JP2007239851A - 軸筒接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 前側軸状部材に相対して、後側軸状部材が、緩みや、ガタつき、抜け等を生じるのを防ぐことができる上、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために分解する際には前側軸状部材と側軸状部材とを容易に分離することができる軸筒接続構造を提供する。
【解決手段】 前側軸状部材10と後側軸状部材20とを接続してなる軸筒接続構造において、前側軸状部材10と後側軸状部材20との内の一方の軸状部材に、周方向へ回動自在かつ軸方向へ移動不能となるようにリング部材30を係合し、該リング部材30に対し他方の軸状部材を螺合してなり、該リング部材の少なくとも一部を、外部から周方向へ回動可能なように形成している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、前軸と後軸、先口と軸筒、軸筒と尾栓等、前側軸状部材と後側軸状部材とを接続するようにした軸筒接続構造に関するものである。
従来、前軸と後軸とを螺合接続することにより、筆記具の軸筒を構成するようにした軸筒接続構造が一般的に知られている。
このような一般的な軸筒接続構造によれば、手の把持力および筆圧等が繰り返し加えられることにより、前軸に相対して後軸に回転力が加わり、その回転力に起因して前軸と後軸との間の螺合箇所に緩みを生じ、その緩みに起因して、前軸に相対して後軸が抜けたりガタついたり等する場合があった。
そこで、例えば、特許文献1に記載された発明のように、前側軸状部材(副軸筒3)と後側軸状部材(主軸筒2)とを、頑強な嵌合構造により接続して、前側軸状部材に相対する後側軸状部材の緩みや、ガタつき、抜け等を防止するようにした軸筒接続構造がある。
しかしながら、前記従来の発明によれば、前側軸状部材と後側軸状部材とを強固に接続しているため、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために、これら前側軸状部材と後側軸状部材とを分離しようとした際には、その分解作業が容易ではなかった。
特開2002−103873号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、前側軸状部材に相対して、後側軸状部材が、緩みや、ガタつき、抜け等を生じるのを防ぐことができる上、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために分解する際には前側軸状部材と側軸状部材とを容易に分離することができる軸筒接続構造を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の発明は、前側軸状部材と後側軸状部材とを接続している軸筒接続構造において、前側軸状部材と後側軸状部材との内の一方の軸状部材に、周方向へ回動自在かつ軸方向へ移動不能となるようにリング部材を係合し、該リング部材に対し他方の軸状部材を螺合し、該リング部材の少なくとも一部を、把持可能なように外部に露出したことを特徴とする。
また、第二の発明では、上記リング部材の少なくとも一部を、把持可能なように外部に露出したことを特徴とする。
また、第三の発明では、上記前側軸状部材が上記後側軸状部材に相対し回動不能となるように、これら双方を嵌め合わせたことを特徴とする。
また、第四の発明では、上記一方の軸状部材の外周面には、上記リング部材を乗越え嵌合させる係止突起が設けられ、該係止突起の周方向の両側には、軸方向へわたる長尺状の貫通孔が設けられていることを特徴とする。
また、第五の発明では、上記一方の軸状部材には、環状に挿入された上記リング部材を当接させる鍔部が形成され、上記リング部材の一端側部分には、前記鍔部に対し当接するとともに遠心方向へ突出して外部に露出される把持部が形成され、このリング部材の他端側部分には、上記他方の軸状部材を螺合させる雄ネジ部が形成されていることを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の発明によれば、一方の軸状部材に対しリング部材が回動自在であり、そのリング部材に対し他方の軸状部材が一体的に螺合されている。
