JP2008251638A - 電子素子およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化および薄型化の要請に応えつつ、絶縁耐圧のばらつきを十分に小さく抑えることができ、これにより信頼性を格段に高めることができる電子素子およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本実施形態に係る電子素子は、絶縁材33と、絶縁材33の一方の面側に埋め込まれており、かつ絶縁材33の一方の面に露出した第1導体パターン13と、絶縁材33の他方の面側に埋め込まれており、かつ絶縁材33の他方の面に露出した第2導体パターン23と、第1導体パターン13および第2導体パターン23の接続部位において、第1導体パターン13および第2導体パターン23の間に介在する導体層32と、接続部位以外の領域における第1導体パターン13および/または第2導体パターン23上に形成されており、かつ第1導体パターン13および第2導体パターン23の間に介在する絶縁層と、を有する単位構造を少なくとも1つ備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子素子およびその製造方法に関し、特に絶縁材中に導体パターンが内蔵された電子素子およびその製造方法に関する。
近年、携帯電話やノートパソコン等の小型携帯機器が急速に普及している。これらの機器の小型化、薄型化および高性能化を両立させるために、これらに使用されるインダクタやトランス、およびこれらを搭載するプリント配線基板等の電子部品についても、更なる小型化および薄型化が重要な課題となっている。
かかる要求に応えるべく、例えば特許文献1には、絶縁板の少なくとも片面に表面がほぼ平滑となるように導体パターンを埋め込み、接着シート(絶縁材)を挟んでその導体パターンが埋め込まれた絶縁板同士を積層一体化することにより、電子素子の小型化と薄型化の両方を実現することを企図した製造技術が提案されている。
特開2004−214633号公報
しかしながら、従来の方法では、プレス後の接着シートの厚みを近時要求される程度の薄さ(例えば20μm以下)にしようとすると、接着シートの厚さにおける面内不均一性、絶縁板同士を積層一体化する際に使用されるプレス機の面圧のばらつき、プレス面に不可避的に形成されてしまった凹凸等に起因して、導体パターンの部位によって絶縁耐圧が大きく変動してしまう傾向にあった。
こうなると、製品の絶縁耐圧の下限値を保障するためには、接着層を厚くせざるを得ず、その結果、電子素子を従前よりも更に小型化および薄型化することは極めて困難であった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化および薄型化の要請に応えつつ、絶縁耐圧のばらつきを十分に小さく抑えることができ、これにより信頼性を格段に高めることができる電子素子およびその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子素子の製造方法は、第1転写用基板上に、第1導体パターンを形成する工程と、第2転写用基板上に、第2導体パターンを形成する工程と、前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターン上において、絶縁層を形成する工程と、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンを対向させ、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に接着性を有する絶縁材を配置する工程と、前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程と、を有する。
このような製造方法においては、圧着により、理想的には、第1導体パターンと第2導体パターンが絶縁層を介して接触に近い状態で近接した電子素子が製造される。ただし、この圧着工程における圧力の面内ばらつき等により、薄く絶縁材が残っていている箇所があってもよい。この結果、第1導体パターンおよび第2導体パターン間の絶縁距離は、絶縁層の厚さにほぼ等しくなる。したがって、薄い絶縁層を形成することにより、電子素子の薄型化および小型化が平易に達成される。また、第1導体パターンおよび第2導体パターン間の絶縁距離は、絶縁層の厚さで決まることから、絶縁耐圧のばらつきを抑制することができる。この絶縁層により絶縁耐圧の最小値が保障される。本発明では、1回の圧着工程により2層の導体パターンが近接した電子素子を製造することができるため、非常に工程が簡易であることも特徴的である。
例えば、前記絶縁層を形成する工程においては、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとの接続部位を除く領域に前記絶縁層を形成し、前記絶縁層を形成する工程の前あるいは後に、前記接続部位に導体層を形成する工程をさらに有する。これにより、第1導体パターンと第2導体パターンとの必要な接続および絶縁が確保される。
