JP2008258406A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 還流電流がFWDセル領域に流れるときに蓄積されるホールが少なく、かつ、IGBTセル領域に侵入するホールが少ない半導体装置を実現する。
【解決手段】 半導体装置1の中央を走行している中央ゲート配線4aの両側に配置されたセル領域列のうち、一方のセル領域列を構成する各FWDセル領域(FWD活性領域)3は、ゲート配線4の下方を通過して他方のセル領域列を構成する各FWDセル領域3と一体形成されている。これにより、ゲート配線領域とIGBT活性領域とFWD活性領域とが交差する領域に蓄積されるホールをFWDセル領域(FWD活性領域)3に吸収することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ((Insulated Gate Bipolar Transistor)以下、IGBTという)と、このIGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード((Free Wheel Diode)以下、FWDという)とを1チップ化した半導体装置に関する。
従来、この種の半導体装置として、例えば、直流電圧を3相の交流電圧に変換するインバータ回路に使用されるものが知られている。図10は、そのインバータ回路の一例である。インバータ回路7は、IGBT5aと、このIGBT5aに逆並列接続されたFWD5bとからなる半導体装置5を6個有する。直流電源Eの電圧(例えば200V)は昇降圧コンバータ8によって昇圧され、コンデンサCに昇圧電圧(例えば650V)が生成される。その昇圧電圧は、インバータ回路7の各半導体素子5をスイッチング動作させることによって3相交流電圧に変換され、それにより負荷L(例えば、電気自動車の駆動源であるモータなど)が駆動される。また、負荷Lへの電力供給が停止してから負荷Lが停止するまでの電力回生によって負荷Lに発生する電圧は、昇降圧コンバータ8により降圧される。
図6は、図10に示した半導体装置5の説明図であり、(a)は半導体装置5の平面図、(b)は(a)に示す半導体装置5の中央ゲート配線領域4a付近の部分拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面説明図である。
半導体装置5には、IGBT5aとして機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域2と、FWD5bとして機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域3とを1組として、5組を列状に配置してなる列(以下、セル領域列という)が左右に2列配置されている。各セル領域列の間および各セル領域列の外周には、各IGBTセルのゲート電極と外部電極(図示せず)とを電気的に接続するためのゲート配線4が走行している。以下、各セル領域列の間を走行するゲート配線を中央ゲート配線4aといい、各セル領域列の外周を走行するゲート配線を外周ゲート配線4bという。
図6(a),(b)では、各IGBTセルのゲート電極とゲート配線4とを電気的に接続する配線、各IGBTセルのエミッタ電極(各FWDセルのアノード電極)、各配線および電極上の絶縁層(例えば、ポリイミド層など)を省略している。
実際には、ゲート配線4は、絶縁層を介して半導体基板6の表面に形成されている。例えば、図6(c)に示すように、中央ゲート配線4aは、絶縁層6aを介して半導体基板6の表面に形成されている。中央ゲート配線4aと、IGBT領域2およびFWD活性領域3との間には、IGBTおよびFWDの動作時には、積極的な役割を担わない不活性領域が形成されている。以下、中央ゲート配線4aの端部とFWD活性領域3の終端との間に形成された不活性領域をFWD側ランナ9bといい、中央ゲート配線4aの端部とIGBT領域2の終端との間に形成された不活性領域をIGBT側ランナ9aという。また、中央ゲート配線4aと、IGBT側ランナ9aと、FWD側ランナ9bとからなる領域をゲート配線領域9という。
図7は、図6(a)に示す半導体装置5を破線で囲まれた領域Bにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。図8は、図7の平面図である。図9は、図8に示す半導体装置の部分断面図であり、(a)は、図8において破線で囲まれた領域Fにて切断した部分のIGBTセルの断面説明図、(b)は、領域Gにて切断した部分のFWDセルの断面説明図である。
図7,8に示すように、半導体基板6には、複数のIGBTセル10からなるIGBTセル領域2と、複数のFWDセル30からなるFWDセル領域3とが並設されている。