したがって、一方の軸状部材に対し他方の軸状部材が回転したとしても、その他方の軸状部材と共にリング部材も一体的回動するため、他方の軸状部材が緩んで一方の軸状部材から分離されてしまうようなことを防ぐことができる。
また、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために、一方の軸状部材から他方の軸状部材を外す際には、他方の軸状部材に対しリング部材を螺合方向と逆の方向へ回すか、あるいは、リング部材に対し他方の軸状部材を螺合方向と逆の方向へ回せばよい。
すなわち、例えば、前記他方の軸状部材を合成樹脂材料とするとともにリング部材を金属材料として当該筆記具を構成した場合、その筆記具が使い古され廃棄処分される際には、分解分別の作業が必要となるが、その際の分解作業を容易に行うことができる。
よって、使用状態においては、前側軸状部材に相対し、後側軸状部材が、緩みや、ガタつき、抜け等を生じるのを防ぐことができる上、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために分解する際には前側軸状部材と側軸状部材とを容易に分離することができる。
更に、第二の発明によれば、リング部材を外部から把持することができるため、リフィール交換や、修理、リサイクル等のための分解作業を、一層容易にすることができる。
更に、第三の発明によれば、一方の軸状部材に対しリング部材が回動自在であり、そのリング部材に対し他方の軸状部材が一体的に螺合され、更に、一方の軸状部材に対し他方の軸状部材が回動不能に嵌め合わせられる。
したがって、前側軸状部材と後側軸状部材とを周方向において位置合わせすることができ、ひいては、前側軸状部材と後側軸状部材とのデザイン的な位置関係を良好にし、外観上の体裁を向上することができる。
しかも、前側軸状部材に相対し後側軸状部材が回転することがないので、螺合箇所の緩みを生じ難く、ひいては、前側軸状部材に相対して後側軸状部材がガタついたり抜けたりするのを、より効果的に防ぐことができる。
また、他方の軸状部材を外す際には、リング部材の露出部分を回動不能に把持しながら他方の軸状部材を螺合時と逆方向へ回せば、その他方の軸状部材と一体的に一方の軸状部材も回転し、他方の軸状部材が、リング部材との螺合状態から解除されるとともに一方の軸状部材から離脱する。
よって、使用状態においては、前側軸状部材に相対し、後側軸状部材が、緩みや、ガタつき、抜け等を生じるのを、効果的に防ぐことができる上、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために分解する際には、前側軸状部材と側軸状部材とを容易に分離することができる。
更に、第四の発明によれば、一方の軸状部材の係止突起に対しリング部材を乗越え嵌合させる際、係止突起の両側には貫通孔があるため、この一方の軸状部材における係止突起の近傍を容易に弾性変形させることができ、ひいては、その乗越え嵌合を容易に行うことができる。
更に、第五の発明によれば、生産性および分解性の良好な具体的構造とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係わる軸筒接続構造は、図1乃至3に示すように、筆記具Aの前側に位置する前側軸状部材10と、同筆記具の後側に位置する後側軸状部材20との接続により軸筒1を構成しており、前側軸状部材10と後側軸状部材20との間にはリング部材30を介在している。
前側軸状部材10は、合成樹脂材料から筆記具Aの略前半部を構成する略筒状に形成され、その前端側に、筆記部41を出没させる先口50を螺合接続し、筆記時に把持される中間部にはゴムやエラストマー樹脂等からなるグリップ60が、環状に装着されている。
また、前側軸状部材10の後端側には、その後端面から前方へ所定間隔置いた位置に、後述するリング部材30を当接させるための鍔部11が周方向へわたって略環状に突設されている。
そして、リング部材30における鍔部11よりも後側には、リング部材30を乗越え嵌合させるための係止突起12や、および該係止突起12の径方向への移動を容易にする貫通孔13(図2参照)、後述する後側軸状部材20を凹凸状に嵌め合わせるための係合溝14(図3参照)等が設けられている。
係止突起12は、図2に示す1例によれば、前側軸状部材10後端側の周方向において、略角度180度の間隔を置いて2つ配設されている。
各係止突起12は、その後端側に、リング部材30を乗越え易くする傾斜面12aを形成するとともに、前端部には、乗越えた際のリング部材30の後端を係止する段部12bを有する。
