JP2008265797A - 荷役用パレットの開閉パネル係止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】開閉パネルの係止手段を備えた荷役用パレットにおいて、開閉パネルの縦線材を減らしてコストダウンを図る。
【解決手段】開閉パネル5の外側に取り付けられるガイド部材16は、線材を正面形状門形に曲げ加工すると共にその左右両垂直線材部21a,21bにスライドバー挿通部22a,22bが形成されたもので、この左右両垂直線材部21a,21bの内、開閉パネル5の側辺に近い側の外側垂直線材部21aを、開閉パネル5の最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの間に配置して、当該外側垂直線材部21aと開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間を、サイドパネル3の前側辺から突出する被係止部材19が貫通するスリット部29とする構成。
【選択図】図3

Description

本発明は、左右両サイドパネルの前側辺間を開閉するメッシュ構造の開閉パネルと当該開閉パネルを閉じ位置で係止する係止手段を備えた開閉パネル付き荷役用パレットに関するものである。
この種の開閉パネル付き荷役用パレットは、特許文献1にも記載されるように、左右両サイドパネルの前側辺間を開閉するメッシュ構造の開閉パネルが荷支持台に起伏開閉自在に取り付けられ、当該開閉パネルを閉じ位置で左右両サイドパネルに係止する係止手段が設けられたものであって、前記係止手段は、開閉パネルの外側に固着されたガイド部材によって当該開閉パネルの縦線材の外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバーと、このスライドバーに取り付けられて当該スライドバーと一体に上下動自在な操作レバーと、開閉パネルが閉じ位置に達したときに当該開閉パネルの縦線材間を貫通するように左右両サイドパネルの前側辺から突設された被係止部材を備え、下向きに倒された前記操作レバーと開閉パネルの縦線材との係合により前記スライドバーを、前記被係止部材の横向き貫通孔部に挿入した進出位置と当該横向き貫通孔部から離脱した後退位置とで位置決めできるように構成されたものである。
実公平8−2101号公報
而して、特許文献1にも記載されるように、従来の開閉パネル付き荷役用パレットでは、開閉パネルを閉じ位置で係止した状態での左右両サイドパネルの前側辺の左右横方向の揺動(遊び)を小さく抑えるために、開閉パネルの最外側縦線材と内側2番目の縦線材との中間位置に別の縦線材を追加し、この追加された中間縦線材と最外側縦線材との間に、左右両サイドパネルの前側辺から突出する被係止部材が貫通するスリット部を形成している。換言すれば、開閉パネルの縦線材間の間隔は、10mm程度の線径の線材を曲げ加工して構成される前記被係止部材の厚さ(10mm程度)と比較して相当広いのが普通であるから、この広い縦線材間をそのままサイドパネル側の被係止部材が貫通するスリット部としたのでは、当該被係止部材の横向き貫通孔部に開閉パネル側のスライドバーを挿通させて開閉パネルを閉じ位置で係止させても、単に開閉パネルが開動するのを防止できるだけで、左右両サイドパネルの前側辺の位置を規制することができず、開閉パネル側の広い縦線材間でのサイドパネル側の被係止部材の遊動を伴って左右両サイドパネルが左右横方向に大きく揺れ動くことになる。このような不都合を回避するため、従来は上記のように中間縦線材を追加して被係止部材が貫通するスリット部の巾を狭めていたのである。従って、開閉パネルの縦線材の本数が増え、材料コスト及び加工コストが増える結果となっていた。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る開閉パネル付き荷役用パレットを提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の開閉パネル付き荷役用パレットは、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、左右両サイドパネル2,3の前側辺間を開閉するメッシュ構造の開閉パネル5が荷支持台1に起伏開閉自在に取り付けられ、当該開閉パネル5を閉じ位置で左右両サイドパネル2,3に係止する係止手段14が設けられた開閉パネル付き荷役用パレットであって、前記係止手段14が、開閉パネル5の外側に固着されたガイド部材16によって当該開閉パネル5の縦線材23の外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバー17と、このスライドバー17に取り付けられて当該スライドバー17と一体に上下動自在な操作レバー18と、開閉パネル5が閉じ位置に達したときに当該開閉パネル5の縦線材23間を貫通するように左右両サイドパネル2,3の前側辺から突設された被係止部材19を備え、下向きに倒された前記操作レバー18と開閉パネル5の縦線材23b,23cとの係合により前記スライドバー17を、前記被係止部材19の横向き貫通孔部19aに挿入した進出位置と当該横向き貫通孔部19aから離脱した後退位置とで位置決めできるように構成された開閉パネル付き荷役用パレットにおいて、前記ガイド部材16は、線材を正面形状門形に曲げ加工すると共にその左右両垂直線材部21a,21bにスライドバー挿通部22a,22bが形成されたもので、この左右両垂直線材部21a,21bの内、開閉パネル5の側辺に近い側の外側垂直線材部21aを、開閉パネル5の最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの間に配置して、当該外側垂直線材部21aと開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間を前記被係止部材19が貫通するスリット部29とする構成となっている。
上記構成の本発明を実施するについて、具体的には請求項2に記載のように、前記ガイド部材16は、その水平線材部20が、開閉パネル5の最外側縦線材23aに対し内側2番目と3番目の2本の縦線材23b,23cに当接すると共に、左右両垂直線材部21a,21bの下端部が、前記水平線材部20の直下に位置する開閉パネル5の横線材24aに当接するようにし、これらガイド部材16と開閉パネル線材23b,23c,24aとの4箇所の当接部25a〜25dにおいて両者を溶接により固着することができる。
上記請求項1に記載の本発明に係る開閉パネル付き荷役用パレットによれば、開閉パネルの外側に付設されるガイド部材の外側垂直線材部と開閉パネルの最外側縦線材との間をサイドパネル側の被係止部材が貫通するスリット部とする構成であるから、メッシュ構造の開閉パネルにおける縦線材間の間隔が広くとも、従来のように被係止部材の厚さに適合した巾の前記スリット部を形成するために別の縦線材を追加する必要がなくなり、開閉パネルの材料コスト及び加工コストを削減することができ、しかも、ガイド部材の取付け位置を考慮するだけで、被係止部材の厚さに適合した巾のスリット部を開閉パネル側に形成して、開閉パネル閉じ状態での左右両サイドパネルの左右横方向の揺れ動きを確実に防止することができる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、開閉パネルの外側に取り付けられるガイド部材の線材長を短くすると共に開閉パネルに対する溶接箇所の数も減らして、一層のコストダウンを図ることができる。
以下に本発明に係る係止手段を採用した折り畳み自在な箱型パレットの具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は平面矩形の荷支持台、2,3は荷支持台1の左右両側辺から起立するサイドパネル、4は荷支持台1の後側辺から起立するバックパネル、5は荷支持台1の前側辺から起立する開閉自在な開閉パネルである。荷支持台1は、フレーム構造体6とその上に重ねて固着されたメッシュ構造体7とから構成され、フレーム構造体6の四隅近傍の下側には、脚体8が付設されている。サイドパネル2,3は、バックパネル4の左右両側辺にコイルヒンジ9を介して当該バックパネル4の内側に重ねるように折り畳み自在に連結されている。バックパネル4は、その下端から内側に直角に折曲連設された折曲底辺部10を備えた側面視L形のもので、その折曲底辺部10の先端においてヒンジ11により荷支持台1上に起伏自在に連結されている。
開閉パネル5は、下側パネル部5aと、この下側パネル部5aの上辺にヒンジ12によって前後開閉自在に連結された上側パネル部5bとから成り、下側パネル部5bの下辺が荷支持台1の前側辺にコイルヒンジ13により起伏自在に連結されている。そして、垂直に起立させた開閉パネル5の下側パネル部5aの左右両側辺上端部と上側パネル部5bの左右両側辺上端部とをサイドパネル2,3の前側辺に係止する4つの係止手段14が併設されている。
上記構成の荷役用パレットは、図1に示す組立て状態において、各パネル2〜5で囲まれた荷支持台1上の荷収納空間内に荷を収納して、運搬や保管に利用されるものであるが、荷を取り出すときは、係止手段14を解除して、開閉パネル5の全体又は上側開閉パネル部5bのみを手前に回倒して荷収納空間の前側を開放することができる。この組立て状態での荷役用パレットは、図2に仮想線で示すように、上段のパレットの左右両側の脚体8を下段のパレットの左右両サイドパネル2,3の上辺に嵌合させることにより、段積みすることができる。
