JP2008253403A - 遊技情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大当り確率が高くなる特定遊技状態となった場合に、遊技場の閉店までに消化可能な大当り回数を遊技客が認識することができる遊技情報表示装置を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機に対応して設けられている遊技機端末は、閉店2時間前から閉店までにおいて確変による大当りが発生した場合に、閉店までに消化可能な大当り回数をパチンコ遊技機のスペックに基づいて算出して表示する。従って、遊技客は、閉店までに消化可能な大当り回数を認識することにより、遊技を継続すべきか否かを適切に判断することができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、通常遊技状態、及び当該通常遊技状態よりも遊技客にとって有利な特定遊技状態において所定の大当り条件が成立したときに大当りを発生し、当該大当りが終了したときは所定の割合で前記通常遊技状態及び前記特定遊技状態の何れかへ移行するように構成された遊技機に対応して設けられ、当該遊技機に関する遊技情報を遊技客に対して表示する遊技情報表示装置に関する。
最近の遊技機は、大当りが終了した後に確変状態や時短状態を経由して再度大当りを発生するいわゆる連チャンタイプが多いので、一旦大当りが発生してから通常の状態に戻るまで(連チャン状態を消化するまで)に長時間を要する場合が少なくなく、閉店までに連チャン状態が終了しない場合がある。
特許文献1或いは特許文献2には、大当りや確変中に閉店した場合に、閉店でなければ獲得できるはずだった出玉を補償することが記載されている。
特許第3195446号公報 特開平8−173619号公報
しかしながら、閉店補償がない遊技場では、遊技客は、連チャン状態が発生した場合に、あと何回の大当りを閉店までに消化することができるのかを気にするようになるが、機種によっては連チャン状態で単位時間当りに消化することが可能な大当り回数はまちまちである。このため、特に初めて遊技する機種では、連チャン状態が発生した場合に、閉店までに消化可能な大当り回数を予測することができず、遊技を継続してもいいのか、或いは終了した方がいいのかを判断することができないという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、大当り確率が高くなる特定遊技状態となった場合に、遊技場の閉店までに消化可能な大当り回数を遊技客が認識することができる遊技情報表示装置を提供することにある。
本発明は、通常遊技状態、及び当該通常遊技状態よりも遊技客にとって有利な特定遊技状態において所定の大当り条件が成立したときに大当りを発生し、当該大当りが終了したときは所定の割合で前記通常遊技状態及び前記特定遊技状態の何れかへ移行するように構成された遊技機に対応して設けられ、当該遊技機に関する遊技情報を遊技客に対して表示する遊技情報表示装置において、現在時刻から閉店時刻までの残り時間を算出する残り時間算出手段と、前記残り時間と、前記遊技機が1回の大当りを発生してから終了するまでの大当り平均時間と、前記遊技機が大当りを終了したときに前記特定遊技状態へ移行した場合において、大当りを終了してから次の大当りを発生するまでの大当り間平均時間とに基づいて、前記大当りと前記特定遊技状態とを交互に繰返す状態である連チャン状態が発生した場合に、前記残り時間中に消化可能な前記特定遊技状態での大当りの回数を算出する消化可能大当り回数算出手段と、予め決められた表示タイミングとなった時点から前記消化可能大当り回数を遊技客に対して表示する表示手段とを備えたものである(請求項1)。
上記構成において、前記遊技機が前記通常遊技状態における大当りの発生を契機として前記連チャン状態へ移行してから再度通常遊技状態へ移行するまでに発生する大当り回数の平均である平均連チャン大当り回数を算出する平均連チャン大当り回数算出手段を備え、前記表示手段は、前記消化可能大当り回数と一緒に前記平均連チャン大当り回数を表示するものである(請求項2)。
