JP2008270855A - スピーカ装置および音響管の長さ設定方法 - Google Patents

スピーカ装置および音響管の長さ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高次の共鳴周波数による不都合がなく、短い音響管長さで低音域の再生を良好に行い得るようにする。
【解決手段】スピーカ装置100Aを、スピーカ101と、このスピーカ101の背面に順に取り付けられた第1の音響管102、第2の音響管104とで構成する。音響管104の断面積を、音響管102の断面積より小さくし、合成音響管106の基本共鳴周波数を、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くする。音響管102の長さに対して、音響管104の長さを所定の比率とし、合成音響管106の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数を、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くし、また、合成音響管106の高次の共鳴周波数を、当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずらす。
【選択図】図1

Description

この発明は、スピーカ装置および音響管の長さ設定方法に関する。詳しくは、この発明は、スピーカの前面または背面に第1の断面積の第1の音響管を取り付け、さらにこの第1の音響管の放音側開口部に断面積が第1の音響管よりも小さく、第1の音響管の長さに対して所定の比率の長さを持つ第2の音響管を取り付けることにより、高次の共鳴周波数による不都合がなく、短い音響管長さで低音域の再生を良好に行い得るようにしたスピーカ装置等に係るものである。
従来、低音あるいは重低音の帯域を再生するスピーカ装置として、スピーカに取り付けられた音響管の共鳴現象を利用して低音を再生する、音響管方式のスピーカ装置が提案されている。このようなスピーカ装置の共鳴周波数は、音響管の長さによって決定される。
図12を参照して、従来の音響管方式のスピーカ装置200について説明を行う。図12は、スピーカ装置200の構造を模式的に示す。図12(a)は、スピーカ装置200の斜視図である。図12(b)はスピーカ装置200の断面図である。なお、図12(b)には、音響管内の空気流、共鳴周波数等も記載されている。
スピーカ装置200は、図示のように、スピーカ(スピーカユニット)201と、このスピーカ201の背面に取り付けられた音響管202により構成されている。音響管202の、スピーカ201に取り付けられた端部とは逆側の端部は、当該音響管202の放音側開口部203となっている。
図12に示すスピーカ装置200の動作を説明する。スピーカ201の背面からでた音波は、音響管202に導かれ、その開口部203より外部に放射される。音波は、音響管202の全長で決まる特定の周波数で共鳴する。音響管202の全長をL、空気中の音速をCとすると、当該音響管202の共鳴周波数f=(2n+1)*C/4Lで表される。ここで、nは、0,1,2,・・・・のように、0および正の整数をとる。例えば、n=0のときの共鳴周波数fが基本共鳴周波数であり、n=1のときの共鳴周波数fが第二共鳴周波数であり、n=3のときの共鳴周波数fが第三共鳴周波数である。
例えば、n=0では、音響管202内に1/4波長がのって共鳴が生じ、音響管202の開口部203より音響的に増大された音波が放射され、低音再生限界付近での大幅な能率向上が図られる。また、例えば、n=1では、音響管202内に3/4波長がのって共鳴が生じ、n=0の場合と同様に、音響管202の開口3より音響的に増大された音波が放射される。このように、図12に示すスピーカ装置200は、低音域において高能率なスピーカ装置となる。
なお、図12(b)に示す共鳴周波数は、音響管202の長さLを0.85mとして、f=(2n+1)*C/4Lの式に基づいて算出されたものである。
上述したように、図12に示すスピーカ装置200においては、音響管202の長さLにより、基本共鳴周波数(低域再生限界周波数)fが決まる。そのため、図12に示すスピーカ装置200において基本共鳴周波数fをf′に下げようとした場合、音響管202の長さLを、L=C/4f′で決まる長さまで長くする必要があり、スピーカ装置200が大型なものとなってしまうという不都合があった。
また、図12に示すスピーカ装置200においては、f=(2n+1)*C/4Lの式から明らかなように、高次の共鳴周波数(第二共鳴周波数f、第三共鳴周波数f、・・・)は、基本共鳴周波数fの奇数倍の周波数になる。そのため、基本共鳴周波数fと等しい音声信号がスピーカ201に入力されるとき、当該音声信号に高次の歪み信号が含まれている場合、当該高次の歪み信号の周波数で音響管202が共鳴し、歪みの大きな音声が出力されるという不都合がある。
そこで、従来、スピーカ201に入力される音声信号から、高次の共鳴周波数を取り除くことが提案されている。例えば、スピーカ201に入力される音声信号に対して、高次の共鳴周波数に対応した周波数成分のレベルを小さくする補正が行われる。また、例えば、スピーカ201に入力される音声信号から、ローパスフィルタを用いて高次の共鳴周波数に対応した周波数成分を取り除くことが行われる。しかし、高次の共鳴周波数は基本共鳴周波数fの3倍、5倍、・・・なので、基本共鳴周波数が小さくなるように設計すると、基本共鳴周波数fと高次の共鳴周波数の周波数間隔が小さくなってしまい、音声再生周波数帯域が狭くなってしまうという不都合がある。