なお、この係止突起12は、図示した好ましい一例によれば、前記のように2つ備えているが、単数又は3つ以上とすることも可能である。
そして、各係止突起12の周方向の両側には、軸方向へわたる長尺状の貫通孔13,13が設けられている。
各貫通孔13は、係止突起12の軸方向の寸法よりも長い長尺状の孔であり、前側軸状部材10の周壁を径方向へ貫通している。
これら両貫通孔13,13によれば、前側軸状部材10の周壁における係止突起12前後の箇所を弾性変形させ易くすることができる。
また、係合溝14は、後述する後側軸状部材20の突条22を軸方向に嵌め合わせるように、軸方向へわたるとともに後方を開口した溝である。
なお、この係合溝14および前記突条22は、図示した好ましい一例によれば、単数備えているが、周方向に複数設けるようにしてもよい。
また、係合溝14は、前側軸状部材10の周壁を径方向へ貫通した切欠部に置換することも可能であるが、前側軸状部材10の強度低下を防ぐ観点より、図示例のように径方向へ貫通しない溝とするのが好ましい。
また、後側軸状部材20は、合成樹脂材料から筆記具Aの略後半部を構成する略筒状に形成され、その前端側内周面に、後述するリング部材30に螺合可能な雌ネジ部23(図3参照)を形成するとともに、該雌ネジ部23よりも後方側に、前側軸状部材10の上記係合溝14と嵌り合う突条22を、軸方向へわたって突設している。
また、リング部材30は、金属材料から形成された略筒状の部材であり、その前端側に,前側軸状部材10の鍔部11に当接すべく遠心方向へ突出するとともに、同鍔部11を覆うようにして外部に露出される略短尺筒状の把持部31を有する。
そして、該リング部材30の把持部31よりも後方側には、把持部31よりも小径な小径部32を有するとともに、該小径部32の外周面に、後側軸状部材20前端側の雌ネジ部23と螺合し合う雄ネジ部32aを形成している。
前記小径部32は、その内径を、前側軸状部材10後端側の両係止突起12間の最大幅よりも小さく設定している。
且つ、この小径部32は、前側軸状部材10の後端側に装着された際に、前側軸状部材10に対し周方向へ回動自在となるように、その内径を、前側軸状部材10の後端側外径よりも若干大きく設定している。
また、この小径部32は、係止突起12と鍔部11との間に回動自在に嵌り合い、且つ軸方向へのガタツキが生じない程度に、その軸方向の長さが適宜に設定されている。
なお、図中符号40は、ボールペン用リフィールであり、その先端部に転写ボール回動自在に抱持した筆記部41を有する。このボールペン用リフィールをシャープペンシル用リフィールに置換した構成とすることも可能である。
また、図中符号70は、グリップ60の後端部外周面と、リング部材30内周面との間に位置する係止リングであり、周囲からリング部材30により圧縮されて、内周面の環状係止突起71をグリップ60の外周面に食い込ませ、グリップ60後端側が筆圧により前方へ移動してしまうのを防ぐ。
また、図中符号81は、ボールペン用リフィール40を没入方向へ付勢する圧縮スプリングであり、符号82は、グリップ60前端側が先口50の螺合接続の際に捩れてしまうのを防ぐ滑りリングである。
そして、上記構成の筆記具Aは、図示しない後端側のノック部の操作により、ボールペン用リフィール40の筆記部41を先口50前端から出没させるように構成されている。
次に、上記構成の筆記具Aにおける軸筒1の組立て手順について詳細に説明する。
先ず、図2に示すように、グリップ60および係止リング70が環状に装着された前側軸状部材10に対し、その後方側から、リング部材30が環状に挿入される。
その際、両係止突起12,12が、リング部材30の小径部32内周面により押圧されて、弾性的に求心方向へ没入するため、リング部材30はスムーズに挿入される。
そして、リング部材30は、その小径部32の後端部が各係止突起12前端の段部12bを超えるのと略同時に、小径部32の前端を、前側軸状部材10の鍔部11に対し、接触又は近接させた状態となる。
この状態において、リング部材30は、前側軸状部材10に対し周方向に回動自在であって、且つ軸方向へ移動しないように係合している。
また、同状態において、リング部材30の把持部31は、先に装着された係止リング70に対し覆い被さるようにして外部に露出される。