また、前記表示手段は、前記消化可能大当り回数を遊技客に対して表示する際に大当り中または連チャン状態中であったときは、当該大当りまたは連チャン状態が終了するまで待機してから表示するものである(請求項3)。
請求項1の発明によれば、予め決められた表示タイミングとなった場合は、閉店までに消化することが可能な連チャン状態での大当り回数を確認することができるので、その回数が、遊技客自身が満足できる回数であれば、遊技を継続すればよく、そうでなければ遊技を終了した方がよいと判断することができる。
請求項2の発明によれば、消化可能大当り回数と平均連チャン大当り回数とを比較することができるので、消化可能大当り回数が平均連チャン大当り回数よりも下回った場合は、遊技を終了した方がよいと判断できる。
請求項3の発明によれば、大当りまたは確変が終了してから(すなわち通常遊技状態に移行してから)消化可能大当り回数を表示するので、大当りまたは確変状態が発生しているときに、遊技客に対して遊技を継続するか否かを判断するための情報を無駄に提供してしまうことを防止できる。
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、遊技データの表示対象となるパチンコ遊技機1及び遊技機端末2(遊技情報表示装置、残り時間算出手段、消化可能大当り回数算出手段に相当)の正面外観が概略的に示されている。この図1において、パチンコ遊技機1は、その上皿3内のパチンコ玉を電動式の発射装置(操作ダイヤルのみ符号3aを付して示す)により盤面4へ発射する構成となっている。盤面4には、アウト口5、電動チューリップ6aを備え、入賞時には所定数(例えば4個)の賞球が払出されるスタート入賞口6、賞球の払出しを行わないスルー入賞口7、アタッカーと呼ばれる電動役物8aを備えた大入賞口8、図柄表示装置9が設けられていると共に、通常入賞口(図示せず)も設けられている。
上記図柄表示装置9は、例えばバックライト付きのカラー液晶表示パネルにより構成されたもので、図2に概略的に示すように、デジタル表示部9a、保留玉数表示部9b、サブデジタル表示部9cを備えている。
上記のように構成されたパチンコ遊技機1の基本動作は以下の通りである。
(1)スタート入賞口6へのパチンコ玉の入賞に応じて所定の大当り確率(例えば、通常遊技状態時において1/300、後述する確変状態(「通常遊技状態よりも遊技客にとって有利な特定遊技状態」に相当)時において1/60)の大当り抽選動作を実行すると共に、当該パチンコ玉の入賞数を、大当り抽選動作の抽選結果(「大当り」または「ハズレ」)が付随した状態の保留玉データとして一時的に記憶する。
(2)上記記憶動作は、例えばFIFO形式(先入れ先出し形式)で行われるものであり、記憶された保留玉データは、付随した抽選結果の表示動作がデジタル表示部9aにおいて実行される毎に消化される。この抽選結果の表示動作は、パチンコ遊技機1において大当りが発生していない期間、並びにデジタル表示部9aが動作停止している期間には直ちに実行され、また、当該大当りが発生している期間やデジタル表示部9aが動作中の期間には、その大当りの終了或いはデジタル表示部9aの動作停止を待って実行される。この場合、デジタル表示部9aは、図柄表示装置9の中央に表示される例えば3桁の数字列より成るデジタルにより構成されたもので(図2参照)、抽選結果の表示動作時には、当該デジタルの図柄変動演出動作(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を所定期間だけ行うと共に、抽選結果が「大当り」(「所定の大当り条件が成立」に相当)であったときにはその図柄変動演出動作の終了時点で数字列が「111」、「222」、…のようなぞろ目図柄(大当り図柄)となるように制御され、抽選結果が「ハズレ」であったときには、ぞろ目図柄以外のハズレ図柄をランダムに表示するように制御される。
(3)デジタル表示部9aにぞろ目図柄が表示されたときには、大入賞口8の電動役物8a(アタッカー)を予め決められたモードにて所定期間(複数ラウンド)だけ開放する制御を行い、以て当該大入賞口8への入賞率を極端に高めた大当りを発生させる。
(4)保留玉データの最大記憶数、つまり未消化の保留玉数の上限値は、例えば4個分に限定される構成となっており、その保留玉数は、保留玉数表示部9bにおいて周知の形態で表示される。
