JP2008268378A - マスクパターンデータの生成方法、情報処理装置、フォトマスク及びその作製システム並びに撮像素子 - Google Patents

マスクパターンデータの生成方法、情報処理装置、フォトマスク及びその作製システム並びに撮像素子 Download PDF

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Abstract

【課題】ドットパターンの対称性を高く保つとともに、ドット同士の点接触を低減すること。
【解決手段】マイクロレンズ1003を形成するためのフォトマスクに形成すべきマスクパターンのマスクパターンデータを生成する方法では、前記フォトマスクのパターン形成面を複数の格子に分割し、前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンの透過光量分布を示すデータを取得して、(S10〜S12)、前記透過光量分布が得られるように前記複数の格子と同一形状の複数の遮蔽部を前記複数の格子のいずれに配置するかを決定し(S13)、前記複数の格子への配置が決定された前記複数の遮蔽部を、前記複数の格子の各々の重心点を中心として相似変形し、相似変形された前記複数の遮蔽部が配置されたマスクパターンデータを生成する(S14)。
【選択図】図2

Description

本発明は、フォトマスクの作製に関するものであり、特に、CCDやCMOS等の撮像装置の光電変換を行う受光部上方に存在するマイクロレンズを形成するためのフォトマスクの作製に関する。
従来、撮像装置には、受光部への集光効率を高めるために、画素毎に集光用のマイクロレンズが設けられている。
マイクロレンズは、フォトリソグラフィ法を用いて感光性樹脂を各画素に対応するように島状に形成し、この島状の樹脂パターンを加熱して軟化させ、その表面張力によって樹脂表面を球面化することによって形成されている。
画素の微細化に伴い、撮像装置の感度の低下が生じている。そこで、集光効率を高めるために、マイクロレンズの間隔に入射する光も集光するためにマイクロレンズ同士の間隔を狭めることが望まれている。しかしながら、樹脂パターンを加熱によって軟化させる方法を用いた場合、マイクロレンズ間隔を狭めることが難しい。これは、加熱処理で樹脂を軟化させることによって隣接するレンズ同士が接触することを防ぐために、レンズ間にある程度の隙間を設ける必要があるからである。
これに対し、微細なドットが複数個配置されたドットパターンによって露光光の透過光量を制御可能なフォトマスクを用いて、感光性樹脂を露光し、現像処理を行うことによって、マイクロレンズを形成する方法が提案されている(特許文献1を参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、ドットパターンのドット同士の繋ぎ部が点接触となるため、レチクル製造の際に欠陥の検査装置でエラーが発生する可能性が高く、十分な欠陥品質を保証することができない。
そこで、ドット同士の繋ぎ部の点接触を避けるために、ドットを移動させることによって、ドット同士の繋ぎ部を線接触又は重ね合わせにすることが提案されている(特許文献2を参照)。
特開2004−145319号公報 特開2005−265963号公報
しかしながら、特許文献2の技術では、ドットパターンを配置した後に点接触となる繋ぎ部を見つけ出すことが難しい。また、点接触となる繋ぎ部を発見した場合のドットの移動により、ドットパターンの対称性が損なわれるため、マイクロレンズ形状に歪みが生じる恐れがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ドットパターンの対称性を高く保つとともに、ドット同士の点接触を低減することを目的とする。
本発明の第1の側面は、マイクロレンズを形成するためのフォトマスクのマスクパターンデータを生成する方法に係り、前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンのパターン形成面を複数の格子に分割する工程と、前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンの透過光量分布を示すデータを取得する工程と、前記透過光量分布が得られるように前記複数の格子と同一形状の複数の遮蔽部を前記複数の格子のいずれに配置するかを決定する工程と、前記複数の格子への配置が決定された前記複数の遮蔽部を、前記複数の格子の各々の重心点を中心として相似変形し、相似変形された前記複数の遮蔽部が配置されたマスクパターンデータを生成する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の側面は、情報処理装置に係り、前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンのパターン形成面を複数の格子に分割する手段と、レンズを形成するためのフォトマスクの透過光量分布を示すデータを取得する手段と、前記透過光量分布が得られるように前記複数の格子と同一形状の複数の遮蔽部を前記複数の格子のいずれに配置するかを決定する手段と、前記複数の格子への配置が決定された前記複数の遮蔽部を、前記複数の格子の各々の重心点を中心として相似変形し、相似変形された前記複数の遮蔽部が配置されたマスクパターンデータを生成する手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の第3の側面は、フォトマスク作製システムに係り、上記の情報処理装置と、前記情報処理装置により生成されたフォトマスクデータに基づいてフォトマスクを作製する描画装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の第4の側面は、フォトマスクに係り、マスクパターンのパターン形成面を有する基板と、前記パターン形成面に配置された複数の遮蔽部と、を備え、前記複数の遮蔽部は、前記パターン形成面を分割した複数の格子のいずれかに配置され、かつ、前記複数の格子の各々の重心点を中心として前記複数の格子の各々を相似変形した形状を有することを特徴とする。
本発明の第5の側面は、撮像素子に係り、光を信号電荷に変換する光電変換手段と、上記のフォトマスクを用いて形成された、光を前記光電変換手段に集光するためのマイクロレンズと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ドットパターンの対称性を高く保つとともに、ドット同士の点接触を低減することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の好適な第1の実施形態に係るフォトマスク作製システムの構成を示すブロック図である。
図1において、フォトマスク作製システム100は、情報処理装置101と、描画装置102と、検査装置103と、欠陥修正装置104と、を備える。情報処理装置101は、取得した後述する各種データに基づいてマスクパターンデータ105を生成する。さらに、情報処理装置101は、生成したマスクパターンデータ105を描画装置102に対応した描画データに変換する。描画装置102は、情報処理装置101で作成された描画データに基づいて、縮小転写方式又は直接描画方式によりフォトマスクを作製する。検査装置103は、フォトマスクの欠陥を検査し、ドットパターンが設計通りに形成されたかどうかを調べる。検査方法としては種々の方法があり、特定の検査方法に限定されないが、例えばマスクパターンデータ105とフォトマスクの光学像の電気信号とを比較して検査を行う方法を用いることができる。欠陥修正装置104は、検査装置103によって検出された欠陥を修正する。修正方法としては種々の方法があり、特定の限定に限定されないが、例えばレーザビーム法やイオンビーム法を用いることができる。なお、マスクパターンデータ105とは、描画装置102でマスクパターンを描画するための設計データをいう。また、描画データとは、マスクパターンを描画装置102に対応するデータ形式に変換したデータをいう。
図2は、フォトマスク作製システム100を用いたフォトマスク作製方法を示すフローチャートである。
ステップS10では、各種データを準備する。各種には、微小なレンズ(以下「マイクロレンズ」という。)形成用の感光性樹脂の感度曲線及び所望のレンズ形状データが含まれる。マイクロレンズ形成用の感光性樹脂の感度曲線は、露光量に対する感光性樹脂の残膜厚の変化を示す曲線である。通常、ポジ型感光性樹脂の感度曲線は図3のようになる。なお、図3においては、露光量、残膜厚ともに正規化して図示してある。
ステップS11では、情報処理装置101は、ステップS10で準備した感度曲線及びレンズ形状データに基づいて、フォトマスクの透過光量分布を表現する関数z=F(x、y)を決定する。ステップS10で準備した感度曲線を用いれば、所望のレンズ形状を形成するための透過光量(被照射体への露光量)を、フォトマスクのパターンが形成されるX−Y平面(パターン形成面)上の位置に対する関数として表現することができる。ここで、あるレンズ形状を図3の感度曲線を用いて作製する例を挙げる。X−Y平面上の位置を画素中心からの距離とすると、画素中心からの距離と透過光量の関係は図4のようになり、この関係は図4に示したような2次関数で近似することができる。フォトマスクのパターンを形成するX−Y平面を、後述するピッチWを持つ複数の格子に分割したときの各格子の座標値をx、yとし、これに対するZ座標上の透過光量z値とする。すると、上記で求めた画素中心からの距離に対する透過光量の関係を表した2次関数はz=F(x、y)となる。
