JP2008262379A - 印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバ - Google Patents

印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバ Download PDF

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純孝 岡城
Mitsugi Miura
貢 三浦
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純子 渡辺
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浩 宮野
Yoshihide Ishiguro
義英 石黒
Hiroyasu Chimura
浩靖 千村
Yukiko Tanigawa
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Abstract

【課題】従来の文書管理システムでは、印刷文書が予め定められた担当者以外に配送されたとき、その配送先担当者に関する情報を取得し文書作成者に通知することができない。
【解決手段】印刷文書管理サーバ300は、ネットワークを介して複数の端末装置に接続されており、端末装置から送信された、端末装置の読み取りセンサで読み取られた印刷文書に搭載されたRFIDタグの記憶情報(文書ID、配布/回覧先情報、文書作成者など)と、読み取りセンサ固有のセンサIDとを通信手段310にて受信する。配布/回覧先確認手段340は記憶手段330に記憶されている情報と印刷文書登録手段320に登録されている情報と受信したRFIDタグの記憶情報とを比較して、受信した印刷文書が予め定義していた配布先ではない新たな配布先に配布されたことを検知する。メッセージ生成手段360はそのことを示すメッセージを生成して印刷文書の作成者に送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバに係り、特に印刷された紙文書(印刷文書)の配付/回覧を管理できる印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバに関する。
現在、様々な文書が電子化されるようになった。これにより、オフィスなどにおいてやりとりされる文書が電子データとしてコンピュータ上で送受信されている。これらの電子化された電子文書を管理するシステムとしてワークフローを用いた管理システムが広く利用されている。この管理システムでは、電子文書の起案者により予め定義されたワークフローに従って電子文書が回覧され、処理状況が管理される。このワークフロー管理装置として、例えばユーザ端末と、ワークフロー管理装置とから構成されたワークフロー管理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1記載の従来の管理システムは次のように動作する。すなわち、電子文書の起案者がユーザ端末を操作して、予め回覧先及び回覧順を定義したワークフローを電子文書とともにワークフロー管理装置に登録する。ワークフロー管理装置は、ワークフローを参照して次の回覧者を特定し、その回覧者のユーザ端末に回覧通知を送信する。回覧者は電子文書を閲覧し、承認あるいは拒否の通知をワークフロー管理装置に送信する。ワークフロー管理装置は、承認通知を受信すると次の回覧者に回覧通知を送信し、拒否通知を受信するとその旨を起案者に送信する。
しかし、現実のオフィス等では電子化された電子文書よりも印刷された文書が配付/回覧されていることが多く、これら印刷文書は、配付先や回覧経路などを示す紙などを付けて担当者間で配付/回覧されている。また、これら印刷文書の配付/回覧先は、文書作成者によって予め指定される。しかし、印刷文書の配付/回覧を受けた担当者は、その文書の内容に応じて情報共有や情報提供のために、組織の定める規定の範囲内で印刷文書を、文書作成者は配付/回覧先に指定していないが配付/回覧すべきと判断する担当者に再配付/再回覧することが頻繁に行われている。このような印刷文書の配付/回覧中に現れる新たな配付/回覧先は、文書作成者にとってこれまで把握しなかった新たな情報要求者に関する情報であり、組織内の適切な情報共有に活用できる重要な情報である。
そこで、オフィス等において、電子化されない書類の所在を確認できる文書管理システムが従来知られている(例えば、特許文献2参照)。この文書管理システムは、無線ICチップの識別情報を受信するリーダを備えた複数の端末と通信可能に接続され、各端末をそれぞれ使用する各使用者(担当者)により順次閲覧される回覧物に装着される無線ICチップの識別情報と回覧物を保持中の使用者の識別情報とを対応付けて記憶する回覧管理テーブルや、各端末が備える各リーダの識別情報と各端末を使用する使用者の識別情報とをそれぞれ対応付けて記憶するリーダ管理テーブル等を備える書類管理サーバで構成されている。この管理システムによれば、電子化された書類のワークフローと同様に電子化されない書類の回覧をワークフローで管理することができ、また、回覧物の所在と共に処理状況を確認することができる。
一方、用紙に対して印刷を行う印刷装置と、文書を管理する文書管理サーバとをネットワークを介して接続した文書管理システムにおいて、無線タグを埋め込んだ用紙を用いて印刷すると共に、埋め込まれた無線タグと印刷した文書とを対応付けて記憶し、この文書を複製するときに読み出した無線タグの内容と、先に記憶した無線タグとが同一かを判断して、複製の禁止や配布先を管理する文書管理システムも知られている(例えば、特許文献3参照)。この従来の文書管理システムでは、ICチップとアンテナを内部に埋め込み通信機能を有する無線タグ(RFID;Radio Frequency IDentification)を、印刷を行う使用者が常時携行しなくても、印刷された文書のセキュリティ管理等を行うことができる。
更に、RFタグを付して印刷物を管理する際に、原本に付されたRFタグ内の情報(書類の作成日時、作成者、書類のタイトル、書類の属性、書類のサイズ等)を複写用紙に付されるRFタグ内にそのまま複写する複写装置も知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2004−362050号公報(第3−6頁、図1、図2) 特開2006−185151号公報(第4頁、図1) 特開2005−065095号公報(第10−11頁) 特開2007−043454号公報(第7頁)
しかしながら、特許文献2記載の従来の文書管理システムでは、書類管理サーバ制御プログラムが、回覧物が予め定めた配付/回覧先ではない新たな担当者に再配付/再回覧された場合に、誤配送された旨のみを文書作成者に通知するだけであり、再配付/再回覧先に関する情報を取得できない。その理由は、この従来の文書管理システムでは再配付/再回覧に関する情報について何ら考慮されていないためである。
また、特許文献2記載の従来の文書管理システムに、特許文献3又は特許文献4記載のRFタグを使用して印刷物を管理する方法を組み合わせた場合、電子化されない印刷書類の回覧をワークフローで管理することができると共に、印刷書類のセキュリティ管理を行うことができるが、特許文献2記載の従来の文書管理システムが回覧物(印刷文書)の複製物が、予め定められた担当者ではない担当者に配送されたとき、その誤配送された旨のみを文書作成者に通知するのみであるため、その新たな配送先担当者に関する情報を取得し文書作成者に通知することができない。
更に、上記の特許文献2〜4のいずれも、配付/回覧先の担当者の印刷文書に対する情報要求レベルについて何ら考慮されていないため、配付/回覧先の担当者の情報要求レベル(配付/回覧された印刷文書の内容について、各担当者それぞれの情報を欲する度合い)を把握することができない。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、回覧物が予め定めた配付/回覧先ではない新たな担当者に再配付/再回覧された場合に、再配付/再回覧先に関する情報を取得し得る印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバを提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、複写装置で複製された印刷文書についても新たな再配付/再回覧に関する情報を取得できる印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバを提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、再配付/再回覧先の担当者の処理方法に応じて、各担当者の情報要求レベルを把握できる印刷文書管理システム、印刷文書管理方法、印刷文書管理プログラム及び印刷文書管理サーバを提供することにある。
上記の第1の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理システムは、複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報をネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信し、印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理システムにおいて、
複数の端末装置のそれぞれは、文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている印刷文書のRFIDタグからその記憶情報を読み取る読み取り手段と、読み取り手段で読み取ったRFIDタグの記憶情報を、読み取り手段に予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に印刷文書管理サーバへ送信する送信手段とを有し、
印刷文書管理サーバは、端末装置から送信されたRFIDタグの記憶情報と第2のID情報とを受信する受信手段と、複数の端末装置がそれぞれ備える読み取り手段の第2のID情報に相当する第3のID情報と、読み取り手段を備える端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段と、受信手段で受信したRFIDタグの記憶情報及び第2のID情報と記憶手段の記憶情報とを比較することにより、印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する配布/回覧先検知手段と、検知された新たな配布/回覧先に対応する担当者情報を記憶手段から取得する担当者情報取得手段とを有することを特徴とする。
この発明では、端末装置に配布される印刷文書には、文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されており、このRFIDタグの記憶情報を読み取り手段で読み取って、その読み取り手段固有の第2のIDと共に印刷文書管理サーバへ送信し、印刷文書管理サーバでは、記憶手段に予め記憶している、端末装置に設けられた読み取り手段固有の第3のID情報と、その端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを、受信したRFIDタグの記憶情報と第2のID情報とを比較することにより、印刷文書が予め定義していた配布/回覧先かどうか検知し、印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先であることを検知したときは、新たな配布/回覧先に対応する担当者情報を記憶手段から取得することができる。
また、上記の第1の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理システムは、印刷文書管理サーバが、受信手段により受信したRFIDタグの記憶情報を登録する印刷文書登録手段と、担当者情報取得手段で取得した担当者情報を用いて、受信した印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成するメッセージ生成手段と、受信手段により受信したRFIDタグの記憶情報に基づいて検出した印刷文書の作成者に、メッセージを送信するメッセージ送信手段とを備えたことを特徴とする。この発明では、受信した印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧されたときは、その旨を示すメッセージを生成して印刷文書の作成者に送信することができる。
また、上記の第2の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理システムは、印刷文書の複写を行う複写装置と、複写装置に接続され、複写元となる印刷文書に搭載されたRFIDタグから第1のID情報を読み込み、新たなRFIDタグに読み込んだ第1のID情報を書き込み、複写装置により作成された複製文書に第1のID情報を書き込んだ新たなRFIDタグを装着するRFIDリーダ/ライタとを更に有することを特徴とする。
