JP2008261176A - 区画枠体を用いたブロック舗装 - Google Patents

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Shinichiro Hayashi
慎一郎 林
Kazushiro Hayashi
和志郎 林
Kozaburo Hayashi
宏三郎 林
Kanako Hayashi
加奈子 林
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Abstract

【課題】本発明は、区画枠体を使用したブロック舗装のブロックの強度向上と飛び出し防止手段の提供にある。
【解決手段】本発明は、路盤に連結しながら敷設する区画枠体において、当該区画枠体は上部区画枠体と下部区画枠体からなり、各区画枠体はブロック部と透水部に区画され、ブロック部は流動性固化材を充填して舗装部を形成し、ブロック部底部は開口され、透水部はブロック部内に突出するように設けられており、前記各区画枠体のブロック部開口を合わせるように張り合わせて固定、連結しながら敷設し、上下区画枠体のブロック部に流動性固化材を充填して得られた区画枠体を用いたブロック舗装である。
【選択図】図1

Description

本発明は、透水性ブロック舗装技術に属する。
従来のブロック舗装は、(1)インターロッキングを含むレンガの敷設によるブロック舗装、(2)プラスチック製などの枠体内に木製、タイル製、石製のブロックを挿入し、その枠体に設けた接続部で相互に接続し簡便にブロック舗装を実施する枠体ブロック舗装あるいは(3)前記枠体を敷き設し、枠体に設けた区画部にセメントなどの流動性固化材を充填してブロック舗装を実施する方法等が知られている。その(2)および(3)のブロック舗装の詳細は特開2000-204507、特開2001-000051、特開2001-003305、特開2001-193006等に開示されている。
枠体に設けられた所定区画内にタイル、石製などの既製のブロックをはめ込みあるいはコンクリート、モルタルなどの流動性固化材を充填してブロック舗装を形成する上記手段の一部には、ブロックを充填する区画とは異なる区画部が設けられている。この区画部は欠落可能な天井部で覆われあるいは透孔となっている。ブロック舗装を完了した後欠落させ、あるいはその部分を雨水の透水部とし、またその部分に芝を育成させるブロック舗装を可能としている。かかるブロック舗装用区画枠体は、運搬の便のため体積を小さくできるようブロック部の容器状部は入れ子状に積み重ねられるようテーパが設けられている。
そのためブロック部は上面が広く底面が狭い台形状をしている。従い、流動性固化材を充填して得られるブロックは上部が広く底部が狭いためブロック部から飛び出すことがある。またかかる形状ではブロックの上部にかかる荷重に対する強度は底部が広い形状と比較すると低くならざるを得なかった。
特開2000-204507 特開2001-000051 特開2001-003305 特開2001-193006
本発明は、区画枠体を使用したブロック舗装のブロックの強度向上と飛び出し防止手段の提供にある。
本第1の発明は、路盤に連結しながら敷設する区画枠体において、当該区画枠体は上部区画枠体と下部区画枠体からなり、各区画枠体はブロック部と透水部に区画され、ブロック部は流動性固化材を充填して舗装部を形成し、ブロック部底部は開口され、透水部はブロック部内に突出するように設けられており、前記各区画枠体のブロック部開口を合わせるように張り合わせて固定、連結しながら敷設し、上下区画枠体のブロック部に流動性固化材を充填して得られた区画枠体を用いたブロック舗装である。ブロックの飛び出し防止とブロック部強度向上のため区画枠体の底面同士を張り合わせるように固定して一つのブロック舗装用区画枠体とした。
本第2の発明は、路盤に連結しながら敷設する区画枠体において、当該区画枠体は上部区画枠体と下部区画枠体からなり、各区画枠体はブロック部と透水部に区画され、ブロック部は容器状で流動性固化材を充填して舗装部を形成し、ブロック部底部が開口され、透水部は雨水を地中に浸透させるための開口であり、前記上部区画枠体および下部区画枠体を互いのブロック部の底面開口を合わせるように張り合わせて固定、連結しながら敷設し、上下区画枠体のブロック部に流動性固化材を充填して得られた区画枠体を用いたブロック舗装である。ブロックの飛び出し防止とブロック部強度向上のため区画枠体のブロック部底面同士を張り合わせるように固定して一つのブロック舗装用区画枠体とした。