(5)スルー入賞口7へのパチンコ玉の入賞に応じて所定の当り確率(例えば1/10)の補助抽選動作を実行し、その補助抽選動作の結果をサブデジタル表示部9cで表示する。尚、サブデジタル表示部9cは、図柄表示装置9の右下部に表示される例えば2桁の数字列より成るデジタルにより構成されたもので、抽選結果の表示動作時には、当該デジタルの図柄変動演出動作(本実施例の場合、数字列の各桁の「0」〜「9」の範囲での変動表示)を所定期間だけ行うと共に、補助抽選動作の結果が当りであったときにはその図柄変動演出動作の終了時点で数字列が「11」、「22」、…のようなぞろ目図柄(当り図柄)となるように制御される。
(6)サブデジタル表示部9cにぞろ目図柄が表示された状態では、電動チューリップ6aを所定時間(例えば、通常遊技状態時において0.5秒、後述の時短状態時において5秒)だけ開放させる制御を行う。
(7)デジタル表示部9aに表示されたぞろ目図柄が所定の確変図柄(例えば111,333、555、777、999で、この場合の確率は1/2となる)となり、その確変図柄による大当りが終了したときには、大当り抽選動作の当り確率を、通常遊技状態時の1/300から1/60に高めた確変状態(確率変動状態)に移行する。このような確変状態は、次の大当りが発生するまで継続する。
(8)確変状態が発生している期間においては、サブデジタル表示部9cによる表示動作の所要時間を、通常遊技状態時の30秒から5秒に短縮した変動時間短縮状態(これも特定遊技状態に相当する。以下、時短と呼ぶ)を同時に発生させる。即ち、確変状態が発生している期間においては、種類の異なる2つの特定遊技状態が同時に発生していることになる。尚、この時短状態では、前述したように、電動チューリップ6aの開放時間を通常遊技状態時の0.5秒から5秒に延長する制御も同時に行われる。従って、時短状態が発生している期間は通常遊技状態時よりも電動チューリップ6aの開放頻度が大幅に向上し、結果としてスタート入賞口6への入賞率が高まると同時に出玉率も大きく向上する。このような時短状態は、確変状態と同様に次回の大当りが発生するまで継続する。
また、図示しないが、パチンコ遊技機1には、盤面4に打込まれた玉数であるアウト玉数を示すアウト信号、入賞の発生により払い出された玉数であるセーフ玉数を示すセーフ信号、デジタル表示部9aが動作したことを示すスタート信号、大当りが発生していることを示す大当り信号、確変が発生していることを示す確変信号などを出力するための信号発生基板が設けられている。この信号発生基板は、大当り期間に大当り信号を継続的に出力し、確変期間に確変信号を継続的に出力する構成となっている。
図1において、パチンコ遊技機1の上方に設けられた遊技機端末2は、図3に符号を付して示すように、3段に配置された表示ランプ2a、2b、2c、中央部に配置された例えばバックライト付きのカラー液晶パネルより成るデータ表示器(表示手段に相当)2d、呼出ボタン2eなどを備えた周知構成のもので、呼出ボタン2eの操作に伴う呼び出し状態の表示機能、対応するパチンコ遊技機1での遊技データ(遊技客向けの遊技データ)を表示する機能、後述のようなデータ入出力インタフェース機能などを備えた形態となっている。
特に、遊技機端末2にあっては、対応するパチンコ遊技機1が大当りにある期間には、表示ランプ2a〜2cをサイクリックに点滅させるという表示動作を行い、パチンコ遊技機1が確変状態(時短状態)にあることを表示ランプ2b、2cを交互に点滅させて表示する構成となっている。
図4には、遊技場用システムの概略的構成が示されている。この図4において、多数台ずつ設置されたパチンコ遊技機1及び台間玉貸機10は、互いの間で信号の授受を行い得るように構成されている。また、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10は、LAN11を介した管理装置12と信号の授受を、遊技機端末2に設定されたデータ入出力インタフェース機能により実行可能に構成されている。この場合、パチンコ遊技機1から出力されるアウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当り信号、確変信号などは、遊技機端末2及びLAN11を介して管理装置12に与えられることになる。