好ましくは、前記絶縁層を形成する工程は、前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターンの表面を変質させることにより絶縁化処理して、前記絶縁層を形成する工程と、前記接続部位における前記絶縁層を除去する工程と、を有する。このように、絶縁物を塗布するのと異なり、導体パターンの表面を化学的に変質させることにより絶縁化することにより、下地の段差等に影響されずに、導体パターンの表面に薄く均一な絶縁層を形成することができる。
前記導体層および前記絶縁層を形成する工程においては、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンのいずれか一方上に前記絶縁層を形成し、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの他方上に前記導体層を形成する。これにより、第1導体パターン上への絶縁層の形成と、第2導体パターン上への導体層の形成を並列的に処理することができ、一方の基板側に導体層および絶縁層を形成するのに比べて、生産性を向上できる。
好ましくは、前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程の後に、前記第1転写用基板および前記第2転写用基板を除去する工程をさらに有する。これにより、絶縁材の両面から第1導体パターンおよび第2導体パターンが露出した電子素子が製造される。製造に用いた転写用基板を除去することにより、電子素子全体の薄型化を図ることができる。
前記第1転写用基板および前記第2転写用基板を除去する工程においては、ウェットエッチングにより前記第1転写用基板および前記第2転写用基板を除去する。転写用基板を剥離するのではなく、転写用基板をウェットエッチングにより除去することにより、基板とともに導体パターンや絶縁材の一部が剥離してしまうことを防止することができ、歩留まりを低下させることもない。
前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程においては、少なくとも前記接続部位の領域に貫通孔が形成された前記絶縁材を介在させて、前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着する。換言すれば、導体層を絶縁材で覆わないようにしている。これにより、絶縁材が接続部位に流れ込む前に、第1導体パターンおよび第2導体パターンを導体層により接続することができ、接続不良を防止することができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子素子は、絶縁材と、前記絶縁材の一方の面側に埋め込まれており、かつ前記絶縁材の前記一方の面に露出した第1導体パターンと、前記絶縁材の他方の面側に埋め込まれており、かつ前記絶縁材の前記他方の面に露出した第2導体パターンと、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの接続部位において、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に介在する導体層と、前記接続部位以外の領域における前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターン上に形成されており、かつ前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に介在する絶縁層と、を有する単位構造を少なくとも1つ備える。
このような構成においては、従来と異なり、導体パターンが埋め込まれた2つの絶縁材の全体にわたって絶縁材を配置するのではなく、第1導体パターンおよび/または第2導体パターン上に絶縁層を形成し、その絶縁層を両導体パターン間に介在させたので、第1導体パターンおよび第2導体パターン間の絶縁距離は、絶縁層の厚さで決定される。したがって、薄い絶縁層を形成することにより、電子素子の薄型化が平易に達成される。また、第1導体パターンおよび第2導体パターン間の絶縁距離は、絶縁層の厚さで決まることから、絶縁耐圧のばらつきを抑制することができる。この絶縁層により絶縁耐圧の最小値が保障される。さらに、絶縁材の両面から第1導体パターンおよび第2導体パターンが露出していることにより、電子素子の厚さ方向に余分な絶縁材がなく、電子素子の薄型化を実現することができる。
前記絶縁層は、前記絶縁材の絶縁耐圧よりも高い絶縁耐圧を有することが好ましい。ここで、本発明において「絶縁耐圧」とは、測定対象(絶縁層または絶縁材)に電圧を印加した場合に、漏れ電流が所定値(任意に設定される)となる印加電界をいう。上記の絶縁耐圧の関係は、絶縁層と絶縁材の厚さが同じと仮定したときのものである。前記絶縁層として、絶縁材の絶縁耐圧よりも高い絶縁耐圧の材料を選択することにより、所定の絶縁耐圧を確保するために必要な絶縁層の厚さを薄くすることができ、電子素子の薄型化を実現できる。
本発明の電子素子によれば、小型化および薄型化の要請に応えつつ、絶縁耐圧のばらつきを十分に小さく抑えることができ、信頼性を格段に高めることができる電子素子を実現することができる。本発明の電子素子の製造方法によれば、上記の電子素子を簡易に製造することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、導体パターンとして、平面コイル用の導体パターンを形成する例について説明するが、これに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る平面コイルの要部を示す透視上面図であり、図2〜図9は、平面コイルを製造している状態を示す工程図であり、各々図1におけるI−I線断面図で
