JP2008257991A - 色素増感型太陽電池 - Google Patents
色素増感型太陽電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008257991A JP2008257991A JP2007098878A JP2007098878A JP2008257991A JP 2008257991 A JP2008257991 A JP 2008257991A JP 2007098878 A JP2007098878 A JP 2007098878A JP 2007098878 A JP2007098878 A JP 2007098878A JP 2008257991 A JP2008257991 A JP 2008257991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- layer
- substrate
- dye
- solar cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
- Y02E10/542—Dye sensitized solar cells
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Hybrid Cells (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の色素増感型太陽電池100は、透光性基板1(ガラス基板等)と、透光性導電層11(FTO等からなる)と、増感色素を有する半導体電極3(多孔質チタニア等からなる)と、対極基板2(樹脂基板等)と、触媒電極4(カーボンブラック等からなる)と、負極側集電電極31及び正極側集電電極41(いずれも銅箔等からなる)と、を備え、対極基板2に正極側集電電極41の表面に達する第1貫通孔が設けられ、触媒電極4と正極側集電電極41とは、正極側集電電極41の表面に形成された導電層5を介して接続されている。
【選択図】図2
Description
1.透光性基板1と、該透光性基板1の一面に設けられた透光性導電層11と、該透光性導電層11の表面に設けられ、且つ増感色素を有する半導体電極3と、該透光性基板1の該一面に対向して配置された対極基板2と、該対極基板2の一面側に該半導体電極3に対向して設けられた触媒電極4と、該対極基板2の内部又は他面に設けられた負極側集電電極31と、該対極基板2の内部又は他面に設けられた正極側集電電極41と、を備え、上記対極基板2に上記正極側集電電極41の表面に達する第1貫通孔が設けられ、上記触媒電極4と該正極側集電電極41とは、該正極側集電電極41の該表面に形成された導電層5を介して接続されていることを特徴とする色素増感型太陽電池。
2.上記導電層5は、上記第1貫通孔の内部の全体、及び上記対極基板2の上記一面側の表面に形成されている上記1.に記載の色素増感型太陽電池。
3.上記導電層5は、金属層51と樹脂層52との積層体である上記1.又は2.に記載の色素増感型太陽電池。
4.上記正極側集電電極41が、上記対極基板2の上記内部に設けられている上記1.乃至3.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
5.上記負極側集電電極31は、上記対極基板2に設けられた第2貫通孔に配設されたインターコネクタ6により上記透光性導電層11に接続されている上記1.乃至4.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
6.上記対極基板2は、該対極基板2の上記一面側から順次積層された第1樹脂層21と第1絶縁層22とを備え、上記正極側集電電極41は該第1樹脂層21と該第1絶縁層22との間に介装され、該正極側集電電極41と上記触媒電極4とは、該第1樹脂層21を貫通して設けられた上記第1貫通孔の内部の全体及び該第1樹脂層21の表面に形成された上記導電層5を介して接続され、該第1絶縁層22の該正極側集電電極41と積層されている面と反対側の面に上記負極側集電電極31が積層され、該負極側集電電極31は、該第1樹脂層21及び該第1絶縁層22を連通して設けられた上記第2貫通孔に配設された上記インターコネクタ6により上記透光性導電層11と接続されている上記5.に記載の色素増感型太陽電池。
7.上記第1絶縁層22は、第1接着剤221と第2樹脂層222とからなり、該1接着剤層221の該第2樹脂層222と積層されている面と反対側の面に上記正極側集電電極41が積層されている上記6.に記載の色素増感型太陽電池。
8.上記負極側集電電極31の上記第1絶縁層22と積層されている面と反対側の面に、更に第2絶縁層23が積層された上記6.又は7.に記載の色素増感型太陽電池。
9.上記第2絶縁層23は、第2接着剤層231と第3樹脂層232とからなり、該第2接着剤層231の該第3樹脂層232と積層されている面と反対側の面に上記負極側集電電極31が積層されている上記8.に記載の色素増感型太陽電池。
10.上記第1樹脂層21及び上記第2樹脂層222がポリイミド層であり、上記負極側集電電極31及び上記正極側集電電極41が銅層からなる上記7.乃至9.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
11.上記第1樹脂層21及び上記第2樹脂層222がポリエチレンテレフタレート層又はポリエチレンナフタレート層であり、上記負極側集電電極31及び上記正極側集電電極41がアルミニウム層からなる上記7.乃至9.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
