JPH1081526A - 光学部品成形装置 - Google Patents

光学部品成形装置

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JPH1081526A
JPH1081526A JP25088196A JP25088196A JPH1081526A JP H1081526 A JPH1081526 A JP H1081526A JP 25088196 A JP25088196 A JP 25088196A JP 25088196 A JP25088196 A JP 25088196A JP H1081526 A JPH1081526 A JP H1081526A
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JP
Japan
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gate
glass
cavity
cut
sprue
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JP25088196A
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English (en)
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Masaaki Fukuda
正明 福田
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B19/00Other methods of shaping glass
    • C03B19/02Other methods of shaping glass by casting molten glass, e.g. injection moulding
    • C03B19/025Other methods of shaping glass by casting molten glass, e.g. injection moulding by injection moulding, e.g. extrusion

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプルとキャビティとの間に、このスプルよ
り通路断面積が小さくなったゲートを設け、射出成形後
のガラスのうち、このゲートに位置する部位を他の部位
より脆弱化させて、ゲートカットがより容易に行えるよ
うにする。 【構成】 溶融ガラスの射出成形により成形型10のキ
ャビティ13内でレンズが成形されるが、キャビティ1
3のレンズの部分と、スプル14及びゲート15の余剰
部分が一体的に成形される。ゲート15は通路断面積が
最も小さく、最も脆弱な部位であり、またこのゲート1
5に極めて近い位置に設けた流路16に冷媒を流すこと
により、ゲート15の部分のガラスを他の部位より早く
冷却して固形化させて、レンズ成形品の部分と余剰部分
との間を切断するゲートカットを容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス素材を加熱
・溶融させて、成形型に所定の圧力で注入することによ
って、レンズ等の光学部品を射出成形するようにした光
学部品成形装置に関するものであり、特に成形後にゲー
トカットを円滑かつ確実に行えるようにした光学部品成
形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ等の光学部品の製造方式として
は、研磨方式が古くから用いられているが、加工が極め
て面倒であり、また非球面レンズを形成するのが困難で
ある等のことから、近年においては、ガラス素材をプリ
フォームした状態で成形型に装着し、このプリフォーム
を加熱して軟化させた上で上下からプレスすることによ
り製造するプレス方式も使用されている。プレス成形に
よる光学部品の成形は、研磨方式との比較では製造が容
易かつ効率的になるが、成形を行う前の段階でプリフォ
ームを製造しなければならないことから、その製造工数
が多くなるという難点がある。
【0003】そこで、ガラスを溶融させて、射出ノズル
から成形型内に注入する射出成形方式による光学部品の
製造方式も開発されている。ガラスを溶融させるため
に、るつぼを用い、このるつぼ内で溶融したガラスをシ
リンダ等の圧送手段によって射出ノズルから成形型内に
ガラスを供給する方式が一般的であるが、ロッド状に形
成したガラスロッドを用い、このガラスロッドの先端部
分を加熱して溶融させ、かつガラスロッドの基端側を押
動することによって、射出ノズルから成形型に溶融ガラ
スを供給する自己消耗型ガラスロッドで射出成形を行う
方式も開発されている。
【0004】いずれの方式にしろ、射出成形によりレン
ズ等の光学部品を製造するには、成形型に所定の形状の
転写面を有するキャビティを形成するが、このキャビテ
ィ内に溶融ガラスを送り込むための流路が必要となり、
成形型の周胴部に注入口を形成し、この注入口からキャ
ビティに至るスプルが形成される。溶融ガラスがキャビ
ティ内に供給されると、スプル内にもガラスが滞留する
