JP2008254891A - エレベータのガイドレール装置及びエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置 - Google Patents

エレベータのガイドレール装置及びエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置 Download PDF

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Abstract

【課題】特定階の階高のみが他の階の階高よりも高い場合でも、ガイドレールのサイズを特定階のみ大きくすることで対応できるエレベータのガイドレール装置を得る。
【解決手段】階高の高い特定階にのみ設置されるレールサイズの大きい下ガイドレール1と、特定階を除く各階に設置されるレールサイズの小さい上ガイドレール2と、下ガイドレールの上端部と上ガイドレールの下端部との接続部に設置され、下ガイドレールと上ガイドレールを互いに接続する段差付きの目板3とを備え、段差付きの目板は、上ガイドレールのレール高さの不足分を補うように厚く構成され、上ガイドレールの下端部を締結具により締結固定する上半部3aと、下ガイドレールのレール高さの余分だけ上半部より薄く構成され、下ガイドレールの上端部を締結具により締結固定する下半部3bとを有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータのガイドレール装置及びエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置に関するものである。
従来、エレベータのガイドレール装置においては、例えばロビー階等のような特定階の階高(例えば、6m)のみが、他の階の階高(例えば、4.5m)よりも高い場合、全階床分にわたってガイドレールのサイズをアップするか、階高の高い特定階のみ建築によるH形鋼からなる縦柱や中間ビームを入れてスパンを小さくする必要があった。
また、従来技術として、装置本体にサイズの異なる複数種のガイドレールそれぞれに適合し得る複数のレール固定穴を設けることにより、複数種のサイズのガイドレールのいずれをも確実に固定することができ、複数種のガイドレールに適合し得る用品として設計の共通化と量産化が図れるエレベータの昇降路機器取付装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−247275号公報
従来のエレベータのガイドレール装置では、例えばロビー階等のような特定階の階高(例えば、6m)のみが、他の階の階高(例えば、4.5m)よりも高い場合、全階床分にわたってガイドレールのサイズをアップすると、階高が高い一つの特定階を含むために全階床分にわたってガイドレールのサイズアップとなり、コストが嵩むとともに、重量が重くなる分据付け作業が大変となり、多くの時間を費やしていた。また、特定階のみ建築によるH形鋼からなる縦柱や中間ビームを入れてスパンを小さくする方法は、建築物が出来上がってしまうと、後から追加作業で実施することはかなりの困難を伴うものであった。
また、従来技術のエレベータの昇降路機器取付装置では、例えばロビー階等のような特定階の階高のみが、他の階の階高よりも高い場合に、階高の高い一つの特定階を含むために全階床分にわたってガイドレールのサイズアップとならないように対応できるものではなかった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、例えばロビー階等のような特定階の階高のみが、他の階の階高よりも高い場合でも、ガイドレールのサイズを特定階のスパンの長い個所のみ大きくすることで対応できるようにしたエレベータのガイドレール装置及びエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置を提供するものである。
この発明に係るエレベータのガイドレール装置は、昇降路に立設され、階高の高い特定階にのみ設置されるレールサイズの大きい下ガイドレールと、昇降路に立設され、特定階を除く各階にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい上ガイドレールと、レールサイズの大きい下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部との接続部に設置され、下ガイドレールと上ガイドレールを互いに接続する段差付きの目板とを備え、段差付きの目板は、上ガイドレールのレール高さの不足分を補うように厚く構成され、上ガイドレールの下端部を締結具により締結固定する上半部と、下ガイドレールのレール高さの余分だけ上半部より薄く構成され、下ガイドレールの上端部を締結具により締結固定する下半部とを有するものである。
また、レールサイズの大きい下ガイドレールとレールサイズの小さい上ガイドレールの寸法は、頭部幅が両者同一であり、かつレール高さ及び取付基部が下ガイドレールの方が大きいものである。
