JP2009051518A - 荷役用パレットの開閉パネル係止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メッシュ構造の開閉パネルのコストダウンを図るのに寄与できる開閉パネル係止装置を提供する。
【解決手段】ガイド部材16は、垂直線材部21a,21bにスライドバー挿通部22a,22bが形成されたもので、この垂直線材部21a,21bの内、開閉パネル5の側辺に近い側の外側垂直線材部21aを、開閉パネルの最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの間に配置し、当該外側垂直線材部21aと開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間には、開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間に前記被係止部材19が貫通するスリット部29を形成する位置決め用縦線材30が配設され、この位置決め用縦線材30は、この開閉パネル5の水平線材24の内、前記スライドバー17の上下に位置する上下2本の水平線材24,24a間をつなぐ長さを有するもので、この開閉パネル5の高さと同一長さの他の縦線材23より短い構成。
【選択図】図3

Description

本発明は、荷役用パレットに使用されているメッシュ構造の開閉パネルを閉じ位置で係止する係止装置に関するものである。
メッシュ構造の開閉パネルを備えた荷役用パレットは、特許文献1にも記載されるように従来周知であって、例えば左右両サイドパネルの前側辺間を開閉するメッシュ構造の開閉パネルが荷支持台に起伏開閉自在に取り付けられ、当該開閉パネルを閉じ位置で左右両サイドパネルに係止する係止装置が設けられている。この開閉パネルの係止装置は、開閉パネルの外側に固着されたガイド部材によって当該開閉パネルの縦線材の外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバーと、このスライドバーに取り付けられて当該スライドバーと一体に上下動自在な操作レバーと、開閉パネルが閉じ位置に達したときに当該開閉パネルの縦線材間を貫通するように左右両サイドパネルの前側辺から突設された被係止部材を備え、下向きに倒された前記操作レバーと開閉パネルの縦線材との係合により前記スライドバーを、前記被係止部材の横向き貫通孔部に挿入した進出位置と当該横向き貫通孔部から離脱した後退位置とで位置決めできるように構成されたものである。
実公平8−2101号公報
而して、特許文献1にも記載されるように、従来の開閉パネルの係止装置では、この係止装置によって開閉パネルの側辺と連結されるサイドパネルの前側辺の左右横方向の揺動(遊び)を小さく抑えるために、開閉パネルの最外側縦線材と内側2番目の縦線材との中間位置に別の縦線材を追加し、この追加された中間縦線材と最外側縦線材との間に、サイドパネルの前側辺から突出する被係止部材が貫通するスリット部を形成している。換言すれば、開閉パネルの縦線材間の間隔は、10mm程度の線径の線材を曲げ加工して構成される前記被係止部材の厚さ(10mm程度)と比較して相当広いのが普通であるから、この広い縦線材間をそのままサイドパネル側の被係止部材が貫通するスリット部としたのでは、当該被係止部材の横向き貫通孔部に開閉パネル側のスライドバーを挿通させて開閉パネルを閉じ位置で係止させても、単に開閉パネルが開動するのを防止できるだけで、サイドパネルの前側辺の位置を規制することができず、開閉パネル側の広い縦線材間でのサイドパネル側の被係止部材の遊動を伴ってサイドパネルが左右横方向に大きく揺れ動くことになる。このような不都合を回避するため、従来は上記のように中間縦線材を追加して被係止部材が貫通するスリット部の幅を狭めていたのである。従って、開閉パネルの縦線材の本数が増え、材料コスト及び加工コストが増える結果となっていた。