12.上記第1樹脂層21の上記対極基板2の上記一面側の上記表面の表面粗さ(Ra)が0.5〜5.0μmである上記6.乃至11.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
13.上記インターコネクタ6の横断面の面積が0.07〜7.00mm2であり、且つ複数の該インターコネクタ6の各々の離間距離が4.0〜11.0mmである上記5.乃至12.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
14.上記触媒電極4は、カーボンブラック及び樹脂を含有する導電ペーストが上記対極基板2の上記一面側の上記表面に塗布され、乾燥されてなる上記1.乃至13.のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
また、導電層5が、第1貫通孔の内部の全体、及び対極基板2の一面側の表面に形成されている場合は、正極側集電電極41と電解液8との接触をより確実に防止することができ、併せて耐久性をより向上させることができる。
更に、導電層5が、金属層51と導電層樹脂層52との積層体である場合も、正極側集電電極41と電解液8との接触をより確実に防止することができる。
また、正極側集電電極41が、対極基板2の内部に設けられている場合は、配設が容易であり、且つ簡易な構造の色素増感型太陽電池とすることができる。
更に、負極側集電電極31が、対極基板2に設けられた第2貫通孔又は有底孔に配設されたインターコネクタ6により透光性導電層11に接続されている場合は、負極側集電電極31の配設が容易であり、且つ簡易な構造の色素増感型太陽電池とすることができる。
また、対極基板2が、対極基板2の一面側から順次積層された第1樹脂層21と第1絶縁層22とを備え、正極側集電電極41が第1樹脂層21と第1絶縁層22との間に介装され、正極側集電電極41と触媒電極4とは、第1樹脂層21を貫通して設けられた第1貫通孔の内部の全体及び第1樹脂層21の表面に形成された導電層5を介して接続され、第1絶縁層22の正極側集電電極41と積層されている面と反対側の面に負極側集電電極31が積層され、負極側集電電極31が、第1樹脂層21及び第1絶縁層22を連通して設けられた第2貫通孔に配設されたインターコネクタ6により透光性導電層11と接続されている場合は、抵抗が低く、優れた集電効率を有する正極側集電電極41とすることが容易であり、且つ対極基板2が変形し易いため、例えば、ガラス等からなる湾曲した透光性基板1であっても、その曲面に追随させて変形させることができる。
更に、第1絶縁層22が、第1接着剤221と第2樹脂層222とからなり、1接着剤層221の第2樹脂層222と積層されている面と反対側の面に正極側集電電極41が積層されている場合は、対極基板2の各々の層間の接合の信頼性が向上する。
また、負極側集電電極31の第1絶縁層22と積層されている面と反対側の面に、更に第2絶縁層23が積層された場合は、負極側集電電極31の酸化劣化及び他物品との接触による破損等を抑えることができる。
更に、第2絶縁層23が、第2接着剤層231と第3樹脂層232とからなり、第2接着剤層231の第3樹脂層232と積層されている面と反対側の面に負極側集電電極31が積層されている場合は、対極基板2の各々の層間の接合の信頼性がより向上する。
また、第1樹脂層21及び第2樹脂層222がポリイミド層であり、負極側集電電極31及び正極側集電電極41が銅層からなる場合、並びに第1樹脂層21及び第2樹脂層222がポリエチレンテレフタレート層又はポリエチレンナタレート層であり、負極側集電電極31及び正極側集電電極41がアルミニウム層からなる場合は、より抵抗が低く、優れた集電効率を有する負極側及び正極側集電電極31、41とすることができ、且つこれらの集電電極を電解液8による腐食から十分に保護することができる。
更に、第1樹脂層21の対極基板2の一面側の表面の表面粗さ(Ra)が0.5〜5.0μmである場合は、対極基板2と導電層5及び触媒電極4等との接着性を向上させることができ、耐久性の高い色素増感型太陽電池とすることができる。
また、インターコネクタ6の横断面の面積が0.07〜7.00mm2であり、且つ複数のインターコネクタ6の各々の離間距離が4.0〜11.0mmである場合は、透光性基板1における半導体電極3の面積の低減が十分に抑えられ、且つ負極側の面方向の全面に渡って十分な集電効率を有し、発電効率等のばらつきの少ない色素増感型太陽電池とすることができる。
更に、触媒電極4が、カーボンブラック及び樹脂を含有する導電ペーストが対極基板2の一面に塗布され、乾燥されてなる場合は、緻密な触媒電極4とすることができ、電解液8が触媒電極4を透過して正極側集電電極41が腐食されるのを十分に防止することができる。
本発明の色素増感型太陽電池は、透光性基板1と、その一面に設けられた透光性導電層11と、その表面に設けられ、且つ増感色素を有する半導体電極3と、透光性基板1の一面に対向して配置された対極基板2と、対極基板2の一面側に半導体電極3に対向して設けられた触媒電極4と、対極基板2の内部又は他面に設けられた負極側集電電極31と、対極基板2の内部又は他面に設けられた正極側集電電極41と、を備え、記対極基板2に正極側集電電極41の表面に達する第1貫通孔が設けられ、触媒電極4と正極側集電電極41とは、正極側集電電極41の表面に形成された導電層5を介して接続されている。
