JP2008273549A - アルミ蒸着フィルムを有する包装材及びそれを用いた包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】アルミ蒸着フィルムを有する包装材において、金属アルミ面の変色及び透明化を防止することの可能な積層構造を有する包装材を提供する。
【解決手段】アルミ蒸着フィルム層よりも外側にある基材層の少なくとも1層を疎水性の層としたことを特徴とする包装材。
【選択図】図1

Description

本発明はアルミ蒸着フィルムを有する包装材に関し、とりわけ押出しラミネートにより製造されたアルミ蒸着フィルムを有する食品用包装材に関する。更に、本発明は前記包装材を用いた包装袋に関する。
包装材に対する要求特性は多岐にわたることから、そのような要求特性をすべて満たす包装材を単一のフィルムで製造することは困難である。そのため、一般には包装材は性質の異なるフィルムを複数積層した積層体として提供されている。
包装材に対する要求特性の一つであるガスバリヤー性(特に酸素バリヤー性)を高めること等の目的でアルミ蒸着層を設けることが有効である(例えば特開2004−1888号公報)。アルミ蒸着層はアルミニウムを高真空状態で電子ビームや高周波誘導等により加熱蒸発させ、その蒸気をPET等の樹脂フィルム表面に付着させることによって形成することができる。こうして表面にアルミニウムが蒸着されたフィルムはアルミ蒸着フィルムと呼ばれる。
包装材を構成する各層を貼り合わせる方法として、加熱溶融したポリエチレンを接着剤として利用する押出しラミネートがある。この際、接着剤又は接着助剤を薄くフィルムに塗布するアンカーコート(AC)が行われることが多い(例えば特開2004−42477号公報)。
アルミ蒸着フィルム層と他の基材層の貼り合わせを押出しラミネートにより行う場合、アンカーコート剤にはコスト及び納期対応の観点から、「水溶性のイミン系コート剤」が多用されてきた。また、最外層には食品用袋のピンホール防止のためナイロンを使用し、その裏面に印刷を施す場合は、コストの観点から、硬化剤を入れないウレタンタイプのインキで印刷をすることが一般的であった。
特開2004−1888号公報 特開2004−42477号公報
アルミ蒸着フィルム上の金属アルミ面は元来金属光沢を有しているが、包装材の加工時、中身の充填時、流通過程又は消費過程で金属光沢が喪失して変色し、更には透明化する事例が度々報告されている。これまで、アルミ蒸着フィルムに関するこのような変色及び透明化の原因が解明されることがなく、従って、その根本的な対策も考案されないままであった。包装された中身の多くは食品である為、ガスバリヤー性等の機能に影響がない場合であっても、外観上の変化によって需要者に対して健康への不安感と製造メーカへの不信感を与えるおそれがある。
本発明は、このような状況下でアルミ蒸着フィルム上の金属アルミ面の変色及び透明化を防止するための手段を提供することを目的としたものである。より特定すれば、本発明はアルミ蒸着フィルムを有する包装材において、金属アルミ面の変色及び透明化を防止することの可能な積層構造を有する包装材を提供することを課題とする。更に、本発明はそのような包装材を用いて内容物を充填した包装袋を提供することを別の課題とする。
本発明者は上記課題を解決するためにまず金属アルミ面の変色及び透明化の原因を究明した。その結果、当該変色及び透明化は、包装袋中に充填された内容物の水分が包装袋を構成する各基材層を内表面から外表面に向かって通過して最外層に到達し、最外層に到達した水分が蒸発飛散され難い状態に置かれた場合に、金属アルミ面が高水分下に置かれることになり、時間の経過と共に酸化することにより発生することを見出した。アルミ蒸着フィルムを形成する金属アルミ面が包装された中身自身に含まれる水分により酸化され、酸化アルミニウム(Al23)になることによって、変色及び透明化が生じるのである。酸化アルミニウムを形成する時は、アルミの金属光沢が無くなり、透明化する。透明化したものは、「アルミ消失」と呼ばれる。
水分が蒸発飛散され難い状態というのは、例えば袋同士が密着されたり、PVA(ポリビニルアルコール)コートフィルム、PVDC(ポリ塩化ベニリデン)コートフィルム、アルミ蒸着フィルム、アルミ箔貼合フィルムなどのバリヤー素材に密着して保管されたりした場合等に生じる(図2参照)。
また、酸化は袋が保管される環境温度に大きく影響され、常温の20℃前後では、発生しないが、30℃、40℃、更には50℃と高温になるほど短時間で発生する。また、湿度が高い場合、常温であればそれほど影響を受けないが、高温では急激に変色及び透明化が生じる。従って、金属アルミの変色及び透明化は特に夏場の高温・多湿下で発生し易い。
また、油分、酸、アルカリ等が袋内外に存在する場合、水分ほどの大きな影響は受けないが、徐々に金属アルミ面は変色及び透明化する。
なお、変色及び透明化が生じても、酸化アルミニウムはガスバリヤー性を有しているので、アルミ蒸着面が本来有している酸素バリヤー性等のガスバリヤー機能はほとんど変化しない。
