JP2008260028A - 整流ノズル、はんだ付け装置、コーティング装置及び射出成型装置 - Google Patents

整流ノズル、はんだ付け装置、コーティング装置及び射出成型装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ロングリード部品のはんだ付けに適したはんだ噴流を得ることができる整流ノズルを提供する。
【解決手段】整流ノズル2が、板状のノズルプレート2aと、ノズルプレート2aの対象流体の供給側面に設けられ、ノズルプレート2aの対象流体の需要側面まで貫通した管状の突起部12とを備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、ロングリード部品を挿入したワークの下面からはんだ付けを行う静止フロー式のはんだ付け装置等に用いられる整流ノズルに係り、特に対象流体を均一に押し出して整流する整流ノズル、これを用いたはんだ付け装置、コーティング装置及び射出成型装置に関するものである。
従来の整流ノズルとしては、例えば特許文献1に開示される噴流式はんだノズルがある。このノズルは、部品を挿入したワークを溶融はんだの噴流上に移動させてワークの下面からはんだ付けを行う噴流式はんだ付け装置に用いられ、スリット状のはんだ噴出口を有し、これを設けた端面は該はんだ噴出口に至るまで先細りになるようにスリットを介した上側の端面と下側の端面が傾斜している(特許文献1、第7図参照)。
特許文献1のノズルは、1次ノズル及び2次ノズルとして各ノズルの高さと溶融はんだのはんだ面とが適切な高さになるように調整して溶融はんだの噴流槽に設置することにより、噴流する溶融はんだの量が適切な量に制御される。また、ワークの搬送方向に対向する方向に2次ノズルで溶融はんだを噴流させることにより、溶融はんだに勢いをつけた状態で完全な対向流を得ることができ、搬送方向と同一方向に逆流させることなく噴出できる。さらに、スリット状の噴出口を設けた端面が傾斜しているので、溶融はんだのぼたつきなども防止でき、噴出した溶融はんだによるブリッジやつららの形成を防止することができる。
特開平7−214297号公報
従来の整流ノズルは、上記のように構成されているので、ロングリード部品を挿入したワークをはんだ付けするにあたり、ワークの下面から突出するリードの長さがワーク毎にばらつきがある場合、適切な量の溶融はんだを噴流させるために、ワーク毎にワークとノズルの間隙を一定寸法に調整する必要があるという課題があった。
この場合、溶融はんだの噴流槽内部に設置されるノズル自体を上下に位置調整する機構は、構造上作成が困難である。また、ワーク搬送機構の高さを調整する場合は、はんだ付け装置に設定された搬送高さ基準をワーク毎に調整することになり、位置出し調整も含めると作業が煩雑になって現実的でない。さらに、噴流槽の高さ位置を上下に調整することも考えられるが、はんだ噴流槽は、一般的に数百kg程度(例えば、400kg程度)もあるため、これを数ミリ単位で微調整する作業は、作業者に多大な作業負荷を与える。
また、特許文献1に開示されるノズルを用いた噴流式はんだ付け装置において、ノズルと下面から突出したリード長さにばらつきがあるワークとの間に適切な間隙を設けることができない場合、適切な量の溶融はんだを噴流させることができない。これにより、例えばリード長さが10mm以上あるロングリード部品等では、装置内でリードがひっかかったり、溶融はんだがワーク下面に接触しない等の理由により良好なはんだ付けができない場合がある。
この他、板厚の厚い基板(例えば、3mm以上の板厚)や多層(例えば、18層以上)の実装基板をはんだ付けするにあたり、単に基板をはんだ槽に浸漬させるだけでは、リードの挿入孔や基板スルーホール等の接合部位まで十分な入熱がなされない。このため、これらの接合部位へのはんだ上がりにばらつきが生じる。このような厚い基板や多層基板上に実装する部品がはんだ付け対象であっても、良好なはんだ付け品質を確保できる技術の開発が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、ロングリード部品のはんだ付けに適したはんだ噴流を得ることができる整流ノズルを得ることを目的とする。
