることができる。これにより、調整用のねじや、ドライバ等の工具を不要にして、錠ボルト7に対する衝止面13a,13b,13cのトロヨケ11内における水平方向(扉の厚さD方向)の位置を容易に調整でき、扉1のガタツキを無くすように構成されている。
例えば枠壁41aを衝止面13aとする向きでは、図5(a)(b)に示すように、スペーサ板15を組み合わせるか否かにより、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T1P及びT1の2通りに変えることができる。
また、枠壁41bを衝止面13bとする向きでは、図5(c)(d)に示すように、スペーサ板15を組み合わせるか否かにより、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T2P及びT2の2通りに変えることができる。
さらに、枠壁41bを衝止面13cとする向きでは、図5(e)(f)に示すように、スペーサ板15を組み合わせるか否かにより、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T3P(図1参照)及びT3の2通りに変えることができる。
したがって、上記のストライク穴調整機構100によれば、開放空間23を有するトロヨケ11と、開放空間23に可動可能に嵌合され錠ボルト7の進入空間25を内方に有した枠状の調整ブロック13と、間隙に挟入されて調整ブロック13の可動を規制するスペーサ板15と、調整ブロック13及びスペーサ板15を脱落不能に保持し進入空間25を開口させるストライク板17とを具備し、錠ボルト7との衝止面13a,13b,13cを調整ブロック13の枠壁41a,41bの厚さを変えることでその内面に形成したので、上記実施の形態では、6通りの組み合わせで衝止面の変位を構成でき、また、扉1の開放時に、ストライク板表面やトロヨケ凹部に、調整ねじや、その工具係着部が表出せず、見栄えを良くすることができる。また、調整部が悪戯されることも防止できる。さらに、調整部を悪意で操作して扉にガタツキを生じさせることが困難となるので、防犯性も向上させることができる。また、衝止面13a,13b,13cが調整ブロック13に形成されるので、錠ボルト7との当接を面で構成し、錠ボルト7の衝止強度を高めることができ、これによっても防犯性を向上させることができる。
次に、上記した調整ブロック13の変形例を説明する。
図6はそれぞれの枠壁が異なる厚みで形成された変形例1の組合せパターンを(a)〜(d)に表した説明図である。
この変形例に係る調整ブロック13Aでは、二つの枠壁41a,41bのそれぞれに衝止面13a,13bが形成されている。
したがって、枠壁41aを衝止面13aとする向きでは、図6(a)(c)に示すように、スペーサ板15の無し、有りにより、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T1及びT1Pの2通りに変えることができる。
また、枠壁41bを衝止面13bとする向きでは、図6(b)(d)に示すように、スペーサ板15の無し、有りにより、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T2及びT2Pの2通りに変えることができる。すなわち、この例によれば、4通りの構成を得られる。
図7は二つの枠壁のそれぞれが異なる二つの厚みで形成された変形例2に係る調整ブロックの断面図である。
さらに、変形例2に係る調整ブロック13Bのように、枠壁41bに衝止面13b,13cを形成し、枠壁41cに衝止面13d,13eを形成すれば、係合面7aと開放空間23の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法を、T1、T2、T4、T5(T1<T2<T4<T5)に変えることができる。そして、図示しないが、上記同様に、スペーサ板の無し、有りの組み合わせを行うことで、係合面と開放空間の一方の内壁とに挟まれる間隙寸法をそれぞれ変えることができ、合計で8通りの組み合わせとなり、それぞれの厚さでの衝止面の変位位置を得ることができる。
さらに、図示はしないが、調整ブロックの形状を縦横の長さを同等とした正方形とした外形を略立方体の枠状形状として、トロヨケの開放空間についても正方形として嵌合できるよう構成することで、調整ブロックの四辺においての各枠壁で厚さを異なるよう構成してもよく、すなわち、90°毎回転させて嵌合させることで間隙寸法を4通りで構成でき、スペーサ板の無し、有りの組み合わせで計8通りの組み合わせが可能となり、且つ、調整ブロックの表裏で枠壁の厚さを異なる構成とすることで、16通りの組み合わせを可能とすることができる。
本発明に係るストライク穴調整機構の横断面図である。 ストライク穴調整機構の外観斜視図である。 ストライク穴調整機構の分解斜視図である。 調整ブロックとスペーサ板の断面図である。 調整ブロックとスペーサ板との組合せパターンを(a)〜(f)に表した説明図である。 それぞれの枠壁が異なる厚みで形成された変形例1の組合せパターンを(a)〜(d)に表した説明図である。 二つの枠壁のそれぞれが異なる二つの厚みで形成された変形例2に係る調整ブロックの断面図である。
符号の説明
1…扉
7…錠ボルト
10…縦の枠
11…トロヨケ
13…調整ブロック
13a,13b,13c…衝止面
15…スペーサ板
17…ストライク板
19…凹部
23…開放空間
25…進入空間
27…凸部
31…開口穴
39…段部
41a,41b…枠壁
100…ストライク穴調整機構
D…扉の厚み方向

Claims (5)

  1. 扉が取り付けられる開口枠の縦の枠に固定され開放空間を有するトロヨケと、
    該トロヨケの前記開放空間に、扉の厚み方向の間隙を有することで可動可能に嵌合され前記扉から突出される錠ボルトの進入空間を内方に有した枠状の調整ブロックと、
    前記間隙に挟入されて前記調整ブロックの可動を規制するスペーサ板と、
    前記トロヨケに固定され該トロヨケを覆うとともに前記調整ブロック及び該スペーサ板を脱落不能に保持し前記進入空間を開口させる開口穴を有したストライク板と、
    を具備し、
    前記錠ボルトとの衝止面が前記調整ブロックの枠壁の内面に形成されたことを特徴とするストライク穴調整機構。
  2. 前記衝止面が、異なる厚みの前記枠壁に形成されたことを特徴とする請求項1記載のストライク穴調整機構。
  3. 前記調整ブロックが、前記錠ボルト挿入方向の表裏を反転して前記開放空間に嵌合可能となり、
    前記衝止面が、一つの前記枠壁の厚みの異なる表側と裏側との内面に形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のストライク穴調整機構。
  4. 前記調整ブロックと前記スペーサ板とが縦方向に延在する凹部と凸部で嵌合されることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載のストライク穴調整機構。
  5. 前記調整ブロックと前記スペーサ板の表裏面の上縁及び下縁には、前記開口穴の上辺部及び下辺部に覆われる段部が形成されたことを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれか1つに記載のストライク穴調整機構。
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