JP5136288B2 - 濃度分布マスク及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像デバイスに利用されるマイクロレンズアレイ等の感光性材料3次元形状の製造に用いる濃度分布マスクとその製造方法に関する。
ビデオカメラ、ディジタルカメラ、カメラ付き携帯電話などに用いられる撮像デバイスは高画素化が求められている。画素が微細化すると、画素を構成するCCD、CMOS等からなる受光素子も微細化する。微細な受光素子への集光効率を高めるため、受光素子の光が入射する面側にマイクロレンズを形成する方法が広く利用されている。これは、画素への入射光を効率よくマイクロレンズにて集光して、受光素子に入射させ、受光感度を向上させるためである。
このようなマイクロレンズに所望する曲面を形成するために、特許文献1から3で、感光性材料3次元形状の製造用の濃度分布マスクを用いて、感光性材料層へパターン露光および現像することにより、感光性材料保持基板上に感光性材料3次元形状を形成する方法、又は、その感光性材料3次元形状を感光性材料保持基板に彫り写すことにより3次元の表面形状をもつ物品を製造する方法が提案されている。この濃度分布マスクを用いる方法によりマイクロレンズを製造すれば、隣接するマイクロレンズ同士を接して形成することが可能になるためマイクロレンズで画素領域を覆う割合を大きくでき、集光性が向上できる。
特許文献1によれば、感光性材料3次元形状の傾斜面は、露光マスクの濃淡(透過光量が100%から0%の間の任意の濃度)と中間階調の濃度の連続的な変化により、感光性材料層に露光する露光マスクの露光光の透過光量を変化させ、その露光光量に応じた厚さの膜を感光性材料層から除去することにより実現している。
具体的には、濃度分布マスクの露光に使用される領域には、遮光パターンの配置する場所(座標)を決めるために、平面視で、複数本の平行線(例えば、単位レンズの中心を原点とするX軸に平行な複数の線)と、前記複数本の平行線と各々直交する複数本の線(例えば、単位レンズの中心を原点とするY軸に平行な複数の線)とからなる格子を仮りに設定している。その格子の交わる格子点(座標)上に、円形の遮光パターン(ドット)を互い違いに千鳥足状に配置する。その円形の遮光パターンを、段階的に大きさを変えて形成し、所定の透過量(あるいは濃度)を得ている。
円形の遮光パターンの大きさが段階的に変化するものであっても、単位セルが充分に小さければ、例えば露光装置の解像度又は使用する感光性材料層の解像度よりも単位セルの大きさ、もしくは遮光パターンの大きさが小さければ、結果として、露光から現像処理により感光性材料層から形成される感光性材料3次元形状の表面形状は連続的に変化する3次元形状になる。
特許文献1では、円形の遮光パターンで形成された濃度分布マスクを用いて、写真製版工程(フォトリソ工程)で以下の工程を含めた方法で、感光性材料保持基板上に感光性材料3次元形状から成るマイクロレンズを形成している。
(1)前記のような感光性材料3次元形状を製作するために、目標とする3次元形状を基にして感光性材料保持基板上での各ポイントでの感光性材料層の除去量を計算し、その感光性材料層の除去量を得るために濃度分布マスクで露光する必要がある光強度分布を計算する。その光強度分布の光を透過する円形の遮光パターンの寸法と、その配列を計算する
。そして、その遮光パターンの配列から得られる露光量をシミュレーションで計算し、それによる感光性材料層の除去量を計算する。更に、その結果が目的とする除去量とずれる量を計算し、そのずれを補正するように遮光パターンの配列を補正する計算をする。
(2)次に、透明基板上に遮光膜を形成し、さらにその上にマスク用感光性材料層をもつマスクブランクスに電子線またはレーザー光線によって前記の設計された円形の遮光パターンの配列に基づいて露光し、現像してマスク用感光性材料パターンを形成するパターン化工程を実施する。
(3)形成されたマスク用感光性材料パターンをマスクにして、前記遮光膜をドライエッチング又はウエットエッチングして円形の遮光パターンの配列を形成する工程を実施する。
(4)次いで必要により、工程(3)で形成された遮光パターンを工程(1)で設計された円形の遮光パターンの配列と比較し、両者が一致するように前記形成された濃度分布マスクの遮光パターンを修正する。
