JP2008261074A - 編地の編成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】横編機を用いて、第一編地部と第二編地部とを適正な位置に保持して、編成後に行われるセット作業の作業性を改善することができる編地の編成方法を提供する
【解決手段】横編機を用いて、ベース編地を構成する第一編地部と第二編地部とを並行してベース糸で編成する編地の編成方法である。この方法は、ベース編地を編成する過程に、第一編地部と第二編地部の各々から選択された結束対象編目にベース糸とは別の挿入糸を絡める過程を含む。この挿入糸を絡める過程では、少なくとも一つの結束対象編目を前後の針床間で往復させる目移しと、この結束対象編目への挿入糸の往復連行とを組み合わせて行う。ベース編地の編成の進行に伴って、結束対象編目に挿入糸を絡める過程をベース編地の異なるコースに位置する他の結束対象編目にも繰り返し行い、第一編地部と第二編地部とを挿入糸により仮止めする。
【選択図】図3

Description

本発明は、右前身頃と左前身頃の間に開き部を有するカーディガンなどを編成する際に、開き部を挟む編地部同士を仮止めすることに好適な編地の編成方法に関する。
開き部を有する編地の編成方法として、特許文献1に記載の方法が知られている。この方法は、少なくとも前後一対の針床を有する横編機を用いて編地を編成する方法で、例えば、C字状に編地を編成することで、後身頃、右前身頃および左前身頃が連続し、かつ右前身頃と左前身頃との間に開き部が形成された編地を編成することができる。
WO2002/070800号公報
しかし、従来の開き部を有する編地の編成方法では、開き部を挟んだ左右の前身頃の間に格別の処理がなされておらず、右前身頃と左前身頃は互いに独立されているため、セット作業が煩雑になる。
通常、編み上がった編地は、洗濯した後、スチームやアイロンがけによるセット作業が行われる。ところが、編地の開き部近傍、例えば右前身頃と左前身頃の側縁部は、カールして巻き癖がつき易い。また、洗濯された編地は若干縮むため、編目の大きさが不均一となり易く、編地の形状も安定しないことがある。そのため、セット作業時、編地の巻き癖や形状を整える手作業が必要になって、セット作業の作業性が低下することになる。
また、開き部を持たず、身頃が筒状に形成されたセーターにおいて、例えば、撚り合わされた糸で編地を編成した場合など、編成された身頃によじれができてしまい、前身頃と後身頃が適正に対面した状態とならない場合がある。そのような場合も、セット作業時に、身頃のよじれを修正する手作業が必要になり、やはりセット作業の作業性が阻害されることになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、編地部同士を適正な位置に保持して、セット作業の作業性を改善することができる編地の編成方法を提供することにある。
本発明は、少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、ベース編地を構成する第一編地部と第二編地部とを並行してベース糸で編成する編地の編成方法であって、ベース編地を編成する過程に、第一編地部と第二編地部の各々から選択された結束対象編目にベース糸とは別の挿入糸を絡める過程を含む。この挿入糸を絡める過程では、少なくとも一つの結束対象編目を前後の針床間で往復させる目移しと、この結束対象編目への挿入糸の往復連行とを組み合わせて行う。そして、ベース編地の編成の進行に伴って、結束対象編目に挿入糸を絡める過程をベース編地の異なるコースに位置する他の結束対象編目にも繰り返し行い、第一編地部と第二編地部とを挿入糸により仮止めすることを特徴とする。
本発明は、第一編地部と第二編地部における両結束対象編目を同時に往復目移しし、一回の挿入糸の往復連行で両結束対象編目に挿入糸を絡めることが好ましい。
本発明は、前記結束対象編目の往復目移しと、挿入糸の往復連行とを、第一編地部の結束対象編目と第二編地部の結束対象編目の夫々に行ってもよい。