この発明では、印刷文書の配付/回覧を受けた担当者が印刷文書の複写を行う場合に、複写装置が印刷文書の複写を行い、複写装置に接続されたRFIDリーダ/ライタが、複写元の印刷文書に搭載されたRFIDタグから第1のID情報を読み取り、新たなRFIDタグにその第1のID情報を格納して複製先の印刷文書にRFIDタグを搭載した複製文書を作成するよう動作する。このような構成を採用し、印刷文書の複製文書が作成され、担当者に配付/回覧された場合でも、それら担当者に関する情報を印刷文書作成者に通知することにより、本発明の第2の目的を達成することができる。
また、上記の第3の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理システムは、印刷文書管理サーバが、配布/回覧先検知手段により検知された印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に関する情報を記憶手段に記憶し更新管理する配付/回覧先管理手段と、配付/回覧先管理手段に記憶された前記新たな配付/回覧先に関する情報の内容に応じて、配付/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定する情報要求レベル判定手段とを備えることを特徴とする。
この発明では、印刷文書作成者が予め定めた配付/回覧先担当者とは異なる担当者に印刷文書が配付/回覧された場合に、各担当者の印刷文書への処理内容を記憶し、その処理内容の違いによって各担当者が印刷文書に含まれる情報をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定するよう動作する。このような構成を採用し、各担当者の情報要求レベルを判定することにより、本発明の第3の目的を達成することができる。
また、上記の第1の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理方法は、複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報をネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信し、印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理方法において、
文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている印刷文書のRFIDタグからその記憶情報を端末装置のセンサにより読み取る第1のステップと、第1のステップで読み取ったRFIDタグの記憶情報を、センサに予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に印刷文書管理サーバへ送信する第2のステップと、端末装置から送信されたRFIDタグの記憶情報と第2のID情報とを受信する第3のステップと、複数の端末装置がそれぞれ備えるセンサの第2のID情報に相当する第3のID情報と、センサを備える端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段から読み出したその記憶手段の記憶情報と、第3のステップで受信したRFIDタグの記憶情報及び第2のID情報とを比較することにより、印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する第4のステップと、検知された新たな配布/回覧先に対応する担当者情報を記憶手段から取得する第5のステップと、取得した担当者情報を用いて、受信した印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成する第6のステップと、受信したRFIDタグの記憶情報に基づいて検出した印刷文書の作成者に、メッセージを送信する第7のステップとを含むことを特徴とする。この発明では、受信した印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧されたときは、その旨を示すメッセージを生成して印刷文書の作成者に送信することができる。
また、上記の第2の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理方法は、複写装置により印刷文書の複写を行う第8のステップと、複写装置に接続されたRFIDリーダ/ライタにより、複写元となる印刷文書に搭載されたRFIDタグから第1のID情報を読み込み、新たなRFIDタグに読み込んだ第1のID情報を書き込む第9のステップと、複写装置により作成された複製文書に第1のID情報を書き込んだ新たなRFIDタグを装着する第10のステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の第3の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理方法は、複写装置に接続されたRFIDリーダ/ライタが、複写時に複写元の印刷文書に搭載されたRFIDタグから読み込んだ第1のID情報を複写装置から送信するID情報送信ステップと、複写装置から送信された第1のID情報を受信し、印刷文書毎に複写回数を更新し、更新された複写回数を複写装置に送信する複写回数送信ステップと、複写装置により作成された複製文書に第1のID情報と共に受信した複写回数を新たなRFIDタグに書き込み、その新たなRFIDタグを作成された複製文書に搭載するRFIDタグ搭載ステップと、第4のステップにより印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先が検知された場合に、配付/回覧された印刷文書がはじめに文書作成者から配付/回覧された原本か、あるいは複写装置により複写された複製文書であるかを判断し、原本よりも複製文書を配付/回覧された担当者のほうが、より強くその印刷文書を欲していると判定する判定ステップとを更に含むことを特徴とする。
また、上記の第3の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理方法は、印刷文書に搭載されたRFIDタグからその記憶情報を端末装置のセンサにより読み込んだ時点の時刻情報を生成して印刷文書管理サーバに送信する時刻情報送信ステップと、印刷文書管理サーバにおいて時刻情報を受信する時刻情報受信ステップと、第4のステップにより印刷文書が予め指定された配付/回覧先とは異なる配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知した場合には、受信した時刻情報と検知した配付/回覧先に関する情報を記憶し更新管理する管理ステップと、受信した時刻情報に基づいて、より早い時刻に印刷文書が配付/回覧された担当者ほどその印刷文書をより強く欲していると判定する情報要求レベル判定ステップとを更に含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の印刷文書管理プログラムは、複数の端末装置のそれぞれに配布される印刷文書に、文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されており、そのRFIDタグからその記憶情報を端末装置のセンサにより読み取り、その記憶情報がセンサに予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に、端末装置からネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信され、印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理をコンピュータにより行わせる印刷文書管理プログラムであって、コンピュータに本発明の印刷文書管理サーバの各処理ステップをコンピュータにより実行させることを特徴とする。
本発明によれば、実際に端末装置の読み取り手段により検知した印刷文書の配付/回覧先と、印刷文書管理サーバにて予め登録した配付/回覧先を比較して印刷文書が予め定めた配付/回覧ではない新たな配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知した場合は、新たな配付/回覧先に関する情報を取得して、印刷文書が新たな配布/回覧先に配付/回覧されたことを示すメッセージを印刷文書の作成者に送信することができる。
また、本発明によれば、複写装置において印刷文書を複写する際に、複写元の印刷文書に搭載されたRFIDタグ内の文書情報を読み取り、複製された印刷文書に新たな文書IDを書き込んだRFIDタグを装着するようにしたため、複写装置により複写された印刷文書についても、予め定めた配付/回覧先ではない新たな配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知できる。
更に、本発明によれば、印刷文書作成者が予め定めた配付/回覧先担当者とは異なる担当者に印刷文書が配付/回覧された場合に、各担当者の印刷文書への処理内容を記憶し、その処理内容の違いによって各担当者が印刷文書に含まれる情報をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定するようにしたため、印刷文書が予め定めた配付/回覧先ではない新たな配付/回覧先に配付/回覧された場合に、それら新たな配付/回覧先の印刷文書に対する要求度を把握できる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面と共に詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明になる印刷文書管理システムの第1の実施の形態のブロック図、図2は図1中の印刷文書管理サーバ300の一実施の形態のブロック図を示す。本発明の第1の実施の形態の印刷文書管理システムは、図1に示すように、複数の端末装置200と、単一の印刷文書管理サーバ300とが、LAN(Local Area Network)などのネットワーク400を通じて接続されている。印刷文書100は、情報周知や情報共有などの目的のために担当者に配付/回覧される文書である。印刷文書100には、各印刷文書100のID情報を格納するためのRFIDタグ110が搭載されている。
端末装置200は、企業のオフィスなどにおける各担当者によって使用されるコンピュータなどであり、各担当者にそれぞれ割り当てられている。端末装置200には、それぞれ入出力装置210が接続されている。入出力装置210は、具体的には端末装置200への入力を行うためのキーボードやマウス、端末装置200からの出力を表示するディスプレイなどである。また、端末装置200には、印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110のID情報を読み取るためのRFIDセンサ220が接続されている。
印刷文書管理サーバ300は、印刷文書100を管理するためのコンピュータである。印刷文書管理サーバ300は、図2に示すように、端末装置200との通信を行う通信手段310と、端末装置200からの印刷文書100の登録要求を処理する印刷文書登録手段320と、印刷文書100を管理するための各種テーブルや、各担当者に関する情報などを記憶する記憶手段330と、端末装置200から送信される印刷文書100のID情報やRFIDセンサ220のID情報と、記憶手段330に格納されている各種テーブルを照合し、印刷文書100の配付/回覧先の担当者を確認する配付/回覧先確認手段340と、印刷文書100の配付/回覧先の担当者に関する情報を記憶手段330から取得する担当者情報取得手段350と、印刷文書100の配付/回覧先に関する情報を印刷文書100の作成者に通知するためのメッセージを生成するメッセージ生成手段360とを備える。
次に、図3に示す本発明になる印刷文書管理方法の第1の実施の形態のフローチャートを、図1及び図2のブロック図と併せ参照して、本実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。まず、文書作成者は配付/回覧したい印刷文書100を作成する。印刷文書100には文書作成者が定めた配付/回覧先の情報が記載されているものとする。また、印刷文書100には文書を一意に識別する文書IDを格納したRFIDタグ110を搭載しておく。
文書作成者が入出力装置210を用いて端末装置200から印刷文書100の登録情報を入力すると、端末装置200が印刷文書管理サーバ300の通信手段310と通信を行い、印刷文書管理サーバ300内の印刷文書登録手段320により印刷文書100が記憶手段330登録される(図3のステップA1)。印刷文書100の登録は図4に示すような印刷文書登録テーブル331aを用いて行う。印刷文書登録テーブル331aは記憶手段330に記憶される。図4に例示した印刷文書登録テーブルでは、文書作成者ID“1234567”の担当者によって作成された、文書ID“D0001”、文書タイトル“○○に関する調査報告”の印刷文書100の配付/回覧先の担当者IDとして“1111111,2222222→2222223→2222224,3333333,4444444→44444445”が登録されている。なお、図4の例で配付/回覧先担当者IDの“→”は回覧を表すものとする。また、前述の通り、文書ID“D0001”が印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110に格納されている。
次に、印刷文書100が配付/回覧先担当者の席に人手にて配付/回覧される(図3のステップA2)。図4の例では、担当者ID“1111111”、“2222222”、“3333333”、“4444444”の担当者に印刷文書100が配付され、担当者ID“2222222”の担当者に配付された印刷文書100は順に担当者ID“2222223”、“2222224”の担当者へ、担当者ID“4444444”の担当者に配付された印刷文書100は担当者ID“44444445”の担当者にそれぞれ回覧される。この後、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者は、その文書の内容に応じて情報共有や情報提供のために、組織の定める規定の範囲内で、文書作成者は配付/回覧先に指定していないが配付/回覧すべきと判断する担当者に印刷文書を再配付/再回覧する。
印刷文書100が各担当者の席に配付されると、各担当者の卓上に置かれた端末装置200に接続されたRFIDセンサ220が、印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110内のID情報(文書ID)を読み取る(図3のステップA3)。更に、端末装置200が、RFIDセンサ220によりステップA3で読み取った文書IDと、RFIDセンサ220自体のID情報(RFIDセンサID)とを印刷文書管理サーバ300に送信する(図3のステップA4)。
次に、印刷文書管理サーバ300は、ステップA4で端末装置200から送信された文書IDとRFIDセンサIDとを通信手段310を通じて受信し、配付/回覧先確認手段340が印刷文書100の配付/回覧先の確認を行う(図3のステップA5)。ここで、印刷文書管理サーバ300の記憶手段330には、予めRFIDセンサ220、RFIDセンサ220が接続されている端末装置200、RFIDセンサ220および端末装置200の保有者に関する情報がそれぞれ対応付けられたRFIDセンサ管理テーブルが予め格納されている。
図5にRFIDセンサ管理テーブル332の一例を示す。図5の例のRFIDセンサ管理テーブル332は、RFIDセンサIDと、端末装置200のID(端末装置ID)と、RFIDセンサ220及び端末装置200を保有している担当者のID(担当者ID)と、その担当者の名前と所属とが対応付けて登録されている。図2の配付/回覧先確認手段340は、端末装置200から送信されたRFIDセンサIDによりRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、RFIDセンサIDを保有する担当者IDを得る。さらに配付/回覧先確認手段340は、得られた担当者IDと、端末装置200から送信された文書IDとにより、図4に示した印刷文書登録テーブル331aを検索し、それら担当者IDと文書IDの組み合わせが既に登録されているか確認する(図3のステップA6)。
担当者IDと文書IDの組み合わせが印刷文書登録テーブル331aに登録されていた場合、配付/回覧先確認手段340は、印刷文書100が文書作成者の想定していた担当者に配付/回覧されたと判断する(図6のステップA6のNO)。担当者IDと文書IDの組み合わせが印刷文書登録テーブル331aに登録されていなかった場合(新規の場合)、配付/管理先確認手段340は、印刷文書100が文書作成者の想定していなかった新たな担当者に配付/回覧されたと判断する(図6のステップA6のYES)。
このステップA6でNOと判断された場合には、印刷文書管理サーバ300は、新たなRFIDセンサIDと文書IDが端末装置200から送信されてくるのを待つ(図3のステップA2)。ステップA6でYESと判断された場合には、図2の担当者情報取得手段350が、ステップA6で確認した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を記憶手段330から取得する(図3のステップA7)。
続いて、メッセージ生成手段370が、上記ステップA7で担当者情報取得手段350が取得した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を用いて、文書作成者に通知するメッセージを作成し、通信手段310を通じて文書作成者の端末装置200に送信する(図3のステップA8)。
次に、具体的な実施例について説明する。図4の印刷文書登録テーブル331aに登録された文書“○○に関する調査報告”が、ある担当者に配付/回覧される(図3のステップA2)と、担当者の卓上の端末装置200に接続されたRFIDセンサ220が印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110に格納された文書ID“D0001”を読み取り(図3のステップA3)、端末装置200がRFIDセンサID“S0001”と文書ID“D0001”を印刷文書管理サーバ300に送信する(図3のステップA4)。
次に、配付/回覧先確認手段340が、RFIDセンサID“S0001”により図5のRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、RFIDセンサIDを保有する担当者IDとして“1111111”を得る。続いて、配付/回覧先確認手段340が、担当者ID“1111111”と文書ID“D0001”により、図4の印刷文書登録テーブル331aを検索すると、これら担当者IDと文書IDの組み合わせは印刷文書登録テーブル331aに登録されているので、印刷文書100は予め文書作成者が想定していた担当者に配付/回覧されたと判断する(図3のステップA5、及びステップA6のNO)。
ここで、ある端末装置200からRFIDセンサID“S1111”と文書ID“D0001”が印刷文書管理サーバ300に送信されたとする(図3のステップA4)。このとき、図2の配付/管理先確認手段340が、RFIDセンサID“S1111”により、図5のRFIDセンサ管理テーブル332を検索すると、RFIDセンサIDを保有する担当者の担当者IDとして“2345678”を得る。続いて、配付/回覧先確認手段340が、担当者ID“2345678”と文書ID“D0001”により、図4の印刷文書登録テーブル331aを検索すると、これら担当者IDと文書IDの組み合わせは印刷文書登録テーブル331aに登録されていないので、印刷文書は予め文書作成者が想定していなかった担当者に配付/回覧されたと判断されたと判断する(図3のステップA5、およびステップA6のYES)。
次に、図2の担当者情報取得手段350が、担当者ID“2345678”により図5のRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“2345678”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”を得る(図3のステップA7)。続いて、図2のメッセージ生成手段370が、ステップA7で担当者情報取得手段350により取得した新たな配付/管理先担当者に関する情報を用いて、「文書ID“D0001”、文書タイトル“○○に関する調査報告”の印刷文書が、新たに、担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”に配付/回覧されました」のようなメッセージを生成し、通信手段310を通じて文書作成者の端末装置(端末装置ID“PC−1”)に送信する(図3のステップA8)。
なお、文書作成者の端末IDは、ステップA5で配付/回覧先確認手段340が印刷文書登録テーブル331aを検索する際に、文書ID“D0001”の文書作成者の担当者IDが“1234567”であることが分かり、更に、ステップA7で配付/回覧先確認手段340がRFIDセンサ管理テーブル332を検索する際に、文書作成者である担当者ID“1234567”の担当者の保有する端末装置200の端末装置ID“PC−1”であることが分かる。
文書作成者がステップA8で生成・送信されたメッセージを受信すると、自分が作成した印刷文書がはじめに配付/回覧先として想定していなかった担当者に配付/回覧されたことを把握することができる。
なお、本実施の形態では、担当者情報取得手段350が、RFIDセンサ管理テーブル332から担当者に関する情報を取得するようにしたが、担当者に関する情報がより詳細に記載された担当者情報テーブルを取得手段330に予め用意しておくようにしてもよいし、印刷文書管理サーバ300とは別に担当者情報を管理するサーバやデータベースから情報を取得するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、端末装置IDを用いて文書作成者の保有する端末装置200にメッセージを送信するようにしたが、端末装置IDの替わりにEメールアドレスを用いてEメールによりメッセージを送信するようにしてもよい。
次に、本実施の形態の他の実施例について説明する。上記実施例では、文書毎に文書IDを与え、配付/回覧される同一内容の印刷文書100には共通の文書IDを持つようにしているが、この実施例では印刷文書100毎に異なる文書IDを持つようにしたものである。この場合、印刷文書100には印刷文書100を一意に識別する文書IDを格納したRFIDタグ110を搭載しておく。
まず、印刷文書作成者は、印刷文書100毎に異なる文書IDを与え、印刷文書管理サーバ300に印刷文書100を登録する(図3のステップA1)。このときの印刷文書登録テーブル331bの例を図6に示す。図6の例では、文書タイトル“○○に関する調査報告”であらわされる同じ内容の文書について、4つの印刷文書100にそれぞれ“D0001−1”から“D0001−4”までの異なる文書IDが与えられている。
次に、図6の印刷文書登録テーブル331bに登録された文書“○○に関する調査報告”が、ある担当者に配付/回覧され(図3のステップA2)、担当者の卓上の端末装置200に接続されたRFIDセンサ220に接続されたRFIDセンサ220が印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110に格納された文書ID“D0001−3”を読み取り(図3のステップA3)、端末装置200がRFIDセンサID“S1111”と文書ID“D0001−3”を印刷文書管理サーバ300に送信したとする(図3のステップA4)。
次に、印刷文書管理サーバ300内の配付/回覧先確認手段340が、RFIDセンサID“S1111”により図5のRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、RFIDセンサIDを保有する担当者の担当者IDとして“2345678”を得る。続いて、配付/回覧先確認手段340が、担当者IDとして“2345678”と文書ID“D0001−3”により図6の印刷文書登録テーブル331bを検索すると、これら担当者IDと文書IDの組み合わせは印刷文書登録テーブル331bに登録されていないので、印刷文書は予め文書作成者が想定していなかった担当者に配付/回覧されたと判断する(図3のステップA5、およびステップA6のYES)。また同時に、文書ID“D0001−3”の印刷文書について文書作成者が予め定めた配付/回覧先の担当者IDが“3333333”であることが分かる。
次に、図2の担当者情報取得手段350が、担当者ID“2345678”によりRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“2345678”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”を得、さらに担当者ID“3333333”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◇◇◆◆”、所属“C開発部”を得る(図3のステップA7)。
続いて、図2のメッセージ生成手段370が、ステップA7で担当者情報取得手段350により取得した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を用いて、「文書ID“D0001−3”、文書タイトル“○○に関する調査報告”の印刷文書が、新たに、担当者名“◇◇◆◆”、所属“C開発部”から担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”に配付/回覧されました」のようなメッセージを生成し、通信手段310を通じて、文書作成者の端末装置(端末装置ID“PC−1”)に送信する(図3のステップA8)。