また、特許文献2では、遮光パターンを矩形にすることで、電子ビーム描画装置で濃度分布マスクを描画する場合に、描画パターンのデータ量を特許文献1より少なくした。電子ビーム描画装置は、電子銃から放射された電子ビームを2枚の矩形のアパーチャを通して矩形ビームに形成し、そして、成形された矩形ビームを縮小倍率レンズ系で縮小し、濃度分布マスク用の基板上に収束投影することで濃度分布マスクの遮光パターンを描画するため、矩形の遮光パターンは1つの矩形の投影だけで描画でき、描画のデータ量を少なくできる。更に、特許文献3では、矩形の遮光パターンを、格子の交わる格子点(座標)上に、互い違いに千鳥足状に配置した。
以下に公知文献を記す。
特開2002−244273号公報 特開2007−41094号公報 特開2007−298625号公報
これらの技術において、設計形状に該当する感光性レンズ材料層の形状を得る設計の基礎情報を得るために、先ず、実験により、濃度分布マスクの透過光量と、それにより露光して得られる感光性材料3次元形状の厚さの関係を示す感度曲線を得た。得られた感度曲線を図4に示す。この感度曲線は、透過光量が60%以上あれば感光性材料3次元形状の厚さが0になる露光光で計測する。次に、従来は、この図4の感度曲線を用いて、図5に示す感光性材料3次元形状の厚さの分布を目標として、濃度分布マスクの透過光量を以下の様にして計算して得ていた。
すなわち、従来は、先ず、図4の感度曲線に基づき、濃度分布マスクの遮光パターンの分布を設計し、図14に示す濃度分布マスク2の濃度分布パターン3を得ていた。すなわち、濃度分布マスク2の、目的とする感光性材料3次元形状の面が傾斜する領域に投影する光透過率分布領域16aに、必要な透過光量を与える遮光パターン4を設け、その集合で濃度分布パターン3を形成した。そして、感光性材料3次元形状の最大の厚さの領域に投影する完全遮光領域16cに、光透過率が0%の遮光パターン4を設けた。次に、この図14のパターンの濃度分布マスク2に対して、光回折の影響による光近接効果の計算を加えたシミュレーション計算を行う。このシミュレーション結果で得られた透過光量分布を図15に示す。図16に、この透過光量分布による感光性材料保持基板上での各ポイントの感光性材料層の除去量を計算した結果を示す。図16に示すように、光近接効果の影響により、感光性材料3次元形状の厚さが目的の形状からずれる問題があった。
この形状のずれの改善のため、濃度分布マスク2の、感光性材料3次元形状の厚さを0にする領域に縮小投影する完全光透過領域17bに、光近接効果補正用の遮光パターン4を設けることが考えられるが、光近接効果を補正するための遮光パターン4の数が多くなるため、全遮光パターンの描画に要するデータ量が多くなり、その濃度分布マスク2の濃度分布パターン3の描画に多大な時間を要する問題があった。
本発明の課題は、この問題を解決し、感光性材料3次元形状の厚さを目的の形状に近づけるとともに、遮光パターンの数を少なくし描画に要するデータ量を少なくした濃度分布マスクを得ることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、感光性材料層に縮小投影露光して感光性材料3次元形状を製造する為に用いる濃度分布マスクにおいて、前記感光性材料層の前記感光性材料3次元形状の厚さが最大値未満の領域に前記厚さを形成する透過光量を縮小投影する遮光パターンを設けた光透過率分布領域を有し、前記光透過率分布領域と透過光量が0%の完全遮光領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、透過光量が6%以下の完全遮光部緩衝領域を有し、前記光透過率分布領域と透過光量が100%の完全光透過領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、前記感光性材料3次元形状の厚さを0にする100%より少ない透過光量の完全光透過部緩衝領域を有することを特徴とする濃度分布マスクである。
また、本発明は、上記完全遮光部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有し、上記完全光透過部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有することを特徴とする上記の濃度分布マスクである。