本発明は、第一編地部と第二編地部との間に開き部を備え、第一編地部における開き部近傍の編目と、第二編地部における開き部近傍の編目とを結束対象編目とし、前記開き部を前後の針床の一方に配置して各編地部の編成を行うことが挙げられる。
本発明は、第一編地部と第二編地部との間に開き部を備え、第一編地部における開き部近傍の編目と、第二編地部における開き部近傍の編目とを結束対象編目とし、前記開き部を前後の針床の間に配置して各編地部の編成を行うことが挙げられる。
本発明は、第一編地部を一方の針床に、第二編地部を他方の針床に配し、各編地部の編幅方向の中間に位置する編目を結束対象編目とすることが挙げられる。
本発明方法によれば、ベース編地を編成しながら、第一編地部と第二編地部とを挿入糸により仮止めすることができるため、各編地部の配置を適正に保持することができる。そのため、編成終了後において、ベース編地の巻き癖の発生を抑制したり、ベース編地の形状の安定性を高めることができ、後工程で行われるセット作業の作業性を改善することができる。また、挿入糸は、ベース編地が最終製品となった際に除去することで、第一編地部と第二編地部との仮止め状態を容易に解除することができる。
本発明によれば、一回の挿入糸の往復連行で、第一編地部と第二編地部における両結束対象編目に一括して挿入糸を絡めることができるため、結束対象編目同士を挿入糸で効率的に結束することができる。
本発明によれば、第一編地部の結束対象編目と第二編地部の結束対象編目の個々に対して、確実に挿入糸を掛けることができる。
本発明によれば、開き部を有するベース編地を編成する際に、各編地部のうち、巻き癖の発生しやすい開き部近傍同士を挿入糸で仮止めすることができる。特に、この方法は、一回の挿入糸の往復連行で、第一編地部と第二編地部における両結束対象編目に一括して挿入糸を絡めることに好適に利用できる。
本発明によれば、開き部を有するベース編地を編成する際に、各編地部のうち、巻き癖の発生しやすい開き部近傍同士を挿入糸で仮止めすることができる。特に、この方法は、第一編地部と第二編地部の同一コースから選択した結束対象編目同士を挿入糸で結束することに好適に利用できる。
本発明によれば、例えば筒状編地の対向する編地部同士を所定の位置関係に仮止めすることが容易にできる。
以下、本発明の構成をより詳しく説明する。
<第一編地部と第二編地部>
第一編地部と第二編地部は、ベース糸で並行して編成され、最終製品において互いの位置関係が予め決定されている編地部分である。各編地部は、最終製品において一体となればよく、編成過程では一体となっていても個別になっていても構わない。これら第一編地部と第二編地部は、ベース編地の一部又は全部を構成する。また、各編地部の編成は、平編み、ゴム編、ガーター編など、各種編組織を単独で又は組み合わせて行うことができる。なお、第一編地部と第二編地部を編成するベース糸は、同一のものであっても異なっていても構わない。
本発明方法で編成されるベース編地には、第一編地部と第二編地部との間に開き部がある場合と、開き部がなく両編地部が連続した場合がある。開き部のあるベース編地の代表例としては、前身頃が左右の身頃に分かれたカーディガンなどの身頃や、筒状編地の軸方向の一部にスリットが設けられた編地が挙げられる。開き部の数は単数でも複数でもよく、開き部が形成される向きも、コース方向沿い、ウェール方向沿い、コース(ウェール)方向に対して傾斜した方向沿いのいずれであっても構わない。開き部のないベース編地の代表例としては、前後の身頃が一体となった筒状編地が挙げられる。さらに、第一編地部と第二編地部は、横編み機における前後一対の針床のうち、一方の針床に並列して配されていても良いし、前後の針床に分かれて配されていてもよい。
<結束対象編目>
