JP7414696B2 - 給湯システム - Google Patents

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Description

本開示は、給湯システムに関するものである。
燃料電池モジュールが発電する電力と、燃料電池モジュールの発電時の排熱を利用してお湯を供給する燃料電池システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2018-195452号公報
燃料電池システムに対しては、構造の簡潔化及び小型化が求められている。
従って、上記のような従来技術の問題点に鑑みてなされた本開示の目的は、構造が簡潔化され且つ小型化されるシステムを提供することにある。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による給湯システムは、
燃料電池モジュールと、
燃料電池モジュールの発電に伴う第1の排ガスを熱媒と熱交換させる第1の熱交換器と、
前記熱媒を貯留する熱媒タンクと、
前記第1の熱交換器及び前記熱媒タンクの間に熱媒を循環させる循環路と、
前記循環路に設けられ、前記熱媒、被加熱液体、及び周囲流体の間で熱交換を行わせる第2の熱交換器と、を備える。
上記のように構成された本開示に係る給湯システムによれば、構造の簡潔化及び小型化が実現され得る。
本実施形態に係る給湯システムの概略構成図である。 図1の給湯器の内部構造を示す断面図である。 図1の制御部が実行する凍結防止処理を説明するためのフローチャートである。 図1の制御部が実行する第1の逆流防止処理を説明するためのフローチャートである。 図1の制御部が実行する第2の逆流防止処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示を適用した給湯システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本開示の一実施形態に係る給湯システム10は、燃料電池モジュール11、第1の熱交換器12、熱媒タンク13、循環路14、及び給湯器15を含んで構成される。給湯システム10は、さらに、凝縮水タンク16、共有排気路17、温度センサ18、ヒータ19、燃料電池ブロワ20(第2のブロワ)、流量計21、及び制御部22を含んで構成されてよい。
燃料電池モジュール11は、改質器及びセルスタックを有してよい。改質器は、原燃料として供給されるガスと、水とに水蒸気改質反応を生じさせることにより、水素などの燃料を生成する。セルスタックは、空気中に含まれる酸素などの酸化剤と、改質器が生成する燃料を用いた電気化学反応により発電する。また、セルスタックは電気化学反応により水を生成する。
セルスタックから排出される未反応燃料及び未反応酸化剤は燃焼され、改質器において水蒸気改質反応を行わせるエネルギーを付与する。セルスタックから排出される水は、未反応燃料及び未反応酸化剤の燃焼による燃焼ガスとともに高温のガス状で燃料電池モジュール11から排出される。燃料電池モジュール11における発電に伴って発生する第1の排ガスは、燃焼ガス及びガス状の水を含んでよい。
第1の熱交換器12は、第1の排ガスを熱媒と熱交換させる。熱媒は、例えば、水、不凍液などの比熱の大きな流体である。本実施形態においては、熱媒は水である。熱交換により冷却された第1の排ガスの一部は凝縮する。第1の排ガスは、例えば、気液分離器等により、ガス状のままの第1の排ガスと、凝縮した第1の凝縮水に分離されてよい。
熱媒タンク13は、熱媒を貯留する。
循環路14は、第1の熱交換器12及び熱媒タンク13の間に熱媒を循環させる。循環路14内の熱媒は、例えば、熱媒ポンプ23の昇圧により流動する。熱媒ポンプ23は、例えば、循環路14における熱媒タンク13の下流に設けられる。
給湯器15は、外部から供給される被加熱液体を加熱して温水を外部に出湯する。被加熱液体は、例えば、上水である。図2に示すように、給湯器15は、第2の熱交換器24を有する。給湯器15は、さらに、バーナ25、第3の熱交換器26、給湯器ブロワ27(第1のブロワ)、第2の排ガスの排気路28を有する。
図1に示すように、第2の熱交換器24は、循環路14に設けられる。より具体的には、第2の熱交換器24は、循環路14における熱媒ポンプ23から第1の熱交換器12に向かう部分に設けられてよい。図2に示すように、第2の熱交換器24は、熱媒、被加熱液体、及び周囲流体の間で熱交換を行わせる。さらには、第2の熱交換器24は、給湯器15の出湯中、熱媒は冷却されるように事前に設計され、形成される。