また、本発明は、感光性材料層に縮小投影露光して感光性材料3次元形状を製造する為に用いる濃度分布マスクの製造方法において、感光性材料層の感度曲線を得る工程を有し、前記濃度分布マスクに、前記感光性材料層の前記感光性材料3次元形状の厚さが最大値未満の領域に前記厚さを形成する透過光量を縮小投影する遮光パターンを設けた光透過率分布領域を形成し、前記光透過率分布領域と透過光量が0%の完全遮光領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、透過光量が6%以下の完全遮光部緩衝領域を形成し、前記光透過率分布領域と透過光量が100%の完全光透過領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、前記感光性材料3次元形状の厚さを0にする100%より少ない透過光量の完全光透過部緩衝領域を形成した濃度分布パターンを描画する工程を有することを特徴とする濃度分布マスクの製造方法である。
また、本発明は、上記完全遮光部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有し、上記完全光透過部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有することを特徴とする上記の濃度分布マスクの製造方法である。
本発明の濃度分布マスクとその製造方法は、感光性材料層に縮小投影する濃度分布マスクの領域に、光透過率分布領域と透過光量が0%の完全遮光領域の間の帯状の領域に、透過光量が6%以下の遮光パターンを設けた完全遮光部緩衝領域を有し、前記光透過率分布領域と透過光量が100%の完全光透過領域の間の帯状の領域に、前記感光性材料3次元形状の厚さを0にする透過光量で、透過光量が100%より少ない遮光パターンを設けた完全光透過部緩衝領域を有することで、近接効果を補正し、それ以外の感光性材料3次元形状の厚さを0にする濃度分布マスクの領域には遮光パターンを設けないことで、濃度分
布マスクの描画データ量をさほど増さずに少ないデータ量にできるので、濃度分布マスクの描画に要する時間を増さずに、少ない製造コストで近接効果を補正した濃度分布マスクが得られる効果がある。
<感光性材料3次元形状の製造方法>
以下、カラー撮像デバイス10にマイクロレンズアレイを成す感光性材料3次元形状1を製造する場合について、本発明の濃度分布マスク2を用いる技術を、図1と図2を参照し詳細に説明する。先ず、図1(a)に示すように、複数のCMOSの撮像デバイス10のパターンが形成された半導体基板11を用いる。この撮像デバイス10は受光素子12の配列から成り、個々の受光素子12に対応する各画素のサイズは、長方形もしくは正方形等の四角形状で寸法が略0.5μm〜略100μmの範囲であり、例えば略0.8μm〜略2.7μmの画素の撮像デバイス10が形成された半導体基板11を用いる。
(マイクロレンズ工程1)
次に、図1(b)に示すように、半導体基板11の表面に熱硬化型のアクリル系樹脂をスピンコートにより塗布した後に加熱して熱硬化させることにより略0.1μmの厚さの平坦化層13を形成する。
(マイクロレンズ工程2)
次に、図1(c)に示すように、平坦化層13の上に、個々の受光素子12に対応した個々の画素で、厚さが略1μmの緑,青,そして赤の3色の画素14g、14b、14rから成るカラーフィルター層14を形成する。この3色のカラーフィルター層の画素14g、14b、14rは、平坦化層13の上の全面に均一に夫々の色のネガ型あるいはポジ型のカラーレジスト層を順次形成し、所望の受光素子12に対応した位置にのみ夫々の色のカラーフィルター層の画素14g、14b、14rが残るようフォトリソグラフィー法により形成する。こうして、半導体基板11上に平坦化層13とカラーフィルター層14を形成した感光性材料保持基板15を製造する。
(マイクロレンズ工程3)
図1(d)に示すように、感光性材料保持基板15上にレンズ形成用の感光性材料層20を形成する。感光性材料層20は、感光性材料保持基板15上にアクリル系樹脂やフェノール系樹脂やスチレン系樹脂を主体とするポジ型感光性レジスト材料をスピンコーターで1000〜2000rpmでコートし、約100℃で約2秒間プリベークすることで略2μmの厚さに形成する。