本発明は、区画枠体のブロック部の開口を合わせた状態で互いに張り合わせて一つのブロック舗装用区画枠体を構成したため以下のような効果がある。
1. 流動性固化材を充填して得られるブロックの底面が広くなるためその強度が増加する。
2. 流動性固化材を充填して得られるブロックは張り合わせたブロック部底部裏面がブロックに食い込むためブロック部から外に飛び出すことがない。
以下本発明を図により詳細に説明する。
図1は本発明のブロック舗装用区画枠体の一例である。正面図および断面図で示している。断面図で示すように同一の上部区画枠体と下部区画枠体がそのブロック部の開口を合わせるようにして張り合わせて固定されている。固定はブロック部開口の縁をクリップで挟むあるいはボルト・ナットなどで固定するなど既存の方法で実施できる。図に示された区画枠体は上下とも同一であるためここでは上部枠体についてのみ説明する。
図に示した上部区画枠体は枠体全体がブロック部を構成し、9個の透水部がブロック部の中に配置されている。透水部は区画枠体の盤体部から立ち上がる突部状で中は空洞で上下貫通している。盤体部は、図では平板状となっているが台形状とされた梁部を格子状に設け、その台形部頂部に透水部を突出させてもよい。区画枠体上に降った雨水は透水部頂部に設けられた十字形の透水孔を介して地下に浸透できるようになっている。透水部および透水孔の大きさ、数、分布、形状など適宜変更できる。
図では、ブロック部は平板状に示され透水部で囲まれた領域に開口部が設けられている。図に示すように、上部区画枠体と下部区画枠体をそのブロック部底部開口を合わせるようにして張り合わせた本区画枠体は透孔部およびブロック部ともに上下区画枠体を連通している。ブロック部の底部は開口され、モルタルなどの流動性固化材が充填されたときその開口部から流れ出て下部区画枠体のブロック部に流れ込むようになっている。
図2は、本区画枠体を基盤上に敷き設し、コンクリート、モルタルなどの流動性固化材をブロック部に充填した状態を示す概念図である。ブロック部に充填された流動性固化材はハッチングを施して示している。このようにして得られたブロックはその中心部に上下区画枠体の盤体部が食い込んだ状態となる。従い形成されたブロックは区画枠体から飛び出すことがない。
図2に示すように、ブロック部はその底部が広がった形状となる。
図6aに示す従来のやり方である区画枠体を一枚で使用する場合では、透水部の下部が広く上部が狭くなっているため、ブロックの形状は上部が広く下部が狭い台形状となる。
従来の方法と比較しその強度の向上がなされる。
以下本第2の発明を図により詳細に説明する。
図3は、本発明に使用するブロック舗装用区画枠体の一例である。正面図および断面図で示している。断面図で示すように同一形状の上部区画枠体と下部区画枠体とがそのブロック部の開口を合わせるようにして張り合わせて固定されている。固定はブロック部底部開口の縁をクリップで挟むあるいはボルト・ナットなどで固定するなど既存の方法で実施できる。
区画枠体は上下同形としているため上部区画枠体について説明する。本区画枠体は、9個のブロック部とブロック部に挟まれた透水部に区画されている。各ブロック部は容器状とされ底部が狭くなるようにテーパが施されている。ブロック部の底部は開口され、モルタルなどの流動性固化材が充填されたときその開口部から流れ出て下部区画枠体のブロック部に流れ込むようになっている。
図では、透水部はブロック部の間に設けられたスリット状の透孔とさらに4個のブロック部が対向する場所にはより小さなスリットが設けられている。上部区画枠体の透水部も下部区画枠体の透水部を貫通して路盤にいたる。区画枠体のブロック部および透水部の数、形状、高さなど適宜変更可能である。
図4は、区画枠体を基盤上に敷き設し、コンクリート、モルタルなどの流動性固化材をブロック部に充填した状態を示す概念図である。