ある。
図1は、平面コイル1のうち、1つのレイヤの導体パターンを示している。平面コイル1は、一対の電極2、3と、電極2,3間に接続されるコイルパターン4とを有する。なお、コイルパターン4と右側の電極3とは、図示しないレイヤの導体パターンを介して接続されている。図1に示す導体パターンを2層以上積層させ、互いの導体パターン間を接続することにより、平面コイル1の巻数を増やしている。
図1では、スパイラル形状の平面コイルを示したが、角型形状のコイルであってもよい。また、コイル用の導体パターン10に限定されず、抵抗、コンデンサ、トランジスタ等の電子部品を構成するあらゆる導体パターンの形成方法に本発明を適用可能である。本願明細書では、電子素子とは、導体パターンを含む機能素子を全て含み、受動素子、能動素子のいずれも含む。
次に、上記の本実施形態に係る電子素子の製造方法について説明する。
図2に示すように、第1転写用基板11上に、開口部12aをもつレジスト12を形成する。第1転写用基板11の材料に限定はないが、例えば、ステンレス基板、またはステンレス基板の表面にめっき法により0.1〜10μmのニッケル層を形成した基板、アルミニウム基板等が挙げられる。また、寸法安定性および機械的強度に優れたポリイミド等の絶縁フィルムの表面に銅、ニッケル等の薄膜を形成した基板であってもよい。導体パターンを電気めっきにより形成する観点からは、第1転写用基板11の少なくとも表面が導電性を有することが好ましい。
ステンレス板は、工程中の基板の強度および寸法安定性を確保するため、好ましくは、厚さが0.01〜2mm程度であり、より好ましくは0.05mm〜1mmである。第1転写用基板11としてのステンレス板は、適度の粗さを有することが望ましく、その表面粗さはRmax=0.2〜2μmの範囲であることが好ましい。Rmaxが0.2μm未満では、レジストおよび導体パターンとステンレス板との密着性が不十分となり剥離し易くなるため好ましくない。また、Rmaxが2μmを超えると、導体パターンの膜厚のばらつきに提供し、また高周波用に用いる場合には導体損失が増大するので好ましくない。ステンレス板の表面は、導体パターンとの剥離性を確保するために不動態化処理で不動態膜を形成することが好ましい。この場合、不動態膜により抵抗が高くなるが、続く電気めっきが可能な程度の厚さの不動態膜を形成する。例えば、第1転写用基板11として、1mm厚で表面粗さRmaxが0.5μmのステンレス板(SUS304テンションアニール材)の表面を不動態化処理し、100mm角のサイズに切り出したものを用いることができる。
レジスト12の形成では、第1転写用基板11の上に厚さ50μm程度のフォトレジストとしてのドライフィルムを貼り付け、フォトリソグラフィ処理(露光、現像処理)する。これにより、所望の導体パターン、例えば電極2、3およびコイルパターン4に応じた開口部12aをもつレジスト12を形成する。かかる導体パターンの幅および間隔は特に限定はないが、例えば、幅は70μm、間隔は30μmである。
次に、図3に示すように、第1転写用基板11を下地とした電気めっきにより、レジスト12の開口部12aに第1導体パターン13を形成する。第1導体パターン13としては、Au、Ag、Al、Cuなどの電気抵抗の小さい金属を使用するのが好ましいが、コスト、めっきの生産性の面からはCuが最も好ましい。光沢硫酸銅めっきでCuの導体パターンを形成する場合には、例えば硫酸銅五水塩200g/l、硫酸100g/l、塩素60mg/lに光沢材が適量添加された硫酸銅めっき液等を利用すれば良い。なお、第1導体パターン13の厚みについて特に限定はないが、例えば35μm〜45μm程度とする。
次に、図4に示すように、レジスト12を剥離する。具体的には、5%の水酸化ナトリウム水溶液を50℃に加温して導体パターン側に0.15MPaの圧力でスプレーすることにより、レジスト12を剥離する。もちろん、レジスト12の剥離方法はこれに限る趣旨ではなく、種々の方法を採用することができる。
その後、第1導体パターン13とこれを被覆する樹脂(絶縁材33)との接着力を強化すべく、第1導体パターン13の表面を粗化する。この粗化処理では、次亜塩素酸ナトリウムによる黒化処理、蟻酸系処理液による処理(例えばメック社のCZ処理)、硫酸過水系の処理(例えば日本マクダーミッド社のMB処理)等が使用される。硫酸過水系の処理は処理液を塩素フリー化できるので、信頼性上好ましい。またここで第1導体パターン13の上面、両側面の3面が粗化されるが、ステンレスによって形成された導電性基板1は粗化されない。このように導電性基板1にステンレスを用いると導体パターンのみを粗化処理できる処理液が多数選択できるので好ましい。
次に、図5に示すように、第1導体パターン13上であって、他のレイヤとの接続部位以外の領域における第1導体パターン13上に絶縁層31を形成する。絶縁層31は、第1導体パターン13の表面のうち、他のレイヤの導体パターン(第2導体パターン23)と対向する面(本例では上面)に少なくとも形成すればよい。ただし、第1導体パターン13の側面にも絶縁層31を形成してもよい。第1導体パターン13上において他のレイヤとの接続部位となる領域には開口部を設けておく。