(マイクロレンズ工程4)
次に、図1(e)に示すように、感光性材料保持基板15上の感光性材料層20に、ステッパーを用いて濃度分布マスク2のパターンを縮小投影して露光する。濃度分布マスク2は、5倍レチクルであり、感光性材料3次元形状1の寸法の5倍の大きさの寸法のパターンを用い、感光性材料保持基板15上の感光性材料層20の表面に濃度分布マスク2のパターンを1/5に縮小して、紫外線域の365nmの波長の光を200〜300mJ/cm2の露光量で照射する。これにより、感光性材料層20に、図2に示すマイクロレンズアレイを成す感光性材料3次元形状1の単位レンズ1g、1b、1rの潜像が形成される。
(マイクロレンズ工程5)
次に、その感光性材料層20を、有機アルカリ現像液(TMAH(水酸化テトラメチルアンモニウム)水溶液:液濃度0.05重量%)を用いて現像する。
(マイクロレンズ工程6)
次に、現像後に残った感光性材料層20に365nmの波長の光を200〜2500m
J/cm2の露光量で照射することで、次の加熱処理によってマイクロレンズを形成する樹脂の熱だれが生じない程度に感光性材料層20を仮硬化させる。最後に、ホットプレートを使用して、3分間の160℃の加熱処理と、それに続く6分間の200℃の加熱処理とでベークして感光性材料層20と硬化させることで、図2のように単位レンズ1r、1g、1bを成す感光性材料3次元形状1を形成する。
<濃度分布マスク>
以上のマイクロレンズ工程4で用いる濃度分布マスク2の製造方法を図3から図8を参照して説明する。
(濃度分布マスクの遮光パターン)
感光性材料3次元形状1の形成用の濃度分布マスク2は、実際に形成するパターンの5倍や4倍や1.25倍の寸法に拡大して露光用の濃度分布パターン3を形成し、パターン露光時に、縮小投影型露光装置(ステッパー)で縮小して、濃度分布パターン3を露光光の波長以下の寸法のパターンにして感光性材料層20に投影する。あるいは、濃度分布マスク2を実際に形成するパターンと同じ縮尺の寸法に形成し、マスクアライナーで濃度分布マスク2のパターンを感光性材料層20に、コンタクト露光あるいはプロキシミティ露光又は投影露光しても良い。
図3(b)及び図3(c)には、感光性材料3次元形状1のマイクロレンズアレイを成す個々の単位レンズを縮小投影する濃度分布マスク2の部分領域の濃度分布パターン3(ネガ型)を示す。濃度分布マスク2の個々の単位レンズの領域では、図3(b)では、濃度分布パターン3は矩形の遮光パターン4の集合で形成する。遮光パターン4は、後述する格子間隔で設定した縦横の格子の交差点の格子点4aの座標位置に設置する。矩形の遮光パターン4は、格子点4a上に、互い違いに千鳥足状に配置する。図3(a)の階調境界円5で分割した環状領域6毎に、すなわち、単位レンズの中心からの距離が異なる円環状の環状領域6毎に指定された階調(グレースケール:濃度)に従って寸法(面積)を変えた遮光パターン4を設置する。
図3(c)には、個々の単位レンズの濃度分布パターン3の遮光パターン4のもう1つの形態を示す。濃度分布パターン3は、正方形を45度傾けた形の菱形の遮光パターン4を格子状に並べて形成する。こうして、寸法が異なる環状領域6毎に指定された階調に従って寸法(面積)を変えた遮光パターン4を濃度分布マスク2に設けることで濃度分布パターン3を形成する。図3(b)あるいは図3(c)の濃度分布マスク2のネガ型の濃度分布パターン3は、単位レンズの中心に近い環状領域6ほど、個々の遮光パターン4の面積を大きくすることで濃度を薄くして階調を変化させる。そして、このネガ型の濃度分布パターン3の白黒を反転しポジ型にした濃度分布マスク2を製造する。このポジ型の濃度分布マスク2を用いてポジ型の感光性材料層20を露光する。
(濃度分布マスクの階調)