以下、この色素増感型太陽電池について詳しく説明する。
上記「透光性基板1」としては、ガラス板、樹脂シート等からなる基板が挙げられる。この樹脂シートは特に限定されず、ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリフェニレンスルフィド、ポリカーボネート、ポリスルフォン、ポリエチリデンノルボルネン等を用いて作製された樹脂シートが挙げられる。
この透光性基板1の「透光性」とは、下記式により表される可視光透過率が10%以上であることを意味する。
可視光透過率(%)=(透光性基板を透過した光量/透光性基板に入射した光量)×100
この可視光透過率は60%以上、特に85%以上であることが好ましい。
透光性基板1の厚さは材質によっても異なり、特に限定されないが、上記の可視光透過率が60〜99%、特に85〜99%となる厚さであることが好ましい。
上記「透光性導電層11」は透光性基板1の一面に設けられる。この透光性導電層11は、透光性及び導電性を有しておればよく、その材質は特に限定されない。この透光性導電層11としては、導電性酸化物からなる薄膜、炭素薄膜等が挙げられる。導電性酸化物としては、酸化インジウム、スズドープ酸化インジウム、酸化スズ、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)等が挙げられる。この透光性導電層11の厚さは材質によっても異なり、特に限定されないが、表面抵抗が100Ω/cm2以下、特に1〜10Ω/cm2となる厚さであることが好ましい。
この透光性導電層11の透光性の意味及び好ましい可視光透過率は、透光性基板1の場合と同様である。
上記「半導体電極3」は、透光性導電層11の表面に設けられ、且つ増感色素を有する。この半導体電極3は、多孔質電極基体と、この多孔質電極基体に付着した増感色素とを有する。多孔質電極基体は、チタニア、酸化スズ、酸化亜鉛等の金属酸化物、及び硫化亜鉛、硫化鉛等の金属硫化物等により形成することができる。多孔質電極基体の作製方法は特に限定されず、例えば、金属酸化物、金属硫化物等の微粒子を含有するペーストを、透光性基板1の一面に設けられた透光性導電層11の表面に、スクリーン印刷法、ドクターブレード法等により塗布し、焼成することにより作製することができる。
半導体電極3の厚さは特に限定されないが、0.1〜100μmとすることができ、1〜30μm、特に2〜25μmとすることが好ましい。半導体電極3の厚さが0.1〜100μmであれば、光電変換が十分になされ、発電効率が向上する。
上記「対極基板2」は、透光性基板1に対向して配置され、この対極基板2の一面側には触媒電極4が半導体電極3に対向して設けられる。対極基板2の材質は特に限定されないが、負極側集電電極31及び正極側集電電極41のうちの少なくとも一方を、対極基板2の内部に容易に設けることができる樹脂基板であることが好ましい。対極基板2は、複数の絶縁層を接合して形成することができる。また、絶縁層は接着性が十分であれば1層の樹脂フィルムにより形成することができ、接着性が十分でないときは樹脂フィルムと接着剤層との積層フィルムとして形成することができる(以下、樹脂フィルムという用語は絶縁層及び積層フィルムを構成する樹脂フィルムを意味するものとする。)。この樹脂フィルムと負極側集電電極31及び正極側集電電極41とを接合することにより、対極基板2の内部又は他面に負極側集電電極31及び正極側集電電極41を形成することができる。対極基板2側をより簡易な構造とするためには、正極側集電電極41を対極基板2の内部に設けることが好ましい。樹脂フィルムの材質は特に限定されないが、耐腐食性の高い樹脂フィルムであることが好ましく、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート及びポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリビニリデンフルオライド、ポリテトラフルオロエチレン等を用いてなる樹脂フィルムであることが好ましい。更に、接着剤層の形成に用いる接着剤も特に限定されず、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミドイミド、その他オレフィン系樹脂等の熱可塑性樹脂、及びホリイミド等の熱硬化性樹脂などを用いることができる。
上記「触媒電極4」は、対極基板2の一面側に半導体電極3に対向して設けられる。この触媒電極4は、触媒活性を有する物質により形成することができる。また、触媒活性を有さない、金属、前記の透光性導電層11の形成に用いられる導電性酸化物及びポリアニリン、ポリピロール等の導電性高分子などと、触媒活性を有する物質とを用いて形成することもできる。触媒活性を有する物質としては、カーボンブラック、及び白金、ロジウム等の貴金属などが挙げられ、これらは併せて導電性を有する。
対極基板2の内部又は他面には、触媒電極4と離間し、且つ透光性導電層11を介して半導体電極3に接続された上記「負極側集電電極31」、及び触媒電極4に導電層5を介して接続された上記「正極側集電電極41」が設けられる。これらの負極側及び正極側の各々の集電電極31、41は、電解液8と接触しないため、材質は特に限定されず、銅、アルミニウム、銀、ニッケル等の耐腐食性の低い金属を用いて形成してもよく、タングステン、チタン等の耐腐食性の高い金属を用いて形成してもよい。これらの金属のうちでは抵抗の低い銅、アルミニウム、銀が好ましく、価格の面では銅、アルミニウムがより好ましい。