台間玉貸機10は、例えば、プリペイドカード挿入口10aに図示しないプリペイドカードが挿入された状態で当該プリペイドカードに記憶された残高金額データの範囲内でパチンコ玉を放出(貸出)するCR機(カードリーダ機)としての機能を備えたものである。この場合、各台間玉貸機10から管理装置12へは、プリペイドカードによる売上を示す売上信号などが出力される。
管理装置12は、パチンコ遊技機1及び台間玉貸機10から出力される種々の信号(アウト信号、セーフ信号、スタート信号、大当り信号、確変信号、売上信号など)に基づいて、パチンコ遊技機1についての稼動データ(アウト玉数、セーフ玉数、差玉数、稼動率、出玉率、ベース、スタート数など)、並びに台間玉貸機10についての貸出高データ(売上金額、割数など)を集計して格納するという周知のデータ集計機能を備えた構成となっている。
尚、管理装置12は、パチンコ遊技機1からの大当り信号、確変信号、スタート信号の入力状態に基づいて、当該パチンコ遊技機1が大当り状態、確変状態(時短状態)、通常遊技状態の何れの状態にあるかを識別し、その識別結果及びパチンコ遊技機1からのアウト信号、セーフ信号、スタート信号などに基づいて、各パチンコ遊技機1に係る稼動データを個別に集計する構成となっている。
ここで、管理装置12は、パチンコホールに設置されている各パチンコ遊技機1に関しての遊技機スペックが登録されている。
図5は、管理装置12に登録された遊技機スペック(設計値)の一例を示している。この図5において、遊技機スペックとしては、機種名、TS、TSA、SA、BAO、ラウンド、TO、T1Y、確変率、平均連、平均連Oが設定されており、それらの意味は、次の通りである。
TS :通常遊技状態における大当り間の平均スタート回数(大当り確率の逆数)
TSA :確変状態における大当り間の平均スタート回数(確変状態での大当り確率の逆数)
SA :確変状態における1分間当りの平均スタート回数
BAO :1回の確変状態における平均アウト玉数(これを100で除算した値が確変1回の平均時間)
TO :1回の大当りにおける平均アウト玉数(これを100で除算した値が大当り1回の平均時間)
T1Y:大当り1回の平均差玉数(セーフ玉数−アウト玉数)
確変率 :大当り終了後に確変状態へ移行(「特定遊技状態へ移行」に相当)する確率(「所定の割合」に相当)
平均連 :通常遊技状態において大当りが発生し、再度通常遊技状態へ戻るまでに発生する大当りの平均回数
平均連O:平均連を消化するために必要なアウト玉数
管理装置12は、図5に示した遊技機スペックに基づいて、後述するように現在から閉店までに連チャン状態(大当りと確変とを交互に繰返す状態)のパチンコ遊技機1で実行可能な大当り回数を求めるのに必要なデータ(1回の大当り時間及び確変時間(連チャン状態で大当りが終了してから次の大当りが発生するまでの時間)並びに平均連チャン回数)を機種毎に算出し、各機種のパチンコ遊技機1に対応する遊技機端末2に営業開始時に送信するようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。
遊技機端末2は、信号の中継機能及び稼動情報の表示機能に加えて、管理装置12から与えられたデータに基づいて消化可能大当り回数表示開始処理を実行している。
図8は、遊技機端末2の消化可能大当り回数表示開始処理を示すフローチャートを示している。この図8において、遊技機端末2は、内部時計が閉店2時間前の21時(予め決められた表示タイミングに相当)となったか(A1)、待機フラグがオンしたか(A7)を判断している。
遊技機端末2は、内部時計が21時となったときは(A1:YES)、対応するパチンコ遊技機1が大当り中または確変中かを判断する(A2)。大当り中または確変中でないときは(A2:NO)、消化可能大当り回数Kを次の計算式により算出する(A3)。
つまり、閉店までの残り時間=1回目の大当り時間+1回目の確変時間+2回目の大当り時間+2回目の確変時間+……+(K−1)回目の確変時間(最後の確変時間)+K回目の大当り時間(最後の大当り時間)となるから、
閉店までの残り時間=大当り時間×K+確変時間×(K−1)となり、
K=(閉店までの残り時間+確変時間)/(大当り時間+確変時間)となる。