以上のような原因究明を経て完成された本発明は一側面において、アルミ蒸着フィルム層を有する積層体よりなる包装材であって、アルミ蒸着フィルム層よりも外側にある基材層の少なくとも1層を疎水性の層としたことを特徴とする包装材である。アルミ蒸着フィルム層よりも内側にある基材層を疎水化しても効果は得られない。
積層体の製造方法には特に制限はなく、押出しラミネート、ドライラミネート、ホットメルトラミネート、ウェットラミネート、ワックスラミネート、サーマルラミネート等の公知のラミネート技術を適宜選択して使用すればよい。
「アルミ蒸着フィルム層よりも外側」とは、袋製したときにアルミ蒸着フィルム層よりも大気に曝される外表面に近い側であり、内容物が接触する内表面から遠い側のことである。
また、本発明に係る包装材は一実施形態において、アルミ蒸着フィルム層よりも外側にあるアンカーコート層を疎水性としたことを特徴とする包装材である。前記アンカーコート層は一実施形態において、主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系接着剤で構成することができる。
また、本発明に係る包装材は別の一実施形態において、アルミ蒸着フィルム層よりも外側にあるインキ層を疎水性としたことを特徴とする包装材である。前記インキ層は一実施形態において、主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系インキで構成することができる。
また、本発明に係る包装材は更に別の一実施形態において、最外層を疎水性ポリマーとしたことを特徴とする包装材である。前記疎水性ポリマーは一実施形態において、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及び無延伸ポリプロピレン(CPP)よりなる群から選択することができる。
「最外層」とは、袋製したときに外表面を形成する層であり、内容物が接触する内表面から最も遠い層のことである。
本発明は別の一側面において、
a)第一熱可塑性ポリマー層と、
b)随意的なインキ層と、
c)疎水性アンカーコート層と、
d)ポリエチレン層と、
e)アルミ蒸着フィルム層と、
f)アンカーコート層と、
g)ポリエチレン層と、
h)シーラントとしての第二熱可塑性ポリマー層と、
をこの順に外表面から内表面に向かって設けた包装材である。
本発明に係る包装材は一実施形態において、e)アルミ蒸着フィルム層とb)インキ層が随意的に印刷されたa)第一熱可塑性ポリマー層との貼り合わせが、c)疎水性アンカーコート層及びd)ポリエチレン層を接着剤とした押出しラミネートにより実施されている。
本発明に係る包装材は別の一実施形態において、a)第一熱可塑性ポリマー層及びb)インキ層の一方又は両方が疎水性である。
本発明に係る包装材は更に別の一実施形態において、c)疎水性アンカーコート層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系接着剤で構成される。
本発明に係る包装材は更に別の一実施形態において、a)第一熱可塑性ポリマー層は二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及び無延伸ポリプロピレン(CPP)よりなる群から選択される材料で構成される。
本発明に係る包装材は更に別の一実施形態において、b)インキ層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系インキで構成される。
本発明に係る包装材は更に別の一実施形態において、食品用の包装材である。
本発明は更に別の側面において、前記包装材を用いて内容物を充填した包装袋である。
本発明は更に別の側面において、本発明に係る包装袋を複数重ね合わせる際に通気性素材を袋間に挟むことを特徴とする包装袋の変色及び透明化防止方法である。
本発明は更に別の側面において、本発明に係る包装袋を外袋に詰める際に外袋の素材として透湿性素材を用いることを特徴とする包装袋の変色及び透明化防止方法である。
本発明によれば、食品等の内容物を充填した包装袋において、アルミ蒸着フィルム層上の金属アルミ面の変色及び透明化を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されない。
図1は、本発明に係る包装材を構成する積層体の一実施形態の概略断面図である。ここでは、第一熱可塑性ポリマー層11と、インキ層12と、疎水性アンカーコート層13と、ポリエチレン層14と、アルミ蒸着フィルム層15と、アンカーコート層16と、ポリエチレン層17と、シーラントとしての第二熱可塑性ポリマー層18とが、この順に外表面から内表面に向かって設けられている。