また、レールサイズの大きい下ガイドレールとレールサイズの小さい上ガイドレールは、昇降路投影面上で両者の頭部先端の位置及び幅を基準として位置合わせを行い、レール高さ及び取付基部の寸法が大きい下ガイドレールが上ガイドレールからはみ出すように取り付けられるものである。
また、レールサイズの大きい下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部の双方に、互いに噛み合って接続用の位置決めとなる凸凹部を備えたものである。
また、この発明に係るエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置は、昇降路に立設され、階高の高い特定階にのみ設置されるレールサイズの大きい下ガイドレールと、昇降路に立設され、特定階を除く各階にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい上ガイドレールと、下ガイドレールに取り付けられた特定階用昇降路機器取付プレートと、上ガイドレールに取り付けられ、各階用昇降路機器が取り付けられた各階用昇降路機器取付プレートと、下ガイドレールに取り付けられた特定階用昇降路機器取付プレートに設けられ、上ガイドレールに取り付けられた各階用昇降路機器取付プレートとの取付差分を埋めるためのスペーサと、スペーサに取り付けられた特定階用昇降路機器と、レールサイズの大きい下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部との接続部に設置され、下ガイドレールと上ガイドレールを互いに接続する段差付きの目板とを備え、段差付きの目板は、上ガイドレールのレール高さの不足分を補うように厚く構成され、上ガイドレールの下端部を締結具により締結固定する上半部と、下ガイドレールのレール高さの余分だけ上半部より薄く構成され、下ガイドレールの上端部を締結具により締結固定する下半部とを有するものである。
また、昇降路機器取付プレートに取り付けられる昇降路機器がリミットスイッチである。
この発明によれば、例えばロビー階等のような特定階の階高(例えば、6m)のみが、他の階の階高(例えば、4.5m)よりも高い場合でも、ガイドレールのレールサイズを特定階のスパンの長い個所のみレールサイズをアップするだけで対応できるので、全階床分にわたってガイドレールのサイズアップをする必要がなく、コストが削減できるとともに、重量が軽くなる分据付け作業が容易となり、作業時間も短くて済むという効果がある。また、特定階のみ建築によるH形鋼からなる縦柱や中間ビームを入れる必要がないので、建築物が出来上がった後での追加作業も不要となるという効果もある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置の要部構造を示す側面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置の要部構造を示す正面図、図3はレールサイズの大きい下ガイドレールを示す断面図、図4はレールサイズの小さい上ガイドレールを示す断面図、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す平面図、図7はこの発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す側面図である。
1は昇降路に立設され、例えばロビー階等のような階高の高い特定階(例えば、階高が6m)のみに設置されるレールサイズの大きい一つの下ガイドレールである。この下ガイドレール1のレールサイズとしては、例えばISO T127−1Bガイドレールが使用される。この下ガイドレール1は、頭部幅が15.88mm、レール高さが88.9mm、取付基部幅が127mmであり、長手方向の上端中央部には接続用位置決め凸部1aが、また下端中央部には接続用位置決め凹部(図示せず)がそれぞれ設けられている。2は昇降路に立設され、特定階を除く2階〜最上階までの各階(例えば、階高が4.5m)にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい複数の上ガイドレールである。この上ガイドレール2のレールサイズとしては、例えばISO T89/Bガイドレールが使用される。この上ガイドレール2は、頭部幅が15.88mm、レール高さが62mm、取付基部幅が89mmであり、長手方向の上端中央部には接続用位置決め凸部(図示せず)が、また下端中央部には接続用位置決め凹部2bがそれぞれ設けられている。なお、上下ガイドレール2、1の上下端中央部にそれぞれ設けられる接続用の位置決めとなる凸凹部は、レールサイズが異なっていても、互いに噛み合うように同一寸法に加工されている。3はレールサイズの大きい下ガイドレール1の上端部とレールサイズの小さい上ガイドレール2の下端部の接続部に設置され、下ガイドレール1と上ガイドレール2を互いに接続する段差付きの目板で、その上半部3aと下半部3bとで厚さの異なるL字状として、段差を付けている。この段差付きの目板3は、上半部3aがレールサイズの小さい上ガイドレール2のレール高さの不足分(88.9−62=26.9mm)を補うように厚く構成され、下半部3bがレールサイズの大きい下ガイドレール1のレール高さの余分(26.9mm)だけ上半部3aより薄く構成されている。4a、4bはレールサイズの大きい下ガイドレール1の上端の取付基部を段差付きの目板3の下半部3bに締結固定するためのボルト及びナットからなる下締結具である。5a、5bはレールサイズの小さい上ガイドレール2の下端の取付基部を段差付きの目板3の上半部3aに締結固定するためのボルト及びナットからなる下締結具である。
