JP2008272003A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】発射操作ハンドルにおいて、操作ハンドルとハンドルカバーとの間、また、操作ハンドルとハンドルベースと間に、コイン等の異物が挿入保持されにくくして、操作ハンドルが異物で固定されることを確実に防止できる、弾球遊技機を提供する。
【解決手段】発射操作ハンドル4は、ハンドルベース20、操作ハンドル30、ハンドルカバー40を備え、ハンドルカバー40が前方凸のキャップ状に形成され、操作ハンドル30の環状操作部30aの前端部に前方開放状に形成されて、ハンドルカバー40の環状後端部40bに実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合する外周壁部30kを有する環状係合部30jが設けられている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、発射操作ハンドルを備えた主にパチンコ機を対象とする弾球遊技機に関し、特に、発射操作ハンドルにおいて、操作ハンドルをコイン等の異物で固定できないようにした構造に関するものである。
従来、パチンコ機には、多数の障害釘や複数の入賞口等が配置された遊技領域と、この遊技領域に遊技球を発射する発射駆動機構と、この発射駆動機構を作動させるために操作する発射操作ハンドルとが装備されている。発射駆動機構は、遊技球を打撃する打撃槌と、この打撃槌を作動させる電動アクチュエータとを有し、発射操作ハンドルにおいて、操作ハンドルを回動操作することで、電動アクチュエータが駆動され、操作ハンドルの回動操作位置を調整することで、電動アクチュエータの駆動力、つまり、打撃槌の遊技球への打撃力が調整されて、遊技球を遊技領域の所望の位置に向けて発射することができる。
従来の発射操作ハンドルとして、ハンドルベースが、パチンコ機の本体部材に前方突出状に固定され、操作ハンドルが、ハンドルベースの外周部の前端側に配設された環状操作部を有し、ハンドルベースに前後方向の軸回りに回動自在に支持され、ハンドルカバーが、操作ハンドルの前端側に配設されて、操作ハンドルを回動可能に保持した状態でハンドルベースに固定され、操作ハンドルの前方移動を規制するように構成したものが周知である(例えば、特許文献1参照)。
従来の発射操作ハンドルにおいて、その多くは、遊技者が操作ハンドルとハンドルベース又はハンドルカバーとの間にコイン等の異物を予定外に挿入し保持させて、操作ハンドルを固定できるようになっている。尚、操作ハンドルの指当部を利用し、その指当部の内面とハンドルベース又はハンドルカバーの外周面との間に遊技球が挿入保持されて、操作ハンドルが固定されるように構成した発射操作ハンドルも実用化されている。
しかし、操作ハンドルとハンドルベース又はハンドルカバーとの間に異物を予定外に挿入し保持させることは、特に無理やり圧入した場合には、その異物を取除いた場合に操作ハンドルががたつく等、発射操作ハンドルが損傷する原因になるので好ましいことではなく、また、操作ハンドルが異物で固定されることを防止して遊技の健全化を図りたいという要請に反することになる。近年、その要請は増大傾向にある。
特許文献1に記載の発射操作ハンドルでは、操作ハンドルが、軸部、軸部の前端部に固着の円板部、円板部の外周部から後方へ延びる外周壁部を有する環状操作部、円板部の外周部よりも少し半径方向内側部分から前方へ突出する前方突出環状部、円板部の前方突出環状部よりも少し半径方向内側部分から後方へ突出する後方突出環状部を有する。
ハンドルカバーが前方凸のキャップ状に形成され、このハンドルカバーの環状後端部が、操作ハンドルの前方突出環状部の半径方向外側に位置して外周壁部の前端部に近接状に対向し、また、ハンドルベース(支柱部)の前端筒状部が、操作ハンドルの外周壁部と後方突出環状部との間に収容され円板部の後端部に近接状に対向している。
特開2001−170267号公報
パチンコ機の発射操作ハンドルにおいて、操作ハンドルがコイン等の異物で固定されないように、特に、遊技者の方に近くて遊技者が見易い、操作ハンドルとハンドルカバーとの間に、異物が挿入保持されないようにすることが重要である。そこで、特許文献1に記載の発射操作ハンドルでは、操作ハンドルに前方突出環状部を設けているが、この前方突出環状部は、操作ハンドルの円板部から前方へ僅かに突出し、しかも、操作ハンドルの環状後端部に非近接状のものであり、そして、ハンドルカバーの環状後端部は単に操作ハンドルの外周壁部の前端部に近接状に対向するものであるので、この環状後端部と外周壁部との間に異物が半径方向外側から挿入保持される虞がある。