第一熱可塑性ポリマー層11には包装材の最外層として用いることができるものとして当業者に知られた熱可塑性ポリマー材料を制限なく使用できるが、最外層であるため特に強度、耐熱性、印刷適正といった特性を有することが好ましい。従って、第一熱可塑性ポリマー層11に使用するのに好適な材料としては、例えば、限定的ではないが、6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン、6,12−ナイロン、11−ナイロン、12−ナイロン等のポリアミド樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ビニルアルコール共重合体をフィルム状に加工したもの、或いはセロハン等が挙げられる。機械強度及び寸法安定性の観点からはこれらは一軸延伸又は二軸延伸されているのが好ましい。また、ポリアミド樹脂は強度特性は高いものの吸湿性が高く、水分が蒸発飛散され難い状態に置かれた場合に、金属アルミ面が高水分下に置かれ易くなる。そこで、アルミ面の変色及び透明化を防止する観点を重視すれば、第一熱可塑性ポリマー層11として疎水性の材料を用いるのが好ましく、斯かる材料としては、例えば、限定的ではないが、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)が挙げられる。
第一熱可塑性ポリマー層11の厚みは、特に制限はないが、加工性、機械適正、ヒートシール適性の観点から一般的に8〜100μmであり、好ましくは12〜50μmである。
インキ層12は必須ではないが、インキ層12を設ける場合、包装材のインキとして用いることができるものとして当業者に公知であるポリマー材料を制限なく使用でき、例えば、限定的ではないが、ウレタン樹脂、塩素化PP樹脂、塩酢ビ樹脂、及び硝化綿等をベースとしたインキが挙げられる。これらは1液タイプ又は2液タイプの何れでもよい。また、インキ層は隣接する第一熱可塑性ポリマー層11の全体を覆うことは少なく、通常は層11を部分的に覆うだけであるからインキ層を疎水性にしてもアルミ面の変色及び透明化を防止する機能は小さい。しかしながら、第一熱可塑性ポリマー層11の過半、好ましくは全部をインキで覆うような場合は、インキとして硬化剤を加える2液型のインキを使用して疎水性のインキとすることによりアルミ面の変色及び透明化を防止することが可能となる。疎水性インキとしては、主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系インキ及び塩酢ビ系インキが挙げられる。
アルミ蒸着フィルム層15におけるフィルム基材としては、アルミ蒸着フィルム層15のフィルム基材として用いることができるものとして当業者に知られたフィルム基材を制限なく使用でき、例えば、限定的ではないが、ポリエチレンテレフタレート(PET)、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、無延伸ポリプロピレン(CPP)、ポリエチレン(PE)、二軸延伸ナイロンを使用することができる。ガスバリヤー性や蒸着安定性の観点からポリエチレンテレフタレート(PET)を使用するのが好ましい。
アルミ蒸着フィルム層15のフィルム基材の厚みは、特に制限はないが、加工性、経済性の観点から一般的に10〜40μmであり、好ましくは12〜25μmである。
アルミ蒸着フィルム層15におけるアルミ蒸着層は、アルミ蒸着フィルム層を形成可能であるとして当業者に知られた任意の方法によって形成することができるが、例えば、アルミニウムを高真空状態で電子ビームや高周波誘導等により加熱蒸発させ、その蒸気を上記フィルム基材の表面に付着させることによって形成することができる。アルミ蒸着層は金属光沢のある外観、光遮断性、ガスバリヤー性等を与え、その厚みに特に制限はないが、バリヤー性、経済性の観点から一般的に100〜600nmであり、好ましくは300〜500nmである。
シーラントとしての第二熱可塑性ポリマー層18には、ヒートシール材として包装材の最内層に用いることができるものとして当業者に知られた任意の熱可塑性ポリマー材料を制限なく使用でき、例えば、限定的ではないが、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン・酢酸ビニル共重合フィルム(EVA)、メタロセンポリエチレン、アイオノマーPE、無延伸ポリプロピレン(CPP)等を使用することができる。これらのポリマー材料として延伸したものを使用すると、ヒートシール時に皺となり易いため、無延伸のものが好ましい。また、ヒートシール適性、経済性の観点からはLLDPE、CPP又はEVAを使用するのが好ましい。
第二熱可塑性ポリマー層18の厚みは、特に制限はないが、加工性、経済性、引裂き性の観点から一般的に25〜100μmであり、好ましくは30〜50μmである。