例えば、閉店までの残り時間=120分、大当り時間=3分、確変時間=5分の場合は、K=(120+5)/(3+5)=15.625となり、K=15回を求めることができる。
遊技機端末2は、以上のようにして求めた消化可能大当り回数Kのメッセージを表示開始してから(A4)、閉店前フラグをオンする(A5)。
図6は、遊技機端末2のデータ表示部2dに表示されたメッセージの一例を示している。この図6に示すように、「閉店まで残り2時間です。大当り15回消化できます。」というメッセージをスクロール表示する。このようなメッセージとしては、「閉店までに大当り15回消化可能です、この機種は平均4連チャします。」のように表示してもよい。
従って、遊技客は、現時点で確変図柄の大当りが発生した場合に、閉店までに実行可能な大当り回数を確認することができるので、遊技を継続するか否かを適切に判断することができる。
また、遊技機端末2は、図8に示すように21時にパチンコ遊技機が大当り中または確変中であったときは(A2:YES)、待機フラグをオンする(A6)。このように待機フラグをオンした状態で21時過ぎとなった場合は(A1:NO)、待機フラグがオンしていることから(A7:YES)、大当りまたは確変が終了したかを判断する(A8)。
パチンコ遊技機1において通常遊技状態での大当りが終了、或いは、連チャン状態が終了(確変による最後の大当りが終了)すると、遊技機端末2は、ステップA8において「YES」と判断し、待機フラグをオフしてから(A9)、上述したように消化可能大当り回数を算出・表示してから閉店前フラグをオンする。このように大当りまたは確変が終了してから(すなわち通常遊技状態へ移行してから)消化可能大当り回数を表示しているのは、大当りまたは確変状態が発生しているときに遊技を止める遊技客はいないので、遊技を継続するか否かを判断するための情報を提供する意味がないからである。尚、確変であっても大当りが終了したタイミング、或いは大当りまたは確変にかかわらず消化可能大当り回数を算出して表示するようにしてもよい。
一方、遊技機端末2は、消化可能大当り回数表示更新処理を実行している。図9は、遊技機端末2の消化可能大当り回数表示更新処理を示すフローチャートである。この図9において、遊技機端末2は、閉店前フラグがオンした状態(B1:YES)、つまり21時に大当りまたは確変が発生していない場合は、21時から10分毎か(B2)、更新待機フラグがオンしたか(B7)を判断している。21時10分、20分、30分、……となると(B2:YES)、大当り中または確変中かを判断し(B3)、大当り中または確変中でない場合は(B3:YES)、消化可能大当り回数を算出してから(B4)、消化可能大当り回数のメッセージを図7に示すように更新する(B5)。
また、表示更新タイミングが大当り中または確変中であったときは(B3:YES)、更新待機フラグをオンすると共に(B6)、更新待機フラグのオン状態では(B7:YES)、その大当りまたは確変が終了したところで(B8:YES)、更新待機フラグをオフしてから(B9)、消化可能大当り回数を算出・表示する。この場合も、上述した消化可能大当り回数表示開始処理と同様に、大当りが終了したタイミングで消化可能大当り回数を算出して表示するようにしてもよいし、大当りまたは確変にかかわらず、消化可能大当り回数を算出して表示するようにしてもよい。
このような実施例によれば、大当りの発生に伴って確変が発生した場合に、閉店までに実行可能な確変での消化可能大当り回数を遊技機端末2に表示するようにしたので、遊技場の閉店までに消化可能な大当り回数を遊技客が認識することができ、以て遊技を継続してもいいのか、或いは終了した方がいいのかを適切に判断することができる。従って、大当りや確変中に閉店した場合に、閉店でなければ獲得できるはずだった出玉を補償する閉店補償を行わない遊技場であっても、遊技客が不満感を抱くことを極力回避することができる。
しかも、消化可能大当り回数を表示する際に大当り中または確変中であったときは、その大当りまたは確変が終了してから消化可能大当り回数を表示するようにしたので、遊技機端末2が表示する消化可能大当り回数の精度を高めることができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