例えばロビー階等のような階高の高い特定階(例えば、階高が6m)に設置されるレールサイズの大きい下ガイドレール1の上端部に、各階(例えば、階高が4.5m)に設置されるレールサイズの小さい上ガイドレール2が連結され、上ガイドレール2の上方に更に複数の上ガイドレール2が順次連結されて昇降路壁に立設されて取り付けられる。この時、レールサイズの大きい下ガイドレール1の上端部とレールサイズの小さい上ガイドレール2の下端部の接続部において、頭部先端の位置合わせを行うと、上下ガイドレール2、1の高さの差分がその取付基部において大きな段差(88.9−62=26.9mm)となって発生する。すなわち、レール高さ及び取付基部の寸法が大きい下ガイドレール1が上ガイドレール2からはみ出すように取り付けられる。この段差を解消するために、下ガイドレール1の上端部と上ガイドレール2の下端部の接続部に段差付きの目板3を設置する。この段差付きの目板3の上半部3aは、上ガイドレール2のレール高さの不足分(88.9−62=26.9mm)を補うように厚く構成されているので、高さが低い方の上ガイドレール2の下端の取付基部が、厚く構成された目板3の上半部3aにボルト4a及びナット4bからなる下締結具により締結固定されることになる。一方、段差付きの目板3の下半部3bは、下ガイドレール1のレール高さの余分(26.9mm)だけ上半部3aより薄く構成されているので、高さが高い方の下ガイドレール1の上端の取付基部が、薄く構成された目板3の下半部3bにボルト4a及びナット4bからなる下締結具により締結固定されることになる。
また、上記レールサイズの大きい下ガイドレール1とレールサイズの小さい上ガイドレール2のブラケット(図示せず)への取り付けは、それぞれのレールサイズ用に作製された固定プリップ(図示せず)及びスライディングクリップ(図示せず)の組合せにより、取り付ければ良い。
なお、特定階を除く2階〜最上階までの各階にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい複数の上ガイドレール2の各接続部は、従来と同様の形状の目板(図示せず)を用いて締結固定すれば良い。
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、例えばロビー階等のような特定階の階高(例えば、6m)のみが、他の階の階高(例えば、4.5m)よりも高い場合でも、ガイドレールのレールサイズを特定階のスパンの長い個所のみレールサイズをアップするだけで対応できるので、全階床分にわたってガイドレールのサイズアップをする必要がなく、コストが削減できるとともに、重量が軽くなる分据付け作業が容易となり、作業時間も短くて済む。また、特定階のみ建築によるH形鋼からなる縦柱や中間ビームを入れる必要がないので、建築物が出来上がった後での追加作業も不要となる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2におけるエレベータのガイドレール装置のリミットスイッチ取付構造を示す平面図、図9はこの発明の実施の形態2におけるエレベータのガイドレール装置のリミットスイッチ取付構造を示す部分平面図である。
図7において、6はレールサイズの大きい下ガイドレール1に取り付けられた特定階用昇降路機器取付プレート、7はレールサイズの小さい上ガイドレール2に取り付けられた各階用昇降路機器取付プレート、8は上ガイドレール2の各階用昇降路機器取付プレート7に取り付けられた上ガイドレール取り付けのリミットスイッチ等からなる各階用昇降路機器、9はかご側に取り付けられた位置検出装置である。図8において、10は下ガイドレール1の特定階用昇降路機器取付プレート6の上記各階用昇降路機器取付プレート7との取付差分を埋めるために設けられたスペーサである。11は取付差分を埋めるためのスペーサ10に取り付けられた下ガイドレール取り付けのリミットスイッチ等からなる特定階用昇降路機器である。
以上のように、この発明の実施の形態2によれば、レールサイズの大きい下ガイドレール1に取り付けられる特定階用昇降路機器取付プレート6に、レールサイズの小さい上ガイドレール2に取り付けられる各階用昇降路機器取付プレート7との取付差分を埋めるためにスペーサ10を設け、この取付差分を埋めるためのスペーサ10に下ガイドレール取り付けのリミットスイッチ等からなる特定階用昇降路機器11を取り付けているので、レールサイズの大きい下ガイドレール1に取り付けられる特定階用昇降路機器11の取付位置と、レールサイズの小さい上ガイドレール2に取り付けられる各階用昇降路機器8の取付位置を同一位置に合わせることができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置の要部構造を示す側面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置の要部構造を示す正面図である。 