濃度分布マスク2の濃度(階調)は、グリッド(格子)上の格子点4aの座標位置に配置された矩形あるいは菱形の遮光パターン4の寸法を変えて調整する。図3(b)の濃度分布パターン3の場合は矩形の遮光パターン4の辺の長さを0からグリッドの格子間隔の2倍の大きさにまで変えることにより、図3(c)の濃度分布パターン3の場合は菱形の遮光パターン4の辺の長さを0からグリッドの格子間隔の1.4倍の大きさにまで変えることにより、マスクの透過光量を変えて調整する。矩形の遮光パターン4の辺の長さがグリッドの格子間隔の1倍の場合、あるいは、菱形の遮光パターン4の場合は、その辺の長さがグリッドの格子間隔の0.7倍の場合は、遮光パターン4と、その間の同じ大きさの矩形の開口パターンとが市松模様に形成される。矩形あるいは菱形の遮光パターン4の辺の長さが開口パターンより大きい場合は、隣接する遮光パターン4同士が重なり合い、その間の開口パターンの寸法が小さくなる。こうして単位面積当たりに形成される光透過部
の割合により濃度分布マスク2の階調を調整する。
(濃度分布マスクの格子点の格子間隔)
濃度分布マスク2上には、遮光パターンの配置する場所(座標)を決めるために、平面視で、複数本の平行線(例えば、単位レンズの中心を原点とするX軸に平行な複数の線)と、前記複数本の平行線と各々直交する複数本の線(例えば、単位レンズの中心を原点とするY軸に平行な複数の線)とからなる格子を仮りに設定している。平行線同士が交差する格子点4a(グリッド)の格子間隔は以下の様に設定する。すなわち、感光性材料保持基板15側のステッパーの投影レンズの開口比をNaとし、露光する光の波長をλとすると、(λ/Na)に0.2から0.7の係数K1を掛け算した値の寸法より小さい格子間隔のグリッドとする。
かかる格子間隔とした格子点(座標)上に、矩形の遮光パターン4を図3(b)、あるいは、菱形の遮光パターン4を図3(c)の様に格子状に配置する。この投影レンズの開口比Naは最大1.3まで可能である。例えば、感光性材料保持基板15を露光する光の波長λが0.365μmの場合、投影レンズのNaが0.5程度でK1が0.2の場合、遮光パターン4が置かれるグリッド(座標)の格子間隔の上限は概ね0.15μmになる。この場合は、縮尺が5倍の濃度分布マスク2には、750nmの格子間隔のグリッド(座標)上に遮光パターン4を格子状に配置したパターンを形成する。この遮光パターン4をステッパーで5分の1に縮小して感光性材料保持基板15上に塗布した感光性材料層20に縮小投影する。
あるいは、概ね1μmの格子間隔の格子点4a(グリッド)に遮光パターン4を格子状に設置し、1:1の縮尺の濃度分布マスク2のパターンを形成した濃度分布マスク2を作製し、その濃度分布マスク2の遮光パターン4をマスクアライナーで感光性材料保持基板15上の感光性材料層20に投影する露光処理を行うこともできる。この濃度分布パターン3を感光性材料層20に露光し、それを現像することにより、感光性材料保持基板15の位置毎に単位レンズを複数配列した感光性材料3次元形状1を作製する。なお、本発明で言う格子及び格子点は、遮光パターン4を配置する座標を決めるために仮に設定しているもので、濃度分布マスク2上には存在しないパターンである。
(第1の実施形態の濃度分布マスクの濃度分布パターン)
(感光性材料層の感度曲線の作成)
感度曲線のデータを実験により取得するため、透過光量を全面で同じにした複数の濃度分布マスク2を、透過光量毎に製造する。そして、マイクロレンズ工程4にて、各透過光量の濃度分布マスク2により感光性材料層20を露光する。ここで、露光光の強度は、透過光量がほぼ60%以上の濃度分布マスク2で感光性材料層20を露光し現像すると、感光性材料3次元形状1の厚さが0になる光の強度の露光光を用いる。次に、マイクロレンズ工程5とマイクロレンズ工程6を行うことで感光性材料層20を現像して、得られた感光性材料3次元形状1の厚さを測定する。その結果を、図4の感度曲線のグラフに、濃度分布マスク2の透過光量毎に感光性材料3次元形状1の厚さをプロットする。
次に、図4の感度曲線のグラフを濃度分布マスク2の製造設計の基本情報として用い、図5に示す感光性材料3次元形状1の厚さの分布を目標とする濃度分布マスク2の濃度分布パターン3を図6のように形成する。図5に示す目標とする感光性材料3次元形状の厚さの分布は、露光する紫外線の波長の365nmの1倍以上で2倍以下の約500nmの長さで厚さが100%から0%まで減少する傾斜を有する感光性材料3次元形状1を形成することを目標にする。
図6のように、濃度分布マスク2の濃度分布パターン3は、目標とする感光性材料3次