結束対象編目は、第一編地部と第二編地部の各々から選択されて、挿入糸で互いに結束される少なくとも一対の編目である。第一編地部から選択される結束対象編目の数と、第二編地部から選択される結束対象編目の数とは同一であっても異なっても構わない。また、各結束対象編目は、第一編地部と第二編地部の同じコースに位置する編目同士としてもよいし、異なるコースに位置する編目同士としてもよい。第一編地部と第二編地部との間に開き部を有する場合、開き部近傍の編目を結束対象編目として選択することが好ましい。特に、開き部を構成する各編地部の側縁により近く、少ない数の編目(3つ以下程度)を結束対象編目として選択すれば、各編地部の側縁近傍での巻き癖の発生を効果的に抑制できる。その他、結束対象編目は、各編地部の編幅方向における中間の編目を選択してもよい。
<挿入糸>
挿入糸は、第一編地部と第二編地部とを仮止めすることに用いられる糸で、編み上がったベース編地が最終製品になった際には除去される糸である。挿入糸は、各編地部に編み込んでいないため、後工程で容易に除去できる。この挿入糸には、編地を編成するためのベース糸とは別の糸で、滑り性に優れる糸が好適に利用できる。特に、ベース糸に比べて細く、長手方向に亘って糸の径の均一性が高い糸が挿入糸として好ましい。また、第一編地部と第二編地部とを確実に仮止めしておきたいのであれば、挿入糸として、弾性糸を使用することも考えられる。挿入糸の代表例としては、抜き糸が挙げられる。抜き糸は、ベース編地の編み出しの際に使用するため、抜き糸を挿入糸とすれば、専用の挿入糸を用意する必要がない。その他、開き部が複数あるベース編地を編成する場合、複数の開き部を一本の挿入糸で閉じるようにしても良いし、開き部によっては異なる挿入糸で閉じるようにしてもよい。
<挿入糸を結束対象編目に絡める過程>
挿入糸を結束対象編目に絡める過程は、少なくとも一つの結束対象編目を前後の針床間で往復させる目移しと、その結束対象編目への挿入糸の往復連行とを組み合わせて行う。例えば、少なくとも一つの結束対象編目を往復目移しする間に、その結束対象編目への挿入糸の往路連行又は復路連行を行う。換言すれば、挿入糸を往復連行する間に、結束対象編目の周囲に挿入糸を掛ける。より具体的には、次の手順により、結束対象編目に挿入糸を絡めることが挙げられる。
(1)結束対象編目の往路目移し→挿入糸の往路連行→結束対象編目の復路目移し→挿入糸の復路連行
(2)挿入糸の往路連行→結束対象編目の往路目移し→挿入糸の復路連行→結束対象編目の復路目移し
挿入糸による結束対象編目同士の結束は、第一編地部と第二編地部の両結束対象編目が互いに分離しないように挿入糸でつながれていればよく、結束対象編目同士が重ね目されたり、編み込まれたりする必要はない。また、挿入糸とベース糸とは、各々針床の前後方向の異なる位置に設けられた給糸口を介して給糸されるが、結束対象編目に挿入糸を絡める過程を行う際、各々給糸口で往復連行される挿入糸とベース糸とが交差して絡まないように、ベース編地の開き部の針床上の位置に応じて、挿入糸とベース糸の各々に適正な給糸口を選択すればよい。
<本発明方法の適用例>
本発明方法の適用例には、次のものが含まれる。
(1)いわゆるC字状の編成により、後身頃と連続的に右前身頃と左前身頃を編成する場合、各前身頃を第一編地部と第二編地部とし、さらに各編地部に後身頃を加えた全体をベース編地として、挿入糸で左右の前身頃の間に形成される開き部を閉じる。
(2)筒状でない1枚の編地をそれぞれ右前身頃と左前身頃とし、その右前身頃と左前身頃とを並行して編成し、後に、これら前身頃を別に編成された後身頃と縫製で連結する場合、各前身頃を第一編地部、第二編地部とし、両前身頃をベース編地として、左右の各前身頃の側縁間に形成される開き部を挿入糸で閉じる。この場合、左右の前身頃は、一方の針床に配されていても、前後の針床に分かれて配されていても構わない。
(3)前身頃と後身頃とからなる筒状編地を、一方の身頃を前後の針床の一方に配し、他方の身頃を他方の針床に配して編成する場合、前身頃と後身頃を第一編地部、第二編地部とし、筒状編地全体をベース編地として、前後の身頃における任意の編目同士を挿入糸で結束する。例えば、各編地部の編幅方向の中間に位置する編目を結束対象編目として挿入糸で結束する。この場合、前後の身頃は、挿入糸で互いの位置がほぼ固定されるため、身頃のよじれや、前後の編地の編み下げ量の相違に伴う編地の型崩れを抑制することができる。