第2の熱交換器24は、例えば、熱媒が通る熱媒管29及び被加熱液体が通る上水管30を平行に互いに近接するように並べ、多数のフィン31に熱媒管29及び上水管30が挿通し、熱媒管29、上水管30、及びフィン31は剥出された構造を有してよい。このような構造により、第2の熱交換器24は、熱媒及び被加熱液体の間で熱交換を行わせ得る。また、このような構造により、第2の熱交換器24は、熱媒及び被加熱液体と、第2の熱交換器24の周囲流体との間で熱交換を行わせ得る。第2の熱交換器24の周囲流体とは、具体的には、熱媒管29、上水管30、及びフィン31の周囲を流れる流体である。
バーナ25は、第2の熱交換器24を通過後の被加熱液体を加熱する。バーナ25には、例えば、燃料として燃料ガスが外部から供給される。
第3の熱交換器26は、バーナ25の近傍に位置する。第3の熱交換器26は、バーナ25における燃焼により発生する熱を用いて被加熱液体を加熱可能である。第3の熱交換器26は、例えば、バーナ25とともに燃焼室32内に設けられる。燃焼室32は、バーナ25及び第3の熱交換器26の周囲を囲繞する壁により画定されてよい。
給湯器ブロワ27は、バーナ25における燃焼により発生する第2の排ガスを給湯器15から送出する。より具体的には、給湯器ブロワ27は、第2の排ガスを燃焼室32から送出してよい。給湯器ブロワ27は、バーナ25と燃焼室32を画定する壁の部分との間に位置してよい。当該部分には吸気口が設けられてよい。給湯器ブロワ27は、吸気口を介して吸引する空気を、バーナ25に供給してよい。
第2の排ガスの排気路28は、給湯器15から第2の排ガスを排出させる経路である。さらに具体的には、第2の排ガスの排気路28は、燃焼室32から給湯器15の外部に第2の排ガスを排出させる径路である。
図1に示すように、凝縮水タンク16は、第1の熱交換器12により凝縮した第1の凝縮水を貯留してよい。凝縮水タンク16は、第2の排ガスの排気路28を介して排気された第2の排ガスの一部が凝縮することにより発生する第2の凝縮水を貯留してよい。第1の凝縮水および第2の凝縮水ともに、イオン交換樹脂による処理後に、凝縮水タンク16に貯留されてよい。なお、第2の凝縮水は、第2の排ガスの排気路28の経路に設けられる中和剤による処理後に排水されてもよい。凝縮水タンク16に貯留される第1の凝縮水及び第2の凝縮水は、改質器における水蒸気改質反応に用いる改質水として、改質器に供給されてよい。
共有排気路17は、第1の熱交換器12における熱交換後の第1の排ガスと、第2の排ガスとを排気する。第1の熱交換器12における熱交換後の第1の排ガスは、より具体的には、第1の凝縮水との分離後の第1の排ガスである。第2の排ガスは、より具体的には、第2の凝縮水との分離後の第2の排ガスである。共有排気路17は、例えば、第1の凝縮水との分離後の第1の排ガスの排気路33と連通する。また、共有排気路17は、例えば、第2の排ガスの排気路28と連通する。より具体的には、共有排気路17は、第2の排ガスの排気路28における第2の凝縮水を分離させる地点よりも下流側の部分と連通してよい。
第1の排ガスの排気路33は、逆流防止機構34を介して、共有排気路17に連通してよい。したがって、第1の排ガスは、逆流防止機構34を介して共有排気路17に排出されてよい。逆流防止機構34は、例えば、邪魔板等を含んでよい。
温度センサ18は、給湯システム10内の取付位置における温度を検出する。温度センサ18は、例えば、少なくとも制御部22を収容する筐体の壁部近傍、当該筐体の開口近傍等に位置してよく、実質的な外気温を検出してよい。温度センサ18は、検出した温度を制御部22に通知してよい。
ヒータ19は、循環路14の任意の部分の近傍に設けられてよい。ヒータ19は、循環路14を加熱してよい。
燃料電池ブロワ20は、燃料電池モジュール11における発電に用いる空気を、燃料電池モジュール11に送出してよい。
流量計21は、燃料電池ブロワ20及び燃料電池モジュール11の間の空気の供給路35における空気の流れ方向及びその流量を検出する。流量計21は、検出した空気の流れ方向及び流量を制御部22に通知してよい。流量計21は、燃料電池ブロワ20から燃料電池モジュール11に向かう流量を正の値として検出し、逆方向に向かう流れを負の値として検出してよい。