また、この発明は、上記整流ノズルを利用することで、溶融はんだや溶融ガラス、溶融樹脂等の流体を扱う処理を良好に行うことができるはんだ付け装置、コーティング装置及び射出成型装置を得ることを目的とする。
この発明に係る整流ノズルは、対象流体の需要側と供給側の境界に配置され、対象流体を供給側から需要側へ流出する整流ノズルにおいて、板状のプレートと、該プレートの対象流体の供給側面に設けられ、プレートの対象流体の需要側面まで貫通した管状の突起部とを備えるものである。
この発明によれば、板状のプレートと、該プレートの対象流体の供給側面に設けられ、プレートの対象流体の需要側面まで貫通した管状の突起部とを備える整流ノズルを、ワークのはんだ付け面を溶融はんだの噴流に浸漬させてはんだ付けを行うはんだ付け装置に適用することにより、ワークに挿入した部品のリード長さが10mm以上あるロングリード部品であったり、ワークが3mm以上の板厚や18層以上の多層の実装基板である場合においても、前記整流ノズルにより形成されるはんだ噴流にワークを浸漬させることで、はんだ接合部位に必要な熱量を安定的に供給することができる。これにより、良好なはんだ付部位を容易に形成でき、はんだ付け製品の信頼性及び電気性能の安定性を向上させることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による静止フローはんだ付け装置の構成を示す図であり、図1中に矢印で示すワークを溶融はんだへ浸漬する方向に切った断面を示している。図1において、静止フローはんだ付け装置(はんだ付け装置)1は、はんだ供給槽6、はんだ付け槽7及びはんだ圧力槽8の3つにはんだ槽が区分けされており、各槽内のはんだはヒータ5a,5b,5cによって加熱されて溶融した状態となっている。
はんだ供給槽6は、隔壁7aに設けた整流ノズル2を介して溶融はんだをはんだ付け槽7へ供給するはんだ槽である。はんだ付け槽7では、ワーク10が溶融はんだ9の表面に浸漬されてワーク10とロングリード部品11との接合部がはんだ付けされる。はんだ圧力槽8には、溶融はんだ循環用のポンプ4が設けられ、該ポンプ4から加えられる圧力によって図1中に破線の矢印で示すように溶融はんだが各槽6〜8を循環する。つまり、はんだ圧力槽8に溶融はんだ9が連続的に供給されることによりはんだ圧力槽8内圧力が上昇し、整流ノズル2を介して溶融はんだ9がはんだ付け槽7に流出する。
また、隔壁7bのはんだ付け槽7とはんだ圧力槽8との境界部分には、上部酸化物流入防止フィルタ3aが設けられ、隔壁7bのはんだ供給槽6とはんだ圧力槽8との境界部分には、下部酸化物流入防止フィルタ3bが設けられる。上部酸化物流入防止フィルタ3aは、はんだ付け槽7におけるはんだ付け処理で発生した酸化物を堰き止めて、はんだ付け槽7からはんだ圧力槽8へ酸化物が流出することを防止する。また、下部酸化物流入防止フィルタ3bでは、上部酸化物流入防止フィルタ3aが除去しきれずにはんだ圧力槽8に流入した酸化物を堰き止めて、はんだ圧力槽8からはんだ供給槽6へ酸化物が流出するのを防止する。
整流ノズル2は、板状のノズルプレート2aに複数の突起部12を配列して構成され、各突起部12にはノズルプレート2aの流出口まで貫通する貫通穴が設けられている。この整流ノズル2は、隔壁7aに設けられ、溶融はんだが整流ノズル2を介してはんだ供給槽6からはんだ付け槽7へ供給される。このとき、図1に示すように、整流ノズル2の突起部12を通ってはんだ付け槽7へ供給される溶融はんだによって溶融はんだ表面に均一な高さの噴流(以下、噴出部Aと称す)が形成される。この噴出部Aが形成された部分にワーク10を浸漬することにより、図1に示すようなロングリード部品11を挿入したワーク10であっても、良好なはんだ付けが可能となる。
なお、溶融はんだ9による噴出部Aの高さは、2〜5mm程度が最適である。例えば、2mm未満の高さでは、ワーク10の部品挿入孔やこれに挿入した部品11のリードに対して十分なはんだ溶融熱量を与えることができない。このため、部品挿入孔にはんだが上がらず、良好なはんだ付けができない。また、噴出部Aの高さが5mmを超えると、ワーク10の部品挿入孔周辺のポストフラックスが溶融はんだ9中に流れ出てはんだ付け部位の活性状態が失われ、いもはんだやはんだつららなどのはんだ付け不良の要因となる。
図2は、図1中の整流ノズルの構成を示す図であり、図2(a)は突起部側から見た斜視図、図2(b)は突起部を設けた面の裏面から見た平面図、図2(c)は図2(a)中のA−A線で切った断面図である。図2(a)に示すように、整流ノズル2は、ノズルプレート2aと、該ノズルプレート2aの一方の面に千鳥格子状に配列した複数の突起部12とを備える。ノズルプレート2aの厚さとしては、2mm程度が望ましい。
突起部12は、図2(b)及び図2(c)に示すように、ノズルプレート2aも貫通する貫通穴13が形成された管状構造を有しており、溶融はんだが該貫通穴13を通過してはんだ供給槽6からはんだ付け槽7へ供給される。なお、整流ノズル2は、図1に示すように、管状の突起部12がはんだ供給槽6側になるように配置される。これにより、はんだ供給槽6の溶融はんだは、突起部12側からノズルプレート2aを介してはんだ付け槽7へ流出する。
図3は、図1中のはんだ付け槽にワークを浸漬した状態を示す図である。図3に示すように、実施の形態1によるはんだ付け装置1では、隔壁7aに整流ノズル2の突起部12がはんだ供給槽6側になるように取り付ける。このように、突起部12側からノズルプレート2aを介してはんだ付け槽7へ溶融はんだを供給することにより、はんだ付け槽7の溶融はんだ9表面上に均一な高さを有する噴流部Aが形成される。
ワーク10は、この整流ノズル2によって形成されたはんだ噴流に浸漬されることで、ワーク10とこれに挿入されたロングリード部品11のリードとがはんだ付けされる。このように、溶融はんだ9の噴流部Aにワーク10を浸漬させることにより、ワーク10のはんだ付け部位に対し接合に必要なはんだを溶融する熱量が供給される。
次に、実施の形態1による整流ノズルを使用した場合と使用しない場合とのはんだ付け状態を比較説明する。
図4は、ワークとこれに挿入されたロングリード部品のリードとのはんだ付け状態を示す断面図であり、図4(a)は整流ノズル2を使用せず、隔壁7aに設けた穴を介して溶融はんだをはんだ付け槽7へ供給した場合のはんだ付け状態を示し、図4(b)は整流ノズル2を使用した場合のはんだ付け状態を示している。
図4(a)に示すように、整流ノズル2を使用していない場合、ワーク10を溶融はんだ9に浸漬させても、溶融はんだ表面9aがワーク10に設けた部品挿入孔部15の途中までしか上がらず、ロングリード部品11のリード11aと部品挿入孔部15との強固なはんだ付けがなされない。これは、部品挿入孔部15を上がってきた溶融はんだ9の熱がリード11aや基板配線14等に拡散し、溶融はんだ表面9aが温度降下により固化して部品挿入孔部15を塞ぎ、溶融はんだ9の上がりを抑制することに起因する。
これに対して、整流ノズル2を使用した場合、上述した溶融はんだの噴流がワーク10のはんだ付け部位に対して絶えず接合に必要な熱量を供給する。このため、部品挿入孔部15に上がってきた溶融はんだ9の熱がリード11aや基板配線14等に拡散しても、溶融はんだ表面9bが溶融した状態を保持し、部品挿入孔部15を塞ぐことなくワーク10上面まで溶融はんだ表面9bが濡れ上がる。これにより、最適なはんだ付け部位を形成することが可能である。
続いて、はんだ付け処理の実験結果を用いて整流ノズル2の最適な構成を説明する。
先ず、整流ノズル2の突起部12の寸法とはんだ付け状態との関係を検討した結果について説明する。図5は、実施の形態1による整流ノズル及び部品挿入孔部を示す図であり、図5(a)は整流ノズル2の突起部12及び貫通穴13の各寸法を規定する図、図5(b)はワーク10の部品挿入孔部の各寸法を規定する図である。図5(a)に示すように、円柱状の突起部12の長さをL、端面の径をD1、貫通穴13の径をD2とし、この突起部12を1つだけノズルプレート2a上に配置した整流ノズル2を用いる。