また、操作ハンドルとハンドルベースとの間にコイン等の異物が挿入保持されにくくすることも重要である。そこで、特許文献1に記載の発射操作ハンドルでは、操作ハンドルに後方突出環状部を設け、ハンドルベースの前端筒状部を、操作ハンドルの外周壁部と後方突出環状部との間に収容しているが、この前端筒状部は操作ハンドルの外周壁部に非近接状のものであり、この外周壁部と前端筒状部との間が比較的大きく空き、その間に異物が後側から挿入保持される虞がある。
本発明の目的は、発射操作ハンドルにおいて、操作ハンドルとハンドルカバーとの間、また、操作ハンドルとハンドルベースと間に、コイン等の異物が挿入保持されにくくして、操作ハンドルが異物で固定されることを確実に防止できる、弾球遊技機を提供することである。
請求項1の弾球遊技機は、遊技領域に遊技球を発射する発射駆動機構を作動させるために操作する発射操作ハンドルを備えた弾球遊技機において、前記発射操作ハンドルが、前記弾球遊技機の本体部材に前方突出状に固定されたハンドルベースと、前記ハンドルベースの外周部の前端側に配設された環状操作部を有し、ハンドルベースに前後方向の軸回りに回動自在に支持された操作ハンドルと、前記操作ハンドルの前端側に配設されて、操作ハンドルを回動可能に保持した状態でハンドルベースに固定され、操作ハンドルの前方移動を規制するハンドルカバーとを備え、前記ハンドルカバーが前方凸のキャップ状に形成されるとともに、前記操作ハンドルの環状操作部の前端部に前方開放状に形成されて、ハンドルカバーの環状後端部に実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合する外周壁部を有する環状係合部を設けたことを特徴とする。
発射操作ハンドルにおいて、ハンドルカバーが前方凸のキャップ状に形成され、操作ハンドルの環状操作部の前端部に環状係合部が前方開放状に形成され、この環状係合部の外周壁部がハンドルカバーの環状後端部に実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合している。ハンドルカバーの環状後端部に操作ハンドルの環状係合部の外周壁部が外嵌状に係合されて、これら環状後端部と外周壁部との間に、実質的な隙間がないので、コイン等の異物を挿入できる隙間が形成されにくくなり、つまり、異物が挿入保持されにくくなるので、操作ハンドルが異物で固定されることが防止される。
ここで、請求項1の従属請求項として次の構成を採用可能である。
前記環状係合部は、ハンドルカバーの環状後端部に後側から摺動自在に当接する後端環状壁部を有する(請求項2)。前記ハンドルカバーの環状後端部に、前記軸と直交する半径方向外側へ張出す環状張出部が形成され、前記環状張出部に前記環状係合部の外周壁部が摺動可能に構成される(請求項3)。前記ハンドルベースの前端部にリング状支持部が形成され、前記操作ハンドルの環状操作部の後端部に後方開放状に形成され且つ前記リング状支持部に摺動回動自在に係合する環状溝部を設ける(請求項4)。
請求項1の発明によれば、前記のように、発射操作ハンドルが、ハンドルベース、操作ハンドル、ハンドルカバーを備え、ハンドルカバーを前方凸のキャップ状に形成するとともに、操作ハンドルの環状操作部の前端部に環状係合部を前方開放状に形成し、この環状係合部の外周壁部をハンドルカバーの環状後端部に実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合させたので、操作ハンドルの外周壁部とハンドルカバーの環状後端部との間に、コイン等の異物を挿入できる隙間が形成されにくくなり、つまり、異物が挿入保持されにくくなるので、操作ハンドルが異物で固定されることを確実に防止して、発射操作ハンドルが損傷するのを未然に極力防止するとともに、遊技の健全化を図ることが可能になる。
請求項2の発明によれば、操作ハンドルの環状係合部は、ハンドルカバーの環状後端部に後側から摺動自在に当接する後端環状壁部を有するので、操作ハンドルの外周壁部とハンドルカバーの環状後端部との間に、仮に異物が挿入されても、その異物が操作ハンドルの後端環状壁部に当接して後方へ深く挿入されないので、異物が挿入保持されることを確実に防止できる。
請求項3の発明によれば、ハンドルカバーの環状後端部に、前記軸と直交する半径方向外側へ張出す環状張出部を形成し、この環状張出部に操作ハンドルの環状係合部の外周壁部が摺動可能に構成したので、ハンドルカバーのうち操作ハンドルの外周壁部と摺動する部分の前記軸と平行方向の長さを短くして、操作ハンドルの外周壁部とハンドルカバーの環状後端部との間に、異物が保持されることを確実に防止できる。