図9(a)に示すように、IGBTセル10は、トレンチ型の構造である。IGBTセル10は、半導体基板6に形成されており、IGBTセル10を形成する半導体基板6は、P型の不純物が高濃度で導入されたP+層12と、そのP+層12の表面に形成されたN型の不純物拡散層よりなるFS(Field Stop)層13と、そのFS層13の表面に形成された低濃度のN−層14と、そのN−層14の表面から内部に向けてP型の不純物が導入されたP層19とから構成される。
P層19の表面下には、IGBTセル10の動作に関与するトレンチ22,22が、間隔を置いて隣接して形成されている。各トレンチ22は、それぞれ溝状に形成されており、各トレンチ22の底部は、N−層14の内部まで達している。各トレンチ22の内部には、ゲート電極18がそれぞれ埋め込まれており、各ゲート電極18の周囲は、シリコン酸化膜15により覆われている。各トレンチ22間に形成されているチャネルP領域23の表面下には、P型の不純物が導入されたPボディ層20が形成されている。
Pボディ層20と各トレンチ22との境界部位におけるチャネルP領域23は、N型の不純物が導入されたエミッタN層21が形成されている。各ゲート電極18の表面を覆うシリコン酸化膜15の表面には、BPSG(Borophosphosilicate glass )層17が形成されており、BPSG層17の表面には、エミッタ電極16が形成されている。各トレンチ22間に形成されたPボディ層20は、エミッタ電極16とコンタクトしている。P+層12の裏面には、コレクタ電極11が形成されている。
図9(b)に示すように、FWDセル30は、半導体基板6に形成されており、FWDセル30を形成する半導体基板6は、N型の不純物が高濃度で導入されたN+層33と、そのN+層33の表面に形成されたFS層13と、そのFS層13の表面に形成された低濃度のN−層14と、そのN−層14の表面から形成されたP−層32と、そのP−層32の表面からP型の不純物が高濃度で導入されたP+層31とから構成される。P+層31およびP−層32は、それぞれストライプ状に形成されている。FWDセル30を形成する半導体基板6の表面には、アノード電極として機能するエミッタ電極16が形成されており、裏面には、カソード電極として機能するコレクタ電極11が形成されている。図8において、IGBTセル10を構成するトレンチ22の終端までの領域がIGBTセル領域であり、エミッタN層21の終端までの領域をIGBT活性領域である。また、FWDセル領域3aは、その全体がFWD活性領域になっている。
特開平5−152574号公報(第8段落、図1)
図11は、IGBTおよびFWDの電圧および電流の過渡特性を示す説明図である。負荷Lがモータなどの誘導性の場合、IGBTがターンオン状態からターンオフすると、ターンオン状態の通電時に負荷Lに蓄積されていたエネルギが還流電流IbとしてFWDに流れるが、この還流電流Ibが流れるときに半導体装置にホールが蓄積する。このため、次にIGBTがターンオンしたときに、還流電流Ibは減少して一旦0になるが、半導体装置に蓄積されていたホールにより、還流電流Ibが逆流し、オーバーシュートする。このときのFWDの動作をリカバリ動作といい、逆流した還流電流Ibをリカバリ電流Irrという。
本願発明者らによるシミュレーションの結果、ホールは、ゲート配線領域、特にゲート配線領域とIGBT活性領域とFWD活性領域とが交差する領域(以下、交差領域という)に多く蓄積されることが分かった。このため、その蓄積されているホールが原因のリカバリ電流が、FWD活性領域に最も近いIGBT活性セルの終端(図8において破線で囲んだ領域Dの部分)に集中し、半導体装置が破壊されるおそれのあることが分かった。
そこでこの発明は、還流電流がFWDセル領域に流れるときに蓄積されるホールが少なく、かつ、IGBTセル領域に侵入するホールが少ない半導体装置を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記FWDセル領域の活性領域(3a)の終端(3c)が、そのFWDセル領域に並設されたIGBTセル領域の活性領域(2b)の終端(2c)よりも前記ゲート配線に近付いてなるという技術的手段を用いる。
FWDセル領域の活性領域の終端が、そのFWDセル領域に並設されたIGBTセル領域の活性領域の終端よりもゲート配線に近付いてなるため、FWDセル領域の活性領域の終端とゲート配線との距離がIGBTセル領域の活性領域の終端とゲート配線との距離と同じである従来の半導体装置よりも、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを少なくすることができる。
請求項2に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記FWDセル領域の活性領域(3a)の終端(3c)が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層(6a)を介して前記ゲート配線の前記FWDセル領域側の端部に達してなるという技術的手段を用いる。