また、ワーク10に形成される部品挿入孔部15は、図5(b)に示すように開口径が0.9mm、部品挿入孔部15内壁の金属層に電気的に接続する基板配線14となるパッド径が1.3mm、該パッドの厚さも含めたワーク10の板厚を2.4mmとする。ワーク10としては、6層のガラスエポキシ基板を用いた。ワーク10に挿入するロングリード部品11としては、径が0.75mm、長さが30mmの寸法を有する銅に錫メッキしたリードを有する部品を用いた。
はんだ付け状態の良否判定は、図6に示すはんだ付け接合部の断面状態を目視確認することにより行った。例えば、図6(a)、図6(b)に示すように、ワーク10の下面から上面まではんだ16が上がって基板配線14(パッド)がはんだ付けされている場合、部品11のリードとワーク10の基板配線14とが強固に接合されており、はんだ付け良品として判定する。
また、図6(c)のように部品挿入孔部15をほぼ埋めるようにはんだ16が上がっている状態も、パッドのはんだ付けはなされていないが、パッドが部品挿入孔部15内壁の金属層と電気的に接続しており、かつ部品11のリードとワーク10の部品挿入孔部15とが強固に接合されることから良品と判定した。
一方、図6(d)及び図6(e)に示すように、はんだ16が部品挿入孔部15の下部開口を覆っているが、上方にあがっていない状態は、部品11のリードとワーク10の部品挿入孔部15との接合強度がとれないので、はんだ付け不良と判定した。また、図6(f)に示すように、はんだ16が部品挿入孔部15の下部開口を覆い切れていない場合も、はんだ付け不良と判定する。
図7は、整流ノズルの各寸法とはんだ付け状態の良否判定結果との関係を示す図であり、図7(a)はポンプ4の駆動用モータの回転数を30kHzとした場合の結果を示し、図7(b)はポンプ4の駆動用モータの回転数を60kHzとした場合の結果を示している。各条件でのはんだ付け処理は、各寸法の突起部12を有する整流ノズル2によって溶融はんだ表面に高さが15mmの噴出部Aをそれぞれ形成し、該噴出部Aにワーク10を浸漬させて行った。
なお、ポンプ4の駆動用モータの回転数を上げると、はんだ槽での溶融はんだの流れが速くなるため、はんだ付け槽7の溶融はんだ表面が波立つ状態になる。この状態ではんだ付け処理を行うと、溶融はんだの噴流がワーク10のはんだ付け部位に対して不均一に接触し接合に必要な熱量の供給にばらつきが生じるため、はんだ付け不良が発生しやすい状態になる。図7では、駆動用モータの回転数を30kHzとした場合と60kHzとした場合で処理を行っているが、30kHzより60kHzの方がはんだ付け不良が発生しやすい。
駆動用モータの回転数を30kHzとした場合、図7(a)に示すように、突起部12の長さLが5mmであると、いずれの寸法条件であっても良好なはんだ付け状態は得られない。一方、突起部12の長さを10mm及び15mmとした場合、ともに突起部12の径が10mm、貫通穴13の径が6mmであるとはんだ付け不良と判定されたが、突起部12の径を12,16,18mm、貫通穴13の径を8,12,14mmとする寸法条件では、良好なはんだ付け状態が得られる。また、突起部12の長さを20mmにすると、突起部12の径が10,12mm、貫通穴13の径が6,8mmであるとはんだ付け不良と判定され、突起部12の径が16,18mm、貫通穴13の径が12,14mmであるとはんだ付け良品と判定された。
さらに、駆動用モータの回転数を60kHzとした場合、図7(b)に示すように、突起部12の長さLが5mmであると、いずれの寸法条件であっても良好なはんだ付け状態は得られない。一方、突起部12の長さを10mm及び15mmとした場合、突起部12の径が10,12mm、貫通穴13の径が6,8mmであるとはんだ付け不良と判定されたが、突起部12の径を16,18mm、貫通穴13の径を12,14mmとする寸法条件では、良好なはんだ付け状態が得られる。