次に、図3に示すように、前側軸状部材10およびリング部材30の後端側に対し、後側軸状部材20が環状に装着される。
より詳細に説明すれば、後側軸状部材20は、その突条22を、前側軸状部材10後端の係合溝14に嵌め合わせるようにして、軸方向へ環状に挿入される。
そして、リング部材30の把持部31が組立作業者や組立ロボット等により回動不能に把持された状態で、後側軸状部材20が、リング部材30に対し、環状に捻じ込まれる。
この捻じ込みの際、前側軸状部材10の係合溝14と、後側軸状部材20の突条22とが嵌り合っているため、前側軸状部材10と後側軸状部材20とは一体的に回転し、把持されたリング部材30のみが回転不能な状態に維持される。
上記のようにして前側軸状部材10と後側軸状部材20とを接続してなる軸筒1によれば、係合溝14と突条22とが嵌まり合っているため、前側軸状部材10に相対し後側軸状部材20が回動することがない。
そのため、後側軸状部材20の螺合部分は、軸筒1に対する手の把持力や筆圧等が繰り返し加わったとしても、容易に緩むようなことがない。したがって、前側軸状部材10に相対して後側軸状部材20がガタついたり抜けたりするようなこともない。
また、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために、筆記具Aを分解する際には、上記手順と逆に、把持部31を回転不能に把持し、後側軸状部材20を、捻じ込み方向の逆方向へ回転すれば、その回転方向へ後側軸状部材20および前側軸状部材10が一体的に回転し、螺合状態が解除される。
よって、前側軸状部材10と後側軸状部材20とを容易に分離することができる。
なお、上記軸筒1によれば、前側軸状部材10に相対し後側軸状部材20が回動不能となるように、これら双方を嵌め合わせるようにしたが、他例としては、図4に示す軸筒2のように、前側軸状部材10に相対し後側軸状部材20が回動可能な構成とすることも可能である。
次に、この軸筒2の構成について説明する。なお、この軸筒2において、上記軸筒1と略同様の構成箇所については、上記軸筒1と同一の符号を付けることで重複する詳細説明を省略する。
この軸筒2は、上記軸筒1における前側軸状部材10から係合溝14を省いた構成の前側軸状部材10’と、上記軸筒1における後側軸状部材20から突条22を省いた構成の後側軸状部材20’とを、上記軸筒1と同様にリング部材30を介して接続したものである。
その組立て手順は、図4に示すように、リング部材30に対し後側軸状部材20’が捻じ込まれる際、リング部材30が回動不能に把持され、後側軸状部材20’のみが回転する。なお、この際、前側軸状部材10’は、後側軸状部材20’に相対し回動可能な状態であるため、後側軸状部材20’の回転に追従して回転することはない。
そして、上記軸筒2によれば、前側軸状部材10’に相対し、後側軸状部材20’の周方向の位置を任意に設定することができる。
また、前側軸状部材10’に対し後側軸状部材20’が回転したとしても、その後側軸状部材20’の回転と一体的にリング部材30も回転するため、後側軸状部材20’とリング部材30との間の螺合部分が緩むことはない。
したがって、前側軸状部材10’に相対して後側軸状部材20’がガタついたり抜けたりするのを防ぐことができる。
また、リフィール交換や、修理、リサイクル等のために、上記軸筒2を分解する際には、把持部31を回転不能に把持し、後側軸状部材20’を捻じ込み方向と逆の方向へ回転させれば、後側軸状部材20’がリング部材30に相対し緩められ、前側軸状部材10’と後側軸状部材20’とを容易に分離することができる。
なお、上記実施の形態によれば、前側軸状部材と後側軸状部材が筆記具の軸筒における前軸と後軸である態様を例示しているが、これら前側軸状部材と後側軸状部材の他例としては、筆記具の軸筒とその先端側に接続される先口や、筆記具の軸筒とその後端側に接続される尾栓等であってもよい。
また、図2および図3に示す筆記具Aの組立て手順によれば、前側軸状部材10に対しリング部材30を嵌め合わせ、リング部材30に対し後側軸状部材20を螺合するようにしたが、他の好ましい組立て手順としては、図5(a)(b)に示すようにしてもよい。
この組立て手順では、先ず、図5(a)に示すように、後側軸状部材20に対しリング部材30が螺合接続される。
そして、一体的な後側軸状部材20およびリング部材30は、図5(b)に示すように、グリップ60及び係止リング70が装着された前側軸状部材10に対し、軸方向へ嵌め合わせられる。
この際、後側軸状部材20の突条22が、前側軸状部材10の切欠部14に対し位置合わせされる。
そして、リング部材30の小径部32が、係止突起12を乗越えるようにして、係止突起12と鍔部11との間に嵌め合わせられる。
而して、図5に示す組立て手順によれば、後側軸状部材20とリング部材30とを螺合させる作業を容易に行うことができ、ひいては、当該筆記具Aの生産性を、より向上することができる。
なお、図4に示す突条22を省いた態様においても、上述した図5(a)(b)に示す組立て手順を適用可能なのは勿論である。
また、上述した図示例によれば、把持部31を外部へ露出させた好ましい態様を示しているが、他例としては、把持部31を省き、治具等がグリップ60と後側軸状部材20との間に挿入され、該治具により小径部32が周方向へ回されるように構成してもよい。
本発明に係わる軸筒接続構造を適用した筆記具の一例を示す要部断面図である。 同筆記具において、前側軸状部材に対しリング部材を組み付ける手順を(a)と(b)に順次に示す説明図である。 (a)と(b)は同筆記具において、前側軸状部材およびリング部材に対し後側軸状部材を組み付ける手順を示す説明図であり、前側軸状部材の後端側を切欠することにより前側軸状部材と後側軸状部材の嵌め合い箇所を示している。(c)は、(b)における(c)-(c)断面図である。 本発明に係わる軸筒接続構造を適用した筆記具の他例について、前側軸状部材およびリング部材に対し後側軸状部材を組み付ける手順を示す説明図である。 前側軸状部材とリング部材と後側軸状部材とを組み付ける手順の他例を示す説明図であり、その手順を(a)と(b)に順次に示している。
符号の説明
1,2:軸筒
10:前側軸状部材
11:鍔部
12:係止突起
13:貫通孔
14:切欠部
20:後側軸状部材
22:突条
30:リング部材
31:把持筒部
32a:雄ネジ部

Claims (5)

  1. 前側軸状部材と後側軸状部材とを接続している軸筒接続構造において、
    前側軸状部材と後側軸状部材との内の一方の軸状部材に、周方向へ回動自在かつ軸方向へ移動不能となるようにリング部材を係合し、該リング部材に対し他方の軸状部材を螺合し、
    該リング部材の少なくとも一部を、外部から周方向へ回動可能なように形成していることを特徴とする軸筒接続構造。
  2. 上記リング部材の少なくとも一部を、把持可能なように外部に露出したことを特徴とする請求項1記載の軸筒接続構造。
  3. 上記前側軸状部材が上記後側軸状部材に相対し回動不能となるように、これら双方を嵌め合わせたことを特徴とする請求項1又は2記載の軸筒接続構造。
  4. 上記一方の軸状部材の外周面には、上記リング部材を乗越え嵌合させる係止突起が設けられ、
    該係止突起の周方向の両側には、軸方向へわたる長尺状の貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の軸筒接続構造。
  5. 上記一方の軸状部材には、環状に挿入された上記リング部材を当接させる鍔部が形成され、
    上記リング部材の一端側部分には、前記鍔部に対し当接するとともに遠心方向へ突出して外部に露出される把持部が形成され、
    このリング部材の他端側部分には、上記他方の軸状部材を螺合させる雄ネジ部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の軸筒接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008254370A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Pilot Corporation 筆記具
JP2014105724A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Pioneer:Kk ネジ部材の抜け止め構造、当該抜け止め構造を有する筆記具
JP7403066B2 (ja) 2020-04-24 2023-12-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 軒樋用排水部材及び雨樋構造

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