当該工程では、例えばスクリーン印刷法で接続部位以外の第1導体パターン13上に5μmのエポキシ樹脂層を形成することで達成できる。また、CVD、プラズマCVD、スパッタリング、蒸着等の方法でSiO2、SiN、アルミナ等の無機絶縁膜層を全面に形成し、接続部位の絶縁層をパターンエッチングで除去しても良い。また、電着レジストで全面に樹脂層を形成して接続部位の樹脂層をパターンエッチングで除去する方法も用いられる。
また第1導体パターン13の表面を選択的に酸化、硫化、窒化等で高抵抗化して絶縁層31を形成した後、接続部位の絶縁層31をパターンエッチングで除去する方法を用いても良い。当該手法は、工程が簡単で生産性が高く、また高抵抗層と導体との密着性が良好であり好ましい。例えば、プリント基板等のいわゆる黒化処理をそのまま適用して銅表面を酸化する場合、表面に銅酸化物のデンドライトを針状に成長させて導体パターンの樹脂に対する密着性をあげているが、本実施形態では導体層間の絶縁性を保証するために形成するため、連続的な高抵抗層を形成するのが好ましい。連続的な高抵抗層を形成する方法として熱酸化、酸素プラズマ処理等が挙げられる。
次に、図6に示すように、第1導体パターン13上の接続部位に導体層32を形成する。導体層32は、例えば、接続部位に導体ペーストを塗布することにより形成する。導体ペーストの種類は銀ペースト、銅ペースト、はんだペースト等が挙げられる。また溶融温度が高くなるように予備加熱で合金層を形成した、信頼性の高いペーストも好ましい。導体ペーストの塗布方法としては、スクリーン印刷法、シリンジによる注入などが挙げられる。
次に、図7に示すように、第1転写用基板11の第1導体パターン13側に接着性を有する絶縁材33を配置し、さらに、第2導体パターン23を備える第2転写用基板21を対向させる。
接着性を有する絶縁材としては例えばプリプレグを用い、例えば20μm厚の芯材のないエポキシ樹脂製プリプレグを用いる。芯材のないプリプレグを用いることにより、圧着後の第1転写用基板11および第2転写用基板21の間隔を小さくすることができ、最終的に形成される電子素子を薄型化することができる。なお、芯材入りのプリプレグや、芯材の代わりにまたは芯材とともに、線膨張係数の調整のためのフィラーを混入した接着シートや、高誘電率フィラーを混入して誘電率の増大を図った絶縁材を使用してもよい。
また、プリプレグには、接続部位に対応する位置に貫通孔33aを形成しておくことが好ましい。これにより、プリプレグが接続部位に流れ込む前に、第1導体パターン13および第2導体パターン23を導体層32により接続することができ、接続不良を防止することができる。
第2転写用基板21の材料、第2転写用基板21への第2導体パターン23の形成方法については、第1転写用基板11と同様である。ただし、第2導体パターン23のパターン形状に限定はない。これらの第1転写用基板11および第2転写用基板21は、導体パターンの形成後、コンベクションオーブンで100℃、30分乾燥してから使用される。
次に、図8に示すように、絶縁材33および2つの転写用基板11、21を重ねて圧着する。これにより、第1導体パターン13および第2導体パターン23が絶縁材33の表面に埋め込まれる。圧着工程では、両基板を加熱しつつ真空プレスすることが好ましい。真空プレスにより、ボイドの発生を抑制することができる。上記プレス工程では、第2導体パターン23が第1導体パターン13上に形成された絶縁層31にほぼ接する状態まで加圧される。これにより、第2導体パターン23および第1導体パターン13が接続部位において導体層32を介して接続され、接続部位以外の領域において絶縁層31により絶縁される。
次に、図9に示すように、ウェットエッチングにより第1転写用基板11および第2転写用基板21を除去する。転写用基板11、21を除去することで、絶縁材33の一方の面に第1導体パターン13が埋め込まれ、絶縁材33の他方の面に第2導体パターン23が埋め込まれてなる電子素子が得られる。このとき、絶縁材33の両面がほぼ平滑になるように、導体パターン13、23が埋め込まれている。また、絶縁材33の両面から導体パターン13、23が露出している。なお、転写用基板11、21をウェットエッチングせずに、剥離してもよい。
以降の工程としては、第1導体パターン13および第2導体パターン23を備える基材の両側に、必要に応じて絶縁層を介して磁性薄膜を貼り付けることにより、電子素子が完成する。
上記の本実施形態に係る電子素子およびその製造方法によれば、第1導体パターン13および第2導体パターン23の内側(対向面側)および外側に、絶縁材33を構成する余分な樹脂がほとんど形成されないことから、電子素子の厚さを、第1導体パターン13、導体層32、および第2導体パターン23の厚さの合計値にまで薄型化することができる。したがって、電子素子の薄型化を実現できる。
また、第1導体パターン13および第2導体パターン23間の層間絶縁膜は絶縁層31の厚さで決定されることから、電子素子の薄型化を実現することができ、層間絶縁膜の厚さのばらつきを抑制することができる。この結果、絶縁耐圧のばらつきを抑制することができる。また、絶縁層31により、絶縁耐圧の最小値を保障することができる。