元形状の傾斜領域の部分の感光性材料層20に投影する光透過率分布領域16aに、感光性材料3次元形状1の図5の厚さの分布に対応する透過光量を与える遮光パターン4を設けて形成する。そして、感光性材料3次元形状1の厚さを最大にする感光性材料層20の領域内に投影する濃度分布マスク2の濃度分布パターン3は、光透過率分布領域16aに隣接する、露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の帯状の完全遮光部緩衝領域16bを設けることで光近接効果を補正する。完全遮光部緩衝領域16bから、厚さを最大にする感光性材料層20の領域の更に内側には透過光量が0%の遮光パターンを設置する完全遮光領域16cを設ける。完全遮光部緩衝領域16bには、透過光量が6%以下の遮光パターン4を形成する。
そして、濃度分布マスク2の濃度分布パターン3で、感光性材料3次元形状1の厚さを0にする部分の感光性材料層20に投影する濃度分布パターン3の領域には、図6のように、光透過率分布領域16aに隣接して、感光性材料層20に、露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に投影する帯状の完全光透過部緩衝領域17aを設けることで光近接効果を補正する。完全光透過部緩衝領域17aから、感光性材料3次元形状1の厚さを0にする感光性材料層20の領域の更に内側には、透過光量が100%の完全光透過領域17bを設ける。透過光量を100%にする完全光透過領域17bには遮光パターン4を設けない。完全光透過部緩衝領域17aには、感光性材料3次元形状の厚さを0にする透過光量で、透過光量が100%より少ない遮光パターン4を形成する。
図6には、濃度分布マスク2の光透過率分布領域16aは、目標とする感光性材料3次元形状1の図5の厚さの分布の幅の500nmの幅の感光性材料層20の領域に縮小投影するパターンを形成する。その光透過率分布領域16aに隣接する完全光透過部緩衝領域17aとして、感光性材料層20に露光する紫外線の波長の365nm程度の約500nmの帯状の領域に縮小投影する完全光透過部緩衝領域17aを形成する。また光透過率分布領域16aと完全遮光領域16cの間の、幅が500nmの帯状の領域に縮小投影する完全遮光部緩衝領域16bを形成する。完全光透過部緩衝領域17aには63%の透過光量の遮光パターン4を設ける。63%の透過光量は、図4の感光性材料層20感度曲線において感光性材料3次元形状1の厚さを0にする最小の透過光量の60%より少し多い透過光量に設定する。そして、完全遮光部緩衝領域16bには5%の透過光量の遮光パターン4を設ける。
ここで、濃度分布マスク2の完全光透過部緩衝領域17a及び完全遮光部緩衝領域16bは、感光性材料層20の500nmの幅の領域に投影するが、その幅は露光する紫外線の波長を変えれば、それに合わせて変える。また、濃度分布マスク2では、感光性材料保持基板15のパターンに対する濃度分布マスク2のパターンの拡大倍率(例えば5倍)で、感光性材料保持基板15上の500nmの幅の領域を拡大した濃度分布マスク2の領域に完全光透過部緩衝領域17aを設け、同様に完全遮光部緩衝領域16bを設ける。
図7に、第1の実施形態の濃度分布マスク2の濃度分布パターン3による透過光量分布のシミュレーション結果を示し、この濃度分布パターン3で露光して得られる感光性材料3次元形状1の厚さを図8に示す。図6の濃度分布パターン3の63%の透過光量の遮光パターン4によって、光近接効果による透過光量が補正され、感光性材料3次元形状1の厚さは、図8に示すように目的の形状に近づけることができる。
(濃度分布マスクの製造方法)
このように感光性材料保持基板15上に樹脂の感光性材料3次元形状1のパターンを露光するために用いる濃度分布マスク2とその濃度分布パターン3は以下の工程で製造する。
(マスク工程1)
感光性材料3次元形状1を製造するために、その3次元形状を目標にして感光性材料保持基板15上での各ポイントの感光性材料層20の除去量を計算し、その除去量が得られる露光光の全体的な光強度分布を計算し、除去量に見合った光を透過するように濃度分布パターン3における矩形あるいは菱形の遮光パターン4の大きさを設計する。
(マスク工程2)
