JP2008254370A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に配設した口先部材や装飾リング等の付設部材が回転しやすい筆記具を簡単な構造で提供することにある。
【解決手段】軸筒の把持部に、弾性体からなるグリップ部材を装着し、前記グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に、軸筒に対して回転可能に付設部材を装着してなる筆記具であって、前記グリップ部材と付設部材間に樹脂ワッシャーを介在するとともに、前記グリップ部材が、前記樹脂ワッシャーに圧接して装着してあることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸筒の把持部に、弾性体からなるグリップ部材を、軸心方向の長さが圧縮した状態に装着し、前記グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に、軸筒に対して回転可能に付設部材を装着してなる筆記具に関する。
従来から、軸筒の把持部に、弾性体からなるグリップ部材を着脱自在に装着した筆記具はよく知られている。
こうした筆記具の軸筒において、口金等の付設部材によってグリップ部材の軸心方向の長さを圧縮した状態に装着し、口金部材とグリップ部材の間隙を形成しない構造も知られていて、本願出願人は、特開2002−219896号公報「筆記用の軸筒」にて、口先部材の後端面とグリップ部材の先端面との回転抵抗を減少し、口金の締め付け力を低減する筆記具の軸筒を開示している。
「特開2002−219896号公報」
しかしながら、特許文献1は、グリップ部材の先端面に凹部を形成して、接触面積を少なくしてあるため、グリップ部材の肉厚をある程度厚くする必要があり、口先部材の後端面に凹部を形成する場合も同様に、口先部材の後端面の面積を大きくする必要があり、形状が制約されてしまう問題があった。
ところで、装飾リングや操作体等、軸筒に対して回転可能に装着した部材は、口先部材に比べ、回転操作する頻度が高く、軸筒に装着したグリップ部材に当接すると、回転抵抗が大きくなり、グリップ部材から離間した位置に配設することが一般的であり、デザインが制約されるという問題があった。
本発明はこうした問題に鑑み、グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に配設した口先部材や装飾リング等の付設部材が回転しやすい筆記具を簡単な構造で提供することにある。
本発明は、軸筒の把持部に、弾性体からなるグリップ部材を装着し、前記グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に、軸筒に対して回転可能に付設部材を装着してなる筆記具であって、前記グリップ部材と付設部材間に樹脂ワッシャーを介在するとともに、前記グリップ部材が、前記樹脂ワッシャーに圧接して装着してあることを特徴とする。
また、前記樹脂ワッシャ−が、前記グリップ部材又は付設部材と同色、或いは透明であることを特徴とする。
更にまた、前記樹脂ワッシャ−の軸心方向長さが、0.01mm以上、0.5mm以下であることを特徴とする。
尚、本発明における付設部材とは、軸筒の把持部に装着したグリップ部材の両端部に配設する部材のことであり、後軸、口先部材、装飾リング、操作体等、筆記具の軸筒に配設する従来から知られている部材のことである。
本発明は、グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に配設した口先部材や装飾リング等の付設部材が回転しやすい筆記具を簡単な構造で提供することができた。
次に図面を参照しながら、本発明の筆記具の実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
図1から図4に示す実施例1の筆記具1は、前軸2と内部胴4を着脱自在に螺着し、内部胴4を被覆するように後軸3を装着して軸筒本体を構成し、前軸2の先端の雄ねじ部に黄銅を切削加工することにより形成した口先部材6の雌ねじ部を着脱自在に螺着し、前軸2の把持部に、予めシリコーンゴムにて成形したグリップ部材5を配設してある。また、グリップ部材5と後軸3間に、アルファベット記号を表示した表示部Mを周上に設け、この表示部Mを覆うように、レンズ部16を有する装飾リング15を回転可能に配設してある。
また、内部胴4内にPOM樹脂で形成した回転カム11からなる出没機構を具備している。この出没機構は、従来から知られているもので、簡単に説明すると、内部胴4の内壁面に回転カム11を前後に摺動案内し回転させるためのカム溝(図示せず)を形成し、このカム溝に、回転カム11に形成した突起を係合して配設してある。回転カム11の後端には、回転カム11を摺動し回転を付与するためのカム部を先端に有した押し棒10を配設し、さらにその後端にノック体8を、後軸3及び内部胴4より外方に突出した状態に配設した構造である。また、ノック体8にはノック体カバー9を装着してある。
回転カム11の前方には、筆記具用インキ(図示せず)を収容したインキ収容管12の先端部に、ボールを回転自在に包持したボールペンチップ13を装着したボールペンレフィルをコイルスプリング14により後軸3後端方向へ付勢して、摺動自在に配設してあり、口先部材6を取り外すことで、ボールペンレフィルを交換可能としてある。
ノック式の筆記具1を使用するには、ノック体8を押圧して押し棒10を押圧し、さらに回転カム11をカム溝(図示せず)に沿って前進させ、押し棒10のカム部の作用により回転カム11を回転させて、ボールペンチップ13を口先部材6の先端開口部6aより突出させて使用することができる。さらにノック体8を押圧すると、押し棒10のカム部の作用により回転カム11を回転させ、コイルスプリング14の付勢力によって回転カム11をカム溝(図示せず)に沿って後退させ、ボールペンチップ13を没入することができる。