文書作成者が図3のステップA8で生成・送信されたメッセージを受信すると、自分が作成した印刷文書がはじめに配付/回覧先として想定していなかった担当者に配付/回覧されたことを把握することができるだけでなく、印刷文書100毎に文書IDが付与されているため、はじめに指定したどの配付/回覧先から新たな担当者へ配付/回覧されたか、つまり、新たな配付/回覧ルートまで把握することができる。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、配付/回覧された印刷文書と、その印刷文書を受け取った担当者を特定し、予め文書作成者が指定したその文書の配付/回覧先と合致するかを判定し、合致しない場合にはその旨を文書作成者に通知するというように構成されているため、文書作成者がはじめに想定していなかった担当者に配付/回覧されたことを把握できる。
また、本実施の形態では、更に、印刷文書が予め文書作成者によって指定されていない担当者に配付/回覧された場合に、その印刷文書が予め指定したどの配付/回覧先から新たに配付/回覧されたものであるかを特定するというように構成されているため、文書作成者は新たな配付/回覧ルートを把握できる。
この効果は、印刷文書の文書作成者が配付/回覧前には把握できないため配付/回覧先に指定できなかったが、配付/回覧された印刷文書に記載された情報を欲している担当者についての情報を文書作成者に提供し、組織内の適切な情報共有や情報提供が行えるというメリットを文書作成者にもたらす。また、新たに配付/回覧を受けた担当者の立場からは、印刷文書に記載された情報を欲していることを文書作成者に知らせることができ、適切な情報共有や情報提供を受けることができるというメリットを担当者にもたらす。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図7は本発明になる印刷文書管理システムの第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図7に示す本発明の第2の実施の形態は、図1及び図2に示した第1の実施の形態の構成に加えて、複写装置500とRFIDリーダ/ライタ510を備える点で第1の実施の形態と異なる。
複写装置500は、印刷文書100の複写を行うコピー機などであり、ネットワーク400に接続されている。RFIDリーダ/ライタ510は、複写装置500に接続されており、複写装置500において印刷文書100の複写を行うときに、複写元の印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110内のID情報を読み取り、次に、新たなRFIDタグ110にID情報を書き込み、さらに、複写装置500が生成した印刷文書100の複写文書に上記の新たなRFIDタグを装着する。
次に、図8及び図9に示す本発明の印刷文書管理方法の第2の実施の形態のフローチャートと共に、図7の本発明の印刷文書管理システムの第2の実施の形態の動作について説明する。図8のステップB1、ステップB3からステップB8までの動作は、それぞれ図3のステップA1、ステップA3からステップA8の動作と同一のため説明は省略する。
第1の実施の形態では図3のステップA2において、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者が、別の担当者に印刷文書100を再配付/再回覧する場合には、配付/回覧された印刷文書100自体をそのまま配付/回覧していた。本実施の形態では、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者が、別の担当者に印刷文書100を再配付/再回覧する場合に、複写装置500を用いて印刷文書100の複製文書を作成し配付/回覧することが可能である(図8のステップB2)。このように担当者が複製文書を作成する理由として、配付/回覧先が複数存在する、すべての担当者分の複製文書を作成して緊急に配付/回覧したい、自分用に複製文書を作成して保管し原本を配付/回覧したい、などが挙げられる。
図8のステップB2において、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者が複製文書を作成する場合の動作を図9に示す。担当者が複写を行うために、複写装置500に複写元となる印刷文書100をセットし複写を開始すると、まず、複写装置500に接続されたRFIDリーダ/ライタ510が、複写元の印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110から文書ID情報を読み取る(図9のステップB21)。なお、ここでの文書IDとは第1の実施の形態における文書IDと同様のものである。例えば、図4の印刷文書登録テーブル331aに示された印刷文書「○○に関する調査報告」の複写を行おうとすると、RFIDリーダ/ライタ510の印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110から文書ID“D0001”を読み取る。
次に、RFIDリーダ/ライタ510は、複写装置500において複写用紙と同様に予め用意されている新たなRFIDタグに、ステップB21で読み取った文書IDを書き込む(図9のステップB22)。例えば、前記のようにステップB21で文書ID“D0001”が読み取られた場合には、新たなRFIDタグに文書ID“D0001”を書き込む。次に、複写装置500は印刷文書100を複写し、印刷文書100の複製文書を作成する(図9のステップB23)。最後に、複写装置500は、ステップB23で作成した複製文書に、ステップB22で文書IDを書き込んだ新たなRFIDタグを装着する(図9のステップB24)。
この後、担当者は作成した複製文書を新たな配付/回覧先担当者に配付/回覧すると、図3のステップA3からステップA8と同様の手順により、複製文書についても印刷文書管理サーバ300において新たな配付/回覧先担当者が特定され、それら新たな配付/回覧先に関する情報が文書作成者に通知される(ステップB3からステップB8)。
このように、本実施の形態では第1の実施の形態と同様に、配付/回覧を受けた担当者が複製文書を作成せずに原本をそのまま再配付/再回覧するようにしても対応可能である。また、上記の複製文書の作成時の説明では、図4に示した印刷文書登録テーブルを例に説明したが、図6に示した印刷文書登録テーブルを用いてもよい。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、印刷文書100が担当者によって複製された場合に、複製先の印刷文書に複製元の印刷文書100のID情報が書き込まれたRFIDタグを装着するというように構成されているため、複製文書についても文書作成者がはじめに想定していなかった担当者に配付/回覧されたことを把握できる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図10は本発明になる印刷文書管理システムの第3の実施の形態の要部のブロック図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。すなわち、本実施の形態は、図7に示す第2の実施の形態中の印刷文書管理サーバ300を図10のブロック図の300Aとした点に特徴があり、印刷文書管理サーバ300A内に、配付/回覧先管理手段370と、情報要求レベル判定手段380を備える点で印刷文書管理サーバ300と異なる。
図10において、配付/回覧先管理手段370は、印刷文書100の配付/回覧状況に応じて記憶手段330内の各種テーブルを更新管理する。第1の実施の形態および第2の実施の形態では、配付/回覧先確認手段340において、端末装置200から送信された文書IDやRFIDセンサIDを用いて、印刷文書100の配付/回覧先が予め定めた配付/回覧先と一致するかどうかを確認するだけであった。それに対して、配付/回覧先管理手段370は、印刷文書100の配付/回覧先が予め定めた配付/回覧先と一致するかどうかを確認し、一致しなかった場合にはそれら配付/回覧先に関する情報を記憶手段330に記憶する。
情報要求レベル判定手段380は、配付/回覧先管理手段370において予め定められていなかった新たな配付/回覧先が検知された場合に、それら配付/回覧先における印刷文書の配付/回覧状況や、印刷文書に対する処理内容に応じて、配付/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いを判定する。
次に、図11の本発明の印刷文書管理方法の第3の実施の形態のフローチャートを参照して図10の実施の形態の全体の動作について詳細に説明する。ここで、文書作成者は配付/回覧したい印刷文書100を作成し、その印刷文書100には文書作成者が定めた配付/回覧先の情報が記載されているものとする。また、印刷文書100には文書を一意に識別する文書IDを格納したRFIDタグ110を搭載しておく。
第1および第2の実施の形態と同様に、文書作成者が入出力装置210を用いて端末装置200から印刷文書100の登録情報を入力すると、端末装置200が印刷文書管理サーバ300の通信手段310と通信を行い、印刷文書管理サーバ300に印刷文書100が登録される(図11のステップC1)。印刷文書100の登録は図4に示した印刷文書登録テーブル331aを用いて行う。印刷文書登録テーブル331aは記憶手段330に記憶される。更に、本実施の形態では、印刷文書100の複製回数を管理するテーブルである複製文書カウンタが予め記憶手段330内に用意されている。印刷文書登録手段320は、文書作成者から印刷文書100の登録を受け付けると、複製文書カウンタにそれぞれの文書IDを登録し、カウンタ値を0にセットする。
第2の実施の形態では図8のステップB2において、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者が、別の担当者に印刷文書100を再配付/再回覧する場合に、複写装置500を用いて印刷文書100の複製文書を作成し配布/回覧を行っていた。本実施の形態では、担当者が複写装置500を用いて印刷文書100の複製文書を作成する場合に、複写装置500と印刷文書管理サーバ300との間で通信し、印刷文書100の複製回数の管理を行う(図11のステップC2)。
次に、この図11のステップC2において、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者が複製文書を作成する場合の動作の詳細について図12のフローチャートと共に説明する。担当者が複製を行うために、図7に示した複写装置500に複写元となる印刷文書100をセットし複写を開始すると、まず、複写装置500に接続されたRFIDリーダ/ライタ510が、複写元の印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110から文書ID情報を読み取る(図12のステップC21)。なお、ここでの文書IDとは第1および第2の実施の形態における文書IDと同様のものである。
次に、RFIDリーダ/ライタ510は、ステップC21で読み取った文書IDを、ネットワーク400を介して印刷文書管理サーバ300に送信する(図12のステップC22)。続いて、図10の印刷文書管理サーバ300Aは通信手段310を介してステップC22においてRFIDリーダ/ライタ510から送信された文書IDを受信し、配付/回覧先管理手段370が記憶手段330内の複製文書カウンタを更新する(図12のステップC23)。
複製文書カウンタは、印刷文書100の文書ID毎にその文書の複製回数を管理するテーブルであり、記憶手段330内に予め用意されている。ステップC1で文書作成者が印刷文書100の文書IDを登録すると、印刷文書登録手段320が、複製文書カウンタに文書IDとカウンタ初期値0を登録する。複製文書カウンタ333の例を図13に示す。図13に示す例では、図6に示した印刷文書登録テーブルにおける文書ID“D0001−1”から“D0001−4”までの4つの印刷文書100を登録した場合の複製文書カウンタ333の初期状態を示している。
次に、図10の印刷文書管理サーバ300Aは通信手段310を通じて更新したカウンタ値を、図7のRFIDリーダ/ライタ510に送信する(図12のステップC24)。次に、RFIDリーダ/ライタ510は、複写装置500において複写用紙と同様に予め用意されている受信したカウンタ値と複写元の印刷文書100の文書IDを新たなRFIDタグに書き込む(図12のステップC25)。続いて、複写装置500は印刷文書100を複写し、印刷文書100の複製文書を作成する(図12のステップC26)。最後に、複写装置500は、ステップC26で作成した複製文書に、ステップC25でカウンタ値と文書IDを書き込んだRFIDタグを装着する(図12のステップC27)。