尚、負極側集電電極31を透光性基板1と対向する対極基板2の側に設けることで、集負極側電電極31を設けることによる半導体電極3の面積の低減が十分に抑えられ、発電効率の高い色素増感型太陽電池とすることができる。更に、負極側触媒電極31又は正極側集電電極41が対極基板2の他面に設けられる場合は、対極基板2からの剥離及び他部材等との接触による傷付き及び漏電などを防止するため、負極側又は正極側の集電電極31、41を樹脂、ガラス等で覆って保護することが好ましい。
負極側集電電極31は、対極基板2の内部又は他面の平面方向の全面に設けてもよいし、所定部分のみに設けてもよい。負極側集電電極31を対極基板2の内部又は他面の全面に設ける場合は、樹脂フィルムに金属箔を貼合する、及び樹脂フィルムに金属粉末等を含有する導電ペーストをスクリーン印刷等により塗布し、焼き付けて形成するなどの方法により設けることができる。また、所定部分のみに設ける場合は、所定のパターンを有する金属箔を貼合し、エッチング処理、メッキ処理を行う、及び所定のパターンが形成されたマスクを用いてスクリーン印刷する等の方法により形成することができる。負極側集電電極31の形成に用いる金属箔は特に限定されず、銅箔、アルミニウム箔、銀箔等を用いることができる。更に、樹脂フィルムの材質も特に限定されず、前記(4)に記載された各種の樹脂を用いてなるフィルムであることが好ましい。また、この樹脂フィルムと金属箔とは、ポリイミドフィルムと銅箔との組み合わせ、ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリエチレンナタレートフィルムとアルミニウム箔との組み合わせ、であることが好ましい。
上記「インターコネクタ6」は、その一端面が透光性導電層11に接触し、他端側の側面又は端面が負極側集電電極31の端面等に接触している。その材質は特に限定されず、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、インジウムハンダ、タングステン、チタン等の金属、及び導電性フィラーとしてカーボンブラックを含有する導電性接着剤などを用いてなるインターコネクタ6とすることができる。インターコネクタ6としてハンダボールを用いることもでき、このハンダボールは加熱により軟化し、透光性導電層11及び負極側集電電極31に密着させることができる。
正極側集電電極41は、対極基板2の内部又は他面に設けることができるが、この正極側集電電極41は対極基板2の内部に設けることが好ましい。また、正極側集電電極41は、対極基板2の平面方向の全面に設けてもよいし、所定部分のみに設けてもよい。この所定部分とは、少なくともインターコネクタ6の側面に接触しない部分という意味であり、この場合、正極側集電電極41はインターコネクタ6の周囲を除く部分の全面に形成されていてもよく、一部に形成されていてもよい。この正極側集電電極41は、樹脂フィルムに、必要に応じて所定のパターンが形成された金属箔を貼合する、及び樹脂フィルムに、必要に応じて所定のパターンが形成されたマスクを用いて金属粉末等を含有する導電ペーストをスクリーン印刷等により塗布し、焼き付けて形成するなどの方法により設けることができる。
尚、この粗面化は、ポリエステル等に比べて接着させ難いポリイミド等の場合に特に有用である。
内部又は他面に負極側集電電極31及び正極側集電電極41が設けられた対極基板2の材質及び構造は特に限定されないが、前記のように樹脂を用いてなる基板であることが好ましい。その具体的な構造も特に限定されないが、例えば、以下の構造を備える対極基板2が挙げられる。
即ち、対極基板2は、図1〜10のように、その一面側から順次積層された第1樹脂層21と第1絶縁層22とを備える積層基板とすることができる。また、第1樹脂層21と第1絶縁層22との間に正極側集電電極41が介装され、第1絶縁層22の正極側集電電極41と積層されている面と反対側の面に負極側集電電極31が積層され、負極側集電電極31は、第1樹脂層21と第1絶縁層22とを連通して設けられた第2貫通孔に配設されたインターコネクタ6により透光性導電層11と接続され、正極側集電電極41と触媒電極4とは、第1樹脂層21を貫通して設けられた第1貫通孔の内部の全体及び第1樹脂層の表面に形成された導電層5により接続されている形態とすることができる。
負極側集電電極31は、図1〜10のように、第1絶縁層22(図1〜10では、第1接着剤層221と第2樹脂層222とからなる。)の正極側集電電極41と積層されている面と反対側の面に積層して形成することができ、この反対側の面の全面に形成されていてもよいし、所定部分のみに形成されていてもよい。この場合、第1絶縁層22となる樹脂フィルムと、負極側集電電極31となる金属箔とが接合された積層フィルムを用いることが好ましく、これにより、負極側集電電極31と第1絶縁層22とを容易に形成することができる。樹脂フィルムの材質は特に限定されず、前記(4)に記載された各種の樹脂を用いてなるフィルムであることが好ましい。また、金属箔も特に限定されず、前記(6)、(a)に記載された各種の金属箔を用いることができ、抵抗が低く、且つ安価な銅箔、アルミニウム箔が好ましい。この樹脂フィルムと金属箔とは、ポリイミドフィルムと銅箔との組み合わせ、ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリエチレンナフタレートフィルムとアルミニウム箔との組み合わせ、であることが好ましい。