制御部22は、1以上のプロセッサ及びメモリを含む。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、及び特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)を含んでよい。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイス(PLD;Programmable Logic Device)を含んでよい。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部22は、1つまたは複数のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、及びSiP(System In a Package)のいずれかであってもよい。
制御部22は、給湯システム10の各構成要素を制御する。制御部22は、例えば、燃料電池モジュール11、バーナ25、及び給湯器ブロワ27の少なくとも1つを制御する。さらに、制御部22は、ヒータ19及び燃料電池ブロワ20の少なくとも一方を制御してよい。
制御部22は、燃料電池モジュール11による発電中、熱媒を冷却するように給湯器15を制御する。例えば、制御部22は、熱媒に循環路14を循環させるように熱媒ポンプ23を制御する。さらに、制御部22は、温水の出湯停止中、言換えると被加熱液体の供給の停止中、バーナ25を停止したまま給湯器ブロワ27を稼働することにより、外気を第2の熱交換器24の周囲に送込ませる。第2の熱交換器24の周囲に外気が送り込まれることにより、第2の熱交換器24では、熱媒と外気との熱交換が行われる。なお、温水の出湯中は被加熱液体が第2の熱交換器24に供給されるので、第2の熱交換器24において被加熱液体と熱媒との熱交換が行われる。制御部22は、被加熱液体と熱媒との熱交換が行われるとき、熱媒ポンプ23の送出量を増加させてよい。
制御部22は、バーナ25の停止中、温度センサ18の検出する温度が温度閾値以下である場合に給湯器ブロワ27の駆動を低下させてよい。なお、給湯器ブロワ27の駆動の低下は、適用されるブロワの種類に応じて、適切な態様で行われてよい。例えば、駆動がデューティー比で制御されるブロワが適用される場合、当該デューティー比を下げることにより、給湯器ブロワ27の駆動が低下されてよい。また、例えば、駆動が回転数で制御されるブロワが適用される場合、当該回転数を下げることにより、給湯器ブロワ27の駆動が低下されてよい。なお後述する燃料電池ブロワ20においても同様である。温度閾値は、例えば、循環路14が熱媒の凝固点であるときの、温度センサ18が配置される位置における温度である。さらに、制御部22は、給湯器ブロワ27の駆動低下後に温度センサ18の検出する温度が低下する場合、バーナ25を稼働させてよい。制御部22は、バーナ25の稼働の代わりに、又はバーナ25の稼働とともにヒータ19を稼働させてよい。
制御部22は、燃料電池モジュール11の稼働停止中、給湯器ブロワ27の駆動を低下させてよい。
制御部22は、燃料電池モジュール11から燃料電池ブロワ20に向けて空気が流れていると判別した場合、燃料電池ブロワ20を稼働させてよい。制御部22は、燃料電池モジュール11から燃料電池ブロワ20に向けて空気が流れている、言換えると逆流が生じているか否かを、例えば、以下の方法で判別する。制御部22は、上述のように空気の供給路35に流量計21が設けられる構成において、流量計21が検出する流量が負の値である場合、逆流が生じていると判別する。制御部22は、駆動が指定の回転数で制御されるブロワが燃料電池ブロワ20に適用される構成において、、回転数がマイナスである場合、逆流が生じていると判別する。制御部22は、空気の供給路35に圧力センサが設けられる構成において、当該圧力センサが負圧を検知する場合、逆流が生じていると判別する。制御部22は、その他、公知の方法により、逆流の発生の有無を判別してよい。
次に、本実施形態において制御部22が実行する、凍結防止処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。凍結防止処理は、例えば、燃料電池モジュール11の発電を停止後であって最初にバーナ25が消火状態であるときに開始する。凍結防止処理は、例えば、燃料電池モジュール11の起動を開始するとき、終了する。
ステップS100において、制御部22は、温度センサ18の検出する温度が温度閾値以下であるか否かを判別する。温度閾値以下でない場合、プロセスはステップS100に戻る。温度閾値以下である場合、プロセスはステップS101に進む。