疎水性アンカーコート層13に使用可能な材料としては、主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系接着剤を挙げることができる。ポリオール成分とイソシアネートネート成分の配合比は、当業者であれば適宜調節することができると考えられるが、イソシアネートネート成分が少なすぎると硬化不良が生じるおそれがあり、多すぎるとブロッキング等が生じて加工上問題となる場合がある。そこで、ポリオール成分由来のOH基(mol)に対するイソシアネートネート成分由来のNCO基(mol)の比率は1〜5とするのが一般的であり、1〜3とするのが好ましく、1であるのが最も好ましい。
ポリオール成分としては、例えば、限定的ではないが、ポリエチレンアジペート、ポリブチレンアジペート、ポリヘキサメチレンアジペート、ポリカプロラクトンといった二塩基酸と二価アルコールの脱水縮合により得られるポリエステル系化合物のほか、ポリオキシプロピレンジオール、ポリテトラメチレングリコールエーテル、ポリオキシエチレンジオール等が挙げられる。
ポリイソシアネート成分としては、例えば、限定的ではないが、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、2,4,6−トリイソシアナトトルエン等が挙げられる。中でも汎用性の理由により、トリレジイソシアネートが好ましい。
疎水性アンカーコート層13の厚みは、特に制限はないが、接着性、乾燥性の観点から一般的に0.06〜0.4μmであり、好ましくは0.1〜0.2μmである。
一方、アンカーコート層16は疎水性である必要はなく、アンカーコート材として当業者に知られた任意の材料を用いることができ、例えば、限定的ではないが、飽和ポリエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキシド、有機金属アルコキシド等が挙げられる。生産効率の観点からアンカーコート層13と同様の疎水性アンカーコート材を使用するのが好ましい。
アンカーコート層16の厚みは、特に制限はないが、経済性、接着性の観点から一般的に0.06〜0.4μmであり、好ましくは0.1〜0.2μmである。
アンカーコート層13及び16は上述した材料を適当な有機溶媒に分散又は溶解して所望の基材の表面に塗布、乾燥することにより形成することができる。
以上のような構成を有する積層体の厚みに特に制限はないが、強度、引裂き性、経済性の観点から全体として厚みが60〜120μmとするのが一般的であり、好ましくは75〜90μmである。
本実施形態に係る包装材は押出しラミネートにより作製することができる。例えば、インキ層12が印刷された第一熱可塑性ポリマー層11とアルミ蒸着フィルム層15とを、疎水性アンカーコート層13及びポリエチレン層14を接着剤として押出しラミネートにより積層する。アルミ蒸着フィルム層15と第二熱可塑性ポリマー層18は、アンカーコート層16とポリエチレン層17を接着剤として押出しラミネートにより積層する。
包装材を構成する各層に対して、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、可塑剤、耐電防止剤、スリップ剤、顔料、染料、防曇剤等の公知の添加剤を必要に応じて配合してもよい。
本発明に係る包装材を用いて包装する内容物は特に制限されることはないが、とりわけ食品の包装に有効であり、水産練り製品、ハム、チーズ、和生菓子等の水分含有量の多い食品の包装に有効である。また、本発明に係る包装材は油分、酸、アルカリ等によるアルミ面の変色及び透明化を防止する効果も奏する。
本発明に係る包装材は公知の任意の手段によって包装袋に加工することができ、例えばシーラントである第二熱可塑性ポリマー層18を所望の箇所だけヒートシールして製袋すればよい。
また、包装袋を運搬や保管等する目的で複数重ね合わせる場合、袋中から表面に出た水分が滞留しないように、袋同士を接触させないようにすることがより効果的である。具体的には、通気性のある紙、布、不織布等の多孔質素材を袋の接触面に挟む方法が考えられる。
更に、中身を詰めて本発明に係る包装袋を段ボール等に入れる場合、または更に外袋に詰める場合は、袋表面に出た水分が蒸発し易い様、素材の分子間を水分子が通過し易い素材、すなわち透湿性の良い素材を接触面に選定使用するとよい。例えばPET、OPP、アルミフィルム等は透湿性が悪いので避け、透湿性のよいPEフィルム、紙素材等を使用するのが望ましい。
以下、本発明及びその利点をより良く理解するための実施例を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
A アンカーコート層の疎水化によるアルミ面の変色及び透明化防止効果の検証
(実施例1.本発明に係る包装袋の製造:AC2液品)
厚み15μmの二軸延伸ナイロン(ON)の片面に1液型のウレタン系インキを印刷した。次いで、この延伸ナイロンの印刷面側に2液型イソシアネート系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と片面にアルミ層を蒸着した厚み12μmのPETフィルムを押出ラミネートにより積層した。得られた積層体のPETフィルム面側に2液型イソシアネート系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と厚み25μmの直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)を押出ラミネートにより更に積層した。