正極側集電電極41は、第1樹脂層21と第1絶縁層22との間に介装され、対極基板2の内部の平面方向の所定部分に形成される。この所定部分とは、少なくともインターコネクタ6の側面に接触しない部分という意味であり、正極側集電電極41はインターコネクタ6の周囲を除く部分の全面に形成されていてもよく、一部に形成されていてもよい。この場合、第1樹脂層21となる樹脂フィルムと、正極側集電電極41となる金属箔とが接合された積層フィルムを用いることが好ましく、これにより、正極側集電電極41と第1樹脂層21とを容易に形成することができる。
触媒電極4と正極側集電電極41とを接続するため、第1樹脂層21等の対極基板2の一面側の構成部材を貫通して設けられる第1貫通孔、並びにインターコネクタ6を配設するため、第1樹脂層21及び第1絶縁層22を備える対極基板2等を連通して設けられる第2貫通孔の形成方法は特に限定されず、この貫通孔は、例えば、YAGレーザー、炭酸ガスレーザー等のレーザー光の照射、ドリル加工、穴開けパンチを用いたパンチングなど各種の方法により形成することができる。
尚、この貫通孔の径は、導電層5と第1貫通孔の周面、及びインターコネクタ6の外側面と第2貫通孔等の周面が密着する寸法とすることが好ましい。
半導体電極3及び触媒電極4の各々の少なくとも一部には電解液8が含浸され、且つ半導体電極3と触媒電極4との間に電解液8が充填される。また、電解液8は、通常、半導体電極3及び触媒電極4の各々の全体に含浸されており、これにより光電変換効率を向上させることができる。半導体電極3と触媒電極4との間隔は特に限定されないが、200μm以下、特に50μm以下(通常、1μm以上)とすることができる。この厚さが200μm以下であれば、十分な発電効率を有する色素増感型太陽電池とすることができる。電解液8には、電解質の他、通常、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等のカーボネート類などの溶媒及び各種の添加剤等が含有される。この電解質は特に限定されず、各種の電解質を用いることができる。電解質としては、I2と、LiI及びピリジニウムヨーダイド、イミダゾリウムヨーダイド等の4級アンモニウム化合物のヨウ素塩とを組み合わせてなる電解質8が特に好ましい。電解質は1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
尚、注入口は1個でよいが、空気抜きのため更に他の孔を設けることもできる。このように空気抜きのための孔を設けることで、電解液8をより容易に注入することができる。
色素増感型太陽電池の周縁の封着に用いられる樹脂は特に限定されない。この樹脂としては、マレイン酸、イタコン酸等の不飽和カルボン酸により変性したポリエチレン等の熱融着性樹脂、及びエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、熱硬化性ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。更に、この封着はガラスにより行うこともでき、特に長期の耐久性を必要とする色素増感型太陽電池では、ガラスにより封着することが好ましい。
実施例1
以下のようにして図2に示す色素増感型太陽電池100を製造した。
(1)樹脂基板、負極側集電電極及び正極側集電電極の作製
厚さ25μmのポリイミドフィルム(第1樹脂層21及び第2樹脂層23となる。)と、厚さ35μmの銅箔(負極側集電電極31及び正極側集電電極41となる。)とが積層された2枚の積層フィルムを、一方の積層フィルムの銅箔と他方の積層フィルムのポリイミドフィルムとが当接するようにして、厚さ35μmのアクリル系接着剤層(第1接着剤22となる。)により接合した。その後、厚さ12.5μmのポリイミドフィルム(第3樹脂層25となる。)を、厚さ15μmのアクリル系接着剤層(第2接着剤層24となる。)により、他方の積層フィルムの銅箔に接合した。次いで、一方の積層フィルムのポリイミドフィルム(第1樹脂層21)にレーザーを照射し、直径0.5mmの複数の第1貫通孔を設けた。その後、この貫通孔を中心とし、且つ各々の離間距離が8mmとなるように、2枚の積層フィルム並びに積層フィルムに接合されたポリイミドフィルム及び接着剤層を貫通する直径1.0mmの複数の第2貫通孔をレーザー照射により形成した。このようにして樹脂基板(対極基板2)、負極側触媒電極31及び正極側集電電極41を作製した。
尚、一方の積層フィルムのポリイミドフィルムの表面をエッチング処理により粗面化し、表面粗さ(Ra)を2.0〜3.0μmとした。
上記(1)で作製した樹脂基板に形成された貫通孔(第2貫通孔)の周縁に、接着性樹脂(三井デュポンポリケミカル社製、商品名「ハイミラン1702」)からなり、内径1.0mm、外径4.0mm、高さ0.1mmの円筒形の防食材料を配設し、100℃に加熱して接合させ、防食層7を形成した。その後、上記(1)における厚さ12.5μmのポリイミドフィルム(第3樹脂層232となる。)の側から、上記の貫通孔(第2貫通孔)に銀ペーストを流入、乾燥し、インターコネクタ6を形成した。
上記(1)で作製した樹脂基板に形成された第1貫通孔の内部及び第1樹脂層21の表面のうちのインターコネクタ6及び防食層7が設けられていない部分に、スパッタリング法により第1樹脂層21の表面における厚さが200nmのタングステンからなる導電層5を形成した。その後、導電層5の全面にカーボンブラック及び樹脂を含有する導電ペーストを塗布し、230℃で乾燥させ、触媒電極4を作製した。
