JP2008252196A - 端末状態通知装置および方法、プログラム、呼制御サーバ、電話端末 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】呼制御サーバ1において、端末状態監視部13Cにより、監視先電話端末3からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末3の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末3に関連付けて監視情報12Bへ登録し、端末状態通知部13Dにより、端末状態監視部13Cによる監視先電話端末3の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末3に対応する監視元電話端末2を監視情報で確認し、当該監視元電話端末2へ当該監視先電話端末3の不在解除を通知する。
【選択図】 図1
Description
また、このような着信履歴を利用して、利用者の操作に応じて、メモリに着信履歴として記憶されている発信者電話番号を読み出して自動発信する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
このため、着信側利用者が不在であっても再度発信したり、定期的に繰り返し発信する必要があり、発信側利用者に対して操作や精神面で大きな負担となる。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、発信側電話端末の利用者が着信側電話端末の状態を確認できる端末状態通知装置および方法、プログラム、呼制御サーバ、電話端末を提供することを目的としている。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置の構成を示すブロック図である。
次に、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置の構成について詳細に説明する。本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置は、端末状態通知装置が、SIPサーバなどのIP電話システムで用いられる一般的な呼制御サーバに実装されている場合を示しており、以下、第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置を呼制御サーバ1という。
通信I/F部11は、専用のデータ通信回路からなり、電話網5を介して電話端末2,3とデータ通信を行うことにより各種制御メッセージを送受信する機能を有している。
記憶部12は、ハードディスクやメモリなどの記憶装置からなり、制御部13での各種処理に用いる処理情報やプログラム12Pを記憶する機能を有している。プログラム12Pは、制御部13に読み出されて実行されることにより各種処理部を実現するプログラムであり、記録媒体や外部装置から予め読み込まれて記憶部12に格納されている。
制御部13で実現される主な処理部として、呼制御部13A、監視要求受付部13B、端末状態監視部13C、および端末状態通知部13Dがある。
監視要求受付部13Bは、任意の電話端末からの監視登録要求メッセージの受信に応じて、指定された監視先電話端末に当該任意の電話端末を監視元電話端末として関連付けて記憶部12の監視情報12Bへ登録する機能と、任意の電話端末からの監視解除要求メッセージの受信に応じて、指定された監視先電話端末に対する当該任意の電話端末による監視元電話端末の登録を監視情報12Bから削除する機能と、任意の電話端末からの状態通知登録メッセージに応じて当該任意の電話端末に関するエントリを監視情報12Bへ初期登録する機能とを有している。
端末状態通知部13Dは、端末状態監視部13Cによる監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を監視情報で確認する機能と、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知する機能とを有している。
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる監視元電話端末の構成について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態にかかる監視元電話端末の構成を示すブロック図である。
通信I/F部21は、専用のデータ通信回路からなり、電話回線2Aおよび電話網5を介して呼制御サーバ1や電話端末3とデータ通信を行うことにより各種制御メッセージや音声パケットを送受信する機能を有している。
操作入力部24は、操作キーやスイッチなどの操作検出回路からなり、ダイヤル操作、発信操作、応答操作、監視要求操作、監視解除操作などの利用者による各種操作を検出して制御部26へ出力する機能を有している。
制御部26で実現される主な処理部として、呼制御部26Aおよび監視処理部26Bがある。
監視処理部26Bは、操作入力部24で検出された利用者による監視モード設定キーなどを用いた監視モード設定操作に応じて、監視対象となる監視先電話端末を指定した監視登録要求メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する機能と、この監視登録要求メッセージに応じて返送された登録完了メッセージの受信に応じて監視モード設定および監視先電話番号を記憶部25の監視処理情報25Bへ登録する機能とを有している。
次に、図5を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる監視先電話端末の構成について説明する。図5は、本発明の第1の実施の形態にかかる監視先電話端末の構成を示すブロック図である。