この後、担当者は作成した複製文書を新たな配付/回覧先担当者に配付/回覧し、更に図11のステップC3からC5の手順を踏むことにより、印刷文書100の配付/回覧先が印刷文書管理サーバ300Aで確認される。ステップC3からステップC6までの動作は、それぞれ図8のステップB3からステップB6の動作と同一のため説明は省略する。
図10の印刷文書管理サーバ300A内の配付/回覧先管理手段370が、担当者IDと文書IDを用いて印刷文書100の配付/回覧先の確認を行い(図11のステップC5)、担当者IDと文書IDの組み合わせが印刷文書管理サーバ300Aに登録されていた場合、配付/管理先管理手段370は、印刷文書100が文書作成者の想定していた担当者に配付/回覧されたと判断する(図11のステップC6のNO)。一方、担当者IDと文書IDの組み合わせが印刷文書登録テーブルに登録されず、配付/管理先管理手段370が、印刷文書100が文書作成者の想定していなかった新たな担当者に配付/回覧されたと判断すると(図11のステップC6のYES)、配付/回覧先管理手段370は新たな配付/回覧先の管理を行うための新規配付/回覧先管理テーブルを更新する(図11のステップC7)。
新規配付/回覧先管理テーブルは、配付/管理先管理手段370によって確認された印刷文書100の配付/回覧先が、はじめに文書作成者が登録した配付/回覧先以外であった場合に、それら配付/回覧先に関する情報を記録するためのテーブルである。図15に、新規配付/回覧先管理テーブルの一例を示す。図15に示す例では、配付/回覧された印刷文書の文書IDと、その印刷文書が配付/回覧された担当者のIDの組み合わせが記録されている。
次に、図10の情報要求レベル判定手段380が、新規配付/回覧先管理テーブルを用いて各担当者の情報要求レベルを判定する(図11のステップC8)。情報要求レベルとは、各担当者が配付/回覧された印刷文書100に含まれる情報をどれだけ欲しているかを表す指標である。情報要求レベル判定手段380における情報要求レベルの判定は、各担当者の端末装置200や複写装置500から印刷文書管理サーバ200に送信される情報を用いて、配付/回覧先の担当者が再配付/再回覧を行うために印刷文書100に対して行った処理内容や、再配付/再回覧先担当者の閲覧順序などを分析することにより、担当者それぞれが印刷文書100の内容に対する要求度合いを順序付けすることで行う。
次に、図10の担当者情報取得手段350が、ステップC7で作成・更新した配付/回覧先担当者に関する情報を記憶手段330から取得する(図11のステップC9)。続いて、図10のメッセージ生成手段360が、ステップC8で情報要求レベル判定手段380により判定した新たな配付/回覧先担当者の情報要求レベルと、ステップC9で担当者情報取得手段350が取得した新たな配付/回覧先担当者に関する情報とを用いて、文書作成者に通知するメッセージを作成し、図10の通信手段310を通じて文書作成者の端末装置200に送信する(図11のステップC10)。
次に、具体的な実施例について説明する。第1の実施の形態と同様に、まず文書作成者が、例えば図6に示される印刷文書登録テーブル331bを用いて印刷文書管理サーバ300に文書ID“D0001−1”から“D0001−4”までの印刷文書100を登録する(図11のステップC1)。このとき、図13に示すように、複製文書カウンタ333にそれぞれの文書IDが登録され、複製数に0がセットされる。また、文書IDはそれぞれ印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110に格納されている。
次に、印刷文書100が配付/回覧先担当者の席に配付/回覧される(図11のステップC2)。図6の例では、担当者ID“1111111”の担当者に文書ID“D0001−1”の印刷文書100が配付され、担当者ID“2222222”の担当者に文書ID“D0001−2”の印刷文書100が配付され、担当者ID“3333333”の担当者に文書ID“D0001−3”の印刷文書100が配付され、担当者ID“4444444”の担当者に文書ID“D0001−4”の印刷文書が配付される。担当者ID“2222222”の担当者に配付された印刷文書100は順に担当者ID“2222223”、“2222224”の担当者へ、担当者ID“4444444”の担当者に配付された印刷文書100は担当者ID“4444445”の担当者に回覧される。この後、印刷文書100の配付/回覧を受けた担当者は、その文書の内容に応じて情報共有や情報提供のために、組織の定める規定の範囲内で、印刷文書を文書作成者は配付/回覧先に指定していないが配付/回覧すべきと判断する担当者に再配付/再回覧する。
今、例えば、担当者ID“3333333”の担当者が、文書ID“D0001−3”の印刷文書「○○に関する調査報告」の複写を行うとすると、RFIDリーダ/ライタ510がこの印刷文書100に搭載されたRFIDタグ110から文書ID“D0001−3”を読み取る(図12のステップC21)。次に、RFIDリーダ/ライタ510は、文書ID“D0001−3”を、ネットワーク400を介して印刷文書管理サーバ300に送信する(図12のステップC22)。
続いて、印刷文書管理サーバ300は通信手段310を介してRFIDリーダ/ライタ510から送信された文書ID“D0001−3”を受信し、配付/回覧先管理手段370が記憶手段330内の複製文書カウンタ333の文書ID“D0001−3”のカウンタ値を1に更新する(図12のステップC23、図14参照)。
次に、印刷文書管理サーバ300Aは通信手段310を通じてカウンタ値1をRFIDリーダ/ライタ510に送信する(図12のステップC24)。RFIDリーダ/ライタ510は、複写装置500に複写用紙と同様に予め用意されているRFIDタグに、受信したカウンタ値1と複写元の印刷文書100の文書IDを書き込む(図12のステップC25)。例えば、文書ID“D0001−3”の1回目の複写文書(複製文書カウンタ値1)として、文書ID“D0001−3_count1”をRFIDタグに書き込む。この例では、<文書ID>_count<カウンタ値>の形式の文字列を新たな文書IDとして複製文書に与えている。
次に、図7の複写装置500は文書ID“D0001−3”の印刷文書100を複写し、印刷文書100の複製文書を作成する(図12のステップC26)。続いて、複写装置500は、作成した複製文書に、文書ID“D0001−3_count1”が書き込まれたRFIDタグを装着する(図12のステップC27)。
次に、担当者ID“3333333”の担当者が、文書ID“D0001−3_count1”の複製文書を担当者ID“2345678”の担当者に配付したとする。すると、担当者ID“2345678”の担当者の卓上の端末装置200に接続されたRFIDセンサ220が複製文書に搭載されたRFIDタグ110に格納された文書ID“D0001−3_count1”を読み取り(図11のステップC3)、端末装置200がRFIDセンサID“S1111”と文書ID“D0001−3_count1”を図10の印刷文書管理サーバ300Aに送信する(図11のステップC4)。
次に、図10の配付/回覧先管理手段370が、RFIDセンサID“S1111”により図5に示したRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、RFIDセンサID“S1111”を保有する担当者の担当者IDとして“2345678”を得る。続いて、配付/回覧先管理手段370が、担当者ID“2345678”と文書ID“D0001−3_count1”により図6の印刷文書登録テーブル331bを検索すると、これら担当者IDと文書IDの組み合わせは印刷文書登録テーブル331bに登録されていないので、印刷文書は予め文書作成者が想定していなかった担当者に配付されたと判断する(図11のステップC5、およびステップC6のYES)。また同時に、文書ID“D0001−3_count1”の印刷文書の複写元である文書ID“D0001−3”の印刷文書について文書作成者が予め定めた配付/回覧先の担当者の担当者IDが“3333333”であることがわかる。
次に、図10の配付/回覧先管理手段370は、文書ID“D0001−3_count1”と担当者ID“2345678”を新規配付/回覧先管理テーブルに記録する(図11のステップC7、図15参照)。また、図15を参照すると、文書ID“D0001−1”と担当者ID“1111112”の組が新規配付/回覧先テーブルに登録されている。図6に示した印刷文書登録テーブル331bでは、文書ID“D0001―1”の配付/回覧先に担当者ID“1111112”は指定されていないので、これは、文書ID“D0001―1”の印刷文書100が、新たに担当者ID“1111112”の担当者に回覧されたことを表している。また、文書ID“D0001―1”の印刷文書について文書作成者が予め定めた配付/回覧先の担当者の担当者IDが“1111111”であることが分かる。
次に、図10の情報要求レベル判定手段380が、新規配付/回覧先管理テーブルを用いて各担当者の情報要求レベルを判定する(図11のステップC8)。情報要求レベル判定手段380は、図15に示された新規配付/回覧先テーブルを参照し、文書IDの表記から文書ID“D0001−3_count1”の印刷文書100が、文書ID“D0001―3”から複写され担当者ID“2345678”の担当者に配付されたと判断する。また、情報要求レベル判定手段380は、文書IDの表記から文書ID“D0001―1”の印刷文書100が、複写されずに原本がそのまま担当者ID“1111112”の担当者に回覧されたと判断する。
更に、情報要求レベル判定手段380は、印刷文書100が新規に配付/回覧された場合に、文書作成者がはじめに配付/回覧した印刷文書をそのまま新たな担当者に回覧するよりも、複製文書を作成して新たな担当者に配付する方が、配付/回覧先の担当者の情報要求レベルが高いと判定する。つまり、担当者ID“1111112”の担当者に比べて、担当者ID“2345678”の担当者の方が情報要求レベルが高いと判定する。これは、新たな担当者に再配付/再回覧する担当者が、自身が受け取った原本を読んだ後にその原本を回覧させるよりも、複製文書を作成して複製文書を配付させる方が、より早く新たな配付/回覧先に文書を渡すことができるため、新たな配付/回覧先の担当者の情報要求度が高いと考えられるためである。
次に、図10の担当者情報取得手段350が、ステップC7で作成・更新した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を記憶手段330から取得する。具体的には、担当者情報取得手段350が、担当者ID“2345678”により図5に示したRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“2345678”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”を得る。同様に、担当者ID“1111112”によりRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“1111112”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“▲▲●●”、所属“Y事業部”を得る(図11のステップC9)。また同時に、図11のステップC5およびC6で確認した担当者ID“2345678”および“1111112”の新たな配付/回覧先担当者に対して印刷文書の再配付/再回覧を行った担当者として、それぞれ担当者ID“3333333”、“1111111”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◇◇◆◆”、所属“C開発部”と、担当者名“○○××”、所属“A営業部”を得る。
続いて、図10のメッセージ生成手段360が、ステップC9で担当者情報取得手段350が取得した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を用いて、文書作成者に通知するメッセージを作成し、図10の通信手段310を通じて文書作成者の端末装置200に送信する(図11のステップC10)。このとき、メッセージ生成手段360は、ステップC8において情報要求レベル判定手段380が判定した、担当者毎の情報要求レベルの違いが明確になるようなメッセージを作成する。