表面に透光性導電層11が形成されたガラス基板(透光性基板1、日本板硝子社製)の透光性導電層11の表面のうちの、インターコネクタ6及び防食層7が当接されることになる部分を中心とする直径4.0mmの円内を除く表面の全面に、市販のチタニアペースト(Solaronix社製、商品名「Ti−Nanoxide D/SP」)を用いてスクリーン印刷法により塗膜を形成した。その後、150℃で30分予備乾燥し、次いで、マッフル炉(モトヤマ社製、型式「SK−2030D」)により500℃で30分保持して焼成し、半導体電極を作製するための厚さ20μmの多孔質電極基体を形成した。一方、ルテニウム有機錯体[Ru2,2−bipyridil−4,4−dicarboxylate(TBA)2(NCS)2]を、アセトニトリルとtert−ブタノールとの混合溶媒に溶解させ、3×10−4モル/リットル濃度のアセトニトリル/tert−ブタノール溶液を調製した。その後、このルテニウム有機錯体溶液に、多孔質電極基体及びガラス基板を12時間浸漬し、多孔質電極基体に増感色素であるルテニウム有機錯体を付着させて半導体電極32を形成した。
上記(1)で作製した樹脂基板の周縁に、触媒電極4の外周の寸法に合わせて開口部を設けた厚さ25μmの接着性樹脂シート[上記(2)で用いた接着性樹脂を用いてなるシート]を配設し、その後、上記(4)で形成された半導体電極3を有するガラス基板を、樹脂基板に形成された触媒電極4と半導体電極3とが対向するように積層した。その後、ホットプレートを用いて接着性樹脂シートを100℃に加熱し、透光性導電層11と樹脂基板とを接合した。次いで、形成された空間内に、ブチロニトリルに、0.05モルのI2、0.1モルのLiI、0.6モルのDimethylpropylimidazolium iodide及び0.5モルの4−tert−butylpyridineを混入させて調製した電解液8を注射器により、透光性導電層11と樹脂基板との接合部に設けられた注入口から注入し、注入後、直ちに注入口を紫外線硬化性樹脂により封止し、色素増感型太陽電池100を製造した。
上記(5)で製造した色素増感太陽電池にソーラーシュミレータを用いて100mW/cm2の光を照射し、スタンダードボルタンメトリーツール(北斗電工社製、型式「HSV−100」)を用いて電流−電圧曲線を測定し、光電変換効率(η)を求めた。その結果、ηは6.0%であった。
Claims (14)
- 透光性基板1と、
該透光性基板1の一面に設けられた透光性導電層11と、
該透光性導電層11の表面に設けられ、且つ増感色素を有する半導体電極3と、
該透光性基板1の該一面に対向して配置された対極基板2と、
該対極基板2の一面側に該半導体電極3に対向して設けられた触媒電極4と、
該対極基板2の内部又は他面に設けられた負極側集電電極31と、
該対極基板2の内部又は他面に設けられた正極側集電電極41と、を備え、
上記対極基板2に上記正極側集電電極41の表面に達する第1貫通孔が設けられ、上記触媒電極4と該正極側集電電極41とは、該正極側集電電極41の該表面に形成された導電層5を介して接続されていることを特徴とする色素増感型太陽電池。 - 上記導電層5は、上記第1貫通孔の内部の全体、及び上記対極基板2の上記一面側の表面に形成されている請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記導電層5は、金属層51と樹脂層52との積層体である請求項1又は2に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記正極側集電電極41が、上記対極基板2の上記内部に設けられている請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記負極側集電電極31は、上記対極基板2に設けられた第2貫通孔に配設されたインターコネクタ6により上記透光性導電層11に接続されている請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記対極基板2は、該対極基板2の上記一面側から順次積層された第1樹脂層21と第1絶縁層22とを備え、上記正極側集電電極41は該第1樹脂層21と該第1絶縁層22との間に介装され、該正極側集電電極41と上記触媒電極4とは、該第1樹脂層21を貫通して設けられた上記第1貫通孔の内部の全体及び該第1樹脂層21の表面に形成された上記導電層5を介して接続され、該第1絶縁層22の該正極側集電電極41と積層されている面と反対側の面に上記負極側集電電極31が積層され、該負極側集電電極31は、該第1樹脂層21及び該第1絶縁層22を連通して設けられた上記第2貫通孔に配設された上記インターコネクタ6により上記透光性導電層11と接続されている請求項5に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記第1絶縁層22は、第1接着剤221と第2樹脂層222とからなり、該1接着剤層221の該第2樹脂層222と積層されている面と反対側の面に上記正極側集電電極41が積層されている請求項6に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記負極側集電電極31の上記第1絶縁層22と積層されている面と反対側の面に、更に第2絶縁層23が積層された請求項6又は7に