図4aに示すようにブロック部の底面開口を合わせるように1対1に配置し、あるいは図4bに示すようにブロック部を一列ずらしてモルタル、コンクリート等を充填する。充填された部分はハッチングを施してある。充填されたモルタルなどは上下2つの区画枠体のブロック部に充填され上面及び底面が広がったブロック部を形成する。
このようにして得られたブロックはその中心部に上下区画枠体の盤体部が食い込んだ状態となる。従い形成されたブロックは区画枠体から飛び出すことがない。
図4に示すように、ブロック部はその底部が広がった形状となる。
図6aに示す従来のやり方である区画枠体を一枚で使用する場合では、ブロック部は容器状で積み重ねるため上部が広く下部が狭くなっている。そのため、ブロックの形状は上部が広く下部が狭い台形状となる。
従来の方法と比較しその強度の向上がなされる。
透水部は本第1の発明にあっては、雨水などが地中に浸透する場所であり、第2の発明にあっては、雨水などが地中に浸透する場所であるとともに芝生などが育成する場所となっている。
いずれの発明においても、モルタルなど流動性固化材をブロック部に充填する際、過剰の部分はレーキなどで均し、全てのブロック部に充填する。レーキなどで均す際、透水部にモルタルなどが入り込まないよう適宜透水部にテープを張るあるいは透水部の部分に蓋をし、あるいはブロック部に対応する部分を開口させた平板を載せることが好ましい。
前記蓋、平板の厚さを調整して、ブロック舗装面に凹凸を設けることができる。
本発明のブロック舗装用区画枠体は、従来の区画枠体と同様熱可塑性のポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン類などあるいはポリスチレンなどあるいはステンレススチールあるいは鉄などで製造できる。金属製の場合はアスファルトなども流動性固化材として使用できる。
また上述した区画枠体は同一のものを上下に組み合わせて使用しているが、そのブロック部の高さなど異なったものを使用してもよい。また使用する材料においても上部区画枠体はステンレススチール製、下部区画枠体は樹脂製あるいは鉄製など使用する状況に応じて変更することができる。また透水部の形状、透水孔の形状など適時変更できることは同様である。
区画枠体の接続も、区画枠体の側面に設けた従来のオスメス継ぎ手でもよく、既存の技術を利用することができる。
本第1の発明にかかわる区画枠体の例を示す。 区画枠体を敷設した状態を示す概念図である。 本第2の発明にかかわる区画枠体の例を示す。 区画枠体を敷設した状態を示す概念図である。 従来の区画枠体の使用例を示す概念図である。
符号の説明
1 ブロック舗装用区画枠体
2 上部区画枠体
3 下部区画枠体
4 ブロック部
5 透水部
6 ブロック部開口

Claims (2)

  1. 路盤に連結しながら敷設する区画枠体において、当該区画枠体は上部区画枠体と下部区画枠体からなり、各区画枠体はブロック部と透水部に区画され、ブロック部は流動性固化材を充填して舗装部を形成し、ブロック部底部は開口され、透水部はブロック部内に突出するように設けられており、前記各区画枠体のブロック部開口を合わせるように張り合わせて固定、連結しながら敷設し、上下区画枠体のブロック部に流動性固化材を充填して得られたことを特徴とする区画枠体を用いたブロック舗装。
  2. 路盤に連結しながら敷設する区画枠体において、当該区画枠体は上部区画枠体と下部区画枠体からなり、各区画枠体はブロック部と透水部に区画され、ブロック部は容器状で流動性固化材を充填して舗装部を形成し、ブロック部底部が開口され、透水部は雨水を地中に浸透させるための開口であり、前記上部区画枠体および下部区画枠体を互いのブロック部の底面開口を合わせるように張り合わせて固定、連結しながら敷設し、上下区画枠体のブロック部に流動性固化材を充填して得られたことを特徴とする区画枠体を用いたブロック舗装。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227547A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 株式会社シェイプロック 車歩道境界部用構造体、及び路肩構造物の施工方法

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