例えば、特許文献1には、音響管の長さを変えずに、低域再生限界周波数をより低い周波数まで伸すことのできるスピーカ装置(スピーカシステム)が記載されている。このスピーカ装置は、音響管の開口を絞ることにより、音響管の共鳴周波数を低域側に移動させるようにしている。
特開平4−170298号公報
上述した特許文献1には、基本共鳴周波数(低域再生限界周波数)を音響管の長さを変えずに低域側に移動できることについては記載されている。しかし、この特許文献1には、上述した高次の共鳴周波数が基本共鳴周波数の奇数倍であることによる不都合、およびその不都合を解決する技術については、何ら言及されていない。
この発明の目的は、高次の共鳴周波数による不都合がなく、短い音響管長さで低音域の再生を良好に行い得るようにすることにある。
この発明の概念は、
スピーカと、
上記スピーカの前面または背面に取り付けられ、第1の断面積を有する第1の音響管と、
上記第1の音響管の放音側開口部に取り付けられ、上記第1の断面積より小さな第2の断面積を有し、上記第1の音響管の長さに対して所定の比率の長さを持つ第2の音響管と
を備えることを特徴とするスピーカ装置にある。
この発明においては、スピーカの前面または背面に第1の音響管が取り付けられ、この第1の音響管の放音側開口部に第2の音響管が取り付けられている。第1の音響管は第1の断面積を有し、第2の音響管は第1の断面積より小さな第2の断面積を有するものとされる。例えば、第1の音響管および第2の音響管の接続部分は、第1の音響管の断面積から第2の音響管の断面積に不連続に、あるいは連続的に変化するようにされる。
このように第2の音響管の断面積が第1の音響管の断面積より小さくされることで、第1の音響管および第2の音響管で構成される合成音響管の基本共鳴周波数は、断面積が均一で長さが合成音響管の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くなる。これにより、合成音響管の長さが従来の音響管の長さと同じであっても、基本共鳴周波数(低域再生限界周波数)を、より低い周波数まで伸ばすことが可能となる。
第2の音響管は第1の音響管の長さに対して所定の比率の長さを持つようにされる。このように第2の音響管の長さが規制されることで、例えば、第1の音響管および第2の音響管により構成される合成音響管の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされる。これにより、例えば、基本共鳴周波数と第二共鳴周波数との周波数間隔が大きくなり、スピーカに入力される音声信号に含まれる第二共鳴周波数の成分を減衰あるいは取り除く処理を行っても、音声再生周波数帯域が狭くならないようにできる。
また、第2の音響管の長さが上述のように規制されることで、第1の音響管および第2の音響管により構成される合成音響管の高次の共鳴周波数が、合成音響管の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれるようにされる。これにより、基本共鳴周波数と等しい音声信号がスピーカに入力された場合、この音声信号に高次の歪み信号が含まれていても、当該高次の歪み信号の周波数では共鳴が生ぜず、高次の歪みの大きな音声は出力されない。
なお、この発明において、例えば、第1の音響管の放音側開口部を一端側とするとき、第1の音響管の他端側は閉じられており、スピーカは、第1の音響管の側面に取り付けられていてもよい。これにより、第1の音響管に対するスピーカの取り付けの自由度を増すことが可能となる。
また、この発明において、例えば、第2の音響管の一部または全部は、第1の音響管の内部に挿入されていてもよい。これにより、合成音響管の物理的な長さを短くでき、スピーカ装置のより一層の小型化が可能となる。
この発明によれば、スピーカの前面または背面に第1の断面積の第1の音響管を取り付け、さらにこの第1の音響管の放音側開口部に断面積が第1の音響管よりも小さく、第1の音響管の長さに対して所定の比率の長さを持つ第2の音響管を取り付けるものであり、高次の共鳴周波数による不都合がなく、短い音響管長さで低音域の再生を良好に行うことができる。
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのスピーカ装置100Aの構成例を示している。このスピーカ装置100Aは、音響管方式のスピーカ装置である。
スピーカ装置100Aは、図示のように、スピーカ(スピーカユニット)101と、このスピーカ101の背面に取り付けられた音響管102と、この音響管102の放音側開口部103に取り付けられた音響管104により構成されている。音響管102は第1の音響管を構成し、音響管104は第2の音響管を構成している。音響管104の断面積は、音響管102の断面積より小さくされている。音響管102と音響管104との接続部分は、音響管102の断面積から音響管104の断面積に不連続に変わっている。
図1に示すスピーカ装置100Aにおいて、スピーカ101の背面からでた音波は、音響管102および音響管104に導かれ、音響管104の放音側開口部105より外部に放射される。この場合、音波は、音響管102および音響管104により構成される合成音響管106の共鳴周波数で共鳴し、増大される。
なお、音響管102は、スピーカ101の背面ではなく、当該スピーカ101の前面に取り付けられるようにしてもよい。
