JP2008272269A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間吸収体に漢方薬材料を使用して、これが視認できるようにすると共に、漢方薬材料が有する機能を発揮させ、かつ視認性を向上した吸収性物品を提供すること。
【解決手段】吸収性物品1は、表面シート10と吸収体30と裏面シート20とを少なくとも備え、吸収体30は、少なくとも1種類以上の漢方薬材料を含む中間吸収体32とベース吸収体31とを備える。また、表面シート10とベース吸収体31の一部分を圧縮して接合する圧縮溝4、41が形成される。圧縮溝4、41は、中間吸収体32の配置領域を除く位置に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は吸収性物品に関し、更に詳しくは、脱臭機能などの吸収能力以外の機能を付与した機能性の吸収性物品に関する。
近年、吸収性物品は、排泄物等の吸収保持という基本的な機能のみに留まらず、吸収保持機能以外の更に他の機能を付与させて、商品としての付加価値を高めることが試みられている。
このような他の機能としては、脱臭機能、芳香機能、抗菌機能、温熱機能などが挙げられる。そして、他の機能を付与するための構成として、例えば、下記の特許文献1には、吸収性物品に所定の機能を付与する機能性材料の粉粒体を保持させた機能性シートを表面シートと吸収体との間に配置した吸収性物品が提案されている。
特開2002−272769号公報
このような機能性材料の粉粒体は、黒色、褐色、黄色等の有色を呈していることが多いが、その有色性によって商品に上記の他の機能が付加していることが外部から視認できることが好ましい。このため、機能性を発揮する部位が特定の箇所に配置されていることが容易に消費者に認識できる構成となっていることが好ましい。
一方、これらの有色性は、それが不均一に分散されていたり、色調のバラツキがあったりすると、逆に異物による品質不良と誤認されるおそれもある。
ここで、特許文献1の吸収性物品は、機能性シートが表面シートと吸収体との間に配置され、機能性シートは、表面シートと吸収体と共に圧縮して一体化されている構成となっている。このため、圧縮部においては機能性シートの表面が露出しやすくなり、有色の粉粒体が圧縮溝に点在して見えてしまい、これが異物のように見えて大幅な商品性の低下をもたらすという問題がある。
本発明は、上記の機能性を付与する領域の存在が使用者に視覚的に認識でき、その商品価値を高める一方、機能性を付与する領域を異物などの品質不良と誤認することがない吸収性物品を提供すること目的とする。
(1)液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体と、を少なくとも備える吸収性物品であって、前記吸収体は、ベース吸収体と、前記表面シートと前記ベース吸収体との間で、かつ、該吸収性物品の中央領域に配置され、前記表面シートと色相が異なる中間吸収体と、を有し、前記中間吸収体は、少なくとも1種類以上の有色である漢方薬材料を含み、前記中間吸収体の配置領域を除く位置に、前記ベース吸収体と前記表面シートとの一部分を圧縮して形成される圧縮溝を有する吸収性物品。
(2)前記圧縮溝は、前記中間吸収体の配置領域を囲むように設けられている(1)に記載の吸収性物品。
(3)前記吸収性物品の前記表面シート側から測定した、L表色系における明度Lについて下記(i)及び(ii)の範囲内である(1)又は(2)に記載の吸収性物品。
(i)中間吸収体の配置領域と、当該配置領域の周辺領域(圧縮溝を除く)との明度Lの差が3.5以上10以下
(ii)圧縮溝と、前記周辺領域との明度Lの差が1以下
(4)前記漢方薬材料は、艾葉、香附子及び当帰を含むものである(1)から(3)のいずれかに記載の吸収性物品。
(5)前記中間吸収体は、前記漢方薬材料を含む混合吸収体を外装シートで被覆した後に圧力を加えてなるシート状である(1)から(4)のいずれかに記載の吸収性物品。
(6)前記表面シートと前記中間吸収体との間に配置されるセカンドシートをさらに備え、前記中間吸収体は、前記セカンドシートに接合されている(5)に記載の吸収性物品。
本発明によれば、漢方薬材料の有色性によって、機能性を付与する領域の存在が使用者に視覚的に認識できる一方、漢方薬材料を異物の混入などの品質不良と誤認することがない吸収性物品を提供できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態における吸収性物品の上面図である。図2は、本発明の第1実施形態における吸収性物品の裏面図である。図3は、本発明の第1実施形態における図1のX−X断面図である。図4は、本発明の第1実施形態における図1のY−Y断面図である。図5は、本発明の実施例2の試験結果を示した図である。図6(A)、(B)は実施例4の試験結果を示した図である。