ステップS12では、情報処理装置101は、フォトマスクのパターンを形成するx−y平面をピッチWを持つ複数の格子に分割したときの各格子の座標値x、yに対し、z座標上の透過光量z値を算出する。ステップS11で算出した2次関数を用いて座標値x、yに対するz値を算出し、所望のレンズ形状を得るための1画素の透過光量分布を表したものが図5(a)である。また、図5(b)は、図5(a)に示した透過光量分布の一部を抜粋し、座標値x、yに対する透過光量z値を示した一覧表である。透過光量z値を算出する際のピッチWは、マイクロレンズ形成に用いる露光装置の解像限界長さ(解像度に対応)よりも小さなサイズとする。例えば、露光光の波長が365nmで4倍レチクル(フォトマスク)を用いた場合には、フォトマスク上でのドットの一辺の寸法が0.96μm(=960nm)以上であると、フォトマスク上のドットパターンが感光性樹脂に解像してしまう。その結果、滑らかな所望のレンズ形状を形成できないことが実験で確かめられている。また、下限はフォトマスクを形成する際の描画装置102の解像限界長さを基準に定まる。一方、フォトマスク上でのドットの一辺の寸法が0.24μm(=240nm)〜0.72μm(=720nm)である場合には、露光光の波長365nmで解像しないことが確かめられている。したがって、描画装置102上の格子のピッチWは、60nm〜180nm(フォトマスク上で240nm〜720nm)の範囲内にあることが好ましい。ここで、「ドット」とは、上記の格子と同一形状の遮蔽部を意味し、各格子の重心点一つに対し一つ配置される。また、ドット(遮蔽部)は、鋭角を持たない形状であることが好ましく、正方格子であることがより好ましい。
ステップS13では、情報処理装置101は、露光光の透過光量を制御するために、ステップS12で算出したz座標上の透過光量z値に対し、後述する順序で誤差分散法(誤差拡散法)による二値化処理を実施する。まず、情報処理装置101は、ステップS12で分割した各格子におけるクロム遮光(遮蔽部)の配置の有無を決定し、一辺がWの長さを持つドットのパターンを生成する。二値化処理の方法としては種々の方法があり、特定の処理方法に限定されない。例えば、誤差分散法の処理方法においても、図6(a)に示すように、中心画素から距離が近い順に反時計回りの方向で二値化処理を行ってもよいし、図6(b)に示すように、中心画素から距離が近い順に時計回りの方向で二値化処理を行ってもよい。また、図6(c)又は図6(d)に示すように、中心画素から距離が遠い順に二値化処理を行ってもよい。図7は、図5(b)に示したような透過光量分布のデータを用い、図6(a)の処理方向で誤差分散法による二値化処理を行って得られたドットパターンである。中心画素から等距離の画素毎に二値化処理を行うため、画素中心に対して同心円状かつ対称性の高いドットのパターン配置を得ることができる。
ステップS14では、情報処理装置101は、ステップS13で生成されたドットパターンをCADツールでX−Y平面上に配置した、マスクパターンデータを生成する(図8(a)に対応)。さらに、情報処理装置101は、生成したマスクパターンデータを描画装置102に対応した描画データに変換する。この際に、情報処理装置101は、CADツールで作成したドットパターンに一律に形状変更をかけ、矩形の重心点を中心として相似変形する。ここでは、ドットの面積を拡大し、ドットの一辺の長さWが矩形の一辺の長さWよりも長くなるようにドットパターンを生成している(図8(b)に対応)。また、矩形の形状が正方格子である場合を例にすると、図8(b)に示すドット同士の繋ぎ部の幅Tは、図8(c)に示すように21/2(W−W)と表され、この値が解像限界長さCDよりも大きければよい。また、ドットが大きすぎると、隣接するドット同士が結合し、透過光量が大きく変化してしまうため、隣接するドットの一辺の長さが格子の一辺の長さの2倍を超えないようにすることが好ましい。以上により、ドット同士の繋ぎ部の幅Tが下記の数式1の関係を満足するように、W及びWを設定することが好ましい。
1/21>T1=21/2(W−W)>CD …(数式1)
検査装置103において修正可能な解像限界長さCDは、典型的には約50nm〜約70nmであるが、この値は将来的に変更される可能性が高い。その場合であっても、数式1を満足するように、W及びWの少なくとも一方を変更すればよい。
ステップS15では、描画装置102は、ステップS14で生成した描画データを用いて、フォトマスクを作製する。
ステップS16では、検査装置103は、パターンが設計通りに形成されたかどうかを検査する。
ステップS17では、欠陥修正装置104は、検査装置103によって検出された欠陥を修正する。
なお、本実施形態の説明においては、フォトマスクの透過光量分布を示すデータを用いる場合について説明したが、例えば計算済みフォトマスクの透過光量分布を示すデータを予め取得しこれを用いる場合にも本発明は適用可能である。