(4)筒状編地の一部に、ウェール方向に伸びるスリットを備える場合、スリットで隔てられる一方の編地部と他方の編地部を第一編地部および第二編地部とし、さらにこれら編地部に、筒状編地のうちスリットのない残部の編地部を加えたものをベース編地とする。そして、スリットを挟んだ第一編地部と第二編地部との間を挿入糸で仮止めする。
(5)身頃にポケット編地を有する製品を編成する場合、身頃とポケット編地とを第一編地部、第二編地部とし、両編地部全体をベース編地として、ポケットの開口縁の編目と身頃の編目を挿入糸で結束する。
<横編み機>
本発明の編成方法は、後述する実施例からも明らかなように、4枚ベッドの横編み機を用いることで行えるが、前針床、後針床からなる2枚ベッドの横編機を用いて行うこともできる。2枚ベッドの横編機を用いて編地を編成する場合は、一本おきに空針を設けた状態で編地を編成すればよい。また、2枚ベッドの横編機を用いる場合、前後針床の一方または両方の上位にトランスファージャックを列設したトランスファージャックベッドを設けて編地を編成するようにしてもよい。
次に、本発明の実施例を図に基づいて説明する。本実施例では、左右方向に延び、かつ、前後方向に互いに対向する前後一対の針床を有し、後針床が左右にラッキング可能で、しかも、前後の針床間で編目の目移しが可能な4枚ベッドの横編機を用いて編地を編成する。
4枚ベッド横編機は、下部前針床と下部後針床の上に、下部の針床と同ピッチで多数の編針が列設された上部前針床と上部後針床を備えている。以下、下部前針床を単にFDと、下部後針床をBDと、上部前針床をFUと、上部後針床をBUという。
このBUの針は、FDの針に係止される編目の目移しに用い、FUの針は、BDに係止される編目の目移しに用いる。編目の目移しに使用するFUおよびBUを用いることにより、リンクス、ガーター、リブなどの表目と裏目が混在した組織柄を編成したり、編目の回し込みや、編目の重ねを行うことができる。
本実施例で使用する横編機は、さらに、編機前面側から見て手前側(前側)に位置するガイドレール上に摺動可能に設けられる第一給糸口と、奥側(後側)に位置するガイドレール上に摺動可能に設けられる第二給糸口とを備える。本例では、図2に示すように、ベース編地の編成に第二給糸口7から給糸されるベース糸を使用し、編地部同士の仮止めに第一給糸口6から供給される抜き糸を用いる。
本実施例で用いる横編機では、針床上を移動し、編成に用いるカムシステムS2と、目移しに用いるカムシステムS1、カムシステムS3とが搭載された、いわゆる3カムシステムのキャリッジを備える。以下、カムシステムS1、カムシステムS2、カムシステムS3を単にS1、S2、S3という。編成工程において、キャリッジの進行方向の先行側からのカムシステムを常にS1、S2、S3としている。
これらカムシステムによりキャリッジの1回の往動または復動する間に、第二給糸口7から給糸されるベース糸でベース編地の編成を行うと共に、編地部同士の仮止めに必要な目移しを行うことができる。
本実施例では、以上の構成を備える横編機で、前身頃の中央に開き部を有し、この開き部をジッパーで閉じるようにした、いわゆるジップアップセーターを編成する。
図1は、本実施例で編成されるジップアップセーターにジッパーを取り付ける前の状態を示す図であり、(A)は前身頃側から見た平面図、(B)は後身頃側から見た平面図である。ジップアップセーター1は、Vネックの長袖のセーターで、身頃、右袖4、左袖5を有している。身頃は、前身頃2と後身頃3とで形成されており、前身頃2と後身頃3とは連続した一つのベース編地になっている。但し、前身頃2は、その中央で編地が連続しない開き部9を有しており、右前身頃24と左前身頃25とに分けられる。
このセーター1を編成するには、前身頃2と後身頃3とを連続してC字状に編成し、また、左右の袖5、4を筒状に編成した後、身頃と袖4、5とを接合する。この接合部分においては、身頃と袖4、5を1つの連続した編地となるように編成して接合する。なお、本実施例では、身頃と袖の左右を表す用語、右前身頃24や左前身頃25、右袖4、左袖5などの右と左は、セーター1を着用した状態の着用者を基準にしている。