ことになり、この部分に滞留するガラスは光学部品とな
るキャビティ内のガラスに連なった状態になる。従っ
て、成形型を冷却して製品を取り出した時に、スプル内
に位置する余剰のガラス分はゲートの部分から切り離さ
なければ光学部品とならない。従って、キャビティへの
ガラスの通路における入口に当るゲートの部分をカット
する、所謂ゲートカットが行われる。ゲートカットは、
成形型から取り出した後に行うが、ゲートを切断した後
に、切断部分の形状の安定性を図るために、研磨等の仕
上げ加工を行わなければならない。
【0005】ゲートカットは成形時に行うこともでき
る。例えば、特開平6−305745号公報及び特開平
6−305746号公報には、成形時にゲートカットを
行う構成としたものが示されている。特開平6−305
745号公報に開示されているゲートカット方式は、成
形型のスプルと直交する方向に通路を設けて、この通路
に先端が鋭利な刃となったゲートカットピンを設ける構
成としたものである。また、特開平6−305746号
公報のゲートカット方式は、成形型を2つの胴型と、転
写面を備えた一対のコア型とから構成し、コア型を胴型
に対して摺動変位させることによって、両コア型により
形成されるキャビティを胴型に対して擦り切るようにし
てゲートカットを行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
技術においては、ゲートカットピンを用いる場合であ
れ、コア型をゲートに対して擦り切る場合であれ、ガラ
スが溶融状態乃至少なくともある程度流動性を持った状
態で、所定の部材を移動させることによりゲートカット
が行われる。ガラスが固形状態になった後では、ゲート
カットピンをキャビティとゲートとの境界部に挿入して
も、カットを行うことができず、またガラスが固形状態
になった後にコア型を摺動させると、キャビティ内のゲ
ート近傍の部位に割れや欠けが生じる可能性もある。
【0007】以上のように、ゲートカットを部材と部材
との間の摺動により行うように構成し、かつガラスが溶
融乃至軟化状態で行う構成とすると、加熱状態になって
いる部材を摺動変位させるための駆動機構を設ける必要
があり、このために成形装置の構成が複雑になる等の問
題点がある。また、可動側の部材と固定側の部材との間
に僅かでも隙間があると、低い粘度状態のガラスがこの
隙間に巻き込まれるようにして入り込むおそれがある。
しかも、ゲートカットピンを移動させる場合でも、また
コア型を移動させる場合でも、ガラスが冷却されて、実
質的に固形状態になるまで、ゲートカット状態に維持し
なければならない。そうすると、摺動部内に入り込んだ
ガラスも固形化してしまう。このために、成形型本体が
冷却された後に、ゲートカットピンを抜き出そうとして
も、このゲートカットピンがスティック状態になり抜き
出せなくなるおそれがあるし、またコア型と胴型との間
の分離が不能になることにもなる。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、可動部材を設けること
なくゲートカットを行えるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、成形型に、転写面を有するキャビテ
ィを設けると共に、溶融ガラスの射出ノズルが接離され
る注入口からのスプルを前記キャビティに連通させるた
めに、このスプルより通路断面積が小さくなったゲート
を設け、射出成形後のガラスのうち、このゲートに位置
する部位を他の部位より脆弱化させる構成としたことを
その特徴とするものである。
【0010】例えば、レンズ等の光学部品は、その全面
が有効面として用いられるのではなく、外周側の一部に
レンズとして機能しない部分がある。そこで、射出成形
を行うには、レンズの外径を完全な円形状とするのでは
なく、外周縁の一部が直線状となった、所謂Dカット部
を形成して、このDカットの部位にゲートを形成する。
これによって、光学部品の成形を行った後、ゲートカッ
トを行った部位の形状に多少の誤差が生じても、光学機
器に装着する際に格別の不都合はない。
【0011】成形後において、ゲートに位置するガラス
を急速に冷却すると、その部分が局部的に熱収縮を起こ
す。ゲートはスプルの部位より通路断面積が小さく、脆
弱な状態になっているから、局部的な熱収縮に起因する
応力がこのゲートの部位に集中して、さらに脆弱化が進
み、格別の外力を加えなくても切断されることになる。
このためには、ゲートの近傍には、このゲート内に位置
するガラスを急速に冷却するための冷媒を供給する冷媒
供給流路を設ける構成とすれば良い。また、特に、ゲー
トの形状として、スプル側からキャビティ側に向けて通
路断面積が連続的に縮小するテーパ状の通路となし、キ
ャビティへの連通部分のガラスの形状としては、略V字
状の切り込みが入った状態になる。従って、冷却時に、
この部位における応力の集中が極めて大きくなり、さら
に容易に、しかも円滑にゲートカットが行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態について説明する。まず、図1に射出成形に
よるレンズの成形装置の概略構成を示す。この図1にお
いては、るつぼを用いたガラス供給部1から溶融したガ