FWDセル領域の活性領域の終端が、ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介してゲート配線のFWDセル領域側の端部に達してなるため、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を請求項1に係る発明よりも大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を請求項1に係る発明よりも増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを請求項1に係る発明よりも少なくすることができる。
請求項3に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記FWDセル領域の活性領域(3a)の終端(3c)が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層(6a)を介して前記ゲート配線と重なってなるという技術的手段を用いる。
FWDセル領域の活性領域の終端が、ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介してゲート配線と重なってなるため、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を請求項2に係る発明よりも大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を請求項2に係る発明よりも増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを請求項2に係る発明よりも少なくすることができる。
請求項4に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記FWDセル領域の活性領域(3a)が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層(6a)を介して前記ゲート配線を越えてなるという技術的手段を用いる。
FWDセル領域の活性領域が、ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介してゲート配線を越えてなるため、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を請求項3に係る発明よりも大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を請求項3に係る発明よりも増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを請求項3に係る発明よりも少なくすることができる。
請求項5に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記FWDセル領域の活性領域(3a)と前記ゲート配線の前記FWDセル領域側の端部との間に形成された領域(9b)の面積が、前記IGBTセル領域と前記ゲート配線の前記IGBTセル領域側の端部との間に形成された領域(9a)の面積よりも小さいという技術的手段を用いる。
FWDセル領域の活性領域とゲート配線のFWDセル領域側の端部との間に形成された領域の面積が、IGBTセル領域とゲート配線のIGBTセル領域側の端部との間に形成された領域の面積よりも小さいため、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを少なくすることができる。
また、請求項1ないし請求項5に係る発明は、請求項7に記載のように、前記IGBTセル領域(2,2a)と、これに並設された前記FWDセル領域(3,3a)とからなる組が、前記ゲート配線(4a)の両側にそれぞれ配置されてなる構造に用いることもできる。
つまり、上記の構造では、前述の交差領域がゲート配線の両側に存在するが、交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を大きくすることにより、ゲート配線の両側に存在する各IGBTセル領域に侵入するホールをそれぞれ少なくすることができる。