このようにしてできた包装材の積層構造は以下の通りであり、模式図を図3に示す。
層31:延伸ナイロン(ON)15μm
層32:ウレタン系インキ(1液)
層33:イソシアネート系AC剤(2液)
層34:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層35:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着層
層36:アルミ蒸着PETのPETフィルム12μm
層37:イソシアネート系AC剤(2液)
層38:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層39:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)25μm
その後、該包装材のL−LDPE層をヒートシールして製袋した。
(比較例1.比較用の包装袋の製造)
厚み15μmの二軸延伸ナイロン(ON)の片面に1液型のウレタン系インキを印刷した。次いで、この延伸ナイロンの印刷面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と片面にアルミ層を蒸着した厚み12μmのPETフィルムを押出ラミネートにより積層した。得られた積層体のPETフィルム面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と厚み25μmの直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)を押出ラミネートにより更に積層した。
このようにしてできた包装材の積層構造は以下の通りであり、模式図を図4に示す。
層41:延伸ナイロン(ON)15μm
層42:ウレタン系インキ(1液)
層43:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層44:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層45:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
層46:アルミ蒸着PETのPETフィルム12μm
層47:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層48:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層49:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)25μm
その後、該包装材のL−LDPE層をヒートシールして製袋した。
上記のようにして得られた包装袋を試料ごとに3枚用意し、それぞれに試料を約5cc入れ、ヒートシールの方法で封をした後、袋同士を重ねてナイロン/ポリ袋に入れ、封をして80℃の恒温槽中で24時間加熱した。
試験に使用した試料は以下の通りである。
水、
油(大豆油)、
酸(酢)、
アルカリ(機械洗浄剤 pH11〜12)
チーズ鱈(市販品)40g。
*チーズ鱈以外の試料は脱脂綿中に吸収させて包装袋の中に入れた。
結果を表1に示す。比較例1の包装袋はすべての試料について袋同士が重なり合った部分にアルミ消失が生じたが、実施例1の包装袋では何れの試料についても変化は見られなかった。
Figure 2008273549
B インキ層の疎水化によるアルミ面の変色及び透明化防止効果の検証
(実施例2.本発明に係る包装袋の製造:インキ2液品)
厚み15μmの二軸延伸ナイロン(ON)の片面に2液型のウレタン系インキを印刷した。次いで、この延伸ナイロンの印刷面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と片面にアルミ層を蒸着した厚み12μmのPETフィルムを押出ラミネートにより積層した。得られた積層体のPETフィルム面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と厚み25μmの直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)を押出ラミネートにより更に積層した。
このようにしてできた包装材の積層構造は以下の通りであり、模式図を図5に示す。
層51:延伸ナイロン(ON)15μm
層52:ウレタン系インキ(2液)
層53:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層54:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層55:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