また、このセーター1は、身頃の後身頃3、右袖4および左袖5の後側編地部は、主としてBDを、空針を設けることなく総針状態で使用して編成される。身頃の前身頃2(右前身頃24と左前身頃25)、右袖4および左袖5の前側編地部は、主としてFDを、空針を設けることなく総針状態として編成される。
以下、本実施例の編成方法を図2の編成工程図に基づいて説明する。ここでは、ベース糸により平編みでC字状に編成されつつある前身頃のある部分において、開き部を挟んだ右前身頃(第一編地部)と左前身頃(第二編地部)とを抜き糸で仮止めしていく編成工程図が示されている。
図2の編成工程図及び後述する他の実施例の編成工程図(図4、5)において、説明の便宜上、身頃の編目の数は、実際の編成で使用される数よりも少ない。図2に示すアルファベットA〜Rは、前後に対向配置したFD、BD、FU、BUの針を示す。また、図2、4、5の各編成ブロックにおいて、左端の数字は編成ブロック番号を示し、その右隣の表記は、編成工程において使用するカムを示す。さらに、図2、4、5の右端欄の矢印は、編成方向を示している。この矢印の移動方向は、横編機の正面に立った作業者を基準にしている。
図2に示す編成ブロックSは、身頃の編成途中の段階で、開き部の仮止めが開始される前の状態を示している。編成ブロックSでは、FDとBDの針C〜Nに編目が係止されて、身頃が編成されている状態を示している。FDに係止されている編目は、前身頃2の編目であり、BDに係止されている編目は後身頃3の編目である。ここで、図に示すように、FDの針Hに係止される編目と、針Iに係止される編目とは直接繋がっておらず、この針Hと針Iとの間が、前身頃2の開き部9になる(図1)。つまり、FDの針C〜Hに係止される編目が、右前身頃24の編目であり、FDの針I〜Nに係止される編目が、左前身頃25の編目である。そして、針Hに係止される編目と針Iに係止される編目を結束対象編目とする。
図2の編成ブロック1では、まず、キャリッジを右方向に移動させ、第二給糸口7からFDにベース糸を給糸して、S2により左前身頃25を1コース編成する。次いで、キャリッジを左方向に移動させ、第二給糸口7からBDにベース糸を給糸して、S2により後身頃3を1コース編成する。最後に、キャリッジを右方向に移動させ、第二給糸口7からFDにベース糸を給糸して、S2により右前身頃24を1コース編成する。この編成ブロック1により、身頃の1コースが編成される。
次の編成ブロック2では、キャリッジを左方向に移動させて、第二給糸口7からFDにベース糸を給糸して、S2により右前身頃24を1コース編成する。この編成ブロック2により、右前身頃24のみ、他の身頃(3、25)よりも1コース多い状態になる。
また、編成ブロック2では、S2よりも後方を走行するS3により、FDの針I〜Cに係止される編目をBUの針I〜Cに順次目移しする(往路目移し)。目移しされた編目のうち、BUの針C〜Hに係止される編目は右前身頃24の編目であり、針Iに係止される編目のみ、左前身頃25の編目である。
次の編成ブロック3では、まず、キャリッジを右方向に移動させて第一給糸口6から前後の針床の間に抜き糸を引き出す(往路連行)。このとき、第一給糸口6から給糸される抜き糸は、ニットもタックもされない。
さらに、編成ブロック3では、第一給糸口6の走行に遅れて、S3によりBUの針H、Iに係止される編目をFDの針H、Iにそれぞれ目移しする(復路目移し)。この目移しにより、第一給糸口6から前後の針床の間に給糸された抜き糸は、ニットやタックされることなく、FDの針H、Iに係止される編目の根元に当接した状態になる。
次の編成ブロック4では、まず、キャリッジを左方向に移動させて、第一給糸口6を編地部の側方へ逃がす。この第一給糸口6の移動により、FDの針H、Iに係止される結束対象編目に第一給糸口6から給糸された抜き糸が巻きつき、開き部9が閉じられた状態になる(復路連行)。つまり、一回の抜き糸の往復連行の際、左右の前身頃の各結束対象編目は同時に往復目移しされ、一括して抜き糸で結束されることになる。ここで、既に述べたように、FDの針Hに係止される編目は、針Iに係止される編目よりも、1コース上の編目であるので、編目に巻きついた抜き糸は、編地を正面から見たときに、左前身頃25から右前身頃25に向かって斜め上方に渡る。