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記第2絶縁層23は、第2接着剤層231と第3樹脂層232とからなり、該第2接着剤層231の該第3樹脂層232と積層されている面と反対側の面に上記負極側集電電極31が積層されている請求項8に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記第1樹脂層21及び上記第2樹脂層222がポリイミド層であり、上記負極側集電電極31及び上記正極側集電電極41が銅層からなる請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記第1樹脂層21及び上記第2樹脂層222がポリエチレンテレフタレート層又はポリエチレンナフタレート層であり、上記負極側集電電極31及び上記正極側集電電極41がアルミニウム層からなる請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記第1樹脂層21の上記対極基板2の上記一面側の上記表面の表面粗さ(Ra)が0.5〜5.0μmである請求項6乃至11のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記インターコネクタ6の横断面の面積が0.07〜7.00mm2であり、且つ複数の該インターコネクタ6の各々の離間距離が4.0〜11.0mmである請求項5乃至12のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
- 上記触媒電極4は、カーボンブラック及び樹脂を含有する導電ペーストが上記対極基板2の上記一面側の上記表面に塗布され、乾燥されてなる請求項1乃至13のうちのいずれか1項に記載の色素増感型太陽電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098878A JP5230961B2 (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 色素増感型太陽電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098878A JP5230961B2 (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 色素増感型太陽電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008257991A true JP2008257991A (ja) | 2008-10-23 |
JP5230961B2 JP5230961B2 (ja) | 2013-07-10 |
Family
ID=39981350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007098878A Expired - Fee Related JP5230961B2 (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 色素増感型太陽電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5230961B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008258028A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
JP2009218179A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
JP2012174596A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Sony Corp | 色素増感太陽電池および色素増感太陽電池の製造方法、ならびに色素増感太陽電池モジュール |
JP2012248504A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 太陽電池 |
CN103426638A (zh) * | 2013-08-15 | 2013-12-04 | 深圳市大族激光科技股份有限公司 | 染料敏化太阳能电池及其制作方法 |
JP2017220467A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-14 | 太陽誘電株式会社 | 電気化学デバイス用電極及び電気化学デバイス用電極の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005235715A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池及びそれを用いた太陽電池ユニットパネル |
JP2005302499A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098878A patent/JP5230961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005235715A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池及びそれを用いた太陽電池ユニットパネル |