<吸収性物品の全体構成>
図1から図4に示すように、本発明にかかる吸収性物品1は、縦長状に形成され、液透過性の表面シート10と、液不透過性の裏面シート20と、表面シート10と裏面シート20との間に配置され、排泄物等の液体を吸収して保持する吸収体30と、を少なくとも有する。
また、吸収性物品1は、吸収性物品1の幅方向WDにおける略中央に、長手方向LDに沿って帯状の吸収部3が形成される。吸収部3は、表面シート10と吸収体30とで構成される。また、吸収部3には、圧縮溝4、41が形成される。圧縮溝4、41は、長手方向LDに沿って環状に形成され、表面シート10と吸収体30を構成する後述のベース吸収体31とを接合する。
吸収性物品1における幅方向WDの両側それぞれには、幅方向WDの外方向に突出するようにウイング2R、2Lが形成される。ウイング2R、2Lは、表面シート10の幅方向WDにおける両側に長手方向LDに沿って配置されるサイドシート11と、裏面シート20とにより形成される。
吸収体30における表面シート10が配置される面とは反対側の面には、裏面シート20が配置される。また、図2に示すように、裏面シート20における吸収体30とは反対側の面には、ズレ止め部21及びウイング側ズレ止め部22R、22Lが形成される。
図1、図3に示すように、表面シート10は、吸収体30における裏面シート20が配置される面とは反対側の面に、吸収体30を覆うように配置され、排泄物等の液体を後述の吸収体30に透過させる。
表面シート10の幅方向WDにおける両側には、サイドシート11を配置することができる。サイドシート11は、吸収性物品1の長手方向LDにおける一部分が幅方向WD外方に向かって突出した状態となっており、後述の裏面シート20と共にウイング2R、2Lを形成する。また、サイドシート11は、表面シート10の幅方向WDの両側において長手方向に沿って略等間隔で形成される図示しないエンボス部により接合される。サイドシート11を構成する部材は、撥水性のシートを使用することが好ましい。
図2、図3に示すように、吸収体30における表面シート10側とは反対側の面には、裏面シート20が配置される。裏面シート20は、吸収性物品1における防漏層を構成する。裏面シート20は、液不透過性のシートにより形成され、吸収体30において保持する排泄物等の液体が下着へ付着しないように制御することが可能である。
<吸収体の構成>
以下、本発明の特徴である、吸収体30について説明する。図1、図3及び図4に示すように、表面シート10と裏面シート20との間には、吸収体30が配置される。吸収体30は、主として排泄物等の液体を吸収して保持するベース吸収体31と、排泄物等の液体を吸収しつつ他の機能を有する中間吸収体32と、により構成される。
ベース吸収体31は、排泄物等の液体を吸収し、保持する。具体的には、後述の中間吸収体32を通過した排泄物等の液体を吸収し、保持する。ベース吸収体31は、表面シート10と裏面シート20との間に配置され、後述の圧縮溝4、41により表面シート10と接合される。また、ベース吸収体31と裏面シート20とは、ホットメルト接着剤で互いに接合される。
ベース吸収体31は、例えば、高吸収ポリマーが混入された粉砕パルプ311を積層し、ティッシュ312で包むことにより形成される。ティッシュ312の目付は例えば15g/mで形成される。また。粉砕パルプ311の目付は、中間吸収体32の配置領域において300から500g/mである。また、ベース吸収体31における中間吸収体32の配置領域以外の領域の目付は、180から250g/m、好ましくは190から210g/mである。
中間吸収体32は、ベース吸収体31と表面シート10との間に配置され、表面シート10から透過した排泄物等の液体を吸収して保持すると共にベース吸収体31と共に吸収体30を構成する。また、中間吸収体32は、排泄物等の液体を吸収する他に、中間吸収体32に含まれる漢方薬材料が有するまた、中間吸収体32は、表面シート10側から観察される色相が表面シート10とは異なる機能を有することができる。中間吸収体32については後述する。