また、本実施形態に係る電子素子の製造方法によれば、1回の真空プレス工程を経るのみで、2つの第1導体パターン13および第2導体パターン23を重ねた電子素子を作製することができ、複数回の真空プレスを使用する場合に比べて、工程数およびコストを削減することができる。
また、本実施形態によれば、第1導体パターン13および第2導体パターン23間を絶縁層31により確実に絶縁できるため、絶縁材33として、芯材のない薄いプリプレグを用いることができ、薄型化に貢献することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態とは、絶縁層31および導体層32の形成方法が異なる方法について説明する。図10〜図12は、第2実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す図である。
まず、第1実施形態と同様にして、図2〜図4に示す工程を経ることにより、第1転写用基板11上に、第1導体パターン13を形成する。続いて、図10に示すように、第1導体パターン13上に絶縁層31を形成する。絶縁層31の形成方法については、第1実施形態と同様である。
一方、図11に示すように、第1導体パターン13と同様の手順で形成された第2導体パターン23上に、導体層32を形成する。導体層32の形成方法については、第1実施形態と同様である。
次に、図12に示すように、第1実施形態と同様にして、第1転写用基板11の第1導体パターン13側に接着性を有する絶縁材33を配置し、さらに、第2導体パターン23を備える第2転写用基板21を対向させる。
以降の工程としては、第1実施形態で説明した図8以降の工程を経ることにより、電子素子が完成する。
本実施形態では、第1実施形態と異なり、絶縁層31を第1転写用基板11側に形成し、導体層32を第2転写用基板21側に形成している。なお、絶縁層31を第2転写用基板21側に形成し、導体層32を第1転写用基板11側に形成してもよい。
これにより、第1導体パターン13上への絶縁層31の形成と、第2導体パターン上への導体層32の形成を並列的に処理することができ、一方の基板側に絶縁層31および導体層32を形成するのに比べて、生産性を向上できる。例えば、スクリーン印刷法を用いて、絶縁層31および導体層32を同一の基板に形成する場合には、絶縁層31をスクリーン印刷し、絶縁層31を乾燥させた後に導体層32をスクリーン印刷する必要がある。印刷用のマスクが先に形成した絶縁層31に触れることによる絶縁層が削れることを防止するためである。これに対して、絶縁層31および導体層32を別々の基板に形成することにより、2つのスクリーン印刷工程間の待ち時間を省略することができ、生産性を向上させることができる。
(第3実施形態)
第1実施形態では、2つの導体パターンのレイヤからなる電子素子の例について説明したが、本実施形態では、4つの導体パターンのレイヤからなる電子素子の例について説明する。
図13は、本実施形態に係る電子素子の要部断面図である。
本実施形態に係る電子素子は、図9に示す工程を経た状態の導体パターンを備える2つの単位構造10を圧着することにより形成される。これにより、4つの導体パターン13、23が積層した電子素子が形成される。
2つの単位構造10間には、接続部位において導体層35が介在し、接続部位以外の領域において絶縁層34が介在している。導体層35は、圧着前に2つの基板のうちのいずれかの基板の導体パターン上に形成される。また、絶縁層34は、圧着前に2つの基板のうちのいずれかの基板の導体パターン上に形成される。導体層35の形成方法は、第1実施形態で説明した導体層32の形成方法と同様である。絶縁層34の形成方法は、第1実施形態で説明した絶縁層31の形成方法と同様である。ただし、絶縁層34は、接着性を有していることが好ましいことから、スクリーン印刷等により絶縁樹脂からなる絶縁層34を形成することが好ましい。
単位構造10の両面には絶縁層がなく、平滑なため、複数の基板を導体層35および絶縁層34を介して接着することにより、多層の導体パターンを内蔵する電子素子を量産性良く作製することができる。このとき、基板間の間隔は、導体層35および絶縁層34で決定され、電子素子の薄型化を実現することができる。なお、単位構造10同士が導体層35を介して導通している例を示したが、導通していなくてもよい。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されない。
例えば、本実施形態に係る電子部品は、コイル、抵抗等の機能素子を複数内蔵していてもよい。また、本実施形態で挙げた材料や数値は一例であり、これに限定されるものではない。
第1実施形態において、絶縁層31を形成した後に、導体層32を形成する例について説明したが、導体層32を形成した後に絶縁層31を形成してもよい。また、絶縁層31および導体層32を第1転写用基板11側には形成せずに第2転写用基板21側に形成してもよい。さらに、絶縁層31および導体層32を、第1転写用基板11および第2転写用基板21の双方に形成してもよい。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明に係る電子素子およびその製造方法によれば、小型化および薄型化を図った電子素子が得られるので、電子素子を備える携帯機器のように、特に小型化及び高性能化が要求される機器に広くかつ有効に利用することができる。本発明の電子素子の例として、平面コイルや、平面コイルを利用したトランス、コモンモードフィルタが挙げられる。また、プリント配線基板等の電子部品に適用可能である。