また、本実施形態の説明においては、フォトマスクの透過光量分布を用いる場合について説明したが、遮蔽部の遮蔽量分布を用いる場合も本発明に含まれる。
以上のように、矩形の重心点を中心としてドットパターンのドットの面積を拡大することによって、ドットパターンの対称性を高く保ちつつ、ドット同士の点接触を低減することができる。これによって、レンズ形状の歪みが少なく、かつ、フォトマスクの欠陥を検査する検査装置における欠陥品質が保証されたフォトマスクを作製することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、図2のステップS14において、矩形の重心点を中心としてドットの面積を拡大し、ドットの一辺の長さWが、矩形の一辺の長さWよりも長くなるようにドットパターンを生成した(図8(b)に対応)。第2の実施形態では、図2のステップS14において、矩形の重心点を中心としてドットの面積を縮小し、ドットの一辺の長さWが、矩形の一辺の長さWよりも短くなるようにドットパターンを生成する(図9(b)に対応)。しかしながら、ドットの一辺の長さWが短すぎると、透過光量が過剰となるため、ドットの一辺の長さWが矩形の一辺の長さWの半分よりも短くならないようにすることが好ましい。
図2のフローチャートにおいて、ステップS10〜S13及びS15〜S17については、第1の実施形態と同様の処理なので詳細な説明は省略する。
(第3の実施形態)
第1、第2の実施形態では、図2のステップS13において、誤差分散法による二値化処理を渦巻き状の処理方向で実施したが、第3の実施形態では、誤差分散法による二値化処理を他の処理方向で行ってもよい。そのような処理方向としては、例えば、左上の格子から右方向に上の行から下の行に向けて順に処理する方法などが挙げられるが、本発明はこのような処理方向に限定されず、任意の処理方向で実施された誤差分散法を適用することができる。
また、図2のステップS13における二値化処理は、誤差分散法のみに限定されず、例えばディザ法などの他の二値化処理を用いてもよい。
(応用例)
図10は、本発明の好適な実施の形態に係るフォトマスク作製システム100を用いて作製したマイクロレンズを備える撮像素子の構成を示す図である。撮像素子は、基板1001に形成された光電変換手段1002と、フォトマスク作製システム100を用いて作製したマイクロレンズ1003と、カラーフィルタ1004とを備える。光電変換手段1002は、光を信号電荷に変換して蓄積するフォトダイオードなどの光電変換手段である。マイクロレンズ1003は、光電変換手段1002に光を集光する。カラーフィルタ1004は、マイクロレンズ1003と光電変換手段1002との間に配置される。
従来のマイクロレンズは、樹脂材料を加熱して、軟化させることによって形成されている。そのため、隣接するマイクロレンズが連結しないように、マイクロレンズ間に隙間を設ける必要があった。
これに対し、本発明の好適な実施形態では、フォトマスク作製システム100を用いて作製されたフォトマスクを用いてマイクロレンズ1003を作製することにより、レンズ形状の歪みが低減される。そのため、樹脂材料を加熱する工程が不要であり、マイクロレンズ間の隙間を大幅に低減することができる。
本発明の好適な第1の実施形態に係るフォトマスク作製システムの構成を示すブロック図である。 フォトマスク作製システムを用いたフォトマスク作製方法を示すフローチャートである。 ポジ型感光性樹脂の感度曲線を示す図である。 図3の感度曲線を用いて画素中心からの距離と透過光量(露光量)との関係を示す図である。 (a)は、所望のレンズ形状を得るための1画素内の透過光量分布を示す図である。(b)は、(a)に示した透過光量分布の一部における座標値x、yに対する透過光量z値を表す一覧表を示す図である。 誤差分散法による二値化処理の手順を説明するための図である。 図5に示す透過光量分布のデータを用いて誤差分散法による二値化処理により得られたドットパターンを示す図である。 本発明の好適な第1の実施の形態に係るドットパターンの形成方法を示す図である。 本発明の好適な第2の実施の形態に係るドットパターンの形成方法を示す図である。 本発明の好適な実施の形態に係るフォトマスク作製システムを用いて作製したマイクロレンズを備える撮像素子の構成を示す図である。
符号の説明
1001 基板
1002 光電変換手段
1003 マイクロレンズ
1004 カラーフィルタ

Claims (14)

  1. マイクロレンズを形成するためのフォトマスクのマスクパターンデータを生成する方法であって、
    前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンのパターン形成面を複数の格子に分割する工程と、
    前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンの透過光量分布を示すデータを取得する工程と、