図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、上述したように音響管104の断面積が音響管102の断面積より小さくされることで、合成音響管106の基本共鳴周波数は、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くなる。
ここで、合成音響管106の共鳴周波数を求めてみる。
まず、図2(a)に示すように、片端開放の半径a、長さxなる音響管102と、両端開放の半径b、長さL−xの音響管104を、中心軸が一直線となるように接続した場合の、音響インピーダンス密度を求めてみる。なお、図2(b)は、音響管102の断面(断面積はS1=πaである)、および音響管104の断面(断面積はS2=πbである)を示している。
音響管104の半径bは、音波の波長に比べて十分小さいものとする。音響管102,104の中心軸の方向をx方向とするとき、x=x端から音響管104の出口(x=L)を見た音響インピーダンス密度Z(x)は、(1)式のようになる。ここで、ρは空気の体積密度、cは音速、kは波数である。
音響管102内のx=xの近傍の断面から+x方向を見た音響インピーダンス密度をZ(x)とすると、その断面上の粒子速度v(x)と音圧P(x)との間には、(2)式の関係があり、また、音響管104内のx=xの断面上では、粒子速度v(x)と音圧P(x)との間には、(3)式の関係がある。
(x)v(x)=P(x) ・・・(2)
(x)v(x)=P(x) ・・・(3)
したがって、x=xの近傍の、音波の波長に比較して小さい領域内では、音圧はー様であると考えられるから、(4)式が成り立つ。
(x1)=P(x) ・・・(4)
また、x=xの近傍の、音波の波長に比較して小さい領域内では、体積速度が連続であると考えられるから、(5)式が成り立つ。
S1v(x)=S2v(x) ・・・(5)
上述の(2)式〜(5)式から、(6)式が得られる。
(x)=Z(x)v(x)/v(x)=Z(x)S1/S2・・・(6)
そのため、音響管102内から+x方向を見た音響インピーダンス密度Z(x)は、
(7)式のようになる。
したがって、図1において、スピーカ101から見た合成音響管106の音響管インピーダンス密度Zは、(8)式で表される。
図1に示すスピーカ装置100Aの音響管102,104で構成される合成音響管106の共鳴周波数は、上述の(8)式に示す音響インピーダンス密度Zが0となる周波数である。
なお、図3は、上述の図12に示す従来の音響管方式のスピーカ装置200を示している。音響管202の長さをL、その半径をaとするとき、スピーカ201から見た合成音響管202の音響管インピーダンス密度Z′は、(9)式で表される。
このスピーカ装置200の音響管202の共鳴周波数は、上述の(9)式に示す音響インピーダンス密度Z′が0となる周波数である。
図4は、図1に示すスピーカ装置100A(本発明)および図3に示す従来のスピーカ装置200(従来)における、音響インピーダンス密度−周波数特性の一例を示している。図4において、実線は、スピーカ装置100Aにおいて、音響管102の半径aが0.02m、その長さxが0.6m、音響管104の半径bが0.01m、その長さL−xが0.4mの場合の計算例である。また、図4において、破線は、スピーカ装置200において、音響管202の半径が0.02m、その長さLが1mの場合の計算例を示している。
この図4から、図1に示すスピーカ装置100Aの合成音響管106の基本共鳴周波数は、当該合成音響管106と同じ長さを持つ図3に示すスピーカ装置200の基本共鳴周波数より低くなっていることがわかる。
図1に示すスピーカ装置100Aでは、音響管102の長さに対して、音響管104の長さは所定の比率とされる。このように音響管104の長さを規制することで、スピーカ装置100Aでは、例えば、合成音響管106の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされる。
ここで、図1に示すスピーカ装置100Aの合成音響管106の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい、図3に示す従来のスピーカ装置200の音響管202の対応する共鳴周波数よりも高くなる条件について述べる。
音響管開放部分の補正項8b/3πは、基本共鳴周波数(第一共鳴周波数)よりも周波数が高くなることから無視できる。この場合、従来のスピーカ装置200の音響管202の音響インピーダンス密度Z′は、(10)式のようになる。
第二共鳴周波数はkLが3π/2になる周波数であり、第三共鳴周波数はkLが5π/2になる周波数である。したがって、従来のスピーカ装置200の音響管202においては、第二共鳴周波数は3c/4Lとなり、第三共鳴周波数は5c/4Lになる。
図1に示すスピーカ装置100Aにおいて、第二共鳴周波数、第三共鳴周波数が、従来のスピーカ装置200の音響管202の対応する共鳴周波数よりも高くなるためには、上述の3c/4L,5c/4Lの周波数において、音響インピーダンス密度が0以下であることが必要である。
したがって、第二共鳴周波数に関しては、以下の(11)式が成り立つことが条件となる。
上述したように音響管102の断面積S1は音響管104の断面積S2より大きいことから、S1/S2は1より大きい。また、長さがL−xである音響管104が存在することから、x/Lは0より大きく1未満である。