また、突起部12の長さを20mmにすると、突起部12の径が10,12,16mm、貫通穴13の径が6,8,12mmであるとはんだ付け不良と判定され、突起部12の径が18mm、貫通穴13の径が14mmであるとはんだ付け良品と判定された。上記判定結果から、整流ノズル2の突起部12の寸法として、長さLが10〜15mm、径が16〜18mm、貫通穴13の径が12〜14mmの範囲内である場合、はんだ付け不良がみられず、良好なはんだ付けが可能である。
次に、貫通穴13の配置位置とはんだ付け状態との関係を検討した結果を説明する。
図8は、整流ノズルの貫通穴の寸法及びその配置位置を規定する図である。図8に示す例では、貫通穴13がノズルプレート2a上に千鳥格子状に配置されており、格子の頂点(第1の頂点)に位置する貫通穴13aの端部から格子の中央部に位置する貫通穴13bの端部までの間隔をA1、格子の中央部に位置する貫通穴13bの端部から格子の頂点(第1の頂点に隣接する第2の頂点)に位置する貫通穴13cの端部までの間隔をA2、格子の頂点(第1の頂点)に位置する貫通穴13の端部から格子の頂点(第1の頂点に隣接する第3の頂点)に位置する貫通穴13の端部までの間隔をA3とする。
図9は、貫通穴の配置位置とはんだ付け状態の良否判定結果との関係を示す図であり、図9(a)はポンプ4の駆動用モータの回転数を30kHzとした場合の結果を示し、図9(b)はポンプ4の駆動用モータの回転数を60kHzとした場合の結果を示している。各条件でのはんだ付け処理は、貫通穴を配置寸法を変えた整流ノズル2によって溶融はんだ表面に高さが15mmの噴出部Aをそれぞれ形成し、該噴出部Aにワーク10を浸漬させて行った。
駆動用モータの回転数を30kHzとした場合、図9(a)に示すように、格子頂点に位置する貫通穴13a,13bの間隔A3が20mm、格子頂点に位置する貫通穴13aと格子中央部に位置する貫通穴13bの間隔A1を10mm、格子中央部に位置する貫通穴13bと貫通穴13aに隣接する頂点に位置する貫通穴13cの間隔10mmとした整流ノズル2を使用すると、図6(d)〜(f)に示すような状態になり、はんだ付け不良と判定された。
一方、間隔A3を30,40mm、間隔A1を15,20mm、間隔A2を15,20mmとした寸法条件では、図6(a)〜(c)に示すような状態になってはんだ付け良品と判定された。また、間隔A3を50mm、間隔A1を25mm、間隔A2を25mmとした寸法条件では、はんだ付け不良となる。
また、ポンプ4の駆動用モータの回転数を60kHzとした場合では、図9(b)に示すように、間隔A3を20mm、間隔A1を15mm、間隔A2を15mmとした寸法条件では、はんだ付け不良と判定されるが、この他の間隔A3を30〜50mm、間隔A1を15〜25mm、間隔A2を15〜25mmとした寸法条件では、はんだ付け良品と判定された。上記判定結果から、整流ノズル2の貫通穴13として、間隔A3が30〜40mm、間隔A1が15〜20mm、間隔A3が15〜20mmの範囲内である場合、はんだ付け不良がみられず、良好なはんだ付けが可能である。
このように、整流ノズル2を、突起部12の長さLが10〜15mm、径が16〜18mm、貫通穴13の径が12〜14mmの範囲内であり、かつ格子頂点に位置する貫通穴の間隔A3が30〜40mm、格子頂点に位置する貫通穴と格子中央部に位置する貫通穴の間隔A1,A2が15〜20mmの寸法範囲で構成すると、不良の少ないはんだ付けが可能である。上述のように、これらの寸法範囲を逸脱する構成では、はんだ付け不良が発生することを考慮すると、上記寸法範囲は、ロングリード部品11を挿入したワーク10におけるはんだ付け不良を低減するという整流ノズル2による効果を得るための臨界条件としての意義がある。