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る開閉パネル係止装置を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の開閉パネル係止装置は、後述する実施形態の参照符号を付して示すと、メッシュ構造の開閉パネル5の外側に固着されたガイド部材16によって当該開閉パネル5の縦線材23a〜23cの外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバー17と、このスライドバー17に取り付けられて当該スライドバー17と一体に上下動自在な操作レバー18と、開閉パネル5が閉じ位置に達したときに当該開閉パネル5の縦線材23a,23b間を貫通するように他のパネル(サイドパネル2,3)の前側辺から突設された被係止部材19を備えた荷役用パレットの開閉パネル係止装置において、前記ガイド部材16は、左右両垂直線材部21a,21bにスライドバー挿通部22a,22bが形成されたもので、この左右両垂直線材部21a,21bの内、開閉パネル5の側辺に近い側の外側垂直線材部21aを、開閉パネルの最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの間に配置し、当該外側垂直線材部21aと開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間には、開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間に前記被係止部材19が貫通するスリット部29を形成する位置決め用縦線材30が配設され、この位置決め用縦線材30は、この開閉パネル5の水平線材24の内、前記スライドバー17の上下に位置する上下2本の水平線材24,24a間をつなぐ長さを有するもので、この開閉パネル5の高さと同一長さの他の縦線材23より短い構成となっている。
上記請求項1に記載の本発明に係る開閉パネル係止装置によれば、開閉パネルの最外側縦線材とその内側2番目の縦線材との間を、この係止装置を介して開閉パネルの側辺と連結される他のパネル(以下、サイドパネルという)側の被係止部材が貫通するスリット部とするのではなく、当該開閉パネルの最外側縦線材とその内側2番目の縦線材との間に追加した位置決め用縦線材と前記最外側縦線材との間を、サイドパネル側の被係止部材が貫通するスリット部とする構成であるから、当該スリット部の幅、即ち、被係止部材の左右横方向の遊動(遊び)を制限する幅を必要最小限まで狭めて、この係止装置で開閉パネルの側辺をサイドパネル側に係止した状態での当該サイドパネルの左右横方向の遊動(遊び)を最小限に抑えることができる。即ち、開閉パネル閉じ状態でのサイドパネルの左右横方向の揺れ動きを確実に防止することができる。しかも、追加する位置決め用縦線材の長さは、この開閉パネルの水平線材の内、前記スライドバーの上下に位置する上下2本の水平線材間をつなぐ長さを有すれば足りるものであって、この開閉パネルの高さと同一長さの他の縦線材より十分に短いものとすることができるので、開閉パネル全体の重量アップ、材料コスト及び加工コストの増大を最小限に抑えることができる。
以下に本発明に係る係止装置を採用した折り畳み自在な箱型パレットの具体的実施例を添付図に基づいて説明すると、図1及び図2において、1は平面矩形の荷支持台、2,3は荷支持台1の左右両側辺から起立するサイドパネル、4は荷支持台1の後側辺から起立するバックパネル、5は荷支持台1の前側辺から起立する開閉自在な開閉パネルである。荷支持台1は、フレーム構造体6とその上に重ねて固着されたメッシュ構造体7とから構成され、フレーム構造体6の四隅近傍の下側には、脚体8が付設されている。サイドパネル2,3は、バックパネル4の左右両側辺にコイルヒンジ9を介して当該バックパネル4の内側に重ねるように折り畳み自在に連結されている。バックパネル4は、その下端から内側に直角に折曲連設された折曲底辺部10を備えた側面視L形のもので、その折曲底辺部10の先端においてヒンジ11により荷支持台1上に起伏自在に連結されている。