図16にメッセージ生成手段360が生成するメッセージの一例を示す。図16の例では、新規配付/回覧先の各担当者の情報が、情報要求レベルの高い担当者から順に表形式で表現されている。また、図16に示した例ではメッセージ中に記載していないが、新規配付/回覧先の各担当者に対して印刷文書の再配付/再回覧を行った担当者について記載したメッセージを生成することもできる。そのようにすれば、文書作成者が予め指定したうちの、どの配付/回覧先担当者から新規配付/回覧先担当者に印刷文書が再配付/再回覧されたのかを一目で把握することができる。
また、別の実施例として、ステップC3及びC4において、各担当者の卓上のRFIDセンサが印刷文書100に装着されたRFIDタグを読み取る際に、読み取り時のタイムスタンプを作成し、印刷文書管理サーバ300Aに送信するようにしてもよい。新規配付/回覧先管理テーブルでは、このタイムスタンプを配付/回覧日時として記録する。この場合の新規配付/回覧先管理テーブル334bの一例を図17に示す。
ステップC7では、配付/回覧先管理手段370が新規配付/回覧先管理テーブル334bを更新・管理する。図17に示した例では、文書ID“D0001−3_count1”の複製文書が2007/01/11 13:45に担当者ID“2345678”の担当者に配付され、文書ID“D0001―1”の印刷文書が2007/01/11 15:10に担当者“1111112”に回覧され、文書ID“D0001―1”の印刷文書が2007/01/12 09:35に担当者ID“1111113”の担当者に回覧されたことが分かる。
次に、情報要求レベル判定手段380が、新規配付/回覧先管理テーブル334bを参照すると、文書ID“D0001−3_count1”の複製文書は、文書ID“D0001−3”の印刷文書から複写され担当者ID“2345678”の担当者に配付されたと判断する。また、文書IDの表記から文書ID“D0001−1”の印刷文書100が、複写されずに原本がそのまま担当者ID“1111112”と“1111113”の担当者に回覧されたと判断する。
更に、情報要求レベル判定手段380は、新規配付/回覧先管理テーブル334bの配付/回覧日時の値から、文書ID“D0001−1”は最初に担当者ID“1111112”の担当者に、続いて担当者ID“1111113”の担当者に回覧されたことを把握し、担当者ID“1111112”の担当者の方が担当者ID“1111113”の担当者よりも情報要求レベルが高いと判定する(図11のステップC8)。これは、新たな担当者に再配付/再回覧する担当者が、より早く配付/回覧させたい担当者、つまり情報要求レベルの高い担当者ほど先に配付/回覧させると考えられるためである(例えば、上司から部下へ、同じ部下でも早く閲覧すべき部下を優先するなど)。
次に、図10の担当者情報取得手段350が、ステップC7で作成・更新した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を記憶手段330から取得する。具体的には、担当者情報取得手段350が、担当者ID“2345678”により図5のRFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“2345678”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“◎◎▽”、所属“X事業部”を得る。同様に、担当者ID“1111112”、“1111113”により上記RFIDセンサ管理テーブル332を検索し、担当者ID“1111112”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“▲▲●●”、所属“Y事業部”を、担当者ID“1111113”を持つ担当者に関する情報として、担当者名“■■▼”、所属“Z事業部”を得る(図11のステップC9)。
続いて、メッセージ生成手段360が、上記ステップC9で担当者情報取得手段350が取得した新たな配付/回覧先担当者に関する情報を用いて、文書作成者に通知するメッセージを作成し、通信手段310を通じて文書作成者の端末装置200に送信する(図11のステップC10)。図18に、このときメッセージ生成手段360が生成するメッセージの例を示す。図18の例では、同じように文書ID“D0001−1”の原本が回覧された担当者ID“1111112”、“1111113”の担当者について、配付/回覧日時が早い方が情報要求レベルが高い旨のメッセージとなっている。本実施例によれば、新たな配付/回覧先担当者の文書閲覧順序まで把握することができ、閲覧順で先頭に近いほど情報要求レベルが高いと判定できる。
なお、上記の実施例の説明では、メッセージ生成手段360が印刷文書の配付/回覧状況を文書作成者に伝えるために生成するメッセージはテキストによるものであったが、印刷文書の配付/回覧状況をわかりやすくグラフ化したメッセージを生成するようにしてもよい。
図19は印刷文書の配付回覧状況をグラフ化した例を示す。図19に示したグラフ化されたメッセージは、図18に示したメッセージに対応している。図19に示した例では、担当者がノード(図19中の顔のアイコン)、担当者間の印刷文書の流れがアーク(図19中の矢印)で表されている。まず、図6の印刷文書登録テーブル331bから文書作成者が予め定めた印刷文書の配付/回覧先についてのグラフを作成する。具体的には、印刷文書登録テーブル331bから文書作成者IDおよび配付/回覧先担当者IDに対応するノードを作成し、文書作成者に対応するノードから、配付/回覧先担当者に対応するノードのうち印刷文書登録テーブル331bの配付/回覧先担当者ID欄で先頭に記載されている担当者に対応するノードに向かって、印刷文書の配付を表すアークを引く。このとき、各アークで表される印刷文書の流れで配付される印刷文書の文書IDを明記する(例えば、図19において文書作成者ノードから担当者ノード“1111111”の間のアークに明記された文書ID“D0001−1”)。
続いて、残りの配付/回覧先担当者を表すノードについて、印刷文書登録テーブル331bの配付/回覧先担当者ID欄で回覧を表す“→”に対応するアークを引く。このとき、同様に各アークで表される印刷文書の流れで回覧される印刷文書の文書IDを明記する(例えば、図19において担当者ノード“2222222”から担当者ノード“2222223”の間のアークに明記された文書ID“D0001−2”)。
次に、新規配付/回覧先担当者として検知された担当者に対応するノードを作成し、情報要求レベル判定手段380において判定した印刷文書の配付/回覧状況に従ってノード間にアークを引く。例えば、図19では、担当者ID“3333333”の担当者から担当者ID“2345678”の担当者に、文書ID“D0001−3_count1”を持つ複製文書が配付された状況に従って、担当者ノード“3333333”から担当者ノード“2345678”に向かって配付を表すアークが引かれ、文書ID“D0001−3_count1”が明記されている。このように、印刷文書の配付/回覧状況をグラフ化したメッセージを作成することで、メッセージを受け取った文書作成者は担当者の情報要求レベルを含めて印刷文書の配付/回覧状況(新規の配付/回覧先はどこか、予め定めたどの配付/回覧先から再配付/再回覧されたか、どのような順序で新たに配付/回覧されたか)を一目で把握することができるようになる。
さらに、前記グラフ化したメッセージにおいて、新たな配付/回覧先担当者を表すノードを表示する際に各担当者の情報要求レベルの違いに応じて異なる色で表示するようにしても良い。図20に印刷文書の配付/回覧状況をグラフ化した例を示す。図20に示した例では、新たな配付/回覧先担当者を表すノードを表示する際に、情報要求レベルが高い担当者ノードから情報要求レベルが低い担当者ノードの間でグラデーション表示し、情報要求レベルが高い担当者ほど濃色で表示するようにしている(なお、図20では図示の便宜上、斜線の間隔の違いにより異なる色を表現している。)。このようにすることで、メッセージを受け取った文書作成者は、印刷文書の新たな配付/回覧先における情報要求度の違いまで容易に把握することができるようになる。
また、新たな配付/回覧先担当者の情報要求レベルの違いを表す別の方法として、画面表示上の位置を用いるようにしてもよい。図21に印刷文書の配付/回覧状況をグラフ化した例を示す。図21に示した例では、新たな配付/回覧先担当者を表すノードを表示する際に、情報要求レベルが高い担当者ほど、画面上の左、つまり、文書作成者を表すノードに近い位置に表示するようにしている。
次に、本実施の形態の効果について説明する。本実施の形態では、印刷文書の配付/回覧を受けた担当者によって、印刷文書が新たな配付/回覧された場合に、図10に示した情報要求レベル判定手段380が、「受け取った原本をそのまま再回覧」あるいは「受け取った原本を複写し複製文書を再配付」など、再配付/再回覧した担当者の配付/回覧方法の違いによって、新たに印刷文書の再配付/再回覧を受けた担当者毎の情報要求レベルを判定するように構成されているため、新たに印刷文書の再配付/再回覧を受けた各担当者の印刷文書の内容に対する情報要求まで把握することができる。
また、本実施の形態では、上記情報要求レベル判定手段380が、印刷文書の配付/回覧日時の違いによって、新たに同じ文書IDの印刷文書の再配付/再回覧を受けた担当者毎の情報要求レベルを判定するように構成されているため、同じ文書IDの印刷文書が回覧された場合でも各担当者の印刷文書の内容に対する情報要求度を把握することができる。
また、第1および第2の実施の形態では、新たな配付/回覧先担当者が検出される度に文書作成者にメッセージを送信していたが、本実施の形態では、図10に示した配付/回覧先管理手段370が図17の新規配付/回覧先管理テーブル334bを更新・管理するように構成されているため、検知した新規配付/回覧先担当者の情報を一定期間蓄積しておいてからまとめて定期的に文書作成者にメッセージを送信することができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2の印刷文書管理サーバ300や図10の印刷文書管理サーバ300Aの構成をコンピュータのソフトウェアにより実現させる印刷文書管理プログラムも本発明に包含されるものである。また、図2の配布/回覧先確認手段340は記憶手段330の内容を読み出すだけの構成であるが、これを図10の配布/回覧先管理手段370のように、記憶手段330の内容を読み書きできる構成に変更し、かつ、RFIDセンサ220で配布/回覧日時を取得できるようにすれば、図1及び図2の構成によっても回覧順序による情報要求レベル判定を行うことができる。
本発明は、企業のオフィスなどにおいて、適切な情報共有のために紙文書の配付/回覧ルートを作成する文書管理装置といった用途に適用できる。また、潜在的な情報要求者を発見する人脈データ生成機能といった用途にも適用可能である。
本発明の印刷文書管理システムの第1の実施の形態を示すブロック図である。 図1中の印刷文書管理サーバの一実施の形態のブロック図である。 本発明の印刷文書管理方法の第1の実施の形態のフローチャートである。 印刷文書登録テーブルの一例を示す図である。 RFIDセンサ管理テーブルの一例を示す図である。 印刷文書登録テーブルの他の例を示す図である。 本発明の印刷文書管理システムの第2の実施の形態のブロック図である。 本発明の印刷文書管理方法の第2の実施の形態のフローチャートである。 図8中の要部のステップの詳細動作を説明するフローチャートである。 本発明の印刷文書管理システムの第3の実施の形態の要部である印刷文書管理サーバの構成を示すブロック図である。 本発明の印刷文書管理方法の第3の実施の形態のフローチャートである。 図11中の要部のステップの詳細動作を説明するフローチャートである。 複製文書カウンタの一例(初期状態)を示す図である。 複製文書カウンタの他の例(更新状態)を示す図である。 新規配付/回覧先管理テーブルの一例を示す図である。 図11中のメッセージ生成手段が生成するメッセージの一例を示す説明図である。 新規配付/回覧先管理テーブルの他の例を示す図である。 図11中のメッセージ生成手段が生成するメッセージの他の例を示す図である。 印刷文書の配付回覧状況をグラフ化した一例を示す図である。 印刷文書の配付回覧状況をグラフ化した他の例を示す図である。 印刷文書の配付回覧状況をグラフ化した更に他の例を示す図である。
符号の説明
100 印刷文書
110 RFIDタグ
200 端末装置
210 入出力装置
220 RFIDセンサ
300、300A 印刷文書管理サーバ
310 通信手段
320 印刷文書登録手段
330 記憶手段
331a、331b 印刷文書登録テーブル
332 RFIDセンサ管理テーブル
333 複製文書カウンタ
334a、334b 新規配付/回覧先管理テーブル
340 配付/回覧先確認手段
350 担当者情報取得手段
360 メッセージ生成手段
370 配付/回覧先管理手段
380 情報要求レベル判定手段
400 ネットワーク
500 複写装置
510 RFIDリーダ/ライタ

Claims (25)