請求項6に記載の発明では、IGBT(5a)として機能する複数のIGBTセル(10)からなるIGBTセル領域(2,2a)と、前記IGBTに逆並列接続されたFWD(5b)として機能する複数のFWDセル(30)からなるFWDセル領域(3,3a)とが半導体基板(6)に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極(18)と外部電極とを電気的に接続するゲート配線(4a)が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端(2d,3c)に沿って配置された半導体装置(1)において、前記IGBTセル領域と、これに並設された前記FWDセル領域とからなる組が、前記ゲート配線の両側にそれぞれ配置されており、一方の組の前記FWDセル領域の各FWDセルと他方の組のFWDセル領域の各FWDセルとが、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層(6a)を越えて一体形成されてなるという技術的手段を用いる。
IGBTセル領域と、これに並設されたFWDセル領域とからなる組が、ゲート配線の両側にそれぞれ配置されており、一方の組のFWDセル領域の各FWDセルと他方の組のFWDセル領域の各FWDセルとが、ゲート配線の下部に配置された絶縁層を越えて一体形成されてなるため、前述の交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積を請求項1〜5に係る発明よりも大きくすることができる。
従って、還流電流がFWDセル領域に流れるときに前述の交差領域に蓄積されるホールがFWDセル領域に吸収される量を請求項1〜5に係る発明よりも増加させることができるため、IGBTセル領域に侵入するホールを請求項1〜5に係る発明よりも少なくすることができる。
また、請求項6または請求項7に係る発明は、請求項8に記載するように、前記組を複数配列してなるセル領域列が前記ゲート配線(4a)の両側にそれぞれ配置されてなる構造に用いることもできる。
つまり、上記の構造では、前述の交差領域がゲート配線の両側に配置されたセル領域列の各組にそれぞれ存在するが、各交差領域におけるFWDセル領域の活性領域の面積をそれぞれ大きくすることにより、ゲート配線の両側に存在する各IGBTセル領域に侵入するホールをそれぞれ少なくすることができる。
なお、上記括弧内の符号は、後述する発明の実施形態において記載されている符号と対応するものである。
この発明に係る実施形態について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係る半導体装置の説明図であり、(a)は平面図、(b)は中央ゲート配線近傍の拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面説明図である。図2は、図1に示す半導体装置1を破線で囲まれた領域Aにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。図3は、図2の平面図である。図4は、他の構造の半導体装置を示す平面図である。
なお、図1では、各IGBTセルのゲート電極とゲート配線4とを電気的に接続する配線(例えば、ポリシリコン)、各IGBTセルのエミッタ電極(各FWDセルのアノード電極)、各配線および電極上の絶縁膜(例えば、ポリイミド膜など)を省略している。この実施形態に係る半導体装置の活性領域における断面構造は、図9に示した従来の構造と同一であるため説明を省略する。また、従来の半導体装置と同一の構成については同一の符号を使用し、説明を省略する。
(半導体装置の構造)
図1(a)に示すように、半導体装置1を構成するIGBTセル領域2およびFWDセル領域3の配列は、図6に示した従来の半導体装置5と同一であり、半導体装置1の中央を走行している中央ゲート配線4aの両側にセル領域列が配置されている。各セル領域列を構成するIGBTセル領域2は、中央ゲート配線4aを挟んで相互に対向するように配置されている。IGBTセル領域2を構成するIGBTセル10のトレンチ22(図9(a))は、中央ゲート配線4aと直交する方向に延びている。また、FWDセル領域3を構成するFWDセル30のP+層31およびP−層32(図9(b))もゲート配線4aと直交する方向に延びている。
半導体装置1の特徴は、各FWDセル領域3の構造にある。なお、FWDセル領域3は、その全域が活性領域であるため、FWDセル領域3という場合は、FWD活性領域のことである。図1(c)に示すように、半導体装置1の中央を走行している中央ゲート配線4aの両側に配置されたセル領域列のうち、一方のセル領域列を構成する各FWDセル領域(FWD活性領域)3は、ゲート配線4の下方を通過して他方のセル領域列を構成する各FWDセル領域(FWD活性領域)3と一体形成されている。これにより、図2,3に示すように、従来、FWDセル領域(FWD活性領域)3aの終端とゲート配線4aとの間に形成されていたFWD側ランナ9b(図6)がなくなり、FWD側ランナ9bが形成されていた領域にFWDセル領域(FWD活性領域)3aの延長領域3bが形成されている。
このように、IGBT側ランナ9aに隣接する領域にFWDセル領域(FWD活性領域)3aが形成されているため、前述の交差領域に蓄積されるホールをFWDセル領域(FWD活性領域)3aに吸収することができる。
(シミュレーション)