吸収性物品1の吸収部3には、表面シート10とベース吸収体31とを接合する圧縮溝4が配置される。圧縮溝4は、低圧縮部と高圧縮部とが交互に配置されることにより形成される。圧縮溝4は、長手方向LDに沿って長くなるように環状に形成される。圧縮溝4における吸収性物品1の長手方向LD両端に近い部分は、幅方向WDにおける略中央部分が最も端部に近くなるように円弧状に突出して形成される。また、圧縮溝4に囲まれた領域の内側には、環状の圧縮溝4を幅方向WDにつなぐように、緩やかな円弧状の圧縮溝41が形成される。吸収部3における圧縮溝41に囲まれた領域には、後述の中間吸収体32が配置される。言い換えると、中間吸収体32の配置領域を除く位置に圧縮溝4、41が形成される。
<中間吸収体の構成>
中間吸収体32は、本実施形態においては、図1、図3及び図4に示すように、セカンドシート33とベース吸収体31との間に配置される。また、中間吸収体32は、吸収部3における中央領域に配置され、かつ圧縮溝4、41が形成される部分を除く位置に配置される。言い換えると、圧縮溝4、41は、中間吸収体32の配置領域を除く位置に形成される。そして、中間吸収体32は、排泄物等の液体を吸収し、かつベース吸収体31とは異なる機能を有する。
中間吸収体32は、少なくとも1種以上の漢方薬材料と吸収パルプとを混合させた所定量の混合吸収体321を外装シート322で包むことにより形成される。そして、漢方薬材料が有する効能により、排泄物等の液体を吸収する機能に加えて他の機能を有することができる。
中間吸収体32に使用される漢方薬材料は、有色の漢方薬材料を用いることが好ましい。漢方薬材料が有する黒色、褐色、黄色等の有色性により、表面シート10及びセカンドシート33を通して中間吸収体32を視認することが可能となる。
中間吸収体32が有する機能とは、排泄物等の液体を吸収すると共に、例えば、消臭機能を挙げることができる。さらには、吸収性物品1と肌とがこすれたり、ムレたりすることにより生じることのあるかゆみやかぶれを低減させたりというような効果を有するようにしてもよい。中間吸収体32に使用される漢方薬材料は、中間吸収体32に要求される機能に基づいて適宜選択することができる。
漢方薬材料の選択は、中間吸収体32に要求される機能に基づいて選択されると共に、製造工程の観点からも考慮される。具体的には、漢方薬材料の粒度分布や平均粒径を考慮する。例えば、中間吸収体32を形成するにおいて、漢方薬材料と混合される吸収パルプの平均粒径との関係を考慮する。吸収パルプよりも平均粒径を大きくした場合には、漢方薬材料が中間吸収体32中に点在してムラが発生し、外観が悪くなる。漢方薬材料の平均粒径は、好ましくは、吸収パルプの平均粒径の半分程度である。具体的には、150から250メッシュが好ましい。
また、製造工程の観点からの漢方薬材料の選択は、製造時における漢方薬材料の流動性を考慮して行う。製造時の漢方薬材料を搬送する工程において粉末同士の凝集が生じる場合があり、移動が起きにくくなる場合がある。このような場合には、他の流動性の高い漢方薬材料を混合し、又は混合比率を大きくすることで漢方薬材料全体の流動性を確保することができる。
中間吸収体32に使用される漢方薬材料は、具体的には、生薬である艾葉、当帰、香附子のうち、少なくとも1以上を使用することができる。本実施形態においては、当帰、艾葉及び香附子をそれぞれ1:1:1の割合で混合する。これにより、中間吸収体32に消臭機能を備えさせることができると共に、好適に製造することができる。
中間吸収体32に使用される漢方薬材料は、有色であることが好ましい。漢方薬材料として使用される艾葉が有する色としては、緑から褐色であり、当帰が有する色としては茶色であり、香附子が有する色としては、こげ茶色である。これらの色を有する漢方薬材料が混合されることにより、中間吸収体32は、全体として茶褐色状の色を有する。これにより、例えば、白色系の周囲の色との明度差(コントラスト)が生じ、中間吸収体32を表面シート10側から好適に視認することができる。
艾葉(ガイヨウ)の効能としては、身体を温め、食欲増進、胆汁分泌促進、止血作用があり、腹痛、胸やけ、下痢、便秘、鼻血、血尿、痔を挙げることができる。
当帰(トウキ)の効能としては、血色不良、冷え性、血行障害に対して補血、強壮、鎮痛薬として婦人病を挙げることができる。
香附子(コウブシ)の効能としては、通経、浄血、鎮痛、鎮静薬として月経不順、生理痛、更年期障害などの婦人病、慢性胃炎、十二指腸潰瘍、神経性胃炎を挙げることができる。
漢方薬材料と共に混合される吸収パルプは、ベース吸収体31に用いられる吸収パルプと同様のものを使用することができる。吸収パルプは、50から70g/mが好ましい。