請求項4の発明によれば、ハンドルベースの前端部にリング状支持部を形成し、操作ハンドルの環状操作部の後端部に後方開放状に環状溝部を形成し、その環状溝部をリング状支持部に摺動回動自在に係合させたので、操作ハンドルの環状溝部とハンドルベースのリング状筒部との間に異物が挿入保持されることを確実に防止でき、操作ハンドルが異物で固定されることを一層確実に防止できる。
本発明の弾球遊技機において、遊技領域に遊技球を発射する発射駆動機構を作動させるために操作する発射操作ハンドルは、弾球遊技機の本体部材に前方突出状に固定されたハンドルベースと、ハンドルベースの外周部の前端側に配設された環状操作部を有し、ハンドルベースに前後方向の軸回りに回動自在に支持された操作ハンドルと、操作ハンドルの前端側に配設されて、操作ハンドルを回動可能に保持した状態でハンドルベースに固定され、操作ハンドルの前方移動を規制するハンドルカバーとを備えたものである。
図1〜図3に示すように、弾球遊技機であるパチンコ機1は、多数の障害釘や複数の入賞口(図示略)等が配置された遊技領域2、遊技領域2に遊技球を発射する発射駆動機構3、発射駆動機構3を作動させるために操作する発射操作ハンドル4を備えている。
パチンコ機1は枠部材10を備え、その枠部材10に裏側から遊技盤11が取付けられ、その遊技盤11の前面側に遊技領域2が形成され、遊技領域2の前側は開閉可能なガラス扉(図示略)で覆われている。遊技領域2の右下側に発射駆動機構3が配置され、発射駆動機構3から遊技領域2へ遊技球を案内する案内レール12が遊技盤11の前面に取付けられている。発射駆動機構3は、図示省略するが、遊技球を打撃する打撃槌と、この打撃槌を作動させるソレノイドアクチュエータ等の電動アクチュエータとを有する。
パチンコ機1は枠部材10の下側前面部分に合成樹脂製の皿形成体13を備え、この皿形成体13に、遊技球を貯留しその遊技球を発射駆動機構3へ案内する球貯留皿14が形成されている。球貯留皿14には、発射駆動機構3で遊技領域2に発射された遊技球が入賞口へ入ることで獲得できた遊技球や、発射駆動機構3で発射されたが遊技領域2へ至らずに戻ってきた遊技球が導出される。皿形成体13には、その右部に前後方向にやや厚肉のハンドル取付部15が一体的に設けられ、このハンドル取付部15に前方開放状の円形取付穴15aが形成されている。
発射操作ハンドル4について詳細に説明する。
図4〜図9に示すように、発射操作ハンドル4は、ハンドルベース20、操作ハンドル30、ハンドルカバー40を備え、皿形成体13のハンドル取付部15に前方突出状に取付けられている。ハンドルベース20、操作ハンドル30、ハンドルカバー40は、夫々、合成樹脂材料で構成され、操作ハンドル30にはメッキ加工が施されている。
この発射操作ハンドル4において、遊技者が操作ハンドル30を右回しに回動操作することで、発射駆動機構3の電動アクチュエータが駆動され、操作ハンドル30の回動操作位置を調整することで、発射駆動機構3の電動アクチュエータの駆動力、つまり、発射駆動機構3の打撃槌の遊技球への打撃力が調整されて、遊技球を遊技領域2の所望の位置に向けて発射することができる。
ハンドルベース20は、パチンコ機1の本体部材である皿形成体13のハンドル取付部15に前方突出状に固定されている。ハンドルベース20は、筒状基部20aと、筒状基部20aの前端部から前方へ広がるように形成されたテーパ筒部20bと、テーパ筒部20bの前端部から前方へ延びるように形成された大径筒部20cと、筒状基部20aとテーパ筒部20bの境界部分の内面に繋がる仕切板部20dとを有する。
筒状基部20aの後部がハンドル取付部15の円形取付穴15aに挿入され、円形取付穴15aの後壁部15bに複数のビスで固定されている。仕切板部20dの後面に可変抵抗ユニット21が取付けられ、この可変抵抗ユニット21に連結された短尺の前後方向の軸部材22が、仕切板部20dの中心部よりも前方へ突出するように設けられている。
テーパ筒部20bと仕切板部20dには、テーパ筒部20bと大径筒部20cの内側において、発射停止SW23、発射停止操作レバー24、通電板25、タッチセンサユニット26が装着され、3つのビス固定用のボス20eが前方へ突出状に一体形成されている。発射停止SW23は板バネからなるSW板23aを有する。発射停止操作レバー24は、テーパ筒部20bに回動自在に支持され、先端操作部24aとSW当接部24bとを有し、先端操作部24aが、大径筒部20cに形成された切欠穴20fから大径筒部20cの半径方向外側へ突出し、SW当接部24bがSW板23aに当接している。