本願発明者らは、FWDセル領域3a(FWD活性領域)に最も近いIGBTセル10のゲート配線近傍の領域(図7において破線で囲んだ領域Dの部分)における電流密度をシミュレーションにより測定した。このシミュレーションは、200μHの誘導負荷に2つの半導体装置を並列に接続し、各半導体装置に650V、400Aの直流電源を供給する条件で行った。そして、一方の半導体装置のIGBTがターンオン状態からターンオフし、次にターンオンしたときの他方の半導体装置の領域D(図8)に流れたリカバリ電流の電流密度を測定した。
上記の測定は、図2,3に示した構造の半導体装置(本発明2の半導体装置という)と、図4に示す半導体装置(本発明1の半導体装置という)と、図7,8に示した従来の半導体装置(従来)との3種類に対して行った。図4に示す半導体装置は、IGBTセル領域2aの終端2dからFWDセル領域(FWD活性領域)3aの終端3cまでの距離がL1であり、図8に示した従来の半導体装置の同距離L2の1/2に短くなっている。このシミュレーションでは、距離L1=28μmであり、距離L2=14μmである。また、IGBTセル10の配置間隔は24μmである。IGBTセル10のPボディ層20(図9(a))の基板表面からの深さおよび幅は、それぞれ1.5μmであり、濃度は2.7e19cm-3である。P層19の濃度は4e16cm-3であり、拡散深さは5μmである。エミッタN層21の濃度は2.9e16cm-3であり、IGBTセル10のP+層12の濃度は7.7e17cm-3である。FS層13の濃度は3e16cm-3である。
FWDセル30を構成するP+層31(図9(b))は溝状に形成されている。また、P+層31の配置間隔は8μmであり、P+層31の濃度は1e19cm-3である。また、P−層32の濃度は2e16cm-3であり、N−層14の濃度は7e13cm-3である。N+層33の濃度は1e18cm-3である。なお、前述の各濃度は、各層の表面付近のピーク濃度である。
図5は、上記のシミュレーションの結果を示すグラフである。従来構造の半導体装置、本発明1の半導体装置および本発明2の電流密度は、それぞれ5273A/cm-2、5098A/cm-2、3638A/cm-2であった。つまり、領域Dに流れるリカバリ電流の電流密度を、本発明1の半導体装置を使用することにより、約3.3%減少させることができ、本発明2の半導体装置を使用することにより、約31%減少させることができる。
従って、FWD側ランナ9bを占有するFWDセル領域3aの面積が大きいほど、領域Dに流れるリカバリ電流の電流密度を減少させることができるため、半導体装置が破壊されるおそれを少なくすることができる。
また、FWDセル領域(FWD活性領域)3aを中央ゲート配線4aの端部まで延長形成し、FWD側ランナ9bをなくせば、領域Dに流れるリカバリ電流の電流密度をより一層減少させることができる。さらに、FWDセル領域(FWD活性領域)3aを中央ゲート配線4aの下部まで延長形成すれば、領域Dに流れるリカバリ電流の電流密度をさらに減少させることができる。
特に、本発明2のように、FWDセル領域(FWD活性領域)3aを中央ゲート配線4aを挟んで対向するFWDセル領域(FWD活性領域)3aと一体形成すれば、領域Dに流れるリカバリ電流の電流密度を最も減少させることができる。
(変更例)
(1)図3に示す本発明1の構造において、FWD側ランナ9bを全部占有したFWDセル領域(FWD活性領域)3aをさらにIGBT側ランナ9aの一部または全部を占有するように形成することもできる。この構造によれば、IGBT側ランナ9aに蓄積されるホールをより多くFWDセル領域(FWD活性領域)3aに吸収することができる。
(2)FWDセル30を構成するP+層31は、ドット状に形成することもできる。また、隣接するP+層31の配置は、千鳥状でもよいし、同じ位置でもよい。さらに、全面がP+層31であってもよい。配置間隔は、等間隔でもよいし、等間隔でなくてもよい。
(3)IGBTセル10は、プレーナ型の構造でもよく、IGBTとして機能すれば構造は限定されない。
この発明の実施形態に係る半導体装置の説明図であり、(a)は平面図、(b)は中央ゲート配線近傍の拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面説明図である。 図1に示す半導体装置1を破線で囲まれた領域Aにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。 図2の平面図である。 他の構造の半導体装置を示す平面図である。 シミュレーションの結果を示すグラフである。 図10に示した半導体装置5の説明図であり、(a)は半導体装置5の平面図、(b)は(a)に示す半導体装置5の中央ゲート配線領域4a付近の部分拡大図、(c)は(b)のH−H矢視断面説明図である。 図6(a)に示す半導体装置5を破線で囲まれた領域Bにて切断した部分の立体構造を示す断面図である。 図7の平面図である。 図8に示す半導体装置の部分断面図であり、(a)は、図8において破線で囲まれた領域Fにて切断した部分のIGBTセルの断面説明図、(b)は、領域Gにて切断した部分のFWDセルの断面説明図である。 インバータ回路の一例である。 IGBTおよびFWDの電圧および電流の過渡特性を示す説明図である。