開閉パネル5は、下側パネル部5aと、この下側パネル部5aの上辺にヒンジ12によって前後開閉自在に連結された上側パネル部5bとから成り、下側パネル部5aの下辺が荷支持台1の前側辺にコイルヒンジ13により起伏自在に連結されている。そして、垂直に起立させた開閉パネル5の下側パネル部5aの左右両側辺上端部と上側パネル部5bの左右両側辺上端部とをサイドパネル2,3の前側辺に係止する4つの係止装置14が併設されている。
上記構成の荷役用パレットは、図1に示す組立て状態において、各パネル2〜5で囲まれた荷支持台1上の荷収納空間内に荷を収納して、運搬や保管に利用されるものであるが、荷を取り出すときは、係止装置14を解除して、開閉パネル5の全体又は上側パネル部5bのみを手前に回倒して荷収納空間の前側を開放することができる。この組立て状態での荷役用パレットは、図2に仮想線で示すように、上段のパレットの左右両側の脚体8を下段のパレットの左右両サイドパネル2,3の上辺に嵌合させることにより、段積みすることができる。
使用しない荷役用パレットは、係止装置14を解除して荷支持台1上に開閉パネル5を重ねるように折り畳み、左右両サイドパネル2,3をバックパネル4の内側に重ねるように折り畳んだ状態で当該バックパネル4を荷支持台1上に重ねるように折り畳むことにより、荷支持台1上の高さが、最上位に位置する折り畳まれたバックパネル4の垂直姿勢にある折曲底辺部10の高さ相当まで低くすることができる。この実施形態でのパレットは、折り畳んだパレットを段積みするための折り畳み段積み用支持具15が、荷支持台1の左右両側辺の前後2箇所に付設されている。従って、この実施形態では、左右両サイドパネル2,3の外側に位置する折り畳み段積み用支持具15が、組立て状態で左右両サイドパネル2,3が外側へ開くのを阻止するストッパーとなっている。
上記構成の折り畳み自在な箱型の荷役用パレットに採用された本発明の係止装置14の詳細を、図3〜図8に基づいて説明すると、各係止装置14は、開閉パネル5の外側に付設されるガイド部材16、このガイド部材16に支持されたスライドバー17、このスライドバー17に取り付けられた操作レバー18、及び左右両サイドパネル2,3に取り付けられた被係止部材19から構成されている。
ガイド部材16は、1本の丸棒状線材を正面形状門形に曲げ加工して構成されたもので、水平線材部20の左右両端から下向きに延びる左右一対の垂直線材部21a,21bの上端部に、前方へ円弧形に突出するスライドバー挿通部22a,22bが形成されている。このガイド部材16が取り付けられる開閉パネル5の下側パネル部5a及び上側パネル部5bは、左右方向適当間隔おきに並列配置された縦線材23と、この縦線材23の内側で上下方向適当間隔おきに並列配置された横線材24とを、両者の交叉部で互いに溶接することにより構成したメッシュ構造のものであって、図示の上側パネル部5bの最上位の横線材24で示すように、横線材24は、パネル部5a,5bの上下両端などにおいて必要に応じて縦線材23を内外両側から挟むように2本並列固着して補強することができる。
而して上記構成のガイド部材16は、下側パネル部5aの左右両側辺上端部と上側パネル部5bの左右両側辺上端部とに溶接により取り付けられるが、このとき、各パネル部5a,5bの左右両側辺を構成する最外側縦線材23aとその内側2番目の縦線材23bとの中間位置に外側の垂直線材部21aが位置すると共に、前記2番目の縦線材23bとその内側の3番目の縦線材23cの外側に水平線材部20が重なり、そして左右一対の垂直線材部21a,21bの下端部が前記水平線材部20の直下に位置する1つの横線材24aの外側に重なるようにガイド部材16が位置決めされ、水平線材部20と2本の縦線材23b,23cとの間の交叉隣接部25a,25bと、垂直線材部21a,21b横線材24aとの間の交叉隣接部25c,25dの合計4箇所の交叉隣接部25a〜25dにおける溶接により、ガイド部材16が各パネル部5a,5b側の線材に固着される。