通信I/F部31は、専用のデータ通信回路からなり、電話回線3Aおよび電話網5を介して呼制御サーバ1や電話端末2とデータ通信を行うことにより各種制御メッセージや音声パケットを送受信する機能を有している。
操作入力部34は、操作キーやスイッチなどの操作検出回路からなり、ダイヤル操作、発信操作、応答操作、不在設定操作、不在解除操作などの利用者による各種操作を検出して制御部36へ出力する機能を有している。
制御部36で実現される主な処理部として、呼制御部36Aおよび不在処理部36Bがある。
不在処理部36Bは、操作入力部34で検出された利用者による不在モード設定キーなどを用いた不在モード設定操作に応じて、利用者不在を示す不在登録メッセージを、通信I/F部31から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する機能と、この不在登録メッセージに応じて返送された登録完了メッセージの受信に応じて不在モード設定を記憶部35の不在処理情報35Bへ登録する機能とを有している。
次に、図7〜図10を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置の動作について説明する。図7は、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置での初期登録動作および不在登録動作を示すシーケンス図である。図8は、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置での監視登録動作を示すシーケンス図である。図9は、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置での端末状態通知動作を示すシーケンス図である。図10は、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置での監視解除動作を示すシーケンス図である。
まず、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での初期登録動作について説明する。ここでは、監視元電話端末が電話端末2からなり、監視対象となる監視先電話端末が電話端末3からなる場合を例として説明する。
呼制御サーバ1の制御部13は、通信I/F部11により電話端末3からの状態通知登録メッセージを受信した場合、監視要求受付部13Bにより、その状態通知登録メッセージで指定された監視先の電話端末3に関するエントリを記憶部12の監視情報12Bへ初期登録する(ステップ102)。登録後、監視要求受付部13Bは、通信I/F部11から電話端末3へ登録完了メッセージを返送する(ステップ103)。
次に、図7を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での不在登録動作について説明する。
電話端末3の制御部36は、不在モード解除状態において、利用者による不在設定操作が操作入力部34で検出された場合(ステップ110)、不在処理部36Bにより、利用者不在を示す不在登録メッセージを、通信I/F部31から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ111)。
次に、図8を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での監視登録動作について説明する。
電話端末2の制御部26は、利用者による電話端末3への発信操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ120)、呼制御部26Aにより、その発信操作で指定された電話端末3を発信先とする発信メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ121)。
その後、制御部26は、利用者による監視モード設定操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ124)、監視処理部26Bにより、監視対象となる監視先電話端末として電話端末3を指定した監視登録要求メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ125)。
次に、図9を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での不在解除動作について説明する。
電話端末3の制御部36は、不在モード設定状態において、利用者による不在解除操作が操作入力部34で検出された場合(ステップ130)、不在処理部36Bにより、利用者不在解除を示す不在解除通知メッセージを、通信I/F部31から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ131)。
次に、図10を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での端末状態通知動作について説明する。
呼制御サーバ1の制御部13は、監視モード設定状態において、端末状態監視部13Cにより、当該電話端末3の不在解除状態が検出された場合、端末状態通知部13Dにより、その電話端末3に対応する監視元の電話端末2を記憶部12の監視情報12Bで確認し、電話端末3での不在解除を示す不在解除通知メッセージを、通信I/F部11から電話網5を介して電話端末2へ送信する(ステップ140)。
次に、図10を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での監視解除動作について説明する。