同じく編成ブロック4では、キャリッジの移動に伴い、S3により、BUの針G〜Cに預けられていた編目をFDの針G〜Cに返す。このとき、抜き糸は、FDで編成される編地の前方に押し出される。
次の編成ブロック5では、第二給糸口7からBDにベース糸を給糸して、S2により、後身頃3を1コース編成する。
そして、編成ブロック6では、第二給糸口7からFDにベース糸を給糸して、S2により、左前身頃25を1コース編成する。この編成ブロック6と上記した編成ブロック5により、第一給糸口6および第二給糸口7の位置が、編成ブロックSの状態に戻る。
その後、上述した編成ブロック1〜6を繰り返すことで、ベース編地を編成しながら、前身頃の縦方向に形成される開き部9(図1)を一本の抜き糸で閉じ、左右の前身頃24、25を仮止めすることができる。この抜き糸は、身頃の縦方向に向かって、前身頃に形成される開き部9を縫い取るようにジグザグに渡っていく。図3に、実施例1の編成方法で仮止めした編地部の画像を示す。但し、この画像の編地は、メッシュ編である。
以上のようにベース編地を編成することにより、ベース編地が編み上がったときに、開き部の左右に位置する編目(右前身頃の端部の編目と左前身頃の端部の編目)が抜き糸で連結されているので、ベース編地のセット作業が容易になる。例えば、編み上がったベース編地を洗濯して編地が縮んでも、左右前身頃の形状を揃えておけるし、開き部近傍の編地部がカールすることも抑制できる。そのため、ベース編地へのジッパーの取り付けや、セット作業を非常に容易に行なうことができ、製品の生産性を向上させることができる。特に、ジップアップセーターのように、開き部近傍に前立てがない製品の場合、開き部近傍の編地部の形状が安定し難いため、本発明方法により左右の前身頃を仮止めすることは有効である。
その他、上述した編成方法は、開き部が身頃に対して斜めに延びる場合であっても、開き部の間を仮止めすることができる。例えば、図2において、身頃の編成が進むに従って開き部の位置が、針Hと針Iとの間から針Iと針Jとの間、次いで、針Jと針Kとの間というように移動させることで、開き部が身頃に対して斜めに延びるように形成される。この場合、まず、図2の編成工程により針Hと針Iに係止される編目を連結し、開き部が針Iと針Jとの間に移動したときは、編成ブロック2でFDの針C〜Jの編目をBUに目移しし、次の編成ブロック3でFDに返す編目をBUの針Iと針Jに係止される編目とすれば良い。このように、開き部の移動に伴って、目移しする編目を適宜変更することによって、身頃に対して斜めに延びる開き部を抜き糸で閉じることができる。
この実施例2では、ベース編地を編成する際に、編地の開き部が横編機の前後の針床間に位置する場合の編成方法を説明する。編成対象は開き部を有する筒状編地であり、以下の説明は、実施例1との相違点を中心に行う。
図4は、開き部を有する筒状編地のある部分において、平編みでC字状に編成された状態から開き部を仮止めしていく際の編成工程図である。本例では、針Cに係止される編目が結束対象編目となる。
図4に示す編成ブロックSは、開き部を有する筒状編地の編成途中の段階で、開き部の仮止めが開始される前の状態を示している。編成ブロックSでは、FDとBDの針C〜Nに編目が係止されて、開き部を挟む編地部が編成されている状態を示している。ここで、図に示すように、FDの針Cに係止される編目と、BDの針Cに係止される編目とは直接繋がっておらず、この2つの針の間が編地の開き部が形成される箇所になる。
図4の編成ブロック1では、まず、キャリッジを右方向に移動させ、S1によりFDの針Cに係止される編目をBUの針Cに目移しする(往路目移し)。
また、編成ブロック1では、S1の移動に遅れてキャリッジにより第一給糸口6を移動させる。第一給糸口6は、前後の針床間に抜き糸を供給し、針Cに係止される編目よりも右側で後の編成で邪魔にならない位置(例えば、針D〜Eの近傍の位置)に置かれる(往路連行)。このとき、第一給糸口6から給糸される抜き糸は、ニットもタックもされない。