漢方薬材料は、40から60g/mを使用することができ、本実施形態においては、55g/mで0.1gが使用される。この量を使用することにより、表面シート10を通して中間吸収体32において漢方薬材料が混合されていることを確認することができる。また、混合されている漢方薬材料の分布にムラも生じにくくなる。混合吸収体321において、漢方薬材料が40g/mよりも少ない場合には、表面シート10を通して漢方薬材料が混合されていることを視認することが困難となる。さらには、混合された漢方薬材料の分布にムラが生じる。また、漢方薬材料が60g/mよりも多い場合には、混合吸収体321における吸収パルプの量が少なくなるため、吸収スピードが悪くなり、液戻りしやすくなる。また、混合吸収体321における漢方薬材料の比率が大きくなるため、外装シート322によるシール性が悪くなり、漢方薬材料の脱落が増えることになる。
このように、混合吸収体321における漢方薬材料と吸収パルプの量及び比率は、中間吸収体32の吸収性や生産性、及び製品外観上のバランスを考慮して決定される。また、吸収性物品1において、漢方薬材料から発する匂いを確認することができることが好ましい。
外装シート322は、図3に示すように、漢方薬材料と吸収パルプからなる混合吸収体321を包むシートである。外装シート322は、混合吸収体321を巻くように包み、該外装シート322の端部同士が前記ベース吸収体31側において互いに積層されるように配置される。
また、中間吸収体32は、ベース吸収体31と間欠的に接合される。具体的には、中間吸収体32を構成する外装シート322におけるベース吸収体31側の面とベース吸収体31における中間吸収体32側の面とが間欠的に配置されたホットメルト接着剤により接合される。ここで間欠的とは、外装シート322におけるベース吸収体31側の面全体にホットメルト接着剤が塗布されるのではなく、ホットメルト接着剤が塗布されない領域を有するように接着剤が塗布されることをいう。例えば、接着剤をドット状や点線状、線状、スパイラル状等に接着剤が接着面に配置される。
外装シート322は、液透過性のシートであればよく、例えばティッシュを使用することができる。また、外装シート322の目付は、例えば16g/mである。
<セカンドシート>
本発明においては、必要に応じて中間吸収体32と表面シート10との間には、セカンドシート33を配置することができる。セカンドシート33は、図3に示すように、二つ折りの状態で中間吸収体32と表面シート10との間に配置される。
セカンドシート33は、中間吸収体32を覆うように配置されるが、セカンドシート33が二つ折りにされた状態で、後述の圧縮溝4、41に囲まれた領域よりも小さくなるように形成されることが好ましい。また、セカンドシート33が二つ折りにされた状態で、中間吸収体32の表面の面積と同一又は大きくなるように形成される。具体的には、セカンドシート33の目付は20g/mであり、セカンドシート33における長手方向の長さが100から110mm、好ましくは90から110mmのシートを二つ折りにして形成される。
セカンドシート33に使用される部材としては、例えば、ポリプロピレンを芯とし、ポリエチレンを鞘とした芯鞘構造の繊維であって、3.3dtex、繊維長が51mmの繊維からなるエアースルー不織布により形成される。またセカンドシート33は、例えば20g/mの不織布を二つ折りにして使用すると、目付は40g/mとなる。セカンドシート33は、表面シート10よりも密度が高くなるように形成されることが好ましい。セカンドシート33は、表面シート10よりも密度が高いことにより、表面シート10からの液移行性を高めることができる。
また、セカンドシート33は、その二つ折りにした状態におけるベース吸収体31側の面に中間吸収体32が接合される。セカンドシート33と中間吸収体32とは、ホットメルト接着剤により接合される。セカンドシート33に中間吸収体32を接合することにより、中間吸収体32とセカンドシート33及び表面シート10とがより密着状態となる。このため、使用者は、吸収性物品1における表面シート10が配置された面から、表面シート10及びセカンドシート33を通して中間吸収体32を確認することができる。
<吸収性物品の製造方法>
中間吸収体32及び吸収性物品1は、以下のように作製される。まず漢方薬材料と吸収パルプとを所定の割合で混合した混合吸収体321を外装シート322に積層させる。そして、積層された漢方薬材料と吸収パルプとの混合吸収体321を外装シート322で巻くように全体を包み込む。この場合、混合吸収体321を包み込んだ外装シート322の端部は、互いに積層された状態となる。この積層された部分は、ベース吸収体31側になるように配置される。ベース吸収体31側に外装シート322が積層された部分が配置されることにより、積層された部分による段差の影響を表面シート10側へ及ぼすことを抑制することができる。さらには、段差や、シートが積層されることによる見た目への影響を抑制することができる。