通電板25はタッチセンサユニット26に電気的に接続され、通電板25には前方へ突出するバネ受部25aが形成されている。発射停止SW23、タッチセンサユニット26には、複数の電気コード(図示略)が接続され、これら電気コードが、仕切板部20dに形成された開口20gを通って、筒状基部20aの内部に導入され、可変抵抗ユニット21に接続された複数の電気コード(図示略)と共に、後方へ延びて円形取付穴15aの後壁部15bに形成され開口15cを通って、発射駆動機構3に付設された発射基板(図示略)に接続されている。大径筒部20cは、筒部後部20hと、筒部後部20hの前方へ張出して外周が筒部後部20hの外周よりも小径のリング状支持部20iとを有する。
操作ハンドル30は、ハンドルベース20の大径筒部20c(外周部)の前端側に配設された環状操作部30aと、環状操作部30aの内周面に繋がる円板部30bとを有し、ハンドルベース20に前後方向の軸回りに回動自在に支持されている。円板部30bの中心部には、前方へ突出するバネ取付軸部30cと後方へ突出する支軸部30dとが一体形成され、支軸部30dに軸部材22が相対回転不能に内嵌状に連結されている。
円板部30bには、支軸部30dを中心に円弧スリット30e,30fが形成され、円弧スリット30eに2つのボス20eと通電板25のバネ受部25aが挿通され、円弧スリット30fに1つのボス20eが挿通されている。円板部30bの前面にバネ受部30gが一体形成されている。捩じりバネ31が、そのコイル部がバネ取付軸部30cに装着され、一端部がバネ受部30gに係止され、他端部が通電板25のバネ受部25aに係止された状態で設けられ、この捩じりバネ31により、操作ハンドル30がハンドルベース20に対して反時計回り方向へ付勢されている。
環状操作部30aには3つの指当部30hが半径方向外側へ張出すように一体形成されている。環状操作部30aの後端部には環状溝部30iが後方開放状に形成され、この環状溝部30iがハンドルベース20のリング状支持部20iに摺動回動自在に係合し、環状操作部30aの後端部が、ハンドルベース20の後部筒部20hの前端部に摺動自在に当接している。環状操作部30aの前端部には環状係合部30jが前方開放状に形成され、その環状係合部30jは、外周壁部30kと、この外周壁部30kの後端部に連なり外周壁部30kの半径方向内側に位置する鉛直な後端環状壁部30lとを有する。
ハンドルカバー40は、操作ハンドル30の前端側に配設されて、操作ハンドル30を回動可能に保持した状態でハンドルベース20に固定され、操作ハンドル30の前方移動を規制する。ハンドルカバー40は前方凸の略部分球面状のキャップ状に形成され、ハンドルカバー40に3つのビス固定用のボス40aが後方突出状に一体的に設けられ、これらボス40aとハンドルベース20の3つのボス20eが突き合わされてビスで固定されている。
このハンドルカバー40の環状後端部40bに、操作ハンドル30の環状係合部30jが係合し、詳細は、環状係合部30jの外周壁部30kが実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合し、環状係合部30jの後端環状壁部30lが後側から摺動自在に当接している。ハンドルカバー40の環状後端部40bに、操作ハンドル30が回動する軸と直交する半径方向外側へ張出す環状張出部40cが形成され、この環状張出部40cに操作ハンドル30の環状係合部30jの外周壁部30kが摺動可能に構成されている。
以上説明した発射操作ハンドル4を備えたパチンコ機1によれば次の効果を奏する。
発射操作ハンドル4が、ハンドルベース20、操作ハンドル30、ハンドルカバー40を備え、ハンドルカバー40を前方凸のキャップ状に形成するとともに、操作ハンドル30の環状操作部30aの前端部に環状係合部30jを前方開放状に形成し、この環状係合部30jの外周壁部30kをハンドルカバー40の環状後端部40bに実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合させた。
従って、操作ハンドル30の外周壁部30kとハンドルカバー40の環状後端部40bとの間に、コイン等の異物を挿入できる隙間が形成されにくくなり、つまり、異物が挿入保持されにくくなるので、操作ハンドル30が異物で固定されることを確実に防止して、発射操作ハンドル40が損傷するのを未然に極力防止するとともに、遊技の健全化を図ることが可能になる。
操作ハンドル30の環状係合部30jは、ハンドルカバー40の環状後端部40bに後側から摺動自在に当接する後端環状壁部30lを有するので、操作ハンドル30の外周壁部30kとハンドルカバー40の環状後端部40bとの間に、仮に異物が挿入されても、その異物が操作ハンドル30の後端環状壁部30lに当接して後方へ深く挿入されないので、異物が挿入保持されることを確実に防止できる。