スライドバー17は、ガイド部材16における左右一対の垂直線材部21a,21bの内、内側の垂直線材部21bから各パネル部5a,5bの最外側縦線材23aまでの水平距離よりも長いもので、適当太さの丸棒状線材から構成され、ガイド部材16における左右一対のスライドバー挿通部22a,22bに水平に挿通されている。操作レバー18は、丸棒状線材を正面角U字形に曲げ加工すると共に、左右一対の縦線材部18a,18bを側面視においてくの字形に折曲させたものであって、当該縦線材部18a,18bの中間折曲部が各パネル部5a,5bから離れる向きで、両縦線材部18a,18bの先端近傍部をスライドバー16の内側(各パネル部5a,5bのある側)に溶接により固着している。而して、操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部が係止部26a,26bとなっており、この両係止部26a,26bの少なくとも一方(図示例では内側の係止部26b)が、図3Aに示すように前記2本の縦線材23b,23cの少なくとも一方(図示例では縦線材23c)の外側(垂直線材部21aのある側)に隣接するとき、スライドバー17はガイド部材16に対して進出位置に保持され、図5に示すように、両係止部26a,26bの少なくとも一方(図示例では外側の係止部26a)が、前記2本の縦線材23b,23cの少なくとも一方(図示例では縦線材23b)の外側(垂直線材部21bのある側)に隣接するとき、スライドバー17はガイド部材16に対して後退位置に保持されるように構成されている。
被係止部材19は、丸棒状線材を横向きU字形に曲げ加工して先端に横向き貫通孔部19aを形成したものである。この被係止部材19が取り付けられる左右両サイドパネル2,3は、開閉パネル5と同様に、前後方向適当間隔おきに並列配置された外側の縦線材27と、上下方向適当間隔おきに並列配置された内側の横線材28とを両者の交叉部で互いに溶接することにより構成されたメッシュ構造のものであって、図示の最上位の横線材28で示すように、横線材28は、サイドパネル2,3の上下両端など必要に応じて縦線材27を内外両側から挟むように2本並列固着して補強することができる。又、パレットを段積みするときにサイドパネル2,3の上に上段パレットの脚体8が嵌合して載置されるが、この上段パレットの脚体8を支持する箇所では、図示のように横線材28を内外両側から挟むように縦線材27を2本並列固着して、パネルの座屈強度を高めることができる。
而して、前記被係止部材19は、左右両サイドパネル2,3の前側辺間を開閉パネル5が閉じた状態にあるとき、各係止装置14のスライドバー17に対応する高さでサイドパネル2,3の前側辺から先端の横向き貫通孔部19aが突出するように、各サイドパネル2,3の前側辺に固着されている。即ち、被係止部材19の上下一対の水平線材部19b,19cが、サイドパネル2,3の上下2本の横線材28間で、最前列の縦線材27aと内側2番目の縦線材27bとに溶接により固着されている。尚、2番目の縦線材27bは、先に述べた座屈強度を高めるために内外2本が並列配置されているので、被係止部材19の上下一対の水平線材部19b,19cの端部は、この並列する2本の縦桟材27b間に挟まれた状態で溶接されている。
一方、開閉パネル5の各係止装置14の位置において、ガイド部材16の外側垂直線材部21aと開閉パネル5の最外側縦線材23aとの間には、開閉パネル5の横線材24の内、スライドバー17の上下に隣り合う上下2本の横線材、図示例では、最上端の横線材24とその直下の横線材24aとの間の外側に、これら上下に隣り合う2本の横線材24,24a間の間隔より若干長い長さの位置決め用縦線材30が、その上下両端が前記横線材24,24aに溶接で固着されることにより、各縦線材23a……と平行に取り付けられ、スライドバー17の上下に隣り合う上下2本の横線材24,24aと位置決め用縦線材30、及び最外側縦線材23aで取り囲まれた、被係止部材19が相対的に嵌入離脱自在なスリット部29が形成されている。