    前記透過光量分布が得られるように前記複数の格子と同一形状の複数の遮蔽部を前記複数の格子のいずれに配置するかを決定する工程と、
    前記複数の格子への配置が決定された前記複数の遮蔽部を、前記複数の格子の各々の重心点を中心として相似変形し、相似変形された前記複数の遮蔽部が配置されたマスクパターンデータを生成する工程と、
    を含むことを特徴とするマスクパターンデータの生成方法。
  2. 前記相似変形する工程では、前記複数の遮蔽部の各々の面積を拡大することを特徴とする請求項1に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  3. 前記相似変形する工程では、前記複数の遮蔽部のうち隣接する遮蔽部を繋ぐ繋ぎ部の幅が前記フォトマスクの検査装置の解像限界長さ以上となるように前記複数の遮蔽部の各々の面積を拡大することを特徴とする請求項2に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  4. 前記相似変形する工程では、前記複数の遮蔽部の各々の一辺の長さが前記複数の格子の各々の一辺の長さの2倍を超えないように前記複数の遮蔽部の各々の面積を拡大することを特徴とする請求項3に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  5. 前記相似変形する工程では、前記複数の遮蔽部の各々の面積を縮小することを特徴とする請求項1に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  6. 前記相似変形する工程では、前記複数の遮蔽部の各々の一辺の長さが前記複数の格子の各々の一辺の長さの半分よりも短くならないように前記複数の遮蔽部の各々の面積を縮小することを特徴とする請求項5に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  7. 前記複数の格子の各々の一辺の長さは、前記フォトマスクの露光装置の解像限界長さ以下であることを請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  8. 前記複数の格子は、正方格子であることを請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のマスクパターンデータの生成方法。
  9. フォトマスクに形成すべきマスクパターンのパターン形成面を複数の格子に分割する手段と、
    マイクロレンズを形成するための前記フォトマスクに形成すべきマスクパターンの透過光量分布を示すデータを取得する手段と、
    前記透過光量分布が得られるように前記複数の格子と同一形状の複数の遮蔽部を前記複数の格子のいずれに配置するかを決定する手段と、
    前記複数の格子への配置が決定された前記複数の遮蔽部を、前記複数の格子の各々の重心点を中心として相似変形し、相似変形された前記複数の遮蔽部が配置されたマスクパターンデータを生成する手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項9に記載の情報処理装置と、
    前記情報処理装置により生成されたマスクパターンデータに基づいてフォトマスクを作製する描画装置と、
    を備えることを特徴とするフォトマスク作製システム。
  11. マスクパターンのパターン形成面を有する基板と、
    前記パターン形成面に配置された複数の遮蔽部と、
    を備え、
    前記複数の遮蔽部は、前記パターン形成面を分割した複数の格子のいずれかに配置され、かつ、前記複数の格子の各々の重心点を中心として前記複数の格子の各々を相似変形した形状を有することを特徴とするフォトマスク。
  12. 前記複数の遮蔽部の各々の面積は、前記複数の格子の各々の面積よりも大きいことを特徴とする請求項11に記載のフォトマスク。
  13. 前記複数の遮蔽部の各々の面積は、前記複数の格子の各々の面積よりも小さいことを特徴とする請求項11に記載のフォトマスク。
  14. 光を信号電荷に変換する光電変換手段と、
    請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載のフォトマスクを用いて形成された、光を前記光電変換手段に集光するためのマイクロレンズと、
    を備えることを特徴とする撮像素子。
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JP2011053699A (ja) * 2007-04-17 2011-03-17 Canon Inc フォトマスクの製造方法

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