ハンドルカバー40の環状後端部40bに、操作ハンドル30が回動する軸と直交する半径方向外側へ張出す環状張出部40cを形成し、この環状張出部40cに操作ハンドル30の環状係合部30jの外周壁部30kが摺動可能に構成したので、ハンドルカバー40のうち操作ハンドル30の外周壁部30kと摺動する部分の前記軸と平行方向の長さを短くして、操作ハンドル30の外周壁部30kとハンドルカバー40の環状後端部40bとの間に、異物が保持されることを確実に防止できる。
ハンドルベース20の前端部にリング状支持部20iを形成し、操作ハンドル30の環状操作部30aの後端部に後方開放状に環状溝部30iを形成し、その環状溝部30iをリング状支持部20iに摺動回動自在に係合させたので、操作ハンドル30の環状溝部30iとハンドルベース20のリング状筒部20iとの間に異物が挿入保持されることを確実に防止でき、操作ハンドル30が異物で固定されることを一層確実に防止できる。
尚、図10に示すように、操作ハンドル30の環状操作部30aの外周壁部30kを前方へ多少伸ばし(伸ばさなくてもよいが)、外周壁部30kの前端部に環状の内鍔部30mを一体形成して設けてもよい。これにより、操作ハンドル30の外周壁部30kとハンドルカバー40の環状後端部40bとの間に異物が挿入保持されることを一層確実に防止できる。尚、この内鍔部30mについては外周壁部30kと別体に設けてもよい。
その他、ハンドルカバー40の環状張出部40cを省略する等、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。そして、本発明の発射操作ハンドルを備えた弾球遊技機については、種々のパチンコ機、また、パチンコ機以外の種々の弾球遊技機に適用可能である。
パチンコ機の発射操作ハンドルを含む下部の正面図である。 図1の平面図である。 図1のIII −III 線断面図である。 発射操作ハンドルの正面図である。 発射操作ハンドルの背面図である。 ハンドルベースの正面図である。 操作ハンドルの正面図である。 発射操作ハンドルの側面図である。 図4のIX−IX線断面図である。 変更形態の発射操作ハンドルの要部断面図である。
符号の説明
1 パチンコ機
2 遊技領域
3 発射駆動機構
4 発射操作ハンドル
13 皿形成体
20 ハンドルベース
20i リング状支持部
30 操作ハンドル
30a 環状操作部
30i 環状溝部
30j 環状係合部
30k 外周壁部
30l 後端環状壁部
40 ハンドルカバー
40b 環状後端部
40c 環状張出部

Claims (4)

  1. 遊技領域に遊技球を発射する発射駆動機構を作動させるために操作する発射操作ハンドルを備えた弾球遊技機において、
    前記発射操作ハンドルが、
    前記弾球遊技機の本体部材に前方突出状に固定されたハンドルベースと、
    前記ハンドルベースの外周部の前端側に配設された環状操作部を有し、ハンドルベースに前後方向の軸回りに回動自在に支持された操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルの前端側に配設されて、操作ハンドルを回動可能に保持した状態でハンドルベースに固定され、操作ハンドルの前方移動を規制するハンドルカバーとを備え、
    前記ハンドルカバーが前方凸のキャップ状に形成されるとともに、
    前記操作ハンドルの環状操作部の前端部に前方開放状に形成されて、ハンドルカバーの環状後端部に実質的な隙間なく回動自在に外嵌状に係合する外周壁部を有する環状係合部を設けた、
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記環状係合部は、ハンドルカバーの環状後端部に後側から摺動自在に当接する後端環状壁部を有することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記ハンドルカバーの環状後端部に、前記軸と直交する半径方向外側へ張出す環状張出部が形成され、
    前記環状張出部に前記環状係合部の外周壁部が摺動可能に構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記ハンドルベースの前端部にリング状支持部が形成され、
    前記操作ハンドルの環状操作部の後端部に後方開放状に形成され且つ前記リング状支持部に摺動回動自在に係合する環状溝部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
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