混合吸収体321は、外装シート322に包まれた状態で所定の圧力がかけられることにより圧縮され、所定の厚さにシート化される。この圧縮処理により、中間吸収体32中の空隙が少なくなり、中間吸収体32の体積を小さくすることができる。また、圧縮されることにより、使用時において一定圧がかけられた場合に、一旦吸収した排泄物等の液体を放出しにくくなり、液戻りを抑制することができる。さらには、排泄物等の液体を吸収する際に表面シート10上に液体が拡散するのを抑制することができる。
この圧縮処理において中間吸収体32にかけられる圧力は、2.0から3.3kgfであることが好ましい。2.0kgfよりも小さい圧力の場合には、中間吸収体32における液体の浸透速度はよくなるが、製造時の搬送時において外装シート322による拘束力が小さく、混合吸収体の脱落が生じる。また、3.3kgfよりも圧力が大きい場合には、中間吸収体32における排泄物等の液体が浸透する浸透速度が遅くなる。
次に、中間吸収体32は、セカンドシート33に接合される。具体的には、まず、セカンドシート33は二つ折りの状態で表面シート10に積層され、互いにホットメルト接着剤で接合される。中間吸収体32は、セカンドシート33におけるベース吸収体31側の面に積層され、ホットメルト接着剤により接合される。この場合、中間吸収体32は、上述の圧縮処理により所定の厚さにシート化されており、所定の大きさにカットされてセカンドシート33に積層される。
中間吸収体32の長手方向LDにおける長さは、55から85mm、好ましくは45から100mmである。また、幅方向WDにおける長さは、20から30mm、好ましくは20から35mmである。本実施形態においては、長手方向LDの長さが65mm、幅方向WDの長さが28mmである。長手方向LDの長さが45mmよりも小さい場合、又は幅方向WDの長さが20mmよりも小さい場合には、中間吸収体32に適する目付とした場合における漢方薬材料の視覚的な認識が困難となる。かつ、消臭に必要な漢方薬材料を所定量より多く封入すると、漢方薬材料の脱落等の弊害があり、搬送が困難となる。長手方向LDの長さが85mmよりも大きい場合又は幅方向WDの長さが35mmよりも大きい場合には周囲を取り囲む圧縮溝4、41に中間吸収体32が重なってしまう。すると、中間吸収体32が重なる部分は、圧縮溝4、41とともに圧縮されることにより、漢方薬材料が圧縮溝4、41に視認され、異物とみなされる場合がある。
表面シート10のセカンドシート33とは反対側の面であって、幅方向WDの両側には、長手方向LDに沿ってサイドシート11が配置され、表面シート10とサイドシート11と共にホットメルト接着剤及び/又はエンボス処理により接合される。
次に、積層された中間吸収体32におけるセカンドシート33とは反対側の面には、中間吸収体32を覆うように、さらにベース吸収体31が積層され、ベース吸収体31と表面シート10を一体化するように圧縮溝4、41が形成される。この場合、圧縮溝4、41は、中間吸収体32の配置領域を除く位置に形成される。言い換えると中間吸収体32は、圧縮溝4及び圧縮溝41で囲まれた領域に配置される。中間吸収体32は、吸収部3の幅方向WD及び長手方向LDの略中央に配置され、エンボス処理による圧縮溝4、41が形成されない場所に配置される。したがって、圧縮溝4、41により漢方薬材料が圧縮されることが無い。このため、漢方薬材料が圧縮溝4、41により圧縮されることで漢方薬材料の色が点在して見えることによる、外観上の視認性が悪くなることを防止する。また、圧縮溝4、41を形成することにより、吸収性物品1に所定の剛性を付与することができ、吸収性物品1がよれたり、吸収部3の表面において排泄物等の液体が拡散することを抑制することができる。
また、中間吸収体32とベース吸収体31とは、互いに接する面において、ホットメルト接着剤により間欠的に接合される。具体的には、中間吸収体32とベース吸収体31とが接する面において、ホットメルト接着剤を間欠的に配置することにより、互いに接合される。ホットメルト接着剤は液不透過性のため、ホットメルト接着剤を間欠的に配置することで中間吸収体32からベース吸収体31への液の透過を阻害しない。
したがって、中間吸収体32は、セカンドシート33とベース吸収体31とにそれぞれ接する面が接合されることとなる。また、セカンドシート33は表面シート10と接合されるため、中間吸収体32は、間接的に表面シート10と接合され、表面シート10とベース吸収体31とが間接的に接合される。これにより、該吸収性物品1の装着時において、吸収性物品1がよれたりする場合に漢方薬材料が外装シート322の外側に出てしまうことを抑制することができる。さらには、表面シート10側から中間吸収体32における漢方薬材料の視認性を維持