  1. 複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報をネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信し、該印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理システムにおいて、
    前記複数の端末装置のそれぞれは、
    文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている前記印刷文書の前記RFIDタグからその記憶情報を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段で読み取った前記RFIDタグの記憶情報を、前記読み取り手段に予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に前記印刷文書管理サーバへ送信する送信手段とを有し、
    前記印刷文書管理サーバは、
    前記端末装置から送信された前記RFIDタグの記憶情報と前記第2のID情報とを受信する受信手段と、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記読み取り手段の前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記読み取り手段を備える前記端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段と、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報と前記記憶手段の記憶情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する配布/回覧先検知手段と、
    検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する担当者情報取得手段とを有する
    ことを特徴とする印刷文書管理システム。
  2. 前記印刷文書管理サーバは、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報を登録する印刷文書登録手段と、
    前記担当者情報取得手段で取得した担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の印刷文書管理システム。
  3. 前記印刷文書登録手段は、
    前記第1のID情報である、配付/回覧される前記印刷文書において同一の内容を持つ印刷文書に固有の文書IDと、前記配布/回覧先情報のうち前記印刷文書の配付/回覧先に固有のID情報と、前記文書に関する情報のうち前記印刷文書の作成者に固有のID情報とを登録することを特徴とする請求項2記載の印刷文書管理システム。
  4. 前記記憶手段は、前記読み取り手段を備える端末装置を使用する担当者情報として、担当者に固有のID情報を少なくとも記憶することを特徴とする請求項1記載の印刷文書管理システム。
  5. 前記印刷文書登録手段は、
    前記第1のID情報である配付/回覧される個々の前記印刷文書に固有の文書IDと、前記配布/回覧先情報のうち前記印刷文書の配付/回覧先に固有のID情報と、前記文書に関する情報のうち前記印刷文書の作成者に固有のID情報とを登録することを特徴とする請求項2記載の印刷文書管理システム。
  6. 前記印刷文書の複写を行う複写装置と、
    前記複写装置に接続され、複写元となる前記印刷文書に搭載された前記RFIDタグから前記第1のID情報を読み込み、新たなRFIDタグに前記読み込んだ第1のID情報を書き込み、前記複写装置により作成された複製文書に前記第1のID情報を書き込んだ新たなRFIDタグを装着するRFIDリーダ/ライタと
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の印刷文書管理システム。
  7. 前記印刷文書管理サーバは、
    前記配布/回覧先検知手段により検知された前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に関する情報を前記記憶手段に記憶し更新管理する配付/回覧先管理手段と、
    前記配付/回覧先管理手段に記憶された前記新たな配付/回覧先に関する情報の内容に応じて、配付/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定する情報要求レベル判定手段と
    を備えることを特徴とする請求項6記載の印刷文書管理システム。
  8. 前記複写装置は、前記複写装置に接続された前記RFIDリーダ/ライタが、複写時に複写元の印刷文書に搭載された前記RFIDタグから読み込んだ前記第1のID情報を前記配付/回覧先管理手段に送信するID情報送信手段と、前記配布/回覧先管理手段が送信した複写回数を受信する複写回数受信手段とを有し、
    前記配付/回覧先管理手段は、前記複写装置から送信された前記第1のID情報を受信し、その第1のID情報に基づいて印刷文書毎に前記複写回数を更新管理し、更新された複写回数を前記複写装置に送信する更新及び送信手段を有し、
    前記RFIDリーダ/ライタは、前記複写装置の前記複写回数受信手段により受信された前記複写回数を、前記複写装置により作成された前記複製文書に前記第1のID情報と共に書き込んだ新たなRFIDタグを装着し、
    前記情報要求レベル判定手段は、印刷文書が、予め指定された配付/回覧先とは異なる配付/回覧先に配付/回覧された場合に、配付/回覧された印刷文書がはじめに文書作成者から配付/回覧された原本か、あるいは前記複写装置により複写された複製文書であるかを判断し、原本よりも複製文書を配付/回覧された担当者のほうが、より強くその印刷文書を欲していると判定することを特徴とする請求項7記載の印刷文書管理システム。
  9. 前記端末装置の読み取り手段は、前記印刷文書に搭載された前記RFIDタグからその記憶情報を読み込んだ時点の時刻情報を生成して前記印刷文書管理サーバに送信する時刻情報生成手段を有し、
    前記配付/回覧先管理手段は、前記配布/回覧先検知手段が前記印刷文書が予め指定された配付/回覧先とは異なる配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知した場合には、前記受信手段により受信した前記時刻情報と前記検知した配付/回覧先に関する情報とを対応付けて記憶して更新管理し、
    前記情報要求レベル判定手段は、より早い時刻に印刷文書が配付/回覧された担当者ほどその印刷文書をより強く欲していると判定することを特徴とする請求項8記載の印刷文書管理システム。
  10. 前記印刷文書管理サーバは、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報と前記担当者情報取得手段で取得した担当者情報とを用いて、受信した前記印刷文書の作成者及び配付/回覧先担当者を表すと共に、作成者から各担当者に印刷文書が配付/回覧された状況を、作成者及び配付/回覧先担当者の間を矢印で表したグラフをメッセージとして生成するメッセージ生成手段と、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と
    を有することを特徴とする請求項7乃至9のうちいずれか一項記載の印刷文書管理システム。
  11. 前記印刷文書管理サーバは、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報と前記担当者情報取得手段で取得した担当者情報とを用いて、受信した前記印刷文書の作成者及び配付/回覧先担当者を表すと共に、作成者から各担当者に印刷文書が配付/回覧された状況を、作成者及び配付/回覧先担当者の間を矢印で表し、かつ、各担当者の前記情報要求レベル判定手段で判定した情報要求レベルの違いを色分けして表したグラフをメッセージとして生成するメッセージ生成手段と、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と
    を有することを特徴とする請求項7記載の印刷文書管理システム。
  12. 前記メッセージ生成手段は、
    前記印刷文書の新たな配付/回覧先担当者を表す際に、各担当者の前記情報要求レベルの違いを表示上の位置で表したグラフをメッセージとして生成することを特徴とする請求項10記載の印刷文書管理システム。
  13. 複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報をネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信し、該印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理方法において、
    文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている前記印刷文書の前記RFIDタグからその記憶情報を前記端末装置のセンサにより読み取る第1のステップと、
    前記第1のステップで読み取った前記RFIDタグの記憶情報を、前記センサに予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に前記印刷文書管理サーバへ送信する第2のステップと、
    前記端末装置から送信された前記RFIDタグの記憶情報と前記第2のID情報とを受信する第3のステップと、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記センサの前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記センサを備える端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段から読み出したその記憶手段の記憶情報と、前記第3のステップで受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する第4のステップと、
    検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する第5のステップと、
    取得した前記担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成する第6のステップと、
    受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信する第7のステップと
    を含むことを特徴とする印刷文書管理方法。
  14. 複写装置により前記印刷文書の複写を行う第8のステップと、
    前記複写装置に接続されたRFIDリーダ/ライタにより、複写元となる前記印刷文書に搭載された前記RFIDタグから前記第1のID情報を読み込み、新たなRFIDタグに前記読み込んだ第1のID情報を書き込む第9のステップと、
    前記複写装置により作成された複製文書に前記第1のID情報を書き込んだ前記新たなRFIDタグを装着する第10のステップと
    を含むことを特徴とする請求項13記載の印刷文書管理方法。
  15. 前記第4のステップにより検知された前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に関する情報を前記記憶手段に記憶し更新管理する第11のステップと、
    前記新たな配付/回覧先に関する情報の内容に応じて、配付/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定する第12のステップと
    を含むことを特徴とする請求項14記載の印刷文書管理方法。
  16. 前記複写装置に接続された前記RFIDリーダ/ライタが、複写時に複写元の印刷文書に搭載された前記RFIDタグから読み込んだ前記第1のID情報を前記複写装置から送信するID情報送信ステップと、
    前記複写装置から送信された前記第1のID情報を受信し、印刷文書毎に複写回数を更新し、更新された複写回数を前記複写装置に送信する複写回数送信ステップと、
    前記複写装置により作成された複製文書に前記第1のID情報と共に受信した前記複写回数を新たなRFIDタグに書き込み、その新たなRFIDタグを前記作成された複製文書に搭載するRFIDタグ搭載ステップと、
    前記第4のステップにより前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先が検知された場合に、配付/回覧された印刷文書がはじめに文書作成者から配付/回覧された原本か、あるいは前記複写装置により複写された複製文書であるかを判断し、原本よりも複製文書を配付/回覧された担当者のほうが、より強くその印刷文書を欲していると判定する判定ステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項15記載の印刷文書管理方法。