ラスを成形型10に供給してレンズを成形する構成とし
たものが示されている。ただし、ガラス供給部として
は、これ以外にも、前述した自己消耗型ガラスロッドを
用いる方式も採用できる。また、成形型としては、1個
のレンズを成形するように構成したものを示すが、2個
以上のレンズ等の光学部品を同時に成形できるように、
2以上のキャビティを持った成形型も用いることができ
る。
【0013】ガラス供給部1を構成するるつぼ2にはヒ
ータ3が装着されており、このヒータ3でるつぼ2を加
熱することより、るつぼ2内のガラスは溶融状態になる
ように調整されている。そして、るつぼ2内におけるガ
ラスの温度を均一化するために攪拌部材4が装着されて
いる。るつぼ2は連通路5によりシリンダ6と連通して
おり、このシリンダ6の先端には射出ノズル7が設けら
れている。ヒータ3は、るつぼ2から連通路5及びシリ
ンダ6、さらに射出ノズル7に至るまで設けられてお
り、これによって射出に至るまでガラスの粘度が厳格に
管理されるようになっている。シリンダ6にはプランジ
ャ8が摺動可能に装着されており、このプランジャ8を
シリンダ6内に押し込むことによって、溶融ガラスを所
定の圧力で所定量供給できるようになっている。
【0014】成形型10は、図2及び図3に示したよう
に、上型11と下型12とから構成され、上型11と下
型12とは接合させて、所定の型締めを行うようにして
アセンブルされる。上型11と下型12との接合部には
キャビティ13が形成され、これら上型11及び下型1
2のキャビティ13を構成する面は所定の曲面形状とな
った転写面11a,12aとなっている。従って、キャ
ビティ13は成形されるレンズ形状に対応する形状とな
り、このキャビティ13内に溶融ガラスを供給して冷却
すると、転写面11a,12aが転写された表面形状を
有するレンズが成形される。ただし、キャビティ13の
外周は完全な円形状ではなく、一部が直線状となったD
カット部13aが設けられる。キャビティ13に溶融ガ
ラスを導入するために、上型11と下型12との接合部
にスプル14が形成される。スプル14の一端は成形型
10の側面に開口した注入口14aとなり、また他端は
キャビティ13のDカット部13aに接続されたゲート
15となっている。ここで、ゲート15は、スプル14
より通路断面積が小さく、しかも成形されるレンズの厚
みより小さな開口径を有する。
【0015】射出ノズル7はスプル14の注入口14a
に接続される。そして、プランジャ8をシリンダ6内に
押し込むことによって、るつぼ2から供給される溶融ガ
ラスがスプル14からゲート15を経てキャビティ13
内に注入される。キャビティ13全体に隈なく溶融ガラ
スが供給され、隙間や気泡等が生じないようにするため
に、ガラスは成形型10内に円滑に流入するように十分
な流動性を持たせ、かつプランジャ8によりキャビティ
13内に供給される溶融ガラスに所定の圧力を加える。
ここで、射出成形を行うのに必要な粘度状態はガラスの
作業点の粘度であり、具体的には102 〜104 poise
程度の低い粘度である。キャビティ13内のガラスを冷
却して固形化した後に、成形型10の上型11と下型1
2とを分離することによって、レンズ成形品が取り出さ
れる。なお、キャビティ13には溶融ガラスの供給時に
内部の空気を円滑に排出するために、空気抜き用の通路
が形成されるが、その図示は省略する。
【0016】以上のようにして射出成形が行われると、
上型11と下型12の各転写面11a,12aの形状が
転写されたレンズが成形されるが、スプル14及びゲー
ト15内のガラスは除去されないことから、キャビティ
13におけるレンズの部分と、スプル14及びゲート1
5が転写された形状の余剰部分が一体的に成形された成
形物が得られる。従って、レンズ成形品とするには、こ
の余剰部分を切断除去しなければならない。余剰部分は
ゲート15のキャビティ13への接続部分から切断する
ことであり、これがゲートカットである。ここで、成形
物全体のうち、ゲート15に相当する部位は最も断面積
が小さい。従って、ガラスが完全に固形化した後には、
ゲート15の部位が最も脆弱な部分であり、この部位に
衝撃を加えると、この脆弱部分が容易に切断されて、レ
ンズ成形品の部位と余剰部分とが切り離される。このよ
うに、ゲートカットをより容易に行うには、成形物のう
ちのゲート15をより脆弱なものとすれば良く、このた
めにはゲート15の通路断面積をできるだけ絞れば良
い。ただし、ゲート15の開口径を小さくしすぎると、
成形品の表面に流線模様が生じる等といった不都合があ
るので、成形品の品質が保持できることを条件として、
できるだけゲート15を絞るのが好ましい。
【0017】ところで、ゲートカットは必ずしも成形型
10から取り出した後に行わなくとも、成形型10内で
ガラスを冷却する間に実質的なゲートカット状態を作り
出すことも可能である。このガラスの冷却中にゲートカ
ットを行うためには、成形型10を図4に示したように
構成すれば良い。即ち、成形型10におけるゲート15
に極めて近い位置に、上型11から下型12に貫通する
流路16を設け、この流路16には冷媒供給ノズル(図
示せず)が着脱可能に接続されるように構成する。ここ