次の編成ブロック2では、キャリッジを左方向に移動させて、S1によりBUの針Cに預けられていた編目をFDの針Cに返す(復路目移し)。この目移しにより、第一給糸口6から前後の針床の間に給糸された抜き糸は、ニットやタックされることなく、FDの針Cに係止される編目の根元に当接した状態になる。
また、編成ブロック2では、S1の移動に遅れてキャリッジにより第一給糸口6を編地の左方向へ移動させる。この第一給糸口6の移動により、FDの針Cに係止される編目の根元に第一給糸口6から給糸された抜き糸が巻きついた状態になる(復路連行)。この段階で、開き部を挟む一方の編地部の結束対象編目に抜き糸が絡められたことになる。
次の編成ブロック3では、まず、キャリッジを右方向に移動させる。このキャリッジの移動は、給糸口の移動と編成を行わない空コースである。
空コースに続いて、編成ブロック3では、キャリッジを左方向に移動させ、第二給糸口7からBDにベース糸を給糸して、S2により、BDの針Nから針Cまでを1コース編成する。
次の編成ブロック4では、まず、キャリッジを右方向に移動させ、第二給糸口7からBDにベース糸を給糸して、S2によりBDの針Cから針Nまでを1コース編成する。次いで、キャリッジを左方向に移動させ、第二給糸口7からベース糸をFDに給糸して、S2によりFDの針Nから針Cまでを1コース編成する。最後に、キャリッジを右方向に移動させ、第二給糸口7からFDにベース糸を給糸して、S2によりFDの針Cから針Nまでを1コース編成する。この編成ブロック4により、編成ブロック2で抜き糸を巻き付けた編目は、現在FDの針Cに係止される編目の2コース下の位置になる(抜き糸は、点線で示す)。
そして、次の編成ブロック5では、まず、キャリッジを左方向に移動させ、BDの針Cに係止される編目をFUの針Cに目移しする(往路目移し)。
このキャリッジの移動に続いて、編成ブロック5では、キャリッジを右方向に移動させる、いわゆる蹴り返しにより、第一給糸口6を、針Cに係止される編目よりも右側で次の編成ブロック6の編成で邪魔にならない位置(例えば、針D〜Eの位置)に移動させる(往路連行)。
次の編成ブロック6では、まず、キャリッジを左方向に移動させて、S1により、FUの針Cに預けられていた編目をBDの針Cに返す(復路目移し)。この目移しにより、BDの針Cに係止される編目の根元に抜き糸が絡まった状態になる。
また、編成ブロック6では、上記の目移しに遅れて、キャリッジの移動により第一給糸口6を編地の左方向に逃がす(復路連行)。この段階で、開き部を挟む他方の編地部の結束対象編目にも抜き糸が絡められたことになる。つまり、この編成ブロック6により、BDの針Cと、現在FDの針Cに係止される編目の2コース下にあるFDの針Cで編まれた編目とが一本の抜き糸により連結され、前後の編地部の間に形成されている開き部が、抜き糸で閉じられる。
そして、上述した編成ブロック1〜6を繰り返すことで、編地の縦方向に形成される開き部を一本の抜き糸で閉じ、開き部を挟む編地部同士を仮止めすることができる。この抜き糸は、ベース編地の縦方向に向かって、開き部を縫い取るようにジグザグに渡っていく。
以上のように結束対象編目の往復目移しと、抜き糸の往復連行とを、開き部を挟む編地部における結束対象編目の夫々に行ってベース編地を編成することにより、前後の針床に配された各編地部を、その端部近傍の位置で仮止めすることができる。
次に、実施例2の変形例となる実施例3を図5に基づいて説明する。本例でも編成対象は実施例2と同じ開き部を有する筒状編地である。ここでは、開き部を挟む各編地部における同一コースに位置する編目同士を結束対象編目として抜き糸で結束する。以下の説明は、実施例2との相違点を中心に行う。
図5に示す編成ブロックS、1、2は、実施例2で参照した図4の編成ブロックS、1、2と同一である。
続く編成ブロック3では、BDの針Cに係止される編目をFUの針Cに目移し(往路目移し)し、抜き糸を針Cに係止される編目の近傍に引き出す(往路連行)。