装飾リング15は、後軸3の先端面とグリップ部材5の後端面5aとの間に配設するが、後軸3の先端面3a及びグリップ部材5の後端面5aとの間に隙間ができると、見栄えも悪く、且つ不用意に装飾リング15が回転してしまう問題があるため、口先部材6の螺合が終了した時点で、グリップ部材5が、口先部材6と装飾リング15間で圧縮した状態に装着してある。
しかし、装飾リング15をグリップ部材5の後端面5aに圧接して配設すると、装飾リング15を回転させるのに必要な回転抵抗が大きく、回転しにくくなる傾向となるので、装飾リング15とグリップ部材5間に、PET樹脂等で形成した樹脂ワッシャー17を介在させてある。この樹脂ワッシャー17を介在させることで、グリップ部材5を圧縮した状態に装着しても、装飾リング15は樹脂ワッシャー17と接触しているため、回転抵抗を低減でき、回転操作性を向上することができる。
また、樹脂ワッシャー17は、予め成形によって形成されるため、所望の色にすることが容易であって、グリップ部材5又は装飾リング15と同色又は透明にすることによって、外観上はグリップ部材5と装飾リング15が連接しているように見える。更にまた、樹脂ワッシャー17の軸心方向の長さ(厚さ)を0.01mm〜0.5mmにすることよって、外部から視認し難くすることもできる。また、グリップ部材5と装飾リング15間に樹脂ワッシャー17を介在させるだけなので、装飾リング15の位置を適宜設定でき、且つグリップ部材5、樹脂ワッシャー17、装飾リング15を同一方向から組立てが可能であり、組立性が向上し、特に機械組みに好適である。
尚、樹脂ワッシャーの厚さが0.01mm未満だと、装飾リングの回転や組立時に折れ曲りやすく、0.5mmを超えると、グリップ部材又は装飾リングと同色としても樹脂ワッシャーが外部から視認し易く、グリップ部材又は装飾リングとの一体感を損なうため、0.01mm〜0.5mmが好ましく、更に好ましくは0.3mm以下とする。
また、装飾リング15には、軸心対して垂線方向に突出した凸部15aを形成し、この凸部15aに頂面を円弧状としたPC樹脂からなるレンズ部16を配設し、凸部15aが、軸筒の軸心から最も離間して形成してある。
このように、装飾リング15に、軸心対して垂線方向に突出した凸部15aを形成することによって、指等が当接しやすく、装飾リング15を回転操作が容易になる。また、装飾リング15を回転操作するときに、クリップ部材等の軸筒本体から外方に突出した部分を有すると回転操作し難く、クリップ部材を上向きにして筆記する時に、レンズ部16の位置が周方向にずれることがあり、表示部Mが見にくいため、クリップ部材等、軸筒本体から外方に突出した部分を形成しないことが最も好ましい。そのため、凸部15の頂部を、軸筒の軸心から最も離間して形成することによって、クリップ部材を付設してない筆記具であっても、机などから筆記具が転がり、落下するのを防止できるといった相乗効果を得られる。
また図示はしていないが、口先部材6とグリップ部材5間にも、グリップ部材5と同色の樹脂ワッシャーを介在させ、口先部材6の後端面とグリップ部材5の先端面との回転抵抗を減少し、口金の締め付け力を低減することが好ましい。
尚、本実施例では、便宜上、後軸内に内部胴を配設し、この内部胴にカム溝(図示せず)、回転カム等の出没機構を具備してあるが、後軸に直接、カム溝(図示せず)を形成し、回転カム等の出没機構を具備してもよいし、出没機構を具備しないキャップ式筆記具の軸筒としてもよい。
また、実施例では、便宜上、樹脂ワッシャーとしてPET樹脂を用いているが、アクリル樹脂、PC樹脂、PP樹脂等を適宜選択して用いることができる。
また、実施例では、付設部材として、装飾リングや口先部材を例示しているが、グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に、軸筒に対して回転可能に装着する部材であれば、後軸や中間胴等、筆記具の部材として知られているものであれば、特に限定されるものではない。
本発明の筆記具は、筆記体の種類やノック式、キャップ式に限定されることなく、筆記具として広く実施可能であり、軸筒に対して回転可能な付設部材をグリップ部材に当接して配設できるため、デザインの幅を広げることができる。
本発明の筆記具を示す、縦断面図である。 図1における一部省略した展開図である。 図1における一部省略したA−A拡大断面図である。 図1における一部省略した要部拡大断面図である。
符号の説明
1 筆記具
2 前軸
3 後軸
4 内部胴
5 グリップ部材
5a 先端面
6 口先部材
7 滑り止め部材
8 ノック体
8 ノック体カバー
10 押し棒
11 回転カム
12 インキ収容筒
13 ボールペンチップ
14 コイルスプリング
15 拡大鏡
16 レンズ部
17 樹脂ワッシャー

Claims (3)

  1. 軸筒の把持部に、弾性体からなるグリップ部材を装着し、前記グリップ部材の先端面側及び/又は後端面側に、軸筒に対して回転可能に付設部材を装着してなる筆記具であって、前記グリップ部材と付設部材間に樹脂ワッシャーを介在するとともに、前記グリップ部材が、前記樹脂ワッシャーに圧接して装着してあることを特徴とする筆記具
  2. 前記樹脂ワッシャ−が、前記グリップ部材又は付設部材と同色、或いは透明であることを特徴とする請求項1に記載の筆記具
  3. 前記樹脂ワッシャ−の軸心方向長さが、0.01mm以上、0.5mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の筆記具
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