ステップS101では、制御部22は、給湯器ブロワ27の駆動を低下させる。ただし、給湯器ブロワ27が停止している場合、ステップS101をスキップしてよい。駆動の低下後、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102では、制御部22は、温度センサ18の検出する温度が時間経過に応じて低下しているか否かを判別する。温度が低下していない場合、プロセスはステップS100に戻る。温度が低下する場合、プロセスはステップS103に進む。
ステップS103では、制御部22は、バーナ25を点火させる。点火後、プロセスはステップS104に進む。
ステップS104では、制御部22は、温度センサ18の検出する温度が温度閾値を超えているか否かを判別する。温度閾値を超えていない場合、プロセスはステップS104に戻る。温度閾値を超えている場合、プロセスはステップS105に進む。
ステップS105では、制御部22は、バーナ25を消火させる。消火後、プロセスはステップS100に戻る。
次に、本実施形態において制御部22が実行する、第1の逆流防止処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。第1の逆流防止処理は、例えば、給湯器ブロワ27の稼働後に開始する。第1の逆流防止処理は、例えば、給湯器ブロワ27の稼働停止後に、終了する。
ステップS200において、制御部22は、燃料電池モジュール11が停止しているか否かを判別する。停止していない場合、プロセスはステップS200に戻る。停止している場合、プロセスはステップS201に進む。
ステップS201では、制御部22は、給湯器ブロワ27の駆動を低下させる。駆動の低下後、プロセスはステップS202に進む。
ステップS202では、制御部22は、燃料電池モジュール11が起動しているか否かを判別する。起動していない場合、プロセスはステップS202に戻る。起動している場合、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203では、制御部22は、給湯器ブロワ27の駆動を増加させる。駆動の増加後、プロセスはステップS200に戻る。
次に、本実施形態において制御部22が実行する、第2の逆流防止処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。第2の逆流防止処理は、例えば、燃料電池モジュール11の停止後に開始する。第2の逆流防止処理は、例えば、燃料電池モジュール11の稼働後に、終了する。
ステップS300において、制御部22は、流量計21の検出する流量が負であるか否かを判別する。負でない場合、プロセスはステップS300に戻る。負である場合、プロセスはステップS301に進む。
ステップS301では、制御部22は、燃料電池ブロワ20を稼働させる。稼働後、プロセスはステップS302に進む。
ステップS302では、制御部22は、流量計21の検出する流量が負であるか否かを判別する。負である場合、プロセスはステップS302に戻る。負でない場合、プロセスはステップS303に進む。
ステップS303では、制御部22は、燃料電池ブロワ20を停止させる。停止後、プロセスはステップS300に戻る。
以上のような構成の本実施形態の給湯システム10は、燃料電池モジュール11の発電に伴う第1の排ガスを熱媒と熱交換させる第1の熱交換器12と、熱媒を貯留する熱媒タンク13と、第1の熱交換器12及び熱媒タンク13の間に熱媒を循環させる循環路14と、循環路14に設けられ且つ熱媒、被加熱液体、及び周囲流体の間で熱交換を行わせる第2の熱交換器24とを有する。このような構成により、給湯システム10は、循環路14を循環する熱媒を、給湯時には第2の熱交換器24において被加熱液体と熱交換させることにより、給湯停止時には第2の熱交換器24において周囲流体と熱交換させることにより、冷却し得る。したがって、給湯システム10は、熱媒の冷却のためのラジエータを設ける必要がないので、構造の簡潔化及び小型化を実現させ得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、第2の熱交換器24を通過後の被加熱液体を加熱するバーナ25と、バーナ25近傍に位置し且つバーナ25における燃焼により発生する熱を用いて上水を加熱可能な第3の熱交換器26と、バーナ25の燃焼により発生する第2の排ガスを送出する給湯器ブロワ27と、第2の熱交換器24が内部に配置される第2の排ガスの排気路28とを更に有する。