で、成形型10に溶融ガラスを注入する際には、成形型
10及びるつぼ1は窒素ガス等の不活性ガスの雰囲気下
に置かれる。従って、供給される冷媒としては、窒素ガ
ス(N2 ガス)またはフォーミングガス(98%のN2
と2%のH2 との混合ガス)を用いる。また、この冷媒
の温度としては、ガラスの歪み点(約1014.5pois
e)の温度より20℃低い温度とする。ここで、ガラス
の歪み点の温度は用いられるガラスの組成により異な
る。
【0018】以上のように構成することによって、成形
型10に溶融ガラスが注入された直後または遅くともガ
ラスが転移点(約1012poise)に冷却されるまで
の間に、成形型10に形成した流路16内に冷媒を流通
させて、成形型10内に注入されたガラスのうち、最も
通路断面積の小さなゲート15の部分のガラスが他の部
位より早く冷却して固形化することになる。この結果、
ゲート15内のガラスとキャビティ13内のガラスとの
間に熱収縮の度合いに差異が生じることになって、この
熱収縮時における応力がゲート15に集中することにな
り、キャビティ13内のガラス、即ちレンズ成形品の部
位と、ゲート15の部位のガラス、即ち余剰部分との間
に亀裂が生じて、両者が分離するか、または僅かな外力
を加えただけで、レンズ成形品の部分と余剰部分との間
が容易に切断される。ここで、レンズ成形品の部位とゲ
ートの15の部位との断面積の差は極端に大きく、しか
もゲート15は直線状のDカット部13aに連なるもの
であるから、確実にDカット部13aとゲート15との
境界部分に相当する位置に亀裂が生じる。
【0019】また、前述したゲート15を急速冷却する
ことによりゲートカットを行うに当っては、キャビティ
とゲートとの境界部が最も脆弱になるように構成するの
が好ましい。このためには、図5に示したように、スプ
ル14側からキャビティ13側に向けて連続的に通路断
面積が縮小するようにテーパ状となったゲート15′を
形成する。これによって、ゲート15′のキャビティ1
3への接続部分は、略V字状の切り込みが入った形状と
なる。従って、冷媒を流路16に流して、キャビティ1
3の部分とゲート15′の部分との間で、熱収縮に差異
が生じるようにした時に生じる応力は、ゲート15′か
らキャビティ13への移行部分に極端に集中し、少なく
とも成形型10から成形品を取り出す時に僅かな外力を
加えただけで、キャビティ13内におけるレンズ成形品
の部分と余剰部分との間が、確実に、しかも正確に切断
された状態になる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、スプル
とキャビティとの間に、このスプルより通路断面積が小
さくなったゲートを設け、射出成形後のガラスのうち、
このゲートに位置する部位を他の部位より脆弱化させる
構成としたので、ゲートカットがより容易に行えるよう
になり、特に成形型におけるゲートの近傍に、このゲー
ト内に位置するガラスを急速に冷却する冷媒供給流路を
設ける構成とすることにより、ガラスが冷却されていく
間に、自動的にゲートカットが行われる等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す光学部品成形
装置の全体構成図である。
【図2】成形型の縦断面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】他の形態の成形型を示す図3と同様の断面図で
ある。
【図5】成形型に設けられるゲートの他の形態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 ガラス供給部 10 成形型 11 上型 12 下型 11a,12a 転写面 13 キャビティ 14 スプル 15,15′ ゲート 16 流路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形型に、転写面を有するキャビティを
    設けると共に、溶融ガラスの射出ノズルが接離される注
    入口からのスプルを前記キャビティに連通させるため
    に、このスプルより通路断面積が小さくなったゲートを
    設け、射出成形後のガラスのうち、このゲートに位置す
    る部位を他の部位より脆弱化させる構成としたことを特
    徴とする光学部品成形装置。
  2. 【請求項2】 前記ゲートは光学部品のうちのDカット
    部に開口させる構成としたことを特徴とする請求項1記
    載の光学部品成形装置。
  3. 【請求項3】 前記ゲートの近傍には、このゲート内に
    位置するガラスを急速に冷却する冷媒供給流路を設ける
    構成としたことを特徴とする請求項1記載の光学部品成
    形装置。
  4. 【請求項4】 前記ゲートは、前記スプル側からキャビ
    ティ側に向けて通路断面積が連続的に縮小するテーパ状
    の通路で構成したことを特徴とする請求項3記載の光学
    部品成形装置。
JP25088196A 1996-09-03 1996-09-03 光学部品成形装置 Pending JPH1081526A (ja)

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