符号の説明
1,5・・半導体装置、2,2a・・IGBTセル領域、2b・・IGBT活性領域、
2c・・IGBT活性領域の終端、2d・・IGBTセル領域の終端、
3,3a・・FWD活性領域(FWDセル領域)、3b・・延長領域、
3c・・FWD活性領域の終端、4・・ゲート配線、4a・・中央ゲート配線、
4b・・外周ゲート配線、5a・・IGBT、5b・・FWD、6・・半導体基板、
7・・インバータ回路、8・・昇降圧コンバータ、9・・ゲート配線領域、
9a・・IGBT側ランナ、9b・・FWD側ランナ、10・・IGBTセル、
11・・コレクタ電極、12・・P+層、13・・FS層、14・・N−層、
15・・シリコン酸化膜、16・・エミッタ電極、17・・BPSG層、
18・・ゲート電極、19・・P層、20・・Pボディ層、21・・エミッタN層、
22・・トレンチ、23・・チャネルP領域、30・・FWDセル、31・・P+層、
32・・P−層、33・・N+層。

Claims (8)

  1. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記FWDセル領域の活性領域の終端が、そのFWDセル領域に並設されたIGBTセル領域の活性領域の終端よりも前記ゲート配線に近付いてなることを特徴とする半導体装置。
  2. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記FWDセル領域の活性領域の終端が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介して前記ゲート配線の前記FWDセル領域側の端部に達してなることを特徴とする半導体装置。
  3. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記FWDセル領域の活性領域の終端が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介して前記ゲート配線と重なってなることを特徴とする半導体装置。
  4. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記FWDセル領域の活性領域が、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層を介して前記ゲート配線を越えてなることを特徴とする半導体装置。
  5. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記FWDセル領域の活性領域と前記ゲート配線の前記FWDセル領域側の端部との間に形成された領域の面積が、前記IGBTセル領域と前記ゲート配線の前記IGBTセル領域側の端部との間に形成された領域の面積よりも小さいことを特徴とする半導体装置。
  6. 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(以下、IGBTという)として機能する複数のIGBTセルからなるIGBTセル領域と、前記IGBTに逆並列接続されたフリーホイールダイオード(以下、FWDという)として機能する複数のFWDセルからなるFWDセル領域とが半導体基板に並設されており、前記各IGBTセルの各ゲート電極と外部電極とを電気的に接続するゲート配線が前記IGBTセル領域およびFWDセル領域の各終端に沿って配置された半導体装置において、
    前記IGBTセル領域と、これに並設された前記FWDセル領域とからなる組が、前記ゲート配線の両側にそれぞれ配置されており、一方の組の前記FWDセル領域の各FWDセルと他方の組のFWDセル領域の各FWDセルとが、前記ゲート配線の下部に配置された絶縁層を越えて一体形成されてなることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記IGBTセル領域と、これに並設された前記FWDセル領域とからなる組が、前記ゲート配線の両側にそれぞれ配置されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  8. 前記組を複数配列してなるセル領域列が前記ゲート配線の両側にそれぞれ配置されてなることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の半導体装置。
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