これまでの説明では、整流ノズル2を隔壁7aに設置するにあたり、突起部12をはんだ供給層6側に配置した例を示した。これは、突起部12をはんだ供給層6側に配置した整流ノズル2を介してはんだ付け槽7に溶融はんだを供給することにより溶融はんだ表面に形成される噴出部Aが、ワーク10のはんだ付け部位に対して絶えず接触して接合に必要な熱量を供給することができるためである。これに対して、突起部12をはんだ付け槽7側にして整流ノズル2を配置すると、上述のような噴出部Aが形成されず、上記効果を得ることができない。
図10は、突起部をはんだ付け槽側に配置した整流ノズルにおける溶融はんだの流れを説明する図である。図10に示すように、突起部12をはんだ付け槽7側に配置すると、図10中の矢印a方向へ溶融はんだが流れることによって、貫通穴13の出口周辺におけるはんだ密度が低下する。これにより、貫通穴13の出口周辺の溶融はんだが、矢印b方向から矢印c方向へ対流しつつ、矢印a方向の溶融はんだの流れに引きづられて上部に移動する。
この場合、貫通穴13から射出される溶融はんだに加え、その出口周辺の溶融はんだが溶融はんだ表面に達して、いわゆる溶融はんだが表面に激しく届く状態となるため、溶融はんだ表面が波立った状態になる。この状態ではんだ付け処理を行うと、上述したように、溶融はんだの噴流がワーク10のはんだ付け部位に対して不均一に接触し接合に必要な熱量の供給にばらつきが生じるため、はんだ付け不良が発生しやすくなる。本発明では、突起部12を溶融はんだの供給側に配置することにより、上述のような不具合の生じない最適な噴流を溶融はんだ表面に形成することができ、はんだ付け不良の発生を格段に減少させることができる。
なお、貫通穴13の内径に変化がない構成を前提として説明したが、整流ノズル2の貫通穴は、図11に示すような構成であってもよい。例えば、図11(a)では、はんだ流入口からはんだ流出口に至るまでに開口径が小さくなるテーパ状の流路を貫通穴13Aとしている。また、図11(b)に示す構成では、突起部12内に口径が変わる段差部を設け、はんだ流入口よりもはんだ流出口の径を小さくした流路で貫通穴13Bを構成している。図11(c)に示す貫通穴13Cは、図11(b)と同様の構成であるが、段差部分をテーパ状としている。これらの構成の貫通穴であっても、上述と同様の効果を得ることができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、整流ノズル2が、板状のノズルプレート2aと、ノズルプレート2aの対象流体の供給側面に設けられ、ノズルプレート2aの対象流体の需要側面まで貫通した管状の突起部12とを備えるので、ロングリード部品のはんだ付けに適したはんだ噴流を得ることができる。
また、この実施の形態1によれば、ワーク10のはんだ付け面を溶融はんだ9の噴流に浸漬させてはんだ付けを行うはんだ付け装置に整流ノズル2を適用し、整流ノズル2を介してはんだ付け槽7に溶融はんだを供給することにより溶融はんだ表面に噴流部Aを形成するので、良好なはんだ付部位を容易に形成でき、はんだ付け製品の信頼性や電気性能の安定性を向上させることができる。
なお、上記実施の形態1では、はんだ種類については言及しなかったが、例えば鉛フリーはんだ等の環境負荷削減材料のうち、はんだ濡れ性がSn−37Pb共晶はんだよりも劣るはんだ材料を用いたはんだ付け処理であっても、はんだ付けに必要な熱量を連続して供給できることから安定したはんだ付け部位を提供できる。
上記実施の形態1では、ロングリード部品11のはんだ付け処理を行うはんだ付け装置1について説明したが、この装置で扱う溶融はんだを流体のめっき材(はんだめっきも含む)に置き換えることにより、同様の構成で回路基板の配線表面処理に適用することができる。上記実施の形態1によるはんだ付け装置1を、例えば厚板の多層回路基板に形成したスルーホール内部をめっき材でコーティングするめっき付け装置(コーティング装置)として利用可能である。この場合、整流ノズル2でめっき材の流体表面に噴出部Aを形成することにより、上述したようにめっき材がスルーホール内部に濡れ上がる。これにより、容易にしかも安定しためっき処理が可能である。
