JP5381320B2 - 改質システムおよび燃料電池システム - Google Patents
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Description
図1は実施形態1の概念を示す。改質システムは、固体高分子形の複数の燃料電池を組み付けたスタック7を併有している燃料電池システムでもある。改質システムは、収容室10を有する筐体1と、可燃性をもつ燃料を空気で燃焼させるバーナである燃焼器2と、燃焼器2に空気を供給させるポンプ、ブロア等の空気供給装置3と、燃焼器2に基づく加熱により改質用燃料を改質させる改質装置4と、収容室10を換気させる換気流を発生させる換気装置6とを有する。
ところで、システムを通常に停止処理させるときには、制御部100は、空気供給装置3の単位時間あたりの出力を増加させ、空気供給装置3の単位時間あたり空気供給力を高め、収容室10の空気を燃焼器2に強制的に供給する。これにより燃焼器2に残留している可燃性をもつ燃料または燃焼排ガスを燃焼器2および改質装置4から追い出すエアパージ処理を実行する。しかしながら前述したように空気供給装置3が故障しているときには、空気供給装置3の空気供給力が制限されるため、上記したエアパージ処理が制限される。従って、燃焼器2側に残留する燃料または燃焼排ガスが空気供給通路34および空気供給装置3の吸引口31から筐体1の収容室10側に向けて矢印R方向に逆流するおそれがある。そこで前述したように換気装置6の作動を停止させることは、上記逆流を防止させるためには有効である。
図3は実施形態2を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図3に示すように、筐体1の吸気口11と換気装置6との間には、インバータを含む電気系部品8が配置されている。電気系装置である電気系部品8のうち筐体1の吸気口11に対して近い側の面8rではなく、吸気口11に対して遠ざかる側の面8fに換気装置6が設けられている。改質システムつまり燃料電池システムが運転されるときには、換気装置6が作動して換気羽根60が回転するため、換気装置6のうち吸気口11側の背面6r側において吸引作用が発生する。電気系部品8のハウジングは、空気がハウジング内を通過する通路の入口および出口を有する。このため、換気装置6の吸引作用は、電気系部品8のハウジングの内部を貫通してハウジングの面8r側にも及ぶ。よって、換気装置6の作動により空気は、電気系部品8のハウジングの内部を流れることができる。
図4は実施形態3を示す。本実施形態は上記した実施形態と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図4に示すように、筐体1の吸気口11に対向する位置に換気装置6が設けられている。換気装置6のうち吸気口11と反対側に、インバータを含む電気系部品8が配置されている。電気系部品8のうち吸気口11に対して遠い側の面8fではなく、吸気口11に対して近い側の面8rに、換気装置6が設けられている。本実施形態においても、改質システムつまり燃料電池システムが運転されるとき、換気装置6が作動して換気羽根60が回転し、換気装置6のうち吸気口11側の背面6r側において吸引作用が発生する。このため、筐体1の外部14の空気が筐体1の吸気口11から矢印X1方向に収容室10に吸引され、更にその空気は電気系部品8を通過し、排気口12から矢印X2方向に向けて筐体1の外部14に排出される。これにより収容室10の換気が実行される。このように換気装置6の換気羽根60が回転作動すると、収容室10に吸引された空気は電気系部品8に接触するため、電気系部品8の冷却が促進され、電気系部品8の過熱が抑制される。
図5は実施形態4を示す。本実施形態は上記した実施形態と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図5に示すように、筐体1の吸気口11と換気装置6との間には、インバータを含む電気系部品8が配置されている。筐体1の吸気口11と換気装置6との間には導風ダクト15が設けられている。導風ダクト15は収容室10に配置されており、電気系部品8の外郭を形成するハウジング80の連通口80aと吸気口11とを連通させる第1導風ダクト15fと、第1導風ダクト15fの分岐部15mから分岐され空気供給装置3の吸引口31に連通された第2導風ダクト15sとを有する。電気系部品8のハウジングは、これの内部に連通する入口および出口を有する。