消化可能大当り回数が平均連チャン回数を下回ったときに警告メッセージを表示すうにしてもよい。
遊技機端末2をパチンコ遊技機1と別体で設けたが、パチンコ遊技機1と一体的に設けてもよい。
消化可能大当り回数のメッセージの更新は10分間隔に限定されることなく、常時更新するようにしてもよい。
消化可能大当り回数のメッセージを営業開始時から表示するようにしてもよい。
遊技機としてスロットマシンを対象としてもよい。
管理装置12側で消化可能大当り回数を算出し、遊技情報表示装置に表示させる構成でもよい。
確変状態と時短状態を同時に発生するパチンコ遊技機を前提としたが、何れか一方のみを発生するパチンコ遊技機であってもよい。要するに、通常遊技状態に比べて有利な特定遊技状態であれば、どのような状態であってもよい。
大当り平均時間の基礎となるTO、大当り間平均時間の基礎となるBAOは設計上定められた値(設計値)を用いるようにしたが、実際に遊技機が稼動して得られたデータ値を用いるようにしてもよい。特に遊技機がパチンコ遊技機である場合は、釘調整が原因(釘の状態が変化する)で設定値通りの稼動を示さない場合があり得るので、実際のデータを用いる方が好ましいといえる。
遊技機としてスロットマシンを対象とする場合、ボーナス(大当り)の当選確率を高める確変状態、或いはボーナスの当選確率はそのままでリプレイの当選確率を高めるリプレイ高確率状態などが特定遊技状態に相当する。
本発明の一実施例におけるパチンコ遊技機及び遊技機端末の正面図 パチンコ遊技機の図柄表示装置の正面図 遊技機端末の正面図 システムの構成を示す概略図 遊技機スペックの一例を示す図 遊技機端末のデータ表示の一例を示す図 遊技機端末の異なるデータ表示の一例を示す図 遊技機端末の消化可能大当り回数表示開始処理を示すフローチャート 遊技機端末の消化可能大当り回数表示更新処理を示すフローチャート
符号の説明
図面中、1はパチンコ遊技機、2は遊技機端末(遊技情報表示装置、残り時間算出手段、消化可能大当り回数算出手段)、2dはデータ表示器(表示手段)、12は管理装置である。

Claims (3)

  1. 通常遊技状態、及び当該通常遊技状態よりも遊技客にとって有利な特定遊技状態において所定の大当り条件が成立したときに大当りを発生し、当該大当りが終了したときは所定の割合で前記通常遊技状態及び前記特定遊技状態の何れかへ移行するように構成された遊技機に対応して設けられ、当該遊技機に関する遊技情報を遊技客に対して表示する遊技情報表示装置において、
    現在時刻から閉店時刻までの残り時間を算出する残り時間算出手段と、
    前記残り時間と、前記遊技機が1回の大当りを発生してから終了するまでの大当り平均時間と、前記遊技機が大当りを終了したときに前記特定遊技状態へ移行した場合において、大当りを終了してから次の大当りを発生するまでの大当り間平均時間とに基づいて、前記大当りと前記特定遊技状態とを交互に繰返す状態である連チャン状態が発生した場合に、前記残り時間中に消化可能な前記特定遊技状態での大当りの回数を算出する消化可能大当り回数算出手段と、
    予め決められた表示タイミングとなった時点から前記消化可能大当り回数を遊技客に対して表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技情報表示装置。
  2. 前記遊技機が前記通常遊技状態における大当りの発生を契機として前記連チャン状態へ移行してから再度通常遊技状態へ移行するまでに発生する大当り回数の平均である平均連チャン大当り回数を算出する平均連チャン大当り回数算出手段を備え、
    前記表示手段は、前記消化可能大当り回数と一緒に前記平均連チャン大当り回数を表示することを特徴とする請求項1記載の遊技情報表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記消化可能大当り回数を遊技客に対して表示する際に大当り中または連チャン状態中であったときは、当該大当りまたは連チャン状態が終了するまで待機してから表示することを特徴とする請求項1または2記載の遊技情報表示装置。
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