層56:アルミ蒸着PETのPETフィルム12μm
層57:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層58:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層59:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)25μm
その後、該包装材のL−LDPE層をヒートシールして製袋した。
上記のようにして得られた包装袋にチーズ鱈(市販品)を充填し、これを5枚重ねて無延伸ポリプロピレン袋(CPP)に入れ、厚紙と輪ゴムで固定し、80℃の恒温槽中で24時間加熱した。包装袋の外観に変化は見られなかった(表2)。
Figure 2008273549
C 最外層の疎水化によるアルミ面の変色及び透明化防止効果の検証
(実施例3.本発明に係る包装袋の製造:最外層OPP)
厚み20μmの二軸延伸ポリプロピレン(OPP)の片面に1液型のウレタン系インキを印刷した。次いで、この延伸プロピレンの印刷面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と片面にアルミ層を蒸着した厚み12μmのPETフィルムを押出ラミネートにより積層した。得られた積層体のPETフィルム面側に1液型ポリエチレンイミン系AC剤を塗布した上で、厚み15μmの押し出しポリエチレン(LDPE)と厚み25μmの直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)を押出ラミネートにより更に積層した。
このようにしてできた包装材の積層構造は以下の通りであり、模式図を図6に示す。
層61:延伸ポリプロピレン(OPP)20μm
層62:ウレタン系インキ(1液)
層63:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層64:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層65:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
層66:アルミ蒸着PETのPETフィルム12μm
層67:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
層68:押し出しポリエチレン(LDPE)15μm
層69:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)25μm
その後、該包装材のL−LDPE層をヒートシールして製袋した。
上記のようにして得られた包装袋にチーズ鱈(市販品)を充填し、これを5枚重ねて無延伸ポリプロピレン袋(CPP)に入れ、厚紙と輪ゴムで固定し、表3に記載の温度及び時間条件として、恒温槽中で24時間加熱した。その結果、包装袋の外観に変化は見られなかった(表3)。
Figure 2008273549
本発明に係る包装材を構成する積層体の一実施形態の概略断面図である。 袋同士を重ねて置いた場合の、水分が蒸発飛散され難い状態にある接触面を表す概略断面図である。 実施例1で製造した包装材の積層構造を示す概略断面図である。 比較例1で製造した包装材の積層構造を示す概略断面図である。 実施例2で製造した包装材の積層構造を示す概略断面図である。 実施例3で製造した包装材の積層構造を示す概略断面図である。
符号の説明
11 第一熱可塑性ポリマー層
12 インキ層
13 疎水性アンカーコート層
14 ポリエチレン層
15 アルミ蒸着フィルム層
16 アンカーコート層
17 ポリエチレン層
18 第二熱可塑性ポリマー層
21、22、23 内容物を充填した包装袋
24 バリヤー素材
31 延伸ナイロン(ON)
32 ウレタン系インキ(1液)
33 イソシアネート系AC剤(2液)
34 押し出しポリエチレン(LDPE)
35 アルミ蒸着PETのアルミ蒸着層
36 アルミ蒸着PETのPETフィルム
37 イソシアネート系AC剤(2液)
38 押し出しポリエチレン(LDPE)
39 直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)
41:延伸ナイロン(ON)
42:ウレタン系インキ(1液)
43:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
44:押し出しポリエチレン(LDPE)
45:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
46:アルミ蒸着PETのPETフィルム
47:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
48:押し出しポリエチレン(LDPE)
49:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)
51:延伸ナイロン(ON)
52:ウレタン系インキ(2液)
53:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
54:押し出しポリエチレン(LDPE)
55:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
56:アルミ蒸着PETのPETフィルム
57:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
58:押し出しポリエチレン(LDPE)
59:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)
61:延伸ポリプロピレン(OPP)
62:ウレタン系インキ(1液)
63:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
64:押し出しポリエチレン(LDPE)
65:アルミ蒸着PETのアルミ蒸着面
66:アルミ蒸着PETのPETフィルム
67:ポリエチレンイミン系AC剤(1液)
68:押し出しポリエチレン(LDPE)
69:直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)

Claims (17)

  1. アルミ蒸着フィルム層を有する積層体よりなる包装材であって、アルミ蒸着フィルム層よりも外側にある基材層の少なくとも1層を疎水性の層としたことを特徴とする包装材。
  2. アルミ蒸着フィルム層よりも外側にあるアンカーコート層を疎水性としたことを特徴とする請求項1に記載の包装材。
  3. 前記アンカーコート層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系接着剤で構成されている請求項2に記載の包装材。
  4. アルミ蒸着フィルム層よりも外側にあるインキ層を疎水性としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の包装材。
  5. 前記インキ層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系インキで構成されている請求項4に記載の包装材。
  6. 最外層を疎水性ポリマーとしたことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の包装材。
  7. 前記疎水性ポリマーは二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及び無延伸ポリプロピレン(CPP)よりなる群から選択される請求項6に記載の包装材。
  8. a)第一熱可塑性ポリマー層と、
    b)随意的なインキ層と、
    c)疎水性アンカーコート層と、
    d)ポリエチレン層と、
    e)アルミ蒸着フィルム層と、
    f)アンカーコート層と、
    g)ポリエチレン層と、
    h)シーラントとしての第二熱可塑性ポリマー層と、
    をこの順に外表面から内表面に向かって設けた包装材。
  9. e)アルミ蒸着フィルム層とb)インキ層が随意的に印刷されたa)第一熱可塑性ポリマー層との貼り合わせが、c)疎水性アンカーコート層及びd)ポリエチレン層を接着剤とした押出しラミネートにより実施された請求項8に記載の包装材。
  10. a)第一熱可塑性ポリマー層及びb)インキ層の一方又は両方が疎水性である請求項8又は9に記載の包装材。
  11. c)疎水性アンカーコート層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系接着剤で構成されている請求項8〜10の何れか一項に記載の包装材。
  12. a)第一熱可塑性ポリマー層は二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及び無延伸ポリプロピレン(CPP)よりなる群から選択される材料で構成される請求項10に記載の包装材。
  13. b)インキ層は主剤のポリオール成分と硬化剤のポリイソシアネート成分がウレタン結合を生成する2液硬化型ウレタン系インキで構成される請求項10に記載の包装材。
  14. 食品用である請求項1〜13の何れか一項に記載の包装材。
  15. 請求項1〜14の何れか一項に記載の包装材を用いて内容物を充填した包装袋。
  16. 請求項15に記載の包装袋を複数重ね合わせる際に通気性素材を袋間に挟むことを特徴とする包装袋の変色及び透明化防止方法。
  17. 請求項15に記載の包装袋を外袋に詰める際に外袋の素材として透湿性素材を用いることを特徴とする包装袋の変色及び透明化防止方法。
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