第1実施形態に係る電子素子の要部を示す透視上面図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第1実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第2実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第2実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第2実施形態に係る導体パターンを形成している状態を示す工程図である。 第3実施形態に係る電子素子の要部断面図である。
符号の説明
1…平面コイル、2…電極、3…電極、4…コイルパターン、10…単位構造、11…第1転写用基板、12…レジスト、12a…開口部、13…第1導体パターン、21…第2転写用基板、23…第2導体パターン、31…絶縁層、32…導体層、33…絶縁材、33a…貫通孔、34…絶縁層、35…導体層。

Claims (8)

  1. 第1転写用基板上に、第1導体パターンを形成する工程と、
    第2転写用基板上に、第2導体パターンを形成する工程と、
    前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターン上において、絶縁層を形成する工程と、
    前記第1転写用基板および前記第2転写用基板を対向させ、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に接着性を有する絶縁材を配置する工程と、
    前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程と、
    を有する電子素子の製造方法。
  2. 前記絶縁層を形成する工程においては、前記第1導体パターンと前記第2導体パターンとの接続部位を除く領域に前記絶縁層を形成し、
    前記絶縁層を形成する工程の前あるいは後に、前記接続部位に導体層を形成する工程をさらに有する、
    請求項1記載の電子素子の製造方法。
  3. 前記絶縁層を形成する工程は、
    前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターンの表面を変質させることにより絶縁化処理して、前記絶縁層を形成する工程と、
    前記接続部位における前記絶縁層を除去する工程と、
    を有する請求項1記載の電子素子の製造方法。
  4. 前記導体層および前記絶縁層を形成する工程においては、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンのいずれか一方上に前記絶縁層を形成し、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの他方上に前記導体層を形成する、
    請求項2記載の電子素子の製造方法。
  5. 前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程の後に、前記第1転写用基板および前記第2転写用基板を除去する工程をさらに有する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の電子素子の製造方法。
  6. 前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着して一体化する工程においては、少なくとも前記接続部位の領域に貫通孔が形成された前記絶縁材を介在させて、前記第1転写用基板と前記第2転写用基板とを圧着する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の電子素子の製造方法。
  7. 絶縁材と、
    前記絶縁材の一方の面側に埋め込まれており、かつ前記絶縁材の前記一方の面に露出した第1導体パターンと、
    前記絶縁材の他方の面側に埋め込まれており、かつ前記絶縁材の前記他方の面に露出した第2導体パターンと、
    前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの接続部位において、前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に介在する導体層と、
    前記接続部位以外の領域における前記第1導体パターンおよび/または前記第2導体パターン上に形成されており、かつ前記第1導体パターンおよび前記第2導体パターンの間に介在する絶縁層と、
    を有する単位構造を少なくとも1つ備える電子素子。
  8. 前記絶縁層は、前記絶縁材の絶縁耐圧よりも高い絶縁耐圧を有する、
    請求項7記載の電子素子。
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