この他、上記実施の形態1で示した構成によるはんだ付け装置1は、回路基板のスルーホール部にはんだによる導体層を形成する処理にも有効に適用可能である。例えば、厚板の多層回路基板に形成したスルーホール内部のはんだを充填する場合に最適である。この場合においても、容易にしかも安定したはんだ充填処理が可能である。
また、上記実施の形態1によるはんだ付け装置1が扱う材料を溶融はんだから溶融樹脂に置き換えることにより、はんだ付け装置1を、部品の貫通穴内壁への樹脂コーティングを行う樹脂塗布装置(コーティング装置)として利用可能である。この場合においても、はんだ付け装置1で整流ノズル2の各突起部12を通った溶融はんだが均一な高さの噴出部Aを形成したのと同様に、均一な高さの溶融樹脂の噴出部が形成される。これにより、樹脂コーティング対象となる貫通穴を有した部品を溶融樹脂に浸漬させた際、貫通穴周辺部への熱分散が抑制され、溶融樹脂が均一な吐出速度で貫通穴内壁に塗布される。このように、樹脂吐出速度のばらつきが低減することから、塗布寸法のばらつきも抑制され、容易にしかも安定した樹脂塗布が可能である。
実施の形態2.
図12は、この発明の実施の形態2による射出成型装置の構成を示す断面図である。図12において、実施の形態2による射出成型装置17は、充填部18及び成型部19を備え、充填部18と成型部19が上記実施の形態1で示した整流ノズル2を介して接続される。充填部18は、成型材料である溶融樹脂を充填しておくシリンダであり、不図示の押出機が加える圧力により整流ノズル2を介して図12中の矢印方向に成型部19へ溶融樹脂を押し出す。成型部19は、内部が樹脂成型品の外形状を有する射出成型用キャビティである。整流ノズル2は、充填部18と成型部19の間に介装されて、ノズルプレート2aが充填部18と成型部19を区画する隔壁として機能する。また、整流ノズル2の突起部12は、溶融樹脂を供給する充填部18側に配置される。
次に動作について説明する。
充填部18に溶融樹脂を充填し、不図示の押出機で押出圧力を加えて図12中の矢印方向に溶融樹脂を押し出す。溶融樹脂は、整流ノズル2の突起部12を通って成型部18に充填される。このとき、上記実施の形態1でのはんだ付け装置1において、整流ノズル2の各突起部12を通った溶融はんだが均一な高さの噴出部Aを形成したのと同様に、突起部12を通ることにより溶融樹脂の熱分散が抑制され、熱分散による局所的な固化のない溶融樹脂が充填部18から成型部19へ連続して供給される。これにより、樹脂充填において、金型である成型部19の内部温度ばらつきが抑制され、均一な樹脂密度の成型品を得ることができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、内部が成型品の外形状を有し、被成型流体である溶融樹脂が射出されて成型物が成型される成型部19と、成型部19に被成型流体を供給する充填部18と、成型部19と充填部18の境界に配置され、充填部18から成型部19へ被成型流体を供給する整流ノズル2とを備えるので、成型部19の内部温度ばらつきが抑制され、均一な樹脂密度の成型品を容易にかつ安定して得ることができる。
なお、上記実施の形態2による射出成型装置17で扱う材料を溶融樹脂から溶融ガラスに置き換えることにより、射出成型装置17をガラス成型装置としても利用可能である。この装置においても、整流ノズル2の各突起部12を通ることにより溶融ガラスの熱分散が抑制され、熱分散による局所的な固化のない溶融ガラスが充填部18から成型部19へ連続して供給される。これにより、成型部19の内部温度ばらつきが低減し、均一なガラス密度の成型品を得ることができる。例えば、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ、太陽光パネル等に用いられる大型ガラス板の製造の製造において、ガラス成型時に偏性を起こしにくい。