編成ブロック4では、FUに預けられていた編目をBDの針Cに返す(復路目移し)。この目移しにより、一本の抜き糸が、FDの針Cに係止される編目からBDの針Cに係止される編目に亘ってS字状に絡まった状態になる。
また、編成ブロック4では、復路目移しに遅れて、第一給糸口6を編地部の左方向に逃がす(復路連行)。この編成ブロック4により、両結束対象編目が抜き糸で結束され、前後の編地部が抜き糸で仮止めされた状態になる。
上述した編成ブロック1〜4が終了したら、ベース編地を数コース編成し、編成ブロック1〜4を繰り返す。これら編成ブロックの繰り返しにより、ベース編地のウェール方向に向かって、抜き糸で開き部を縫い取るように閉じ、開き部を挟む編地部同士を仮止めすることができる。
このように、本例の方法によれば、開き部を挟む編地部同士の同一コースに位置する編目同士を抜き糸で結束することができる。
本発明の編地の編成方法は、前身頃に開き部を有する編地などを編成する際に、左右の前身頃同士を挿入糸で仮止めすることに好適に利用できる。
本発明方法で編成されるジップアップセーターの一例を示す平面図であって、(A)は前身頃側から見た状態を、(B)は後身頃から見た状態を示す。 ベース編地の開き部が、一方の針床の中央部に位置するときの、実施例1に係る編成工程図である。 実施例1の編成方法で得られたベース編地の開き部近傍を示す拡大写真である。 ベース編地の開き部が、前後の針床の間に位置するときの、実施例2に係る編成工程図である。 ベース編地の開き部が、前後の針床の間に位置するときの、実施例3に係る編成工程図である。
符号の説明
1 セーター
2 前身頃
24 右前身頃
25 左前身頃
3 後身頃
4 右袖
5 左袖
6 第一給糸口
7 第二給糸口
9 開き部

Claims (6)

  1. 少なくとも前後一対の針床を有し、前後の針床間で編目の目移しが可能な横編機を用いて、ベース編地を構成する第一編地部と第二編地部とを並行してベース糸で編成する編地の編成方法であって、
    ベース編地を編成する過程に、第一編地部と第二編地部の各々から選択された結束対象編目にベース糸とは別の挿入糸を絡める過程を含み、
    この挿入糸を絡める過程では、少なくとも一つの結束対象編目を前後の針床間で往復させる目移しと、この結束対象編目への挿入糸の往復連行とを組み合わせて行い、
    ベース編地の編成の進行に伴って、結束対象編目に挿入糸を絡める過程をベース編地の異なるコースに位置する他の結束対象編目にも繰り返し行い、
    第一編地部と第二編地部とを挿入糸により仮止めすることを特徴とする編地の編成方法。
  2. 第一編地部と第二編地部における両結束対象編目を同時に往復目移しし、一回の挿入糸の往復連行で両結束対象編目に挿入糸を絡めることを特徴とする請求項1に記載の編地の編成方法。
  3. 前記結束対象編目の往復目移しと、挿入糸の往復連行とを、第一編地部の結束対象編目と第二編地部の結束対象編目の夫々に行うことを特徴とする請求項1に記載の編地の編成方法。
  4. 第一編地部と第二編地部との間に開き部を備え、
    第一編地部における開き部近傍の編目と、第二編地部における開き部近傍の編目とを結束対象編目とし、
    前記開き部を前後の針床の一方に配置して各編地部の編成を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の編地の編成方法。
  5. 第一編地部と第二編地部との間に開き部を備え、
    第一編地部における開き部近傍の編目と、第二編地部における開き部近傍の編目とを結束対象編目とし、
    前記開き部を前後の針床の間に配置して各編地部の編成を行うことを特徴とする請求項2または3に記載の編地の編成方法。
  6. 第一編地部を一方の針床に、第二編地部を他方の針床に配し、
    各編地部の編幅方向の中間に位置する編目を結束対象編目とすることを特徴とする請求項2または3に記載の編地の編成方法。
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