することができる。
また、中間吸収体32は、少なくとも吸収性物品1における身体の排泄口が当接すると想定される位置に配置されることが好ましい。当該位置に配置されることにより、排泄物等の液体が排出されてすぐに吸収させることができる。また、においの発生源である排泄物等の液体に最も近い位置に配置されるため、消臭機能を好適に発揮することができる。
ベース吸収体31における中間吸収体32が配置される面とは反対側の面には、裏面シート20が配置され、ホットメルト接着剤により接合される。
<色差による規定>
中間吸収体32は、表面シート10及びセカンドシート33を通して視認できることが必要である。具体的には、表面シート10側から測定した、L表色系における明度Lの差を比較する。すなわち、中間吸収体32の配置領域と、この配置領域の周辺領域(ただし圧縮溝4、41を除く。例えば、図1におけるベース吸収体31の引き出し線終端の位置)との明度Lの差が3.5以上10以下であることが好ましい。明度Lの差が3.5未満であると、漢方薬材料を含む中間吸収体32の配置領域の存在が使用者に視覚的に認識できないので好ましくない。また、明度Lの差が10を超えると、中間吸収体32の配置領域の存在が視覚的に過度になり、本来吸収性物品の持つ衛生感が損なわれるので好ましくない。
また、圧縮溝4、41と、上記の周辺領域との明度Lの差は1以下が好ましい。本発明においては、漢方薬材料を含む中間吸収体32の配置領域を除く位置に圧縮溝4、41が形成されているので、圧縮溝4、41の形成によって、有色の漢方薬材料が圧縮溝4、41に点在して見えることがない。これは明度Lの差で見た場合、上記の明度Lの差が小さいことを意味する。
本実施形態によれば、漢方薬材料を混合した中間吸収体32を配置することにより、漢方薬材料を含む吸収体の位置を任意に選択できることができる。漢方薬材料をベース吸収体31に混合した場合には、ベース吸収体31全体に漢方薬材料が混合されることになる。このような状態で圧縮溝4、41が形成されると、ベース吸収体31全体に点在する漢方薬材料も圧縮される。すると、圧縮された漢方薬材料が黒い点のように視認される場合があるなど、外観上の問題が生じてしまう。この黒い点は、使用者にはゴミや虫が混入したように誤認され、このような吸収性物品は不良品であるように認識される場合がある。本実施形態のように、中間吸収体32にのみ漢方薬材料を混合し、シート化することで漢方薬材料を配置する位置を任意に選択することができ、吸収性物品1における外観上の視認性を向上させ、さらに、圧縮溝4、41に漢方薬材料が位置しない構成とすることで、上記のような誤認が生じることを防止することができる。
本実施形態によれば、中間吸収体32を圧縮してシート化することにより、中間吸収体32内部の空隙を少なくすることができる。このため、一旦吸収した排泄物等の液体が一定の圧力がかけられることにより排出される液戻りを低減させることができる。これにより、吸収性物品1使用中における使用者の不快感を低減することができる。
本実施形態によれば、中間吸収体32に漢方薬材料を使用することにより、吸収性物品1に消臭効果を期待することができる。さらには、例えば、かゆみ等の生理中の女性特有の症状を低減させるような他の効能を有する漢方薬材料を使用することにより、他の効果を期待することも可能である。
本実施形態によれば、中間吸収体32に使用される漢方薬材料は有色である。これにより、該吸収性物品1において漢方薬材料が使用されていることを使用者が容易に認識することができる。さらには、艾葉、当帰及び香附子を混合して使用することで、これらの漢方薬材料が有する機能を発揮できると共に、好適な視認性を有することができる。また、これらの漢方薬材料が有する匂いや有色性により、使用者にこれらの機能が発揮されることへの感情を誘起させることが期待できる。
本実施形態によると、中間吸収体32がセカンドシート33と接合される。このため、中間吸収体32とセカンドシート33及び表面シート10を密着させることができ、表面シート10側から中間吸収体32の存在を使用者に認識させることができる。これにより、当該吸収性物品1の特徴を使用者に容易に認識させることができる。なお、本実施形態においては、セカンドシート33を表面シート10と中間吸収体32との間に配置したが、セカンドシート33は配置せず、表面シート10とベース吸収体31との間に中間吸収体32を配置するようにしてもよい。