  17. 前記印刷文書に搭載されたRFIDタグからその記憶情報を前記端末装置のセンサにより読み込んだ時点の時刻情報を生成して印刷文書管理サーバに送信する時刻情報送信ステップと、
    前記印刷文書管理サーバにおいて前記時刻情報を受信する時刻情報受信ステップと、
    前記第4のステップにより前記印刷文書が予め指定された配付/回覧先とは異なる配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知した場合には、前記受信した時刻情報と前記検知した配付/回覧先に関する情報を記憶し更新管理する管理ステップと、
    前記受信した時刻情報に基づいて、より早い時刻に前記印刷文書が配付/回覧された担当者ほどその印刷文書をより強く欲していると判定する情報要求レベル判定ステップと
    を更に含むことを特徴とする請求項15又は16記載の印刷文書管理方法。
  18. 前記第6のステップは、前記第1のステップで読み取った前記記憶情報から取得した前記印刷文書の作成者を前記配付/回覧先担当者とともに表し、かつ、前記作成者から各配布/回覧先担当者に前記印刷文書が配付/回覧された状況を、前記作成者および配付/回覧先担当者の間を矢印で表したグラフをメッセージとして生成することを特徴とする請求項13記載の印刷文書管理方法。
  19. 複数の端末装置のそれぞれに配布される印刷文書に、文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されており、そのRFIDタグからその記憶情報を前記端末装置のセンサにより読み取り、その記憶情報が前記センサに予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に、前記端末装置からネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信され、該印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理をコンピュータにより行わせる印刷文書管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記端末装置から送信された前記RFIDタグの記憶情報と前記第2のID情報とを受信する第1のステップと、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記センサの前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記センサを備える端末装置を使用する各担当者の担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段から読み出したその記憶手段の記憶情報と、前記第1のステップで受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する第2のステップと、
    検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する第3のステップと、
    取得した前記担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成する第4のステップと、
    受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信する第5のステップと
    を実行させることを特徴とする印刷文書管理プログラム。
  20. 複数の端末装置のそれぞれに配布される印刷文書に、文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されており、そのRFIDタグからその記憶情報を前記端末装置のセンサにより読み取り、その記憶情報が前記センサに予め割り当てられた固有の第2のID情報と共に、前記端末装置からネットワークを介して印刷文書管理サーバに送信され、該印刷文書管理サーバが受信した情報に基づいて印刷文書の管理をコンピュータにより行わせる印刷文書管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記端末装置から送信された前記記憶情報と前記第2のID情報とを受信する第1のステップと、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記センサの前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記センサを備える端末装置を使用する各担当者に関する担当者情報とを対応付けて予め記憶している記憶手段から読み出したその記憶手段の記憶情報と、前記第1のステップで受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する第2のステップと、
    検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する第3のステップと、
    取得した前記担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成する第4のステップと、
    受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信する第5のステップと、
    前記第4のステップにより検知された前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に関する情報を前記記憶手段に記憶し更新管理する第6のステップと、
    前記新たな配付/回覧先に関する情報の内容に応じて、配付/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定する第7のステップと
    を実行させることを特徴とする印刷文書管理プログラム。
  21. 前記第6のステップは、前記印刷文書の複写を行う複写装置に接続されたRFIDリーダ/ライタが、複写時に複写元の印刷文書に搭載された前記RFIDタグから読み込んだ前記第1のID情報を前記複写装置から受信し、印刷文書毎に複写回数を更新するステップであり、
    前記第7のステップは、前記第2のステップにより前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先が検知された場合に、配付/回覧された印刷文書がはじめに文書作成者から配付/回覧された原本か、あるいは前記複写装置により複写された複製文書であるかを判断し、原本よりも複製文書を配付/回覧された担当者のほうが、より強くその印刷文書を欲していると判定するステップである
    ことを特徴とする請求項20記載の印刷文書管理プログラム。
  22. 前記第6のステップは、前記印刷文書に搭載されたRFIDタグからその記憶情報を前記端末装置のセンサにより読み込んだ時点の時刻情報を前記端末装置から受信し、前記第2のステップにより前記印刷文書が予め指定された配付/回覧先とは異なる配付/回覧先に配付/回覧されたことを検知した場合には、前記受信した時刻情報と前記検知した配付/回覧先に関する情報を記憶し更新管理するステップであり、
    前記第7のステップは、受信した前記時刻情報に基づいて、より早い時刻に前記印刷文書が配付/回覧された担当者ほどその印刷文書をより強く欲していると判定するステップである
    ことを特徴とする請求項20記載の印刷文書管理プログラム。
  23. 前記第4のステップは、前記第1のステップで受信した前記RFIDタグの記憶情報と前記第3のステップで取得した前記担当者情報とを用いて、受信した前記印刷文書の作成者及び配付/回覧先担当者を表すと共に、作成者から各担当者に印刷文書が配付/回覧された状況を、作成者及び配付/回覧先担当者の間を矢印で表したグラフをメッセージとして生成するステップであることを特徴とする請求項19乃至22のうちいずれか一項記載の印刷文書管理プログラム。
  24. 複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報を、ネットワークを介して受信し、受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理サーバであって、
    文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている前記印刷文書の前記RFIDタグから前記端末装置の読み取り手段で読み取った記憶情報と、前記読み取り手段に予め割り当てられた固有の第2のID情報とを前記端末装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報と前記第2のID情報とを対応付けて登録する印刷文書登録手段と、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記読み取り手段の前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記読み取り手段を備える前記複数の端末装置をそれぞれ使用する各担当者に関する担当者情報と、前記複数の端末装置のそれぞれに固有に割り当てられた装置IDとを対応付けて予め記憶している記憶手段と、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報と前記記憶手段の記憶情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知する配布/回覧先検知手段と、
    検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する担当者情報取得手段と、
    前記担当者情報取得手段で取得した担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と
    を有することを特徴とする印刷文書管理サーバ。
  25. 複数の端末装置のそれぞれが配布された印刷文書から読み取った情報を、ネットワークを介して受信し、受信した情報に基づいて印刷文書の管理を行う印刷文書管理サーバであって、
    文書固有の第1のID情報と配布/回覧先を示す配布/回覧先情報と文書に関する情報とを記憶させたRFIDタグが搭載されている前記印刷文書の前記RFIDタグから前記端末装置の読み取り手段で読み取った記憶情報と、前記読み取り手段に予め割り当てられた固有の第2のID情報と、前記読み取り手段による読み取り時の時刻情報とを前記端末装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報と前記第2のID情報と前記時刻情報とを対応付けて登録する印刷文書登録手段と、
    前記複数の端末装置がそれぞれ備える前記読み取り手段の前記第2のID情報に相当する第3のID情報と、前記読み取り手段を備える前記複数の端末装置をそれぞれ使用する各担当者に関する担当者情報と、前記複数の端末装置のそれぞれに固有に割り当てられた装置IDとを対応付けて予め記憶している記憶手段と、
    前記受信手段で受信した前記RFIDタグの記憶情報及び前記第2のID情報と前記記憶手段の記憶情報とを比較することにより、前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先を検知した場合に、前記検知した新たな配布/回覧先に関する情報を前記記憶手段に記憶し更新管理する配布/回覧先管理手段と、
    前記配付/回覧先管理手段に記憶された新たな配付/回覧先における印刷文書の配布/回覧状況や印刷文書に対する処理内容に応じて、配布/回覧先担当者が印刷文書をどれだけ欲しているかの度合いである情報要求レベルを判定する情報要求レベル判定手段と、
    前記配付/回覧先管理手段により検知された前記新たな配布/回覧先に対応する前記担当者情報を前記記憶手段から取得する担当者情報取得手段と、
    前記担当者情報取得手段で取得した担当者情報を用いて、受信した前記印刷文書が予め定義していた配布/回覧先ではない新たな配布/回覧先に配布/回覧された旨を示すメッセージを生成するメッセージ生成手段と、
    前記受信手段により受信した前記RFIDタグの記憶情報に基づいて検出した前記印刷文書の作成者に、前記メッセージを送信するメッセージ送信手段と
    を有することを特徴とする印刷文書管理サーバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018092434A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 株式会社リコー 管理システム、情報処理装置、プログラム、管理方法

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