このような構成により、給湯システム10は、第2の熱交換器24における熱交換による加熱に加えて、被加熱液体を加熱するためのバーナ25に伴って設けられる給湯器ブロワ27を、給湯停止時に第2の熱交換器24に周囲流体としての空気の送気にも用い得る。したがって、給湯システム10は、給湯停止時における熱媒の冷却性を向上し得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、第1の熱交換器12における熱交換により第1の排ガスの一部を凝縮させた第1の凝縮水、及び第2の排ガスの排気路28内の第2の排ガスの一部の凝縮により発生する第2の凝縮水を貯留する凝縮水タンク16を更に有する。このような構成により、給湯システム10は、燃料電池モジュール11が改質器を有する構成において、水蒸気改質反応に用いる改質水として用いられる得る水の回収量を、第1の排ガスのみから回収する構成に比べて、増加させ得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、第1の熱交換器12における熱交換後の第1の排ガスと、第2の排ガスとを排気する共有排気路17を更に有する。このような構成により、給湯システム10は、別々の排気路を用いて、第1の排ガス及び第2の排ガスを別々の排気路を通して排気する構成に比べて、構成部品数を低減し得る。したがって、給湯システム10は、いっそうの、構造の簡潔化及び小型化を実現させ得る。
また、本実施形態の給湯システム10では、第1の排ガスは逆流防止機構34を介して、共有排気路17に排出される。一般的に、第2の排ガスは、燃料電池モジュール11に用いられている触媒に対する触媒毒を含む可能性がある。そのような事象に対して、上述の構成を有する給湯システム10は、第2の排ガスの燃料電池モジュール11への逆流の可能性を低減し得るので、燃料電池モジュール11の劣化を低減し得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、バーナ25の停止中、温度センサ18の検出する温度が温度閾値以下である場合、給湯器ブロワ27の駆動を低下させる。このような構成により給湯システム10は、循環路14中の熱媒の凍結の可能性を低減し得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、給湯器ブロワ27の駆動低下後に、温度センサ18が検出する温度が低下する場合、バーナ25を稼働させる。このような構成により、給湯システム10は、循環路14中の熱媒の凍結の可能性を更に低減し得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、燃料電池モジュール11の停止中に給湯器ブロワ27の駆動を低下させる。燃料電池モジュール11の停止中に、第1の排ガスの排気路33内の圧力は、第2の排ガスの排気路28の圧力より低くなり得るので、第2の排ガスの燃料電池モジュール11への逆流が生じる可能性がある。このような事象に対して、上述の構成により、給湯システム10は、第2の排ガスの排気路28の圧力を低下させ、逆流が生じる可能性を低減し得る。
また、本実施形態の給湯システム10は、燃料電池モジュール11への空気の供給路において、燃料電池モジュール11から燃料電池ブロワ20に向けて空気が流れていると判別した場合、燃料電池ブロワ20を稼働させる。燃料電池モジュール11から燃料電池ブロワ20に向けて空気が流れている場合、第2の排ガスの燃料電池モジュール11への逆流が生じる可能性がある。このような事象に対して、上述の構成により、給湯システム10は、第1の排ガスの排気路33の圧力を増加させ、逆流が生じる可能性を低減し得る。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態について装置を中心に説明してきたが、本開示に係る実施形態は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
本開示において「第1」、「第2」などの記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」、「第2」などの記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」、「第2」などの識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