この発明に用いるレールサイズの大きい下ガイドレールを示す断面図である。 この発明に用いるレールサイズの小さい上ガイドレールを示す断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す平面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータのガイドレール装置のレール組合せ方法を示す側面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータのガイドレール装置のリミットスイッチ取付構造を示す平面図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータのガイドレール装置のリミットスイッチ取付構造を示す部分平面図である。
符号の説明
1 レールサイズの大きい下ガイドレール
1a 接続用位置決め凸部
2 レールサイズの小さい上ガイドレール
2b 接続用位置決め凹部
3 目板
3a 目板上半部
3b 目板下半部
4a、4b ボルト及びナットからなる下締結具
5a、5b ボルト及びナットからなる上締結具
6 特定階用昇降路機器取付プレート
7 各階用昇降路機器取付プレート
8 リミットスイッチ等からなる各階用昇降路機器
9 位置検出器
10 スペーサ
11 リミットスイッチ等からなる特定階用昇降路機器

Claims (6)

  1. 昇降路に立設され、階高の高い特定階にのみ設置されるレールサイズの大きい下ガイドレールと、
    昇降路に立設され、前記特定階を除く各階にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい上ガイドレールと、
    レールサイズの大きい前記下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部との接続部に設置され、下ガイドレールと上ガイドレールを互いに接続する段差付きの目板とを備え、
    前記段差付きの目板は、上ガイドレールのレール高さの不足分を補うように厚く構成され、上ガイドレールの下端部を締結具により締結固定する上半部と、下ガイドレールのレール高さの余分だけ上半部より薄く構成され、下ガイドレールの上端部を締結具により締結固定する下半部とを有することを特徴とするエレベータのガイドレール装置。
  2. レールサイズの大きい下ガイドレールとレールサイズの小さい上ガイドレールの寸法は、頭部幅が両者同一であり、かつレール高さ及び取付基部が下ガイドレールの方が大きいことを特徴とする請求項1記載のエレベータのガイドレール装置。
  3. レールサイズの大きい下ガイドレールとレールサイズの小さい上ガイドレールは、昇降路投影面上で両者の頭部先端の位置及び幅を基準として位置合わせを行い、レール高さ及び取付基部の寸法が大きい下ガイドレールが上ガイドレールからはみ出すように取り付けられることを特徴とする請求項2記載のエレベータのガイドレール装置。
  4. レールサイズの大きい下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部の双方に、互いに噛み合って接続用の位置決めとなる凸凹部を備えたことを特徴とする請求項1記載のエレベータのガイドレール装置。
  5. 昇降路に立設され、階高の高い特定階にのみ設置されるレールサイズの大きい下ガイドレールと、
    昇降路に立設され、前記特定階を除く各階にそれぞれ設置されるレールサイズの小さい上ガイドレールと、
    前記下ガイドレールに取り付けられた特定階用昇降路機器取付プレートと、
    前記上ガイドレールに取り付けられ、各階用昇降路機器が取り付けられた各階用昇降路機器取付プレートと、
    前記下ガイドレールに取り付けられた特定階用昇降路機器取付プレートに設けられ、前記上ガイドレールに取り付けられた各階用昇降路機器取付プレートとの取付差分を埋めるためのスペーサと、
    前記スペーサに取り付けられた特定階用昇降路機器と、
    レールサイズの大きい前記下ガイドレールの上端部とレールサイズの小さい上ガイドレールの下端部との接続部に設置され、下ガイドレールと上ガイドレールを互いに接続する段差付きの目板とを備え、
    前記段差付きの目板は、上ガイドレールのレール高さの不足分を補うように厚く構成され、上ガイドレールの下端部を締結具により締結固定する上半部と、下ガイドレールのレール高さの余分だけ上半部より薄く構成され、下ガイドレールの上端部を締結具により締結固定する下半部とを有することを特徴とするエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置。
  6. 昇降路機器取付プレートに取り付けられる昇降路機器がリミットスイッチであることを特徴とする請求項5記載のエレベータ用ガイドレールの昇降路機器取付装置。
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