図1は、この発明の実施の形態1による静止フローはんだ付け装置の構成を示す図である。 図1中の整流ノズルの構成を示す図である。 図1中のはんだ付け槽にワークを浸漬した状態を示す図である。 ワークとこれに挿入されたロングリード部品のリードとのはんだ付け状態を示す断面図である。 実施の形態1による整流ノズル及び部品挿入孔部を示す図である。 はんだ付け状態とその良否判定を示す図である。 整流ノズルの各寸法とはんだ付け状態の良否判定結果との関係を示す図である。 整流ノズルの貫通穴の寸法及びその配置位置を規定する図である。 貫通穴の配置位置とはんだ付け状態の良否判定結果との関係を示す図である。 突起部をはんだ付け槽側に配置した整流ノズルにおける溶融はんだの流れを説明する図である。 貫通穴の他の構成例を示す断面図である。 この発明の実施の形態2による射出成型装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 静止フローはんだ付け装置、2 整流ノズル、2a ノズルプレート、3a 上部酸化物流入防止フィルタ、3b 下部酸化物流入防止フィルタ、4 ポンプ、5a〜5c ヒータ、6 はんだ供給槽、7 はんだ付け槽、7a,7b 隔壁、8 はんだ圧力槽、9 溶融はんだ、9a,9b 溶融はんだ表面、10 ワーク、11 ロングリード部品、11a リード、12 突起部、13,13a〜13d,13A〜13C 貫通穴、14 基板配線(パッド)、15 部品挿入孔部、16 はんだ、17 射出成型装置、18 充填部、19 成型部。

Claims (9)

  1. 対象流体の需要側と供給側の境界に配置され、前記対象流体を前記供給側から前記需要側へ流出する整流ノズルにおいて、
    板状のプレートと、
    該プレートの前記対象流体の供給側面に設けられ、前記プレートの前記対象流体の需要側面まで貫通した管状の突起部とを備えたことを特徴とする整流ノズル。
  2. 突起部をプレートの対象流体の供給側面上に千鳥格子状に配置したことを特徴とする請求項1記載の整流ノズル。
  3. 板状のワークのはんだ付け面を溶融はんだの噴流に浸漬させてはんだ付けを行うはんだ付け装置において、
    前記ワークのはんだ付けを行うはんだ付け槽と、
    前記はんだ付け槽に溶融はんだを供給するはんだ供給槽と、
    前記はんだ付け槽と前記はんだ供給槽の境界に配置され、前記はんだ供給槽から前記はんだ付け槽へ溶融はんだを供給することにより、前記はんだ付け槽の溶融はんだ表面に噴流を形成する請求項1または請求項2記載の整流ノズルとを備えたことを特徴とするはんだ付け装置。
  4. 板状のワークのコーティング面をコーティング材の噴流に浸漬させてコーティングを行うコーティング装置において、
    前記ワークのコーティングを行うコーティング処理槽と、
    前記コーティング処理槽にコーティング材を供給する供給槽と、
    前記コーティング処理槽と前記供給槽の境界に配置され、前記供給槽から前記コーティング処理槽へコーティング材を供給することにより、前記コーティング処理槽のコーティング材表面に噴流を形成する請求項1または請求項2記載の整流ノズルとを備えたことを特徴とするコーティング装置。
  5. コーティング材は、めっき材料であることを特徴とする請求項4記載のコーティング装置。
  6. コーティング材は、溶融樹脂であることを特徴とする請求項4記載のコーティング装置。
  7. 被成型流体を射出して成型物を成型する射出成型装置において、
    内部が成型品の外形状を有し、前記被成型流体が射出されて前記成型物が成型される成型部と、
    前記成型部に前記被成型流体を供給する充填部と、
    前記成型部と前記充填部の境界に配置され、前記充填部から前記成型部へ被成型流体を供給する請求項1または請求項2記載の整流ノズルとを備えたことを特徴とする射出成型装置。
  8. 被成型流体は、溶融樹脂であることを特徴とする請求項7記載の射出成型装置。
  9. 被成型流体は、溶融ガラスであることを特徴とする請求項7記載の射出成型装置。
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