使用しない荷役用パレットは、係止手段14を解除して荷支持台1上に開閉パネル5を重ねるように折り畳み、左右両サイドパネル2,3をバックパネル4の内側に重ねるように折り畳んだ状態で当該バックパネル4を荷支持台1上に重ねるように折り畳むことにより、荷支持台1上の高さが、最上位に位置する折り畳まれたバックパネル4の垂直姿勢にある折曲底辺部10の高さ相当まで低くすることができる。この実施形態でのパレットは、折り畳んだパレットを段積みするための折り畳み段積み用支持具15が、荷支持台1の左右両側辺の前後2箇所に付設されている。従って、この実施形態では、左右両サイドパネル2,3の外側に位置する折り畳み段積み用支持具15が、組立て状態で左右両サイドパネル2,3が外側へ開くのを阻止するストッパーとなっている。
上記構成の折り畳み自在な箱型の荷役用パレットに採用された本発明の係止手段14の詳細を、図3〜図8に基づいて説明すると、各係止手段14は、開閉パネル5の外側に付設されるガイド部材16、このガイド部材16に支持されたスライドバー17、このスライドバー17に取り付けられた操作レバー18、及び左右両サイドパネル2,3に取り付けられた被係止部材19から構成されている。
ガイド部材16は、1本の丸棒状線材を正面形状門形に曲げ加工して構成されたもので、水平線材部20の左右両端から下向きに延びる左右一対の垂直線材部21a,21bの上端部に、互いに平行に前方へ円弧形に突出するスライドバー挿通部22a,22bが形成されている。このガイド部材16が取り付けられる開閉パネル5の下側パネル部5a及び上側パネル部5bは、左右方向適当間隔おきに並列配置された縦線材23と、この縦線材23の内側で上下方向適当間隔おきに並列配置された横線材24とを、両者の交叉部で互いに溶接することにより構成したメッシュ構造のものであって、図示の上側パネル部5bの最上位の横線材24で示すように、横線材24は、パネル部5a,5bの上下両端などにおいて必要に応じて縦線材23を内外両側から挟むように2本並列固着して補強することができる。
而して上記構成のガイド部材16は、下側パネル部5aの左右両側辺上端部と上側パネル部5bの左右両側辺上端部とに取り付けられるが、その取付け位置は、各パネル部5a,5bの左右両側辺を構成する最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの中間位置に外側の垂直線材部21aが位置すると共に、前記2番目の縦線材23bとその内側の3番目の縦線材23cの外側に水平線材部20が当接し、そして左右一対の垂直線材部21a,21bの下端部が前記水平線材部20の直下に位置する1つの横線材24aの外側に当接する状態で、これら4箇所の当接部25a〜25dにおいて両者、即ち、ガイド部材16と各パネル部5a,5bとが溶接により互いに固着される。
スライドバー17は、ガイド部材16における左右一対の垂直線材部21a,21bの内、内側の垂直線材部21bから各パネル部5a,5bの最外側縦線材23aまでの水平距離よりも長いもので、適当太さの丸棒状線材から構成され、ガイド部材16における左右一対のスライドバー挿通部22a,22bに水平に挿通されている。操作レバー18は、丸棒状線材を正面角U字形に曲げ加工すると共に、左右一対の縦線材部18a,18bを側面視においてくの字形に折曲させたものであって、当該縦線材部18a,18bの中間折曲部が各パネル部5a,5bから離れる向きで、両縦線材部18a,18bの先端近傍部をスライドバー16の内側(各パネル部5a,5bのある側)に溶接により固着している。而して、操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部が係止部26a,26bとなっており、この両係止部26a,26bが、図3Aに示すように前記2本の縦線材23b,23cの外側(垂直線材部21aのある側)に隣接するとき、スライドバー17はガイド部材16に対して進出位置となり、両係止部26a,26bが、図5に示すように前記2本の縦線材23b,23cの内側(垂直線材部21bのある側)に隣接するとき、スライドバー17はガイド部材16に対して後退位置となるように構成されている。