電話端末2の制御部26は、監視モード設定状態において、利用者による監視モード解除操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ160)、監視処理部26Bにより、記憶部25の監視処理情報25Bから監視先の電話端末3を確認し、その電話端末3を指定した監視解除要求メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ161)。
このように、本実施の形態は、端末状態通知装置(呼制御サーバ)1において、端末状態監視部13Cにより、監視先電話端末3からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末3の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末3に関連付けて監視情報12Bへ登録し、端末状態通知部13Dにより、端末状態監視部13Cによる監視先電話端末3の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末3に対応する監視元電話端末2を監視情報で確認し、当該監視元電話端末2へ当該監視先電話端末3の不在解除を通知するようにしたものである。
次に、図11を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置について説明する。図11は、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置で用いられる監視情報の構成例である。
第1の実施の形態では、監視先である電話端末3の不在解除に応じて、呼制御サーバ(端末状態通知装置)1から、その不在解除を監視元の電話端末2へ通知する場合について説明した。本実施の形態では、監視先である電話端末3の不在解除に応じて、呼制御サーバ(端末状態通知装置)1から、電話端末3に対して監視登録されている監視元電話端末2を電話端末3へ通知する場合について説明する。
監視要求受付部13Bは、任意の電話端末からの監視元通知設定メッセージの受信に応じて、当該任意の電話端末からなる監視元電話端末に対して監視元通知要を関連付けて記憶部12の監視情報12Bへ登録する機能を有している。
端末状態通知部13Dは、端末状態監視部13Cによる監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元通知の要否を記憶部12の監視情報12Bにより確認する機能と、この監視元通知要の確認に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を記憶部12の監視情報12Bで確認する機能と、当該監視元電話端末が監視元である旨を監視先電話端末へ通知する機能とを有している。
なお、本実施の形態にかかる呼制御サーバ(端末状態通知装置)1に関する上記以外の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図12および図13を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置の動作について説明する。図12は、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置での不在登録動作および監視元通知設定動作を示すシーケンス図であり、前述した図7と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。図13は、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置での不在解除動作および監視元通知動作を示すシーケンス図である。
まず、図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での不在登録動作について説明する。ここでは、監視元電話端末が電話端末2からなり、監視対象となる監視先電話端末が電話端末3からなる場合を例として説明する。
次に、図12を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での監視元通知設定動作について説明する。
電話端末3の制御部36は、不在登録動作の終了後、不在処理部36Bにより、監視元通知を設定する監視元通知設定メッセージを、通信I/F部31から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ200)。
次に、図13を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる端末状態通知装置(呼制御サーバ)1での不在解除動作および監視元通知動作について説明する。
電話端末3の制御部36は、不在モード設定状態において、利用者による不在解除操作が操作入力部34で検出された場合(ステップ210)、不在処理部36Bにより、利用者不在解除を示す不在解除通知メッセージを、通信I/F部31から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ211)。
このように、本実施の形態は、端末状態通知装置(呼制御サーバ)1において、端末状態通知部13Dにより、端末状態監視部13Cによる監視先電話端末3の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末3に対応する監視元電話端末2を記憶部12の監視情報12Bで確認し、当該監視元電話端末2が監視元である旨を監視先電話端末3へ通知するようにしたので、不在解除した電話端末3の利用者が、不在時に着信があったことと、その発信元に対して連絡が必要であることを容易に把握することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態にかかる端末状態通知装置について説明する。