濃度分布マスク2用の合成石英ガラス基板からなる透明基板上にCr等の金属もしくは金属酸化物の遮光膜を形成し、さらにその上にマスク用感光性レジストを形成する。こうして形成したマスクブランクスに電子ビーム描画装置で以下のようにして矩形あるいは菱形の遮光パターン4の集合から成る濃度分布パターン3を描画し、マスク用感光性レジストを現像してマスク用パターンを形成する。すなわち、電子ビーム描画装置は、電子銃から放射された電子ビームを、第1の電子ビームアパーチャと、次に、矩形の遮光パターン4を形成する場合は平行な開口辺を有する第2の電子ビームアパーチャを用い、菱形の遮光パターン4を形成する場合は45度の開口辺を有する第2の電子ビームアパーチャーを用い、その第2の電子ビームアパーチャを通すことで電子ビームを矩形あるいは菱形のビームに成形する。その成形された電子ビームを縮小倍率レンズ系で縮小して、濃度分布マスク2用の透明基板のマスク用感光性レジストに収束投影することで矩形あるいは菱形の遮光パターン4を描画する。これにより、電子ビーム描画装置が、少ない描画データで矩形あるいは菱形の遮光パターン4の集合の濃度分布パターン3を透明基板上のマスク用感光性レジストに描画することができる。
(マスク工程3)
こうして形成されたマスク用感光性レジストのパターンをエッチングマスクにして前記の金属もしくは金属酸化物の遮光膜をドライエッチング又はウエットエッチングし遮光パターン4の集合の濃度分布パターン3を形成する。
<比較例1の濃度分布マスク>
光近接効果による感光性材料3次元形状1の形状のずれを改善する比較例1を図9から図11を参照して説明する。比較例1は、濃度分布マスク2の濃度分布パターン3を図9のように形成する。すなわち、感光性材料3次元形状1の厚さを0にする領域に対応する濃度分布マスク2の領域全体を、63%の透過光量の遮光パターン4を設けた完全光透過部緩衝領域17aにする。そして、感光性材料3次元形状1の厚さを最大にする領域に対応する濃度分布マスク2の領域の全体を5%の透過光量の遮光パターン4を設けた完全遮光部緩衝領域16bにする。この図9の濃度分布マスク2の濃度分布パターン3による透過光量分布を図10に示す。図9の濃度分布マスク2の完全光透過部緩衝領域17aと、完全遮光部緩衝領域16bが、光近接効果による濃度分布マスク2の透過光量を補正する。図11に、その濃度分布マスク2を用いて感光性材料層20を露光し現像した結果の感光性材料3次元形状1の厚さの分布を示すが、比較例1でも、目標の厚さの分布に近づけることができる。しかし、比較例1では、以下に説明する問題がある。
以下で、図12から図13を参照して、第1の実施形態と比較例1を比較する。図12に、第1の実施形態の濃度分布マスク2と比較例1の濃度分布マスク2と従来例の濃度分布マスク2の濃度分布パターン3で形成される感光性材料3次元形状1の厚さの分布を比較して示す。第1の実施形態と比較例1は、従来技術に比べ、感光性材料3次元形状1の厚さを目的の厚さの分布に近づけることができる。そして、第1の実施形態は比較例1と同等レベルに感光性材料3次元形状1の厚さの分布が改善される効果がある。
図13に、第1の実施形態の濃度分布マスク2と比較例1の濃度分布マスク2と従来の濃度分布マスク2の濃度分布パターン3の描画データの量を比較して示す。第1の実施形態の濃度分布マスク2の描画データ量は従来技術の描画データの2倍程のデータ量が必要
であるが、比較例1の描画データ量の4分の1程度の少ないデータ量にでき、比較例1に比べ、描画に要する時間を大幅に短くでき、その製造コストを低減できる効果がある。この効果は、完全遮光部緩衝領域16b及び完全光透過部緩衝領域17aの幅を、露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する濃度分布パターン3の領域に限定することにより得られた。