10 給湯システム
11 燃料電池モジュール
12 第1の熱交換器
13 熱媒タンク
14 循環路
15 給湯器
16 凝縮水タンク
17 共有排気路
18 温度センサ
19 ヒータ19
20 燃料電池ブロワ(第2のブロワ)
21 流量計
22 制御部
23 熱媒ポンプ
24 第2の熱交換器
25 バーナ
26 第3の熱交換器
27 給湯器ブロワ(第1のブロワ)
28 第2の排ガスの排気路
29 熱媒管
30 上水管
31 フィン
32 燃焼室
33 第1の排ガスの排気路
34 逆流防止機構
35 空気の供給路

Claims (11)

  1. 燃料電池モジュールと、
    前記燃料電池モジュールの発電に伴って発生する第1の排ガスを熱媒と熱交換させる第1の熱交換器と、
    前記熱媒を貯留する熱媒タンクと、
    前記第1の熱交換器及び前記熱媒タンクの間に前記熱媒を循環させる循環路と、
    前記循環路に設けられ、前記熱媒、被加熱液体、及び周囲流体の間で熱交換を行わせる第2の熱交換器と、を備える
    給湯システム。
  2. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、
    前記第2の熱交換器を通過後の前記被加熱液体を加熱するバーナと、
    前記バーナ近傍に位置し、前記バーナにおける燃焼により発生する熱を用いて前記被加熱液体を加熱可能な第3の熱交換器と、
    前記バーナの燃焼により発生する第2の排ガスを送出する第1のブロワと、
    前記第2の熱交換器が内部に配置される、前記第2の排ガスの排気路と、を更に備える
    給湯システム。
  3. 請求項2に記載の給湯システムにおいて、
    前記第1の熱交換器における熱交換により前記第1の排ガスの一部を凝縮させた第1の凝縮水、及び前記排気路内の前記第2の排ガスの一部の凝縮により発生する第2の凝縮水を貯留する凝縮水タンクを、更に備える
    給湯システム。
  4. 請求項2又は3に記載の給湯システムにおいて、
    前記第1の熱交換器における熱交換後の第1の排ガスと、前記第2の排ガスとを排気する共有排気路を、更に備える
    給湯システム。
  5. 請求項4に記載の給湯システムにおいて、
    前記第1の排ガスは、逆流防止機構を介して前記共有排気路に排出される
    給湯システム。
  6. 請求項2から5のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、
    前記燃料電池モジュール、前記バーナ、及び前記第1のブロワの少なくとも1つを制御する制御部を、更に備える
    給湯システム。
  7. 請求項6に記載の給湯システムにおいて、
    温度を検出する温度センサを、更に備え、
    前記制御部は、前記バーナの停止中、前記温度センサの検出する温度が温度閾値以下である場合に前記第1のブロワの駆動を低下させる
    給湯システム。
  8. 請求項7に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御部は、前記第1のブロワの駆動低下後に前記温度センサの検出する温度が低下する場合、前記バーナを稼働させる
    給湯システム。
  9. 請求項7に記載の給湯システムにおいて、
    前記循環路を加熱するヒータを、更に備え、
    前記制御部は、前記第1のブロワの駆動低下後に前記温度センサの検出する温度が低下する場合、前記ヒータを稼働させる
    給湯システム。
  10. 請求項6から9のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御部は、前記燃料電池モジュールの停止中に、前記第1のブロワの駆動を低下させる
    給湯システム。
  11. 請求項6から10のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、
    前記燃料電池モジュールに空気を送出する第2のブロワを、更に備え、
    前記制御部は、前記第2のブロワ及び前記燃料電池モジュールの間の空気の供給路において、前記燃料電池モジュールから前記第2のブロワに向けて空気が流れていると判別した場合、前記第2のブロワを稼働させる
    給湯システム。
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