(11)式で左辺が0になる場合について考える。その場合、(12)式が成立する。
(12)式を満足するx/L,S1/S2の値は、S1/S2の値に拘わらず、x/L=1/3,2/3になる。したがって、x/Lの値が1/3以上2/3以下では(11)式を満足するので、図1に示すスピーカ装置100Aにおいて、第二共鳴周波数が、従来のスピーカ装置200の音響管202の対応する共鳴周波数よりも高くなる条件は、x/Lの値が1/3以上2/3以下になることである。
図5(a)は、x/Lをxとし、S1/S2をyとして、上述の第二共鳴周波数に係る条件を満足する領域、つまりx/Lの値が1/3以上2/3以下の領域をハッチングして示したものである。
同様に、第三共鳴周波数に関しては、以下の(13)式が成り立つことが条件となる。
(13)式で左辺が0になる場合について考える。その場合、(14)式が成立する。
(14)式を満足するx/L,S1/S2の値は、S1/S2の値に拘わらず、x/L=1/5,2/5,3/5,4/5になる。したがって、x/Lの値が1/5以上2/5以下、3/5以上4/5以下では(13)式を満足するので、図1に示すスピーカ装置100Aにおいて、第三共鳴周波数が、従来のスピーカ装置200の音響管202の対応する共鳴周波数よりも高くなる条件は、x/Lの値が1/5以上2/5以下、3/5以上4/5以下になることである。
図5(b)は、x/Lをxとし、S1/S2をyとして、上述の第三共鳴周波数に係る条件を満足する領域、つまりx/Lの値が1/5以上2/5以下、3/5以上4/5以下の領域をハッチングして示したものである。
上述した条件から、図1に示すスピーカ装置100Aでは、x/Lの値が1/3以上2/3以下となるように音響管104の長さが規制されることで、合成音響管106の第二共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされる。また、図1に示すスピーカ装置100Aでは、x/Lの値が1/5以上2/5以下、3/5以上4/5以下となるように音響管104の長さが規制されることで、合成音響管106の第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされる。
さらに、図1に示すスピーカ装置100Aでは、x/Lの値が1/3以上2/5以下、3/5以上2/3以下となるように音響管104の長さが規制されることで、合成音響管106の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数の双方が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされる。
なお、図1に示すスピーカ装置100Aでは、上述したように、合成音響管106の基本共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くされると共に、また、合成音響管106の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされることで、結果として、合成音響管106の高次の共鳴周波数は当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれるようにされる。
ここで、具体的な実施例について、各共鳴周波数を計算してみる。
図1に示すスピーカ装置100Aにおいて、音響管102の半径aを0.02m、その長さxを0.6m、音響管104の半径bを0.01m、その長さL−xを0.4mとする。この場合、基本共鳴周波数は50.4Hz、第二共鳴周波数は271.7Hz、第三共鳴周波数は418.5Hzになった(図4実線参照)。
これに対して、図3に示す従来のスピーカ装置200において、音響管202の半径を0.02m、その長さLを1mとした場合、基本共鳴周波数は83.58Hz、第二共鳴周波数は250.74Hz、第三共鳴周波数は417.9Hzであった(図4破線参照)。
この実施例においては、合成音響管106の基本共鳴周波数は、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くなる。また、合成音響管106の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数は、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くなる。さらに、合成音響管106の高次の共鳴周波数は、当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれたものとなる。
上述したように、図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、音響管104の断面積S1が音響管102の断面積S2より小さくされることで、合成音響管106の基本共鳴周波数は、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くなる。したがって、図1に示すスピーカ装置100Aによれば、合成音響管106の長さが断面積が均一な従来の音響管の長さと同じであっても、基本共鳴周波数(低域再生限界周波数)を、より低い周波数まで伸ばすことができる。