本発明の感光性材料3次元形状の製造工程を示す半導体基板の概略的な縦断面図である。 本発明の製造方法で形成される感光性材料3次元形状の概略的な断面図である。 (a)本発明の感光性材料3次元形状形成用の濃度分布マスクを示す平面図である。(b)(c)本発明の濃度分布マスクのネガ型の濃度分布パターン示す平面図である。 本発明で用いる感光性材料層の感度曲線のグラフである。 本発明の製造目標とする感光性材料3次元形状の厚さ分布を示す図である。 本発明の濃度分布マスクのポジ型の濃度分布パターンを示す図である。 本発明の濃度分布マスクのシミュレーション結果の透過光量分布を示す図である。 本発明の濃度分布マスクを用いて製造される感光性材料3次元形状の厚さの分布を示す図である。 比較例1の濃度分布マスクのポジ型の濃度分布パターンを示す図である。 比較例1の濃度分布マスクのシミュレーション結果の透過光量分布を示す図である。 比較例1の濃度分布マスクを用いて製造される感光性材料3次元形状の厚さの分布を示す図である。 本発明と、比較例1と、従来の濃度分布マスクを用いて製造される感光性材料3次元形状の厚さの分布を比較して示す図である。 本発明と、比較例1と、従来の濃度分布マスクの描画データの量を比較して示す図である。 従来の濃度分布マスクのポジ型の濃度分布パターンを示す図である。 従来の濃度分布マスクのシミュレーション結果の透過光量分布を示す図である。 従来の濃度分布マスクを用いて製造される感光性材料3次元形状の厚さの分布を示す図である。
符号の説明
1・・・感光性材料3次元形状
1g、1b、1r・・・(マイクロレンズ)単位レンズ
2・・・濃度分布マスク
3・・・濃度分布パターン
4・・・遮光パターン
4a・・・格子点
5、5a、5b、5c、5d・・・階調境界円
6、6a、6b、6c、6d・・・環状領域
10・・・撮像デバイス
11・・・半導体基板
12・・・受光素子
13・・・平坦化層
14・・・カラーフィルター層
14g、14b、14r・・・カラーフィルター層の画素
15・・・感光性材料保持基板
16a・・・光透過率分布領域
16b・・・完全遮光部緩衝領域
16c・・・完全遮光領域
17a・・・完全光透過部緩衝領域
17b・・・完全光透過領域
20・・・感光性材料層

Claims (4)

  1. 感光性材料層に縮小投影露光して感光性材料3次元形状を製造する為に用いる濃度分布マスクにおいて、前記感光性材料層の前記感光性材料3次元形状の厚さが最大値未満の領域に前記厚さを形成する透過光量を縮小投影する遮光パターンを設けた光透過率分布領域を有し、前記光透過率分布領域と透過光量が0%の完全遮光領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、透過光量が6%以下の完全遮光部緩衝領域を有し、前記光透過率分布領域と透過光量が100%の完全光透過領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、前記感光性材料3次元形状の厚さを0にする100%より少ない透過光量の完全光透過部緩衝領域を有することを特徴とする濃度分布マスク。
  2. 前記完全遮光部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有し、前記完全光透過部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有することを特徴とする請求項1記載の濃度分布マスク。
  3. 感光性材料層に縮小投影露光して感光性材料3次元形状を製造する為に用いる濃度分布マスクの製造方法において、感光性材料層の感度曲線を得る工程を有し、前記濃度分布マスクに、前記感光性材料層の前記感光性材料3次元形状の厚さが最大値未満の領域に前記厚さを形成する透過光量を縮小投影する遮光パターンを設けた光透過率分布領域を形成し、前記光透過率分布領域と透過光量が0%の完全遮光領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、透過光量が6%以下の完全遮光部緩衝領域を形成し、前記光透過率分布領域と透過光量が100%の完全光透過領域の間の帯状の領域で、前記感光性材料層の露光光の波長の2分の1以上4倍以下の幅の領域に縮小投影する、前記感光性材料3次元形状の厚さを0にする100%より少ない透過光量の完全光透過部緩衝領域を形成した濃度分布パターンを描画する工程を有することを特徴とする濃度分布マスクの製造方法。
  4. 前記完全遮光部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有し、前記完全光透過部緩衝領域が約500nmの領域に縮小投影する幅を有することを特徴とする請求項3記載の濃度分布マスクの製造方法。
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