本実施形態によれば、圧縮溝4、41においても液透過性を維持することができる。これは、漢方薬材料は液を透過しないため、圧縮溝4、41に漢方薬材料が含まれると、圧縮溝4、41において漢方薬材料が含まれた部分では液不透過となる。このため、排泄物等の液体が排泄された場合に、表面に液体が残る可能性がある。しかし本実施形態では、漢方薬材料が含まれる領域には圧縮溝4、41は形成されないため、圧縮溝4、41においても液透過性を維持することができる。
本実施形態によれば、漢方薬材料として、当帰、艾葉、及び香附子を使用している。これらの3種類の漢方薬材料を使用することにより、消臭効果及び視認性において好適にその機能を発揮することができる。また、漢方薬材料の香りを長期間維持することができる。また、製品製造上においても、これらの3種類の漢方薬材料を混合して使用することにより、粉末状の漢方薬材料の流動性を確保することができるため、好適に製造することができる。
また、本実施形態においては、中間吸収体32を吸収性物品1の幅方向WD及び長手方向LDの略中央に配置しているが、これに限らない。中間吸収体32は、圧縮溝4、41が形成されない場所であれば任意の位置に配置してもよい。また、本実施形態においては圧縮溝4、41を環状に形成しているがこれに限らない。例えば、圧縮溝4を吸収部3の幅方向WD両側近傍に長手方向LDに沿うように2本形成し、中間吸収体32をその間に長手方向LDに沿って帯状に配置してもよい。この場合の中間吸収体32は、少なくとも排泄口が当接すると想定される位置を含み、吸収部3の全体にわたって配置されてもよく、吸収性物品1の端部側のいずれか一方に延びるように配置されてもよい。
本実施形態においては、中間吸収体32は、漢方薬材料が含まれる混合吸収体3を面状に配置して、外装シート322が包むようにして形成されるが、これに限らない。例えば、外装シート322に部分的に混合吸収体321を配置して外装シート322で包むように形成してもよい。具体的には、混合吸収体321をいわゆるストライプ状や、ドット状に配置して外装シート322で包むことにより形成することができる。
また、本実施形態おいては、吸収性物品1はいわゆる立体ギャザーを形成していないが、立体ギャザーを配置してもよい。例えば、サイドシート11の表面シート10側の端部を長手方向LDに沿って折り返し、糸状ゴムを一定の倍率で伸長した状態で挟み込み、サイドシート11の折り返し部分に固定することで立体ギャザーを形成することができる。
また、本実施形態においては、吸収性物品1の中間吸収体32は、生理用ナプキンとして使用されるが、これに限らない。例えば、パンティーライナーや、オムツ(成人用、子供用)にも中間吸収体32を同様に配置することができる。さらには、中間吸収体32を独立して使用することも可能である。例えば、中間吸収体32を布ナプキンに挟み込むように配置することもできる。
以下において本発明の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されない。
<実施例1>
中間吸収体32を以下のように作製した。漢方薬材料として艾葉、香附子及び当帰をそれぞれ1:1:1の比率で、0.1g、目付が55g/mとなるように混合し、さらに目付が66g/mの吸収パルプと混合し、16g/mのティッシュに包み、3.0kgfの圧力をかけてシート化した。そして、当該中間吸収体32を吸収性物品1に挿入し、サンプルを作製した。
試験方法は、以下のとおりである。サンプルを一定量の悪臭成分試料と共にテドラーバッグ内に封入し、240分間恒温で保持した。そして、240分間経時中の雰囲気を抜きとり、各悪臭成分試料に対応する検知管により簡易濃度測定を行った。wet試験の場合は、ろ紙に水1mlを含ませた後、サンプルと共にテドラーバッグ内に封入した。なお、悪臭成分試料はトリメチルアミンとアンモニアとした。
以下の表1は、試験結果を示したものである。単位はppmである。
Figure 2008272269
トリメチルアミンとアンモニアについてそれぞれdry試験とwet試験を行った。結果は、いずれも試験開始から240分経過までには、悪臭成分濃度が0ppmとなり、消臭効果が認められた。
<実施例2>
実施例1で使用したサンプルと同様のサンプルを作製し、作製してから3日間、14日間、28日間サンプルを放置した。そして、それぞれの期間を放置したサンプルを一定量の悪臭成分試料と共にテドラーバッグ内に封入し、240分間恒温で保持した。そして、240分間経時中の雰囲気を抜きとり、各悪臭成分試料に対応する検知管により簡易濃度測定を行った。悪臭成分試料はトリメチルアミン、アンモニア、メチルメルカプタン、及びアセトアルデヒドの4成分を混合した混合試料を使用した。試験結果は図5に示した通りである。