第1の実施の形態では、電話端末3の不在が登録されている場合、電話端末2から電話端末3に対する発信に応じて、呼制御サーバ(端末状態通知装置)1から、ビジーメッセージを電話端末2へ送信する場合について説明した。本実施の形態では、監視先として登録されている電話端末3に対してその監視元である電話端末2から発信が行われた場合、その監視先電話端末3へ着信を通知する場合について説明する。
呼制御部13Aは、不在状態にある監視先電話端末に対する任意の電話端末からの着信メッセージの受信に応じて、当該発信側電話端末が監視先電話端末の監視元電話端末と一致するか監視情報で確認する機能と、その一致に応じて監視先電話端末へ着信を通知する機能とを有している。
なお、本実施の形態にかかる呼制御サーバ(端末状態通知装置)1に関する上記以外の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、図14を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる端末状態通知装置の動作について説明する。図14は、本発明の第3の実施の形態にかかる端末状態通知装置での不在着信動作を示すシーケンス図である。
電話端末2の制御部26は、利用者による電話端末3への発信操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ300)、呼制御部26Aにより、その発信操作で指定された電話端末3を発信先とする発信メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ1へ送信する(ステップ301)。
また、呼制御サーバ1の制御部13は、呼制御部13Aにより、電話端末3からの応答メッセージを電話端末2へ転送する(ステップ311)。これにより、電話網5を介して電話端末2,3間でネゴシエーションが行われた後、電話端末2,3間で通話が開始される(ステップ312)。
このように、本実施の形態は、端末状態通知装置(呼制御サーバ)1において、呼制御部13Aにより、不在状態にある監視先電話端末3に対する任意の電話端末からの着信メッセージの受信に応じて、当該発信側電話端末が監視先電話端末3の監視元電話端末2と一致するか記憶部12の監視情報12Bで確認し、その一致に応じて監視先電話端末3へ着信を通知するようにしたので、不在設定した電話端末3の利用者が不在解除操作を忘れていた場合でも、監視元電話端末2からの再発信に応じて電話端末3へ着信通知することができる。
次に、図15を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置について説明する。図15は、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置で用いられる監視情報の構成例であり、図1および図5と同じまたは同等部分には同一符号を付してある。
第1〜第3の実施の形態では、端末状態通知装置がIP電話システムの呼制御サーバで実現されている場合を例として説明した。本実施の形態では、端末状態通知装置がIP電話システムにおいて監視先となる電話端末に実装されている場合を例として説明する。なお、呼制御サーバ10は、SIPサーバなどの一般的な公知の呼制御サーバである。
通信I/F部31は、専用のデータ通信回路からなり、電話網5を介して呼制御サーバ10や電話端末2とデータ通信を行うことにより各種制御メッセージや音声パケットを送受信する機能を有している。
操作入力部34は、操作キーやスイッチなどの操作検出回路からなり、ダイヤル操作、発信操作、応答操作、不在設定操作、不在解除操作などの利用者による各種操作を検出して制御部36へ出力する機能を有している。
呼制御情報35Aは、制御部36での呼制御に用いる、当該電話端末3の制御状態など各種情報である。不在処理情報35Bは、当該電話端末3における利用者不在の設定状態すなわち不在モードの設定(不在中)/解除(不在解除)の状態を示す情報であり、前述した図6に示すように、不在モードの設定/解除を示す不在モード情報が登録されている。
制御部36で実現される主な処理部として、呼制御部36A、不在処理部36B、監視要求受付部36C、端末状態監視部36D、および端末状態通知部36Eがある。
不在処理部36Bは、操作入力部34で検出された利用者による不在モード設定キーなどを用いた不在モード設定操作に応じて、不在モード設定を記憶部35の不在処理情報35Bへ登録する機能と、操作入力部34で検出された利用者による不在モード設定キーなどを用いた不在モード解除操作に応じて、利用者の在席や在宅を示す不在モード解除を不在処理情報35Bへ登録する機能と、不在モードの状態を表示部33で表示する機能とを有している。
端末状態通知部36Eは、不在処理部36Bによる当該電話端末30の不在解除の検出に応じて、当該電話端末30に対応する監視元電話端末を監視情報で確認する機能と、当該監視元電話端末へ当該電話端末30の不在解除を通知する機能とを有している。
次に、図16〜図19を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置の動作について説明する。図16は、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置での初期登録動作および不在登録動作を示すシーケンス図である。図17は、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置での監視登録動作を示すシーケンス図である。図18は、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置での不在解除動作および端末状態通知動作を示すシーケンス図である。図19は、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置での監視解除動作を示すシーケンス図である。