被係止部材19は、丸棒状線材を横向きU字形に曲げ加工して先端に横向き貫通孔部19aを形成したものである。この被係止部材19が取り付けられる左右両サイドパネル2,3は、開閉パネル5と同様に、前後方向適当間隔おきに並列配置された外側の縦線材27と、上下方向適当間隔おきに並列配置された内側の横線材28とを両者の交叉部で互いに溶接することにより構成されたメッシュ構造のものであって、図示の最上位の横線材28で示すように、横線材28は、サイドパネル2,3の上下両端などにおいて必要に応じて縦線材27を内外両側から挟むように2本並列固着して補強することができる。又、パレットを段積みするときにサイドパネル2,3の上に上段パレットの脚体8が嵌合して載置されるが、この上段パレットの脚体8を支持する箇所では、図示のように横線材28を内外両側から挟むように縦線材27を2本並列固着して、パネルの座屈強度を高めることができる。
而して、前記被係止部材19は、左右両サイドパネル2,3の前側辺間を開閉パネル5が閉じた状態にあるとき、各係止手段14のスライドバー17に対応する高さでサイドパネル2,3の前側辺から先端の横向き貫通孔部19aが突出するように、各サイドパネル2,3の前側辺に固着されている。即ち、被係止部材19の上下一対の水平線材部19b,19cが、サイドパネル2,3の上下2本の横線材28間で、最前列の縦線材27aと内側2番目の縦線材27bとに溶接により固着されている。尚、2番目の縦線材27bは、先に述べた座屈強度を高めるために内外2本が並列配置されているので、被係止部材19の上下一対の水平線材部19b,19cの端部は、この並列する2本の縦桟材27b間に挟まれた状態で溶接されている。
上記構成によれば、図5及び図8に示すようにスライドバー17を後退位置に移動させた状態で開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)を閉動起立させ、左右両サイドパネル2,3の前側辺から突出する各被係止部材19を、図5に仮想線で示すように、開閉パネル5側の最外側縦線材23aとガイド部材16の外側の垂直線材部21aとの間のスリット部29に貫通させる。このようにして開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)の左右両側辺の内側に左右両サイドパネル2,3の前側辺を隣接させ、係る状態でスライドバー17を後退位置から進出位置に移動させる。
即ち、図6に示すように普段は重力でスライドバー17から垂れ下がった姿勢にある操作レバー18を、その水平線材部18cを手前上方に持ち上げるようにして、スライドバー17と一体に上向きに回転させる。この結果、図6に仮想線で示すように、当該操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bが、側面視において開閉パネル5側の縦線材23b,23cより外側に離れるので、係る状態で操作レバー18によりスライドバー17を被係止部材19のある側へ進出位置まで横動させ、図3及び図4に示すように、スライドバー17の先端部を被係止部材19の横向き貫通孔部19aに挿通させる。スライドバー17が進出位置に達したとき、操作レバー18の外側の縦線材部18aがガイド部材16の外側の垂直線材部21aに隣接して、それ以上のスライドバー17の移動が制限されるので、係る状態で操作レバー18をスライドバー17と一体に回転させて下方に回倒させる。この結果、操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bが開閉パネル5側の縦線材23b,23cの外側(ガイド部材16の外側の垂直線材部21aがある側)に隣接するので、スライドバー17から垂れ下がった姿勢の操作レバー18を介してスライドバー17が進出位置に係止されることになる。
上記操作により各係止手段14が、左右両サイドパネル2,3の前側辺と開閉パネル5の左右両側辺とをスライドバー17と被係止部材19とで係止したことになり、係る係止状態では、開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)が手前に開動することは、開閉パネル5側のスライドバー17が被係止部材19の横向き貫通孔部19aに挿通していることにより阻止される。又このとき、スライドバー17の先端部が、図3及び図4に示すように、開閉パネル5の最外側縦線材23aの外側に重なる位置にあるので、開閉パネル5が手前開動方向に強く引かれても、スライドバー17の先端部が変形してサイドパネル2,3側の被係止部材19の横向き貫通孔部19aから抜ける恐れはない。そしてこの状態での左右両サイドパネル2,3の前側辺の左右横方向の揺動は、開閉パネル5側のスリット部29の横巾、即ち、ガイド部材16の外側の垂直線材部21aと開閉パネル5側の最外側縦線材23aとの間の空隙の間隔、の僅かな範囲内でのみ可能であり、左右両サイドパネル2,3の前側辺を確実に位置決めできる。