図6は実施形態5を示す。本実施形態は実施形態1と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有する。図6に示すように、筐体1の収容室10は、下側の第1収容室10fと上側の第2収容室10sとに仕切壁18により分割されている。第1収容室10fは吸気口11に連通する。第2収容室10sは排気口12に連通する。仕切壁18には換気装置6が設けられている。第2収容室10sには、発電モジュール9が収容されている。発電モジュール9は、複数の燃料電池を組み付けて形成されたスタック7と、改質用燃料原料を水蒸気で改質させて水素を主要成分とするアノードガスを生成させる改質装置4と、改質装置4とスタック7との間に位置する燃焼用空間を形成する燃焼器2と、燃焼器2、スタック7および改質装置4を外側から覆う高い断熱性をもつ断熱壁90とを有する。スタック7を構成する燃料電池は固体酸化物形であり、その発電運転時のおける作動温度は400℃以上、500℃以上、600℃以上と高温である。
本実施形態は上記した各実施形態と基本的には同様の構成、同様の作用効果を有するため、図1〜図6を準用できる。空気供給装置3に不具合が発生するとき、換気装置6の作動を停止させるとしても、換気装置6の順方向に回転している換気羽根60の慣性力が影響することがある。この場合、換気装置6への給電を停止させたとしても、換気装置6の構造および方式の如何によっては、慣性力により換気羽根60が順方向に少なからず回転するおそれがある。この場合、燃焼器2側に存在する燃料が空気供給装置3の吸引口31から収容室10側に矢印R方向に逆流するおそれがある。このため、空気供給装置3に不具合が発生するとき、換気装置6の作動を停止させるとしても、制御部100は、まず、換気装置6の換気羽根60の回転を所定時間(微小時間)逆動させる第1指令を換気装置6に出力し、慣性力と反対の方向の回転力を与えて慣性力を実質的に相殺させる。その後、制御部100は、換気装置6の換気羽根60の回転を停止させる第2指令を換気装置6に出力する。これにより換気装置6の慣性力が無視できない場合であっても、逆流が発生することが抑制される。
Claims (3)
- 可燃性をもつ燃料を空気で燃焼させ、燃焼排ガスを外部に放出する燃焼排ガス放出口を備える燃焼器と、
前記燃焼器に空気を供給させ、空気を吸引するための吸引口を備える空気供給装置と、
前記燃焼器に基づく加熱により改質用燃料を改質させる改質装置と、
前記燃焼器、前記空気供給装置および前記改質装置を収容する収容室と外部の空気を前記収容室に吸引する吸気口をもつ筐体と、
外部の空気を前記収容室に吸引し、前記収容室の空気を外部に放出させて前記収容室を換気させる、収容室に収容されている換気装置とを備えており、
前記空気供給装置の前記吸引口は前記吸気口と前記換気装置との間に位置し、前記吸引口付近は前記換気装置の作動時に前記燃焼排ガス放出口付近よりも負圧化されており、
前記空気供給装置に不具合が発生するとき、前記燃焼器側の燃料または燃焼排ガスが前記収容室に逆流することを抑制するように前記換気装置の作動を停止または逆動させる制御部とを具備する改質システム。 - 請求項1に記載の改質システムにおいて、前記空気供給装置における不具合の発生を検知する不具合検知要素が設けられており、前記不具合検知要素の不具合検知信号が前記制御部に入力されると、前記制御部は前記換気装置の作動を停止または逆動させる指令を前記換気装置に出力する改質システム。
- 可燃性をもつ燃料を空気で燃焼させ、燃焼排ガスを外部に放出する燃焼排ガス放出口を備える燃焼器と、
前記燃焼器に空気を供給させ、空気を吸引するための吸引口を備える空気供給装置と、
前記燃焼器に基づく加熱により改質用燃料を改質させる改質装置と、
前記改質装置で改質されたガスをアノードガスとして供給されて発電する燃料電池と、
前記燃焼器、前記空気供給装置、前記改質装置および前記燃料電池を収容する収容室と外部の空気を前記収容室に吸引する吸気口をもつ筐体と、
外部の空気を前記収容室に吸引し、前記収容室の空気を外部に放出させて前記収容室を換気させる、収容室に収容されている換気装置とを備えており、
前記空気供給装置の前記吸引口は前記吸気口と前記換気装置との間に位置し、前記吸引口付近は前記換気装置の作動時に前記燃焼排ガス放出口付近よりも負圧化されており、
前記空気供給装置に不具合が発生するとき、前記燃焼器側の燃料または燃焼排ガスが前記収容室に逆流することを抑制するように前記換気装置の作動を停止または逆動させる制御部とを具備する燃料電池システム。
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