まず、図16を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置(電話端末)30での初期登録動作および不在登録動作について説明する。ここでは、監視元電話端末が電話端末2からなり、監視対象となる監視先電話端末が電話端末30からなる場合を例として説明する。
次に、図16を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置(電話端末)30での不在登録動作について説明する。
電話端末30の制御部36は、利用者による不在設定操作が操作入力部34で検出された場合(ステップ410)、不在処理部36Bにより、利用者の不在状態を検出し、その不在モード設定を記憶部35の不在処理情報35Bへ登録するとともに(ステップ411)、不在モード設定状態を表示部33で表示する(ステップ412)。また、制御部36は、端末状態監視部36Dにより、不在処理部36Bで検出された当該電話端末30の不在状態を記憶部35の監視情報35Cへ登録し(ステップ413)、一連の不在登録動作を終了する。これにより、電話端末3で不在モード設定状態となる。
次に、図17を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置(電話端末)30での監視登録動作について説明する。
電話端末2の制御部26は、利用者による電話端末30への発信操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ420)、呼制御部26Aにより、その発信操作で指定された電話端末30を発信先とする発信メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して呼制御サーバ10へ送信する(ステップ421)。この発信メッセージは、呼制御サーバ10で受信され、電話網5を介して電話端末30へ着信メッセージとして転送される(ステップ422)。
その後、制御部26は、利用者による監視モード設定操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ426)、監視処理部26Bにより、監視対象となる監視先電話端末として電話端末30を指定した監視登録要求メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して電話端末30へ送信する(ステップ427)。
次に、図18を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置(電話端末)30での不在解除動作および端末状態通知動作について説明する。
電話端末30の制御部36は、不在モード設定状態において、利用者による不在解除操作が操作入力部34で検出された場合(ステップ430)、不在処理部36Bにより、利用者の不在解除状態を検出し、その不在モード解除を記憶部35の不在処理情報35Bへ登録するとともに(ステップ431)、不在モード設定状態を表示部33で表示する(ステップ432)。
この後、端末状態監視部36Dは、電話端末30の不在解除状態を示す不在解除通知メッセージを通信I/F部31から電話網5を介して電話端末2へ送信する(ステップ434)。
次に、図19を参照して、本発明の第4の実施の形態にかかる端末状態通知装置(電話端末)30での監視解除動作について説明する。
電話端末2の制御部26は、監視モード設定状態において、利用者による監視モード解除操作が操作入力部24で検出された場合(ステップ460)、監視処理部26Bにより、記憶部25の監視処理情報25Bから監視先の電話端末を確認し、その電話端末30を指定した監視解除要求メッセージを、通信I/F部21から電話網5を介して電話端末30へ送信する(ステップ461)。
このように、本実施の形態では、電話端末30において、監視要求受付部36Cにより、電話端末2からの監視登録要求メッセージの受信に応じて、当該電話端末2を監視元電話端末として記憶部35の監視情報35Cへ登録し、端末状態監視部36Dにより、不在/不在解除を示す操作に応じて当該電話端末30の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を監視情報35Cへ登録し、端末状態通知部36Eにより、端末状態監視部36Dによる電話端末30の不在解除の検出に応じて、監視元電話端末2を監視情報35Eで確認し、当該監視元電話端末2へ当該電話端末の不在解除を通知するようにしたものである。
以上の各実施の形態では、電話網5がIP電話網からなるIP電話システムを例として説明したが、これに限定されるものではない。電話網5としては、呼制御サーバ1,10と電話端末2,3,30との間でデータ通信を行うことにより各種制御メッセージを送受信できる、IP網やISDN網などの公知の通信ネットワークを利用でき、前述と同様の作用効果が得られる。
例えば、第2の実施の形態については、電話端末30での不在解除操作に応じて、記憶部35の監視情報35Cに登録されている監視元電話端末2を表示部33で表示すればよい。また第3の実施の形態については、呼制御サーバ1からの着信メッセージの受信に応じて、その発信元が監視元電話端末である場合にのみ、着信表示を行えばよい。
Claims (9)
- 通信網を介して電話端末と接続し、当該電話端末との間で各種制御メッセージを送受信する通信インターフェース部と、
状態監視の対象となる監視先電話端末に関する、当該監視先電話端末の状態監視を要求した監視元電話端末と、監視先電話端末の不在/不在解除を示す端末状態とを監視情報として記憶する記憶部と、