また、図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、音響管102の長さに対して音響管104の長さは所定の比率とされ、音響管104の長さが規制されることで、合成音響管106の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くなる。したがって、図1に示すスピーカ装置100Aによれば、例えば、基本共鳴周波数と第二共鳴周波数との周波数間隔が大きくなり、スピーカ101に入力される音声信号に含まれる第二共鳴周波数の成分を減衰あるいは取り除く処理を行っても、音声再生周波数帯域は従来のように狭くはならない。
また、図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、合成音響管106の基本共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くされると共に、また、合成音響管106の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされることで、結果として、合成音響管106の高次の共鳴周波数は当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれたものとなる。したがって、図1に示すスピーカ装置100Aによれば、基本共鳴周波数と等しい音声信号がスピーカ101に入力された場合、この音声信号に高次の歪み信号が含まれていても、当該高次の歪み信号の周波数では共鳴が生ぜず、高次の歪みの大きな音声は出力されない。
次に、この発明の他の実施の形態について説明する。図6は、他の実施の形態としてのスピーカ装置100Bの構成例を示している。この図6において、図1と対応する部分には同一符号を付して示している。
スピーカ装置100Bは、図示のように、スピーカ(スピーカユニット)101と、音響管102Bと、この音響管102Bの放音側開口部103に取り付けられた音響管104により構成されている。音響管102Bは第1の音響管を構成し、音響管104は第2の音響管を構成している。音響管102Bの放音側開口部103を一端側とするとき、この音響管102Bの他端側は閉じられている。また、音響管102Bの側面には開口部111が形成されており、音響管102Bの当該開口部111に対応した位置にスピーカ101が取り付けられている。
図6に示すスピーカ装置100Bにおいて、スピーカ101の背面から出た音波は、音響管102Bおよび音響管104に導かれ、音響管104の放音側開口部105より外部に放射される。この場合、音波は、音響管102Bおよび音響管104により構成される合成音響管106の共鳴周波数で共鳴し、増大される。
音響管104の断面積は、音響管102Bの断面積より小さくされている。音響管102Bと音響管104との接続部分は、音響管102の断面積から音響管104の断面積に不連続に変わっている。このように音響管104の断面積が音響管102Bの断面積より小さくされることで、スピーカ装置100Bにおいては、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、合成音響管106の基本共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くされている。
また、音響管102Bの長さxに対して、音響管104の長さL−xは、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、所定の比率とされる。このように音響管104の長さが規制されることで、スピーカ装置100Bにおいては、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、例えば、合成音響管106の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされ、また、例えば、合成音響管106の高次の共鳴周波数が当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれたものとされている。
図6に示すスピーカ装置100Bによれば、図1に示すスピーカ装置100Aと同様の作用効果を得ることができる。また、この図6に示すスピーカ装置100Bによれば、スピーカ101を音響管102Bの側面に取り付けるものであり、スピーカ101の取り付け位置の自由度を増すことができる。
次に、この発明のさらに他の実施の形態について説明する。図7は、他の実施の形態としてのスピーカ装置100Bの構成例を示している。この図7において、図1と対応する部分には同一符号を付して示している。
スピーカ装置100Cは、図示のように、スピーカ(スピーカユニット)101と、このスピーカ101の背面に取り付けられた音響管102と、この音響管102の放音側開口部103に取り付けられた音響管104により構成されている。音響管102は第1の音響管を構成し、音響管104は第2の音響管を構成している。音響管104は、音響管102の内部に挿入された状態とされている。
この場合、音響管104の放音側開口部105を一端側とするとき、当該音響管104の他端側の部分が、音響管102の放音側開口部103となる。そして、この場合、音響管104は、音響管102の当該放音側開口部103に取り付けられているものと解釈できる。
図7に示すスピーカ装置100Cにおいて、スピーカ101の背面から出た音波は、音響管102および音響管104に導かれ、音響管104の放音側開口部105より外部に放射される。この場合、音波は、音響管102および音響管104により構成される合成音響管106の共鳴周波数で共鳴し、増大される。