開閉パネル5を開くときは、図6に仮想線で示すように、操作レバー18を手前上方に持ち上げるようにして、スライドバー17と一体に上向きに回転させ、当該操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bを、側面視において開閉パネル5側の縦線材23b,23cより外側に離して、スライドバー17の係止を解除する。係る状態で操作レバー18によりスライドバー17を被係止部材19から遠ざける方向へ後退位置まで横動させ、図5に示すように、スライドバー17の先端部を被係止部材19の横向き貫通孔部19aから離脱させる。この後、開閉パネル5を手前に開動させると、左右両サイドパネル2,3側の被係止部材19が開閉パネル5側のスリット部29から相対的に後方へ離脱する。スライドバー17を後退位置まで横動させたとき、操作レバー18の内側の縦線材部18bがガイド部材16の内側の垂直線材部21bに隣接して、それ以上のスライドバー17の移動が制限されるので、係る状態で操作レバー18をスライドバー17と一体に回転させて下方に回倒させる。この結果、操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bが開閉パネル5側の縦線材23b,23cの内側(ガイド部材16の内側の垂直線材部21bがある側)に隣接するので、スライドバー17から垂れ下がった姿勢の操作レバー18を介してスライドバー17が後退位置に係止されることになる。
折り畳み自在な荷役用パレットの全体を示す斜視図である。 同上パレットの概略縦断側面図である。 A図は係止作用状態の係止手段を示す要部の正面図、B図は同要部の縦断側面図である。 図3Aの横断平面図である。 係止解除状態の係止手段を示す要部の正面図である。 同係止手段の操作レバーの係止解除操作を説明する要部の縦断側面図である。 A図はサイドパネル側の被係止部材を示す要部の正面図、B図は同要部の側面図である。 開閉パネルを閉じるときの状態を示す要部の一部横断平面図である。
符号の説明
1 荷支持台
2,3 サイドパネル
4 バックパネル
5 開閉パネル
5a 下側パネル部
5b 上側パネル部
14 係止手段
16 ガイド部材
17 スライドバー
18 操作レバー
18a,18b 操作レバーの縦線材部
18c 操作レバーの水平線材部
19 被係止部材
19a 被係止部材の横向き貫通孔部
20 ガイド部材の水平線材部
21a,21b ガイド部材の垂直線材部
22a,22b ガイド部材のスライドバー挿通部
23,23a〜23c 開閉パネルの縦線材
24,24a 開閉パネルの横線材
25a〜25d ガイド部材と開閉パネル線材との当接部(溶接部)
26a,26b 操作レバーの係止部
27,27a サイドパネルの縦線材
28 サイドパネルの横線材
29 スリット部

Claims (2)

  1. 左右両サイドパネルの前側辺間を開閉するメッシュ構造の開閉パネルが荷支持台に起伏開閉自在に取り付けられ、当該開閉パネルを閉じ位置で左右両サイドパネルに係止する係止手段が設けられた開閉パネル付き荷役用パレットであって、前記係止手段が、開閉パネルの外側に固着されたガイド部材によって当該開閉パネルの縦線材の外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバーと、このスライドバーに取り付けられて当該スライドバーと一体に上下動自在な操作レバーと、開閉パネルが閉じ位置に達したときに当該開閉パネルの縦線材間を貫通するように左右両サイドパネルの前側辺から突設された被係止部材を備え、下向きに倒された前記操作レバーと開閉パネルの縦線材との係合により前記スライドバーを、前記被係止部材の横向き貫通孔部に挿入した進出位置と当該横向き貫通孔部から離脱した後退位置とで位置決めできるように構成された開閉パネル付き荷役用パレットにおいて、前記ガイド部材は、線材を正面形状門形に曲げ加工すると共にその左右両垂直線材部にスライドバー挿通部が形成されたもので、この左右両垂直線材部の内、開閉パネルの側辺に近い側の外側垂直線材部を、開閉パネルの最外側縦線材とその内側2番目の縦線材との間に配置して、当該外側垂直線材部と開閉パネルの最外側縦線材との間を前記被係止部材が貫通するスリット部として成る、開閉パネル付き荷役用パレット。
  2. 前記ガイド部材は、その水平線材部が、開閉パネルの最外側縦線材に対し内側2番目と3番目の2本の縦線材に当接すると共に、左右両垂直線材部の下端部が、前記水平線材部の直下に位置する開閉パネルの横線材に当接し、これらガイド部材と開閉パネル線材との4箇所の当接部において両者が溶接により固着されている、請求項1に記載の開閉パネル付き荷役用パレット。
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