上記構成によれば、図5及び図8に示すようにスライドバー17を後退位置に移動させた状態で開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)を閉動起立させ、左右両サイドパネル2,3の前側辺から突出する各被係止部材19を、図5に仮想線で示すように、開閉パネル5側の最外側縦線材23aと位置決め用縦線材30との間のスリット部29に挿通させる。このようにして開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)の左右両側辺の内側に左右両サイドパネル2,3の前側辺を隣接させ、係る状態でスライドバー17を後退位置から進出位置に移動させる。
即ち、図6に示すように普段は重力でスライドバー17から垂れ下がった姿勢にある操作レバー18を、その水平線材部18cを手前上方に持ち上げるようにして、スライドバー17と一体に上向きに回転させる。この結果、図6に仮想線で示すように、当該操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bが、側面視において開閉パネル5側の縦線材23b,23cより外側に離れるので、係る状態で操作レバー18によりスライドバー17を被係止部材19のある側へ進出位置まで横動させ、図3及び図4に示すように、スライドバー17の先端部を被係止部材19の横向き貫通孔部19aに挿通させる。スライドバー17が進出位置に達したとき、操作レバー18の外側の縦線材部18aがガイド部材16の外側の垂直線材部21aに隣接して、それ以上のスライドバー17の移動が制限されるので、係る状態で操作レバー18をスライドバー17と一体に回転させて下方に回倒させる。この結果、操作レバー18の縦線材部18bの先端部である係止部26bが開閉パネル5側の縦線材23cの外側(ガイド部材16の外側の垂直線材部21aがある側)に隣接するので、スライドバー17から垂れ下がった姿勢の操作レバー18を介してスライドバー17が進出位置に係止されることになる。
上記操作により各係止装置14が、左右両サイドパネル2,3の前側辺と開閉パネル5の左右両側辺とをスライドバー17と被係止部材19とで係止したことになり、係る係止状態では、開閉パネル5(上下各パネル部5a,5b)が手前に開動することは、開閉パネル5側のスライドバー17が被係止部材19の横向き貫通孔部19aに挿通していることにより阻止される。又このとき、スライドバー17の先端部が、図3及び図4に示すように、開閉パネル5の最外側縦線材23aの外側に重なる位置にあるので、開閉パネル5が手前開動方向に強く引かれても、スライドバー17の先端部が変形してサイドパネル2,3側の被係止部材19の横向き貫通孔部19aから抜ける恐れはない。そしてこの状態での左右両サイドパネル2,3の前側辺の左右横方向の揺動は、開閉パネル5側のスリット部29の横幅、即ち、開閉パネル5側の最外側縦線材23aと位置決め用縦線材30との間の空隙の間隔、の僅かな範囲内でのみ可能であり、左右両サイドパネル2,3の前側辺を確実に位置決めできる。
開閉パネル5を開くときは、図6に仮想線で示すように、操作レバー18を手前上方に持ち上げるようにして、スライドバー17と一体に上向きに回転させ、当該操作レバー18の縦線材部18a,18bの先端部である係止部26a,26bを、側面視において開閉パネル5側の縦線材23b,23cより外側に離して、スライドバー17の係止を解除する。係る状態で操作レバー18によりスライドバー17を被係止部材19から遠ざける方向へ後退位置まで横動させ、図5に示すように、スライドバー17の先端部を被係止部材19の横向き貫通孔部19aから離脱させる。この後、開閉パネル5を手前に開動させると、左右両サイドパネル2,3側の被係止部材19が開閉パネル5側のスリット部29から相対的に後方へ離脱する。スライドバー17を後退位置まで横動させたとき、操作レバー18の内側の縦線材部18bがガイド部材16の内側の垂直線材部21bに隣接して、それ以上のスライドバー17の移動が制限されるので、係る状態で操作レバー18をスライドバー17と一体に回転させて下方に回倒させる。この結果、操作レバー18の縦線材部18aの先端部である係止部26aが開閉パネル5側の縦線材23bの内側(ガイド部材16の内側の垂直線材部21bがある側)に隣接するので、スライドバー17から垂れ下がった姿勢の操作レバー18を介してスライドバー17が後退位置に係止されることになる。
尚、ガイド部材16の構成は上記実施形態に示したものに限定されない。例えば図9に示すように、ガイド部材16の左右一対の垂直線材部21a,21bを下方に延出させて長くすることにより、これら両垂直線材部21a,21bを、スライドバー17の下側1番目と2番目に位置する開閉パネル5側の横線材24a,24bに重ねるようにし、これら垂直線材部21a,21bと横線材24a,24bとの間の4箇所の交叉隣接部25a〜25dにおける溶接により、ガイド部材16を開閉パネル5側の線材に固着することができる。又、図10に示すように、ガイド部材16の水平線材部20を開閉パネル5側の最上端の内外二重に配置されている横線材24の内、外側の横線材の下側に隣接させ、ガイド部材16の左右一対の垂直線材部21a,21bは、スライドバー17の直下の横線材24aにのみ重なるように短くし、このガイド部材16と開閉パネル5側の線材との間の溶接箇所を、水平線材部20の長さ方向の1箇所と横線材24との間の並列隣接部25aと、垂直線材部21a,21bと横線材24aとの2箇所の交叉隣接部25b,25cの合計3箇所とすることもできる。
折り畳み自在な荷役用パレットの全体を示す斜視図である。 同上パレットの概略縦断側面図である。 A図は係止作用状態の係止装置を示す要部の正面図、B図はA図のB−B線断面図、C図はA図のC−C線断面図である。 図3Aの横断平面図である。 係止解除状態の係止装置を示す要部の正面図である。 同係止装置の操作レバーの係止解除操作を説明する要部の縦断側面図である。 A図はサイドパネル側の被係止部材を示す要部の正面図、B図は同要部の側面図である。 開閉パネルを閉じるときの状態を示す要部の一部横断平面図である。 ガイド部材の取付け構造に関する変形例を示す要部の正面図である。 ガイド部材の取付け構造に関する他の変形例を示す要部の正面図である。
符号の説明
1 荷支持台
2,3 サイドパネル
4 バックパネル
5 開閉パネル
5a 下側パネル部
5b 上側パネル部
14 係止装置
16 ガイド部材
17 スライドバー
18 操作レバー
18a,18b 操作レバーの縦線材部
18c 操作レバーの水平線材部
19 被係止部材
19a 被係止部材の横向き貫通孔部
20 ガイド部材の水平線材部
21a,21b ガイド部材の垂直線材部
22a,22b ガイド部材のスライドバー挿通部
23,23a〜23c 開閉パネルの縦線材
24,24a,24b 開閉パネルの横線材
25a〜25d ガイド部材と開閉パネル線材との隣接部(溶接部)
26a,26b 操作レバーの係止部
27,27a,27b サイドパネルの縦線材
28 サイドパネルの横線材
29 スリット部
30 位置決め用縦線材

Claims (1)

  1. メッシュ構造の開閉パネルの外側に固着されたガイド部材によって当該開閉パネルの縦線材の外側で左右横向きに支持されて軸心方向のスライドと軸心周りの自転とが可能なスライドバーと、このスライドバーに取り付けられて当該スライドバーと一体に上下動自在な操作レバーと、開閉パネルが閉じ位置に達したときに当該開閉パネルの縦線材間を貫通するように他のパネルの前側辺から突設された被係止部材を備えた荷役用パレットの開閉パネル係止装置において、前記ガイド部材は、左右両垂直線材部にスライドバー挿通部が形成されたもので、この左右両垂直線材部の内、開閉パネルの側辺に近い側の外側垂直線材部を、開閉パネルの最外側縦線材とその内側2番目の縦線材との間に配置し、当該外側垂直線材部と開閉パネルの最外側縦線材との間には、開閉パネルの最外側縦線材との間に前記被係止部材が貫通するスリット部を形成する位置決め用縦線材が配設され、この位置決め用縦線材は、この開閉パネルの水平線材の内、前記スライドバーの上下に位置する上下2本の水平線材間をつなぐ長さを有するもので、この開閉パネルの高さと同一長さの他の縦線材より短い、荷役用パレットの開閉パネル係止装置。
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