図5によると、3日間、14日間、28日間放置したいずれのサンプルにおいても、悪臭成分試料の濃度が低くなり、消臭効果が認められた。すなわち、一定期間放置したとしても消臭機能を発揮することができる。
<実施例3>
実施例1に使用したサンプルと同様のサンプルを作製し、中間吸収体32の配置領域(A)、吸収部3における圧縮溝4、41及び中間吸収体32以外の領域(B)、及び圧縮溝4、41の部分(C)の色差を測定した。測定は、コニカミノルタ社製色彩色差計(型番:CR−300)を使用した。また、測定は、漢方薬材料について2つのロットに対し3つのサンプルを作製し、その平均を測定結果とした。以下の表2は、試験結果を示したものである。表のE、L、a、bは、それぞれL表色系における測定装置の基準色(白色校正板)に対するサンプルの色差、明るさ、赤み、黄みの値を示す。
Figure 2008272269
表色系における明度Lの差を比較する。中間吸収体32の配置領域Aは他の領域B、Cに比較して明度Lが低いという結果がでた。また、明度Lの領域AとBとの差は、4.25であり、好ましい範囲に含まれる。
<実施例4>
実施例1で使用したサンプルと同様のサンプルを作製した。ただし、中間吸収体32における漢方薬材料の量をサンプル1については0.1g、サンプル2については0.4gとした。各サンプルについてそれぞれ4℃又は50℃の状況下において28日間経過させた。そして、期間中の香りの変化について試験を行った。評価は・・・、香りの強度について0から6までの5段階評価とした。試験結果は図6(A)、(B)に示す通りである。
図6(A)は、4℃の条件下においてサンプル1サンプル2の香り強度についての試験結果であり、図6(B)は50℃の条件下におけるサンプル1サンプル2の香り強度についての試験結果である。図6(A)、(B)によると、サンプル1及びサンプル2における香りの強度は、一定期間経過したのちであっても維持することができることがわかった。
本発明の実施形態における吸収性物品の上面図である。 本発明の実施形態における吸収性物品の裏面図である。 本発明の実施形態における吸収性物品のX−X断面図である。 本発明の実施形態における吸収性物品のY−Y断面図である。 本発明の実施例2の試験結果を示した図である。 本発明の実施例4の試験結果を示した図である。
符号の説明
1 吸収性物品
4、41 圧縮溝
10 表面シート
20 裏面シート
30 吸収体
31 ベース吸収体
32 中間吸収体
33 セカンドシート
321 混合吸収体
322 外装シート

Claims (6)

  1. 液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に配置される吸収体と、を少なくとも備える吸収性物品であって、
    前記吸収体は、ベース吸収体と、前記表面シートと前記ベース吸収体との間で、かつ、該吸収性物品の中央領域に配置され、前記表面シートと色相が異なる中間吸収体と、を有し、
    前記中間吸収体は、少なくとも1種類以上の有色である漢方薬材料を含み、
    前記中間吸収体の配置領域を除く位置に、前記ベース吸収体と前記表面シートとの一部分を圧縮して形成される圧縮溝を有する吸収性物品。
  2. 前記圧縮溝は、前記中間吸収体の配置領域を囲むように設けられている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記吸収性物品の前記表面シート側から測定した、L表色系における明度Lについて下記(i)及び(ii)の範囲内である請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
    (i)中間吸収体の配置領域と、当該配置領域の周辺領域(圧縮溝を除く)との明度Lの差が3.5以上10以下
    (ii)圧縮溝と、前記周辺領域との明度Lの差が1以下
  4. 前記漢方薬材料は、艾葉、香附子及び当帰を含むものである請求項1から3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記中間吸収体は、前記漢方薬材料を含む混合吸収体を外装シートで被覆した後に圧力を加えてなるシート状である請求項1から4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記表面シートと前記中間吸収体との間に配置されるセカンドシートをさらに備え、
    前記中間吸収体は、前記セカンドシートに接合されている請求項5に記載の吸収性物品。
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