JP2005302499A (ja) * | 2004-04-09 | 2005-10-27 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008258028A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-10-23 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
JP2009218179A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 色素増感型太陽電池 |
JP2012174596A (ja) * | 2011-02-23 | 2012-09-10 | Sony Corp | 色素増感太陽電池および色素増感太陽電池の製造方法、ならびに色素増感太陽電池モジュール |
JP2012248504A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 太陽電池 |
CN103426638A (zh) * | 2013-08-15 | 2013-12-04 | 深圳市大族激光科技股份有限公司 | 染料敏化太阳能电池及其制作方法 |
JP2017220467A (ja) * | 2016-06-02 | 2017-12-14 | 太陽誘電株式会社 | 電気化学デバイス用電極及び電気化学デバイス用電極の製造方法 |
US10439199B2 (en) | 2016-06-02 | 2019-10-08 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Electrochemical device electrode and method for manufacturing electrochemical device electrode |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5230961B2 (ja) | 2013-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5080018B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP5678345B2 (ja) | 色素増感太陽電池およびその製造方法 | |
JP2007066875A (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP5367817B2 (ja) | 湿式太陽電池モジュール | |
JP5225577B2 (ja) | 光電変換素子および光電変換素子用の対極の製造方法 | |
JP4914660B2 (ja) | 色素増感太陽電池モジュールおよびその製造方法 | |
JP5230961B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP2009245750A (ja) | 色素増感太陽電池およびその製造方法 | |
CN109478468B (zh) | 太阳能电池模块及太阳能电池模块的制造方法 | |
JP2008262837A (ja) | 色素増感型太陽電池及びその製造方法 | |
JP5032051B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP6958559B2 (ja) | 太陽電池モジュール | |
JP4294244B2 (ja) | ナノ粒子酸化物太陽電池及びその製造方法とそれを利用した太陽電池モジュール及び透明電池ウィンドウ | |
JP2008258028A (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP4966525B2 (ja) | 色素増感型太陽電池、その光電極基板およびその光電極基板の製造方法 | |
JP5451920B1 (ja) | 色素増感太陽電池素子 | |
JP4161688B2 (ja) | 湿式太陽電池 | |
JP2009218179A (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP4620748B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP2008192376A (ja) | 太陽電池及び色素増感型太陽電池 | |
JP2007317454A (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP2009199782A (ja) | 色素増感型太陽電池及びその製造方法 | |
JP5498265B2 (ja) | 太陽電池の取り出し電極、太陽電池および太陽電池モジュール | |
JP5032060B2 (ja) | 色素増感型太陽電池 | |
JP5485425B2 (ja) | 光電変換素子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20121106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121211 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130321 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |