JP2008270040A - 燃料電池の排気調整装置および燃料電池用排気管 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料電池のオフガスを排出する排出通路に接続され、排出通路を流れるオフガスを冷却する冷却装置と、冷却装置の冷却量を制御する冷却量制御装置と、を備える燃料電池の排気調整装置である。
【選択図】図1
Description
以下、図1−図6の図面に基づいて、本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムを
説明する。図1は、本燃料電池システムの構成を示すシステム図である。本燃料電池システムは、燃料電池の単セルが積層されたFCスタック1と、FC1スタックの空気極に、空気供給通路5を通じて空気を供給するエアフィルタ11およびエアコンプレッサ9と、空気極側のオフガス通路6に接続されるマフラ21と、マフラ21のさらに下流に接続されたインタークーラ22と、インタークーラ22のさらに下流のテールエンドにてオフガスの温度を検出する温度センサ23と、FCスタック1の水素極に、水素供給通路2を通じて燃料ガスである水素を供給する水素タンク7および調圧バルブ10と、水素極側のオフガス通路3から循環通路4を通じて、水素供給通路2に水素を含むオフガスを循環させる水素ポンプ8と、インターフェース29(本発明の読み出す手段に相当)を介して本燃料電池システムの各種センサを監視するともに、燃料電池システムを制御するECU30(本発明の冷却量制御装置に相当)とを有している。
という。温度センサ23が検出した排出口でのオフガスの温度は、ECU30に刻々報告されている。
熱交換した後、外気に放出したときの白霧発生の有無を観察した結果であり、白霧発生の程度をレベル分けして示したものである。このとき、水蒸気を含む空気流量、インタークーラ流入時の空気の温度、および外気温度は、実験室にて所定温度に維持した。この図から、インタークーラに流入する実験ガスの温度、流量、およびインタークーラ通過後に実験ガスが排出される外気の温度が一定に維持された状態では、インタークーラでの冷却熱量と白霧抑制効果に強い相関があることが分かる。
(1)外気湿度が高い場合に、白霧が発生しやすい。したがって、外気の湿度が所定値より高い場合に、白霧が発生しやすい、と判定してもよい。
(2)FCスタック1の温度が高い場合、最終的に、排出されるオフガス温度が高くなる。したがって、FCスタック1の温度が所定値より高い場合に、白霧が発生しやすい、と判定してもよい。
(3)燃料電池の負荷が重いと、発電量が多くなり、生成水の絶対量が多くなる。その結果、最終的に、排出されるオフガス中の水分および水蒸気が多くなり、白霧発生の確率が高くなる。したがって、燃料電池の負荷が所定値より重い場合に、白霧が発生しやすい、と判定してもよい。FC負荷は、例えば、発電量、あるいは、所定期間の電力量を基準に判定してもよい。また、空気極流量によって燃料電池の負荷を判定してもよい。
(4)車速が速いと、排出されるオフガスの外気との相対的な流速が大きくなる。そこで、車速が所定値より小さい場合に、白霧が発生しやすい、と判定してもよい。
。
図4では、外気の状態、車両の運転状態、燃料電池運転状態、燃料電池システムの各部の温度等のデータから、白霧対策が必要な領域にあるか否かを判定した。また、白霧対策が必要と発生した場合に、さらに、ECU30は、燃料電池が暖機状態かつ再起動中であるか、または、暖機状態かつ終了処理中であるか否かを判定した。ここでは、その具体的な処理例を説明する。
上記第1実施形態では、外気の状態、燃料電池システムの運転状態、および燃料電池システムを搭載した車両の運転状態に基づいて白霧対策の要否を判定する処理例を示した。この場合に、空気極側のオフガスに、水素極側の循環通路で燃料ガスから分離される生成水を混入させても構わない。
電池システムは、図1の場合と比較して、水素極側の燃料オフガスの排出通路3に気液分離器13が設けられ、燃料オフガスから分離された生成水が、バルブ14を介して、空気極側のオフガス通路6に排出される構成となっている。他の構成および作用は、図1と同様である。
図8および図9に基づいて本発明の第2実施形態を説明する。上記第1実施形態では、外気の状態、燃料電池システムの運転状態、および燃料電池システムを搭載した車両の運転状態に基づいて白霧対策の要否を判定する処理例を示した。本実施形態では、その場合に、さらに、インタークーラ22を介した熱交換が実行される排出通路と、インタークーラ22を通らない排出通路とを切り替える燃料電池システムについて説明する。他の構成および作用は、第1実施形態の場合と同様である。そこで、第1実施形態の場合と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、本燃料電池システムの全体構成は、第1実施形態の場合と同様である。
は、オフガス通路6をインタークーラ22のないオフガス通路6Bに接続する。
図10から図13の図面を参照して、本発明の第3実施形態を説明する。上記第1実施形態および第2実施形態では、白霧対策が必要と判定された場合に、インタークーラ22を制御して白霧対策を実施した。本実施形態は、インタークーラ22に代えて、ミストトラッパによって白霧対策を実施する例を説明する。他の構成および作用は、第1実施形態および第2実施形態の場合と同様である。そこで、第1実施形態あるいは第2実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
33の回転数と、ミストトラッパ32の回転角との比が、所定値に設定される。ただし、円板の頂点部を駆動モータ33の回転軸に直結してもよい。そして、ECU30は、駆動モータ33を駆動し、ミストトラッパ32と、オフガスの流速方向の角度とを所定角度に制御する。
燃料電池システムの各部の温度等のデータから白霧対策が必要と判断される場合にだけ、ミストトラッパ32がオフガスの流れを遮る方向に傾きを設定される。一方、白霧対策が必要ないと判断される場合には、ミストトラッパ32がオフガスの流れを極力遮らない方向に傾きを設定される。したがって、可能な限りオフガス排出通路6での圧損を低減した上で白霧対策を実施できる。
図14から図18の図面に基づいて本発明の第4実施形態に係る燃料電池のオフガス排出通路を説明する。図14は、オフガス通路6のテールエンド付近を示す図である。
、外管50の外壁には、歯車とかみ合う一連の歯51が外管50の外周上に形成されている。そして、この一連の歯51と、歯車41が接触し、駆動モータ40によって駆動可能に構成されている。
6、6A、6B オフガス通路
9 エアコンプレッサ
11 エアフィルタ
21 マフラ
22 インタークーラ
23 温度センサ
24 配管
25 ラジエータ
26 ファン
28 冷媒駆動モータ
30 ECU
31 三方弁
32 ミストトラッパ
33、40 駆動モータ
41 歯車
50 外管
51 歯
51 窓部
Claims (8)
- 燃料電池のオフガスを排出する排出通路に接続され、前記排出通路を流れるオフガスを冷却する冷却装置と、
前記冷却装置の冷却量を制御する冷却量制御装置と、を備える燃料電池の排気調整装置。 - 前記冷却装置が排気通路を流れるオフガスと冷媒との間で熱交換させる熱交換部と、前記冷媒の熱を放出する放熱部と、前記熱交換部と前記放熱部との間で冷媒を循環させる冷媒駆動部とを有し、
前記冷却量制御装置は冷媒の循環量および前記放熱装置の放熱量の少なくとも一方を制御する請求項1に記載の燃料電池の排気調整装置。 - 前記冷却装置が排気通路の流路断面積を変更可能な可動片を有し、
前記冷却量制御装置は可動片のオフガス流路方向に対する相対角度の変更によって前記流路断面積を変更する請求項1に記載の燃料電池の排気調整装置。 - 前記燃料電池は車両に搭載可能に構成され、
外気の温度を検知する外気温度センサの検知データ、前記外気の湿度を検知する湿度センサの検知データ、オフガスの温度を検知するガス温度センサの検知データ、燃料電池のセルスタックの温度を検知するセル温度センサの検知データ、前記燃料電池の発電量の計測手段の計測データ、前記燃料電池に供給される空気流量の計測手段の計測データ、および、前記車両の車速センサの検知データの少なくとも1つのデータを読み出す手段と、
前記少なくとも1つのデータについて、前記オフガスが外気に排出されたときに白霧が発生すると判定すべき判定条件を記憶した記憶手段と、をさらに備え、
前記冷却量制御装置は、前記読み出されたデータが前記判定条件を充足した場合に、前記冷却装置を始動する請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池の排気調整装置。 - 前記排出通路を構成する排気管が、排気口から燃料電池接続方向である上流側所定範囲の管壁に外気との複数の連通口を有する請求項1から4のいずれかに記載の燃料電池の排気調整装置。
- 前記排出通路を構成する排気管の排気口から燃料電池接続方向である上流側所定範囲の管壁にて外気と連通する複数の連通口と、
前記連通口を開口可能に閉塞する閉塞手段と、
前記読み出されたデータが前記判定条件を充足した場合に、前記閉塞手段によって閉塞された連通口を開口する閉塞制御手段と、をさらに備える請求項4に記載の燃料電池の排気調整装置。 - 燃料電池に接続され、燃料電池からのオフガスを排出する燃料電池用排気管において、
排気口と、
前記排気口から燃料電池接続方向である上流側所定範囲の管壁に外気との複数の連通口とを備える燃料電池用排気管。 - 前記連通口は、オフガス流路方向の位置が前記上流側から前記排気口に近づくにしたがって、前記連通口1個当たりの開口面積、または、流路方向の単位長さ当たりの開口個数が増加する請求項7に記載の燃料電池用排気管。
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