図8(a)は、音響管102と音響管104との位置関係を示している。音響管104は、音響管102と中心軸が一致した状態で、当該音響管102の内部に挿入された状態にある。ここで、音響管104の断面積S2は、音響管102の断面積S1より小さくされている。図8(b)は、音響管102の断面積S1と、音響管104の断面積S2とを示している。音響管102の断面積S1は、中心部の音響管104の断面積S2を除く、ドーナツ状の部分となる。このように音響管104の断面積S2が音響管102の断面積S1より小さくされることで、スピーカ装置100Cにおいては、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、合成音響管106の基本共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の基本共鳴周波数より低くされている。
また、音響管102の長さxに対して、音響管104の長さL−xは、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、所定の比率とされる。このように音響管104の長さが規制されることで、スピーカ装置100Cにおいては、上述の図1に示すスピーカ装置100Aと同様に、例えば、合成音響管106の、少なくとも、第二共鳴周波数または第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが合成音響管106の長さと等しい音響管の対応する共鳴周波数よりも高くされ、また、例えば、合成音響管106の高次の共鳴周波数が当該合成音響管106の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれたものとされている。
図7に示すスピーカ装置100Cによれば、図1に示すスピーカ装置100Aと同様の作用効果を得ることができる。また、この図7に示すスピーカ装置100Cによれば、音響管104が音響管102の内部に挿入されているので、合成音響管106の物理的な長さを短くでき、スピーカ装置の小型化を図ることができる。
なお、図7に示すスピーカ装置100Cは、音響管104の全部が音響管102の内部に挿入されたものを示したが、図9に示すように、音響管104の一部が音響管102の内部に挿入されたスピーカ装置100Dも考えられる。この図9に示すスピーカ装置100Dにおいても、音響管102の断面積と音響管104の断面積との関係、および音響管102の長さと音響管104の長さとの関係が、図7に示すスピーカ装置100Cと同様とされることで、当該スピーカ装置100Cと同様に動作し、同様の効果を得ることができる。
また、上述の図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、音響管102と音響管104との接続部分を、音響管102の断面積から音響管104の断面積に不連続に急峻に変化させている。これに対して、図10(a)に示すように、音響管102と音響管104との接続部分を、音響管102の断面積から音響管104の断面積に、不連続部分と連続部分を組み合わせて徐々に変化させるようにしてもよい。ここで、不連続部分とは、接線の傾きが不連続となる部分をいっている。また、図10(b)に示すように、音響管102と音響管104との接続部分を、音響管102の断面積から音響管104の断面積に連続的になだらかに変化させるようにしてもよい。
また、図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、音響管102の放音側開口部103に取り付けられる音響管104の本数は1本であるが、当該音響管104を2本以上設けることも考えられる。図11(a)は、音響管104を2本設けた状態を示している。このように音響管104を2本以上設けるものは、単に1本の音響管104を複数本に分割したものと等価であり、総断面積と等しい1本の音響管104を持つものと、効果的には同じと考えられる。
また、図1に示すスピーカ装置100Aにおいては、音響管102の放音側開口部103に音響管104が取り付けられた2段構成のものを示したが、3段以上の構成も考えられる。図11(b)は、音響管104の放音側開口部105に、さらに音響管104′を取り付けた状態を示している。このように3段以上の複雑な構成にするものにあっても、効果的には2段階の構成のものと同じと考えられる。
この発明は、高次の共鳴周波数による不都合がなく、短い音響管長さで低音域の再生を良好に行い得るものであり、低音あるいは重低音の帯域を再生するスピーカ装置等に適用できる。
実施の形態としての音響管方式のスピーカ装置100Aの構成を示す断面図である。 スピーカ装置100Aにおける合成音響管の共鳴周波数等を説明するために使用する図である。 従来の音響管方式のスピーカ装置200の構成を示す断面図である。 スピーカ装置100Aおよびスピーカ装置200の音響インピーダンス密度−周波数特性例を比較して示す図である。 スピーカ装置100Aの合成音響管の第二共鳴周波数、第三共鳴周波数が、従来のスピーカ装置200の音響管の対応する共鳴周波数よりも高くなる条件を満足する、x=x/L、y=S1/S2の領域を示す図である。 他の実施の形態としての音響管方式のスピーカ装置100Bの構成を示す断面図である。 他の実施の形態としての音響管方式のスピーカ装置100Cの構成を示す断面図である。 スピーカ装置100Cの第1、第2の音響管の位置関係、断面積等を説明するための図である。 他の実施の形態としての音響管方式のスピーカ装置100Dの構成を示す断面図である。 スピーカ装置100Aに対する、第1、第2の音響管の接続部分の他の例を示す図である。 スピーカ装置100Aに対する変形例を示す図である。 従来の音響管方式のスピーカ装置200を説明するための斜視図および断面図である。
符号の説明
100A〜100D・・・音響管方式のスピーカ装置、101・・・スピーカ、102,102B,104,104′・・・音響管、103,105・・・放音側開口部、106・・・合成音響管、111・・・開口部

Claims (13)

  1. スピーカと、
    上記スピーカの前面または背面に取り付けられ、第1の断面積を有する第1の音響管と、
    上記第1の音響管の放音側開口部に取り付けられ、上記第1の断面積より小さな第2の断面積を有し、上記第1の音響管の長さに対して所定の比率の長さを持つ第2の音響管と
    を備えることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の第二共鳴周波数が、断面積が均一で長さが上記合成音響管の長さと等しい音響管の第二共鳴周波数よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  3. 上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが上記合成音響管の長さと等しい音響管の第三共鳴周波数よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の第二共鳴周波数が、断面積が均一で長さが上記合成音響管の長さと等しい音響管の第二共鳴周波数よりも高く、
    上記合成音響管の第三共鳴周波数が、断面積が均一で長さが上記合成音響管の長さと等しい音響管の第三共鳴周波数よりも高い
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  5. 上記第1の音響管の長さをxとし、上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の長さをLとし、上記第1の断面積をS1とし、上記第2の断面積をS2とするとき、
    の式を満たす
    ことを特徴する請求項1に記載のスピーカ装置。
  6. 上記第1の音響管の長さをxとし、上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の長さをLとし、上記第1の断面積をS1とし、上記第2の断面積をS2とするとき、
    の式を満たす
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  7. 上記第1の音響管の長さをxとし、上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の長さをLとし、上記第1の断面積をS1とし、上記第2の断面積をS2とするとき、
    の式、および、
    の式を満たす
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  8. 上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の高次の共鳴周波数が、上記合成音響管の基本共鳴周波数の整数倍の周波数からずれている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  9. 上記第1の音響管および上記第2の音響管の接続部分は、上記第1の音響管の断面積から上記第2の音響管の断面積に不連続に変化している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  10. 上記第1の音響管および上記第2の音響管の接続部分は、上記第1の音響管の断面積から上記第2の音響管の断面積に連続的に変化している
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  11. 上記第1の音響管の上記放音側開口部を一端側とするとき、上記第1の音響管の他端側は閉じられており、
    上記スピーカは、上記第1の音響管の側面に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  12. 上記第2の音響管の一部または全部は、上記第1の音響管の内部に挿入されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ装置。
  13. スピーカと、
    上記スピーカの前面または背面に取り付けられ、第1の断面積を有する第1の音響管と、
    上記第1の音響管の放音側開口部に取り付けられ、上記第1の断面積より小さな第2の断面積を有する第2の音響管とからなるスピーカ装置における音響管の長さ設定方法であって、
    上記第1の音響管の長さをxとし、上記第1の音響管および上記第2の音響管により構成される合成音響管の長さをLとし、上記第1の断面積をS1とし、上記第2の断面積をS2とするとき、上記第1の音響管および上記第2の音響管の長さを、少なくとも、
    の式、または、
    の式を満たすように設定する
    ことを特徴とする音響管の長さ設定方法。
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