監視先電話端末からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末に関連付けて前記監視情報へ登録する端末状態監視部と、
前記端末状態監視部による監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知する端末状態通知部と
を備えることを特徴とする端末状態通知装置。 - 請求項1に記載の端末状態通知装置において、
任意の電話端末からの監視登録要求メッセージの受信に応じて、指定された監視先電話端末に当該任意の電話端末を監視元電話端末として関連付けて前記監視情報へ登録する監視要求受付部をさらに備えることを特徴とする端末状態通知装置。 - 請求項1に記載の端末状態通知装置において、
前記端末状態通知部は、前記端末状態監視部による監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末が監視元である旨を監視先電話端末へ通知することを特徴とする端末状態通知装置。 - 請求項1に記載の端末状態通知装置において、
不在状態にある監視先電話端末に対する任意の電話端末からの着信メッセージの受信に応じて、当該発信側電話端末が監視先電話端末の監視元電話端末と一致するか前記監視情報で確認し、その一致に応じて前記監視先電話端末へ着信を通知する呼制御部をさらに備えることを特徴とする端末状態通知装置。 - 請求項4に記載の端末状態通知装置において、
端末状態通知部は、前記着信に対する監視先電話端末からの応答メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知するとともに、前記監視情報における当該監視先電話端末に対する監視元電話端末の登録を削除することを特徴とする端末状態通知装置。 - 通信インターフェース部により、通信網を介して電話端末と接続し、当該電話端末との間で各種制御メッセージを送受信する通信ステップと、
記憶部により、状態監視の対象となる監視先電話端末に関する、当該監視先電話端末の状態監視を要求した監視元電話端末と、監視先電話端末の不在/不在解除を示す端末状態とを監視情報として記憶する記憶ステップと、
端末状態監視部により、監視先電話端末からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末に関連付けて前記監視情報へ登録する端末状態監視ステップと、
端末状態通知部により、前記端末状態監視部による監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知する端末状態通知ステップと
を備えることを特徴とする端末状態通知方法。 - 通信網を介して電話端末と接続し、当該電話端末との間で各種制御メッセージを送受信することにより、任意の電話端末の不在/不在解除を示す端末状態を他の電話端末へ通知する端末状態通知装置のコンピュータに、
記憶部により、状態監視の対象となる監視先電話端末に関する、当該監視先電話端末の状態監視を要求した監視元電話端末と、監視先電話端末の不在/不在解除を示す端末状態とを監視情報として記憶する記憶ステップと、
端末状態監視部により、監視先電話端末からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末に関連付けて前記監視情報へ登録する端末状態監視ステップと、
端末状態通知部により、前記端末状態監視部による監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知する端末状態通知ステップと
を実行させるプログラム。 - 通信網を介して電話端末と接続し、当該電話端末との間で各種制御メッセージを送受信することにより呼制御を行う呼制御サーバであって、
状態監視の対象となる監視先電話端末に関する、当該監視先電話端末の状態監視を要求した監視元電話端末と、監視先電話端末の不在/不在解除を示す端末状態とを監視情報として記憶する記憶部と、
監視先電話端末からの不在/不在解除を示す設定メッセージの受信に応じて、当該監視先電話端末の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を当該監視先電話端末に関連付けて前記監視情報へ登録する端末状態監視部と、
前記端末状態監視部による監視先電話端末の不在解除の検出に応じて、当該監視先電話端末に対応する監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該監視先電話端末の不在解除を通知する端末状態通知部と
を備えることを特徴とする呼制御サーバ。 - 通信網を介して呼制御サーバと接続し、当該呼制御サーバとの間で各種制御メッセージを送受信することにより任意の電話端末との通話を実現する電話端末であって、
当該電話端末に対して状態監視を要求した監視元電話端末と、監視先電話端末の不在/不在解除を示す端末状態とを監視情報として記憶する記憶部と、
不在/不在解除を示す操作に応じて当該電話端末の不在/不在解除の状態を検出し、この端末状態を前記監視情報へ登録する端末状態監視部と、
前記端末状態監視部による当該電話端末の不在解除の検出に応じて、監視元電話端末を前記監視情報で確認し、当該監視元電話端末へ当該電話端末の不在解除を通知する端末状態通知部と
を備えることを特徴とする電話端末。
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007087409A patent/JP5109440B2/ja active Active
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